JPH0519049A - 航空機の離着陸進入路の障害物検出装置 - Google Patents

航空機の離着陸進入路の障害物検出装置

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JPH0519049A
JPH0519049A JP3175053A JP17505391A JPH0519049A JP H0519049 A JPH0519049 A JP H0519049A JP 3175053 A JP3175053 A JP 3175053A JP 17505391 A JP17505391 A JP 17505391A JP H0519049 A JPH0519049 A JP H0519049A
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JP
Japan
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target
antenna
aircraft
obstacle
signal
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JP3175053A
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Takashi Watabe
俊 渡部
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空港の進入路又はその付近にある航空機の障
害物を事前に発見し、事故の発生を防止できる航空機の
進入路の障害物判定装置を得ることを目的とする。 【構成】 航空機3、4が滑走路に進入する際の進入角
に一致する仰角で第1のビーム6を放射すると共に、仰
角0°で地表面又は海面に第2のビーム5を放射し、そ
のビームのいずれにも、又は第1のビーム範囲である着
陸進入路内に物標が存在するかを検出するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は航空機の進入路の障害物
検出装置に関し、例えば空港周辺の滑走路延長線上にお
ける航空機の離発着時の障害の有無を検出することに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の3次元レーダ装置は、「レーダ技
術(その2)」 (昭和53年5月25日) 社団法人
電子通信学会 P135〜P137に開示されているよ
うに、主として航空機等飛行物体の3次元空間上の位置
確認に使用されていた。3次元レーダを実現するにはい
くつかの方法があるが、方位角全方向監視の場合の一例
を説明すると、方位角方向に機械的に回転することによ
り、全方位角をカバーし、垂直角方向にはアレイ空中線
の主ビームの方向を方位角方向の回転速度に比較して早
い速度で振ることにより達成している。
【0003】アレイ空中線の例としては導波管スロット
アレイ空中線を垂直方向に積み上げ、水平角方向のビー
ムパターンは導波管スロットの切り方で制御し、垂直方
向のビームパターンは積み重ねた各導波管スロットアレ
イへの給電量により制御する。また各導波管スロットア
レイへの位相を調整することによりビームパターンの垂
直角(仰角)を変化する。
【0004】このようにして、水平方向には360°垂
直方向には例えば10°の範囲でビームを振り3次元空
間にある目標を捜すのが一般的であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上述べ
た三次元レーダによる方法では、地表面又は海面上から
突出した固定物標もしくは移動速度の遅い物標のエコー
信号はMTI技術などで排除しているため、例えば進入
平面に対して1°〜3°の進入角で進入する航空機等に
ついては、その進入路上又はその付近に作業等のため仮
設したクレーン、進入路を横切って飛ぶ鳥の群、あるい
は海に面した空港における作業船等のマストなど、航空
機の発見はできてもその障害物の発見は困難であったと
いう問題点があった。
【0006】本発明は以上の問題点を解決するためにな
されたものであり、簡易型の3次元レーダ等により、空
港の進入表面又はその付近にある航空機の障害物を事前
に発見し、事故の発生を防止できる航空機の進入路の障
害物判定装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る航空機の進
