JPH0519050A - スキヤニングソナーの探知表示方法 - Google Patents

スキヤニングソナーの探知表示方法

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JPH0519050A
JPH0519050A JP16707491A JP16707491A JPH0519050A JP H0519050 A JPH0519050 A JP H0519050A JP 16707491 A JP16707491 A JP 16707491A JP 16707491 A JP16707491 A JP 16707491A JP H0519050 A JPH0519050 A JP H0519050A
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JP
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azimuth
scanning
screen
detection
real time
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JP16707491A
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Fukutaro Takahashi
福太郎 高橋
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Kaijo Corp
Original Assignee
Kaijo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】1回の送信周期で前記3次元空間に広域送信を
行なうとともに受信ビームをリアルタイムで適宜の方位
方向と俯角方向に複合して走査し、所望の探知ゾーンか
ら得られる受信信号をリアルタイムでVG画面あるいは
HG画面に適宜に選択して描画できるスキャニングソナ
ーの探知表示方法。 【構成】送信ビームTBを適宜の俯角内で全周に送信す
るが、受信ビームRBは全周には旋回せず適宜の方位幅
内で反復して方位走査するとともに、方位走査の都度適
宜の角度ずつ俯角走査することにより所望の3次元空間
の範囲を短時間のリアルタイムで探知し、3次元空間か
らの受信信号を前期受信信号の得られた距離と俯角およ
び方位に対応する位置で、垂直画面であるVG画面およ
び平面画面であるHG画面を適宜に選択して、単独ある
いは両画面同時にリアルタイムで画面表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,広方位の探知範囲を有
するスキャニングソナーにあって,適宜の方位幅内の垂
直に広い範囲の3次元の空間をリアルタイムで探知し、
かつリアルタイムで表示するスキャンニングソナーの探
知表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスキャンニングソナーは図18
(a)のように円筒(あるいは半円筒,以降半円筒は略
す)面上に周方向および縦方向に配列される振動子から
なる送受波器4から,俯角θを有する送信ビームTBを
介して全周に送信し,受信は俯角θで図18(b)のよ
うに周期T0 ごとに全周(360度)を高速旋回走査す
る受信ビームRBを介して俯角θ方向の魚群F等の反射
体(以降,単に魚群という)からの反射信号を受信す
る。魚群Fの深度は図18(c)のようにHG画面の魚
群Fの方向に適宜設定される方位マークφ1〜φh (図
18(a),(b)参照)の間を受信ビームが通過する
都度、魚群Fの信号が取り出され図18(c)のVG画
面のように俯角θ(例:θ1)の方向の掃引線上の距離
Rの所に魚群Fが魚群像Fとして表示され、図には省略
する適宜の深度スケールにより読み取られる。 魚群の
俯角方向の探知、特に接近してからの探知は図18
(c)のように魚群の方向にあって広い俯角幅(例:θ
1〜θq)で行われるが、図18(b)のように送信周期
(例:#1T00,#2T00)毎に送信ビームTBと受信
ビームRBの俯角が適宜の俯角幅θD(一般に数度)ず
つ俯角θ1〜θqの間を順次切り替えて探索し図18
(c),(d)ように魚群Fを向く適宜の方位幅φ1
φhの間の魚群の探知像が表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のスキャニングソ
ナーは、下記のような問題点を有する。
【0004】(1)適宜の方位幅で俯角方向に広い3次
元空間全体の探知・表示を行なう場合、多数の俯角方向
別の探知が必要であるが、1回の送信周期(例:1秒)
