JPH05197026A - 偏光スクリーンとこれを用いた映写装置 - Google Patents

偏光スクリーンとこれを用いた映写装置

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JPH05197026A
JPH05197026A JP4225316A JP22531692A JPH05197026A JP H05197026 A JPH05197026 A JP H05197026A JP 4225316 A JP4225316 A JP 4225316A JP 22531692 A JP22531692 A JP 22531692A JP H05197026 A JPH05197026 A JP H05197026A
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screen
fiber
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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    • G03B21/56Projection screens
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的明るい環境で鮮明な映像が得られる偏
光スクリーンとこれを使用した映像装置を提供する。 【構成】 第1の偏光方向を有する投写光5を受けて映
像を写し出す偏光スクリーン3であって、スクリーンベ
ース12における観視者6側の面が、第1の偏光方向D
1の光を透過させ、第2の偏光方向D2の光を吸収する
偏光織布2で覆われている。偏光織布2は、偏光繊維1
を平行に多数並べてこれらと交差する非偏光繊維15で
織ってなる。この偏光織布2の使用により、外光によっ
て画面のコントラストが低下しない偏光スクリーン3が
得られる。偏光織布2を有する偏光部材23を窓8に対
向して設置して、照明光10に第2の偏光方向D2を付
加すると、偏光スクリーン3のコントラスト低下が一層
効果的に防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液晶表示器を備えた
投写型テレビのような映写装置に使用されて、見やすい
映像を提供するための偏光スクリーン、この偏光スクリ
ーンと照明用光源からの光に偏光を与える偏光部材とを
組み合わせた映写装置、およびこの映写装置を収納した
映写設備、ならびに上記偏光スクリーン用または偏光部
材用の偏光織布に関するものである。
【0002】
【従来の技術】映像を大画面化できる投写型テレビは、
近年その需要が拡大している。この投写型テレビは、本
来的に投写器の画像を拡大するために、その画面の鮮明
度が低く、見えにくい欠点がある。しかも、明るい室内
で使用すると、外光がスクリーンで反射して、さらに見
えにくさを増す。
【0003】そこで、スクリーンの前面(観視者側)に
第1の偏光膜を配置し、室内の照明用光源に、上記偏光
膜の偏光方向と直交する偏光方向を有する第2の偏光膜
を配置して、照明用光源からの光をすべてスクリーン側
の偏光膜で吸収させることにより、映像を鮮明化する技
術が提案されている(特開昭62−266980、特開
昭64−77085、実開平3−5147)。
【0004】他方、近年、投写器は重いCRTから軽い
LCD(液晶表示装置)に移行する傾向にあり、特に、
60インチ以上の超大画面は、LCDが有利である。L
CDからの投写光は特定の偏光方向を持つ直線偏光であ
るのに対して、外光は通常非偏光である。そこで、上記
特定の偏光方向を持つ投写光のみを透過させる偏光膜を
スクリーンに設けて、投写光と異なる偏光方向を持つ外
光をスクリーンで吸収し、これにより、映像のコントラ
スト低下を抑制して、明るい環境で映像を鮮明化しよう
とした技術も提案されている(特開平2−267536
号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記各従来
技術における偏光膜は、通常、ポリビニルアルコールの
ような高分子の延伸フィルムに、沃素、またはベンジジ
ン系、ジアニシジン系、トリジン系、スチルベン系など
