JPH05191805A - デスクランブル装置 - Google Patents
デスクランブル装置Info
- Publication number
- JPH05191805A JPH05191805A JP4021679A JP2167992A JPH05191805A JP H05191805 A JPH05191805 A JP H05191805A JP 4021679 A JP4021679 A JP 4021679A JP 2167992 A JP2167992 A JP 2167992A JP H05191805 A JPH05191805 A JP H05191805A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- scramble
- changeover switch
- processing circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 切り換えスイッチ部12がデスクランブル処
理回路11に供給されるべきスクランブル処理信号を切
り換え制御部14の制御に応じてバイパス手段であるバ
イパスライン13へ供給する。このバイパスライン13
に供給されたスクランブル処理信号は、出力端子15か
ら導出されることになる。 【効果】 受信側の判断で強制的にスクランブルのかか
った信号を出力させることができ、例えばテレビジョン
放送の視聴を制限できる。
理回路11に供給されるべきスクランブル処理信号を切
り換え制御部14の制御に応じてバイパス手段であるバ
イパスライン13へ供給する。このバイパスライン13
に供給されたスクランブル処理信号は、出力端子15か
ら導出されることになる。 【効果】 受信側の判断で強制的にスクランブルのかか
った信号を出力させることができ、例えばテレビジョン
放送の視聴を制限できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクランブル処理を施
された映像信号、音声信号、一般データ信号等の情報信
号に対してデスクランブル処理を施すデスクランブル装
置に関する。
された映像信号、音声信号、一般データ信号等の情報信
号に対してデスクランブル処理を施すデスクランブル装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、放送衛星あるいは通信衛星を用い
て、映像信号、音声信号、一般データ等の情報信号を不
特定多数の視聴者を対象とするのではなく、特定の受信
契約者に有料で提供するいわゆるペイテレビジョン等の
有料放送が盛んに行われるようになった。この場合、情
報提供者と対価的契約を結んだ契約者以外の未契約者に
対して上記映像信号、音声信号、一般データ等の情報信
号を視聴できないようにするために、送信側では情報信
号をスクランブル処理して送出することが行われてい
る。また、契約者の中でも、特定の情報信号を視聴させ
るときには、別料金としたり、契約内容によって受信可
能な情報信号の種類を異ならせたりする場合には、情報
信号に応じて種類の異なるスクランブル処理が施され
る。これに対し受信側では、デスクランブル装置を用い
てスクランブル処理が施された情報信号を復元し、原信
号を得ている。
て、映像信号、音声信号、一般データ等の情報信号を不
特定多数の視聴者を対象とするのではなく、特定の受信
契約者に有料で提供するいわゆるペイテレビジョン等の
有料放送が盛んに行われるようになった。この場合、情
報提供者と対価的契約を結んだ契約者以外の未契約者に
対して上記映像信号、音声信号、一般データ等の情報信
号を視聴できないようにするために、送信側では情報信
号をスクランブル処理して送出することが行われてい
る。また、契約者の中でも、特定の情報信号を視聴させ
るときには、別料金としたり、契約内容によって受信可
能な情報信号の種類を異ならせたりする場合には、情報
信号に応じて種類の異なるスクランブル処理が施され
る。これに対し受信側では、デスクランブル装置を用い
てスクランブル処理が施された情報信号を復元し、原信
号を得ている。
【0003】情報信号をスクランブル処理するには、情
報信号の種類に応じて種々の方式がある。一般的には、
疑似ランダム信号系列(スクランブル系列)で制御され
ることが多い。これに対しデスクランブル処理は、スク
ランブル処理と同じ信号系列(デスクランブル系列)で
原信号を復元する。
