JPH05189122A - 光学式入力装置、並びにスタイラス位置検出方法およびシステム - Google Patents

光学式入力装置、並びにスタイラス位置検出方法およびシステム

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JPH05189122A
JPH05189122A JP16880692A JP16880692A JPH05189122A JP H05189122 A JPH05189122 A JP H05189122A JP 16880692 A JP16880692 A JP 16880692A JP 16880692 A JP16880692 A JP 16880692A JP H05189122 A JPH05189122 A JP H05189122A
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energy
side edge
vertical
horizontal
horizontal side
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JP16880692A
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Donald D Williams
ドナルド・ドーシィ・ウィリアムズ
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    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/042Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by opto-electronic means
    • G06F3/0421Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by opto-electronic means by interrupting or reflecting a light beam, e.g. optical touch-screen

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一のエミッタ及び単一のデテクタのみによ
って、フィールド内のスタイラスの位置を決定すること
のできる光学式入力装置。 【構成】 光ファイバ束(264,266)を使用して、エネ
ルギーをエミッタ(260)からベゼル(250)の垂直(25
2)及び水平側縁(254)に伝送する。光ファイバ束はエ
ネルギーをベゼルの入力垂直(256)及び水平側縁(25
8)から、デテクタ(262)へ戻す。ベゼルはベゼルを通
るエネルギーの伝達を遮断するLCDマスク(268,27
0)によってカバーされている。マルチプレクサはLC
Dマスクを走査し、暗くしたLCDマスクの透明な窓
(272,274)を用いてエネルギーのビーム(276)が装置
の垂直及び水平側縁を横切って走査できるようにする。
スタイラスの位置は阻止されたビームを検出することに
よって突き止められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタッチ入力装置に関す
る。詳細にいえば、構成要素の数を最小限にする光マト
リックス・フレームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、表示装置との対話を行うのにはキ
ーボードが使用されていた。特定のユーザのニーズによ
り、表示装置と対話する各種の代替方法が開発された。
代替方法には、マウス、ライト・ペン、タブレット、ジ
ョイスティックなどがある。これらの方法にはすべて、
表示装置外部のハードウェアを必要とするという欠点が
あった。タッチ・パネル表示装置の開発は表示装置と対
話する代替方法を提供したものであって、これは表示装
置外部のハードウェアを必要としないという特別な利点
を有している。タッチ・パネル表示装置は、ユーザがま
ず情報を画面に表示することによって、対話を行うこと
を可能とするものである。次いで、ユーザは画面に表示
された情報に基づいた位置に接触することによって対話
を行う。タッチ・パネルは指またはスタイラスの位置を
感知し、その情報をコンピュータに伝える。
【0003】タッチ・パネル表示装置を設計するのに
は、さまざまな方法が周知である。ある方法は表示画面
の表面を覆っている透明な薄膜スイッチを使用する。時
