JPH05196075A - 捩り振動ダンパ - Google Patents

捩り振動ダンパ

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JPH05196075A
JPH05196075A JP18375792A JP18375792A JPH05196075A JP H05196075 A JPH05196075 A JP H05196075A JP 18375792 A JP18375792 A JP 18375792A JP 18375792 A JP18375792 A JP 18375792A JP H05196075 A JPH05196075 A JP H05196075A
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ジョン・ピー・ヤンコー
David A Hall
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    • F16F1/02Springs made of steel or other material having low internal friction; Wound, torsion, leaf, cup, ring or the like springs, the material of the spring not being relevant
    • F16F1/04Wound springs
    • F16F1/06Wound springs with turns lying in cylindrical surfaces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16F15/12313Wound springs characterised by the dimension or shape of spring-containing windows
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コイルばねの構造を改良して耐久性のあるコ
イルばねを有する捩り振動ダンパを提供する。 【構成】 捩り振動ダンパ1は入力部材2、6、7と、
反作用プレート25と、中心軸線の回りで円周方向に隔
てられたコイルばね40とを有し入力部材と反作用プレ
ートとの間の衝撃を吸収する。各コイルばね40は複数
の作動コイル50と部分的な端部コイル44とを有して
いる。作動コイルはワイヤの直径dより大きなピッチを
有し、端部コイルはワイヤの直径に等しいピッチを有す
る。コイルの完全な一巻きより少なく伸びる円弧状の平
坦な表面42が端部コイルに形成される。端部コイルの
末端46はワイヤび直径の部分である厚さを有し、その
部分は端部コイルの平坦な表面の量に逆比例する。末端
と隣接するコイルとの間の隙間は端部コイルの円弧状の
表面の量に逆比例する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の捩り振動減衰装
置すなわちダンパに関し、更に詳細には、捩り振動ダン
パに使用される改良された螺旋の捩りばねに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の運転中に自動車のエンジン又は
伝動装置入力部からの好ましくない捩り振動を吸収する
ために捩り振動減衰装置すなわち捩り振動ダンパを使用
することは一般的に受け入れられている。始め、振動ダ
ンパは、振動ダンパ内のばねがそのソリッド長さ(so
lid height)(圧縮されてばねのコイル間の
隙間がない状態になったときの長さ)まで完全に圧縮さ
れることなくエンジン又は伝動装置入力部から出る捩り
衝撃又は振動を吸収する容量で並列又は直列になったば
ねで、設計されていた。しかしながら、エンジンがより
効率的になりかつより力強くなると、振動ダンパは増加
した捩り負荷を吸収しなければならずかつ振動ダンパ内
のばねは増加した負荷を吸収するためにより多く圧縮さ
れなければならない。
【0003】多くのばねは完全に圧縮されるように設計
されていないので、これらの捩り振動ダンパの多くは停
止制限部を内蔵している。しかしながら、停止制限部は
捩り振動ダンパを余計に複雑にしかつより多くの衝撃吸
収ばねを収容できる場所を使ってしまう。
【0004】パッキングの制限により、捩り振動ダンパ
の大きな容量は振動ダンパの大きさを増加することなく
達成されなければならない。それ故、耐久性がありかつ