報信号の種類に応じて種々の方式がある。一般的には、
疑似ランダム信号系列(スクランブル系列)で制御され
ることが多い。これに対しデスクランブル処理は、スク
ランブル処理と同じ信号系列(デスクランブル系列)で
原信号を復元する。
【0004】例えば音声信号のスクランブル処理は、疑
似ランダム信号を連続的に加算する方式が一般的で、デ
スクランブル処理は、同じ疑似ランダム信号を生成し、
受信された信号系列に加算することによって元の音声信
号を復元する方式が一般的である。また、映像信号のス
クランブル処理は、各走査線内に切断点を入れその前後
を入れ替える方式や複数の走査線または1フィールドの
中で走査線の順序を入れ替える方式があり、これに対し
デスクランブル処理は、前者に対しては、疑似ランダム
信号を再生し、切断点の前後の順序を戻す方式や後者に
対しては、疑似ランダム信号を再生し、走査線の順序を
戻す方式がある。
似ランダム信号を連続的に加算する方式が一般的で、デ
スクランブル処理は、同じ疑似ランダム信号を生成し、
受信された信号系列に加算することによって元の音声信
号を復元する方式が一般的である。また、映像信号のス
クランブル処理は、各走査線内に切断点を入れその前後
を入れ替える方式や複数の走査線または1フィールドの
中で走査線の順序を入れ替える方式があり、これに対し
デスクランブル処理は、前者に対しては、疑似ランダム
信号を再生し、切断点の前後の順序を戻す方式や後者に
対しては、疑似ランダム信号を再生し、走査線の順序を
戻す方式がある。
【0005】上記スクランブル処理及びデスクランブル
処理が送信側及び受信側で施されるような有料情報信号
の提供の増加により、今後は例えばテレビジョン放送の
番組構成等が専門化し、例えばスポーツだけのチャンネ
ル、音楽だけのチャンネル、ニュースだけのチャンネル
等のジャンル別チャンネル放送が増加することが予想さ
れる。
処理が送信側及び受信側で施されるような有料情報信号
の提供の増加により、今後は例えばテレビジョン放送の
番組構成等が専門化し、例えばスポーツだけのチャンネ
ル、音楽だけのチャンネル、ニュースだけのチャンネル
等のジャンル別チャンネル放送が増加することが予想さ
れる。
【0006】このジャンル別チャンネルの視聴は、ある
加入者(契約者)が特定のチャンネルのみを視聴する
等、各加入者の契約内容に基づいてデスクランブル処理
を制御することで可能である。
加入者(契約者)が特定のチャンネルのみを視聴する
等、各加入者の契約内容に基づいてデスクランブル処理
を制御することで可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ジャン
ル別チャンネルの視聴のためのデスクランブル処理は、
契約者である視聴者側での制御ができなかった。例え
ば、ある時間からある時間まであるいはリアルタイムに
放送を受信できなくする等の制御ができなかった。すな
わち、一旦ジャンル別視聴の契約を結んでしまえば、チ
ャンネルを合わせることによりテレビジョン受像機の前
にいる人間は、その専用チャンネルの放送を視聴するこ
とができる。例えば、成人向け等のような子供に見せた
くない番組だけを放送しているような専用チャンネルを
大人がいないときに子供が見ることも可能であり、これ
は、子供の教育上あるいは社会的に問題である。このよ
うな番組を専門に放送するようなチャンネルは、それを
視聴したい大人だけが見れるようにすることが望まれ
る。
ル別チャンネルの視聴のためのデスクランブル処理は、
契約者である視聴者側での制御ができなかった。例え
ば、ある時間からある時間まであるいはリアルタイムに
放送を受信できなくする等の制御ができなかった。すな
わち、一旦ジャンル別視聴の契約を結んでしまえば、チ
ャンネルを合わせることによりテレビジョン受像機の前
にいる人間は、その専用チャンネルの放送を視聴するこ
とができる。例えば、成人向け等のような子供に見せた
くない番組だけを放送しているような専用チャンネルを
大人がいないときに子供が見ることも可能であり、これ
は、子供の教育上あるいは社会的に問題である。このよ
うな番組を専門に放送するようなチャンネルは、それを
視聴したい大人だけが見れるようにすることが望まれ
る。
【0008】そこで、本発明は、上述のような実情に鑑
みてなされたものであり、スクランブル処理された情報
信号を契約者の判断により視聴制限させることができる
デスクランブル装置の提供を目的とする。
