JPH051973Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH051973Y2 JPH051973Y2 JP1986119822U JP11982286U JPH051973Y2 JP H051973 Y2 JPH051973 Y2 JP H051973Y2 JP 1986119822 U JP1986119822 U JP 1986119822U JP 11982286 U JP11982286 U JP 11982286U JP H051973 Y2 JPH051973 Y2 JP H051973Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush holder
- armature
- lead wire
- brush
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 34
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、電動モータのブラシホルダーに関
し、特にブラシから引き出されるリード線(一般
的にピツグテールと呼ばれている)の取出部の改
善技術に関する。
し、特にブラシから引き出されるリード線(一般
的にピツグテールと呼ばれている)の取出部の改
善技術に関する。
〈従来の技術〉
従来、電動モータにおけるブラシホルダーとし
ては、例えば第2図及び第3図に示すような構成
のものがある(実開昭61−99686号公報等参照)。
ては、例えば第2図及び第3図に示すような構成
のものがある(実開昭61−99686号公報等参照)。
ここで、角柱形のブラシ3は、鉄心1aとコイ
ル1bとからなるアーマチユア1の端部に設けら
れてアーマチユア1と共に回転するコンミテータ
2の外周壁に押圧接触するようにブラシホルダー
4によつて支持されている。即ち、ブラシ3の押
圧方向と平行な周側壁が、金属製の板材によつて
形成されるブラシホルダー4に包囲されつつ摺動
自在に支持され、コンミテータ2との接触面3a
の反対面3b側からコイルスプリング5によつて
付勢されることによりコンミテータ2に押圧接触
されるものである。
ル1bとからなるアーマチユア1の端部に設けら
れてアーマチユア1と共に回転するコンミテータ
2の外周壁に押圧接触するようにブラシホルダー
4によつて支持されている。即ち、ブラシ3の押
圧方向と平行な周側壁が、金属製の板材によつて
形成されるブラシホルダー4に包囲されつつ摺動
自在に支持され、コンミテータ2との接触面3a
の反対面3b側からコイルスプリング5によつて
付勢されることによりコンミテータ2に押圧接触
されるものである。
また、ブラシホルダー4のコンミテータの回転
軸方向に直角なアーマチユア側周側壁には、押圧
方向に長い切り欠き4aが設けられており、ブラ
シ3のアーマチユア側周側壁に埋め込まれたリー
ド線(ピツグテール)6はこの切り欠き4aを介
して外部に取り出される。切り欠き4aから取り
出されたリード線6は、切り欠き4aの側方にブ
ラシホルダー4と一体に形成される支持板4bに
設けられる案内孔4cを貫通して図示しない端子
に接続されるようになつている。
軸方向に直角なアーマチユア側周側壁には、押圧
方向に長い切り欠き4aが設けられており、ブラ
シ3のアーマチユア側周側壁に埋め込まれたリー
ド線(ピツグテール)6はこの切り欠き4aを介
して外部に取り出される。切り欠き4aから取り
出されたリード線6は、切り欠き4aの側方にブ
ラシホルダー4と一体に形成される支持板4bに
設けられる案内孔4cを貫通して図示しない端子
に接続されるようになつている。
〈考案が解決しようとする問題点〉
ところで、かかる従来のブラシホルダー4によ
ると、ブラシ3から引き出されたリード線6は、
ブラシ3と支持板4bとの間で屈曲自在であるた
め、リード線6がアーマチユア1と接触して摩耗
し導通不良が生じるおそれがあつた。
ると、ブラシ3から引き出されたリード線6は、
ブラシ3と支持板4bとの間で屈曲自在であるた
め、リード線6がアーマチユア1と接触して摩耗
し導通不良が生じるおそれがあつた。
特に実開昭61−99686号公報に開示されるよう
に、燃料ポンプにかかる電動モータを使用し、ア
ーマチユア1及びブラシ3の周囲を燃料が流通す
るような場合には、この燃料流れによる負荷をリ
ード線6が受けることになるため、使用初期にお
いてはアーマチユア1と接触するようなことがな
くとも時間の経過に伴つてリード線6がアーマチ
ユア1側に屈曲して接触するようになることがあ
つた。
に、燃料ポンプにかかる電動モータを使用し、ア
ーマチユア1及びブラシ3の周囲を燃料が流通す
るような場合には、この燃料流れによる負荷をリ
ード線6が受けることになるため、使用初期にお
いてはアーマチユア1と接触するようなことがな
くとも時間の経過に伴つてリード線6がアーマチ
ユア1側に屈曲して接触するようになることがあ
つた。
本考案は上記問題点に鑑みなされたものであ
り、ブラシから引き出されたリード線がアーマチ
ユアと接触することを防止できるブラシホルダー
を提供することを目的とする。
り、ブラシから引き出されたリード線がアーマチ
ユアと接触することを防止できるブラシホルダー
を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉
