JPH051900A - 誘導弾コンテナ装置 - Google Patents
誘導弾コンテナ装置Info
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- JPH051900A JPH051900A JP15170591A JP15170591A JPH051900A JP H051900 A JPH051900 A JP H051900A JP 15170591 A JP15170591 A JP 15170591A JP 15170591 A JP15170591 A JP 15170591A JP H051900 A JPH051900 A JP H051900A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 誘導弾をコンテナの外に引き出すことなく自
動的に点検でき、大巾な人員削減を可能にし、技能によ
るばらつき、点検項目の見落とし等の様々なヒューマン
ファクタによる影響を排除する。 【構成】 コンテナ11は、気温、気圧の急激な変化や
高湿度等の外部環境から、内部の誘導弾12を保護する
機能を有している。コンテナ11の外側部に外部コネク
タ14が設けられ、その内側端がコンテナ内配線13を
介して誘導弾12のアンビリカルコネクタ15に接続さ
れる。誘導弾12を点検する際は、コンテナ11に設け
た外部コネクタ14に誘導弾点検装置を接続し、誘導弾
12をコンテナ11に収納した状態で誘導弾12の機能
を点検する。従って、定期点検に際して誘導弾12をコ
ンテナ11から取り出す必要がなく、誤って誘導弾12
を破損する危険性がなくなると共に、作業の安全性を向
上できる。
動的に点検でき、大巾な人員削減を可能にし、技能によ
るばらつき、点検項目の見落とし等の様々なヒューマン
ファクタによる影響を排除する。 【構成】 コンテナ11は、気温、気圧の急激な変化や
高湿度等の外部環境から、内部の誘導弾12を保護する
機能を有している。コンテナ11の外側部に外部コネク
タ14が設けられ、その内側端がコンテナ内配線13を
介して誘導弾12のアンビリカルコネクタ15に接続さ
れる。誘導弾12を点検する際は、コンテナ11に設け
た外部コネクタ14に誘導弾点検装置を接続し、誘導弾
12をコンテナ11に収納した状態で誘導弾12の機能
を点検する。従って、定期点検に際して誘導弾12をコ
ンテナ11から取り出す必要がなく、誤って誘導弾12
を破損する危険性がなくなると共に、作業の安全性を向
上できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、定期的に点検の必要が
ある誘導弾を保管する誘導弾コンテナ装置に関する。
ある誘導弾を保管する誘導弾コンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、誘導弾を安全に保管するためにコ
ンテナを使用している。このコンテナは、気温、気圧の
急激な変化や高湿度等の外部環境から内部の誘導弾を保
護する機能を有している。誘導弾は、複雑な機能を有
し、定期的に点検する必要がある。誘導弾を点検する場
合、従来では、図10に示すようにコンテナ1から誘導
弾2を取出して誘導弾受け台3に設置し、誘導弾2に設
けられているコネクタに誘導弾点検装置4のケーブル5
を接続する。この状態で、誘導弾点検装置4により誘導
弾2の機能を点検する。そして、点検終了後は、再び誘
導弾2をコンテナ1に収納する。
ンテナを使用している。このコンテナは、気温、気圧の
急激な変化や高湿度等の外部環境から内部の誘導弾を保
護する機能を有している。誘導弾は、複雑な機能を有
し、定期的に点検する必要がある。誘導弾を点検する場
合、従来では、図10に示すようにコンテナ1から誘導
弾2を取出して誘導弾受け台3に設置し、誘導弾2に設
けられているコネクタに誘導弾点検装置4のケーブル5
を接続する。この状態で、誘導弾点検装置4により誘導
弾2の機能を点検する。そして、点検終了後は、再び誘
導弾2をコンテナ1に収納する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】誘導弾2は、かなりの
重量があり、特に大型のものでは、1トン近くあり、コ
ンテナに対する出し入れにはクレーン等の機械力が必要
になる。このため以下に示すような問題が生ずる。 (1)コンテナに対する誘導弾の出し入れの作業時に操
作ミス等により、誘導弾を破損する危険性がある。 (2)操作する整備員にとっても危険を伴う作業であ