十分に圧縮されるように設計されてそれによって振動吸
収能力を最大にしかつ別個の制限停止部を捩り振動ダン
パ内に組み込む必要のないようにした捩り振動ダンパが
必要である。
【0005】ばねはエネルギを変位量(displac
ement)の関数として蓄えるための機械要素として
限定されてきた。ばね部材に加えられる力によりばねは
ある変位量に亙って撓み、それによってエネルギを吸収
する。ばねはあらゆる形状でよくかつあらゆる弾性材料
でつくられ得る。特にコイルばねはクラッチプレート及
び捩りダンパの減衰装置として一般的に使用されてい
る。
【0006】ダンパ内のばねはドライブラインの剛性を
減少することによって振動を制御する。引っ張り状態に
応力が加えられた追加のばねワイヤはドライブラインの
剛性を低下する。したがって、ばねはドライブラインの
剛性を低下することによって自動車のエンジンと伝動装
置との間の自動車のドライブライン内の衝動又は衝撃か
ら振動を制御する。
【0007】螺旋ばねは通常均一の断面を有する棒又は
ワイヤから形成され、そのワイヤは螺旋に巻かれる。通
常、ばねの各端部の最後の巻き部は、螺旋軸線に垂直な
平面にある平坦な端面を有するように変形される。ばね
は端部コイルの相違によって幾つかの種類に分けられて
差異を与える。コイルばね用の平坦な端部は作動コイル
及び端部コイルの両者に対して一定のピッチを有し、ワ
イヤはワイヤの軸線にほぼ直角に切り取られている。端
部コイルはばねの軸線に直角に研磨され、平坦な支持面
を与える。一方、密接端ばねは最終のコイル曲がり部
(bent)を有し、その結果、端部コイルの少なくと
も一部はばねの隣接する作動コイルと接触している。こ
の例において端部コイルはばねに対する支持面を与える
ように平坦に研磨され得る。
【0008】一般に、完全に圧縮されるように設計され
たばねは密接端ばねであり、そのばねでは非捩り曲げ力
が各コイル上で最小になるように最終のコイルがワイヤ
の厚さに等しいピッチを有する。この端部コイルを研磨
する際に、ばねの軸線に垂直に研磨されるコイルの円弧
範囲に関して妥協がなされなければならない。全360
°に亙る研磨は実際的でない。もし端部コイルの全36
0°が研磨されなければならないなら、端部先端は極め
て薄くなりかつばねの使用中に受ける力によって損傷を
受け或いは破損する。端部コイルの円弧状の扇形がより
少なく研磨されると、先端の厚さが厚くなるが、ばね据
え付け面積は減少されかつ先端の厚さが増加するとばね
が十分に圧縮されたとき第1の作動コイルに大きな負荷
が発生される。これらの矛盾する制限により研磨できる
範囲が非常に狭くなりかつ生産に合うのが困難である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、端部に過度
の応力を発生せず、耐久性のあるコイルばね及びそのよ
うなコイルばねを有する捩り振動ダンパを提供すること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願の一つの発明は、ト
ルク入力部材及び反作用出力部材であって、二つの部材
がばねシートを有しかつ複数のばね保持ケージを形成
し、前記ケージが捩りダンパの中心軸線の回りで円周方
向に隔てられていてトルク入力部材及び反作用出力部材
と、各ケージ内に置かれたコイルばねとを有し、ワイヤ
で作られたコイルばねが長さ方向に沿って均一な厚さを
有し、前記コイルばねがワイヤの厚さ(d)より大きな
所定のピッチを有しコイル当たりの所定のたわみ量
(F)を有する複数の作動コイルを有する捩り振動ダン
パにおいて、前記コイルばねが、ばねの長手方向軸線に
ほぼ垂直に形成された円弧状の平坦な端面を有する端部
コイル部分を有し、前記端部コイル部分は、全360°
一回りより少なく伸び、かつ前記端部コイル部分の末端
部はその端部コイル部分に隣接する作動コイルから軸方
向に隔てられてそれらの間で隙間を形成しかつ前記ピッ
チが前記ワイヤの厚さの少なくとも四分の一(1/4)
である厚さを有するようにワイヤの厚さ(d)にほぼ等
しいピッチを有するように構成されている。本願の他の
発明は、長さ方向に沿って均一な厚さを有しかつ中心軸
線の回りで複数のコイルに形成されたコイルばねにおい
て、ワイヤの厚さ(d)より大きな所定のピッチ及びコ
イル当たり所定のたわみ量(F)を有する複数の作動コ
イルと、ワイヤの厚さに等しいピッチを有しかつ360
°一回りより少なく伸びていて、コイルばねの一方の軸
方向端部に形成された部分的な端部コイルと、作動コイ
ルから部分的な端部コイルに伸びている過渡的コイル部
