JPH0518852Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0518852Y2 JPH0518852Y2 JP1392788U JP1392788U JPH0518852Y2 JP H0518852 Y2 JPH0518852 Y2 JP H0518852Y2 JP 1392788 U JP1392788 U JP 1392788U JP 1392788 U JP1392788 U JP 1392788U JP H0518852 Y2 JPH0518852 Y2 JP H0518852Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- holder
- tongue piece
- contact piece
- watch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 4
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案は例えば時計の電池ホルダに関するもの
である。
である。
［従来の技術］
従来より時計などにおいては、店頭に展示した
り購入者が使用するまでは装置を作動させる必要
がないので、従来から工場出荷時に新品のボタン
電池と電池接片との間に薄いビニルシート等の絶
縁体を挾んで絶縁を図り、電池の無駄な消費を防
止していた。
り購入者が使用するまでは装置を作動させる必要
がないので、従来から工場出荷時に新品のボタン
電池と電池接片との間に薄いビニルシート等の絶
縁体を挾んで絶縁を図り、電池の無駄な消費を防
止していた。
［解決しようとする課題］
ところがこの構造では、工場出荷時にすべての
製品に絶縁用のビニルシートを挟み込まねばなら
ないため手間がかかり、またボタン電池の大きさ
に合せてビニルシートを裁断する手間も必要であ
り、コスト的にも不利であつた。
製品に絶縁用のビニルシートを挟み込まねばなら
ないため手間がかかり、またボタン電池の大きさ
に合せてビニルシートを裁断する手間も必要であ
り、コスト的にも不利であつた。
そこで本考案の目的は、電池と接片との間の絶
縁を確実に行なうことができ、絶縁するための特
別な部品や手間も不要で、低コストの電池ホルダ
を提供することにある。
縁を確実に行なうことができ、絶縁するための特
別な部品や手間も不要で、低コストの電池ホルダ
を提供することにある。
［課題を解決するための手段］
本考案の特徴は、枠体に形成してあるホルダ収
納部とこのホルダ収納部に着脱自在のホルダ部と
からなり、このホルダ収納部にはホルダ部をガイ
ドするガイド部と電池接片とが形成され、ホルダ
部には電池を収納する電池保持部を設けられ、こ
の電池接片と電池との間に介在する舌片が切除可
能に形成してあるところにある。
納部とこのホルダ収納部に着脱自在のホルダ部と
からなり、このホルダ収納部にはホルダ部をガイ
ドするガイド部と電池接片とが形成され、ホルダ
部には電池を収納する電池保持部を設けられ、こ
の電池接片と電池との間に介在する舌片が切除可
能に形成してあるところにある。
［作用］
したがつて時計等を駆動させる時は、ホルダ部
を時計枠体のホルダ収納部から外し、このホルダ
部の舌片を切除し、電池保持部に電池を収納した
状態で再びホルダ部を時計枠体のホルダ収納部に
挿着すれば、電池は電池接片に接触し時計が動作
を開始する。
を時計枠体のホルダ収納部から外し、このホルダ
部の舌片を切除し、電池保持部に電池を収納した
状態で再びホルダ部を時計枠体のホルダ収納部に
挿着すれば、電池は電池接片に接触し時計が動作
を開始する。
［実施例］
以下図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。第１，２図示のように、本考案に係る時計の
時計枠体１の角部には、ホルダ収納部１Ａが形成
してあり、このホルダ収納部には、ボタン電池３
を収納可能なホルダ部２を着脱自在に収納してあ
る。
る。第１，２図示のように、本考案に係る時計の
時計枠体１の角部には、ホルダ収納部１Ａが形成
してあり、このホルダ収納部には、ボタン電池３
を収納可能なホルダ部２を着脱自在に収納してあ
る。
まずホルダ部２の形状から説明すると、第３図
示のように、中心部に電池保持部たる電池保持穴
２１が開設してあり、この電池保持穴の先端（右
側）の一部は開口２１ａとなつている。開口２１
ａには、この開口の一方の端部２２から他方の端
部２３へ向け、舌片２４が電池保持穴２１と同じ
曲率で、他方の端部近傍まで一体的に伸延形成し
てある。舌片２４は開口２１ａの両端部２２，２
３より薄肉に形成してあり、さらに一方の端部２
２とこの舌片との境界は、使用者が指先で容易に
切除できるようにＶ溝状の切除部２４ａが形成し
てある。ホルダ部２の反対端部には、時計枠体１
の角部の形状に対応する肉厚の縁部２５が形成し
てあり、電池保持穴２１を中心として上下両側に
はクリツク爪２６，２７が平行に形成してある。
示のように、中心部に電池保持部たる電池保持穴
２１が開設してあり、この電池保持穴の先端（右
側）の一部は開口２１ａとなつている。開口２１
ａには、この開口の一方の端部２２から他方の端
部２３へ向け、舌片２４が電池保持穴２１と同じ
曲率で、他方の端部近傍まで一体的に伸延形成し
てある。舌片２４は開口２１ａの両端部２２，２
３より薄肉に形成してあり、さらに一方の端部２
２とこの舌片との境界は、使用者が指先で容易に
切除できるようにＶ溝状の切除部２４ａが形成し
てある。ホルダ部２の反対端部には、時計枠体１
の角部の形状に対応する肉厚の縁部２５が形成し
てあり、電池保持穴２１を中心として上下両側に
はクリツク爪２６，２７が平行に形成してある。
次にホルダ収納部１Ａについて説明する。第１
図示のように、ホルダ収納部１Ａの下端には、ホ
ルダ部２の着脱時にこのホルダ部をガイドするた
めのガイド部１１が形成してあり、さらにホルダ
部２のクリツク爪２６，２７のそれぞれと係合す
る２つのクリツク用突起１２，１３が一体的に形