る。 (3)整備作業が大掛かりなものとなり、整備作業効率
が低下すると共に、作業負担が増大する。
重量があり、特に大型のものでは、1トン近くあり、コ
ンテナに対する出し入れにはクレーン等の機械力が必要
になる。このため以下に示すような問題が生ずる。 (1)コンテナに対する誘導弾の出し入れの作業時に操
作ミス等により、誘導弾を破損する危険性がある。 (2)操作する整備員にとっても危険を伴う作業であ
る。 (3)整備作業が大掛かりなものとなり、整備作業効率
が低下すると共に、作業負担が増大する。
【0004】また、誘導弾は高度な電子機器の集合体で
あり、コンテナから出して点検を行なう際には空調施設
を必要とし、設備コストが増加する。更にこまめに点検
を行なえば、故障を素早く検知し、修理することができ
るので、高い稼働率で運用することが可能になるが、現
実には、整備員のロードを考慮し、信頼度がある程度低
下することを考慮しながら運用せざるを得ない状態にあ
る。
あり、コンテナから出して点検を行なう際には空調施設
を必要とし、設備コストが増加する。更にこまめに点検
を行なえば、故障を素早く検知し、修理することができ
るので、高い稼働率で運用することが可能になるが、現
実には、整備員のロードを考慮し、信頼度がある程度低
下することを考慮しながら運用せざるを得ない状態にあ
る。
【0005】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、誘導弾をコンテナの外に引き出すことなく機能を点
検でき、大巾な人員削減を可能にし、かつ、技能による
ばらつき、点検項目の見落とし等の様々なヒューマンフ
ァクタによる影響を排除することができる誘導弾コンテ
ナ装置を提供することを目的とする。
で、誘導弾をコンテナの外に引き出すことなく機能を点
検でき、大巾な人員削減を可能にし、かつ、技能による
ばらつき、点検項目の見落とし等の様々なヒューマンフ
ァクタによる影響を排除することができる誘導弾コンテ
ナ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明に係る誘
導弾コンテナ装置は、気温、気圧の急激な変化や高湿度
の外部環境から誘導弾を保護するコンテナに対し、外部
コネクタを設けると共にコンテナ内配線を施し、このコ
ンテナ内配線によって、上記外部コネクタとコンテナ内
に収納される誘導弾との間を接続するように構成したこ
とを特徴とするものである。
導弾コンテナ装置は、気温、気圧の急激な変化や高湿度
の外部環境から誘導弾を保護するコンテナに対し、外部
コネクタを設けると共にコンテナ内配線を施し、このコ
ンテナ内配線によって、上記外部コネクタとコンテナ内
に収納される誘導弾との間を接続するように構成したこ
とを特徴とするものである。
【0007】上記の構成とすることにより、誘導弾を点
検する際は、コンテナに設けた外部コネクタに誘導弾点
検装置のケーブルを結合して、誘導弾点検装置と誘導弾
とを電気的に接続することより、誘導弾をコンテナに収
納した状態で機能点検を実施することができる。
検する際は、コンテナに設けた外部コネクタに誘導弾点
検装置のケーブルを結合して、誘導弾点検装置と誘導弾
とを電気的に接続することより、誘導弾をコンテナに収
納した状態で機能点検を実施することができる。
【0008】また、本発明に係る誘導弾コンテナ装置
は、誘導弾を収納し、気温、気圧の急激な変化や高湿度
の外部環境から誘導弾を保護するコンテナに対し、内部
に上記誘導弾の機能を自動的に点検する誘導弾点検手段
を設けると共に、コンテナ外側に報知手段を設け、上記
点検手段により誘導弾の異常を検出した際に異常の発生
を上記報知手段により報知するように構成したことを特
徴とするものである。
は、誘導弾を収納し、気温、気圧の急激な変化や高湿度
の外部環境から誘導弾を保護するコンテナに対し、内部
に上記誘導弾の機能を自動的に点検する誘導弾点検手段
を設けると共に、コンテナ外側に報知手段を設け、上記
点検手段により誘導弾の異常を検出した際に異常の発生
を上記報知手段により報知するように構成したことを特
徴とするものである。
【0009】上記の構成とすることにより、内部に組み
込まれたプログラムに従って一定期間毎に誘導弾に対す
る点検が行なわれる。そして、この点検により異常が検
出されると、報知手段により誘導弾の異常が報知され
る。従って、誘導弾をコンテナの外に引き出すことなく
機能を点検でき、大巾な人員削減が可能となる。
込まれたプログラムに従って一定期間毎に誘導弾に対す
る点検が行なわれる。そして、この点検により異常が検
