JPH05196178A - 気密パイプ接続 - Google Patents
気密パイプ接続Info
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- JPH05196178A JPH05196178A JP4187658A JP18765892A JPH05196178A JP H05196178 A JPH05196178 A JP H05196178A JP 4187658 A JP4187658 A JP 4187658A JP 18765892 A JP18765892 A JP 18765892A JP H05196178 A JPH05196178 A JP H05196178A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- pipe connection
- screw
- airtight pipe
- designed
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L15/00—Screw-threaded joints; Forms of screw-threads for such joints
- F16L15/001—Screw-threaded joints; Forms of screw-threads for such joints with conical threads
- F16L15/004—Screw-threaded joints; Forms of screw-threads for such joints with conical threads with axial sealings having at least one plastically deformable sealing surface
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スリーブの両先端から中央に延びる2つの内
部のネジ部分と、ネジのない部分の中央に位置し、内側
に向かって延び、前面が管に密接する当接ショルダーと
して設計してあるブリッジからなるスリーブを用いる気
密パイプ接続部の気密性テストを60秒以下で確実に行
う。 【構成】 スリーブ(1)の金属密閉座(6)と内部の
ネジエリア(3)の間にあるネジのない部分に、内壁を
貫通する開口部(2、2′)を設ける。
部のネジ部分と、ネジのない部分の中央に位置し、内側
に向かって延び、前面が管に密接する当接ショルダーと
して設計してあるブリッジからなるスリーブを用いる気
密パイプ接続部の気密性テストを60秒以下で確実に行
う。 【構成】 スリーブ(1)の金属密閉座(6)と内部の
ネジエリア(3)の間にあるネジのない部分に、内壁を
貫通する開口部(2、2′)を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主請求項の上位概念部
分に記載された気密パイプ接続に関する。
分に記載された気密パイプ接続に関する。
【0002】
【従来の技術】石油及び天然ガス産業に投入するため
の、互いにネジ止めできるネジ式パイプから成り立って
いるラインのパイプ接続には、一方ではラインに掛かる
負荷を受け止め、また他方では接続の密閉性を確保する
役割がある。
の、互いにネジ止めできるネジ式パイプから成り立って
いるラインのパイプ接続には、一方ではラインに掛かる
負荷を受け止め、また他方では接続の密閉性を確保する
役割がある。
【0003】これらの役割を達成するために、パイプ末
端及びスリーブのネジ部分には、例えば適切なカバーを
施した円錐形のAPIネジがある。ネジをカバーしたこ
とにより、ネジを締める場合には高い表面加圧が掛か
る。この大きな負荷を押さえるために、表面コーティン
グとグリースを開発し、食い込むことなくネジを締める
ことができるようにした。
端及びスリーブのネジ部分には、例えば適切なカバーを
施した円錐形のAPIネジがある。ネジをカバーしたこ
とにより、ネジを締める場合には高い表面加圧が掛か
る。この大きな負荷を押さえるために、表面コーティン
