JPH05195000A - 皮革のフイリング加工なめし及び/又は再なめし法 - Google Patents

皮革のフイリング加工なめし及び/又は再なめし法

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JPH05195000A
JPH05195000A JP4226547A JP22654792A JPH05195000A JP H05195000 A JPH05195000 A JP H05195000A JP 4226547 A JP4226547 A JP 4226547A JP 22654792 A JP22654792 A JP 22654792A JP H05195000 A JPH05195000 A JP H05195000A
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leather
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acid
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Harro Traeubel
ハロ・トロイベル
Manfred Dr Dietrich
マンフレート・デイートリヒ
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Bayer AG
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    • C14C3/00Tanning; Compositions for tanning
    • C14C3/02Chemical tanning
    • C14C3/28Multi-step processes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規ななめし法の提供 【構成】 a) ヒドラゾジカルボンアミド、尿素及び
/又はウレタン基を含む、随時イオン的に改変されたポ
リイソシアネート重付加生成物の、b) 分子量500
〜12,000を有する有機ポリヒドロキシル化合物中
の1〜50重量%分散液を、一方でポリイソシアネート
重付加生成物a)に基づいて及び他方で生皮の重量即ち
毛をそつた重量に基づいて0.5〜30重量%の量でな
めし活性物質として使用する皮革のフイリング加工なめ
し及び/又は再なめし法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、ポリイソシアネート重付加生成
物の、有機ポリヒドロキシル化合物中分散液を、随時他
のなめし活性物質と及び/又はなめしに典型的な助剤及
び添加剤と組合せて使用されるなめし活性物質として用
いる皮革の新しいフイリング加工(filling)なめし及
び/又は再なめし法に関する。
【0002】ポリヒドラゾジカルボンアミド、尿素及び
/又は尿素基を含むポリイソシアネート重付加生成物
の、有機ポリヒドロキシル化合物中、即ち500〜12
000の範囲の分子量を有する低量重合体ポリヒドロキ
シル化合物中分散液は、一般にある種の化合物として公
知であり、例えばフーベン−ワイル(Houben-Weyl)著
「有機化学法」、第E20巻、1582頁(Stuttgar
t、1987年)、或いは更に例えば独国特許公報第1,
168,075号並びに独国公開特許第2,550,79
6号、第2,550,797号、第3,103,757号、
又は第3,939,964号に記述されている。
【0003】ポリヒドラゾジカルボンアミド、ポリ尿
素、又はポリウレタンの、低量重合体中分散液は、一般
に反応媒体としての低量重合体ポリオール中においてジ
イソシアネートを、少くとも2つのイソシアネート反応
性アミノ又はヒドロキシル基を含む低分子量の反応物と
反応させることによつて製造される。この分散液は特に
工業的ポリウレタン化学において、中でも圧縮硬度を増
大させたポリウレタンフオームの製造において使用され
る。
【0004】近年、ポリアクリル酸誘導体(独国公開特
許第2,755,087号)、オリゴウレタン(独国公開
