JPH05196145A - 金属ステムシール - Google Patents
金属ステムシールInfo
- Publication number
- JPH05196145A JPH05196145A JP4228689A JP22868992A JPH05196145A JP H05196145 A JPH05196145 A JP H05196145A JP 4228689 A JP4228689 A JP 4228689A JP 22868992 A JP22868992 A JP 22868992A JP H05196145 A JPH05196145 A JP H05196145A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jacket
- metal
- seal
- stem seal
- metal stem
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/02—Sealings between relatively-stationary surfaces
- F16J15/06—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
- F16J15/08—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with exclusively metal packing
- F16J15/0887—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with exclusively metal packing the sealing effect being obtained by elastic deformation of the packing
- F16J15/0893—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with exclusively metal packing the sealing effect being obtained by elastic deformation of the packing the packing having a hollow profile
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
- Mechanical Sealing (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 周知の金属ステムシールを改良して多くの異
なる寸法のシールに対して従来技術のものよりも一層効
果的な新規の型式のシールを提供する。 【構成】 金属ステムシール1は、環状の形状の弾力的
なジャケット13と、使用の際に往復動または回転また
はその双方を行うステム5に接触する様にジャケット1
3を付勢するためのジャケット13内のばね15とを備
えている。該シールは高圧環境で使用されるときでも非
常に効果的な金属対金属のシールを与える。
なる寸法のシールに対して従来技術のものよりも一層効
果的な新規の型式のシールを提供する。 【構成】 金属ステムシール1は、環状の形状の弾力的
なジャケット13と、使用の際に往復動または回転また
はその双方を行うステム5に接触する様にジャケット1
3を付勢するためのジャケット13内のばね15とを備
えている。該シールは高圧環境で使用されるときでも非
常に効果的な金属対金属のシールを与える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシール、特に金属ステム
が往復動または回転をするときでも信頼性のあるシール
を与える金属ステムシールに関する。
が往復動または回転をするときでも信頼性のあるシール
を与える金属ステムシールに関する。
【0002】
【従来の技術】金属対金属のシールは特にこのシールが
高圧環境において作用する場合、非常に特殊な形状のシ
ールとなる。実際、このようなシールは周知であるが、
これらのシールはその使用される種々な産業における要
件を完全には満足させていないのが現状である。
高圧環境において作用する場合、非常に特殊な形状のシ
ールとなる。実際、このようなシールは周知であるが、
これらのシールはその使用される種々な産業における要
件を完全には満足させていないのが現状である。
【0003】ステム(または軸)と支持ハウジングとの
間の間隙を密封する周知の形状の金属対金属のシール
は、部分的に圧縮された状態で軸とハウジングとの間に
着座するC形リングを含む。C形リングの開口部は通常