出されると、報知手段により誘導弾の異常が報知され
る。従って、誘導弾をコンテナの外に引き出すことなく
機能を点検でき、大巾な人員削減が可能となる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。 (第1実施例)
する。 (第1実施例)
【0011】図1は本発明の第1実施例に係る誘導弾コ
ンテナ装置の構成図である。同図において11は誘導弾
12を収納するコンテナで、気温、気圧の急激な変化や
高湿度等の外部環境から、内部の誘導弾12を保護する
機能を有している。コンテナ11は、コンテナ本体11
a及び蓋体11bからなり、コンテナ本体11aの内壁
面に沿ってコンテナ内配線13が施される。また、コン
テナ本体11aの一側部に外部コネクタ14が設けら
れ、その内側端に上記コンテナ内配線13の一端が接続
される。このコンテナ内配線13の他端は、コンテナ1
1内に誘導弾12を収納する際、誘導弾アンビリカルコ
ネクタ15に接続される。
ンテナ装置の構成図である。同図において11は誘導弾
12を収納するコンテナで、気温、気圧の急激な変化や
高湿度等の外部環境から、内部の誘導弾12を保護する
機能を有している。コンテナ11は、コンテナ本体11
a及び蓋体11bからなり、コンテナ本体11aの内壁
面に沿ってコンテナ内配線13が施される。また、コン
テナ本体11aの一側部に外部コネクタ14が設けら
れ、その内側端に上記コンテナ内配線13の一端が接続
される。このコンテナ内配線13の他端は、コンテナ1
1内に誘導弾12を収納する際、誘導弾アンビリカルコ
ネクタ15に接続される。
【0012】しかして、誘導弾12を点検する際は、コ
ンテナ11に設けた外部コネクタ14に誘導弾点検装置
16のケーブル17を結合する。これにより誘導弾点検
装置16と誘導弾12とを電気的に接続することがで
き、誘導弾12をコンテナ11に収納した状態で誘導弾
12の機能を点検することができる。
ンテナ11に設けた外部コネクタ14に誘導弾点検装置
16のケーブル17を結合する。これにより誘導弾点検
装置16と誘導弾12とを電気的に接続することがで
き、誘導弾12をコンテナ11に収納した状態で誘導弾
12の機能を点検することができる。
【0013】上記のようにコンテナ11にコンテナ内配
線13及び外部コネクタ14を設けることにより、定期
点検に際して誘導弾12をコンテナ11から取り出す必
要がなくなる。従って、重量物をクレーン等により操作
する機会がなくなり、誤って誘導弾12を破損する危険
性がなくなると共に、作業の安全性が高くなる。また、
点検に際して誘導弾12をコンテナ11から出し入れす
る作業がなくなる分だけ作業効率をが向上し、作業負担
が軽減する。更に、コンテナ11から誘導弾12を出さ
ずに点検できるので、空調施設の必要がなくなり、設備
コストを低減することができる。 (第2実施例)
線13及び外部コネクタ14を設けることにより、定期
点検に際して誘導弾12をコンテナ11から取り出す必
要がなくなる。従って、重量物をクレーン等により操作
する機会がなくなり、誤って誘導弾12を破損する危険
性がなくなると共に、作業の安全性が高くなる。また、
点検に際して誘導弾12をコンテナ11から出し入れす
る作業がなくなる分だけ作業効率をが向上し、作業負担
が軽減する。更に、コンテナ11から誘導弾12を出さ
ずに点検できるので、空調施設の必要がなくなり、設備
コストを低減することができる。 (第2実施例)
【0014】図2は本発明の第2実施例に係る誘導弾コ
ンテナ装置の構成図である。同図において11は誘導弾
12を収納するコンテナで、気温、気圧の急激な変化や
高湿度等の外部環境から、内部の誘導弾12を保護する
機能を有している。コンテナ11は、コンテナ本体11
a及び蓋体11bからなり、コンテナ本体11aの内部
に誘導弾点検装置21が配設される。この誘導弾点検装
置21は、例えばコンテナ本体11aの側壁内に埋設さ
れ、コンテナ11に収納された誘導弾12とケーブル
(図示せず)を介して接続される。また、コンテナ本体
11aの一側部には、誘導弾12の異常報知するための
ランプ22a及びブザー22bからなる警報部23が設
けられると共に、外部コネクタ24,25が設けられ、
誘導弾点検装置21に接続される。
ンテナ装置の構成図である。同図において11は誘導弾
12を収納するコンテナで、気温、気圧の急激な変化や
高湿度等の外部環境から、内部の誘導弾12を保護する
機能を有している。コンテナ11は、コンテナ本体11
a及び蓋体11bからなり、コンテナ本体11aの内部