特許第2,416,485号又は第2,739,378号)
及びポリヒドロキシル化合物の酸性セミエステル(独国
公開特許第2,626,430号)は、皮革のなめしにお
いて、中でも皮革の再なめしにおいて使用量が増加しつ
づけている。これらの生成物を用いて得られる皮革は、
一般に染料に対して特に良好な親和性を有し、そしてフ
エノールスルホン酸及び/又はジヒドロキシジフエニル
スルホン酸縮合物及び/又はナフタレンスルホン酸縮合
物に基づく通常の再なめし剤を用いて得られる皮革より
も柔い。しかしながら、これらの化合物の欠点は、柔い
皮革を得ようとする場合に通常の油処理(oiling)が必
須なことである。通常の油処理剤はサルフエート、スル
ホン酸又はカルボン酸(エステル)及び脂肪族アルコー
ル又はパラフイン性化合物の乳化液からなる。これらの
油処理剤は、一般に現在皮革に必要とされている品質に
関する限り、それらが酸化に対して敏感であり及び/又
は熱又は光に反応して変色するから致命的な問題を呈す
る。これらの化合物の多くは皮革層から組織(grain)
中へ移動する又は(例えば霧状の形で)蒸発する傾向を
もつ。また油処理剤の使用は、通常乳化液として存在す
る油処理剤が乳化液としてあまり安定でなく、不安定で
さえもあつて、皮革に(望ましくない)仕上げの難しい
表面及び弛んだ組織を与えないということを保証しえな
いから問題ともなる。更に時には、油処理剤が再なめし
液から全然吸収されないということさえ起こる[参照例
えばK.フエーバー(Faber)、[ハーフエルド(Herfe
ld)、皮革叢書、第3巻]、「なめし剤、なめし、及び
後処理なめし」(フランクフルト、1984年)、26
2頁]。
【0005】今回驚くことに、生皮又は予備なめしした
皮革が、ヒドラジカルボンアミド、尿素及び/又はウレ
タン基を含む随時イオン的に改変されたポリイソシアネ
ート重付加生成物を、低量重合体ポリヒドロキシル化合
物中1〜50重量%の分散液の形でなめし活性物質とし
て、随時良く知られた他のなめし活性物質及び/又は普
通の助剤及び添加剤と組合せて用いる条件下にフイリン
グ加工、なめし又は再なめしに供しうることが発見され
た。
【0006】本発明は、a) ヒドラゾジカルボンアミ
ド、尿素及び/又はウレタン基を含む随時イオン的に改
変されたポリイソシアネート重付加生成物の、b) 分
子量500〜12,000を有する有機ポリヒドロキシ
ル化合物中の1〜50重量%分散液を、一方でポリイソ
シアネート重付加生成物a)に基づいて及び他方で生皮
の重量即ち毛をそつた重量に基づいて0.5〜30重量
%の量でなめし活性物質として、随時他のなめし活性物
質及び/又は助剤並びになめしに典型的に用いられる添
加剤と組合せて、使用する皮革のなめし活性物質を用い
るフイリング加工なめし及び/又は再なめし法に関す
る。
【0007】本発明に必須な分散液は、1〜50重量
%、好ましくは5〜30重量%が後に詳細に記述する分
散相a)からなり、また50〜99重量%、好ましくは
70〜95重量%が後に詳細に記述する連続相b)から
なる分散液である。
【0008】連続相b)は、分子当り2〜8、好ましく
は2〜3のヒドロキシル基を含有し且つ500〜120
00、好ましくは800〜6000、更に好ましくは8
00〜5000の範囲の官能基及びヒドロキシル含量か
ら計算しうる分子量を有するヒドロキシル官能性ポリエ
ーテル、ポリエステル、ポリチオエーテル、ポリアセタ
ール又はポリカーボネートによつて特に製造されていて
もよい。対応するポリヒドロキシポリエーテルは好まし
くは連続相b)として使用される。
【0009】適当なヒドロキシル官能性ポリエーテルは
それ自体公知であり、例えばエポキシド例えばエチレン
オキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、テ
トラヒドロフラン、スチレンオキシド又はエピクロルヒ
ドリン自体の、例えばルイス触媒例えばBF3の存在下
における重合により、或いはこれらのエポキシド好まし
くはエチレンオキシド及びプロピレンオキシドの、随時
混合した又は連続した、反応性水素原子を含む開始成分