によっては1俯角方向の探知と1俯角方向への掃引線に
よる表示しかできないから、3次元空間全体の探知・表
示には多数(例:4回)の送信周期を費やすこととな
り、探知・表示に多くの時間(例:4秒)がかかる。
【0005】(2)3次元空間にあって距離の異なる複
数の中層魚群を、一定の俯角幅ずつ切り替えて同時に探
知し表示するから、遠い魚群ほど表示される掃引線の間
隔が広く画像が見にくくなるが、俯角切り替え幅を狭め
ると、全体の探知に時間がかかる。
【0006】(3)3次元空間にあり、活発に深度を変
化させる魚群の追尾時には、魚群の深度確認のために魚
群の上下を含めた広い深度範囲を俯角切り替え角を大き
くして切り替える粗い探知(以降、粗探知という)と、
魚群の形状・芯を詳細に把握するための魚群の高さ内を
俯角切り替え角を小さくして切り替えて密の探知(以
降、密探知という)が適宜交互に行なわれるから、動き
の鈍い魚群の探知に比べて一層探知表示に時間がかか
る。
【0007】(4)複数の中層魚群に順次接近して調査
する場合、接近した魚群は短レンジの広い俯角幅で探知
・表示し、遠方の魚群のコンタクトは遠レンジの浅い俯
角幅で探知・表示することを、適宜に交互に切り替えて
行なうから、両者の探知・表示に時間がかかる。
【0008】本発明は上記問題点に鑑み、下記に述べる
ことを目的とする。
【0009】スキャニングソナーによる適宜の方位幅に
あって俯角方向に広い3次元空間全体の探知・表示方法
の問題点に鑑みては、高価格の俯角方向専用の探知機器
を付加することなく、1回の送信周期で前記3次元空間
に広域送信を行なうとともに受信ビームをリアルタイム
で方位方向と俯角方向に複合して走査(以降、単に複合
走査という)し、得られる受信信号をリアルタイムでV
G画面に表示し、あるいはVG画面とHG画面に並画で
きるスキャニングソナーの探知表示方法を提供する。ま
た、3次元空間の探知において、適宜の方位幅、俯角幅
内に受信ビームをリアルタイムで複合走査するととも
に、探知距離に対応して俯角走査時の俯角切り替え角を
リアルタイムで順次狭く切り替えて探知し、VG画面に
おける遠方魚群の画像の掃引線の密度を高めて表示でき
るスキャニングソナーの探知表示方法を提供する。さら
に、3次元空間の探知において、適宜の方位幅・広い俯
角幅内を粗密に複合走査して粗探知と密探知を同時にリ
アルタイムで行ない、かつ同時にリアルタイムでHG・
VG画面に表示するスキャニングソナーの探知表示方法
を提供する。加えて、受信ビームを近距離用の適宜方位
幅・広俯角、および遠距離用の広方位幅・適宜俯角幅の
複合走査をともに連続してリアルタイムで行なって探知
し、リアルタイムでHG・VG画面に表示するスキャニ
ングソナーの探知表示方法を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のスキャニングソ
ナーの探知表示方法は、探知が方位方向に適宜広く行な
われるスキャニングソナーにおいて、送信を方位方向お
よび俯角方向にそれぞれ適宜に広く行ない、かつ受信ビ
ームを適宜の方位幅内で反復して方位走査するととも
に、方位走査の都度方位走査する俯角方向を適宜の角度
ずつ俯角走査して、3次元空間をリアルタイムで探知し
て受信信号を取得し、前期受信信号の得られた距離と俯
角に対応する位置で、垂直画面であるVG画面に前記受
信信号に基づく画像をリアルタイムで画面表示する。
【0011】好ましくは、前期受信信号の得られた距離
と俯角および方位に対応する位置で、前記受信信号に基
づく画像をセクタPPI表示される平面画面であるHG
画面にリアルタイムで画面表示し、さらに好ましくは、
前記VG画面の表示とともに、前記HG画面をリアルタ
イムで並画する。
【0012】また、前記方位走査ごとの俯角切り替え角
度を探知距離に対応して適宜に順次減少して俯角走査し
つつ3次元空間をリアルタイムで探知して受信信号を取
得し、取得する受信信号に基づいて探知画像をリアルタ
イムで画面表示したり、前記受信ビームの方位走査を適
宜選択される方位幅ごとに異なる走査密度で走査し、か
つ、あるいは受信ビームの方位走査の都度切り替える俯
角切り替え角度を、適宜選択する俯角方向について適宜
選択した切り替え角度に変えて俯角走査し、3次元空間
をリアルタイムで探知して受信信号を取得し、かつ取得
する受信信号に基づいて探知画像をリアルタイムで画面
表示するのが好ましい。
【0013】さらに前記俯角走査幅を探知距離に対応し
て順次に適宜減少して俯角走査するとともに、適宜の距
離ごとに方位走査幅を順次に適宜増大するように方位走
査し、3次元空間をリアルタイムで探知して受信信号を
取得し、取得する受信信号に基づいて探知画像をリアル
タイムで画面表示するのも好ましい。
【0014】