分とを備え、前記部分的な端部コイルが360°より小
さいくかつ前記中心軸線に実質的に垂直な円弧状の平坦
な端面有し、前記端部コイルが前記隣接する過渡的コイ
ル部分から軸方向に隔てられてそのコイル部分との間で
隙間を形成する末端部を有し、前記過渡的コイル部分が
作動コイルのコイル当たりのたわみ量より小さいコイル
当たりの平均たわみ量(F)を有し、前記隙間が過渡的
コイル部分のコイル当たりの平均たわみ量の少量であ
り、かつ全360°一回り亙る円弧状の平坦な端面の円
弧状のスパンに直線的に逆比例し、前記末端部が全36
0°一回りに亙る円弧状の平坦な端面の円弧状のスパン
に直線的に逆比例する厚さを有するように構成されてい
る。
【0011】
【作用】本発明の一つの特徴によれば、自動車の捩り振
動ダンパは被駆動ハブのような出力要素に同軸に取り付
けられたクラッチプレート又はフライホイールのような
トルク入力部材を有している。ハブ及び入力部材は限ら
れた量だけ相対回動するように取り付けられている。ト
ルク入力部材及びハブは複数のケージを形成し、それら
のケージは複数の螺旋ばねを並列でかつ繋げて又は並列
と直列の両方の組み合わせで捩り振動ダンパの中心軸線
の回りに取り付けるようになっている。一つ又はそれ以
上の螺旋ばねがケージ内に取り付けられ、そのばねはソ
リッド長さまでケージ内で完全に圧縮されるように設計
されている。入力部材が出力ハブに関して相対的に回動
すると、各入力部材と出力部材の据え付け面は、衝撃及
び振動がばね部材によって吸収されるように、ばね部材
を圧縮する。
【0012】各コイルばねは使用中に加えられる衝撃に
耐えかつ適当な据え付け面を与えるのに十分な厚さの末
梢の先端部すなわち末端部を有している。本発明にした
がって形成されたコイルばねはばね材料の厚さに等しい
ピッチを与えるように端部曲がり部を有している。作動
コイルに関してピッチが減少した端部分は従来技術と違
って360°より小さな円弧に亙って伸び、その従来技
術では減少したピッチの端部は完全に一周に亙って伸び
ている。これにより、ばねに負荷が加えられていないと
き、末端部と隣接する作動コイルとの間に隙間が形成さ
れる。以下で詳細に述べる本発明の好ましい実施例にお
いて、隙間はばねのコイル当たりの撓みの予め決められ
た部分である。この部分はばねの据え付け区域に直線的
に逆比例し、その据え付け区域は研磨によって平坦にさ
れる。ばねの末端部はある厚さを有し、その厚さはばね
ワイヤの厚さの上記の確認された部分である。円形の断
面を有するばねワイヤに対して厚さはワイヤの直径であ
る。
【0013】この装置により適当な据え付け区域を有す
る螺旋コイルばねは撓み中にばねに片寄った力が作用す
るのを防止しかつ先端部の厚さで使用中に加えられる力
に適切に耐える。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1及び図2において、振動ダンパ組立体
1はクラッチプレート2のようなトルク入力部材に固定
され、そのクラッチプレートは摩擦ライニング3を支持
しかつ中央開口4を有する。複数のリベット5がトルク
入力部材2を一対のばね保持板6及び7に固定してい
る。保持板6は複数の円弧状の浮き出し部分8を有し、
その浮き出し部分は横方向に配置されたばねを受けるよ
うに形成されている。円弧状の浮き出し部分8の間に駆
動ストラップ9が配置され、そのストラップはばねシー
トを形成する縁13を有する。
【0015】ばね保持板7は円弧状の浮き出し部分8に
対向するように配置されたばね保持リップ15を有し、
そのリップの間にはばねシートを形成する縁23を有す
る駆動ストラップ21が存在する。
【0016】反作用板25はばね保持板6と7との間に
回転可能に配置されている。反作用板25は複数のスロ
ット27を有し、そのスロットは通常円弧状の浮き出し
部分8及びリップ15と整合されている。スロット27
の各縁28はばねシートを形成する。中央開口31は出
力駆動軸に取り付けられるようにスプライン加工されて
いる。
【0017】複数のコイルばね40が円弧状の浮き出し
部分7、スロット27及びリップ15によって限定され
るばねケージ32内に配置さてれいる。ケージ32は捩
り振動ダンパ1の同軸中心30の回りで円周方向に隔て
られている。ばね40は互いに並列の関係で置かれ、各
ばねは端部分がへり28及び/又はへり23に置かれて
いる。
【0018】図3ないし図6において、ケージ32内に
置かれていた典型的な従来のばねが示されている。図3
及び図4において、閉じたコイルばねは最少量の平坦な