成してある。さらにプラス側電池接片４の基端
は、このホルダ収納部内にある回路基板（図示せ
ず）に固着され、その先端は、ホルダ部２の舌片
の中間部に弾接するようになつている。またマイ
ナス側電池接地片５も、その基端は回路基板に固
着され、その先端は、ホルダ部２が挿着された状
態で、このホルダ部のボタン電池３のマイナス側
電極に弾接可能となつている。
図示のように、ホルダ収納部１Ａの下端には、ホ
ルダ部２の着脱時にこのホルダ部をガイドするた
めのガイド部１１が形成してあり、さらにホルダ
部２のクリツク爪２６，２７のそれぞれと係合す
る２つのクリツク用突起１２，１３が一体的に形
成してある。さらにプラス側電池接片４の基端
は、このホルダ収納部内にある回路基板（図示せ
ず）に固着され、その先端は、ホルダ部２の舌片
の中間部に弾接するようになつている。またマイ
ナス側電池接地片５も、その基端は回路基板に固
着され、その先端は、ホルダ部２が挿着された状
態で、このホルダ部のボタン電池３のマイナス側
電極に弾接可能となつている。
工場出荷時には舌片２４はホルダ部２と一体に
形成した状態であるため、ボタン電池３をホルダ
部２へ収納してホルダ部をホルダ収納部１Ａへ差
込んでも、プラス側電池接片４は舌片２４と接触
しているため通電されず絶縁状態が保持されてい
る。
形成した状態であるため、ボタン電池３をホルダ
部２へ収納してホルダ部をホルダ収納部１Ａへ差
込んでも、プラス側電池接片４は舌片２４と接触
しているため通電されず絶縁状態が保持されてい
る。
ところで商品購入後、時計を駆動開始させるに
はまずホルダ収納部１Ａからホルダ部２の縁部２
５を抜取り、このホルダ部の電池保持穴２１に予
め挿着してあつたボタン電池３をそのままにし
て、舌片２４を切除部２４ａから切除し、ホルダ
部をホルダ収納部１Ａへ再び差込む。すると舌片
２４が切除されているため、プラス側電池接片４
はボタン電池３と自動的に接触し通電するので時
計は作動を開始する。
はまずホルダ収納部１Ａからホルダ部２の縁部２
５を抜取り、このホルダ部の電池保持穴２１に予
め挿着してあつたボタン電池３をそのままにし
て、舌片２４を切除部２４ａから切除し、ホルダ
部をホルダ収納部１Ａへ再び差込む。すると舌片
２４が切除されているため、プラス側電池接片４
はボタン電池３と自動的に接触し通電するので時
計は作動を開始する。
［効果］
本考案によれば、絶縁のため従来のように電池
と接片との間に絶縁用の薄いビニルシートを挾む
必要がなくなり、取付けの手間がかからず、また
絶縁のための特別な部品を挿着することもなくな
り低コストとなる。
と接片との間に絶縁用の薄いビニルシートを挾む
必要がなくなり、取付けの手間がかからず、また
絶縁のための特別な部品を挿着することもなくな
り低コストとなる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図
は時計要部の平面図、第２図は第１図−線断
面図、第３図はホルダ部の平面図である。 １……枠体、１Ａ……ホルダ収納部、１１……
ガイド部、２……ホルダ部、２１……電池保持部
（電池保持穴）、２４……舌片、３……電池（ボタ
ン電池）、４……電池接片（プラス側電池接片）、
５……電池接片（マイナス側電池接片）。
は時計要部の平面図、第２図は第１図−線断
面図、第３図はホルダ部の平面図である。 １……枠体、１Ａ……ホルダ収納部、１１……
ガイド部、２……ホルダ部、２１……電池保持部
（電池保持穴）、２４……舌片、３……電池（ボタ
ン電池）、４……電池接片（プラス側電池接片）、
５……電池接片（マイナス側電池接片）。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 枠体に形成されたホルダ収納部とこのホルダ収
納部に着脱自在のホルダ部とより構成され、 上記ホルダ収納部には、上記ホルダ部をガイド
するガイド部と電池接片とが形成され、 上記ホルダ部には電池を収納する電池保持部が
設けられ、上記電池接片と上記電池との間に介在
する舌片が切除可能に形成してある ことを特徴とする電池ホルダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1392788U JPH0518852Y2 (ja) | 1988-02-04 | 1988-02-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1392788U JPH0518852Y2 (ja) | 1988-02-04 | 1988-02-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01119159U JPH01119159U (ja) | 1989-08-11 |
| JPH0518852Y2 true JPH0518852Y2 (ja) | 1993-05-19 |
Family
ID=31224659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1392788U Expired - Lifetime JPH0518852Y2 (ja) | 1988-02-04 | 1988-02-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0518852Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010129433A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Saxa Inc | 電池の装填構造 |
-
1988
- 1988-02-04 JP JP1392788U patent/JPH0518852Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01119159U (ja) | 1989-08-11 |
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