グとグリースを開発し、食い込むことなくネジを締める
ことができるようにした。
【0004】このネジ用グリースは、例えば黒鉛、金属
あるいはテフロンのような固形粒子を細かに配分したも
のを多く含んだ、潤滑作用のあるペーストになってい
る。スムーズなネジ締めができる他に、このグリースは
ラブリンス・シールとして作用する接続ネジエリアでの
水封じを助ける。
あるいはテフロンのような固形粒子を細かに配分したも
のを多く含んだ、潤滑作用のあるペーストになってい
る。スムーズなネジ締めができる他に、このグリースは
ラブリンス・シールとして作用する接続ネジエリアでの
水封じを助ける。
【0005】様々なメーカーが開発した気密接続では、
接続の密閉性はほとんどの場合金属密閉座でのカバーリ
ングに基づく高い接触圧力により得られる。
接続の密閉性はほとんどの場合金属密閉座でのカバーリ
ングに基づく高い接触圧力により得られる。
【0006】当接ショルダーはネジ締めを限定する作用
をし、ラインの負荷が大きくなっても金属密閉座がその
まま働くようにする。
をし、ラインの負荷が大きくなっても金属密閉座がその
まま働くようにする。
【0007】従って円錐形ネジは密閉機能を担う必要は
なく、その機能はAPI丸ネジないしはブットレスネジ
とは逆にラインの負荷を移すだけに限られる。
なく、その機能はAPI丸ネジないしはブットレスネジ
とは逆にラインの負荷を移すだけに限られる。
【0008】ネジ及び密閉座エリアで気密接続を確実に
ネジ締めできるために、今まではこのパイプ接続でも表
面コーティングと固形潤滑ペーストを使用し、食い込み
現象を避け、何回にも渡ってネジ締めができるようにし
てある。
ネジ締めできるために、今まではこのパイプ接続でも表
面コーティングと固形潤滑ペーストを使用し、食い込み
現象を避け、何回にも渡ってネジ締めができるようにし
てある。
【0009】円錐形のネジ部分のある気密接続で固形潤
滑ペーストないしはネジ締めグリースを使用する場合の
大きな欠点は、これらがネジエリアで、金属密閉座につ
いてだけの密閉性のテストを不可能とする大きな一時的
な密閉作用を作り出すことである。
滑ペーストないしはネジ締めグリースを使用する場合の
大きな欠点は、これらがネジエリアで、金属密閉座につ
いてだけの密閉性のテストを不可能とする大きな一時的
な密閉作用を作り出すことである。
【0010】ネジで締めた後で気密接続の密閉性をテス
トすると、採用した漏れテスト方法は年間1リットルに
満たない漏れ量を検出することができ、かつテスト圧は
パイプないしは接続の最低でも内圧安定度の範囲内にあ
るにも拘らず、ネジエリアの一時的な密閉特性に基づく
テスト結果は、金属漏れ止めの密閉性に関しては確かな
ものを示していない。
トすると、採用した漏れテスト方法は年間1リットルに
満たない漏れ量を検出することができ、かつテスト圧は
パイプないしは接続の最低でも内圧安定度の範囲内にあ
るにも拘らず、ネジエリアの一時的な密閉特性に基づく
テスト結果は、金属漏れ止めの密閉性に関しては確かな
ものを示していない。
【0011】現場に取り付けるときのテスト時間(1〜
3分)では、特に低いテスト圧の場合、ネジ締めグリー
スにより生じる一時的な漏れ止め効果を確実に乗り越え
るには、全く不十分である。従ってしかるべきテストが
示しているように、ネジ止め用グリースを使用する場合
には気密性がよく欺かれる。
3分)では、特に低いテスト圧の場合、ネジ締めグリー
スにより生じる一時的な漏れ止め効果を確実に乗り越え
るには、全く不十分である。従ってしかるべきテストが
示しているように、ネジ止め用グリースを使用する場合
には気密性がよく欺かれる。
【0012】より大きなネジ抵抗によりパイプの直径が
長くなり、更にネジの長さが長くなると、擬似密閉が高
まることをテストは更に示している。その上、より大き
なパイプ、即ち外径が7″以上のパイプ並びに僅かな壁
の厚さないしは小さなs/d割合で漏れテストを行う場
合には、より小さなパイプの場合と比べて高いテスト圧
を使用することはできない。
長くなり、更にネジの長さが長くなると、擬似密閉が高