表面12を端部コイル14において有し、その結果末端
は最大の許容可能厚さを有する。厚い末端を有するばね
は領域17において過剰に高くなる曲げ応力により許容
できず、その領域において末端16はばねがソリッド長
さに圧縮されたとき隣接する作動コイル19と接触す
る。端部コイルは360°に亙って伸びかつワイヤ11
の直径に等しいピッチを有し、その結果末端16はばね
に応力が加えられていないときでも隣接する作動コイル
と接触する。
【0019】他のばねが図5及び図6に示され、端部コ
イル24は図1及び図2に示されるばねの平坦な表面1
2より大きな円弧状の広がりに亙って伸びる平坦な表面
22を有する。その結果末端26は薄い。この末端は最
小の許容できる厚さを有する。もし末端が薄いともろく
なり過ぎかつ負荷の下で破損する。図3及び図4のばね
の平坦な表面12の円弧状の広がり及び図5及び図6の
ばねの平坦な表面22の円弧状の広がりはわずかな角度
だけ異なり、生産においてばねをこのような狭い限界の
間にあるばねをつくる事は非常に難しい。
【0020】図1及び図2に示されるようなコイルばね
40は、図7ないし図10に詳細に示されている。ばね
40は直径(d)のワイヤ11から形成され、ワイヤの
直径(d)より大きなピッチPの複数の作動コイル50
を有している。その結果作動コイルの各々はコイル当た
り撓み、すなわちFで示される作動コイル間の隙間を有
する。
【0021】コイル部分52を研磨して形成された円弧
状の平坦な端面すなわち表面42が図7に示されてい
る。表面42はばね40の長手方向軸線55にほぼ垂直
である。端部コイル44及び平坦な表面42は末梢の先
端すなわち末端部46で終わっている。従来技術のばね
と異なり、端部コイル44は、ワイヤの直径(d)に始
めにほぼ等しいピッチである点から計ったとき、360
°より少なく伸びる。研磨されて平坦な表面42は、点
54から末梢の先端46まで360°より少なく同様に
伸びかつピッチ(d)を有する端部コイル部分内で十分
に伸びる。もしコイルの完全な一回り(360°一周)
が仮想線58で示されるように突出されるなら、完全な
端部コイルの端部における先端は接触点62において端
部コイルの始まり部接触する。換言すれば、部分的な端
部コイル44は突出するように閉じられる。しかしなが
ら、末端部46は、図8においてより詳細に示されるよ
うに隙間66が末端部46と隣接するコイル部分64と
の間に存在するように、セクション58が点62で接す
る前に終わる。端部の表面42の軸方向位置は突出され
た接触点62と整合される。
【0022】円弧状の平坦な端部コイル44は一巻より
短い。平坦な端部コイル44は170°と300°との
間にわたっている。好ましくは、平坦な端部コイルは1
90°と270°との間であり得る。一つの例におい
て、円弧状のスパンはほぼ247°である。末端の厚さ
は好ましくはワイヤの直径の少なくとも25%である。
端面すなわち表面42は中心軸線55にほぼ垂直であ
る。
【0023】末端の厚さは平坦な表面の円弧に関係す
る。末端の厚さは、 にほぼ等しい。ここで、(円弧状の平坦な表面の角度)
/360°は部分(fraction)(f)と呼ばれ
る。用語「円弧状の平坦な表面の角度」は研磨の角度と
呼ばれる。もし遷移コイルセクション70が作動コイル
と十分異なる平均ピッチを有するなら隙間は、 [1−f]×(遷移コイルセクションに対するコイル一
巻当たりの平均撓み) である。
【0024】先端すなわち末端部46と点64との間の
隙間は円弧状の平坦なセクションの開始点54から末端
部に隣接する点64までの遷移セクション70のピッチ
による。もしセクション70が、ピッチが点54で変化
するように、残りの作動コイルのピッチ(P)に等しい
ピッチを有するなら、隙間は、 (1−f)×作動コイルの撓み(F) である。
【0025】下端部コイル及び上端部コイルにおける二
つの末端部46は、完全なコイル一回り(360°一
周)とならないようにすなわち軸方向で重ならない(下
端部コイルの末端46と上端部コイルの末端46とがば
ねの中心軸線に平行な平面上で重ならない)ように軸方
向に位置決めされている。コイルの合計数すなわち作動
コイル、端部コイル及び遷移コイルセクションを加えた
ものは、コイルの全巻き量(whole intege
r)(ここで全巻き量とは完全に360°一回りするコ
イルが複数個連続して一体になった状態を示し、ばねの
一端の末端部と他端の末端部が軸線方向で整合した状態
にあるもの)より僅かに、すなわち好ましくは一回りの