みてなされたものであり、スクランブル処理された情報
信号を契約者の判断により視聴制限させることができる
デスクランブル装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデスクラン
ブル装置は、スクランブル処理された信号を原信号に復
元するデスクランブル処理回路と、上記デスクランブル
処理回路に入力されるべきスクランブル処理された信号
を出力端子にバイパスするバイパス手段と、上記バイパ
ス手段への切り換えを行う切り換えスイッチ部と、上記
切り換えスイッチ部を制御する切り換え制御部とを有す
ることを特徴として上記課題を解決するものである。
ブル装置は、スクランブル処理された信号を原信号に復
元するデスクランブル処理回路と、上記デスクランブル
処理回路に入力されるべきスクランブル処理された信号
を出力端子にバイパスするバイパス手段と、上記バイパ
ス手段への切り換えを行う切り換えスイッチ部と、上記
切り換えスイッチ部を制御する切り換え制御部とを有す
ることを特徴として上記課題を解決するものである。
【0010】
【作用】本発明に係るデスクランブル装置は、切り換え
制御部で切り換えスイッチを制御し、スクランブル処理
された情報信号をバイパス手段に供給し、デスクランブ
ル処理回路を通さずそのまま出力させることで、使用者
(契約者)の都合に合わせてスクランブ放送を視聴制御
できる。
制御部で切り換えスイッチを制御し、スクランブル処理
された情報信号をバイパス手段に供給し、デスクランブ
ル処理回路を通さずそのまま出力させることで、使用者
(契約者)の都合に合わせてスクランブ放送を視聴制御
できる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明に係るデスクランブル装置の
実施例について図面を参照しながら説明する。図1は、
本発明に係るデスクランブル装置の概略構成を示すブロ
ック回路図である。
実施例について図面を参照しながら説明する。図1は、
本発明に係るデスクランブル装置の概略構成を示すブロ
ック回路図である。
【0012】図1において、本実施例は、切り換えスイ
ッチ部12がチューナ部20とデスクランブル処理回路
11の間に挿入されている。この切り換えスイッチ部1
2は、本来上記デスクランブル処理回路11に供給され
るべき上記チューナ部20を介して供給されたスクラン
ブル処理信号を切換制御部14の制御に応じてバイパス
手段であるバイパスライン13へ供給する。このバイパ
スライン13に供給された上記スクランブル処理信号
は、出力端子15からそのまま導出される。
ッチ部12がチューナ部20とデスクランブル処理回路
11の間に挿入されている。この切り換えスイッチ部1
2は、本来上記デスクランブル処理回路11に供給され
るべき上記チューナ部20を介して供給されたスクラン
ブル処理信号を切換制御部14の制御に応じてバイパス
手段であるバイパスライン13へ供給する。このバイパ
スライン13に供給された上記スクランブル処理信号
は、出力端子15からそのまま導出される。
【0013】上記切換制御部14には、外部よりオン/
オフ可能にするいわゆるパレンタルキー回路が付加され
ている。このパレンタルキー回路は、ユーザによる直接
のキー操作及び遠隔操作装置による遠隔操作信号によっ
て入力される暗照番号等によって上記切換制御部14を
動作させる。そして、このパレンタルキー回路の動作に
よって上記切換制御部14が上記切り換えスイッチ部1
2を制御する。
オフ可能にするいわゆるパレンタルキー回路が付加され
ている。このパレンタルキー回路は、ユーザによる直接
のキー操作及び遠隔操作装置による遠隔操作信号によっ
て入力される暗照番号等によって上記切換制御部14を
動作させる。そして、このパレンタルキー回路の動作に
よって上記切換制御部14が上記切り換えスイッチ部1
2を制御する。
【0014】このようにして、受信側ではデスクランブ
ル制御信号を受けているにも拘わらず強制的に切り換え
スイッチ部12を動作させ、スクランブル処理された信
号をバイパスライン13を介してそのまま出力端子15
から導出させることができる。
ル制御信号を受けているにも拘わらず強制的に切り換え
スイッチ部12を動作させ、スクランブル処理された信
号をバイパスライン13を介してそのまま出力端子15
から導出させることができる。
【0015】次に、本発明に係るデスクランブル装置の
実施例を衛星放送の受信システムに適用した場合の例を