まることをテストは更に示している。その上、より大き
なパイプ、即ち外径が7″以上のパイプ並びに僅かな壁
の厚さないしは小さなs/d割合で漏れテストを行う場
合には、より小さなパイプの場合と比べて高いテスト圧
を使用することはできない。
【0013】テスト・ガスがネジの縦を通過する時間は
主に圧力に左右されるので、より大きなパイプでは擬似
密閉する接続の割合が高まることが予想できる。例え
ば、ガイド・ウェイ・オイルのような低ヴィスコース・
オイルを潤滑油として高いヴィスコースAPIグリース
(DE−PS 3913314)の代わりに使用すれ
ば、この問題が起きる可能性を克服し、ネジの一時的な
密閉能力を著しく低下させることができる。
主に圧力に左右されるので、より大きなパイプでは擬似
密閉する接続の割合が高まることが予想できる。例え
ば、ガイド・ウェイ・オイルのような低ヴィスコース・
オイルを潤滑油として高いヴィスコースAPIグリース
(DE−PS 3913314)の代わりに使用すれ
ば、この問題が起きる可能性を克服し、ネジの一時的な
密閉能力を著しく低下させることができる。
【0014】APIグリースを潤滑油としてパイプをネ
ジで締める場合に使用するのとは違って、金属密閉座が
漏れてしまう場合には、密閉テストで使用したテスト・
ガスは、ネジ山の間に閉じ込められた油膜の中に短時間
で浸透するので、検出できる。
ジで締める場合に使用するのとは違って、金属密閉座が
漏れてしまう場合には、密閉テストで使用したテスト・
ガスは、ネジ山の間に閉じ込められた油膜の中に短時間
で浸透するので、検出できる。
【0015】しかし長い直径、薄い壁及び低い材料品質
等級の組み合せでテスト圧を300バール以下に下げる
必要がある場合には、このプロセスにも限界がある。こ
うした条件下では、テスト・ガスが貫流する時間は低ヴ
ィスコース・オイルでも、通常のテスト時間を上回る場
合に限って延長される。このことは、通常よりかなり長
いテスト時間が掛かる場合でも、例えガイド・ウェイ・
オイルを使用しても擬似密閉に欺かれる可能性があるこ
とを意味している。コストと危険を減らすために、取り
付け時間の引き伸ばしをすることはできない。
等級の組み合せでテスト圧を300バール以下に下げる
必要がある場合には、このプロセスにも限界がある。こ
うした条件下では、テスト・ガスが貫流する時間は低ヴ
ィスコース・オイルでも、通常のテスト時間を上回る場
合に限って延長される。このことは、通常よりかなり長
いテスト時間が掛かる場合でも、例えガイド・ウェイ・
オイルを使用しても擬似密閉に欺かれる可能性があるこ
とを意味している。コストと危険を減らすために、取り
付け時間の引き伸ばしをすることはできない。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】再生可能な形で60秒
以下のテスト時間で接続の密閉性が必ずテストできる気
密パイプ接続を提示することが、本発明の課題である。
以下のテスト時間で接続の密閉性が必ずテストできる気
密パイプ接続を提示することが、本発明の課題である。
【0017】
【課題を解決するための手段】スリーブの金属密閉座と
内部のネジエリアの間にあるネジのない部分に内壁を貫
通する開口部を設けることで、この課題は解決される。
開口部を配置することで、補助漏れ止めとして作用する
ことがあるネジエリアが短絡される。金属密閉座の一方
が漏れると、テスト・ガスはネジ山の間を迂回すること
なく、短時間で内部から外部へ開口部を通って流れ出る
ので、速やかに検出できる。
内部のネジエリアの間にあるネジのない部分に内壁を貫
通する開口部を設けることで、この課題は解決される。
開口部を配置することで、補助漏れ止めとして作用する
ことがあるネジエリアが短絡される。金属密閉座の一方
が漏れると、テスト・ガスはネジ山の間を迂回すること
なく、短時間で内部から外部へ開口部を通って流れ出る
ので、速やかに検出できる。
【0018】開口部が密閉座及びネジエリアを乱すよう
に影響を及ぼすことがないように、開口部のスリーブの
内側開口を内部にあるネジ先端の窪みに設けることが提
案される。ネジやスリーブの傷み易い密閉座エリアが影