1/4より少ない量だけ小さい。一つの好ましい実施例
において、上記加えたものは全巻き量より一回りの1/
10だけ少ない。(図9においてばね一方の端部の末端
46と他方の端部の末端46とが円周方向に見て重なら
ずに一周の1/10だけ離れている。)
【0026】最小の許容可能な隙間及び最小の許容可能
な末端の厚さを決定するために製造公差が考慮されると
き、最大の許容可能な円弧状の平坦な表面、最小の許容
可能なコイル毎の撓み(F)及び最小の許容可能なワイ
ヤの直径(d)は上記計算で使用されるべきである。
【0027】ばね40が図10に示されるようにソリッ
ド長さまで圧縮されたとき、作動コイル及び端部コイル
は、最小の局部応力でかつコイルに捩り曲げが生じるこ
となくお互いにぴったり重なる。
【0028】捩りばねダンパに使用されているこの構造
によるばねは、捩りばねダンパがケージ32内のシート
13、23及び28の間でばねを完全に圧縮しても、耐
久性及び信頼性が著しく増加する。
【0029】製造において、各ばね40は従来のばねコ
イル巻き機によって、ワイヤが切断されかつ次に隣接す
るコイルに接触しないように曲げられて、コイル巻きさ
れる。コイル巻き機から取り出すときばねは応力が取り
除かれ端部は研削されて支持面を与え、かつ端部は図7
ないし図10でセクション43において示されるよう
に、面取りされている。ある応用例に対するばねは耐久
性を増加するためにショットピーニングされる。
【0030】図1に示される捩り振動ダンパ1は各ケー
ジ32に単一のばね40をそれらが並列になって有して
いるが、ある応用例に対しては他のばね装置が望まし
い。
【0031】捩り振動ダンパは各ケージ32内に二つの
ばねを互いに並列に据え付けてもよい。ばねは内外に重
ねて同軸に取り付けられてもよい。各ばねは上述のよう
に端部コイルセクションを有する。
【0032】図11及び図12において、ばね40a及
び40bを使用する他の捩り振動ダンパ80が示されて
いる。ばね40a及び40bは上述のばね40と同じ形
成につくられた端部コイルセクションを有している。ば
ねセットを形成する三つのばね40aが、リベット83
によって入力部材81に固定されたシート82と反作用
部材86及び87のシート93との間で直列に接続され
ている。ばね40a内に重ねられた三つのばね40bは
同じ方法で直列に接続されている。反作用部材86及び
87は出力ハブ91にリベット85によって組み立てら
れる。ばね保持シェル95は反作用部材87に固定され
ている。
【0033】一対の浮動ばねシート98が入力部材80
とシェル95との間に限定されたばねケージ100内に
滑り移動可能になっている。シート98はシェル95に
対して転動するベアリング97を有している。浮動シー
ト98は二つの隣接するばね40aと二つの隣接するば
ね40bとの間に配置されている。
【0034】ばね40a及び40bの同様のシートが捩
り振動ダンパの左側でシート93と82との間に配置さ
れている。図面を簡単にするため、これらのばねは図1
1に示されていない。
【0035】ばね40aによって形成された二つのばね
セットは互いに並列である。ばね40bによって形成さ
れた二つのばねセットは互いに並列である。更に、ばね
40aによって形成されたばねセットはばね40bによ
って形成されたばねセットと並列になっている。このよ
うに、捩り振動ダンパ80は直列及び並列のばねの組み
合わせを有している。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、耐久性のよい捩り振動
ダンパが得られる。本発明の他の種々の変形、改良が本
発明の範囲を外れることなく可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】トルクコンバータ用のロックアップクラッチの
捩り振動ダンパの一部を断面で示す前立面図であって本
発明の一つの実施例を示す図である。
【図2】図1の線2−2に沿って切断した断面図であ
る。
【図3】従来技術に見られるコイルばねの側面図であ
る。
【図4】図3に示されたばねの端面図である。
【図5】従来技術の他のばねの側面図である。
【図6】図5に示されたコイルばねの端面図である。
【図7】図1に示されたコイルばね部材の側面図であ
る。
【図8】図7に示されたばねの拡大部分側面図であって
端部コイルを示す図である。
【図9】図7に示されたコイルばねの端面図である。
【図10】図7に示されたばねの側面図であって完全に
圧縮された状態を示す図である。
【図11】他の捩り振動ダンパの部分正面図である。