の2色性有機色素を吸着させて作られるものであり、大
画面用の偏光膜を作製する場合、幅の広い大面積のフィ
ルムを一定方向へ延伸するのは容易でない。複数の小さ
な偏光膜を接合して大面積化すると、接合部分が画質を
損なう。
【0006】なお、特開昭51−149919号および
特開昭63−275787号の各公報には、フィルムで
はなく繊維からなる偏光部材が開示されているが、この
偏光部材は、衣料品として用いられるものであり、映写
用のスクリーンへの応用を示唆していない。
【0007】この発明は上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その第1の目的は、投写光と同一の偏光方向を持
つ偏光織布を使用することにより、投写光と外光を極力
分離して、比較的明るい環境で映像を鮮明化するととも
に、視野角の調節を容易に行うことができる偏光スクリ
ーンを提供することにある。
【0008】また、第2の目的は、上記偏光スクリーン
に組み合わせて、照明用光源からの照明光に偏光スクリ
ーンの偏光方向と直交する偏光方向を与える偏光部材を
使用することにより、スクリーンの映像を一層鮮明化す
ることができる映写装置を提供することにある。
【0009】さらに、第3の目的は、上記映写装置を備
え、かつ、観視者を収容するスペースを有する映写設備
を提供することにある。
【0010】第4の目的は、上記偏光スクリーンに取り
付けられるのに適したものであって、大きな平面形のも
のが容易に製造でき、偏光スクリーンの曲面形への対応
や、不使用時の巻取りも容易な偏光織布を提供すること
にある。
【0011】第5の目的は、上記偏光部材に用いられる
のに適したものであって、大きな平面形のものが容易に
製造でき、偏光部材の曲面形への対応や、不使用時の巻
取りも容易な偏光織布を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1に記載の偏光スクリーンは、第1の
偏光方向を有する投写光を受けて映像を写し出すもので
あって、スクリーンベースにおける観視者側の面が、第
1の偏光方向の光を透過させ、第2の偏光方向の光を吸
収する偏光織布で覆われており、上記偏光織布は、第1
の偏光方向を持った光を透過し、これと直交する第2の
偏光方向を持った光を吸収する偏光繊維が平行に多数並
べられて、これらと直交する非偏光繊維で織られてな
り、上記偏光繊維は、偏光発現性物質が、これと親和性
のある材料からなる繊維に添加されてなり、この繊維が
上記第2の偏光方向に合致した長手方向に延伸されてい
る。
【0013】ここで、「偏光方向」とは光の電場の振動
方向をいう。また、「添加されている」とは、偏光発現
性物質が上記繊維に混入されている状態、および偏光発
現性物質が繊維表面に吸着または付着されている状態を
含む。
【0014】上記偏光発現性物質と親和性のある材料と
しては、低屈折率・低複屈折率であり、表面反射の抑制
および解像度の向上が可能であること、高いガスバリヤ
性を有し、反射型とした場合に反射膜等が酸化されにく
いこと、溶融紡糸により容易に製造できることなどか
ら、例えばエチレンビニルアルコールが好ましい。
【0015】上記第2の目的を達成するために、請求項
2に記載の映写装置は、上記偏光スクリーンと、この偏
光スクリーンが収納された室内の照明用光源に対向して
設置され、上記照明用光源から上記偏光スクリーンに達
する光に偏光性を与える偏光部材とを備えており、この
偏光部材が、第1の偏光方向を持った光を吸収し、これ
と直交する第2の偏光方向を持った光を透過する偏光織
布を有している。
【0016】上記第3の目的を達成するために、請求項
3に記載の映写設備は、請求項2の映写装置および観視
者を収容するスペースを備えた映写室を形成している。
【0017】上記第4の目的を達成するために、請求項
4に記載の偏光織布は、上記した偏光スクリーンに取り
付けられて、第1の偏光方向を持った光を透過し、これ
と直交する第2の偏光方向を持った光を吸収する構造を
有している。
【0018】上記第5の目的を達成するために、請求項
5に記載の偏光織布は、上記した偏光部材に用いられ
て、第1の偏光方向を持った光を吸収し、これと直交す
る第2の偏光方向を持った光を透過させる構造を有して
いる。