そのため本考案では、ブラシのアーマチユア側
周側壁から引き出されるリード線を外部に取り出
す取出部を側壁部に有してなる電動モータのブラ
シホルダーにおいて、前記取出部が設けられる側
壁と所定間隔を有して略平行に設置され、前記取
出部から取り出されたリード線が当接することで
該リード線のアーマチユア側への移動を規制する
規制部材をブラシホルダーと一体に形成した。
周側壁から引き出されるリード線を外部に取り出
す取出部を側壁部に有してなる電動モータのブラ
シホルダーにおいて、前記取出部が設けられる側
壁と所定間隔を有して略平行に設置され、前記取
出部から取り出されたリード線が当接することで
該リード線のアーマチユア側への移動を規制する
規制部材をブラシホルダーと一体に形成した。
〈作用〉
かかるブラシホルダーによると、ブラシのアー
マチユア側周側壁から引き出されたリード線がブ
ラシホルダーの側壁に設けられた取出部を介して
外部に取り出されるが、該取り出し方向はアーマ
チユア方向に一致するため、前記規制部材がない
とリード線がアーマチユア側に移動して接触する
ようになつてしまう惧れがあるが、上記のように
本考案では規制部材を設けることでリード線のア
ーマチユア側への移動が規制されてリード線とア
ーマチユアとの接触が回避される。
マチユア側周側壁から引き出されたリード線がブ
ラシホルダーの側壁に設けられた取出部を介して
外部に取り出されるが、該取り出し方向はアーマ
チユア方向に一致するため、前記規制部材がない
とリード線がアーマチユア側に移動して接触する
ようになつてしまう惧れがあるが、上記のように
本考案では規制部材を設けることでリード線のア
ーマチユア側への移動が規制されてリード線とア
ーマチユアとの接触が回避される。
〈実施例〉
以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。尚、従来例と同一要素には同一符号を付し
て説明を省略する。
する。尚、従来例と同一要素には同一符号を付し
て説明を省略する。
第1図に示すように、ブラシホルダー4に設け
られるリード線6取出部としての切り欠き4aと
所定間隔を有して平行でかつブラシ3の押圧方向
に長い板状の規制部材10を設けてある。この規
制部材10は、ブラシホルダー4のブラシ3を包
囲する部分と一体に折り曲げ加工によつて形成さ
れるものであり、切り欠き4aが設けられるブラ
シホルダー4の外周壁の隣接外周壁から突出した
後、切り欠き4aが設けられる側に直角に折り曲
げられるリード線6用の支持板4bの先端部から
切り欠き4aの上方空間に向け直角に延設される
ものである。
られるリード線6取出部としての切り欠き4aと
所定間隔を有して平行でかつブラシ3の押圧方向
に長い板状の規制部材10を設けてある。この規
制部材10は、ブラシホルダー4のブラシ3を包
囲する部分と一体に折り曲げ加工によつて形成さ
れるものであり、切り欠き4aが設けられるブラ
シホルダー4の外周壁の隣接外周壁から突出した
後、切り欠き4aが設けられる側に直角に折り曲
げられるリード線6用の支持板4bの先端部から
切り欠き4aの上方空間に向け直角に延設される
ものである。
従つて、切り欠き4aから取り出されるリード
線6は、この規制部材10の下方空間を通つて支
持板4bにまで延設されることになり、リード線
6は規制部材10の内方壁によつてその位置を規
制される。即ち、規制部材10がない場合には、
リード線6は支持板4bとブラシ3との間で屈曲
が自在であり、リード線6がその屈曲位置をより
遠方に移動させてアーマチユア1と接近するよう
になることを規制することはできない(第2図参
照)が、本実施例のように規制部材10を設けた
場合には、リード線6が外部からの負荷(例えば
燃料ポンプに使用された場合における燃料流れの
影響等)を受けるなどしてアーマチユア1に接近
しようとしても、リード線6がアーマチユア1と
切り欠き4aとの間に介在する規制部材10の内
方壁に当接することにより移動を規制されるた
め、アーマチユア1に接触することを防止でき
る。このため、リード線6とアーマチユア1が接
触してリード線6が摩耗することがなく、安定し
た導通を確保することができるようになる。
線6は、この規制部材10の下方空間を通つて支
持板4bにまで延設されることになり、リード線
6は規制部材10の内方壁によつてその位置を規
制される。即ち、規制部材10がない場合には、
リード線6は支持板4bとブラシ3との間で屈曲
が自在であり、リード線6がその屈曲位置をより
遠方に移動させてアーマチユア1と接近するよう
になることを規制することはできない(第2図参
照)が、本実施例のように規制部材10を設けた
場合には、リード線6が外部からの負荷(例えば
燃料ポンプに使用された場合における燃料流れの
影響等)を受けるなどしてアーマチユア1に接近
しようとしても、リード線6がアーマチユア1と
切り欠き4aとの間に介在する規制部材10の内
方壁に当接することにより移動を規制されるた
め、アーマチユア1に接触することを防止でき
る。このため、リード線6とアーマチユア1が接
触してリード線6が摩耗することがなく、安定し
た導通を確保することができるようになる。
また、本実施例の規制部材10によると、ブラ
シ3の押圧方向に長く形成してあるため、ブラシ
3が摩耗して押圧方向に移動してリード線6の引
き出し位置がコンミテータ2側にずれても、リー