説明する。衛星放送受信システムの構成の中で上記デス
クランブル装置は、衛星放送チューナと別体型、一体型
及びテレビジョン受信機が衛星放送チューナとデスクラ
ンブル機能と共に持つ内蔵型が考えられる。ここでは、
別体型について図2を参照しながら説明する。
実施例を衛星放送の受信システムに適用した場合の例を
説明する。衛星放送受信システムの構成の中で上記デス
クランブル装置は、衛星放送チューナと別体型、一体型
及びテレビジョン受信機が衛星放送チューナとデスクラ
ンブル機能と共に持つ内蔵型が考えられる。ここでは、
別体型について図2を参照しながら説明する。
【0016】図2において、デスクランブル装置30
は、映像部とデータ部(音声信号+データ)からなる。
映像部では、切り換えスイッチ部33がデエンファシス
回路32と映像デスクランブル処理回路34の間に挿入
されている。この切り換えスイッチ部33は、可動接片
33a、固定接点33b及び固定接点33cを持ち、可
動接片33aは上記デエンファシス回路32に接続さ
れ、固定接点33bはバイパスライン44に接続され、
固定接点33cは映像デスクランブル処理回路34に接
続されている。上記バイパス44及び映像デスクランブ
ル処理回路34は、映像出力部35に接続されている。
一方、データ部では、切り換えスイッチ部39がPCM
処理回路37と音声デスクランブル処理回路40の間に
挿入されている。この切り換えスイッチ部39は、可動
接片39a、固定接点39b及び固定接点39cを持
ち、可動接片39aは上記PCM処理回路37の出力線
に接続され、固定接点39cは上記音声デスクランブル
処理回路40の入力線に接続され、固定接点39bは上
記音声デスクランブル処理回路40から上記PCM処理
回路37への出力線に接続される。上記PCM処理回路
37は、PSK復調回路36の出力側に接続され、音声
出力部35の入力側に接続される。ここで、映像部及び
データ部の切り換えスイッチ部33及び39は、切換制
御部41に接続される。この切換制御部14には、上述
したようにパレンタルキー回路が付加されている。
は、映像部とデータ部(音声信号+データ)からなる。
映像部では、切り換えスイッチ部33がデエンファシス
回路32と映像デスクランブル処理回路34の間に挿入
されている。この切り換えスイッチ部33は、可動接片
33a、固定接点33b及び固定接点33cを持ち、可
動接片33aは上記デエンファシス回路32に接続さ
れ、固定接点33bはバイパスライン44に接続され、
固定接点33cは映像デスクランブル処理回路34に接
続されている。上記バイパス44及び映像デスクランブ
ル処理回路34は、映像出力部35に接続されている。
一方、データ部では、切り換えスイッチ部39がPCM
処理回路37と音声デスクランブル処理回路40の間に
挿入されている。この切り換えスイッチ部39は、可動
接片39a、固定接点39b及び固定接点39cを持
ち、可動接片39aは上記PCM処理回路37の出力線
に接続され、固定接点39cは上記音声デスクランブル
処理回路40の入力線に接続され、固定接点39bは上
記音声デスクランブル処理回路40から上記PCM処理
回路37への出力線に接続される。上記PCM処理回路
37は、PSK復調回路36の出力側に接続され、音声
出力部35の入力側に接続される。ここで、映像部及び
データ部の切り換えスイッチ部33及び39は、切換制
御部41に接続される。この切換制御部14には、上述
したようにパレンタルキー回路が付加されている。
【0017】上記構成のデスクランブル装置30は、入
力端子31から別体の図示しないチャンネル部でFM検
波されたスクランブル処理信号を受信する。このスクラ
ンブル処理信号は、映像部のデエンファシス回路32と
データ部のPSK復調回路36に供給される。このデエ
ンファシス回路32は、FM波復調出力の雑音分布が周
波数に比例して三角形状になるのを防ぐため、送信側の
プリエンファシス回路で強調された高域部を受信側で元
に戻す。また、PSK(位相シフトキーイング)復調回
路36は、送信側のPSK変調回路でPSK変調された
ディジタル音声信号を送信側と逆の操作を行い取り出
す。
力端子31から別体の図示しないチャンネル部でFM検
波されたスクランブル処理信号を受信する。このスクラ
ンブル処理信号は、映像部のデエンファシス回路32と
データ部のPSK復調回路36に供給される。このデエ
ンファシス回路32は、FM波復調出力の雑音分布が周