【図12】図11に示された線12−12に沿って切断
した部分断面図である。
【符号の説明】
2 クラッチプレート 6、7 保持板 13、23 シート 25 反作用部
材 32 ばね保持ケージ 40 コイルば
ね 42 端面 46 末端部 50 作動コイル 55 軸線 66 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・ピー・ヤンコー アメリカ合衆国ミシガン州48316,シェル ビー・タウンシップ,ヤーマウス 5937 (72)発明者 デビッド・エイ・ホール アメリカ合衆国ミシガン州48017,クロウ ソン,リンカーン・アベニュー 642

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トルク入力部材(2、6、7)及び反作
    用出力部材(25)であって、二つの部材がばねシート
    (13、23)を有しかつ複数のばね保持ケージ(3
    2)を形成し、前記ケージが捩りダンパの中心軸線の回
    りで円周方向に隔てられていてトルク入力部材及び反作
    用出力部材と、各ケージ内に置かれたコイルばね(4
    0)とを有し、ワイヤで作られたコイルばねが長さ方向
    に沿って均一な厚さを有し、前記コイルばねがワイヤの
    厚さ(d)より大きな所定のピッチを有しコイル当たり
    の所定のたわみ量(F)を有する複数の作動コイル(5
    0)を有する捩り振動ダンパにおいて、 前記コイルばね(40)が、ばねの長手方向軸線(5
    5)にほぼ垂直に形成された円弧状の平坦な端面(4
    2)を有する端部コイル部分を有し、 前記端部コイル部分は、全360°一回りより少なく伸
    び、かつ前記端部コイル部分の末端部(46)はその端
    部コイル部分に隣接する作動コイルから軸方向に隔てら
    れてそれらの間で隙間(66)を形成しかつ前記ピッチ
    が前記ワイヤの厚さの少なくとも四分の一(1/4)で
    ある厚さを有するようにワイヤ(11)の厚さ(d)に
    ほぼ等しいピッチを有することを改良した捩り振動ダン
    パ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の捩り振動ダンパにおい
    て、前記平坦な端面が190°と270°との間の円弧
    状のスパンを有し、前記末端部が、 にほぼ等しい厚さを有する捩り振動ダンパ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の捩り振動ダンパにおい
    て、各コイルばねが互いに並列に取り付けられ、各コイ
    ルばねが前記入力部材のばねシートに接触する一つの軸
    方向端部コイル部分と前記反作用出力部材のばねシート
    と接触する第2の軸方向端部コイル部分とを有する捩り
    振動ダンパ。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の捩り振動ダンパにおい
    て、少なくとも二つのコイルばねが互いに直列に取り付
    けられ、少なくとも二つのコイルばねの一つの軸方向端
    部コイル部分がそれらの間に挿入された浮動シート部材
    に接している捩り振動ダンパ。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の捩り振動ダンパにおい
    て、前記コイルばねが互いに直列及び並列の組立体の組
    み合わせとして取り付けられ、 直列に取り付けられた前記コイルばね組立体が二つのば
    ねの間に挿入された浮動シート部材を有し、各ばねの一
    方の軸方向端部コイル部分が前記浮動シート部材と接触
    しており、 互いに並列に取り付けられた前記コイルばね組立体が前
    記入力部材のばねシートに据え付けられた一方の軸方向
    端部コイル部分と前記反作用出力部材のばねシートに据
    え付けられた第2の軸方向端部コイル部分とを有する捩
    り振動ダンパ。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の捩り振動ダンパにおい
    て、前記円弧状の平坦な平面が247°にほぼ等しい捩
    り振動ダンパ。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の捩り振動ダンパにおい
    て、前記末端部と前記隣接する作動コイルとの間の前記
