JPH05192655A - サイクロンセパレーターの防汚方法 - Google Patents

サイクロンセパレーターの防汚方法

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JPH05192655A
JPH05192655A JP4009128A JP912892A JPH05192655A JP H05192655 A JPH05192655 A JP H05192655A JP 4009128 A JP4009128 A JP 4009128A JP 912892 A JP912892 A JP 912892A JP H05192655 A JPH05192655 A JP H05192655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
cyclone separator
outlet
scale
strainer
Prior art date
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Pending
Application number
JP4009128A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Sumitomo
博之 住友
Tatsuo Yamazaki
起男 山崎
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Hisaka Works Ltd
Original Assignee
Hisaka Works Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH05192655A publication Critical patent/JPH05192655A/ja
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  • Physical Water Treatments (AREA)
  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低濃度オゾネーションによる熱交換器の防汚
において、オゾン濃度を高めることなくサイクロンセパ
レーターの防汚を図る。 【構成】 熱交換器に流れ込む固形物を排除するために
使用されるサイクロンセパレーター2の必要箇所に紫外
線照射26をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱交換器に流れ込む
固形物を排除するために使用されるサイクロンセパレー
ターの防汚に関する。
【0002】
【従来の技術】熱交換器の微生物による汚れを防止し、
伝熱性能低下を防ぐ方法としてオゾンを注入する防汚方
法すなわちオゾネーションが知られている(特開平3−
111670号公報および特開平3−111671号公
報等参照)。たとえば図2に示すように、海水を熱利用
する場合、海水は海水供給ポンプ(1)からサイクロン
セパレーター(2)を介して熱交換器(3)に供給され
るが、海水には多くの海洋微生物が含まれているので、
海水ラインの配管や機器に海洋微生物に起因する汚れが
発生するのを防止するため、海水供給ポンプ(1)の上
流側にオゾナイザー(4)で発生させたオゾンを注入す
る。オゾネーションではオゾナイザー(4)等のオゾン
製造設備の建設あるいは運転コストを低減するためにで
きる限り低濃度の注入に抑えることが要求される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に汚れの付着速度
は付着面境界における剪断力と反比例関係にあることが
知られている。熱交換器においては伝熱性能を良くする
ために(壁面境界のいわゆる境膜を薄くするために)系
内の他の箇所よりも剪断力が大きくなる。したがって、
低濃度オゾネージョンでは、熱交換器には汚れは付着し
ないが他の機器、経路等に付着することが起こる。
【0004】一方、サイクロンセパレーターは通常80メ
ッシュ程度の小さな目の金網を使用しているため、汚れ
が付着すると詰まりとなってしまい、運転に支障を来
す。また、金網部分における剪断力は熱交換器より小さ
いため、低濃度オゾネーションでは防汚効果があまり得
られない。
【0005】そこで、この発明の課題は、低濃度オゾネ
ーションによる熱交換器の防汚において、オゾン濃度を
高めることなくサイクロンセパレーターの防汚を図るこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、サイクロン
セパレーターの必要箇所に紫外線照射をすることによっ
て課題を解決した。
【0007】
【作用】紫外線による滅菌作用は照射している箇所だけ
に有効で、あるいは微量のオゾンを発生するだけであ
り、排水処理の問題としてはオゾン水処理単独の場合と
全く同じで良い。オゾネーションと紫外線照射の組合せ
により、低濃度オゾネーションの実用化が可能となる。
【0008】
【実施例】図1に例示するように、サイクロンセパレー
ター(2)は、円筒形の胴体(21)と、胴体(21)の内
部に設けた逆円錐状のメッシュストレーナー(22)とか
らなり、胴体(21)の上部に流体入口(23)を接線方向
に接続し、胴体(21)の下部に流体出口(24)を設け、
メッシュストレーナー(22)の下部に固形物出口(25)
を設けてある。
【0009】流体入口(23)から供給された流体は、胴
体(21)に接線方向に流入して胴体(21)の内部で渦流
を形成し、旋回しながらメッシュストレーナー(22)に
沿って下降する。その結果、流体はメッシュストレーナ
ー(22)を通過して胴体(21)の下部の内部空間に溜
り、流体出口(24)から取り出される。固形物はメッシ
ュストレーナー(22)によって流体から分離され、下部
の固形物出口(25)から排出される。
【0010】胴体(21)の内部空間のうち、メッシュス
トレーナー(22)の上面すなわち流体入口(23)側は、
旋回流が作られていることから流速が速く、剪断力が大
きいため、スケールは付着しにくい。これに対してメッ
シュストレーナー(22)の裏側および流体出口(24)側
は、旋回流がないため流速が遅く、スケール等が付着し
やすい。
【0011】したがって、スケールが付着しやすいメッ
シュストレーナー(22)の裏側および流体出口(24)側
に、紫外線を照射するのである。なお、図示実施例では
3個の紫外線ランプ(26)が配設されている。
【0012】
【発明の効果】以上のとおり、この発明は、オゾネーシ
ョンと紫外線照射を組み合せ、熱交換器等においては低
濃度オゾンの注入による防汚を行い、低濃度オゾネーシ
ョンではあまり防汚効果が望めないサイクロンセパレー
ターの必要箇所にのみ紫外線照射を行なうようにしたも
のであるから、オゾン発生に要するコストを増大させる
ことなく、低濃度オゾネーションにおいてサイクロンセ
パレーターの防汚を図るという所期の技術的課題を解決
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】紫外線照射位置を例示するサイクロンセパレー
タの一部破断正面図(a)および平面図(b)
【図2】熱交換器のオゾネーションを例示するブロック
線図
【符号の説明】
2 サイクロンセパレーター 21 胴体 22 メッシュストレーナー 23 流体入口 24 流体出口 25 固形物出口 26 紫外線ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C02F 9/00 Z 8515−4D

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低濃度オゾネーションによる熱交換器の
    防汚方法において、熱交換器に流れ込む固形物を排除す
    るために使用されるサイクロンセパレーターの必要箇所
    に紫外線照射をすることを特徴とするサイクロンセパレ
    ーターの防汚方法。
JP4009128A 1992-01-22 1992-01-22 サイクロンセパレーターの防汚方法 Pending JPH05192655A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103335925A (zh) * 2013-06-14 2013-10-02 中国石油大学(北京) 一种旋风分离器操作状态的长周期伽马射线在线检测装置和方法
JP2017525566A (ja) * 2014-08-28 2017-09-07 エス・ケイ・エフ マリーン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングSKF Marine GmbH 内容物を含んだ液体を浄化するための方法および装置
JP2017192433A (ja) * 2016-04-18 2017-10-26 三菱電機株式会社 殺菌装置及び空調装置

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