に誘導弾点検装置21が配設される。この誘導弾点検装
置21は、例えばコンテナ本体11aの側壁内に埋設さ
れ、コンテナ11に収納された誘導弾12とケーブル
(図示せず)を介して接続される。また、コンテナ本体
11aの一側部には、誘導弾12の異常報知するための
ランプ22a及びブザー22bからなる警報部23が設
けられると共に、外部コネクタ24,25が設けられ、
誘導弾点検装置21に接続される。
【0015】上記外部コネクタ24は、電源ライン(ケ
ーブル)26を介して外部電源に接続され、外部コネク
タ25はデータライン(ケーブル)27を介してパソコ
ン等の情報処理装置28に接続される。
ーブル)26を介して外部電源に接続され、外部コネク
タ25はデータライン(ケーブル)27を介してパソコ
ン等の情報処理装置28に接続される。
【0016】図4は上記誘導弾点検装置21の詳細を示
すブロック図である。図4において、31は中央処理部
で、この中央処理部31にはタイマ部32及びメモリ部
33が設けられる。このタイマ部32及びメモリ部33
には、電池部34より動作電圧が常時供給されている。
上記メモリ部33は、誘導弾点検のプログラムが予め記
憶していると共に、誘導弾点検結果を記憶する。また、
上記中央処理部31には、誘導弾点検部35が接続され
ると共に、インタフェース部36を介して警報部23及
びデータライン27が続される。そして、上記中央処理
部31、誘導弾点検部35、インタフェース部36、警
報部23には、電源部37より動作電源が供給される。
上記電源部37は、電源ライン26を介して外部電源に
接続される。上記中央処理部31は、タイマ部32の計
時データを読取り、一定期間毎に誘導弾点検部35に動
作指令を与えて誘導弾12の機能を点検する。次に上記
実施例の動作を図5のフローチャートを従って説明す
る。
すブロック図である。図4において、31は中央処理部
で、この中央処理部31にはタイマ部32及びメモリ部
33が設けられる。このタイマ部32及びメモリ部33
には、電池部34より動作電圧が常時供給されている。
上記メモリ部33は、誘導弾点検のプログラムが予め記
憶していると共に、誘導弾点検結果を記憶する。また、
上記中央処理部31には、誘導弾点検部35が接続され
ると共に、インタフェース部36を介して警報部23及
びデータライン27が続される。そして、上記中央処理
部31、誘導弾点検部35、インタフェース部36、警
報部23には、電源部37より動作電源が供給される。
上記電源部37は、電源ライン26を介して外部電源に
接続される。上記中央処理部31は、タイマ部32の計
時データを読取り、一定期間毎に誘導弾点検部35に動
作指令を与えて誘導弾12の機能を点検する。次に上記
実施例の動作を図5のフローチャートを従って説明す
る。
【0017】タイマ部32は中央処理部31の制御の下
に常時計時動作を行なっている。中央処理部31は、タ
イマ部32の計時内容を読取り(ステップA1)、定期
点検時刻に達したか否かを判断し(ステップA2 )、定
期点検時刻に達していなければ、点検処理を行なうこと
なく、次のタイミングで再度タイマ部32の計時内容を
読取る。そして、タイマ部32の計時時刻が定期点検時
刻に達すると、中央処理部31は自己、つまり、誘導弾
点検装置21自身の点検処理を実行し(ステップA3
)、点検終了後に自己の機能が正常か否かを判断す
る。上記自己点検の結果、異常を発見した場合は、点検
結果をメモリ部33に記憶する(ステップA5)と共
に、インタフェース部36を介して警報部23に信号を
送り、ランプ22aを例えば点滅し、かつ、ブザー22
bを駆動して異常発生を報知する(ステップA6 )。
に常時計時動作を行なっている。中央処理部31は、タ
イマ部32の計時内容を読取り(ステップA1)、定期
点検時刻に達したか否かを判断し(ステップA2 )、定
期点検時刻に達していなければ、点検処理を行なうこと
なく、次のタイミングで再度タイマ部32の計時内容を
読取る。そして、タイマ部32の計時時刻が定期点検時
刻に達すると、中央処理部31は自己、つまり、誘導弾
点検装置21自身の点検処理を実行し(ステップA3
)、点検終了後に自己の機能が正常か否かを判断す
る。上記自己点検の結果、異常を発見した場合は、点検
結果をメモリ部33に記憶する(ステップA5)と共
に、インタフェース部36を介して警報部23に信号を
送り、ランプ22aを例えば点滅し、かつ、ブザー22
bを駆動して異常発生を報知する(ステップA6 )。
【0018】しかし、上記自己点検の結果が正常であっ