例えばエチレングリコール、1,3−又は1,2−プロピ
レングリコール、トリメチロールプロパン、グリセロー
ル、ソルビトール、4,4′−ジヒドロキシジフエニル
プロパン、アニリン、エタノールアミン又はエチレンジ
アミンへの付加により得られる。例えば独国特許公報第
1,176,358号及び第1,064,938号に記述さ
れている種類のシヨ糖ポリエーテル、並びにホルミトー
ル又はホルモース開始のポリエーテル(独国公開特許第
2,639,083号及び第2,737,951号)も本発
明に従つて使用しうる。多くの場合、主に第1級のOH
基を有するポリエーテルを用いることが好適である(ポ
リエーテル中に存在するすべてのOHに基づいて90重
量%まで)。
【0010】本発明に従つて使用するのに適当なヒドロ
キシル官能性ポリエーテルは、例えば多価好ましくは2
価及び随時3価のアルコールの、2塩基性好ましくは3
塩基性のカルボン酸との反応生成物である。遊離のポリ
カルボン酸の代りに、対応するポリカルボン酸無水物、
対応するポリカルボン酸の、低級アルコールとのエステ
ル、又はこれらの混合物はポリエステルの製造のために
使用することができる。ポリカルボン酸は脂肪族、芳香
族及び/又は複素環族であつてよく、随時例えばハロゲ
ン原子で置換されていても、未置換であつてもよい。
【0011】そのようなジカルボン酸及びその誘導体の
例は、コハク酸、アジピン酸、フタル酸、イソフタル
酸、トリメリツト酸、無水フタル酸、無水テトラヒドロ
フタル酸、無水ヘキサヒドロフタル酸、無水テトラクロ
ルフタル酸、エンドメチレンテトラヒドロフタル酸無水
物、無水グルタル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フ
マル酸、2量化及び3量化不飽和脂肪酸、随時単量体不
飽和脂肪酸例えばオレイン酸との混合物、テレフタル酸
ジメチルエステル及びテレフタル酸ビスグリコールエス
テルである。適当な多価アルコールは例えばエチレング
リコール、1,2−及び1,3−プロピレングリコール、
1,4−及び2,3−ブチレングリコール、ヘキサン−
1,6−ジオール、オクタン−1,8−ジオール、ネオペ
ンチルグリコール、1,4−ビス−ヒドロキシメチルシ
クロヘキサン、2−メチルプロパンー1,3−ジオー
ル、グリセロール、トリメチロールプロパン、ヘキサン
−1,2,6−トリオール、ブタン−1,2,4−トリオー
ル、トリメチロールエタン、ペンタエリスリトールであ
る。ポリエステルは末端カルボキシル基を含有していて
もよい。ラクトン例えばε−カプロラクトンの、又はヒ
ドロキシカルボン酸例えばε−ヒドロキシカプロン酸の
ポリエステルも使用しうる。
【0012】ポリチオエーテルの中で、チオジグリコー
ルのそれ自体の及び/又は他のグリコール、ジカルボン
酸、ホルムアルデヒド、アミノカルボン酸又はアミノア
ルコールとの縮合生成物は特に適当である。共成分に依
存して、生成物は例えばポリチオ混合エーテル、ポリチ
オエーテルエステル又はポリチオエーテルエステルアミ
ドである。
【0013】適当なポリアセタールは例えばグリコール
例えばジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、4,4′−ジオキセトキシジフエニルジメチルメタ
ン、ヘキサンジオール及びホルムアルデヒドから得られ
る化合物である。本発明に従つて使用するのに適当なポ
リアセタールは、環状アセタール例えばトリオキサンの
重合によつても製造しうる(例えば独国公開特許第1,
694,128号)。
【0014】適当なヒドロキシル官能性ポリカーボネー
トは、それ自体例えばジオール例えばプロパン−1,3
−ジオール、ブタン−1,4−ジオール及び/又はヘキ
サン−1,6−ジオール、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、テトラエチレングリコール又はチ
オジグリコールの、ジアリールカーボネート例えばジフ
エニルカーボネート又はホスゲンとの反応で得ることの
できる公知のものである(独国特許公報第1,694,0
80号、第1,915,908号、及び第2,221,75
1号;独国公開特許第2,605,024号)。