波数に比例して三角形状になるのを防ぐため、送信側の
プリエンファシス回路で強調された高域部を受信側で元
に戻す。また、PSK(位相シフトキーイング)復調回
路36は、送信側のPSK変調回路でPSK変調された
ディジタル音声信号を送信側と逆の操作を行い取り出
す。
【0018】上記デエンファシス回路32からは、デエ
ンファシス処理されたスクランブル映像信号が上記切り
換えスイッチ部33に供給される。この切り換えスイッ
チ部33は、上記切換制御部41に入力された、例えば
パレンタルキー回路オン(バイパスさせる)信号によっ
て、可動接片33aを固定接点33bに接触させて上記
スクランブル映像信号をバイパスライン44に供給し、
映像出力部35に導かせる。この映像出力部35から
は、スクランブル映像信号が出力端子42を介して外部
に導出される。また、例えば、パレンタルキー回路オフ
(バイパスさせない)信号によって、可動接片33aを
固定接点33cに接触させて上記スクランブル映像信号
を上記映像デスクランブル処理回路34に供給する。こ
の映像デスクランブル処理回路34によってデスクラン
ブル処理された映像信号は、映像出力端子35に供給さ
れ、映像出力信号とされて出力端子42から外部に導出
される。
ンファシス処理されたスクランブル映像信号が上記切り
換えスイッチ部33に供給される。この切り換えスイッ
チ部33は、上記切換制御部41に入力された、例えば
パレンタルキー回路オン(バイパスさせる)信号によっ
て、可動接片33aを固定接点33bに接触させて上記
スクランブル映像信号をバイパスライン44に供給し、
映像出力部35に導かせる。この映像出力部35から
は、スクランブル映像信号が出力端子42を介して外部
に導出される。また、例えば、パレンタルキー回路オフ
(バイパスさせない)信号によって、可動接片33aを
固定接点33cに接触させて上記スクランブル映像信号
を上記映像デスクランブル処理回路34に供給する。こ
の映像デスクランブル処理回路34によってデスクラン
ブル処理された映像信号は、映像出力端子35に供給さ
れ、映像出力信号とされて出力端子42から外部に導出
される。
【0019】一方、PSK復調回路36からは、PSK
復調されたスクランブル音声信号(ディジタル)がPC
M処理回路37に供給される。上記スクランブル音声信
号は、送信側において各種データが付加され、ビットイ
ンターリーブ等されている。そのため、上記PCM処理
回路37では、送信側で行った逆の信号処理を行う。す
なわち、データ伸長、D/A変換、デエンファシス等で
ある。ここで、切り換えスイッチ部39の可動接片39
aが固定接点39bに上記切換制御部41の制御により
接触されると上記PCM処理回路37でPCM処理され
たスクランブル音声信号は、音声出力部38に供給され
る。一方、切り換えスイッチ部39の可動接片39aが
固定接点39cに上記切換制御部41の制御により接触
されるとPCM処理されたスクランブル音声信号は、音
声デスクランブル処理回路40に供給される。この音声
デスクランブル処理回路40は、スクランブル音声信号
をデスクランブル処理し、音声出力部38に供給する。
そして、上記音声出力部38は、音声出力信号(データ
を含む)を出力端子43を介して外部に導出する。この
ときの切換制御部41は、上記映像部で説明したように
パレンタルキー回路に入力されるオン/オフ(遠隔操作
信号による暗照番号等のキー入力を含む)により動作さ
れ上記切り換えスイッチ部39を制御する。
復調されたスクランブル音声信号(ディジタル)がPC
M処理回路37に供給される。上記スクランブル音声信
号は、送信側において各種データが付加され、ビットイ
ンターリーブ等されている。そのため、上記PCM処理
回路37では、送信側で行った逆の信号処理を行う。す
なわち、データ伸長、D/A変換、デエンファシス等で
ある。ここで、切り換えスイッチ部39の可動接片39
aが固定接点39bに上記切換制御部41の制御により
接触されると上記PCM処理回路37でPCM処理され
たスクランブル音声信号は、音声出力部38に供給され
る。一方、切り換えスイッチ部39の可動接片39aが
固定接点39cに上記切換制御部41の制御により接触
されるとPCM処理されたスクランブル音声信号は、音
声デスクランブル処理回路40に供給される。この音声
デスクランブル処理回路40は、スクランブル音声信号
をデスクランブル処理し、音声出力部38に供給する。
そして、上記音声出力部38は、音声出力信号(データ