響を受けなければ、この位置に限られるものではない。
に影響を及ぼすことがないように、開口部のスリーブの
内側開口を内部にあるネジ先端の窪みに設けることが提
案される。ネジやスリーブの傷み易い密閉座エリアが影
響を受けなければ、この位置に限られるものではない。
【0019】両金属密閉座の密閉性が確認されているの
で、原則的に開口部を漏れテストが成功した後に閉じる
必要はない。しかし開口部を目的に適した形で閉めさせ
る外部条件が生じる場合がある。それは、密閉座エリア
での応力状態に悪影響を及ぼす値に外圧が到達する場合
か、あるいは外側から腐食を助長する媒体が金属密閉座
の直前の空間近くにある場合である。
で、原則的に開口部を漏れテストが成功した後に閉じる
必要はない。しかし開口部を目的に適した形で閉めさせ
る外部条件が生じる場合がある。それは、密閉座エリア
での応力状態に悪影響を及ぼす値に外圧が到達する場合
か、あるいは外側から腐食を助長する媒体が金属密閉座
の直前の空間近くにある場合である。
【0020】閉鎖するための簡単な解決策としては、開
口部を円筒状の中ぐりに設計し、適切な大きいピンを中
ぐりに入れることが提案されている。しかしこの提案に
は、ラインを巡らし新たにネジで締める場合には、漏れ
テストはネジを外していない接続側では容易に行うこと
ができない欠点がある。
口部を円筒状の中ぐりに設計し、適切な大きいピンを中
ぐりに入れることが提案されている。しかしこの提案に
は、ラインを巡らし新たにネジで締める場合には、漏れ
テストはネジを外していない接続側では容易に行うこと
ができない欠点がある。
【0021】漏れテストが繰り返しできるようにするた
めには、中ぐりにネジを切り、ネジ用ピンを漏れないよ
うにネジで締めることが更に提案されている。気密性
は、例えばネジで締める場合に密閉剤を適切に塗ると確
かなものとなる。
めには、中ぐりにネジを切り、ネジ用ピンを漏れないよ
うにネジで締めることが更に提案されている。気密性
は、例えばネジで締める場合に密閉剤を適切に塗ると確
かなものとなる。
【0022】他の可能性は、中ぐりでネジのない部分に
直径大の隙間を施すことである。この直径大の隙間は密
閉面として設計してあるので、ネジ用ピンをネジで締め
る場合には、その末端は基本的には円錐形となり、密閉
座を形成する。他のヴァリアントはネジ用ピンの先端を
半球形に設計し、密閉ボールを押し込むことである。
直径大の隙間を施すことである。この直径大の隙間は密
閉面として設計してあるので、ネジ用ピンをネジで締め
る場合には、その末端は基本的には円錐形となり、密閉
座を形成する。他のヴァリアントはネジ用ピンの先端を
半球形に設計し、密閉ボールを押し込むことである。
【0023】発明に従った気密パイプ接続を使用するこ
とは、s/d割合が小さく、材料品質等級の低いパイプ
に限定されるのではなく、より僅かな測定にも同様に好
都合である。この場合にはガイド・ウェイ・オイルの使
用を止めることができる。ユーザーは既に信頼のおける
APIグリースを使用できるので、現場では更に個別の
在庫品管理をする必要がないことがこの利点である。
とは、s/d割合が小さく、材料品質等級の低いパイプ
に限定されるのではなく、より僅かな測定にも同様に好
都合である。この場合にはガイド・ウェイ・オイルの使
用を止めることができる。ユーザーは既に信頼のおける
APIグリースを使用できるので、現場では更に個別の
在庫品管理をする必要がないことがこの利点である。
【0024】高合金及びオーステナイト材料を投入する
場合では、この材料では食い込みを避けるためにコーテ
ィングを施してあるのにも拘らず、ガイド・ウェイ・オ
イルを使用して再びネジを締める可能性が制限されるの
で、このようなパイプ接続には同様の利点がある。ここ
ではいずれにしても、一時的な密閉性をネジ山の間に作
り出すことができる適切なグリースを使用する必要があ
る。
場合では、この材料では食い込みを避けるためにコーテ
ィングを施してあるのにも拘らず、ガイド・ウェイ・オ
イルを使用して再びネジを締める可能性が制限されるの
で、このようなパイプ接続には同様の利点がある。ここ
