JPH0519204U - 廃棄物処理槽 - Google Patents

廃棄物処理槽

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Publication number
JPH0519204U
JPH0519204U JP7471391U JP7471391U JPH0519204U JP H0519204 U JPH0519204 U JP H0519204U JP 7471391 U JP7471391 U JP 7471391U JP 7471391 U JP7471391 U JP 7471391U JP H0519204 U JPH0519204 U JP H0519204U
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JP
Japan
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inner lid
shooter
waste
main body
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP7471391U
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English (en)
Inventor
昭 小川
Original Assignee
昭 小川
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Publication date
Application filed by 昭 小川 filed Critical 昭 小川
Priority to JP7471391U priority Critical patent/JPH0519204U/ja
Publication of JPH0519204U publication Critical patent/JPH0519204U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生ごみ等生活廃棄物の投入時における悪臭や
害虫の飛散、発生を防止する。 【構成】 生活廃棄物を貯溜するタンク1を本体2とシ
ュータ3とに分割し、シュータ3上部の投入口5から生
活廃棄物を投入する。シュータ3の下端の投入口4を中
蓋7により封鎖する。中蓋7は磁気吸着力でシュータ3
に当接し、投入口4の封鎖状態を維持する。中蓋7の封
鎖により本体2内の悪臭や害虫がシュータ3内に侵入す
ることがない。中蓋7は投入した生活廃棄物の重さが磁
気吸着力より大きくなった時、自動的に開放する。中蓋
7の開放で錘体9が変位し、中蓋7を閉方向に回動付勢
し、中蓋7が自動的に閉まる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は一般家庭内からの生ごみ等の生活廃棄物を貯溜して堆肥化したり、生 ごみの一時貯溜用にも使用出来る廃棄物処理槽に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の廃棄物処理槽は下端面が開口されたタンクの上部に投入口を設け、この 投入口に蓋体が開閉自在に取り付けられた構造となっている。この廃棄物処理槽 は家庭の庭等に掘られた穴に生ごみ等の生活廃棄物を投入することにより、タン ク内に生活廃棄物を貯溜するものであり、貯溜された生活廃棄物はそれ自体の腐 敗、発酵及び土壌菌による分解作用により経時的に堆肥化し、庭木、草花等の肥 料としての再利用が行なわれる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の廃棄物処理槽では、貯溜されている生活廃棄物から発生 した悪臭がタンク内に充満しているため、蓋体を開放するする際に悪臭が周囲に 飛散し不快なものとなっていた。而も、蓋体の開放の際には、タンク内部の生活 廃棄物が見えるため、更に不快感が増すと共にハエ、蚊等の害虫が飛出したり集 中するため、周囲環境も悪化させていた。このように、ごみ問題は資源と環境の 二面から緊急な解決を迫られており、家庭における総ごみ量の3分の1を占める とされる生ごみの自家処理が可能となれば前記諸問題の解決の一助となるもので ある。
【0004】 本考案は上記事情を考慮してなされたものであり、蓋体の開放時における不快 感を軽減させると共に、周囲環境を悪化させることのない廃棄物処理槽を提供す ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため、本考案は開閉自在の蓋体を有した投入口から生活廃 棄物が投入されるタンクと、投入口が開口され前記投入口下方のタンクを上下に 仕切る仕切部と、この仕切部の投入口下端に開閉回動自在に取り付けられ投入口 との間の磁気吸着力により投入口を封鎖する中蓋と、この中蓋の開方向の回動と 共に追随変化するように中蓋に取り付けられ前記変位により閉方向に回動するよ うに中蓋を付勢する錘体とを備えていることを特徴としている。
【0006】
【作用】
上記構成において、生活廃棄物は仕切部下方のタンク内で堆肥化される。新た な生活廃棄物は投入口から投入されるが、仕切部で一時的に貯溜され、その重さ が中蓋と投入口との磁気吸着力よりも大きくなると、中蓋がその重さにより自動 的に開き、仕切部下方のタンク内に落下する。この中蓋の開方向の回動に伴って 、錘体が中蓋を閉方向に付勢するため生活廃棄物の落下後には中蓋は自動的に閉 鎖する。このようにして、タンク内の生活廃棄物は仕切部及び中蓋により、タン ク内で遮断状態となっているため、生活廃棄物投入時に悪臭や害虫が外部に飛散 することがなくなる。
【0007】
【実施例】
図1は本一実施例の全体構成を示し、所定量の生活廃棄物が貯溜される本体2 と、この本体2と上部に取り付けられたシュータ3とによりタンク1が構成され ている。本体2は下端部が開放されており、家庭の庭等に掘られた穴内に下部が 差し込まれて穴内に立設される。この本体2の上端部には投入口4が開口されて おり、この投入口4にシュータ3の下端部が差し込まれている。シュータ3は生 活廃棄物が投入されるものであり、その上端部が開放されることにより投入用の 投入口5が形成されている。又、この投入口5には開閉自在の蓋体6が取り付け られ、生活廃棄物の投入時以外は投入口5は閉鎖されている。10は蓋体6を開 くための手がかりとなる把手である。かかるシュータ3の下端部が差し込まれた 本体2の投入口4部分には中蓋7が取り付けられ、中蓋7によりシュータ3と本 体2とが上下に仕切られている。これにより、シュータ3は中心に回動可能とな っており、その開方向回動によりシュータ3と本体2中とが連通し、その閉方向 回動によりこれらの連通が遮断され、シュータ3と本体2とが仕切り状態となる 。この中蓋7は磁気吸着力により投入口4を閉鎖するものであり、このため中蓋 7はフェライト磁石等の永久磁力により全体が形成される。一方、この中蓋7は シュータ3の下端に当接して投入口4を封鎖するものであり、このためシュータ 3は鋼材等の磁性体により形成されている。シュータ3が鋼材でない場合には、 このシュータ3に中蓋7が吸着する小鉄片を設けるようにしても良い。かかる中 蓋7には錘体9が取り付けられている。この錘体9は中蓋7の回動中心となるヒ ンジ8直下に位置するように、取り付けられている。この錘体9は中蓋7よりも 幾分、重量が大きいものが使用されており、後述するように中蓋7の開方向回動 に伴ってヒンジ8中心に回動し、この回動による変位により中蓋7が閉方向回動 するように付勢する。