【0019】
【作用および効果】請求項1の構成によれば、投写器か
らの第1の偏光方向を有する投写光が偏光スクリーンで
減衰されることはなく、他方、偏光スクリーンに当たる
外光のうち、上記第1の偏光方向と直交する第2の偏光
方向の光成分はすべて偏光繊維で吸収されて、外光によ
るコントラスト低下が防止される。したがって、比較的
明るい環境でも映像が鮮明化される。また、偏光繊維の
断面構造を円形、楕円形、四角形など種々の形状とする
こと、および、偏光繊維と非偏光繊維の繊維径や織り密
度を変えることにより、視野角を適宜調節できる。
【0020】請求項2の構成によれば、偏光部材は、照
明用光源からの照明光に、偏光スクリーンの偏光方向と
直交する偏光方向を与えるので、偏光された照明光はす
べて偏光スクリーンの偏光繊維で吸収されて、映像のコ
ントラスト低下が一層効果的に防止される。
【0021】請求項3の構成によれば、投写器、偏光ス
クリーンおよび偏光部材を有する映写装置と観視者とを
収容するスペース、つまり偏光空間が形成されるので、
観視者はこの偏光空間内で鮮明な映像を楽しむことがで
きる。
【0022】請求項4または5の構成によれば、偏光繊
維は、繊維の一般的な特性として、長手方向への延伸が
容易であるから、従来のフィルムと比較して、特に非偏
光性繊維と組み合わせて織ることにより、大きな平面形
のものが容易に得られるとともに、偏光繊布の柔軟性の
活用による偏光スクリーンまたは偏光部材の曲面形状へ
の対応も容易である。
【0023】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面にしたがって
説明する。図1はこの発明の偏光織布を形成する偏光繊
維1を示す。この偏光繊維1は、沃素または2色性有機
色素からなる偏光発現性物質が、これと親和性のあるポ
リビニルアルコールまたはエチレンビニルアルコ−ルの
ような材料からなる繊維に添加されてなり、この繊維は
長手方向Lに延伸されており、この延伸した材料中に、
上記沃素のクラスタや2色性有機色素Cが繊維の延伸方
向Lに配向して存在することにより、偏光機能を発揮す
る。その結果、偏光繊維1はその長手方向Lと直交する
偏光方向(電界振動面)D1を持つ光を透過し、長手方
向Lに平行な偏光方向(電界振動面)D2を持つ光を吸
収する。
【0024】この偏光繊維1の製造方法の一例はつぎの
とおりである。まず、ポリビニルアルコール(PVA)
を紡糸したのち、これを沃素と沃素アルカリ塩の混合水
溶液に浸漬する。ついで、1.5〜15倍に延伸して偏
光繊維1を得る。これとは異なり、PVAを紡糸したの
ち、先に上記延伸を行い、ついで沃素と沃素アルカリ塩
の混合水溶液に浸漬しても、偏光繊維1が得られる。沃
素の脱落防止と繊維表面での光の反射抑制とを図るため
に、上記沃素の添加および延伸の終了後に、偏光繊維1
をトリアセチルセルロースなどの溶液に浸漬して、繊維
表面に透明樹脂の被膜を付着させる。
【0025】偏光繊維1は、ポリビニルアルコールの代
わりにエチレンビニルアルコ−ルのような他の高分子を
用い、また、沃素の代わりにベンジジン系などの2色性
有機色素を紡糸前あるいは紡糸後に添加して作製するこ
とも可能である。非芳香族系の物質であることに起因し
て、低屈折率・低複屈折率であり、表面反射の抑制およ
び解像度の向上が可能であること、高いガスバリア性を
有し、反射型のスクリ−ン等に用いられた場合、反射膜
(例えば、アルミニウム膜)等が酸化されにくいこと、
溶融紡糸により製造することが可能で高い操業性を有す
ることなどから、偏光繊維1を構成する高分子としてエ
チレンビニルアルコ−ルを用いることが好ましい。
【0026】また、ベンジジン系などの2色性有機色素
を用いることが、耐湿性、耐光性に優れていること、高
い耐熱性を有し、後工程で熱加工が可能であることなど
から好ましい。なお、2色性有機色素が有する偏光度
は、沃素が有する偏光度より低いのが通例であるが、偏
光スクリ−ンで要求される偏光度は80〜95%であ
り、通常の2色性有機色素によって十分達成できる。
【0027】偏光繊維1の断面構造は、円形、楕円形、
四角形など、種々に設定できる。偏光繊維1の径は、非
偏光繊維との組み合わせによる製繊性、不使用時のスク
リ−ンの巻取りに要する柔軟性、投写映像の解像度、液