間が経つと、薄膜の設計はユーザに対して視野の問題を
生起する。これは薄膜が画面上に直接置かれているから
である。したがって、薄膜の摩耗はユーザに表示装置が
どれくらいよく見えるかに直接影響を及ぼす。好ましい
方法は光マトリックス表示装置である。この型式のタッ
チ・パネルでは画面の表面に何も置かれず、薄膜の摩耗
によって生じる問題が排除される。さらに、使用される
エネルギーの周波数を選択できるので、これを可視光の
範囲外とし、これによってマトリックスをユーザに見え
なくすることができる。
【0004】しかしながら、光マトリックス・タッチ・
パネル表示装置に伴う欠点は、構成要素の数が多くな
り、結果として、製造経費がかさむことである。たとえ
ば、光学的マトリックスを作るには、多数の発光ダイオ
ード(エミッタ)が必要である。マトリックス内に光が
あるかないかを検出するために、対応するエミッタと対
となった多数のデテクタが必要である。さらに、エミッ
タの走査及びデテクタの監視には通常、エミッタ/デテ
クタ対を走査し、エミッタがオンとなる前後のデテクタ
の出力の間の差を測定し、スタイラスが所与の場所にあ
るかどうかを決定するために、かなりなオン・ボード処
理能力を必要とする。タッチ・パネル表示装置はコンピ
ュータへの転送に先立って、データを変換することを可
能とするディジタル−アナログ変換器も含んでいる。エ
ミッタの信号の強さの違い及びデテクタ出力の感度の違
いにより、不正確なスタイラスの検出、あるいはスタイ
ラスが存在している場合のその検出の失敗という形での
エラーが発生することがある。エミッタ/デテクタの信
号の相違によって生じる問題に対処しようとすると、付
加的なハードウェアが必要になる。
【0005】表示装置の光学的マトリックスに必要なエ
ミッタ及びデテクタの数を削減するために、いくつかの
試みがなされている。たとえば、米国特許第47330
68号はベゼルのコーナーにエミッタを、またベゼルの
対向する側縁に複数のデテクタを配置することによっ
て、エミッタの数を削減する方法を開示している。この
手法はエミッタの数を削減できるようにするものである
が、同時にデテクタの数の削減を妨げるものである。同
様に、米国特許第4766424号は光導通ストリップ
に接続されたダイオードをベゼルの2つの側縁に取り付
け、これらをベゼルの他の2つの側縁にある複数個のエ
ミッタによって励起することによる同様な手法を開示し
ている。この手法はデテクタの数を削減できるようにす
るものであるが、エミッタの数の削減を妨げるものであ
る。結果として、エミッタ及びデテクタの数を削減する
試みは成功しているが、エミッタの数を削減するという
問題の解決策そのものは、デテクタの数の削減を妨げる
ものであり、デテクタの数を削減する問題の解決策は、
両方のエミッタの削減を妨げるものである。したがっ
て、従来技術はエミッタとデテクタの数を同時に削減す
る能力を示していない。
【0006】従来技術は、外部ハードウェアを必要とし
ない上に視覚品質が優れているという特有の利点を有す
るタッチ・パネル入力装置を提供するものではなく、光
学式タッチ・パネル表示装置を作動させるのに必要な多
数のエミッタ及びデテクタを削減したり、エミッタ及び
デテクタの信号の強さの相違を修正するのに必要な付加
的な回路を排除したタッチ・パネル入力装置を提供する
ものでもない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は光学式
入力装置の構成要素の数を、従来達成できなかった数ま
で削減することである。
【0008】本発明の他の目的は光学式入力装置のエミ
ッタ及びデテクタの必要数を、それぞれ1個まで削減す
ることである。
【0009】本発明のさらに他の目的は光ファイバの束
によって、エネルギーを光学式入力装置との間で伝送す
ることである。
【0010】本発明のさらにまた他の目的は光学式マス
クによって、エネルギー・フィールドの走査を制御する
ことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】好ましい実施例を検討す
る際に明らかとなるこれら及び他の利点は、光ファイバ
束を使用して、エミッタなどの単一のエネルギー源から
ベゼルの側縁へエネルギーを伝送し、検出したエネルギ
ーをベゼルの対向する側縁から単一のデテクタへ戻すシ
ステムによって達成される。暗くしたLCDマスクの透
明な窓をマスクを横切って走査し、エネルギーのビーム
を表示装置の垂直面及び水平面を横切って移動させる。
【0012】
【実施例】説明を容易とするため、本明細書では以下の
用語を使用する。「光マトリックス入力装置」という用
