JPH05192814A - 丸鋸修正研磨機 - Google Patents

丸鋸修正研磨機

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JPH05192814A
JPH05192814A JP3011492A JP3011492A JPH05192814A JP H05192814 A JPH05192814 A JP H05192814A JP 3011492 A JP3011492 A JP 3011492A JP 3011492 A JP3011492 A JP 3011492A JP H05192814 A JPH05192814 A JP H05192814A
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Kiyohiko Sasanuma
清彦 笹沼
Hiroyuki Saeki
裕行 佐伯
Masayoshi Saeki
政義 佐伯
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S K NOKI SEISAKUSHO KK
SK AGRICULTURAL MACH
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S K NOKI SEISAKUSHO KK
SK AGRICULTURAL MACH
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 簡単な構造で、ハンドルの往復操作のみによ
り、鋸刃の刃先及び外形を、切れ味良好な弧状に、連続
して円滑に修正切削する。 【構成】 傾斜設置されたグラインダ3に対し前後移動
摺動台5を設ける。ハンドル6の往復回動操作で回動さ
れる回動体11の偏心位置に立設した軸受筒に、刃と同
数の係止部22を設けた回動案内盤21を装着する。係
止部22と係合された状態で、ハンドル6の往動時に不
回動状態のままグラインダ3に対し鋸刃25の刃先長さ
分だけ弧状に案内しながら前進移動させて鋸刃25の刃
先を弧状に切削し、又ハンドル6の復動時に丸鋸24の
なげし面26をグラインダ3に圧接した状態でなげし面
26長さ分だけ復動方向へ向け後進回動させてなげし面
26を連続して切削できる切削規制装置29を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用によって摩耗し、
切れ味不良となった8枚刃の丸鋸の刃を簡単に切れ味良
好な弧状刃に修正研磨するとともに丸鋸のなげし面も修
正研磨して、丸鋸の外形をバランスの取れた形状に修正
することができる丸鋸修正研磨機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、グラインダーに対し前後移動調節
ができる摺動台を設け、該摺動台には回動基準円盤を軸
として左右方向に規定範囲回動できる回動体を設け、該
回動体の偏心位置に立設した軸受筒には、周縁に鋸刃と
なげし面を交互に複数設けた丸鋸と、鋸刃と同数の係止
部を周縁に設けた回動案内盤を夫々装着し、かつ巻装さ
れた圧縮弾機の付勢弾力で妄りに左右方向へ回動されな
いよう制動せしめた取付軸を軸架し、前記摺動台上には
回動案内盤の係止部に係止される係止爪を有するストッ
パー装置と、回動体に装着された回転ハンドルをグライ
ンダーに対し鋸刃が当たる位置でセットできるよう規制
せしめたり、又は回転ハンドルの往動終了時に係止部と
係止爪との間に鋸刃の研磨代に相当する間隔が形成され
るように回転ハンドルの回動範囲を規制せしめる規制装
置とを夫々設けると共に回転ハンドルには回動案内盤の
係止部と係合する送り爪を備えた送り装置を設けて、回
転ハンドルの往復回転作動で丸鋸を1駒宛回動せしめな
がら切れ味不良となった鋸刃の修正研磨とアンバランス
となった丸鋸のなげし面をバランスのとれた形状に修正
研磨することができる丸鋸研磨機は、本出願前例えば特
開昭63−127813号公報に記載されて公知であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従前のこの
種丸鋸研磨機においては、丸鋸を1駒宛回転させるため
の送り装置を回転ハンドルに装着せしめたり、或は回転
ハンドルを時計方向に往動回転させた際に取付軸に装着
された回動案内盤および丸鋸を不回動状態のもとにグラ
インダーに向け偏心回転させるためのストッパー装置を
備えていたので研磨機全体の構成が複雑となり、故障発
生の原因となる許りか高価となる。その上、前記研磨機