た場合は、中央処理部31は誘導弾点検部35に点検開
始命令を出力する。これにより誘導弾点検部35は、例
えばメモリ部33に予め組み込まれている点検プログラ
ムに従って誘導弾12の点検を行ない(ステップA7
)、点検の結果を中央処理部31に出力する。中央処
理部31は、誘導弾点検部35からの点検結果によって
誘導弾12が正常か否かを判断し(ステップA8 )、異
常が発生している場合は、点検結果をメモリ部33に記
憶する(ステップA9 )と共に、インタフェース部36
を介して警報部23に信号を送り、ランプ22aを点滅
し、かつ、ブザー22bを駆動して異常発生を報知する
(ステップA10)。
た場合は、中央処理部31は誘導弾点検部35に点検開
始命令を出力する。これにより誘導弾点検部35は、例
えばメモリ部33に予め組み込まれている点検プログラ
ムに従って誘導弾12の点検を行ない(ステップA7
)、点検の結果を中央処理部31に出力する。中央処
理部31は、誘導弾点検部35からの点検結果によって
誘導弾12が正常か否かを判断し(ステップA8 )、異
常が発生している場合は、点検結果をメモリ部33に記
憶する(ステップA9 )と共に、インタフェース部36
を介して警報部23に信号を送り、ランプ22aを点滅
し、かつ、ブザー22bを駆動して異常発生を報知する
(ステップA10)。
【0019】また、誘導弾12を点検した結果、誘導弾
12が正常であった場合は、中央処理部31は点検結果
をメモリ部33に記憶した後、ステップA1 に戻って次
の点検に備える。
12が正常であった場合は、中央処理部31は点検結果
をメモリ部33に記憶した後、ステップA1 に戻って次
の点検に備える。
【0020】上記のようにして誘導弾点検装置21によ
り一定期間毎に自己の機能及び誘導弾12の機能を自動
的に点検し、異常が発生した場合に警報部23により警
報を発する。これにより整備員は異常が発生したことを
直ちに知ることができ、異常発生に迅速に対処すること
ができる。また、タイマ部32及びメモリ部33の動作
電源を、電源部37とは別個に独立した電池部34より
供給することにより、コンテナ11の移動時や停電時に
おいてもプログラムやデータを保護することができる。
図6ないし図9は、誘導弾コンテナ装置の運用例を示し
たものである。
り一定期間毎に自己の機能及び誘導弾12の機能を自動
的に点検し、異常が発生した場合に警報部23により警
報を発する。これにより整備員は異常が発生したことを
直ちに知ることができ、異常発生に迅速に対処すること
ができる。また、タイマ部32及びメモリ部33の動作
電源を、電源部37とは別個に独立した電池部34より
供給することにより、コンテナ11の移動時や停電時に
おいてもプログラムやデータを保護することができる。
図6ないし図9は、誘導弾コンテナ装置の運用例を示し
たものである。
【0021】図6は複数のコンテナ11に電源ライン2
6を通じて電力を供給するだけの最も簡素なコンテナ運
用例である。この例では、誘導弾点検装置21に組み込
まれた点検プログラムに従って誘導弾12を無人でチェ
ックし、異常が発生した場合にのみ、ランプ22aの点
滅やブザー22bにより外部に通報する。従って、整備
員は異常がないかを見回るだけで良い。
6を通じて電力を供給するだけの最も簡素なコンテナ運
用例である。この例では、誘導弾点検装置21に組み込
まれた点検プログラムに従って誘導弾12を無人でチェ
ックし、異常が発生した場合にのみ、ランプ22aの点
滅やブザー22bにより外部に通報する。従って、整備
員は異常がないかを見回るだけで良い。
【0022】図7は図6の例に対して更にコンテナのデ
ータライン27に情報処理装置28を結合した運用例で
ある。整備員は情報処理装置28を通じて現況を把握す
るだけでなく、過去の点検記録をサーチしたり、コンテ
ナ11に指令を送って点検周期や点検項目を変更するこ
とができる。整備員は情報処理装置28を通じてすべて
の作業を行なうことができ、見回る必要がないので、コ
ンテナ11の数が多く、分散して保管されている場合な
どに有利である。また、定期点検周期や誘導弾点検項目
を外部から変更できるばかりか、プログラムそのものを
外部から交換できるため、バージョンアップによる効率
化、同一コンテナの複数誘導弾機種への適用等利用範囲
を広げることができる。図8、図9は更に省力化を進め
た運用例である。図8に示すように情報処理装置28に
モデム41を取り付け、通信回線42と結合することに
より、補給処は無人で運用可能となる。
ータライン27に情報処理装置28を結合した運用例で