【0015】本発明に必須の分散液は、好ましくは反応
媒体として例示したポリヒドロキシル化合物中における
重付加生成物a)を生成する出発物質の反応によつて製
造される。分散相を形成する重付加生成物a)は、特に
a1)有機ポリイソシアネート、更に特にジイソシアネ
ートとa2)少くとも2つのイソシアネート反応性アミ
ノ及び/又はヒドロキシル基を含む低分子量化合物との
反応生成物である。
【0016】分子量範囲168〜300のポリウレタン
化学で公知のジイソシアネートは、ジイソシアネートa
1)として特に適当である。そのようなジイソシアネー
トの例は、4,4′−ジイソシアナトジフエニルメタ
ン、これと2,4′−及び2,2′−ジイソシアナトジフ
エニルメタンとの工業用混合物、2,4−ジイソシアナ
トトルエン、これと混合物に基づいて35重量%までの
2,6−ジイソシアナトトルエンとの工業用混合物並び
にこれらの芳香族ジイソシアネートに加えて、脂肪族的
に結合したイソシアネート基を含むジイソシアネート、
例えばヘキサメチレンジイソシアネート、1−イソシア
ナト−3,3,5−トリメチル−5−イソシアナトメチル
シクロヘキサン(IPDI)、4,4′−ジイソシアナ
トジシクロヘキシルメタン、キシリレンジイソシアネー
ト、1,4−ジイソシアナトシクロヘキサン又はそのよ
うなジイソシアネートの混合物である。これらの簡単な
ジイソシアネートに基づく改変されたポリイソシアネー
トの使用も可能であるが、それ程好適でない。改変され
たポリイソシアネートは、例えばそれ自体公知の対応す
る改変反応によつて得ることのできるウレトジオン、イ
ソシアヌレート、ウレトンイミン、カルボジイミド、ビ
ウレツト又はウレタン基を含むジイソシアネートの誘導
体である。
【0017】適当なNCO反応性反応物a2)は、特に
32〜500、好ましくは32〜300の範囲の分子量
を有し、そして少くとも2つ、好ましくは2又は3つの
イソシアネート反応性アミノ基及び/又はヒドロキシル
基を含むもの、例えば次のものである: − 60〜500、好ましくは60〜300の範囲の分
子量を有するポリアミン例えばエチレンジアミン、1,
2−及び1,3−プロピレンジアミン、テトラメチレン
ジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ドデカメチレンジ
アミン、トリメチルジアミノヘキサン、N,N′−ジメ
チルエチレンジアミン、2,2′−ビスアミノプロピル
メチルアミン、エチレンジアミンの高級同族体例えばジ
エチレントリアミン、トリエチレンテトラミン及びテト
ラエチレンペンタミン、プロピレンジアミンの同族体例
えばジプロピレントリアミン、ピペラジン、N,N′−
ビスアミノエチルピペラジン、トリアジン、4−アミノ
ベンジルアミン、4−アミノフエニルエチルアミン、1
−アミノ−3,3,5−トリメチル−5−アミノメチルシ
クロヘキサン、4,4′−ジアミノジシクロヘキシルメ
タン及びプロパン、1,4−ジアミノシクロヘキサン、
フエニレンジアミン、ナフチレンジアミン、アニリン及
びホルムアルデヒドの縮合物、トリレンジアミン、ビス
−アミノメチルベンゼン及び1つ又は両方の窒素原子が
モノアルキル化された上述の芳香族アミンの誘導体; − ヒドラジン、ヒドラジンと同様に反応する化合物、
又は22〜500、好ましくは32〜300の範囲の分
子量を有するヒドラジン誘導体、例えばヒドラジン、ヒ
ドラジン水和物、N,N′−ジ置換ヒドラジン、但し置
換基はC1-6アルキル基、シクロヘキシル基又はフエニ
ル基、或いはポリエステルポリオールとの関連ですでに
例示した種類の二塩基性又は多塩基性カルボン酸のヒド
ラジド; − 61〜200の範囲の分子量を有するアミノアルコ
ール、例えばエタノールアミン、ジエタノールアミン、
トリエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミ
ン、プロパノールアミン、ジプロパノールアミン又はト
リプロパノールアミン; − 好ましくは第1級ヒドロキシル基を含み且つ62〜
200の範囲の分子量を有する多価アルコール、例えば
エチレングリコール、1,4−ジヒドロキシブタン、1,