語は「タッチ・パネル」及び「光学式入力装置」という
用語と置き換え可能に使用される。「不透明点」という
用語は「スタイラス」という用語と置き換え可能に使用
される。「光」という用語は「エネルギー」または「放
射エネルギー」または「赤外線」と置き換え可能に使用
される。スタイラスとはエミッタとデテクタの間のエネ
ルギー・ビームを遮断するのに使用されるもので、指や
鉛筆などである。
【0013】本発明の利点をよりよく理解するために、
図1に示すような典型的な従来技術の手法を簡単に説明
する。
【0014】図1には、タッチ・パネル表示装置のベゼ
ル100の前面を中心とした構成要素の構成が示されて
いる。ベゼル100は左垂直側縁102、右垂直側縁1
06、下部水平側縁104、及び上部水平側縁108を
有している。各側縁はエミッタ110−158及びデテ
クタ160−208の取付けをベゼル100の表面21
0の下で行うのに充分な幅の表面を有している。垂直及
び水平の側縁102、106、104、108のそれぞ
れは、伝送されたエネルギーを通過させて、ベゼル10
0の側縁のエミッタ110−158がベゼルの対向側縁
の対応するデテクタ160−208を付勢することがで
きるような材料で作成されている。各エミッタはベゼル
内でこれの真正面にあるデテクタと対となっている。従
来の多重化(multiplexing)技法を使用することによ
り、エミッタ/デテクタ対を1度に1対ずつ走査し、ス
タイラス(図示せず)がエミッタからデテクタへ伝送さ
れる光を遮断しているかどうかを決定する。
【0015】たとえば、スタイラスが位置216でタッ
チ・パネルに置かれている場合、エミッタ140からの
光線212はデテクタ198へ到達するのが阻止され
る。同様に、エミッタ116からの光線214はデテク
タ172へ到達するのが阻止される。当分野で周知のよ
うに、スタイラスの位置216は簡単な計算によって決
定される。
【0016】スタイラスの位置を決定するために、従来
技術のシステムでは多数のエミッタ/デテクタ対ならび
にその他のサポート回路(たとえば、エミッタの出力ま
たはデテクタの感度のインバランスを補償するために必
要な回路、ならびに欠陥エミッタまたはデテクタを検出
または修正、あるいはその両方を行うのに必要な回路)
が必要である。以下で示すように、本発明は単一のエミ
ッタ/デテクタ対以外のものや、他のサポート回路の必
要性をなくするものである。
【0017】次に、本発明を検討するに、図2は本発明
の基本構造を示している。従来技術のタッチ・パネルと
同様に、本発明を実施するのに必要な構成要素はベゼル
250に組み込まれている。ベゼル250も従来技術の
システムと同じ態様で形成されており、内面は左垂直側
縁252、右垂直側縁256、下部水平側縁254、及
び上部水平側縁258で構成されている。ベゼルの側縁
252−258も光を透過し、エネルギー・ビームがベ
ゼル250によって囲まれた所定のフィールドを横切る
ことが可能となる。
【0018】光源は単一のエミッタ260からなってい
る。エミッタ260は連続的に付勢される。エミッタ2
60によって出力されるエネルギーはエミッタ光ファイ
バ束264に進入する。エミッタ光ファイバ束264の
ファイバはベゼル250の一方の水平側縁及び一方の垂
直側縁の周囲に分散されている。好ましい実施例におい
て、エミッタ光ファイバ束264のファイバは下部水平
側縁254及び左垂直側縁252の周囲に分散されてい
るので、ファイバから出力された光は上部水平側縁25
8及び右垂直側縁256それぞれを照射することができ
る。当分野の技術者には、本発明を下部水平側縁254
ではなく、上部水平側縁258の周囲に配置されたエミ
ッタ光ファイバ束264のファイバを使用して実現する
ことができるが、下部水平側縁254を使用すると外部
光エネルギーによる干渉が回避されることが認識されよ
う。これは光を受けるために使用されるデテクタ光ファ
イバ束266のファイバが下部水平側縁254にある場
合、オフィス内の頭上の照明がより多くの外部光(すな
わち、雑音)をもたらすからである。エミッタ光ファイ
バ束264に対して左垂直側縁252を選ぶか、右垂直
側縁256を選ぶかは重要ではない。さらに、各ファイ
バにはその端部にレンズを形成して光を収束し、より精
密なビームがベゼル250の一方側縁から他方へ送られ
るようにすることができる。
【0019】同様にして、デテクタ光ファイバ束266
のファイバは上部水平測縁258及び右垂直側縁256
の周囲に配置される。エミッタ光ファイバ束のファイバ
によって出力された光は、発光ファイバの正面に配置さ