最高圧力の領域に面し、これによりリングの密封性能を
扶助する様にC形リングの内部に圧力が作用するのを可
能にする。該シールは、あまり大きくは移動しない軸と
ハウジングの間に使用するのには許容されるが、往復動
または回転またはその双方を行う軸を密封するために使
用されるには特に信頼性がないか満足すべきものではな
い。
間の間隙を密封する周知の形状の金属対金属のシール
は、部分的に圧縮された状態で軸とハウジングとの間に
着座するC形リングを含む。C形リングの開口部は通常
最高圧力の領域に面し、これによりリングの密封性能を
扶助する様にC形リングの内部に圧力が作用するのを可
能にする。該シールは、あまり大きくは移動しない軸と
ハウジングの間に使用するのには許容されるが、往復動
または回転またはその双方を行う軸を密封するために使
用されるには特に信頼性がないか満足すべきものではな
い。
【0004】
【発明の要約】前述に鑑み、本発明は周知の金属ステム
シールを改良して、多くの異なる寸法のシールに対して
従来技術のものよりも一層効果的な新規の型式のシール
を提供することを目的とする。
シールを改良して、多くの異なる寸法のシールに対して
従来技術のものよりも一層効果的な新規の型式のシール
を提供することを目的とする。
【0005】そのため、本発明は環状の形状の弾力的な
ジャケットと、使用の際に往復動または回転またはその
双方を行うステムに接触する様にジャケットを付勢する
ジャケット内のばねとを備える動的金属ステムシールを
提供する。
ジャケットと、使用の際に往復動または回転またはその
双方を行うステムに接触する様にジャケットを付勢する
ジャケット内のばねとを備える動的金属ステムシールを
提供する。
【0006】本発明の一実施例では弾力的なジャケット
はC形横断面を有している。この場合には、C形ジャケ
ットの開口部は環状ジャケットの半径に対してほぼ垂直
であることが好ましい。従って使用の際、該開口部はシ
ールがその間で作用するステムまたはハウジングのいず
れにも接触する様にはならない。
はC形横断面を有している。この場合には、C形ジャケ
ットの開口部は環状ジャケットの半径に対してほぼ垂直
であることが好ましい。従って使用の際、該開口部はシ
ールがその間で作用するステムまたはハウジングのいず
れにも接触する様にはならない。
【0007】本発明の他の実施例では弾力的なジャケッ
トはJ形横断面を有し、ばねは使用の際にこのJ形のフ
ック部とハウジングとの間に収容される。Jの真直な部
分は、ステムシールが所定の位置に強く保持される様に
ハウジングの2つの部分の間に締付けられてもよい。
トはJ形横断面を有し、ばねは使用の際にこのJ形のフ
ック部とハウジングとの間に収容される。Jの真直な部
分は、ステムシールが所定の位置に強く保持される様に
ハウジングの2つの部分の間に締付けられてもよい。
【0008】好ましくは、ジャケット内のばねはコイル
ばねである。他の代りの形状のばねは、恐らく使用され
てもよい。このコイルばねは巻かれたワイヤによって形
成されるのが好ましい。
ばねである。他の代りの形状のばねは、恐らく使用され
てもよい。このコイルばねは巻かれたワイヤによって形
成されるのが好ましい。
【0009】この弾力的なジャケットは使用の際にシー
ルとステムとの間の摩擦を低減するために好ましくは軟
質金属で鍍金される。該軟質金属は銀、金、銅、鉛また
はその他の好適な材料でもよい。
ルとステムとの間の摩擦を低減するために好ましくは軟
質金属で鍍金される。該軟質金属は銀、金、銅、鉛また
はその他の好適な材料でもよい。
【0010】シールとステムまたは軸との間の摩擦を低
減することにより、過度な熱および火花は使用の際に発
生せず、これにより特に油井等においてこのシールの使
用は一層安全になる。該シールの用途によって、耐蝕性
材料がジャケット、ばねまたは鍍金に対して使用されて
もよい。
減することにより、過度な熱および火花は使用の際に発
生せず、これにより特に油井等においてこのシールの使
用は一層安全になる。該シールの用途によって、耐蝕性
材料がジャケット、ばねまたは鍍金に対して使用されて
もよい。
【0011】該金属ステムシールは多くの異なる寸法に
おいて製造可能である。例えばシールの横断面は8mmの
ステムに対して約1.2mmでもよく、また76mmのステ
ムに対して約4.78mmの横断面を有するものでもよ
い。本発明による金属ステムシールは多くのその他の寸
法で製造されてもよい。(該シールがJ形横断面を有す
るジャケットを備えている場合、J形のフック部を横切
る距離がこのシールの横断面である様に見做される。)
おいて製造可能である。例えばシールの横断面は8mmの
ステムに対して約1.2mmでもよく、また76mmのステ