【作用】送信ビームを適宜の俯角内で全周に送信する
が、受信ビームは全周には旋回せず適宜の方位幅内で反
復して方位走査するとともに、方位走査の都度適宜の角
度ずつ俯角走査することにより所望の3次元空間の範囲
を短時間で走査し、3次元空間からの受信信号をリアル
タイムで取得し、前期受信信号の得られた距離と俯角お
よび方位に対応する位置で、垂直画面であるVG画面お
よび平面画面であるHG画面を適宜に選択して、単独あ
るいは同時にリアルタイムで画面表示する。また、前記
方位走査ごとの俯角切り替え角度を探知距離に対応して
適宜に順次減少して俯角走査しつつ3次元空間からの受
信信号をリアルタイムで入力したり、前記受信ビームの
方位走査を適宜選択される方位幅ごとに異なる走査密度
で走査し、受信ビームの方位走査の都度切り替える俯角
切り替え角度を、適宜選択する俯角方向について適宜選
択した切り替え角度に変えて俯角走査したり、さらに前
記俯角走査幅を探知距離に対応して順次に適宜減少して
俯角走査するとともに、適宜の距離ごとに方位走査幅を
順次に適宜増大するように方位走査することにより種々
の探知画像をリアルタイムで画面表示することができ
る。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0016】図1は、本発明の探知画像表示方法の実施
例が適用されたスキャンニングソナーの構成を示すブロ
ック図、図2(a),(b)はそれぞれ図1に示された
スキャニングソナーによって探知される探知ゾーンを示
す平面図および縦断面図、図3(a)は受信ビームを方
位方向に走査させる駆動信号と、俯角方向に走査させる
駆動信号とを示す波形図、図3(b)は図3(a)に示
された駆動信号によって駆動された受信ビームによって
表示器に表示される探知画像を示す説明図である。
【0017】 送受波器4は、従来のスキャンニングソ
ナーと同様に円筒形(あるいは半円筒形、以降半円筒形
についての記載は省略する)に配列される複数の振動子
により形成されている。送信器2は、送受信信号を切り
替えるTR回路3を介して、送受波器4と組み合わされ
て図2のように適宜の方位幅φ1〜φh、俯角幅θ1〜θq
の探知ゾーンDZを含む適宜の送信ビームTBを形成し
送信する。
【0018】俯角走査器5は縦に配列された各振動子
(以降、縦配列振動子と記す)ごとに各振動子の受信出
力間の位相差を制御して俯角方向の受信ビームを形成す
るとともに、図3(a)のように受信ビームが従来のス
キャンニングソナーにおいて全周旋回走査される周期T
0を適宜分割する周期Tmごとに適宜の俯角切り替え角θ
Dずつ俯角θ1からθqへと順次切り替える俯角走査を行
う。方位走査器6は俯角走査器5からの信号が図2に示
される受信ビームRBの方位方向の指向性を形成すると
ともに、図2(a),図3(a),(b)のように周期
mごとに受信ビームRBを方位φ1と方位φhとの間で
方位走査のために駆動する。
【0019】処理装置7は上記の方位走査と俯角走査の
組み合せによる複合走査により得られる受信信号を図3
(b)のように方位幅φ1〜φhでセクタPPI表示され
るHG画面および俯角θ1〜θqのVG画面あるいは後記
される各種の画面を表示器8のラスタ表示画面にリアル
タイムで表示するために、各受信信号のアドレス演算・
信号処理などを行う。表示器8(例えば、TV用カラー
デスプレイ等)は表示面に上記のHG画面やVG画面等
をリアルタイムで並画する。また、制御器1は上記装置
2,5,6,7に制御信号P1,P2,P3,P4を出力し
て上記各装置の制御を行なう。
【0020】さらに上記の各装置の動作について説明す
る。
【0021】送受波器4はm方向を向くn段の縦配列振
動子より構成され、その各1列は図4に示すように振動
子T1,T2,・・,Tj,・・,Tnよりなる。送信器2
からTR回路3および送受波器4を経て送出された送信
ビームTBに対する反射波を送受波器4は受信する。俯
角θp(θ1〜θqに関し、以降θpについて説明し他につ
いては説明を省略する)からの反射波Spによる送受波
器4の縦配列振動子T1〜Tnの信号出力S41〜S4nにお
ける信号出力S41に対するS42〜S4nの位相差をψ2p
ψnpとすれば、j段目(j=2n、以降j段目について
説明し他についての説明は省略する)の振動子Tjの出
力S4jの位相差ψjpは、振動子間隔をd、波長をλとし
て式(1)で示される。 ψjp={2πd(j−1)・sinθp}/λ ・・・・・ (1) 俯角θpにおける受信出力S41〜S4nと各位相差ψ2p
ψnpの関係を図5(a)に示す。次に図5(a)の位相
差ψjpは、図5(b)で示され、出力S41に対し0〜2
πの範囲にある位相差ψ′jp(式(2)で表される)で