れたファイバに向けられている。デテクタ光ファイバ束
266のファイバはエミッタ光ファイバ束264からの
光を受光し、その光をデテクタ262に出力する。図を
簡単とするために、エミッタ260を駆動し、デテクタ
262の出力を監視する回路は古くからあり、当分野で
周知のものであるから、省かれている。当分野の技術者
には2つの光ファイバ束264、266が示されている
が、ファイバが適切に配列された単一のファイバ束で図
示の2つの光ファイバ束264、266を簡単に置き換
えることができることが認識されよう。さらに、エミッ
タ260及びデテクタ262は図を簡単にするため、ベ
ゼル250の外側に示されているが、ベゼル内または表
示装置のどこかに簡単に取り付けることもできる。
【0020】エミッタLCDマスク270はエミッタ光
ファイバ束の出力と、左垂直側縁252及び下部水平側
縁254両方の出力との間に間挿される。同様に、デテ
クタLCDマスク268はデテクタ光ファイバ束266
の入力と、右垂直側縁256及び上部水平側縁258両
方の入力の間に間挿される。LCDマスク268、27
0がなければ、光は垂直側縁252、256及び水平側
縁254、258の両方の全長にわたって伝送されるこ
ととなり、これはスタイラスの位置の決定を不可能とす
る。
【0021】図を簡単とするため、LCDマスクを制御
するために使用されるマルチプレクサ回路(古くからあ
り、当分野で周知である)は図示されていない。LCD
マスク268、270は暗くされた状態に維持され、光
が左垂直側縁252から右垂直側縁256へ横切るのを
阻止し、かつ下部水平側縁254から上部水平側面25
8へ横切るのを阻止する。換言すれば、LCDマスクは
エネルギーの伝送を遮断する。マルチプレクサ回路はL
CDマスクの小部分の遮断を解除し(すなわち、LCD
マスクの小部分を透明にして)、各LCDマスク26
8、270に小さな窓を作り、その窓をマスクの長さに
沿って同期的に移動することによって、LCDマスクを
横切って透明な窓を走査する。図示のように、エミッタ
LCDマスク270は小さな窓274を有している。同
様に、デテクタLCDマスク268は窓272を有して
いる。マルチプレクサ回路は窓272、274の移動を
制御し、これらがLCDマスクの長さに沿って走査を行
った場合に、これらが互いを直接横切って配置されるよ
うにする。窓272、274を同期して走査することに
よって、細い光線276を単一のエミッタ/デテクタ対
を使用して、水平及び垂直方向に交互に、表示装置を横
切って走査することができる。
【0022】当分野の技術者には走査方法にいくつかの
改変を行えることが認識されよう。たとえば、スタイラ
スが検出されたときに、走査速度を増加させることによ
って、走査の周波数を変えることができる。同様に、ス
タイラスが検出されるまでは、隣接する窓の位置をスキ
ップし、次いで隣接する位置を走査して、スタイラスの
正確な位置を決定することができる。
【0023】図3は時間図であり、LCDマスク26
8、270を横切る窓の移動を示している。図示のため
に、5つの時間点T1ないしT5が示されている。時間
T1において、エネルギー・ビームは垂直であり、表示
装置の右側に配置されている。マルチプレクサは窓が左
へ移動するように、LCDマスク268、270を走査
する。時間T2において、窓はさらに左へ移動してい
る。時間T3において、窓はさらに移動している。この
プロセスは窓が、及びこれと一緒にエネルギー・ビーム
が表示装置の全幅を走査するまで継続する。エネルギー
・ビームが表示装置の左側に達すると、マルチプレクサ
は表示装置の長さにわたって窓を上方へ走査することを
開始する。時間T4において、エネルギー・ビームは表
示装置の下部に示されている。その後、時間T5におい
て、窓は位置T5まで情報へ走査し終わっている。走査
が1回完全に完了すると、エネルギーは垂直及び水平の
両方向で表示装置の全面積をカバーしたことになる。
【0024】スタイラスの位置は302に示されてい
る。走査の垂直部分の時間T5において、デテクタ26
2(図2に示す)に接続された回路は、時間T2におい
てエネルギーが存在しないことを認識する。同様に、走
査の水平部分において、デテクタ262を制御する回路
はエネルギーが存在しないことも認識する。時間T2及
びT5におけるビームの位置からの302におけるスタ
イラスの位置の計算は、当分野で周知の技法により簡単
に行うことができる。
【0025】本発明をその好ましい実施例に関連して説
明したが、当分野の技術者には、本発明から逸脱するこ