6−ジヒドロキシブタン、ジエチレングリコール又はト
リメチロールプロパン。
【0018】分散液の性能は重付加生成物a1)へのイ
オン性中心の導入によつて改変することができる。例え
ばカルボキシレート、スルホネート又はアンモニウム基
の導入は分散液の水中への溶解性を増大させ、一方で基
材の染色性は一般にアンモニウム基を含む化合物の使用
によつて改善される。
【0019】重付加生成物a)へのカルボキシレート基
の導入に対しては、カルボキシレート基又は潜在的なカ
ルボキシレート基を含むNCO反応性反応物a2)を使
用する又は共用することが得策である。そのような反応
物の例は、ジメチロールプロピオン酸、グルタミン酸、
リシン又は3,5−ジアミノ安息香酸、或いはこれらの
酸の第3級アミンに基づくアルカリ金属及び/又はアン
モニウム塩である。遊離の酸を用いる場合、中和はイソ
シアネート重付加反応後、例えば第3級アミン例えばト
リエチルアミン、アルカリ金属水酸化物又はアンモニア
を中和剤として用いることによつて行うことができる。
【0020】重付加生成物a)中にスルホネート基を導
入する場合、導入されたスルホネート基又はスルホネー
ト基へ添加しうるスルホン酸基を含有するNCO反応性
合成成分a2)を使用する又は共用することは得策であ
る。そのような合成成分はエチレンジアミン−8−エチ
ルスルホン酸、エチレンジアミンプロピル又はブチルス
ルホン酸、1,2−又は1,3−プロピレンジアミン−8
−エチルスルホン酸或いはこれらの酸の第3級アミンに
基づくアルカリ金属及び/又はアンモニウム塩である。
対応する遊離酸を用いる場合(より好適でない)、続い
てスルホン酸基を前述のように中和する。
【0021】重付加生成物a)にアンモニウム基を導入
する場合には、第3級アミン窒素原子を含む合成成分a
2)、例えばN−メチルジエタノールアミン、N−メチ
ル−N−(2−アミノエチル)−エチレンジアミン及び
/又はN−メチルジプロパノールアミンを共用すること
は得策である。重付加反応に次いでは、例えば酢酸又は
ジメチロールプロピオン酸での中和を行い、或いは導入
された第3級窒素原子をアンモニウム基への転化のため
に例えばヨウ化メチルで第4級化する。
【0022】重付加生成物a)がイオン的に改変されて
いるならば、イオン性又は潜在的にイオン性の合成成分
a2)の量及び潜在的にイオン性の中心の中和又は第4
級化の程度は一般に500ミリ当量まで、好ましくは1
00〜500ミリ当量のイオン性基が100gの分散相
a)当り存在するように選択される。
【0023】すでに言及したように、本発明に必須の分
散液は好ましくは出発成分a1)及びa2)の、反応媒
体としてのポリヒドロキシル化合物b)中での反応によ
りその場で製造される。反応物の量比は一般に成分a
1)のイソシアネート基及び成分a2)のNCO反応性
基に基づくイソシアネート指数が80〜120、好まし
くは96〜105の範囲にあるように選択され、成分a
1)、a2)及びb)の全量はb)中a)の1〜50重
量%、好ましくは5〜30重量%の分散液が得られるよ
うに用いられる。
【0024】反応は好ましくは60〜110℃の範囲の
温度で行われ、アミノ基及びNCO反応性基だけを含む
水溶性の合成成分a2)はしばしば40〜80重量%水
溶液の形で使用される。一般に分散液は最初に成分a
2)及びb)の混合物を導入し、次いでイソシアネート
成分a1)を激しく撹拌しながら混合物に添加すること
により、或いは同時にイソシアネート成分a1)及びN
CO反応性成分a2)を激しく撹拌しながら成分b)と
一緒にすることにより、或いは成分b)の一部中の成分
a1)の溶液を、成分b)の残り中の成分a2)の溶液
と激しく撹拌しながら一緒にすることにより製造され
る。
【0025】出発成分a2)の水溶液を用いる場合、導
入された水は例えば真空下に重付加反応後に除去され
る。
【0026】しかしながら分散液を製造する方法は本発
明にとつて厳密でない。例えば出発成分a1)及びa
2)のイオン的に改変された重付加生成物の水性分散液
をポリヒドロキシル化合物b)と混合し、次いで分散液
の水を蒸留によつて除去するという方法を採用すること
も可能である。