により修正された刃先は直線的となり、刃先の耐久面お
よび切れ味の面で劣ることになる。
【0004】その上、摺動台は取付台上に設けた2本の
傾斜案内レールに沿って前後方向に摺動ができるように
するために、摺動台の両側下部に装着された傾斜状の摺
動片は傾斜案内レールに嵌装された構成となっているの
で、再生研磨作業時に生じた切削粉塵等が傾斜案内レー
ルを摺動片との摺動面間に進入して摺動台の前後移動を
不円滑ならしめる等の問題点を有していた。
【0005】本発明は、ストッパー装置や送り装置等を
一切使用しない許りか、摺動台をいちいち前後方向に沿
い移動操作しなくても、摺動台に設けた切削規制装置の
弧状案内作動および取付軸に巻装した圧縮弾機を制動作
動とによって、ハンドルの往動操作で鋸刃の刃先を丈夫
で、切れ味良好な弧状に切削せしめるとともに、ハンド
ルの復動操作で丸鋸の外形をバランスの取れた正常な外
形となるよう連続して修正切削ができるようにする許り
か摺動台が切削粉塵等によりその移動が不円滑となるこ
とを防止し、もって操作が簡単でしかも安価な丸鋸修正
研磨機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の丸鋸修正研磨機は、一定の傾斜角度に設置
されたグラインダーに対し前後移動調節ができる摺動台
を設け、該摺動台には回動基準円盤を軸としてハンドル
の往復回動操作で左右方向に規定範囲回動できる回動体
を設け、該回動体の偏心位置に立設した軸受筒には、周
縁に鋸刃となげし面を交互に8箇所設けた丸鋸と、周縁
に鋸刃と同数の係止部を設けた回動案内盤をそれぞれ装
着し、しかも装着された圧縮弾機の付勢弾力で左右方向
へ回動されないよう制動せしめた取付軸を軸架し、前記
摺動台上には、回動案内盤の係止部と係合された状態
で、ハンドルの往動時に圧縮弾機の制動で丸鋸を不回動
状態のままグラインダーに対して鋸刃の刃先長さ分だけ
弧状に案内しながら前進移動させて鋸刃の刃先を弧状に
切削し、又ハンドルの復動時に丸鋸のなげし面をグライ
ンダーに圧接した状態で丸鋸のなげし面長さ分だけハン
ドルの復動方向と同方向へ向け後進回動させて丸鋸のな
げし面を連続して切削せしめる切削規制装置を設けたも
のである。
【0007】そして、切削規制装置は、摺動台上に立設
した支持軸と、一端が摺動台に係着され、中央部を支持
軸に巻装し、他端を支持軸上端に枢着され、一側に回動
案内盤の係止部と係合する起立誘導片を設けた案内体に
係着した付勢弾機とにより構成したものである。
【0008】また、摺動台の左右側壁下端を下向きに延
長して形成した一対の移動案内板は、取付台に前後方向
に沿い平行に穿設した一対の案内長孔内へそれぞれ嵌入
せしめるとともに、取付台内に嵌入位置された移動案内
板の下端は案内長孔と交差する方向に折曲したものであ
る。
【0009】
【作用】牧草や茎稈或はその他の農作物の切断作業によ
り丸鋸の刃先および外周が摩耗され、切れ味が著しく低
下された丸鋸の鋸刃および外周形状がアンバランス状態
となった8枚の丸鋸を修正研磨して再度の使用を図りた
い時には、先ず摺動台5をグラインダー3より遠ざかる
よう取付台1に穿孔した2本の案内長孔6,6に沿い後
退させ、次いで、ハンドル16を摺動台5上に設けた刃
物位置決め装置34のフック36で図4のA′位置にあ
るように係止する。そして、この状態のもとで取付軸1
7へ8枚刃の丸鋸24を、該丸鋸24の刃先25aと回
動案内盤21の外周に8箇所設けた係止部22の一つと
が一致するようにした後、緊定具28で装着する。さす
れば、回動案内盤21に設けられた8箇所の係止部22
の一つに切削規制装置29の起立誘導片32が研磨代に
相当する間隔Lを隔てて係止された状態となる許りか、
ハンドル16と刃物位置決め装置34との間にも鋸刃2
5の研磨代に相当する間隔Lが自動的に設けられる。
【0010】そこで、この状態において切削規制装置2
9に設けられた起立誘導片32が次位の係止部22と係
合する位置まで、ハンドル16をA′位置よりA位置に
向け回転させた後、摺動台5を丸鋸24の刃先25aと
グラインダー3の外周縁とが接する位置迄前進移動させ
た後、ハンドル16をA位置より刃物位置決め装置34
と衝接するA″位置に向け往動回転させる。
【0011】すると、回動体11の偏心位置に軸架され
た取付軸17はB位置よりB′位置に向け回転移行され
るとともに取付軸17に装着された回動案内盤21およ
び丸鋸24も取付軸17に巻装された圧縮弾機20の制
動作用で不回動状態のままC位置よりC′位置およびD