となく、細部に各種の変更が行えることが理解されよ
う。たとえば、好ましい実施例では2つのマスクが使用
されているが、本発明をデテクタ光ファイバ束に対する
単一のマスクによって実現することができる。2つまた
はそれ以上のエミッタを使用して光をもたらし、これに
よって予定の保守期間中に欠陥エミッタを交換するのを
可能として、表示装置の信頼性を向上させることができ
る。同じ理由で、2つまたはそれ以上のデテクタを使用
することができる。マスクの水平部分及び垂直部分に対
して別々な回路によって垂直及び水平の同時走査を可能
とし、これによって走査速度を上げることができる。本
発明を一体型(integrated)のベゼルで実現すること
も、あるいは別な表示装置に取り付けることのできる内
蔵型の装置であるベゼルで実現することもできる。さら
に、光ファイバ束をベゼルの一体部品とすることもでき
る。
【0026】
【発明の効果】本発明により、光学式入力装置の構成要
素の数を削減することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】光学式タッチ・パネルに対する従来技術の手法
の例を示す線図である。
【図2】本発明を実施するために必要な構成要素及びこ
れらの構成の線図である。
【図3】表示装置を横切るエネルギー・ビームの移動を
示す簡略化された時間図である。
【符号の説明】
250 ベゼル 252 左垂直側縁 254 下部水平側縁 256 右垂直側縁 258 上部水平側縁 260 エミッタ 262 デテクタ 264 エミッタ光ファイバ束 266 デテクタ光ファイバ束 268 デテクタLCDマスク 270 エミッタLCDマスク 272 窓 274 窓 276 細い光線

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のフィールド内のスタイラスの位置を
    検出し、コンピュータに伝えるための光学式入力装置に
    おいて、 第1垂直側縁、第2垂直側縁、第1水平側縁、及び第2
    水平側縁を有するフレームと、 エネルギー・エミッタと、 エネルギー・デテクタと、 第1及び第2のエネルギー経路を有し、前記第1エネル
    ギー経路の入力が前記エネルギー・エミッタに接続さ
    れ、前記第1エネルギー経路の出力が前記フレームの前
    記第1の垂直及び水平側縁に接続されており、前記第2
    エネルギー経路の入力が前記フレームの前記第2の垂直
    及び水平側縁に接続されており、前記第2エネルギー経
    路の出力が前記エネルギー・デテクタに接続されている
    エネルギー・ガイドと、 前記フレームの前記第1及び第2垂直側縁の間の垂直マ
    スクと、 前記フレームの前記第1及び第2水平側縁の間の水平マ
    スクと、 前記垂直及び水平マスクを通るエネルギーの転送を選択
    的に制御する手段を有するマルチプレクサとを備え、 エネルギーの伝送が選択的に制御されたときに、前記コ
    ンピュータが検出されたエネルギーが存在しないことを
    検出して前記スタイラスの位置を決定するようにした、 光学式入力装置。
  2. 【請求項2】前記マルチプレクサがさらに、 エネルギーの細いビームのみが任意の時点に前記第1垂
    直側縁から前記第2垂直側縁に伝わるように、前記垂直
    マスクを同期的に走査する手段と、 エネルギーの細いビームのみが任意の時点に前記第1水
    平側縁から前記第2水平側縁へ伝わるように、前記水平
    マスクを同期的に走査する手段とを包含している、 請求項1記載の光学式入力装置。
  3. 【請求項3】前記マルチプレクサがさらにまた、 コンピュータから制御信号を受信する手段と、 垂直マスク及び水平マスクを通る選択的なエネルギーの
    伝送を、コンピュータから受信した制御信号によって制
    御する手段とから成る、 請求項2記載の光学式入力装置。
  4. 【請求項4】マルチプレクサがさらにまた、 垂直マスクが走査されているときにすべての水平側縁を
    マスクし、水平マスクが走査されているときにすべての
    垂直側縁をマスクする手段から成る、 請求項3記載の光学式入力装置。
  5. 【請求項5】前記垂直及び水平マスクがLCD回路であ
    る請求項1記載の光学式入力装置。
  6. 【請求項6】所定のフィールド内のスタイラスの位置を
    検出し、コンピュータに伝えるための光学式入力装置に
    おいて、 第1垂直側縁、第2垂直側縁、第1水平側縁、及び第2
    水平側縁を含むフレームと、 エネルギー・エミッタと、 エネルギー・デテクタと、 光ファイバ束とを備え、 前記エネルギー・エミッタからのエネルギーがファイバ