ムに対して約4.78mmの横断面を有するものでもよ
い。本発明による金属ステムシールは多くのその他の寸
法で製造されてもよい。(該シールがJ形横断面を有す
るジャケットを備えている場合、J形のフック部を横切
る距離がこのシールの横断面である様に見做される。)
【0012】該シールの寸法および/または形状によっ
て、ばねはジャケットが軟質金属で鍍金される前または
後でジャケットに挿入されてもよい。
て、ばねはジャケットが軟質金属で鍍金される前または
後でジャケットに挿入されてもよい。
【0013】ジャケット内にばねを有することにより、
本発明による金属ステムシールは138MNm-2(2
0,000p.s.i.)の様な高圧においてすら満足
すべきシールを提供可能である。弾力的なジャケットが
C形またはJ形であれば、該シールは好ましくは最高圧
力の領域に面するCまたはJの開放側によって使用され
る。この弾力的なジャケットは、好ましくはニッケル合
金から製造される。任意のその他の好適な材料もまた使
用されてよい。
本発明による金属ステムシールは138MNm-2(2
0,000p.s.i.)の様な高圧においてすら満足
すべきシールを提供可能である。弾力的なジャケットが
C形またはJ形であれば、該シールは好ましくは最高圧
力の領域に面するCまたはJの開放側によって使用され
る。この弾力的なジャケットは、好ましくはニッケル合
金から製造される。任意のその他の好適な材料もまた使
用されてよい。
【0014】本発明による金属ステムシールは、予成形
されるC形またはJ形の弾力的なジャケットに適当なば
ねを単に挿入することによって製造されてもよいが、ば
ねはジャケットの最終形状が定められる前に代りにジャ
ケットに挿入されてもよい。更に本発明の好適実施例で
はC形ジャケットのリップは対応するC形の従来技術の
ステムシールの場合よりも一層閉じられ、これによりば
ねがシールの使用の際にジャケットから解放される様に
ならないことを保証する。
されるC形またはJ形の弾力的なジャケットに適当なば
ねを単に挿入することによって製造されてもよいが、ば
ねはジャケットの最終形状が定められる前に代りにジャ
ケットに挿入されてもよい。更に本発明の好適実施例で
はC形ジャケットのリップは対応するC形の従来技術の
ステムシールの場合よりも一層閉じられ、これによりば
ねがシールの使用の際にジャケットから解放される様に
ならないことを保証する。
【0015】以下添付図面を参照して例としてのみ本発
明の特定の実施例を説明する。
明の特定の実施例を説明する。
【0016】
【実施例】図1、図2を参照して、金属ステムシール1
は金属ステムないし軸5とハウジング7との間のパッキ
ン箱3内に設置される。シール1は保持板9によってパ
ッキン箱3内に保持される。保持板9は軸線11に沿っ
て保持板9を貫通してハウジング内へ到達した保持ボル
ト(図示せず)によってハウジング7へ定着される。
は金属ステムないし軸5とハウジング7との間のパッキ
ン箱3内に設置される。シール1は保持板9によってパ
ッキン箱3内に保持される。保持板9は軸線11に沿っ
て保持板9を貫通してハウジング内へ到達した保持ボル
ト(図示せず)によってハウジング7へ定着される。
【0017】勿論認められる様に、ハウジング7と保持
板9とシール1とはステム5とハウジング7との間にシ
ールを与える様にステム5の回りを1回転する。
板9とシール1とはステム5とハウジング7との間にシ
ールを与える様にステム5の回りを1回転する。
【0018】金属ステムシール1は、C形横断面を有す
る弾力的なジャケット13と、ジャケット13内に螺旋
状に巻かれたワイヤばね15とを有している。C形断面
の開口部17は環状シール1の半径に対してほぼ垂直の
方向に面している。この開口部17は従来技術のC形断
面のシールの開口部よりも僅かに小さく、これにより、
ばね15がシール1の使用の際にジャケット13から解
放される様にならないことを保証する。
る弾力的なジャケット13と、ジャケット13内に螺旋
状に巻かれたワイヤばね15とを有している。C形断面
の開口部17は環状シール1の半径に対してほぼ垂直の
方向に面している。この開口部17は従来技術のC形断
面のシールの開口部よりも僅かに小さく、これにより、
ばね15がシール1の使用の際にジャケット13から解
放される様にならないことを保証する。
【0019】弾力的なジャケット13は、銀、金、銅ま
たは恐らく鉛の様な低摩擦材料で鍍金される。この鍍金
19は、該鍍金19が存在しない場合よりも小さい摩擦
によってステム5が往復動または回転またはその双方を
ハウジング7内で行うのを可能にする。
たは恐らく鉛の様な低摩擦材料で鍍金される。この鍍金