晶画素と繊維の周期的配列に基づくモアレの防止、など
の条件によって制約されるが、一般に10〜数百μmが
好ましい。
【0028】上記偏光繊維1を用いた偏光織布2を図2
に示す。同図において、偏光繊維1とマルチフィラメン
トからなる不透明繊維14とを交互に、かつ緻密に平行
に多数配列し、非偏光繊維(透明繊維またはこれと不透
明繊維との交互配列)15で編み込むことにより、偏光
織布2が作製されている。したがって、この偏光織布2
の偏光特性は、偏光繊維1の偏光特性と同一であり、第
1の偏光方向D1を持った光を透過し、これと直交する
第2の偏光方向D2を持った光を吸収する。
【0029】ここで、上記不透明繊維14は、白色また
は着色されたものであり、その役割はつぎのとおりであ
る。すなわち、偏光繊維1は、通常モノフィラメントで
あるため、比較的剛直であるのに対して、着色繊維14
は、柔軟なマルチフィラメントであるから、硬い偏光繊
維1,1の間に生じ易い隙間を埋めて、光の漏れを防
ぐ。また、この不透明繊維14は、白色の場合には光を
反射し、黒色の場合には光を吸収することによって、隣
接する偏光繊維間での光の混合を防止するとともに、い
わゆるブラックストライプの役割も果たす。このような
役割が要求されない場合には、不透明繊維14を省略す
ることができる。
【0030】この偏光織布2は、その偏光繊維1の長手
方向Lへの延伸が容易なので、従来のフィルムと比較し
て、大きな平面形のものでも容易に製造できる。また、
従来のフィルムよりも柔軟なので、曲面形状への対応も
容易であるうえに、巻取りが容易なので、不使用時に巻
取ってコンパクトに保管できる。
【0031】図3および図4は、上記偏光織布を用いて
透過型の偏光スクリーンを形成した例を示す。図3の映
写設備は、映写装置と観視者6を収容するスペース11
とを備えている。つまり、室内(スペース)11におけ
る透過型の偏光スクリーン3の後方にLCDからなる映
像投写器4が設置され、この投写器4からの投写光5に
よって透過型スクリーン3上に映像が写し出され、観視
者6がスクリーン3の前方から映像を見る。上記投写器
4はLCDなので、その投写光5は特定の偏光方向を有
している。室内11には、照明用光源7および窓8から
照明光9,10が入る。
【0032】上記透過型の偏光スクリーン3は、例えば
図4(A)に示すように、塩化ビニルシ−トのような軟
らかい基材にレンズパタ−ンを形成したフレネルレンズ
からなるスクリーンベース12の前面、つまり観視者側
の面を、偏光織布2Aで覆うことによって作製される。
この偏光織布2Aは、その透過方向である第1の偏光方
向D1が、投写光5の特定の偏光方向に合致するように
配置されている。また、偏光繊維1,1間には、マルチ
フィラメントからなる黒色繊維14Aが配置されてい
る。
【0033】偏光繊維1と交差する方向には、透明繊維
(非偏光繊維)15と黒色繊維(非偏光繊維)15Aが
交互に配置されている。透明繊維15は、偏光繊維1の
背面側と黒色繊維14Aの前面側とを通るように織ら
れ、黒色繊維15Aは、偏光繊維1の前面側と黒色繊維
14Aの背面側とを通るように織られている。したがっ
て、例えば図4(B)では、黒色繊維15Aは偏光繊維
1の前面側(右側)に露出し、透明繊維15は、偏光繊
維1の背面側(左側)に隠れて、偏光繊維1を前面側
(右側)へ突出するように押し曲げる。上記偏光スクリ
ーン3は、通常大きな平面形または若干曲がった曲面形
として使用されるが、前述のとおり、この形状に合致し
た偏光織布2Aは容易に得られる。
【0034】図3および図4に示したスクリーン3によ
れば、投写光5のすべてがスクリーン3を透過するか
ら、映像の輝度は高く維持される。他方、照明用光源7
および窓8からの照明光9,10のうち、第1の偏光方
向D1を有する成分以外は、スクリーン3の偏光織布2
Aによって吸収される。したがって、照明光9,10に
よりスクリーン3における映像のコントラスト低下が防
止されて、映像が鮮明になる。
【0035】また、偏光繊維1の間に黒色繊維14Aが
配置されているから、この黒色繊維14は、各偏光繊維
1を透過する投写光5の隣接偏光繊維間での混合を防い
で、解像度を向上させる。勿論、上記黒色繊維14A