    に進入し通過するように、前記光ファイバ束が一端にお
    いて前記エネルギー・エミッタに接続された第1エネル
    ギー経路を有しており、 エネルギーが前記第1エネルギー経路に存在するとき
    に、前記第1水平側縁と前記第1垂直側縁がエネルギー
    を遮断しないように、前記第1エネルギー経路が他端に
    おいて前記第1水平側縁及び前記第1垂直側縁に接続さ
    れており、 前記第1エネルギー経路から出るエネルギーが前記第1
    水平側縁及び前記第1垂直側縁の広い領域から前記第1
    水平側縁及び前記第1垂直側縁の表面にほぼ直角に、か
    つ各々が前記第2水平側縁及び前記第2垂直側縁に向か
    って伝わるように、前記第1エネルギー経路の前記ファ
    イバが構成されており、 前記光ファイバ束が一端において前記第2水平側縁及び
    前記第2垂直側縁に接続された第2エネルギー経路を有
    しており、前記第2水平側縁の広い領域に沿って、前記
    第1水平側縁から受け取ったエネルギー、ならびに前記
    第2垂直側縁の広い領域に沿って、前記第1垂直側縁か
    ら受け取ったエネルギーが前記ファイバに進入するよう
    に、前記第2エネルギー経路の前記ファイバが構成され
    ており、 前記第2エネルギー経路を通るエネルギーが前記エネル
    ギー・デテクタによって検出されるように、前記第2エ
    ネルギー経路が他端において前記エネルギー・デテクタ
    に接続されており、 前記エネルギー・デテクタがエネルギーの存在または不
    存在を示す信号を前記コンピュータに与えるための手段
    を有しており、 さらにそれぞれが前記フレームの前記第1及び第2垂直
    側縁に取り付けられ、前記第1垂直側縁から前記第2垂
    直側縁に伝送されるエネルギーの経路にあるように構成
    された第1及び第2垂直LCDマスクと、 それぞれが前記フレームの前記第1及び第2水平側縁に
    取り付けられ、前記第1水平側縁から前記第2水平側縁
    に伝送されるエネルギーの経路にあるように構成された
    第1及び第2水平LCDマスクと、 前記コンピュータから制御信号を受信する手段を有する
    マルチプレクサとを備え、 前記マルチプレクサは、エネルギーの細いビームのみが
    任意の時点に前記第1垂直側縁から前記第2垂直側縁に
    伝わるように、垂直マスクを同期的に走査する手段を有
    しており、 前記マルチプレクサは、エネルギーの細いビームのみが
    任意の時点に前記第1水平側縁から前記第2水平側縁へ
    伝わるように、水平マスクを同期的に走査する手段を有
    しており、 前記マルチプレクサは、前記第1及び第2垂直LCDマ
    スクが走査されているときに、すべての前記第1及び第
    2水平LCDマスクをマスクし、前記第1及び第2水平
    LCDマスクが走査されているときに、すべての前記第
    1及び第2垂直LCDマスクをマスクする手段を有して
    いる、 光学式入力装置。
  7. 【請求項7】前記エネルギー・エミッタが赤外線域のエ
    ネルギーを発生し、 前記エネルギー・デテクタが赤外線域のエネルギーを検
    出する請求項6記載の光学式入力装置。
  8. 【請求項8】所定のフィールド内のスタイラスの位置を
    検出し、コンピュータに伝えるための方法において、 エネルギー・エミッタからエネルギーを放出し、 前記エネルギー・エミッタから第1エネルギー経路を経
    由して前記所定のフィールドの第1水平側縁及び第1垂
    直側縁へエネルギーを導き、 前記所定のフィールドの前記第1水平側縁及び前記第1
    垂直側縁をマスクし、エネルギーが前記所定のフィール
    ドを横切って第2水平側縁及び第2垂直側縁に伝わるの
    を阻止し、 マスクを多重化して、垂直マスク及び水平マスクを通る
    エネルギーの伝達を選択的に制御し、 前記第2水平側縁及び前記第2垂直側縁に到達するエネ
    ルギーをエネルギー・デテクタに導き、 前記エネルギー・デテクタからの信号及びマルチプレク
    サの位置情報を使用して、スタイラスの位置を前記コン
    ピュータで計算することからなる、 スタイラス位置検出方法。
  9. 【請求項9】エネルギーの細いビームのみが任意の時点
    に前記第1水平側縁から前記第2水平側縁へ伝わること
    ができるように、前記垂直マスクを同期的に走査するス