ではいずれにしても、一時的な密閉性をネジ山の間に作
り出すことができる適切なグリースを使用する必要があ
る。
【0025】
【実施例】図では発明に従った気密パイプ接続を詳しく
示してある。図1及び2では、半分の縦断面の中に発明
に従った開口部2のある半分のスリーブ1が示してあ
る。スリーブ1には、スリーブ1の末端から中央に位置
するネジのない部分まで広がる、この設計例では円錐形
をしている内部のネジ部分3がある。ネジのない部分の
中央に位置し、内部に向かって広がるブリッジ4の前面
は、当接ショルダー5として設計してある。この設計例
では当接ショルダー5は垂直線に対して15度傾いてい
る。当接ショルダー5には、スリーブ1の周囲部に作用
する密閉座エリア6が外側で結び付いている。
示してある。図1及び2では、半分の縦断面の中に発明
に従った開口部2のある半分のスリーブ1が示してあ
る。スリーブ1には、スリーブ1の末端から中央に位置
するネジのない部分まで広がる、この設計例では円錐形
をしている内部のネジ部分3がある。ネジのない部分の
中央に位置し、内部に向かって広がるブリッジ4の前面
は、当接ショルダー5として設計してある。この設計例
では当接ショルダー5は垂直線に対して15度傾いてい
る。当接ショルダー5には、スリーブ1の周囲部に作用
する密閉座エリア6が外側で結び付いている。
【0026】その後にこの設計例では窪み7の形をして
いる遷移エリアが続いている。内部のネジ部分3を切断
するバイトの先端が出るので、この遷移エリアが必要と
なる。窪み7のエリアは、スリーブ1の内側への、内壁
を貫通する開口部2の到達点として選ばれている。開口
部2によりネジエリア3及び傷み易い密閉座エリア6の
機能を何らかの方式で妨げる利点がこの位置にはある。
いる遷移エリアが続いている。内部のネジ部分3を切断
するバイトの先端が出るので、この遷移エリアが必要と
なる。窪み7のエリアは、スリーブ1の内側への、内壁
を貫通する開口部2の到達点として選ばれている。開口
部2によりネジエリア3及び傷み易い密閉座エリア6の
機能を何らかの方式で妨げる利点がこの位置にはある。
【0027】開口部2を漏れテストの後で再び漏れない
形で閉められるように、この設計例では開口部2にネジ
部分8とネジのない部分9がある。ネジのない部分9は
直径で段階分けしてあるので、密閉座面として設計して
ある隙間場所10が現れる。
形で閉められるように、この設計例では開口部2にネジ
部分8とネジのない部分9がある。ネジのない部分9は
直径で段階分けしてあるので、密閉座面として設計して
ある隙間場所10が現れる。
【0028】このような中ぐり2にネジで締めることが
できるネジ用ピン11は図3に示してある。このネジ用
ピンはキーを付け足すために中で六角形となっており、
ヘッド・エリアではネジ部分13がある。先端14は円
錐形に設計してあるので、開口部2の密閉座面10と共
に作用する。
できるネジ用ピン11は図3に示してある。このネジ用
ピンはキーを付け足すために中で六角形となっており、
ヘッド・エリアではネジ部分13がある。先端14は円
錐形に設計してあるので、開口部2の密閉座面10と共
に作用する。
【0029】図4はネジで締めた状態でのネジ用ピン1
1′の他の設計フォームを示しており、ここでは円筒状
でネジのない部分が円錐形の直径大の隙間14により密
閉座を形作っている。
1′の他の設計フォームを示しており、ここでは円筒状
でネジのない部分が円錐形の直径大の隙間14により密
閉座を形作っている。
【0030】図5ではネジ用ピン15の他の実施形態を
示してある。このネジ用ピンも内部で六角形12をして
おり、ネジ部分13がある。先端は半球形16に設計し
てあり、可動密閉ボールがある。
示してある。このネジ用ピンも内部で六角形12をして
おり、ネジ部分13がある。先端は半球形16に設計し
てあり、可動密閉ボールがある。
【0031】図6ではネジで締めた状態で図5と同じ配
置を示してある。ネジ用ピン18はその先端で同じに設
計してあり、離れた密閉ボール19を押す。
置を示してある。ネジ用ピン18はその先端で同じに設
計してあり、離れた密閉ボール19を押す。