置き換えられる 。 ψ′jp=ψjp−2Kjπ ・・・・・・・・・・・・・ (2) 但し、2Kjπ≦ψjp≦2K(j+1)π この位相差ψ′jpを俯角走査器5により制御して俯角方
向のビーム形成および俯角走査を行う。
【0022】図6は俯角走査器5の構成を示すブロック
図である。
【0023】信号発生器51は図5(b)に示す受信信
号S41〜S4nの位相差ψ′jp(0〜ψ′np)を有する局
発信号Lj(Lj=L1〜Ln)を出力する。変調部52
は、送受波器4のm個の縦配列振動子Ta〜Tmの各段振
動子T1a〜Tna,・・・・・・・・,T1m〜Tnm から
の各信号S41a〜S4na,・・・・,S41m〜S4nm を、
各変調回路ブロック52a〜52m内の各段の変調回路M
1〜Mnにおいて、局発信号L1〜Lnによりそれぞれ変調
して同相にしたのち、信号S51a〜S5na,・・・,S
51m〜S5nmとして出力する。VB合成器53は各縦配列
振動子ごとの上記の信号を合成回路53a〜53mにより
それぞれ合成して、俯角θpを向き、かつm個の方位をそ
れぞれ向く受信ビームの信号S5a〜S5mを出力する。
【0024】図7は図6の信号発生器51の構成を示す
ブロック図である。
【0025】局発511からの局発出力L1がタップ付
の遅延回路(例えば、遅延回路網、CCDあるいはメモ
リを使用する遅延回路等)を有する移相器512に入力
され、移相器512の各タップから図6(b)および式
(2)で示される位相差ψ′ jpを有する信号Ljp(Ljp
=L2p〜Lnp)およびL1p(ψ=0)が出力される。ス
イッチングマトリックス513は移相器512からの出
力Ljp(Ljp=L1p〜Lnp)の入力回線Aj(Aj=A1
〜An)と信号発生器51の出力回線Lj(Lj=L1〜L
n)に接続される出力回線Bj(Bj=B1〜Bn)、およ
び入・出力回線A j・Bjを同図のように接続するFET
等よりなる電子スイッチSjp(Sjp=S2p〜Snp)より
構成され、制御回路514が制御器1からの制御信号P
2に含まれる俯角θpの信号を検出して出力する制御信号
2pにより上記電子スイッチSjpが同時にオンされて、
出力回線Bjに位相差ψ′jpを有する局発出力Ljpが出
力される。同様にして、制御回路514が制御信号P2
から検出する俯角θ1〜θqの信号に応じて出力する制御
信号P21〜P2qによりスイッチングマトリックス513
が作動して同図には省略した上記と同様の移相器512
からの適宜の出力回線およびスイッチングマトリックス
513に適宜に配置される電子スイッチを介して出力回
線Bjから出力L1および位相差ψ′21〜ψ′n1,・・・
・,ψ′2q〜ψ′nqを有する出力L2〜Lnが出力され
る。スイッチ515は上記の俯角θ1〜θqに対する局発
出力を仰角−θ1〜−θqに対する局発出力に切り替える
回路で、制御回路514が制御信号P2から俯角信号θ1
〜θqを検出する場合は、俯角用の信号P2Aにより電子
スイッチSAj(SAj=SA1〜SAn)がオンされて上記の
ように信号発生器51からL1とLjp(Ljp=L2p〜L
np)が出力されるが、制御回路514が制御信号P2
ら仰角信号−θ1〜−θqを検知する場合は、出力される
制御信号P2Bにより電子スイッチSBjがオンされSAj
オフされて、信号発生器51からの局発出力L1,L2
〜,Lj,〜,Ln-1,Ln間の位相差は、Lnの出力が基
準とされてそれぞれψ′np,ψ′n-1p,・・,ψ′
n+1-jp,・・,ψ'2p,0として出力される。以上の説
明においては俯角・仰角走査を連続して行う場合は、俯
角・仰角信号をθq〜−θqとし、上記の俯角走査と同様
にして俯角・仰角走査が行われる。上記のように信号発
生器51からの局発出力L1〜Lnは、制御器1からの制
御信号P2により順次入力される俯角・仰角信号θq〜−
θqに応じて適宜の位相差ψ′jp,ψ′n+1-jpに瞬時に
切り替えられるから、俯角走査器5による縦配列振動子
群の俯角方向の受信ビーム合成および俯角走査がリアル
タイムで並列に行われる。
【0026】図8は方位走査器6の構成を示すブロック
図である。各ブロックは従来のスキャンニングソナーと
同様に構成されている。
【0027】 旋回スイッチ61は制御器1から制御信
号P3により、俯角走査器5の出力信号S5a〜S5m
ら、図2(a)の受信ビームRBの方位方向のビーム形
成用の適宜数の信号群を取り出すとともに、図3(a)
のように周期Tmごとに方位φ1〜φhの方位走査が行われ
るように反復切り替えを行い信号群S61を出力する。信
号群S61は移相回路62により適宜移相されて同相の信
号群S62として出力され、HB合成回路63により合成
され信号S6として出力される。この信号S6は上記の俯