入路の障害物検出装置は、航空機が進入する際の進入角
に一致する仰角で第1のビームを放射すると共に、少な
くとも仰角0°の第2のビームで地表面又は海面に放射
するビーム出力手段と、第1のビーム及び第2のビーム
による反射波を受信し、それぞれの受信信号を第1の物
標検出信号及び第2の物標検出信号として出力する受信
手段と、第1の物標検出信号及び第2の物標検出信号を
入力し、いずれにも、又は第1の物標検出信号のみに物
標が存在する場合は、第1のビーム範囲である着陸進入
路内に物標が存在するとし、障害物があることを知らせ
る障害物検出手段とを備えたものである。また、障害物
検出手段は第1の物標検出信号に物標が存在しないで第
2の物標検出信号のみに存在する場合は、着陸進入路の
下に物標が存在することを知らせるものである。
【0008】さらに、ビーム出力手段は放射するビーム
を1つにし、そのビーム角度が仰角0又は前記進入角度
に変化させるものである。
【0009】
【作用】本発明においては、ビーム出力手段が航空機が
滑走路に進入する際の進入角に一致する仰角で第1のビ
ームを放射すると共に、仰角0°で地表面又は海面に第
2のビームを放射する。次に、受信手段は、第1のビー
ム及び第2のビームによる反射波から物標を検出し、第
1の物標検出信号及び第2の物標検出信号として障害物
判定手段に出力する。障害物判定手段は第1の物標検出
信号及び第2の物標検出信号のいずれにも、又は第1の
物標検出信号のみに物標が存在する場合は、着陸進入路
内に物標に存在するとし、障害物があることを知らせ
る。また、障害物検出手段は第1の物標検出信号に物標
が存在しないで第2の物標検出信号のみに存在する場合
は、着陸進入路の下に物標が存在することを知らせる。
さらに、ビーム出力手段は放射するビームを1つにし、
そのビーム角度が仰角0又は前記進入角度に変化させ、
そのビームによって物標から反射する反射信号を受信手
段に出力させて、着陸進入路に障害物があるかを判定さ
せる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の概略構成図で
ある。図において、1は滑走路端部の航空機の離発着に
障害のない位置に設けたアンテナ部、2は着陸進入路に
マストを突出させている船舶、3はGCAルールの進入
角(約1°)で進入する航空機(以下GCAルールの航
空機という)、4はIFRの進入角(約3°)で進入す
る航空機(以下IFRルールの航空機という)である。
5は垂直角方向に広く、方位角方向に小さい角度幅を有
する第2のアンテナビームの中心軸(最大輻射の軸以下
同じ)、6は垂直角方向(約3度)に狭く、方位角方向
に広い角度幅を有する第1のアンテナビームの中心軸で
ある。この場合は垂直方向のアンテナビームの中心軸は
固定で、方位角方向には機械的に回転しているとする。
【0011】7、8の点線は第2のアンテナビームの中
心軸5にかかわるビーム幅の上限、下限である。この場
合は中心軸6にかかわるビーム幅の上限がIFRルール
の航空機4の進入経路とし、下限がGCAルールの航空
機3の進入経路に対応するとする。10は上記の第2の
アンテナビームの指向特性を有し、物標からのエコーを
受信し、第2の受信信号として出力する第2のアンテ
ナ、11は高周波パルスを発生する送信機、12は送信
機11からの送信エネルギーを第2のアンテナ10に出
力し、空間に電波を送出させ、第2のアンテナ10から
の第2の受信信号を出力するサーキュレータ、14は第
1のアンテナビームによって目標物である物標からのエ
コーを受信して第1の受信信号として出力する第1のア
ンテナである。また、第1のアンテナ14からも電波を
送出する方式もあるが、ここではより簡単な方式を例示
した。
【0012】15はサーキュレータ12からの第2の受
信信号を受信し、航空機の信号を除去し、信号強度を求
めその信号強度のレベルが所定のレベル以上であれば物
標が存在するとする出力信号Bを出力する第2の受信
機、16は第1のアンテナ14からの第1の受信信号を
受信し、信号強度を求め、その信号強度のレベルが所定
のレベル以上であれば物標が存在するとする出力信号A
を出力する第1の受信機である。17及び18はアンテ
ナ部1からの出力信号A及びBを伝送する伝送線であ
る。
【0013】20は障害物判定部であり、レーダ局側に