位置よりD′位置となるようグラインダー3に対して鋸
刃25の刃先長さ分だけ前進移動される。
【0012】ところで、回動案内盤21がハンドル16
の往動回転操作で不回動状態のもとでC位置よりC′位
置に鋸刃25の刃先長さ分だけグラインダー3に向け前
進移動される過程においては、回動案内盤21の係止部
22に係止された切削規制装置29の起立誘導片32は
係止部22と摺接状態のもとに支持軸30を軸として付
勢弾機33の弾力に抗して時計方向に回転されるので、
回動案内盤21は前進移動に伴い起立誘導片32との摺
接作用で反時計方向側へ向け僅かに弧状を呈するように
案内されながらグラインダー3に向け前進移動されるこ
とになる。したがって、取付軸17へ回動案内盤21と
ともに装着された丸鋸24の鋸刃25も前記作動で刃先
長さ分だけ弧状に切削され、耐久性に富んだ切れ味良好
な弧状の鋸刃25が得られる。
【0013】次にハンドル16をA″位置よりA位置に
向け反時計方向に復動回転させれば、回動案内盤21は
取付軸17に巻装された圧縮弾機20による制動作用で
強制的にE位置よりE′位置に向け丸鋸1駒分だけ反時
計方向に順次回転されるとともに取付軸17もB′位置
よりB位置に向け順次後進移行される。一方丸鋸24も
取付軸17を軸としてグラインダー3に対しF位置より
順次次位の鋸刃25先端部のF′位置に至るよう反時計
方向に向け後進回転される。ところで、丸鋸24の前進
移動作用で鋸刃25の切削を終了したグラインダー3は
鋸刃25の刃元位置にあるので、ハンドル16をA″位
置よりA位置に向け復動回転させた際には、グラインダ
ー3は丸鋸24のなげし面26と摺接されているので、
反時計方向に向け回転されるにしたがい、なげし面26
を正確な形状に修正切削せしめる。
【0014】以上のようにハンドル16の一往復回転操
作により1刃の鋸刃25と1個のなげし面26の修正切
削作業が終了したら、以後、前記と同様に鋸刃25およ
びなげし面26の数(本実施例においては8個)だけハ
ンドル16を順次往復回動すれば、鋸刃25を弧状に切
削せしめるとともに、なげし面26もバランスの取れた
形状に仕上げることができる。
【0015】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1ないし図8において、1は、任意の場所に設置するこ
とができる底無し筐状の取付台であって、該取付台1上
の前部側には切削角度を45度に選定したグラインダー
3を回転自在に直結した研磨装置2が取付台1上に立設
した取付装置4を介して配設されている。そして、取付
装置4と対向する位置の取付台1上にはグラインダー3
に対して前後方向に沿って移動が自由にできる摺動台5
が設けられている。前記摺動台5は切削研磨作業時に生
じた切削粉塵等によって前後移動が不円滑となるのを防
止するために次のように構成されている。すなわち、取
付台1上には、グラインダー3方向に沿って2本の案内
長孔6,6を間隔をおき平行に穿孔するとともに、摺動
台5の左右側壁の下端を下向きに延長して形成した左右
一対の移動案内板7,7を、前記一対の案内長孔6,6
内へそれぞれ嵌入せしめた後、取付台1内に嵌入位置さ
れた移動案内板7,7の下端を案内長孔6,6と交差す
る方向に折曲8,8して摺動台5が案内長孔6,6より
抜けないようにしたものである。前記摺動台5には、周
壁10を起立した円筒状の回動基準円盤9が上向きに膨
出成形されており、回動基準円盤9の上部には全体が回
動基準円盤9と相似形の鍔付きの回動体11を上方より
周壁10に沿い冠せた状態のもとに嵌合連結せしめてあ
る。上記回動基準円盤9の上面左右対称位置には回動体
11が周壁10に沿って或る所定角度左右方向に回動さ
せるための弧状長孔12,12が夫々同心状に穿孔さ
れ、又被嵌側の回動体11の上面左右対称位置には上記
弧状長孔12,12と合致する連結孔13,13を穿孔
して、弧状長孔12,12および連結孔13,13に亘
り貫通せしめた連結具14,14により両者を連結せし
める。上記回動体11の偏心位置には軸受筒15を立設
するとともに、回動体11にはハンドル16の一端が装
着されている。上記軸受筒15には取付軸17が自由に
遊動できるように軸架されており、しかも前記軸受筒1
5内に軸架された取付軸17の下端にはワッシャ19b
付きの緊定ボルト18を螺入して、上記軸受筒15の凹
陥内面に接するよう取付軸17を挿通した焼付防止ワッ
シャ19aと平ワッシャ19bとの間の取付軸17に圧
縮弾機20を装着し、その付勢弾力により妄りに左右方
向に回動されないよう取付軸17を強力に制動せしめ