19は、該鍍金19が存在しない場合よりも小さい摩擦
によってステム5が往復動または回転またはその双方を
ハウジング7内で行うのを可能にする。
【0020】弾力的なジャケット13はニッケル合金で
形成され、そのニッケルの含有率はシールの適用に依存
する。更に金属ステムシール1の寸法によって、ばね1
5は、ジャケット13の形状が最終的な形になる前に、
または代りにジャケット13の形状が最終的な形になっ
た後のいずれかにおいてジャケット13に挿入される。
いずれの場合にも鍍金19はジャケット13の形状が最
終的な形になった後に付着され、これにより、鍍金19
が製造工程中に傷つけられないことを保証する。
形成され、そのニッケルの含有率はシールの適用に依存
する。更に金属ステムシール1の寸法によって、ばね1
5は、ジャケット13の形状が最終的な形になる前に、
または代りにジャケット13の形状が最終的な形になっ
た後のいずれかにおいてジャケット13に挿入される。
いずれの場合にも鍍金19はジャケット13の形状が最
終的な形になった後に付着され、これにより、鍍金19
が製造工程中に傷つけられないことを保証する。
【0021】ジャケット13の形状が最終的な形になる
前にばね15がジャケット13に挿入されれば、シール
1全体がジャケット13のリップ21を閉じるためにダ
イに挿通される。これはばね15が弾力的なジャケット
13によって圧縮下にあることを確実にし、従ってジャ
ケット13が外方へ連続的に付勢されるようになり優れ
たシールがステム5とハウジング7との間に備えられ
る。
前にばね15がジャケット13に挿入されれば、シール
1全体がジャケット13のリップ21を閉じるためにダ
イに挿通される。これはばね15が弾力的なジャケット
13によって圧縮下にあることを確実にし、従ってジャ
ケット13が外方へ連続的に付勢されるようになり優れ
たシールがステム5とハウジング7との間に備えられ
る。
【0022】従来技術の金属ステムシールと比較してシ
ール1の小さい横断面は、シール1がパッキン箱3内に
非常に容易に設置され単一の保持板9によって保持され
るのを可能にする。パッキン箱3は、設置の際のシール
1の挿入を容易にする様に僅かに勾配の付いた開口部を
備えている。更に、ステム5は締り嵌めによるステム5
へのシール1の装着を容易にする様に僅かに勾配の付い
た端部(図示せず)を有している。この様にして非常に
良好なシールがステム5とハウジング7との間に作られ
る。
ール1の小さい横断面は、シール1がパッキン箱3内に
非常に容易に設置され単一の保持板9によって保持され
るのを可能にする。パッキン箱3は、設置の際のシール
1の挿入を容易にする様に僅かに勾配の付いた開口部を
備えている。更に、ステム5は締り嵌めによるステム5
へのシール1の装着を容易にする様に僅かに勾配の付い
た端部(図示せず)を有している。この様にして非常に
良好なシールがステム5とハウジング7との間に作られ
る。
【0023】金属ステムシール1が138MNm-2(2
0,000p.s.i.)の様な高圧環境において使用
されれば、ジャケット13の開口部17は高い方の圧力
領域に面する様に設置される。これは高圧が弾力的なジ
ャケット13を外方へ付勢する様にシール1内に作用す
ることを確実にする。従って、シールを横切る差圧が増
大すると一層高い付勢力が生じ、これによりステム5と
ハウジング7との間に一層良好なシールが生じる。しか
しながら、シール1は低圧系統に使用するのにも好適で
ある。
0,000p.s.i.)の様な高圧環境において使用
されれば、ジャケット13の開口部17は高い方の圧力
領域に面する様に設置される。これは高圧が弾力的なジ
ャケット13を外方へ付勢する様にシール1内に作用す
ることを確実にする。従って、シールを横切る差圧が増
大すると一層高い付勢力が生じ、これによりステム5と
ハウジング7との間に一層良好なシールが生じる。しか
しながら、シール1は低圧系統に使用するのにも好適で
ある。
【0024】ばね15を有することにより、シール1は
任意の周知の金属ステムシールよりも大きい強度を有
し、ステム5がハウジング7とステム5との間の非常に
低い漏洩割合で往復動または回転またはその双方を行う
のを可能にする。正に、本発明による金属ステムシール
はステムの動作に関係なく低圧および高圧の双方におい
て充分な密封荷重を維持する非常に可撓的でしなやかな
密封面を備える。
任意の周知の金属ステムシールよりも大きい強度を有
し、ステム5がハウジング7とステム5との間の非常に
低い漏洩割合で往復動または回転またはその双方を行う
のを可能にする。正に、本発明による金属ステムシール
はステムの動作に関係なく低圧および高圧の双方におい