角走査器5、および方位走査器6により図2(a)およ
び図3(a)のように周期T0ごとにφ1〜φhの方位走
査とθ1〜θqの俯角走査が組み合わされて複合走査され
る受信ビームRBが探知ゾーン全体からリアルタイムで
順次得られる時系列受信信号である。
【0028】図9は処理装置7および表示器8を示すブ
ロック図である。
【0029】表示器8は、例えばTV用カラーブラウン
管表示器あるいは液晶カラーデスプレイ等の表示器で、
ラスター掃引に同期する信号P81を処理器71に、メモ
リ72のVRAMの書き込み・読み出し制御用として出
力する。処理器71は方位走査器6より入力されA/D
変換回路73によりデジタル化された入力信号S71をメ
モリ72のVRAMに書き込むために、制御器1からの
制御信号P4に含まれる入力信号S71の刻々の探知点
(図10(c)の点P)の座標(距離r、方位φ、俯角
θ)を読み出し、書き込みアドレスを演算する。ここで
HG・VG画面への表示は、HG画面には図10
(a),(b)のようにxy面(θ=0)に投影され、
VG画面には図10(a),(c)に適宜選択される方
位φc(例えば、方位φ1〜φhの中心方位)を含む垂直
面に投影される場合を示す。HG画面およびVG画面用
の書き込みアドレスは図10(a),(b),(c)を
参照して下記の式(3a),(3b)および式(4
a),(4b)によりそれぞれ演算される。なお、式
(4)の角度φp=φ−φcとする。 x=X1+ka1・r・cosθ・sinφ ・・・・(3a) y=Y1+kb1・r・cosθ・cosφ ・・・・(3b) x=X2+ka2・r・cosθ・cosφp ・・・ (4a) y=Y2+kb2・r・sinθ ・・・・・・・・ (4b) ここにおいて、X1,Y1およびX2,Y2はそれぞれ表示
面上のHG・VG画面の表示位置を定める定数で、
a1,kb1およびka2,kb2はそれぞれHG・VG画面
上の表示スケールと水中距離の比を示す係数であって、
各定数,係数に含まれる正負号は表示画面の配置に合わ
せて適宜選定される。なお、以下のアドレスの演算式に
おいて式(3a),(3b)および式(4a),(4
b)と同様の定数,係数が使用されるが、それらの説明
は省略する。
【0030】図11(a),(b)はメモリ72のVR
AM上の各信号の位置を示す説明図で、SH00およびS
V00はそれぞれHG・VG画面用のメモリ領域を示す。
なお、SH00とSV00との対比を容易にするため方位φc
をx方向に変えて示してある。信号は周期T0ごとに図
11(a)のようにSH0,SV0に書き込まれるが、周期
0ごとの書き込みに先立って図11(b)のように破
線で示されるSLH1およびSLV0の部分が消去され、つ
いでSH00においてはSLH1の円弧部分に、SV00におい
てはSLV1の部分に、さらに周期TmごとにSLH2〜S
HqおよびSLV2〜SLVqの書き込み順序で順次書き込
みされる。また、書き込みは、書き込む信号の強さが書
き込まれている信号の強さより強い場合は書き込まれ、
逆の場合は書き込みされないように作動される。図9で
示される信号S71は上記のように処理器71によりメモ
リ72のVRAMに適宜書き込まれ、また、読み出さ
れ、メモリ72内のD/A変換回路によりアナログ信号
に変換され信号S7として表示器8に出力され、表示器
8の表示面に図3(b)で示されるHG画面およびVG
画面のように画面表示される。なお、HG・VG画面は
従来のスキャンニングソナーと同様に前送信時の画像が
リアルタイムで新画像にスクロール表示される。
【0031】上記のようにして、周期T0ごとに受信ビ
ームが方位φ1〜φh、俯角θ1〜θq間を複合走査され、
リアルタイムで得られる受信信号がHG・VG画面にリ
アルタイムでスクロール表示され、送信周期ごとに探知
ゾーン全体の探知画像がHG・VG画面に全面表示され
る。
【0032】また、図11(c)のようにHG画面にx
y面への投影画像、VGx画面にxz面への投影画像、
VGy画面にyz面への投影画像の表示はそれぞれHG
画面用には上記式(3)、VGxぉよびVGy画面用には
図10(b)を参照して次に示される式(5a),(5
b)および式(6a),(6b)により、それぞれアド
レスが演算され、上記と同様にして画面表示される。 x=X3+ka3・r・cosθ・sinφ ・・・・ (5a) y=Y3+kb3・r・sinθ ・・・・・・・・ (5b) x=X4+ka4・r・cosθ・cosφ ・・・・ (6a) y=Y4+kb4・r・sinθ ・・・・・・・・ (6b) また、潜水艇等に装備されて目標に接近する場合は、図
11(d)のHG・VG画面のように目標Vの方位
φV,俯仰角θV,距離RVが直接スケールで読み取れる