ある。整備員は情報処理装置28を通じて現況を把握す
るだけでなく、過去の点検記録をサーチしたり、コンテ
ナ11に指令を送って点検周期や点検項目を変更するこ
とができる。整備員は情報処理装置28を通じてすべて
の作業を行なうことができ、見回る必要がないので、コ
ンテナ11の数が多く、分散して保管されている場合な
どに有利である。また、定期点検周期や誘導弾点検項目
を外部から変更できるばかりか、プログラムそのものを
外部から交換できるため、バージョンアップによる効率
化、同一コンテナの複数誘導弾機種への適用等利用範囲
を広げることができる。図8、図9は更に省力化を進め
た運用例である。図8に示すように情報処理装置28に
モデム41を取り付け、通信回線42と結合することに
より、補給処は無人で運用可能となる。
【0023】図9では、各地の補給処43の情報は中央
管制所44に集められ、逆にここから全国の補給処43
に送ったり、点検プログラムの交換を居ながらにして行
なうことができる。更に中央管制所44のデータを補給
計画、信頼性管理等の後方支援活動に接続して行くこと
も可能である。
管制所44に集められ、逆にここから全国の補給処43
に送ったり、点検プログラムの交換を居ながらにして行
なうことができる。更に中央管制所44のデータを補給
計画、信頼性管理等の後方支援活動に接続して行くこと
も可能である。
【0024】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、外
部環境から誘導弾を保護するコンテナに対し、外部コネ
クタを設けると共にコンテナ内配線を施し、このコンテ
ナ内配線によって、上記外部コネクタとコンテナ内に収
納される誘導弾との間を接続するようにしたので、誘導
弾を点検する際は、コンテナに設けた外部コネクタに誘
導弾点検装置のケーブルを結合して、誘導弾点検装置と
誘導弾とを電気的に接続することより、誘導弾をコンテ
ナに収納した状態で機能点検を実施することができる。
部環境から誘導弾を保護するコンテナに対し、外部コネ
クタを設けると共にコンテナ内配線を施し、このコンテ
ナ内配線によって、上記外部コネクタとコンテナ内に収
納される誘導弾との間を接続するようにしたので、誘導
弾を点検する際は、コンテナに設けた外部コネクタに誘
導弾点検装置のケーブルを結合して、誘導弾点検装置と
誘導弾とを電気的に接続することより、誘導弾をコンテ
ナに収納した状態で機能点検を実施することができる。
【0025】また、本発明は、コンテナに自動機能点検
機能を組み込んでいるので、誘導弾をコンテナの外に引
き出すことなく自動的に点検でき、大巾な人員削減が可
能になる。また、自動点検であるため、技能によるばら
つき、点検項目の見落とし等の様々なヒューマンファク
タによる影響を排除することができる。更に整備員のロ
ードを考慮する必要がなくなり、点検する製品の数量が
多くとも、こまめに点検を実施することで故障を素早く
検知することが可能となり、運用上高い稼働率を実現で
きる。
機能を組み込んでいるので、誘導弾をコンテナの外に引
き出すことなく自動的に点検でき、大巾な人員削減が可
能になる。また、自動点検であるため、技能によるばら
つき、点検項目の見落とし等の様々なヒューマンファク
タによる影響を排除することができる。更に整備員のロ
ードを考慮する必要がなくなり、点検する製品の数量が
多くとも、こまめに点検を実施することで故障を素早く
検知することが可能となり、運用上高い稼働率を実現で
きる。
【図1】本発明の第1実施例に係る誘導弾コンテナ装置
の斜視図。
の斜視図。
【図2】同実施例における誘導弾コンテナ装置を用いた
点検の概要を示す図。
点検の概要を示す図。
【図3】本発明の第2実施例に係る誘導弾コンテナ装置
の斜視図。
の斜視図。
【図4】同実施例における誘導弾点検装置の詳細を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図5】同実施例の動作を示すフローチャート。
【図6】本発明に係る誘導弾コンテナ装置の運用例を示
す図。
す図。
【図7】本発明に係る誘導弾コンテナ装置の運用例を示
す図。
す図。
【図8】本発明に係る誘導弾コンテナ装置の運用例を示
す図。
す図。
【図9】本発明に係る誘導弾コンテナ装置の運用例を示
す図。
す図。
【図10】従来の誘導弾コンテナ装置を用いた点検方式
を示す概要図。
を示す概要図。
11…コンテナ、12…誘導弾、13…コンテナ内配
線、14…外部コネクタ、15…誘導弾アンビリカルコ
ネクタ、16…誘導弾点検装置、21…誘導弾点検装