て充分な密封荷重を維持する非常に可撓的でしなやかな
密封面を備える。
【0025】図3を参照すると、金属ステムシール1′
の第2実施例は、J形横断面を有する弾力的なジャケッ
ト13′と、ジャケット13′内に螺旋状に巻かれたワ
イヤばね15′とを備えている。ばね15′は、使用の
際、ジャケット13′のフック部分30′内に着座し、
ハウジング7′の壁32′に当接する。J形ジャケット
13′の真直な部分34′は、ハウジング7′と保持板
9′との間に締付けられる。ハウジング7′と保持板
9′との間に正確に真直な部分34′を設置することに
より、ばね15′は圧縮されて保持されてもよく、これ
により、金属ステム5′に向って外方へジャケット1
3′を付勢する(ステム5′は、図示の様にハウジング
7′に完全には進入せず、シール1′に係合していな
い)。この様にして、効果的なシールはステム5′がハ
ウジング7′内のその最終位置にあるとき、金属ステム
シール1′によってハウンジング7′と金属ステム5′
との間に形成される。(ステム5′の勾配の付いた端部
36′は設置の際にシール1′を通るステム5′の進入
を容易にする。)
の第2実施例は、J形横断面を有する弾力的なジャケッ
ト13′と、ジャケット13′内に螺旋状に巻かれたワ
イヤばね15′とを備えている。ばね15′は、使用の
際、ジャケット13′のフック部分30′内に着座し、
ハウジング7′の壁32′に当接する。J形ジャケット
13′の真直な部分34′は、ハウジング7′と保持板
9′との間に締付けられる。ハウジング7′と保持板
9′との間に正確に真直な部分34′を設置することに
より、ばね15′は圧縮されて保持されてもよく、これ
により、金属ステム5′に向って外方へジャケット1
3′を付勢する(ステム5′は、図示の様にハウジング
7′に完全には進入せず、シール1′に係合していな
い)。この様にして、効果的なシールはステム5′がハ
ウジング7′内のその最終位置にあるとき、金属ステム
シール1′によってハウンジング7′と金属ステム5′
との間に形成される。(ステム5′の勾配の付いた端部
36′は設置の際にシール1′を通るステム5′の進入
を容易にする。)
【0026】金属ステムシールの第1実施例の弾力的な
ジャケット13およびコイルばね15が製造される材料
と、上述の第1実施例で使用される種々な低摩擦鍍金材
料とは、総てが第2実施例側に関連して使用されてもよ
い。従って、これ等の説明はここに再度反復されない。
ジャケット13およびコイルばね15が製造される材料
と、上述の第1実施例で使用される種々な低摩擦鍍金材
料とは、総てが第2実施例側に関連して使用されてもよ
い。従って、これ等の説明はここに再度反復されない。
【0027】本発明が単に例として上に述べられ、細部
の変更が本発明の範囲内で実施可能なことは、勿論理解
される。
の変更が本発明の範囲内で実施可能なことは、勿論理解
される。
【図1】ステムとハウジングとの間の所定の位置におけ
る、本発明による金属ステムシールの第1実施例の横断
面図。
る、本発明による金属ステムシールの第1実施例の横断
面図。
【図2】図1に示す金属ステムシールの拡大横断面図。
【図3】ハウジング内で締付けられる本発明による金属
ステムシールの第2実施例の横断面図。
ステムシールの第2実施例の横断面図。
1 金属ステムシール 5 金属ステム(軸) 7 ハウジング 13 弾力的なジャケット 13′弾力的なジャケット 15 ワイヤばね 15′ワイヤばね 17 開口部 30′フック部分
Claims (15)
- 【請求項1】 環状の形状の弾力的なジャケットと、使
用の際に往復動または回転またはその双方を行うステム
に接触する様に前記ジャケットを付勢するため該ジャケ
ット内にばねとを備える金属ステムシール。 - 【請求項2】 請求項1に記載の金属ステムシールにお
いて,前記弾力的なジャケットがC形横断面を有する金
属ステムシール。 - 【請求項3】 請求項2に記載の金属ステムシールにお
いて,前記C形ジャケットの開口部が前記ジャケットの
半径に対してほぼ垂直の方向に面する金属ステムシー
ル。 - 【請求項4】 請求項1に記載の金属ステムシールにお
いて,前記弾力的なジャケットがJ形横断面を有し,使
用の際、前記ばねがこのJ形のフック部分に収容される
金属ステムシール。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれか1つの
項に記載の金属ステムシールにおいて,前記ジャケット
内のばねがコイルばねである金属ステムシール。 - 【請求項6】 請求項5に記載の金属ステムシールにお
いて,前記コイルばねが巻かれたワイヤによって形成さ