は、図2で説明したように、偏光繊維1,1の間に生じ
易い隙間を埋めて光の漏れも防ぐ。さらに、図4(B)
で示したように、黒色繊維15Aが偏光繊維1の前面側
(右側)に露出しているから、照明光が非偏光性である
場合には、この黒色繊維15Aはいわゆるブラックスト
ライプの役割を果たし、映像のコントラストを向上させ
る。
【0036】また、透明繊維15によって偏光繊維1が
前面側(右側)へ突出するように曲げられているから、
この突出部1aが縦方向(垂直方向)30の視野角を拡
大させる。しかも、偏光繊維1は円柱レンズに類似の機
能を有し、図4の横方向31、つまり偏光繊維1の長手
方向Lと直交する方向の視野角を広げる。したがって、
偏光織布2Aは、レンチキュラレンズとしての役割も果
たす。
【0037】なお、透明繊維15によって偏光繊維1が
前面側へ突出するように曲げられて突出部1aが形成さ
れるから、透明繊維15および黒色繊維15Aの織り密
度を適宜設定することにより、上記突出部1aの曲率を
最適化して、要求される視野角を得ることができる。
【0038】上記黒色繊維14は、ブラックストライプ
効果が要求されない場合や、偏光繊維1自体が柔軟であ
る場合、例えばマルチフィラメントである場合などに
は、図5に示すように、省略することも可能である。図
5においては、偏光繊布2Bの横糸は全て透明な非偏光
繊維15からなっている。また、偏光繊布2Aは柔軟で
あるから、これと柔軟なスクリ−ンベ−ス12とからな
るスクリ−ン3は、不使用時に巻取って保管できるの
で、保管場所をとらない。
【0039】図6および図7は、偏光織布を用いて反射
型の偏光スクリーンを形成した例を示す。図6におい
て、反射型の偏光スクリーン3Aの前方にLCDからな
る投写器4が設置され、この投写器4からの投写光5に
よって反射型スクリーン3A上に映像が写し出され、観
視者6がスクリーン3Aの前方から映像を見る。室内1
1には、やはり照明用光源7および窓8から照明光9,
10が入る。
【0040】上記反射型の偏光スクリーン3Aは、図7
に示すように、たとえば柔軟な塩化ビニルシートのよう
な基材20の前面に反射体21を貼り付けてスクリーン
ベース12Aを形成し、このスクリーンベース12Aの
前面、つまり観視者側の面を、上記図3の透過型の場合
と同様に、偏光織布2Aで覆っている。この偏光織布2
Aは、やはり、その透過方向である第1の偏光方向D1
が、上記投写光5の特定の偏光方向に合致するように配
置されている。上記反射体21は、例えば、透明樹脂の
上にアルミ蒸着膜などからなる光反射層を形成したもの
である。反射体21は、偏光織布2Aの裏面に形成して
もよい。
【0041】図6および図7に示した反射型のスクリー
ン3Aによっても、上記透過型スクリーン3の場合と同
一の効果が得られる。
【0042】反射型偏光スクリーン用の偏光織布2に用
いる偏光繊維1の好ましい横断面の形状を求めるため
に、図8に示すように、円形断面の偏光繊維1を多数並
べて熱プレスすることによって、偏光繊維1の横断面が
楕円形で、隣接する偏光繊維1,1の端部が互いに重な
り合った偏光繊維マットを作製し、この偏光繊維マット
の裏面にアルミ蒸着膜からなる光反射膜43を形成し
た。そして、楕円形のみかけ上の長径aと短径bとの比
b/a、および、みかけ上の長径aと繊維1単位分の長
さa1との比a1/aを種々に変化させて、楕円の長軸
に直交する方向からの投写光41に対する角度αの視認
方向42における輝度を算出した。上記aとa1との比
a1/aを0.95にした場合の輝度の算出結果を図9
に示す。
【0043】図9では、長径aを一定値(=10)とし
て、短径bを種々に変化させている。この図から判るよ
うに、短径bが9.5を越える(b/a>0.95)
と、視野角βが過小になり、短径bが7.0未満(b/
a<0.70)になると、視認角度αの最大値付近にお
ける輝度のピークPが、他の視認角度αにおける輝度と
比較して極端に大きくなるために、輝度むらが目立つ。
したがって、上記比b/aは0.70〜0.95の範囲
が好ましい。
【0044】一方、上記比a1/aは0.80〜0.9
5の範囲が、光の利用効率が高く、大きな視認角度αが
得られる点で好ましい。なお、図9では、投写光41を
平面波として計算した。