置、22a…ランプ、22b…ブザー、23…警報部、
24…外部コネクタ、25…外部コネクタ26…電源ラ
イン、27…データライン、28…情報処理装置、31
…中央処理部、32…タイマ部、33…メモリ部、34
…電池部、35…誘導弾点検部、36…インタフェース
部、37…電源部、41…モデム、42…通信回線、4
3…補給処、44…中央管制所。
線、14…外部コネクタ、15…誘導弾アンビリカルコ
ネクタ、16…誘導弾点検装置、21…誘導弾点検装
置、22a…ランプ、22b…ブザー、23…警報部、
24…外部コネクタ、25…外部コネクタ26…電源ラ
イン、27…データライン、28…情報処理装置、31
…中央処理部、32…タイマ部、33…メモリ部、34
…電池部、35…誘導弾点検部、36…インタフェース
部、37…電源部、41…モデム、42…通信回線、4
3…補給処、44…中央管制所。
Claims (2)
- 【請求項1】 誘導弾を収納し、気温、気圧の急激な変
化や高湿度の外部環境から誘導弾を保護するコンテナ
と、このコンテナ外側部に設けられる外部コネクタと、
上記コンテナ内に設けられ、上記外部コネクタとコンテ
ナ内に収納される誘導弾との間を接続するコンテナ内配
線とを具備したことを特徴とする誘導弾コンテナ装置。 - 【請求項2】 誘導弾を収納し、気温、気圧の急激な変
化や高湿度の外部環境から誘導弾を保護するコンテナ
と、このコンテナ内に設けられ、上記誘導弾の機能を自
動的に点検する誘導弾点検手段と、この点検手段により
誘導弾の異常が検出された際に異常の発生を報知する報
知手段とを具備したことを特徴とする誘導弾コンテナ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15170591A JPH051900A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 誘導弾コンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15170591A JPH051900A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 誘導弾コンテナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH051900A true JPH051900A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=15524469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15170591A Withdrawn JPH051900A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 誘導弾コンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH051900A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4956276A (en) * | 1985-03-15 | 1990-09-11 | Battelle Memorial Institute | Analytical method of determining a reduced co-enzyme |
KR102361169B1 (ko) * | 2020-10-27 | 2022-02-14 | 엘아이지넥스원 주식회사 | 유도탄 보관 장치 |
-
1991
- 1991-06-24 JP JP15170591A patent/JPH051900A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4956276A (en) * | 1985-03-15 | 1990-09-11 | Battelle Memorial Institute | Analytical method of determining a reduced co-enzyme |
KR102361169B1 (ko) * | 2020-10-27 | 2022-02-14 | 엘아이지넥스원 주식회사 | 유도탄 보관 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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