れる金属ステムシール。 - 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれか1つの
項に記載の金属ステムシールにおいて,前記弾力的なジ
ャケットが、使用の際に前記シールとステムとの間の摩
擦を低減する様に軟質金属で鍍金される金属ステムシー
ル。 - 【請求項8】 請求項7に記載の金属ステムシールにお
いて,前記軟質金属が銀、金、銅または鉛を含む金属ス
テムシール。 - 【請求項9】 請求項1から請求項8のいずれか1つの
項に記載の金属ステムシールにおいて,前記弾力的なジ
ャケットまたは前記ばねが耐蝕性材料を含む金属ステム
シール。 - 【請求項10】 請求項1から請求項9のいずれか1つ
の項に記載の金属ステムシールにおいて,直径において
1mmと5mmとの間の横断面を有する金属ステムシール。 - 【請求項11】 請求項1から請求項10のいずれか1
つの項に記載の金属ステムシールにおいて,5mmと80
mmとの間の直径を有するステムに適合可能である金属ス
テムシール。 - 【請求項12】 請求項1から請求項11のいずれか1
つの項に記載の金属ステムシールにおいて,138MN
m-2の領域の圧力において満足すべきシールを提供可能
である金属ステムシール。 - 【請求項13】 請求項1から請求項12のいずれか1
つの項に記載の金属ステムシールにおいて,前記弾力的
なジャケットがニッケル合金によって製造される金属ス
テムシール。 - 【請求項14】 添付図面の図1、図2または図3に示
される様に該図面を参照して前に実質的に説明される金
属ステムシール。 - 【請求項15】 請求項1から請求項14のいずれか1
つの項に記載の金属ステムシールと金属ハウジング内に
金属軸を備える装置において,前記金属ステムシール
が、前記ステムの回転または往復動またはその双方に動
く際でも前記ステムと前記ハウジングの間に信頼性のあ
るシールを提供する装置。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB919118643A GB9118643D0 (en) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | A seal |
GB91186437 | 1992-01-08 | ||
GB9200327A GB2259119A (en) | 1991-08-30 | 1992-01-08 | A seal |
GB92003276 | 1992-01-08 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05196145A true JPH05196145A (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=26299465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4228689A Pending JPH05196145A (ja) | 1991-08-30 | 1992-08-27 | 金属ステムシール |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0529928A1 (ja) |
JP (1) | JPH05196145A (ja) |
AU (1) | AU2097092A (ja) |
CA (1) | CA2075792A1 (ja) |
MX (1) | MX9204706A (ja) |
NO (1) | NO923118L (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0842702A (ja) * | 1994-06-14 | 1996-02-16 | Commiss Energ Atom | 弾性継手取付用パッキン箱 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE1016445A3 (nl) * | 2005-02-04 | 2006-11-07 | H T M S Nv | Verbeterde afdichting. |
US8066258B2 (en) * | 2009-05-26 | 2011-11-29 | Fisher Controls International, Llc | Valve seat apparatus for use with fluid valves |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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