【0008】 図2及び図3は上記実施例の作動状態を示す。図2に示すように、生活廃棄物 Aは本体2内に貯溜され、腐敗、発酵、微生物分解が行なわれる。この時、中蓋 7が磁気吸着力によってシュータ3の下端部に当接して投入口4を封鎖している ため、本体2内に発生している悪臭や害虫がシュータ3内に侵入することがない 。新たな生活廃棄物の投入のため、シュータ3の蓋体6を開いても、悪臭や害虫 が外部に飛散しないため、不快感が軽減されると共に、周囲環境が悪化する虞が なあい。而も、本体2内の生活廃棄物が外から見えないため、嫌悪感を感ずるこ ともない。このシュータ3に新たな生活廃棄物をBを投入すると、新たな生活廃 棄物Bは中蓋7に一時的に貯溜され、その重さが中蓋7の磁気吸着力よりも大き くなると、中蓋7はヒンジ8を中心に回動して自動的に開くため、新たな生活廃 棄物Bは投入口4から本体2内に落下する。この中蓋7の下位方向の回動に追随 して錘体9も同方向に回動し、図3に示すように、ヒンジ8と同一高さまで変位 する。この錘体9は中蓋7よりも重量が大きいため、変位した錘体9は中蓋7が 閉方向に回動するように付勢する。このため中蓋7は自動的に閉方向に回動し、 その磁気吸着力により投入口4を封鎖する。従って、シュータ3は生活廃棄物の 本体2内への落下時以外には本体2と遮断状態となっているため、悪臭や害虫の 侵入、発生がなく、これらに基づく不快感及び周囲環境に悪影響を及ぼすことが ない。
【0009】 図4は本考案の別の実施例を示し、シュータ3の下端部にゴムパッキン11が 貼付されている。ゴムパッキン11は磁石粉がゴム内に混練されることにより、 磁気吸着力を有している。一方、中蓋7はこのゴムパッキン11の磁気吸着力に よりゴムパッキン11に当接して投入口4を封鎖する。このような本実施例では 、ゴムパッキン11の弾性により、投入口4の封鎖の気密性を確保することが出 来るため、本体2内の悪臭がシュータ3内に洩入することが出来、更に強固に悪 臭を遮断することが出来る。又、中蓋7を永久磁石とすることなく、磁性体を使 用出来るため、その成形が容易となるメリットがある。
【0010】 本考案は以上の実施例に限定されることなく、種々変更が可能である。例えば 、タンク1を本体2とシュータ3とから構成することなく、単一の筒体形状とし 、その内部に仕切り壁を設けて内部を上下に仕切っても良い。又、中蓋7を取り 付けたシュータ3を本体2内に配設するようにしても良い。
【0011】
【考案の効果】
本考案は生活廃棄物の投下時以外は中蓋により、タンク内を上下に仕切って遮 断するため、悪臭や害虫の飛散、発生がなく、これに基づく不快感、不潔感や周 囲環境への悪化、悪影響を未然に防止出来る効果がある。而も、簡単な構造で安 価であり、庭木、草花等にとって好個な肥料を提供出来る優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の断面図である。
【図2】本考案の一実施例の斜視図である。
【図3】本考案の一実施例の生活廃棄物投入時の断面図
である。
【図4】本考案の一実施例の生活廃棄物投入時の断面図
である。
【図5】本考案の別の実施例の部分断面図である。
【符号の説明】
1 タンク 2 本体 3 シュータ 4 投入口 5 投入口 6 蓋体 7 中蓋 9 錘体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉自在の蓋体を有した投入口から生活
    廃棄物が投入されるタンクと、投入口が開口され前記投
    入口下方のタンクを上下に仕切る仕切部と、この仕切部
    の投入口下端に開閉回動自在に取り付けられ投入口との
    間の磁気吸着力により投入口を封鎖する中蓋と、この中
    蓋の開方向の回動と共に追随変化するように中蓋に取り
    付けられ前記変位により閉方向に回動するように中蓋を
    付勢する錘体とを備えていることを特徴とする廃棄物処
    理槽。
JP7471391U 1991-08-24 1991-08-24 廃棄物処理槽 Pending JPH0519204U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7471391U JPH0519204U (ja) 1991-08-24 1991-08-24 廃棄物処理槽

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7471391U JPH0519204U (ja) 1991-08-24 1991-08-24 廃棄物処理槽

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0519204U true JPH0519204U (ja) 1993-03-09

Family

ID=13555141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7471391U Pending JPH0519204U (ja) 1991-08-24 1991-08-24 廃棄物処理槽

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JP (1) JPH0519204U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013112440A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Suzuken Kogyo Kk ごみシュータ、及びごみ排出機構
KR101509591B1 (ko) * 2013-06-25 2015-04-07 주식회사 남신테크 음식물쓰레기 처리기용 착탈식 쓰레기통
KR20200042333A (ko) * 2018-10-15 2020-04-23 정문일 음식물 쓰레기통

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KR101509591B1 (ko) * 2013-06-25 2015-04-07 주식회사 남신테크 음식물쓰레기 처리기용 착탈식 쓰레기통
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