【0027】本発明の方法を実際に適用する場合、本発
明に必須の分散液は一般に分散液相a)が生皮の重量に
基づいて又はむきとつた(pared)重量に基づいて0.5
〜30重量%、好ましくは1〜10重量%の量で存在す
るような量で使用される。一般に本発明に必須の分散液
は、本発明の方法の実際的な用途の場合、分散液を少く
とも1重量%、好ましくは1〜10重量%含有する水性
液体の形で使用される。本発明に必須な分散液は単独の
なめし剤として或いは他のなめし剤と組合せて及び/又
はなめしに典型的に使用される種類の助剤及び添加剤と
組合せて使用することができる。本発明に必須の分散液
を単独のなめし剤として用いる場合、本発明の方法はふ
つくらした皮革を与えないが、一般に収縮温度は上昇す
る。従つて本発明に従つて使用しうる分散液は、例えば
本発明に従つて予備なめしされた皮革がこの方法に必要
とされる具合にむき取られ且つ処理できるから、「湿式
ホワイト(white)法に適当である[参照、K.フエー
バー、(ハーフエルド、皮革叢書、第3巻)「なめし
剤、なめし及び後処理なめし」(フランクフルト、19
84年)、184頁]。
【0028】本発明に従つて使用すべき分散液、特に分
散液a)が十分水相に分散しえない場合、その水との親
和性は親水性溶媒例えばエタノール又は乳化剤例えばエ
トキシル化ラウリルアルコール、或いは他の適当な助剤
例えばレボタン(LevotanR)C[バイエル社(Bayer A
G)の製品、ポリエステルカルボン酸]又はレボタンK
(バイエル社の製品、オリゴウレタン)を用いることに
よつて改善できる。
【0029】本発明の方法において本発明に必須の分散
液と組合せて随時使用しうる他のなめし剤は例えば最初
に引用した従来法のもの、更に特にF.ステイサー(St
ather)「なめし化学となめし技術」、ベルリン(19
67)、356頁以降に記述されている種類のフエノー
ル系なめし剤、独国公開特許第2,739,378号又は
第2,416,485号に記述されているオリゴウレタ
ン、或いは独国公開特記に記述されているポリヒドロキ
シル化合物の酸性半エステルである。
【0030】これらの他のなめし剤は、使用するならば
生皮の重量又はむきとつた重量に基づいて500重量%
まで、好ましくは0.5〜100重量%の量で用いられ
る。先にすでに例示した助剤のほかに、随時使用される
助剤及び添加剤は油性処理剤、水に基づく液体(例えば
アンモニア又はトリエタノールアミン)又は酸例えばぎ
酸又はジカルボン酸例えばコハク酸、水溶性溶媒例えば
エタノール又はメチルエチルケトンを含み、生皮又は予
備なめしした皮革に対する吸収挙動を改善するものを含
む。
【0031】本発明の方法は好ましくはクローム(chro
me)なめしした皮革の再なめしに使用される。この場合
本発明に必須な分散液は例えばフエノール系又は重合体
の通常のなめし剤と共に使用される。しかしながら本発
明による分散液は単独のなめし剤としても使用しうる。
【0032】本発明に必須の分散液は常に液体から非常
に効果的に吸収される。即ち本発明においては少量の未
使用の物質しか廃液中に残らない。基本的には本発明に
従つて再なめしされる皮革は一般に非常にふつくらし、
容易に染色でき、そして柔いということができる。
【0033】次の実施例において、すべての百分率は重
量によるものとする。
【0034】
【実施例】製造実施例 実施例1 親水性ポリ尿素の、疎水性ポリエーテルポリオール中分
散液の製造 トリメチロールプロパンのプロポキシル化及び続くこの
プロポキシル化生成物のエトキシル化(PO:EO重量
比=82:12)によつて製造したOH値34のポリエ
ーテルポリオール3000g及びヒドラジン水和物(ヒ
ドラジン64%)88.5gとエチレンジアミン−8−
スルホン酸ナトリウム(45%水溶液)740gの混合
物を、20〜30℃下に静置混合材中へポンプで連続的
に供給した(量はg/分単位)。同時に上述のポリエー
テル1000g/分及び80%2,4−と20%2,6−
トリレンジイソシアネートの混合物610g/分を20
〜30℃下に第2の静置混合機へポンプで導入した。両
方の流れを互いに別々に歯つき撹拌機の混合域(混合室
