JPH051991Y2 - - Google Patents

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JPH051991Y2
JPH051991Y2 JP299588U JP299588U JPH051991Y2 JP H051991 Y2 JPH051991 Y2 JP H051991Y2 JP 299588 U JP299588 U JP 299588U JP 299588 U JP299588 U JP 299588U JP H051991 Y2 JPH051991 Y2 JP H051991Y2
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ceramic
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duct
paper
cloth
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  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、鋳造工場においてアルミニウム合
金の溶湯など非鉄金属の溶湯を圧送する電磁ポン
プのダクロの構成に関する。
[従来の技術] 従来のダクトは、第4図のようにセラミツクス
ペーパ8を多重に積層した中空管であつて、この
セラミツクスペーパ8を耐溶湯性接着材を含浸し
て巻芯10に巻き上げて形成された積層管かまた
は窒化けい素などのセラミツクスのソリツドの管
が使用されている。
[考案が解決しようとする課題] 従来のセラミツクスダクトにおいては、セラミ
ツクスペーパの積層管は弾性があり熱衝撃に強い
が、短繊維のセラミツクスであるセラミツクスペ
ーパが溶湯流で剥離して溶湯に混入することがあ
り、セラミツクスのソリツド管は熱衝撃に弱く取
扱いに細心の注意を必要とした。
この考案は、ダクト内面が溶湯流で剥離するこ
とのない、また取扱いに細心の注意を必要とせず
使用できる高強度のダクトを得ることも目的とし
ている。
[課題を解決するための手段、作用] 耐溶湯性セラミツクス長繊維の織布であるセラ
ミツクスクロスと耐溶湯性セラミツクス短繊維を
抄紙した紙状材であるセラミツクスペーパとから
なる中空管のセラミツクスダクトであつて、前記
セラミツクスダクトは前記セラミツクスクロスと
セラミツクスペーパが交互に多重に積層され、溶
湯に接する内面に前記セラミツクスクロスで強化
層を形成したことを特徴とする電磁ポンプ用複合
セラミツクスダクトとしたことにより、ダクト内
面が溶湯流で剥離することなく、熱衝撃による破
壊を防止する。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添付図面に基いて説明
する。第2図及第3図は本考案によるセラミツク
スダクトの実施例の斜視図である。
第1図において、電磁ポンプの誘導コイル1を
取り付けて、内部にコアー3で電磁鉄芯を内設し
ているダクト2は、第2図のように耐溶湯性セラ
ミツクス長繊維の織布であるセラミツクスクロス
7と耐溶湯性セラミツクス短繊維を抄紙した紙状
材であるセラミツクスペーパ8を交互に積層した
中空管からなる電磁ポンプ用複合セラミツクスダ
クト2である。このセラミツクスダクト2は中子
6を巻芯として、前記セラミツクスクロス7と前
記セラミツクスペーパ8とを重ね合わせて、耐溶
湯性接着材を含浸し同図のように巻き上げ所定の
厚さとし、乾燥して焼成し、中子を除去してダク
トを形成することを特徴とする。
また、第3図の様に、中子形状を偏平のものと
して巻き上げると偏平管ができる。また、偏平管
は第2図において乾燥前にプレス型で偏平に焼成
して形成することができる。
以上の構成によるダクトは溶湯に接する内面に
耐溶湯性セラミツクス長繊維の織物で強化層を形
成し溶湯流に対して剥離防止層として有効に作用
する。
[考案の効果] この考案によれば、以上説明したように耐溶湯
性セラミツクスクロスでセラミツクスペーパを補
強した構造としたため溶湯流による剥離を防止し
て、溶湯への混入を除去する高強度のダクトとす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、電磁ポンプの概略断面図、第2図は
本考案の実施例の斜視図、第3図は他の実施例の
斜視図、第4図は従来技術のダクトの斜視図であ
る。 1……電磁ポンプの誘導コイル、2……ダク
ト、4……吐出管、5……溶湯保温炉、9……中
子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 耐溶湯性セラミツク長繊維の織布であるセラミ
    ツクスクロス7と耐溶湯性セラミツクス短繊維を
    抄紙した紙状材であるセラミツクスペーパ8とか
    らなる中空管のセラミツクスダクトであつて、 前記セラミツクスダクトは前記セラミツクスク
    ロス7とセラミツクスペーパ8が交互に多重に積
    層され、溶湯に接する内面に前記セラミツクスク
    ロス7で強化層を形成したことを特徴とする電磁
    ポンプ用複合セラミツクスダクト2。
JP299588U 1988-01-13 1988-01-13 Expired - Lifetime JPH051991Y2 (ja)

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JPH01109284U JPH01109284U (ja) 1989-07-24
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