    隙間がほぼ、 に等しい捩り振動ダンパ。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の捩り振動ダンパにおい
    て、前記末端部と前記隣接する作動コイルとの間の前記
    隙間がほぼ、 に等しい捩り振動ダンパ。
  9. 【請求項9】 トルク入力部材(2、6、7)及び反作
    用出力部材(25)であって、二つの部材がばねシート
    (13、23)を有しかつ複数のばね保持ケージ(3
    2)を形成し、前記ケージが捩りダンパの中心軸線の回
    りで円周方向に隔てられていてトルク入力部材及び反作
    用出力部材と、各ケージ内に置かれたコイルばね(4
    0)とを有し、ワイヤで作られたコイルばねが長さ方向
    に沿って実質的に均一な厚さを有し、前記コイルばねが
    ワイヤの厚さ(d)より大きな所定のピッチを有しコイ
    ル当たりの所定のたわみ量(F)を有する複数の作動コ
    イル(50)を有する捩り振動ダンパにおいて、 前記コイルばね(40)が、ばねの長手方向軸線(5
    5)にほぼ垂直に形成された円弧状の平坦な端面(4
    2)を有する端部コイル部分を有し、 前記端部コイル部分は、全360°一回りより少なく伸
    び、かつ前記端部コイル部分の末端部(46)はその端
    部コイル部分に隣接する作動コイルから軸方向に隔てら
    れてそれらの間で隙間(66)を形成し、 前記平らな端面が端部コイル部分の始まり部において突
    出する接触点(62)と軸方向に整合されるように配置
    され、前記接触点は、もしピッチ(d)における端部コ
    イル部分が突出して360°一回りしかつ端部コイルの
    始まり部と接触するなら、末端部の接触点であることを
    改良した捩り振動ダンパ。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の捩り振動ダンパにお
    いて、各コイルばねが互いに並列に取り付けられ、各コ
    イルばねが前記入力部材のばねシートに接触する一つの
    軸方向端部コイル部分と前記反作用出力部材のばねシー
    トと接触する第2の軸方向端部コイル部分を有する捩り
    振動ダンパ。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の捩り振動ダンパにお
    いて、少なくとも二つのコイルばねが互いに直列に取り
    付けられ、少なくとも二つのコイルばねの一つの軸方向
    端部コイル部分がそれらの間に挿入された浮動シート部
    材に接している捩り振動ダンパ。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の捩り振動ダンパにお
    いて、前記コイルばねが互いに直列及び並列の組立体の
    組み合わせとして取り付けられ、 直列に取り付けられた前記コイルばね組立体が二つのば
    ねの間に挿入された浮動シート部材を有し、各ばねの一
    方の軸方向端部コイル部分が前記浮動シート部材と接触
    しており、 互いに並列に取り付けられた前記コイルばね組立体が前
    記入力部材のばねシートに据え付けられた一方の軸方向
    端部コイル部分と前記反作用出力部材のばねシートに据
    え付けられた第2の軸方向端部コイル部分とを有する捩
    り振動ダンパ。
  13. 【請求項13】 長さ方向に沿って均一な厚さ(d)を
    有するワイヤから形成されたコイルばね(40)におい
    て、 ワイヤの厚さより大きな所定のピッチ及びコイル当たり
    所定のたわみ量(F)を有する複数の作動コイル(5
    0)と、 ばねの長手方向中心軸線(55)にほぼ垂直に形成され
    た円弧状の平坦な端面(42)を有する端部コイル部分
    (44)とを備え、 前記端部コイル部分が360°の全一回りより少なく伸
    びかつワイヤの厚さ(d)と実質的に等しいピッチを有
    し、 前記端部コイル部分がその端部コイル部分に隣接した作
    動コイルから軸方向に隔てられた末端部(46)有して
    いてそれらの間で隙間(66)を形成しているコイルば
    ね。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のコイルばねにおい
    て、 前記隙間が、 にほぼ等しく、 前記末端が、 にほぼ等しい厚さを有するコイルばね。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のコイルばねにおい