    テップをさらに含んでいる、 請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】所定のフィールド内のスタイラスの位置
    を検出し、コンピュータに伝えるためのシステムにおい
    て、 コンピュータと、 光学式入力装置とを備え、該入力装置がさらに少なくと
    も1つのエネルギー・エミッタと、 検出したエネルギーの存在を示す信号を出力するための
    手段を有する、少なくとも1つのエネルギー・デテクタ
    と、 第1垂直側縁、第2垂直側縁、第1水平側縁、及び第2
    水平側縁を有しており、前記側縁の各々が前記エネルギ
    ー・エミッタから放出されるエネルギーを伝えることが
    できるフレームと、 第1及び第2エネルギー経路を有しており、前記第1エ
    ネルギー経路が前記エネルギー・エミッタからエネルギ
    ーを受け取る入力端部、ならびに前記フレームの前記第
    1垂直及び水平側縁を介してエネルギーを出力するため
    に前記フレームの前記第1垂直及び水平側縁に接続され
    ている出力端部を有しており、前記第2エネルギー経路
    が前記第1エネルギー経路から出力されるエネルギーを
    受け取るために前記フレームの前記第2垂直及び水平側
    縁に接続された入力端部、ならびにエネルギーを前記エ
    ネルギー・デテクタに出力するための出力端部を有して
    いるエネルギー・ガイドと、 前記第1エネルギー経路から出力されるエネルギーを遮
    断する出力マスクと、 エネルギーが前記第2エネルギー経路へ進入するのを阻
    止する入力マスクと、 前記フレームの対向する側縁において互いに対向してい
    る前記出力マスクの一部と前記入力マスクの一部の遮断
    を選択的に解除することによって前記フレームの前記第
    1側縁から前記フレームの前記第2側縁へのエネルギー
    の伝達を選択的に制御するマルチプレクサ手段とを有
    し、 前記エネルギー・マスクが選択的に遮断解除されたとき
    に、前記コンピュータがエネルギーが存在しないことを
    検出してスタイラスの位置を決定するようにした、 スタイラス位置検出システム。
  11. 【請求項11】前記マルチプレクサ手段がさらに、 エネルギーの細いビームのみが任意の時点に前記フレー
    ムの前記第1垂直側縁から前記フレームの前記第2垂直
    側縁へ伝わるように前記入力マスク及び前記出力マスク
    を同期的に走査する手段と、 エネルギーの細いビームのみが任意の時点に前記フレー
    ムの前記第1水平側縁から前記フレームの前記第2水平
    側縁へ伝わるように前記入力マスク及び前記出力マスク
    を同期的に走査する手段とから成る、 請求項10記載のシステム。
  12. 【請求項12】前記出力マスクおよび前記入力マスクが
    LCD回路である請求項10記載のシステム。
  13. 【請求項13】所定のフィールド内のスタイラスの位置
    を突き止めるための光学式入力装置において、 所定のフィールドを画定するための、第1垂直側縁、第
    2垂直側縁、第1水平側縁、及び第2水平側縁を有する
    フレームと、 エネルギー・エミッタと、 エネルギーが前記所定のフィールドを横切って、マトリ
    ックスの形態で伝達されるようにファイバがグループで
    構成されている、エネルギーを前記第1垂直側縁及び前
    記第1水平側縁に沿って分散するための光ファイバの第
    1グループと、 エネルギー・デテクタと、 前記マトリックスの実質的にすべてのエネルギーを検出
    できるように、ファイバがグループで構成されている、
    エネルギーを前記第2垂直側縁及び前記第2水平側縁に
    沿って受け取るための光ファイバの第2グループと、 エネルギーの単一のビームのみが任意の時点で前記第1
    水平側縁及び垂直側縁から横切ることができるように、
    前記マトリックスのエネルギーを遮断するための走査可
    能マスクと、 前記走査可能マスクの被遮断部分の位置を制御するため
    のマルチプレクサと、 スタイラスによって阻止される水平及び垂直方向のエネ
    ルギー・ビームの交点の位置を決定するための計算手段
    とを備え、 所定のフィールド内のスタイラスの位置を単一のエミッ
    タ及び単一のデテクタを有する光学的装置によって決定
    するようにした、 光学式入力装置。
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