【0032】図7では縦断面の中に気密テストのための
配置が示してある。ネジで締めた後、スリーブ2にネジ
で締めたパイプ20を通ってテスト心棒21が間隔を置
いて前後に配置したパッキング要素22、23と共に挿
入してある。テスト心棒21はその上端で、ワイヤー・
ロープ24及び柔軟性のある水圧チューブ25と、パッ
キング要素22、23及びテスト・ガス・チューブ26
を据え付けるために結び付いている。
配置が示してある。ネジで締めた後、スリーブ2にネジ
で締めたパイプ20を通ってテスト心棒21が間隔を置
いて前後に配置したパッキング要素22、23と共に挿
入してある。テスト心棒21はその上端で、ワイヤー・
ロープ24及び柔軟性のある水圧チューブ25と、パッ
キング要素22、23及びテスト・ガス・チューブ26
を据え付けるために結び付いている。
【0033】例えばガス・クロマトグラフィーのよう
な、ここでは示されていない検出器と結び付いているガ
ス検出チューブ29は、パイプ接続の周囲にある分割し
たジャケット28に通常の方式で接続できる。しかし、
目的に適した方式でこのジャケットはスリーブ1の検出
開口部2ないしは2′に直接導かれている。
な、ここでは示されていない検出器と結び付いているガ
ス検出チューブ29は、パイプ接続の周囲にある分割し
たジャケット28に通常の方式で接続できる。しかし、
目的に適した方式でこのジャケットはスリーブ1の検出
開口部2ないしは2′に直接導かれている。
【0034】これにより漏れが発生した場合には、上部
領域をネジ締めした接続側かあるいは下部機構をネジ締
めした接続側かに分類できる。パッキング要素とパイプ
20、31の内面の間でテスト心棒21の外部ケーシン
グが形成する環周30に引き込まれたテスト・ガスが流
入できるように、テスト心棒21には少なくとも1つの
あるいは複数の開口部32がある。
領域をネジ締めした接続側かあるいは下部機構をネジ締
めした接続側かに分類できる。パッキング要素とパイプ
20、31の内面の間でテスト心棒21の外部ケーシン
グが形成する環周30に引き込まれたテスト・ガスが流
入できるように、テスト心棒21には少なくとも1つの
あるいは複数の開口部32がある。
【0035】パイプの先端33、34がピボットとして
設計してある双方のパイプ20、21を互いに結び付け
ているスリーブ1には、発明に従って内壁を通って広が
る開口部2、2′がある。
設計してある双方のパイプ20、21を互いに結び付け
ているスリーブ1には、発明に従って内壁を通って広が
る開口部2、2′がある。
【0036】引き込んだテスト・ガスを用いて、例えば
通常のテスト圧で環状空間30に圧力を加える方式でテ
スト・プロセスはスタートする。この時、水力によるパ
ッキング要素22、23がテスト空間の必要な密閉性を
もたらす。パイプ接続が金属密閉座の一方あるいは双方
のエリアで漏れる場合には、テスト・ガスは開口部2、
2′を通ってジャケット28及びパイプ接続の外表面が
形成する環状空間35に流れ込む。ここからテスト・ガ
スが検出チューブ29を通って検出器に到達すると、検
出器は適切な表示を発する。
通常のテスト圧で環状空間30に圧力を加える方式でテ
スト・プロセスはスタートする。この時、水力によるパ
ッキング要素22、23がテスト空間の必要な密閉性を
もたらす。パイプ接続が金属密閉座の一方あるいは双方
のエリアで漏れる場合には、テスト・ガスは開口部2、
2′を通ってジャケット28及びパイプ接続の外表面が
形成する環状空間35に流れ込む。ここからテスト・ガ
スが検出チューブ29を通って検出器に到達すると、検
出器は適切な表示を発する。
【0037】エレガントな解決法では、テスト・ガスは
ジャケット28を使わず直接開口部2、2′を通って検
出チューブ29に流れ込む。首尾よく漏れテストが成功
したときは、テスト装置を除去する間、あるいはその後
に開口部2、2′を、例えば円錐形の先端14のある実
施形態(図3参照)のようなネジ用ピン11を用いて閉
める。
ジャケット28を使わず直接開口部2、2′を通って検
出チューブ29に流れ込む。首尾よく漏れテストが成功
したときは、テスト装置を除去する間、あるいはその後