る。なお、緊定ボルト18の下端は摺動台5内に長く延
出せしめて弾力の大きな圧縮弾機20が使用できるよう
にしてある。上記のような状態のもとに軸架された取付
軸17には周縁に8個の係止部22を均等割りに設けた
皿形円盤状の回動案内盤21を一体に熔着せしめるとと
もに、回動案内盤21の上面には弾性座盤23を介し
て、周縁に回動案内盤21の係止部22と同数の鋸刃2
5となげし面26とを交互に設けた丸鋸24を取外し自
在に取付軸17へ嵌入載置せしめ、これを取付軸17に
嵌入した挟着盤27を介して取付軸17の先端側に螺合
した緊定具28により強固に装着せしめる。29は、回
動案内盤21近傍位置の摺動台5上に配設した切削規制
装置であって、該切削規制装置29は、摺動台5上に立
設した支持軸30と、一端が摺動台5に係着され、中央
部を支持軸30に巻装し、他端を支持軸30上端に枢着
され、一側に回動案内盤21の係止部22と係合する起
立状の誘導片32を設けた案内体31に係着した付勢弾
機33とにより構成されて、常時付勢弾機33の弾力に
より誘導片32の一端側を回動案内盤21の外周縁に圧
接せしめる。34は、基端側を回動体11に装着したハ
ンドル16の回動範囲を規制するための刃物位置決め装
置であって、該刃物位置決め装置34は、摺動台5上に
立設した取付金具35の折曲片にハンドル16が嵌入係
止されるフック36を枢着して構成したものであって、
上記フック36にハンドル16を係止した際には、ハン
ドル16を丸鋸24の鋸刃25がグラインダー3に当た
るA′位置にセットできるようにし、又フック36の係
合を解いた時にはハンドル16をA′位置より反時計方
向側のA″位置で停止されるように移動回転ができるよ
うにして、A′位置とA″位置との間に鋸刃25の研磨
代に相当する間隔Lを形成せしめる。したがって、ハン
ドル16をA′位置にセットした際には回動案内盤21
の係止部22と切削規制装置29の誘導片32との間に
研磨代に相当する間隔Lが形成されていることは勿論で
ある。37は、グラインダー3に対して摺動台5を所望
長さ自由に前後移動調節させることができるハンドル3
8付きの回転螺杆であって、前記回転螺杆37は、先端
側を摺動台5の内側に装着した螺合ナット39に螺合せ
しめるとともに、基端側を取付台1上に立設した軸受板
40に軸架せしめてある。Aは、ハンドル16の復動回
転終了位置、A′は、鋸刃24および回動案内盤21の
装着位置、A″は、刃物位置決め装置34におけるフッ
ク36よりハンドル16を外してA′位置よりさらに反
時計方向に僅かに回転移行せしめた場合における鋸刃2
5の研磨代位置、B,B′は、取付軸17の軸心移動位
置、C,C′は、ハンドル16をA位置よりA″位置に
向け往動回転させた際における回動案内盤21の移動位
置、D,D′は、ハンドル16をA位置よりA″位置に
向けた往動回転させた際における丸鋸24の移動位置、
E,E′は、ハンドル16をA″位置よりA位置に回転
させた際における回動案内盤21の回転位置、F,F′
は、ハンドル16をA″位置よりA位置に回転させた際
における丸鋸24の回転位置である。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されたような効果を奏する。周
縁に鋸刃となげし面を交互に8箇設けた丸鋸と同数の係
止部を設けた回動案内盤とを圧縮弾機により強制的に制
動された取付軸に装着したので、たとえストッパー装置
および送り装置を設けなくとも、丸鋸および回動案内盤
をハンドルの8回に亘る往復回動操作のみで不回動状態
のもとにグラインダーに対し鋸刃の刃先長さ分だけ前進
移動せしめたり或はグラインダーに圧接した状態のもと
でなげし面長さ分だけ後進回転させて鋸刃の修正切削作
業およびなげし面の修正切削作業を連続して能率よく行
うことができるとともに、摺動台上には回動案内盤の係
止部と係合された切削規制装置を設けたので、ハンドル
の往動操作によりグラインダーに対し鋸刃の修正切削を
行う時に、不回動状態のもとに鋸刃の刃先長さ分だけ前
進移動されようとした丸鋸の刃先を切削規制装置により
弧状に案内させながら前進移動せしめて鋸刃の刃先長さ
分だけ弧状に切削し、もって耐久性に富み、しかも切れ
味良好な弧状の鋸刃を自動的に得ることができる許りか
装置全体の構成をより簡潔ならしめて安価に提供するこ
とができる。その上、切削規制装置は、摺動台上に立設
した支持軸と、一端が枢動台に係着され、中央部を支持
軸に巻装し、他端を支持軸上端に枢着され、一側に回動
案内盤の係止部に係合する起立誘導片を設けた案内体に