備えられ、伝送線17及び18を介して出力信号A及び
Bを入力し、その信号に基づいて、着陸進入路にかかる
物標が存在しないかを判断すると共に海面に物標が存在
しないかを判断し、海面に物標が存在しないのに着陸進
入路にかかる物標があれば鳥群とする第1の物標判定信
号を出力し、また海面に物標が存在し着陸進入路に物標
が存在すれば船のマスト又はクレーン等であることを知
らせる第2の判定信号を出力するものである。
【0014】上記のように構成された航空機の進入路の
障害物検出装置の第1の実施例について以下に動作を説
明する。この場合は、滑走路の平面に対して1度〜3度
で進入する航空機があり、かつ空港の近くの海上に船舶
が存在するとして説明する。第1のアンテナ14から放
射された第1のアンテナビームは垂直方向に1度〜3度
の狭いビーム幅とし、水平方向に広くしているので、進
入するIFRルールの航空機4又はGCAルールの航空
機3はそのビームによってエコー(以下航空機のエコー
という)を発生する。
【0015】また、第2のアンテナ10からは垂直方向
に広く、方位角方向に狭いアンテナビームを放射するの
で、海上に船舶が存在すると、その船舶2はビームに照
射されたときエコー(以下船舶のエコーという)を発生
する。すると第1のアンテナ14、第2のアンテナ10
は共に航空機と船舶のエコーを受信し、それぞれに対応
する第1および第2の受信信号を出力する。次に、第2
の受信機15はサーキュレータ12からの第2の受信信
号に対して周知の処理をし、第2の受信信号の信号強度
を求めそのレベルが所定のレベル以上であれば物標の映
像データを含んだ出力信号Bを給電線18を介して障害
物判定部20に出力する。
【0016】また、第1の受信機16は第1のアンテナ
14からの第1の受信信号に対して周知の処理をし、信
号強度を求めそのレベルが所定のレベル以上であれば物
標の映像データを含んだ出力信号Aを給電線17を介し
て障害物判定部20に出力する。
【0017】そして、障害物判定部20は出力信号A及
びBを入力し、
【数1】 かを判定する。
【0018】(1)であると判定すると、第1のアンテ
ナビーム範囲と第2のアンテナビーム範囲の両方に物標
が存在するとし、第2のアンテナビームは垂直方向に広
いビームであるから海上の物標を検出したことになり、
着陸進入路に海上の物標の一部が存在すると判定して、
表示部(図示せず)が危険であることを表示する。この
場合は着陸進入路にマストが存在することになる。
【0019】次に、(2)であると判定した場合は、第
1のアンテナビーム範囲(着陸進入路)内のみに物標が
存在すると判定する。つまり海上には物標がなく、着陸
進入路内に物標があるので鳥群、気球等であり、注意す
ること表示部が表示する。また、(3)であると判定し
た場合は、第1のアンテナビーム範囲(着陸進入路)内
のみに物標がないと判定する。つまり、着陸進入路内に
は物標がなく、海上に物標があるので船舶又はクレーン
であり、しかも着陸進入路に掛かってないので注意する
ことを表示部が表示する。また、(4)であると判定し
た場合は、第1のアンテナビーム範囲(着陸進入路)及
び海上に物標がないと判定し、安全であることを表示部
が表示する。尚上記障害物判定において航空機の接地点
から一定の距離範囲内について判定を行うことは自明で
ある。
【0020】次に、第1の実施例の場合よりも遠方を監
視する例を示す。図2は本発明の第2の実施例の概略構
成図である。図において、21は垂直方向のビーム幅を
±約2°の第1のアンテナビームの垂直方向の中心軸で
ある。22は仰角が0°より若干上にした第2のアンテ
ナビームの中心軸であり、垂直ビームは第1のアンテナ
ビームの上側と、海面上の所要最小距離をカバーするよ
うに選ぶ。
【0021】なお、第1のアンテナビームの垂直方向の
中心軸21は仰角約2°に設定し、第1のアンテナビー
ムで進入角約1°と進入角約3°の航空機を監視するも
のである。つまり、第1の実施例と異なるのは双方の空
中線共ビーム幅を狭まくして空中線利得を大きくしたこ
とである。31は送信機、32は第1のサーキュレー
タ、33は第1のアンテナビーム21を送出する第1の
プラナーアレイアンテナ、34は第2のアンテナビーム
22にかかわる第2のプラナーアレイアンテナ、35は
第2のプラナーアレイアンテナ34、送信機31の間に
接続されている第2のサーキュレータ、36は第1のサ