    て、 製造公差により隙間は、 より大きく、かつ末端の厚さは、 ここで、Zは「最小の許容可能な円弧状の平坦な端面の
    角度」を示す。より大きくなければならないコイルば
    ね。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のコイルばねにおい
    て、 前記端部コイル部分及び前記作動コイルを加えたものが
    コイルの合計数より一回りの1/4より少ない量だけ全
    巻き量より少ないコイルばね。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のコイルばねにおい
    て、コイルの合計数が全巻き量より1/10にほぼ等し
    い量だけ少ないコイルばね。
  18. 【請求項18】 長さ方向に沿って均一な厚さを有しか
    つ中心軸線(55)の回りで複数のコイルに形成された
    コイルばねにおいて、 ワイヤの厚さ(d)より大きな所定のピッチ及びコイル
    当たり所定のたわみ量(F)を有する複数の作動コイル
    (50)と、 ワイヤの厚さに等しいピッチを有しかつ360°一回り
    より少なく伸びていて、コイルばねの一方の軸方向端部
    に形成された部分的な端部コイル(44)と、 作動コイルから部分的な端部コイルに伸びている過渡的
    コイル部分(70)とを備え、 前記部分的な端部コイルが360°より小さいくかつ前
    記中心軸線(55)に実質的に垂直な円弧状の平坦な端
    面(42)有し、 前記端部コイルが前記隣接する過渡的コイル部分から軸
    方向に隔てられてそのコイル部分との間で隙間を形成す
    る末端部(46)を有し、 前記過渡的コイル部分が作動コイルのコイル当たりのた
    わみ量より小さいコイル当たりの平均たわみ量(F)を
    有し、 前記隙間が過渡的コイル部分のコイル当たりの平均たわ
    み量の少量であり、かつ全360°一回り亙る円弧状の
    平坦な端面の円弧状のスパンに直線的に逆比例し、 前記末端部が全360°一回りに亙る円弧状の平坦な端
    面の円弧状のスパンに直線的に逆比例する厚さを有する
    コイルばね。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のコイルばねにおい
    て、 前記部分的な端部コイルに隣接する前記作動コイルが過
    渡的部分を有し、その過渡的部分においてピッチがワイ
    ヤの直径より大きな所定のピッチからワイヤの厚さに等
    しいピッチまで変化し、前記過渡的部分がコイル一回り
    のほぼ1/4であるコイルばね。
  20. 【請求項20】 中心軸線の回りに複数のコイルに形成
    された直径を有するワイヤから作られているコイルばね
    において、 ワイヤ(11)の厚さ(d)より大きな所定のピッチ及
    びコイル当たり所定のたわみ量(F)を有する複数の作
    動コイル(50)と、 ワイヤの厚さに等しいピッチを有していて、コイルばね
    の一方の軸方向端部に形成された部分的な端部コイル
    (44)とを備え、 前記部分的な端部コイルが360°より少なくかつ前記
    中心軸線(55)にほぼ垂直に置かれた円弧状の平坦な
    端面(42)を有し、前記ワイヤの厚さ一部である厚さ
    を有する末端部(46)で終わっており、 前記一部が全360°一回りである円弧状の平坦な平面
    の割合に直線的に逆比例し、 前記末端が隣接するコイルから軸方向に隔てられて隙間
    (66)を形成し、 前記隙間がコイル当たり所定のたわみ量の一部であり、
    その一部が全360°一回りに亙る円弧状の平坦な端面
    の一部に直線的に逆比例するコイルばね。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載のコイルばねにおい
    て、 前記端部コイル部分及び前記作動コイルを加えたものが
    コイルの合計数より一回りの1/4より少ない量だけ全
    巻き量より少ないコイルばね。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載のコイルばねにおい
    て、 前記コイル合計数が全巻き量より1/10にほぼ等しい
    量だけ少ないコイルばね。
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