係着した付勢弾機とにより構成したので、グラインダー
に対しハンドルの往動操作で不回動状態のもとに前進移
動されてきた鋸刃の刃先を係止部と摺接しながら回動さ
れる起立誘導片により確実に弧状となるよう案内せしめ
弧状の鋸刃を切削することができる。また、本発明にお
いては、摺動台の左右側壁下端を下向きに延長して形成
した一対の移動案内板は、取付台に前後方向に沿い平行
に穿設した一対の案内長孔内へそれぞれ嵌入せしめると
ともに取付台内に嵌入位置された移動案内板の下端は案
内長孔と交差する方向に折曲したので、修正切削作業時
に発生した切削粉塵等の進入によって摺動台の前後移動
が不円滑となるのを未然に防止でき、常に軽快に移動調
節ができる許りか、摺動台が取付台より抜き出ることを
皆無ならしめ、もって修正切削作業を長期に亘り行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を破断した丸鋸修正研磨機の側面図であ
る。
【図2】図1の平面図である。
【図3】要部の一部を破断した正面図である。
【図4】ハンドルを往動回転させた時の作用説明図であ
る。
【図5】ハンドルを復動回転させた時の作用説明図であ
る。
【図6】回動基準円盤の平面図である。
【図7】回動体の平面図である。
【図8】一部を切欠した鋸刃の拡大平面図である。
【符号の説明】
1 取付台 3 グラインダー 5 摺動台 6,6 案内長孔 7,7 移動案内板 8,8 折曲 9 回動基準円盤 11 回動体 15 軸受筒 16 ハンドル 17 取付軸 20 圧縮弾機 21 回動案内盤 22 係止部 24 丸鋸 25 鋸刃 25a 刃先 26 なげし面 29 切削規制装置 30 支持軸 31 案内体 32 起立誘導片 33 付勢弾機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の傾斜角度に設置されたグラインダ
    ーに対し前後移動調節ができる摺動台を設け、該摺動台
    には回動基準円盤を軸としてハンドルの往復回動操作で
    左右方向に規定範囲回動できる回動体を設け、該回動体
    の偏心位置に立設した軸受筒には、周縁に鋸刃となげし
    面を交互に8箇所設けた丸鋸と、周縁に鋸刃と同数の係
    止部を設けた回動案内盤をそれぞれ装着し、しかも巻装
    された圧縮弾機の付勢弾力で左右方向へ回動されないよ
    う制動せしめた取付軸を軸架し、前記摺動台上には、回
    動案内盤の係止部と係合された状態で、ハンドルの往動
    時に圧縮弾機の制動で丸鋸を不回動状態のままグライン
    ダーに対して鋸刃の刃先長さ分だけ弧状に案内しながら
    前進移動させて鋸刃の刃先を弧状に切削し、又ハンドル
    の復動時に丸鋸のなげし面をグラインダーに圧接した状
    態で丸鋸のなげし面長さ分だけハンドルの復動方向と同
    方向へ向け後進回動させて丸鋸のなげし面を連続して切
    削せしめる切削規制装置を設けたことを特徴とする丸鋸
    修正研磨機。
  2. 【請求項2】 切削規制装置は、摺動台上に立設した支
    持軸と、一端が摺動台に係着され、中央部を支持軸に巻
    装し、他端を支持軸上端に枢着され、一側に回動案内盤
    の係止部と係合する起立誘導片を設けた案内体に係着し
    た付勢弾機とにより構成したことを特徴とする請求項1
    記載の丸鋸修正研磨機。
  3. 【請求項3】 摺動台の左右側壁下端を下向きに延長し
    て形成した一対の移動案内板は、取付台に前後方向に沿
    い平行に穿設した一対の案内長孔内へそれぞれ嵌入せし
    めるとともに、取付台内に嵌入位置された移動案内板の
    下端は案内長孔と交差する方向に折曲したことを特徴と
    する請求項1記載の丸鋸修正研磨機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07112317A (ja) * 1993-10-18 1995-05-02 S K Noki Seisakusho:Kk チップソー等の研磨機
JP3021633U (ja) * 1995-07-07 1996-02-27 重信 北島 回転式鋸刃用の目立機
CN107282997A (zh) * 2017-07-11 2017-10-24 三峡大学 一种锯片齿槽修磨机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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