ーキュレータ32を介して第1のプラナーアレイアンテ
ナ33の受信エコーを処理する第1の受信機、37は第
2のサーキュレータ35を介して第2のプラナーアレイ
アンテナ34の受信エコーを処理する第2の受信機であ
る。
【0022】38は第2の実施例の障害物判定部であ
り、レーダ局側に備えられ、伝送線17及び18を介し
て出力信号C及びDを入力し、その信号に基づいて、着
陸進入路にかかる物標が存在しないかを判断すると共に
海面に物標が存在しないかを判断し、海面に物標が存在
しないのに着陸進入路にかかる物標があれば鳥群とする
第1の物標判定信号を出力し、また海面に物標が存在し
着陸進入路に物標が存在すれば船のマスト又はクレーン
等であることを知らせる第2の判定信号を出力するもの
である。
【0023】上記のように構成された航空機の進入路の
障害物判定装置の第2の実施例について以下に動作を説
明する。この例はプラナーアンテナの使用により垂直ビ
ームをしぼることによってアンテナ利得を上げより遠方
のエコーを受信せんとするものである。送信機31から
の送信エネルギーを第1のサーキュレータ32及び第2
のサーキュレータ35がそれぞれ第1のプラナーアレイ
アンテナ33及び第2のプラナーアレイアンテナ34に
出力する。すると、第1のプラナーアレイアンテナ33
は垂直方向の中心軸21を仰角約2°とした第1のアン
テナビームを放射する。また、第2のプラナーアレイア
ンテナ34は中心軸の仰角が0°〜1°となる第2のア
ンテナビームを放射する。
【0024】そして、第1のプラナーアレイアンテナ3
3は第1のアンテナビームによる遠方のエコーを受信し
て受信信号を出力し、また第2のプラナーアレイアンテ
ナ34は遠方の海上のエコーを受信して第2の受信信号
Dを出力する。次に、第1の受信機36は第1のサーキ
ュレータ32からの受信信号に対して周知の処理をし、
受信信号の信号強度を求めそのレベルが所定のレベル以
上であれば出力信号Dを給電線18を介してレーダ局に
出力する。また、第2の受信機37は第2のプラナーア
レイアンテナ34からの受信信号に対して周知の処理を
し、信号強度を求めそのレベルが所定のレベル以上であ
れば出力信号Cを給電線17を介してレーダ局に出力す
る。
【0025】そして、レーダ局の第2の実施例の障害物
判定部38は出力信号C及びDを入力し、
【数2】 かを判定する。このようにして、第1の実施例と同様に
遠方にある海上の物標が着陸進入路に掛かっているかを
判定する。
【0026】図3は本発明の第3の実施例の概略構成図
である。図において、51は第1のアンテナビームの垂
直方向における中心軸で仰角2°、52は第2のアンテ
ナビームの仰角が最も低い場合の垂直方向におけるビー
ムの中心軸で仰角0°である。
【0027】61は所定の高周波パルスを発生する送信
機、62は送信機61からの送信エネルギ−をプラナー
アレイアンテナに出力するサーキュレータ、63はプラ
ナーアレイアンテナの各素子ごとに挿入された移相器、
64は少なくとも上記角度の2つのアンテナビームを放
射すると共に、その角度のビームの指向特性で、エコー
を受信するプラナーアンテナ、65はサーキュレータか
らの受信信号を受信する受信機、66は受信機65の出
力から仰角ごとに信号をゲートした後、仰角ごとに設け
られたしきい値をこえたとき仰角0°の出力信号Eと、
仰角2°の出力信号Fを出力する出力判定部である。
【0028】67は位相制御部であり、位相器63の位
相を制御し、プラナーアンテナ64から上記説明の垂直
方向に走査するアンテナビームを1つのプラナーアンテ
ナ64で実現させるものである。70は第3の実施例の
障害物判定部であり、レーダ局側に備えられ、伝送線を
介して出力信号E及びFを入力し、その信号に基づい
て、着陸進入路にかかる物標が存在しないかを判断する
と共に海面に物標が存在しないかを判断し、海面に物標
が存在しないのに着陸進入路にかかる物標があれば鳥群
とする物標判定信号を出力し、また海面に物標が存在し
着陸進入路に物標が存在すれば船のマスト又はクレーン
等であることを知らせる判定信号を出力するものであ
る。
【0029】上記のように構成された航空機の進入路の
障害物判定装置の第3の実施例について以下に説明す
る。送信機61からの送信エネルギーをサーキュレータ
62がプラナーアンテナ64に出力すると、位相制御部
67によって位相器63の位相が制御されプラナーアン
テナ64から上記説明のアンテナビームの仰角が0〜2