ように、HG画面には距離rと方位φを、VG画面には
距離rと俯角θを座標として受信信号が表示されるよう
に各アドレスが次の式(7a),(7b)および式(8
a),(8b)により演算され、ついで上記と同様にリ
アルタイムで表示される。 x=X5+ka5・r・sinφ ・・・・・・・・・ (7a) y=Y5+kb5・r・cosφ ・・・・・・・・・ (7b) x=X6+ka6・r・cosθ ・・・・・・・・・ (8a) y=Y6+kb6・r・sinθ ・・・・・・・・・ (8b) 次に、本発明の第2の実施例について図1,図10
(c),図12,図13(a),(b)を参照して説明
する。
【0033】本実施例では探知距離が図12に示される
ように一定の距離R以上になると俯角切り替え角度を変
更する。
【0034】第1の実施例と同様に制御器1から俯角走
査器5への制御信号P2が次のように設定されて出力さ
れる。図13(a)のVG画面を表示する掃引線SLの
本数(俯角方向の探知数)N、および深度幅dMが適宜
選択され、受信前に適宜選択される俯角走査幅θq1と、
θq1から与えられる俯角切り替え角θD1=θq1/(N−
1)の制御信号P2が周期Tmごとに出力される。ついで
図10(c)に示す刻々の探知点P(座標r・θ)の垂
直成分d(r・sinθ)が深度幅dMを越える時刻
(図12(a)の距離Rに相当)から俯角切り替え角θ
D1が適宜選択されるθD2に変わるとともに、俯角走査幅
がθq2((N−1)θD2)に変わる制御信号P2が周期
mごとに出力される。以下同様にして制御信号P2の俯
角切り替え角θD、俯角走査幅θqが順次減少して出力さ
れる。俯角走査器5は上記制御信号P2により制御され
て、俯角切り替え角がθD1,θD2,・・・、俯角走査角
がθq 1,θq2,・・・と減少する俯角走査を繰り返し
て、深度dM内において常にN個の俯角探知をリアルタ
イムで行い、深度幅dM内の3次元空間からの受信信号
を上記と同様にして図12のVG画面のように距離R以
遠の遠近の魚群FA・FBをほぼ均一の掃引線密度でリア
ルタイムの表示を行なう。
【0035】さらに本発明の第3の実施例について図1
4,図15(a),(b),(c))を参照して説明す
る。
【0036】上記の方位走査器6は制御器1において適
宜設定される制御信号P3により、図15(a)のHG
画面および図15(b)のように方位φcを中心として
方位走査周期Tmごとに方位幅φA(φ2〜φ3)を2回走
査し、続く周期Tmに方位幅φB(φ1〜φ4)を1回方位
走査する広狭の方位走査を交互に行なう。また、上記さ
れる俯角走査器5は制御器1において適宜設定される制
御信号P2により、図15(a)のVG画面および図1
5(c)のように方位走査(周期Tmあるいは2Tm))
ごとに、俯角切り替え信号θDが俯角幅θA(θ2〜θ3
にあっては狭い角度θD1、俯角幅θB−θA(θ1〜θ2
よびθ3〜θ4)にあっては広い角度θD2と切り替えて俯
角走査し、上記の方位と俯角の複合走査により得られる
受信信号が上記と同様にして図14のようにHG・VG
画面に表示される。このようにして魚群の方位幅φA
おける探知表示の密度は方位幅φAの外側の方位幅φB
φAにおける探知表示密度の3倍となり、方位幅φAにお
ける詳細な密探知が、またその両サイドには粗探知が同
時にリアルタイムで行なわれる。同様に俯角方向につい
ても密探知と粗探知が同時にリアルタイムで行なわれ
る。
【0037】さらに本発明の第4の実施例について図1
6(a),(b),(c),図17を参照して説明す
る。
【0038】上記の送信器2と送受波器4が組み合わさ
れて図16(a)の送信ビームTBの範囲で送信され、
上記される俯角走査器5は制御器1において適宜設定さ
れる制御信号P2により、図16(a),(b)に示さ
れる適宜設定される距離Rに対応する図17の時刻TR
以前は同図のように俯角走査幅θq1の間を周期Tmごと
に俯角切り替え角θDずつ俯角走査し、時刻TR以降は俯
角走査幅θq1の2分の1の幅のθq2の間を周期2Tm
とに俯角切り替え角θDずつ俯角走査し、また方位走査
器6は制御器1により適宜設定される制御信号P3によ
り同図のように時刻TR以前は周期Tmごとに方位φ2
φ3を、時刻TR後は2倍の方位幅φ1〜φ3を方位走査す
る。以上の複合走査により図16(a)の探知ゾーンD
1は時刻TR以前に、探知ゾーンDZ2は時刻TR以降に
それぞれリアルタイムで探知され、各探知ゾーンからえ
られる受信信号は上記と同様にして図16(c)のよう
に適宜のHG・VG画面にそれぞれリアルタイムで表示
される。なお図16(c)のHG・VG画面は中層魚群
の表示用として深度dM以深の信号は上記の処理装置7