ド線6のアーマチユア1側への移動を良好に規制
することができる。
シ3の押圧方向に長く形成してあるため、ブラシ
3が摩耗して押圧方向に移動してリード線6の引
き出し位置がコンミテータ2側にずれても、リー
ド線6のアーマチユア1側への移動を良好に規制
することができる。
〈考案の効果〉
以上説明したように本考案にかかるブラシホル
ダーによると、電動モータのブラシから引き出さ
れるリード線がアーマチユアと接触するようにな
ることを防止でき、リード線の摩耗を回避して良
好な導通を確保することができるという効果があ
る。
ダーによると、電動モータのブラシから引き出さ
れるリード線がアーマチユアと接触するようにな
ることを防止でき、リード線の摩耗を回避して良
好な導通を確保することができるという効果があ
る。
第1図は本考案の一実施例を示すブラシホルダ
ー斜視図、第2図は従来の電動モータを示す概略
平面図、第3図は同上従来例におけるブラシホル
ダーを示す斜視図である。 1……アーマチユア、2……コンミテータ、3
……ブラシ、4……ブラシホルダー、5……コイ
ルスプリング、6……リード線、10……規制部
材。
ー斜視図、第2図は従来の電動モータを示す概略
平面図、第3図は同上従来例におけるブラシホル
ダーを示す斜視図である。 1……アーマチユア、2……コンミテータ、3
……ブラシ、4……ブラシホルダー、5……コイ
ルスプリング、6……リード線、10……規制部
材。
Claims (1)
- 電動モータのアーマチユア端部に設けられてア
ーマチユアと共に回転するコンミテータの外周壁
に押圧接触される角柱形のブラシをその押圧方向
と平行な周側壁を包囲しつつ摺動自在に支持する
ブラシホルダーであつて、かつ、前記ブラシのア
ーマチユア側周側壁から引き出されるリード線を
ブラシホルダー外部に取り出す取出部を側壁部に
有してなる電動モータのブラシホルダーにおい
て、前記取出部が設けられる側壁と所定間隔を有
して略平行に設置され、前記取出部から取り出さ
れたリード線が当接することで該リード線のアー
マチユア側への移動を規制する規制部材を前記ブ
ラシホルダーと一体に形成したことを特徴とする
電動モータのブラシホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986119822U JPH051973Y2 (ja) | 1986-08-06 | 1986-08-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986119822U JPH051973Y2 (ja) | 1986-08-06 | 1986-08-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6329361U JPS6329361U (ja) | 1988-02-26 |
JPH051973Y2 true JPH051973Y2 (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=31007556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986119822U Expired - Lifetime JPH051973Y2 (ja) | 1986-08-06 | 1986-08-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH051973Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003245130A (ja) * | 2001-12-21 | 2003-09-02 | Yoshihiro Aoyama | 歯ブラシ及びそのヘッド部 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0361401A (ja) * | 1989-07-28 | 1991-03-18 | Iseki & Co Ltd | 成畦ロータリ耕転装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59132747A (ja) * | 1983-01-17 | 1984-07-30 | Nippon Denso Co Ltd | ブラシホルダ |
-
1986
- 1986-08-06 JP JP1986119822U patent/JPH051973Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59132747A (ja) * | 1983-01-17 | 1984-07-30 | Nippon Denso Co Ltd | ブラシホルダ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003245130A (ja) * | 2001-12-21 | 2003-09-02 | Yoshihiro Aoyama | 歯ブラシ及びそのヘッド部 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6329361U (ja) | 1988-02-26 |
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