【0045】図10および図11に、上記測定結果をふ
まえた反射型スクリーン3Aの横断面の形状を示す。図
10において、スクリーンベース12Aの前面(図の上
面)に設けた反射体21の前面に、図5に示した偏光織
布2Bが取り付けられており、その偏光繊維1は横断面
の形状が楕円形であり、長径aと短径bの比b/aが
0.70〜0.95の範囲内に設定されている。このよ
うな楕円形の偏光繊維1は、前述のとおり、横断面の形
状が円形の偏光繊維1を配列した偏光織布2Bを熱プレ
スすることにより得られるほか、紡糸ノズルの形状を適
宜選択することによっても得られる。
【0046】図11においては、横断面の形状が円形の
偏光繊維1からなる偏光織布2Bの前面および後面を、
数ミクロンの厚さを有する透明樹脂、例えば、アクリル
樹脂からなる被膜46で覆っている。この被膜46は、
例えば偏光繊布を透明樹脂の溶液に浸漬後、乾燥する方
法により形成できる。上記樹脂の粘性を適正化しておけ
ば、形成された被膜46は、偏光繊維1,1間の隙間を
埋めながら、偏光織布2Bの表面形状に沿った形状を呈
する。したがって、各偏光繊維1の回りにおける上記被
膜46の表面46aの横断面の形状が、破線で示す楕円
形47で近似される形状となる。その長径aと短径bの
比b/aは、0.70〜0.95の範囲内に設定され
る。上記被膜46を形成する樹脂としては、偏光繊維1
の屈折率に近い屈折率を有するものが、偏光繊維1と被
膜46との界面における反射が少ない点で好ましい。
【0047】図10および図11に示した反射型の偏光
スクリーン3Aによれば、偏光繊維1の長手方向と直交
する水平方向における大きな視野角が得られ、かつ、場
所的な明るさのむらが少なくなる。また、図10の偏光
繊維1を熱プレスにより楕円形に成形するか、または図
11の被膜46を設けた場合、偏光繊維1,1間の隙間
がなくなることから、偏光織布2Bを形成した後に、そ
の後面に反射膜(図8の反射膜43と同じ)を蒸着形成
する場合に、反射膜材料が偏光織布2Bの前面側へ回り
込む不具合の発生を防止できる利点もある。
【0048】つぎに、図2の偏光織布2を用いた透過型
の偏光部材について説明する。図12(A)に示すよう
に、偏光織布2をそのまま透過型の偏光部材23とする
か、または、図12(B)に示すように、偏光織布2を
透明な樹脂シートからなる支持ベース25の主面に接着
して、偏光部材23を作る。ただし、不透明な非偏光繊
維14は、偏光繊維1,1間の隙間を埋める役割を果た
し、黒色(全可視光を吸収)または白色(全可視光を反
射)に着色されている。入射光は、偏光織布2の表裏面
のいずれから入射させてもよい。勿論、偏光繊維1が柔
軟な場合には非偏光14を省略できる。
【0049】図12の偏光部材23の使用の一例とし
て、図13に示すように、照明用光源7の前方、即ちス
クリーン3側に対向して、天井26に吊り下げる。これ
により、照明用光源7から出射されてスクリ−ン3に達
する照明光(入射光)9が偏光部材23を透過する際
に、これに所望の偏光特性が付与される。上記照明光9
の偏光方向を、たとえば、上記スクリーン3の偏光織布
2の偏光方向と直交するように、すなわち、第1の偏光
方向D1の光を吸収し、第2の偏光方向D2の光を透過
させるように設定しておけば、第2の偏光方向D2を持
つように偏光された照明光9は、すべてスクリーン3の
偏光織布2で吸収されるので、スクリーン3におけるコ
ントラスト低下が一層効果的に防止されて、映像が鮮明
化される。また、偏光部材23を構成する偏光織布2
は、前述のとおり、従来の偏光フィルムと比較して柔軟
なので、不使用時に巻取ってコンパクトに保管できる。
【0050】ここで、スクリーン3は透過型であって
も、反射型であっても、効果は同一である。さらに、天
井、壁、床などを偏光部材23で覆い、第1の偏光方向
D1の光を吸収すると共に、第2の偏光方向D2の光を
透過させるように設定すれば、当該部分での反射光の偏
光状態の乱れによるコントラスト低下も防止できる。そ
の場合、偏光織布2は大きな平面形となるが、前述のと
おり、そのような大きな平面形の偏光織布2は容易に製
造できる。
【0051】上記透過型の偏光部材23を照明用光源7
に対向して配置する方法は種々あり、たとえば図14に
示すように、照明用光源7の周囲を覆うように半筒形の