において適宜に取り除かれて表示されている。なお、以
上の説明では探知ゾーンDZ2の方位幅をφ1〜φ3とし
たが、これに代って方位幅φ2〜φ3に相当する方位幅で
適宜の方位を選択して探知しかつそれぞれ適宜の位置に
表示することができる。また図16(a)のように送信
ビームTBによる送信方位内であれば受信中においても
任意の方位方向にリアルタイムで切り替えることができ
る。
【0039】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され作用する
から次のような効果を奏する。
【0040】(1)従来のスキャンニングソナーの全周
用の送受波器を変えることなく、適宜の方位幅で広い俯
角幅の3次元空間である限定された探知ゾーン内の探知
と表示がともにリアルタイムで行なわれ、送信周期毎に
3次元空間全体の新しいHG・VG画面が完結する。そ
の結果、探知幅を45度とする場合の3次元の空間全体
の探知時間は、従来のスキャンニングソナーの探知表示
方法による同一空間の探知時間の8分の1に短縮される
から、魚群の刻々の形状、動向、疎密の変化等の生態観
察が短時間に詳細にかつ確実に行なうことができるとと
もに、長時間の観察時の疲労を少なくできる効果があ
る。また、3次元空間がリアルタイムで複合走査されて
リアルタイムの探知表示が行なわれるから、船が海況に
より動揺する場合も魚群は瞬時(例えば、大きさが直径
30mである魚群の探知は、前述したように従来約4秒
かかったのに本発明のものでは約0.04秒で探知でき
る)に探知表示されるから動揺の影響をあまり受けず観
察できる効果がある。
【0041】(2)適宜の方位幅で広い俯角幅内の3次
元空間にあって中層の探知範囲内の遠方に存在する魚群
も俯角方向の探知方向の間隔が開くことなくほぼ一様に
なるように受信ビームがリアルタイムで制御されて探知
され、かつリアルタイムで表示されるから、遠方の魚群
の画像が近くの魚群と同様に細かい掃引線密度で表示さ
れ魚群像の判読に時間を掛けることなく、かつ読取に疲
労することが低減される効果がある。
【0042】(3)適宜の方位幅にあって広い俯角幅内
の3次元空間全体の複合走査による探知にあっては、適
宜選択する主なる方位・俯角幅内と、その外方の方位・
俯角幅内が、それぞれ密探知と粗探知で同時にリアルタ
イムで行なわれ、かつリアルタイムでHG・VG画面に
表示されるから、密探知領域で観察・評価されている魚
群が、密探知領域から急激に離脱する場合も、広範囲の
粗探知領域で離脱する方位・俯角を検知し、リアルタイ
ムで密探知の方位・俯角を移動して追尾することができ
るから、魚群の詳細な観察・評価と追尾を両立させるこ
とができる効果がある。
【0043】(4)中層魚群に接近して適宜の方位幅に
あり適宜に広い俯角幅の3次元空間の探知表示をリアル
タイムで行ない、魚群の評価等を進めながら、これに並
行して遠距離の魚群の動向の監視のためのリアルタイム
の探知表示を同時に行ない、かつ同一の表示画面に並画
することができるから従来のスキャニングソナーの探知
表示方法のように、探知レンジと俯角を送信周期毎に切
り替えるか、あるいは2台のスキャニングソナーにより
遠近をそれぞれ探知し、2つの表示画面の表示画面の監
視・操作することなく使用できるから、複数の距離・方
向の異なる魚群の観察・調査に時間が掛からず疲労も低
減でき、また2台のスキャニングソナーを使用すること
に対しては費用低減の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の探知表示方法の第1の実施例が適用さ
れたスキャニングソナーの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】(a),(b)はそれぞれ本発明の第1の実施
例における探知ゾーンを示す平面図と縦断面図である。
【図3】(a)は第1の実施例における受信ビームを駆
動する駆動信号を示す波形図である。 (b)は図3(a)の駆動信号によって駆動された受信
ビームに基づいて描かれるHG画面およびVG画面を示
す図である。
【図4】図1に示される送受波器4の縦配列振動子の1
列分を示す図である。
【図5】図4の各振動子が受信する受信信号の位相差を
示す図である。
【図6】図1の俯角走査器5を詳細に示すブロック図で
ある。
【図7】図6の信号発生器51を詳細に示すブロック図
である。
【図8】図1の方位走査器6を詳細に示すブロック図で
ある。
【図9】図1の処理装置7および表示器8を詳細に示す
ブロック図である。
【図10】(a)は表示器8に表示されているHG画面
およびVG画面を示す図である。 (b)は(a)におけるHG画面の表示方法を示す図で
ある。 (c)は(a)におけるVG画面の表示方法を示す図で