度と変化するように制御する。
【0030】この、アンテナビームによるエコーをプレ
ナーアンテナ64が受信して上記説明のように、第1の
実施例と同様に、第3の実施例の障害物判定部70が着
陸進入路に掛かっているかを判定するのである。つま
り、1つのプレナーアンテナで放射するビームの仰角を
切り替え又は走査することによって、上記第1の実施例
及び第2の実施例と同様な効果を得るのである。
【0031】なお、第1〜3の実施例の障害物判定部か
らの判定信号を外部のアラームベル等、アラームランプ
等に出力して人間に障害検出を検出したことを報告する
のに使用させてもよい。尚これらの図では、アンテナを
方位角度方向に機械的に回転するとき必要となるローダ
ージョイント等公知の素子は省略してある。また空港以
外でも、ヘリコプターを使用して作業を行う場合にクレ
ーン又は建造物の検出等への応用も考えられる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、航空機が
滑走路に進入する際の進入角に一致する仰角で第1のビ
ームを放射すると共に、仰角0°で地表面又は海面に第
2のビームを放射し、そのビームのいずれにも、又は第
1のビーム範囲である着陸進入路内に物標が存在するか
を検出するようにしたことにより、空港の滑走路端部付
近で着陸進入路にかかる障害物の有無を昼夜にかかわら
ず視界不良時も常時監視することができ、事故の発生を
防止できるといゆ効果が得られている。また、放射する
ビームを1つにし、そのビーム角度が仰角0°又は進入
角度に変化させるようにしたので、1つの水平偏波で着
陸進入路に障害物があるかを判定させることができると
いう効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の概略構成図
【図2】本発明の第2の実施例の概略構成図
【図3】本発明の第3の実施例の概略構成図
【符号の説明】
1 アンテナ部 2 船舶 3 GCAルールの航空機 4 IFRルールの航空機 5 第2のアンテナビームの中心軸 6 第1のアンテナビームの中心軸 10 第2のアンテナ 11 送信機 12 サーキュレータ 14 第1のアンテナ 15 第2の受信機 16 第1の受信機 20 障害物判定部 21 第1のアンテナビームの中心軸 22 第2のアンテナビームの中心軸 31 送信機 32 第1のサーキュレータ 33 第1のプラナーアレイアンテナ 34 第2のプラナーアレイアンテナ 35 第2のサーキュレータ 36 第1の受信機 37 第2の受信機 38 障害物判定部 51 第1のアンテナビームの中心軸 52 第2のアンテナビームの中心軸 61 送信機 62 サーキュレータ 63 移相器 64 プラナーアンテナ 65 受信機 66 出力判定部 67 位相制御部 70 障害物判定部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航空機が進入する際の進入角に一致する
    仰角で第1のビームを放射すると共に、少なくとも仰角
    0°の第2のビームで地表面又は海面に放射するビーム
    出力手段と、 前記第1のビーム及び第2のビームによる反射波を受信
    し、それぞれの受信信号を第1の物標検出信号及び第2
    の物標検出信号として出力する受信手段と、 前記第1の物標検出信号及び第2の物標検出信号を入力
    し、いずれにも、又は第1の物標検出信号のみに物標が
    存在する場合は、前記第1のビーム範囲である着陸進入
    路内に物標が存在するとし、障害物があることを知らせ
    る障害物検出手段とを有することを特徴とする航空機の
    離着陸進入路の障害物検出装置。
  2. 【請求項2】前記障害物検出手段は第1の物標検出信号
    に物標が存在しないで第2の物標検出信号のみに存在す
    る場合は、着陸進入路の下に物標が存在することを知ら
    せることを特徴とする請求項1記載の航空機の離着陸進
    入路の障害物検出装置。
  3. 【請求項3】 前記ビーム出力手段は放射するビームを
    1つにし、そのビーム角度が仰角0又は前記進入角度に
    変化させることを特徴とする請求項1記載の航空機の離
    着陸進入路の障害物検出装置。
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