を含む)を出力端子43を介して外部に導出する。この
ときの切換制御部41は、上記映像部で説明したように
パレンタルキー回路に入力されるオン/オフ(遠隔操作
信号による暗照番号等のキー入力を含む)により動作さ
れ上記切り換えスイッチ部39を制御する。
【0020】したがって、上記デエンファシス回路32
及びPCM処理回路37から出力されたスクランブル処
理された映像信号及び音声信号は、上記切り換えスイッ
チ部33及び39を制御する上記切換制御部41によ
り、スクランブル処理されたままの状態で、もしくはデ
スクランブル処理された状態で各出力端子42及び43
から導出される。
及びPCM処理回路37から出力されたスクランブル処
理された映像信号及び音声信号は、上記切り換えスイッ
チ部33及び39を制御する上記切換制御部41によ
り、スクランブル処理されたままの状態で、もしくはデ
スクランブル処理された状態で各出力端子42及び43
から導出される。
【0021】なお、本発明に係るデスクランブル装置
は、上記実施例にのみ限定されるものではなく、その適
用も衛星放送、衛星通信を用いた放送に限定されるもの
ではない。さらに、例えば衛星放送に用いられる場合、
チューナと別体型のデスクランブル装置だけでなく一体
型にも適用できる。
は、上記実施例にのみ限定されるものではなく、その適
用も衛星放送、衛星通信を用いた放送に限定されるもの
ではない。さらに、例えば衛星放送に用いられる場合、
チューナと別体型のデスクランブル装置だけでなく一体
型にも適用できる。
【0022】
【発明の効果】本発明に係るデスクランブル装置は、デ
スクランブル処理回路に入力されるべきスクランブル処
理信号を切換制御部の制御によりバイパスラインが出力
端子までバイパスするように切り換えスイッチ部で切り
換える。そのため、有料放送の契約者(受信側)が任意
にデスクランブル処理させるか否かの制御を行え、受信
側の判断で強制的にスクランブルのかかった信号を出力
させ、例えばテレビジョン放送の視聴を制限することが
できる。
スクランブル処理回路に入力されるべきスクランブル処
理信号を切換制御部の制御によりバイパスラインが出力
端子までバイパスするように切り換えスイッチ部で切り
換える。そのため、有料放送の契約者(受信側)が任意
にデスクランブル処理させるか否かの制御を行え、受信
側の判断で強制的にスクランブルのかかった信号を出力
させ、例えばテレビジョン放送の視聴を制限することが
できる。
【図1】本発明に係るデスクランブル装置の実施例の概
略構成を示すブロック回路図である。
略構成を示すブロック回路図である。
【図2】本発明に係るデスクランブル装置の実施例の適
用例を示すブロック回路図である。
用例を示すブロック回路図である。
11・・・・・デスクランブル装置 12・・・・・バイパス回路 13・・・・・バイパスライン 14・・・・・切換制御部
Claims (1)
- 【請求項1】 スクランブル処理された信号を原信号に
復元するデスクランブル処理回路と、 上記デスクランブル処理回路に入力されるべきスクラン
ブル処理された信号を出力端子にバイパスするバイパス
手段と、 上記バイパス手段への切り換えを行う切り換えスイッチ
部と、 上記切り換えスイッチ部を制御する切り換え制御部とを
有することを特徴とするデスクランブル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4021679A JPH05191805A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | デスクランブル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4021679A JPH05191805A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | デスクランブル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05191805A true JPH05191805A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=12061753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4021679A Withdrawn