ある。
【図11】(a),(b)はメモリ72の操作内容を示
す図である。 (c)はxy面、xz面、yz面への投影画像を示す図
である。 (d)は俯仰角内を探知する場合の画面表示を示す図で
ある。
【図12】第2の実施例における探知画像のVG画面を
示す図である。
【図13】(a)は図12のVG画面を構成するための
掃引線を示す図である。 (b)は(a)の掃引線に対応する俯角制御信号を示す
図である。
【図14】第3の実施例における画面表示を示す図であ
る。
【図15】(a)は図14の画面に対応する走査を示す
図である。 (b)は(a)の方位走査のための制御信号を示す図で
ある。 (c)は(a)の俯角走査のための制御信号を示す図で
ある。
【図16】(a),(b)は第4の実施例における探知
ゾーンを示す図である。 (c)は(a),(b)の画面表示を示す図である。
【図17】図16の画面表示のための方位走査および俯
角走査を制御する制御信号を示す図である。
【図18】(a)は従来のスキャニングソナーの送受信
ビームを示す平面図と縦断面図である。 (b)は受信ビームを駆動する駆動信号を示す波形図で
ある。 (c)は(b)の受信ビームの駆動により描かれるHG
画面およびVG画面を示す図である。 (d)は(c)における他の探知画像のVG画面を示す
図である。
【符号の説明】
1 制御器 2 送信器 3 TR回路 4 送受波器 5 俯角走査器 6 方位走査器 7 処理装置 8 表示器 TB 送信ビーム RB 受信ビーム DZ 探知ゾーン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 探知が方位方向に適宜広く行なわれるス
    キャニングソナーにおいて、 送信を方位方向および俯角方向にそれぞれ適宜に広く行
    ない、かつ受信ビームを適宜の方位幅内で反復して方位
    走査するとともに、方位走査の都度方位走査する俯角方
    向を適宜の角度ずつ俯角走査して、3次元空間をリアル
    タイムで探知して受信信号を取得し、 前期受信信号の得られた距離と俯角に対応する位置で、
    垂直画面であるVG画面に前記受信信号に基づく画像を
    リアルタイムで画面表示することを特徴とするスキャニ
    ングソナーの探知表示方法。
  2. 【請求項2】 探知が方位方向に広く行なわれるスキャ
    ニングソナーにおいて、 送信を方位方向および俯角方向にそれぞれ適宜に広く行
    ない、かつ受信ビームを適宜の方位幅内で反復して方位
    走査するとともに、方位走査の都度方位走査する俯角方
    向を適宜の角度ずつ俯角走査して、3次元空間をリアル
    タイムで探知して受信信号を取得し、 前期受信信号の得られた距離と俯角および方位に対応す
    る位置で、前記受信信号に基づく画像をセクタPPI表
    示される平面画面であるHG画面にリアルタイムで画面
    表示することを特徴とするスキャニングソナーの探知表
    示方法。
  3. 【請求項3】 前記VG画面の表示とともに、前記HG
    画面をリアルタイムで並画するスキャニングソナーの探
    知表示方法。
  4. 【請求項4】 前記方位走査ごとの俯角切り替え角度を
    探知距離に対応して適宜に順次減少して俯角走査しつつ
    3次元空間をリアルタイムで探知して受信信号を取得
    し、取得する受信信号に基づいて探知画像をリアルタイ
    ムで画面表示する請求項1ないし3のいずれか1項に記
    載のスキャニングソナーの探知表示方法。
  5. 【請求項5】 前記受信ビームの方位走査を適宜選択さ
    れる方位幅ごとに異なる走査密度で走査し、かつ、ある
    いは受信ビームの方位走査の都度切り替える俯角切り替
    え角度を、適宜選択する俯角方向について適宜選択した
    切り替え角度に変えて俯角走査し、3次元空間をリアル
    タイムで探知して受信信号を取得し、 かつ取得する受信信号に基づいて探知画像をリアルタイ
    ムで画面表示する請求項1ないし3のいずれか1項に記
    載のスキャニングソナーの探知表示方法。
  6. 【請求項6】 前記俯角走査幅を探知距離に対応して順
    次に適宜減少して俯角走査するとともに、適宜の距離ご
    とに方位走査幅を順次に適宜増大するように方位走査
    し、3次元空間をリアルタイムで探知して受信信号を取
    得し、取得する受信信号に基づいて探知画像をリアルタ
    イムで画面表示する請求項1ないし3のいずれか1項に
    記載のスキャニングソナーの探知表示方法。
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