偏光部材23を配置してもよい。その場合、偏光織布2
は大きく曲がった半筒形であるが、前述のとおり、偏光
織布2は柔軟なので、この形状に合致した偏光織布2は
容易に製造できる。
【0052】図15は、上記透過型の偏光部材23を、
照明用光源に相当する窓8に取り付けた実施例を示す。
この場合、照明光10は窓8から室内に入る際に第2の
偏光方向D2を持つように偏光される。偏光部材23は
窓枠に固定してもよいし、カーテン状として、開閉自在
に設定してもよい。
【0053】図16は、反射型の偏光部材23Aを示
す。この偏光部材23Aは、支持ベース25Aが反射体
で形成されている以外は、図12の透過型の場合と同一
構成である。
【0054】図17に示すように、たとえば、床27に
照明用光源9が設置されている場合に、この反射型偏光
部材23Aを天井26に取り付けると、照明用光源7か
らの照明光9を反射する際に、この照明光9に第2の偏
光方向D2が付与される。その結果、反射光9Aは、す
べてスクリーン3の偏光織布2で吸収されるので、スク
リーン3におけるコントラスト低下が防止されて、映像
が鮮明化される。なお、図17において、照明用光源7
の近傍には、照明用光源7からの照明光9が直接スクリ
ーン3に達するのを防止するつい立て28が設置されて
いる。上記天井26以外に、側壁、床などを反射型偏光
部材23Aで覆うことも効果的である。
【0055】上記透過型および反射型の偏光部材23、
23Aを用いて照明光を偏光すれば、上記液晶投写型テ
レビの偏光スクリ−ン3、3Aのほか、ワ−プロの液晶
画面やホログラム(立体映像)の鮮明化も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の偏光繊維の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1の偏光繊維を編み込んだこの発明の一実施
例に係る偏光織布を示す斜視図である。
【図3】図2の偏光織布を用いた透過型偏光スクリーン
をを示す概略側面図である。
【図4】(A)は図3の透過型偏光スクリーンを示す拡
大斜視図、(B)は(A)のB−B線に沿った断面図で
ある。
【図5】透過型偏光スクリーンの変形例を示す斜視図で
ある。
【図6】偏光織布を用いた反射型スクリーンを示す概略
側面図である。
【図7】図6の反射型の偏光スクリーンを示す拡大斜視
図である。
【図8】輝度の測定計算に用いた偏光繊維を示す横断面
図である。
【図9】同測定計算の結果を示す特性図である。
【図10】楕円形の偏光繊維を用いた反射型の偏光スク
リーンを示す横断面図である。
【図11】樹脂被膜によって楕円形の横断面を形成した
反射型の偏光スクリーンを示す横断面図である。
【図12】(A)は偏光織布を用いた透過型の偏光部材
の一例を示す斜視図、(B)は同偏光部材の他の例を示
す斜視図である。
【図13】上記偏光スクリーンと、照明用光源に対向し
て配置された偏光部材とを組み合わせたこの発明の透過
型の映写装置の一例を示す概略側面図である。
【図14】同映写装置の他の例を示す概略側面図であ
る。
【図15】偏光部材で窓を覆った映写装置の例を示す概
略側面図である。
【図16】偏光織布を用いた反射型の偏光部材を示す斜
視図である。
【図17】偏光部材を照明用光源に対向して天井に配置
したこの発明の反射型の映写装置の一例を示す概略側面
図である。
【符号の説明】
1…偏光繊維、2,2A…偏光織布、3,3A…偏光ス
クリーン、4…投写器、5…投写光、6…観視者、7…
照明用光源、8…窓(照明用光源)、9,10…照明
光、11…室内(スペース)、12,12A…スクリー
ンベース、15,15A…非偏光繊維、23,23A…
偏光部材、25…支持ベース、D1…第1の偏光方向、
D2…第2の偏光方向。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の偏光方向を有する投写光を受けて
    映像を写し出すスクリーンであって、 スクリーンベースにおける観視者側の面が、第1の偏光
    方向の光を透過させ、第2の偏光方向の光を吸収する偏
    光織布で覆われており、 上記偏光織布は、第1の偏光方向を持った光を透過し、