に開口部2、2′を、例えば円錐形の先端14のある実
施形態(図3参照)のようなネジ用ピン11を用いて閉
める。
【0038】
【発明の効果】ネジの長さや使用する潤滑剤に左右され
ずに低いテスト圧の場合でも、金属密閉座の漏れを、例
えば30秒あるいはこれ以下の短いテスト時間で必ず検
出することに、発明に従ったスリーブの利点を見出すこ
とができる。
ずに低いテスト圧の場合でも、金属密閉座の漏れを、例
えば30秒あるいはこれ以下の短いテスト時間で必ず検
出することに、発明に従ったスリーブの利点を見出すこ
とができる。
【図1】発明に従った開口部のある半分のスリーブを通
る半分の縦断面の図である。
る半分の縦断面の図である。
【図2】図1の関係するエリアの拡大図である。
【図3】円錐形の先端があるネジ用ピンの図である。
【図4】ネジを締めた状態でのネジのない円筒部分のあ
るネジ用ピンの図である。
るネジ用ピンの図である。
【図5】はめ込まれた可動密閉ボールのあるネジ用ピン
の図である。
の図である。
【図6】ネジを締めた状態での離れたボールのあるネジ
用ピンの図である。
用ピンの図である。
【図7】気密テスト用の配置による縦断面の図である。
1 スリーブ 2、2′ 開口部 3 ネジ 4 ブリッジ 5 当接ショルダー 6 密閉座エリア 7 くぼみ 8 ネジ部分 9 ネジのない部分 10 隙間場所 11 ネジ用ピン 20 パイプ 21 テスト心棒 22、23 パッキング要素 24 ワイヤーロープ 25 水圧チューブ 26 テスト・ガス・チューブ 28 ジャケット 29 ガス検出チューブ
フロントページの続き (72)発明者 フリードリヒ・レンツェ ドイツ連邦共和国、ヴェー 4030 ラーテ ィンゲン 4、ティーフェンブロイヒャー シュトラーセ 76 (72)発明者 エルヴィン・ランガー ドイツ連邦共和国、ヴェー 4030 ラーテ ィンゲン、ハーゼルヌースヴェーク (番 地なし)
Claims (8)
- 【請求項1】 スリーブの両先端から中央のネジのない
部分まで広がる2つの内部のネジ部分と、ネジのない部
分の中央で内側に向かって一定の幅で広がり、前面が当
接ショルダーとして設計されているブリッジと、ネジに
向かって続いている1つの密閉エリアを備えるスリーブ
と、並びにパイプの先端部でスリーブと相補的な形に設
計されたネジ部分とスリーブの当接ショルダーに対する
密閉面を有する当接ショルダーを備える2本のパイプと
からなる気密パイプ接続において、スリーブ(1)の金
属密閉座(6)と内部のネジエリア(3)の間にあるネ
ジのない部分に、内壁を貫通する開口部(2、2′)が
設けられていることを特徴とする気密パイプ接続。 - 【請求項2】 開口部(2、2′)がスリーブ(1)の
内側で、スリーブ(1)の内部にあるネジの先端エリア
(7)に到達することを特徴とする請求項1に記載の気
密パイプ接続。 - 【請求項3】 開口部(2、2′)が中ぐりとして設計
してあることを特徴とする請求項1及び2に記載の気密
パイプ接続。 - 【請求項4】 中ぐり(2、2′)にネジ部分(8)が
あることを特徴とする請求項1から3に記載の気密パイ
プ接続。 - 【請求項5】 ネジ部分(8)にはネジのない部分
(9)が、密閉座面として設計し、直角あるいは円錐形
に仕上げた直径大の隙間(10)により接続しているこ
とを特徴とする請求項4に記載の気密パイプ接続。 - 【請求項6】 中ぐり(2、2′)にネジ用ピン(1
1)をネジで締めることができ、そのネジのない先端は
主に円錐形(14)に設計してあることを特徴とする請
求項5に記載の気密パイプ接続。 - 【請求項7】 中ぐり(2、2′)にネジ用ピン(1
5)をネジで締めることができ、そのネジのない先端は
半球形(16)として設計してあることを特徴とする請
求項5に記載の気密パイプ接続。 - 【請求項8】 中ぐり(2、2′)にネジ用ピン(1
1′)をネジのない、円筒状の先端(27)によりネジ
で締めることができることを特徴とする請求項5に記載
の気密パイプ接続。
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