容量0.5l、回転速度5000rpm)へ通過させ、
そこで発熱重付加反応を起こさせた。歯つき撹拌機を温
度80℃を有して離れる分散液を保持容器へ送入し、そ
こで約2時間80〜100℃で迅速に撹拌した(低粘度
に対しては重要)。撹拌後、ヒドラジン水和物から生成
する水を100℃で真空下に留去した。この結果粘度1
300mPa・s/25℃及びOH価27.2を有する
安定で白色、微粒子の20%分散液を得た。
【0035】実施例2 ポリヒドラゾジカーボンアミドの、ポリエーテルジオー
ル中分散液の製造 実施例1における如く、プロピレングリコールのプロポ
キシル化及び続くこのプロポキシル化生成物のエトキシ
ル化(PO:EO重量比=70:30)によつて製造し
たOH価28のポリエーテルジオール3000g/分、
ヒドラジン水和物250g/分及び同一のポリエーテル
1000g/分を、ヘキサメチレンジイソシアネート8
40g/分及び触媒としてのジブチルスズジラウレート
0.45gと共に歯つき撹拌機中へ連続的に導入した。
同一の方法で混合及び処理することにより、粘度465
0mPa・s/25℃及びOH価22.4を有する白
色、微粒子の20%分散液を得た。
【0036】実施例3 親水性ポリ尿素の、親水性ポリエーテルジオール中分散
液の製造 プロピレンオキシド及びエチレンオキシドの、重量比
1:1の混合物を用いるプロピレングリコールのアルコ
キシル化によつて製造したOH価56の親水性ポリエー
テルジオール800g、エチレンジアミンβ−スルホン
酸のナトリウム塩(45重量%水溶液)148g、ヒド
ラジン水和物(ヒドラジン64%含有)17.7g及び
水12gを2lの4ツ口フラスコへ導入した。95〜1
00℃まで加熱した後、80%2,4−及び20%2,6
−トリレンジイソシアネートの混合物122gを激しく
撹拌しながら滴下した。反応1時間後且つ水の留去後
に、粘度1590mPa・s/25℃及びOH価44.
8を有する安定で白色、微粒子の20%分散液を得た。
【0037】実施例4 ポリウレタンの、親水性ポリエーテルジオール中分散液
の製造 OH価56の実施例3の線状ポリエーテル800g、N
−メチルジエタノールアミン101g及びジブチルスズ
ジラウレート0.05gを、室温下に2lの4ツ口フラ
スコへ導入した。次いで80%2,4−及び20%2,6
−トリレンジイソシアネートの混合物を室温で迅速に添
加した。加熱後、混合物を100℃で1時間撹拌した。
次いで塩基性の分散液をジメチロールプロピオン酸11
3.8g及び水110gで中和した。得られる微粒子で
白色の分散液は粘度3120mPa・s/25℃及びp
H値6.6を有した。
【0038】実施例5 ポリヒドラゾジカーボンアミドの、ポリカーボネートジ
オール中分散液の製造 実施例1におけるように、OH価56(粘度3600m
Pa・s/25℃)のトリエチレングリコールポリカー
ボネート3000g/分、ヒドラジン水和物245g/
分及び同一のポリカーボネート1000g/分を、80
%2,4−及び20%2,6−トリレンジイソシアネート
の混合物845g/分と共に連続的に歯つき撹拌機へポ
ンプで送入し、そこで発熱重付加反応を起こさせた。同
一の方法で処理して、粘度55000mPa・s/25
℃及びOH価44.8を有するポリカーボネート中ポリ
ヒドラゾジカーボンアミドの20%分散液を得た。
【0039】適用実施例 適用例1 フラスコ中室温において、生皮の凡そPIN A5サイ
ズ片を、実施例1のポリ尿素分散液20重量%及び水8
0重量%の混合物から本質的になる生皮の重量に基づい
て200%の液体中で昼夜なめした。翌朝、なめした生
皮を取出し、簡単に洗浄し、次いで板上に釘で止め、放
置して室温下に乾燥させた。収縮温度65℃を有する白
色の皮革が生成した。
【0040】適用例2 クロームなめしした湿つた皮革(含水量約60%)を、
実施例1のポリ尿素分散液3重量部及び水97重量部か
ら本質的になる皮革の重量に基づいて100%の液体を
含むフラスコ中で処理した。同時にクロームなめしした
皮革を、市販のフエノール系なめし剤に基づく3重量%
水溶液で再なめしし、次いで標準的な油処理剤混合物1
0%で処理した。フラスコ中で4時間処理した後、両方