    これと直交する第2の偏光方向を持った光を吸収する偏
    光繊維が平行に多数並べられて、これらと交差する非偏
    光繊維で織られてなり、 上記偏光繊維は、偏光発現性物質が、これと親和性のあ
    る材料からなる繊維に添加されてなり、この繊維が上記
    第2の偏光方向に合致した長手方向に延伸されているも
    のである偏光スクリーン。
  2. 【請求項2】 第1の偏光方向を有する投写光を受けて
    映像を写し出す偏光スクリーンと、この偏光スクリーン
    が収納された室内の照明用光源に対向して設置され、上
    記照明用光源から上記偏光スクリーンに達する光に偏光
    を与える偏光部材とを備えた映写装置であって、 上記偏光スクリーンは、スクリーンベースにおける観視
    者側の面が、第1の偏光方向を持った光を透過し、これ
    と直交する第2の偏光方向を持った光を吸収する偏光織
    布で覆われており、 上記偏光部材は、第1の偏光方向を持った光を吸収し、
    これと直交する第2の偏光方向を持った光を透過する偏
    光織布を有しており、 上記偏光織布は、繊維の長手方向に合致した偏光方向を
    持った光を吸収し、これと直交する偏光方向を持った光
    を透過する偏光繊維が平行に多数並べられて、これらと
    交差する非偏光繊維で織られてなり、 上記偏光繊維は、偏光発現性物質が、これと親和性のあ
    る材料からなる繊維に添加されてなり、この繊維が上記
    長手方向に延伸されている映写装置。
  3. 【請求項3】 第1の偏光方向を有する投写光を発する
    投写器と、観視者を収容するスペースと、上記投写光を
    受けて映像を写し出す偏光スクリーンと、この偏光スク
    リーンが収納された上記スペース内の照明用光源に対向
    して設置され、上記照明用光源から上記偏光スクリーン
    に達する光に偏光を与える偏光部材とを備えた映写設備
    であって、 上記偏光スクリーンは、スクリーンベースにおける観視
    者側の面が、第1の偏光方向を持った光を透過し、これ
    と直交する第2の偏光方向を持った光を吸収する偏光織
    布で覆われており、 上記偏光部材は、第1の偏光方向を持った光を吸収し、
    これと直交する第2の偏光方向を持った光を透過する偏
    光織布を有しており、 上記偏光織布は、繊維の長手方向に合致した偏光方向を
    持った光を吸収し、これと直交する偏光方向を持った光
    を透過する偏光繊維が平行に多数並べられて、これらと
    交差する非偏光繊維で織られてなり、 上記偏光繊維は、偏光発現性物質が、これと親和性のあ
    る材料からなる繊維に添加されてなり、この繊維が上記
    長手方向に延伸されている映写設備。
  4. 【請求項4】 第1の偏光方向を有する投写光を受けて
    映像を写し出すスクリーンにおける観視者側の面を覆
    い、第1の偏光方向の光を透過させ、第2の偏光方向の
    光を吸収する偏光織布であって、 第1の偏光方向を持った光を透過し、これと直交する第
    2の偏光方向を持った光を吸収する偏光繊維が平行に多
    数並べられて、これらと交差する非偏光繊維で織られて
    なり、 上記偏光繊維は、偏光発現性物質が、これと親和性のあ
    る材料からなる繊維に添加されてなり、この繊維が上記
    第2の偏光方向に合致した長手方向に延伸されているも
    のである偏光スクリーン用の偏光織布。
  5. 【請求項5】 請求項2,3または4に記載の偏光部材
    に用いられて、第1の偏光方向を持った光を吸収し、第
    2の偏光方向を持った光を透過させる偏光織布であっ
    て、 第1の偏光方向を持った光を吸収し、これと直交する第
    2の偏光方向を持った光を透過させる偏光繊維が平行に
    多数並べられて、これらと交差する非偏光繊維で織られ
    てなり、 上記偏光繊維は、偏光発現性物質が、これと親和性のあ
    る材料からなる繊維に添加されてなり、この繊維が上記
    第1の偏光方向に合致した長手方向に延伸されているも
    のである偏光部材用の偏光織布。
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