JPH05191805A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | デスクランブル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05191805A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005065325A (ja) * | 1996-05-29 | 2005-03-10 | Starsight Telecast Inc | アクセス制御付きのテレビ予約システム |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP4021679A patent/JPH05191805A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005065325A (ja) * | 1996-05-29 | 2005-03-10 | Starsight Telecast Inc | アクセス制御付きのテレビ予約システム |
JP4324540B2 (ja) * | 1996-05-29 | 2009-09-02 | スターサイト テレキャスト インコーポレイテッド | アクセス制御付きのテレビ予約システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5235643A (en) | Satellite receiver retuning system | |
CA2179223C (en) | Method and apparatus for controlling the operation of a signal decoder in a broadcasting system | |
US5774548A (en) | Digital broadcast transmitting and receiving system and transmitting and receiving apparatus thereof | |
EP0200310A2 (en) | Direct broadcast satellite signal transmission system | |
JPH06511362A (ja) | 同期抑制テレビジョン信号の広帯域デスクランブル・システム | |
JPH05191805A (ja) | デスクランブル装置 | |
JPH11112903A (ja) | テレビ放送受信機 | |
JPH05122694A (ja) | Catv端末装置およびcatvシステム | |
JPH11177959A (ja) | 有料放送システムおよびその受信機 | |
JPH05122674A (ja) | Catvシステム | |
KR0144987B1 (ko) | 비디오 및 오디오 신호 루프 장치 | |
JP3130983B2 (ja) | Catvシステムおよびcatvシステムにおける視聴申込処理制御方法 | |
JP3303538B2 (ja) | 端末装置、受信方法、および放送システム | |
KR0171362B1 (ko) | 화상 암호해독 기능을 갖는 비디오 카세트 레코드 플레이어 | |
JPH0965316A (ja) | Catv受信端末装置 | |
JP2000050227A (ja) | デジタル放送受信機 | |
KR940006734B1 (ko) | Catv 송, 수신방법 및 장치 | |
JP2947585B2 (ja) | 衛星放送チューナ内蔵のテレビジョン受像機 | |
JP3296786B2 (ja) | デジタル放送受信機内蔵のテレビジョン受像機およびデジタル放送受信機内蔵のテレビジョン受像機における消費電力節減化方法 | |
KR100192787B1 (ko) | Tv 수신기에 있어서 스크램블된 방송수 신시신호처리방법 및 회로 | |
JP2961847B2 (ja) | チャンネル選局装置 | |
JPH07240910A (ja) | スクランブル放送受信装置 | |
JP2594816Y2 (ja) | 衛星放送受信機 | |
JPH04298186A (ja) | 有料放送信号伝送システム | |
JP2577432Y2 (ja) | 衛星受信装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990408 |