の皮革を取り出した。更なる油処理剤を用いずにポリヒ
ドラゾジカーボンアミドで再なめしした皮革は、常法で
処理した皮革より明らかに軟かであつた。本発明に従つ
て処理した皮革はふつくらした感触を有し且つ明白色を
示した。
【0041】適用例3 実施例1のポリ尿素分散液の水への溶解度を改善するた
めに、2つの並列試験においてエタノール25%及び非
イオン性乳化剤5%をポリ尿素分散液に添加し、これを
完全に混合した。両混合物を別々に12%水性液体の形
でクロムなめしした皮革に適用し、フラスコ中50%液
体で再なめしした。この場合にも乾燥後に非常に柔い皮
革が得られた。
【0042】適用例4 4,4′−ジヒドロキシジフエニルスルホメチレンナフ
タレンスルホン酸[バイエル社の製品、タニガン(Tani
gan)BN液]に基づく合成なめし剤の50%溶液20
gを、実施例1に記述したポリ尿素分散液80gに添加
した。
【0043】湿つた青色の皮革を、200%温水(40
℃、10分間)中及び次いで85%ぎ酸を含む他の20
0%温水中で処理した後に2等分した。次いで他の10
0%水中で中和したなめし剤(バイエル社の製品、タニ
ガンPAKN)2.5%を40℃で(40分間にわた
り)添加した。pHは4.5となつた。次いで85%ぎ
酸0.5%を添加してpH値を調節した。この結果3.9
のpH値を得た。次いで液体を除去した。次いでこの皮
革をもう1回200%温水で洗浄し(40℃、10分
間)、その後再び液体を除去した。続いて予じめ1:4
の比で温水で乳化した上述の如く製造した生成物10%
を、すでに他の100%温水(40℃)を含むバツト中
へ導入した。pH3.7で30分後、再び液体を除去し
た。添加した生成物に対する残存液体の分析は、生成物
の95%以上が消費されたことを示す。この皮革を20
0%温水でもう1回洗浄し(20℃、10分間)、液体
を除去した。この皮革をホース・アツプ(hoarse up)
し、真空乾燥し、調整し、次いで評価した。油処理剤を
用いて製造した通常の皮革と比べて、それは感触におい
て明らかに柔く、ふつくらした、また丸やかであつた
(すべての百分率は湿つた青色皮革のむきとつた重量に
基づく)。
【0044】ポリエステルカルボン酸(バイエル社の製
品、レボタンC)20%及びオリゴウレタン(バイエル
社の製品、レボタンK)20%を添加し、そしてクロム
なめしした皮革を再なめししようとする試みは、等しく
正の結果を与えた。この場合にも、実施例1の生成物を
用いるすべての試験は非常に柔い、丸やかな且つふつく
らした皮革を与えることも発見された。適用例1と同一
の方法により、次の実施例を行つた。
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a) ヒドラゾジカルボンアミド、尿素
    及び/又はウレタン基を含む、随時イオン的に改変され
    たポリイソシアネート重付加生成物の、b) 分子量5
    00〜12,000を有する有機ポリヒドロキシル化合
    物中の1〜50重量%分散液を、一方でポリイソシアネ
    ート重付加生成物a)に基づいて及び他方で生皮の重量
    即ち毛をそつた重量に基づいて0.5〜30重量%の量
    でなめし活性物質として、随時他のなめし活性物質及び
    /又は助剤並びになめしに典型的に用いられる添加剤と
    組合せて、使用する皮革のなめし活性物質を用いるフイ
    リング加工なめし及び/又は再なめし法。
JP4226547A 1991-08-06 1992-08-04 皮革のフイリング加工なめし及び/又は再なめし法 Pending JPH05195000A (ja)

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EP0526815A1 (de) 1993-02-10
DE4125983A1 (de) 1993-02-11
DE59200842D1 (de) 1995-01-12
EP0526815B1 (de) 1994-11-30
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