JPH0518836U - インクジエツトプリンタヘツド - Google Patents

インクジエツトプリンタヘツド

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JPH0518836U
JPH0518836U JP6906491U JP6906491U JPH0518836U JP H0518836 U JPH0518836 U JP H0518836U JP 6906491 U JP6906491 U JP 6906491U JP 6906491 U JP6906491 U JP 6906491U JP H0518836 U JPH0518836 U JP H0518836U
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JP
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ink
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conductive wall
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義康 本間
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で製造が容易であり、製造コスト
が安く、そのうえ高い解像度で印字可能となるインクジ
ェットプリンタヘッドを提供する。 【構成】 インク室33を構成している導電壁30に電
流を流すと、導電壁33は磁石から発せられる磁界の影
響を受けてローレンツ力により変形し、インク室33の
容積が減少する。この容積減少に伴うインク室33内の
圧力変化により、インク室33内のインクがオリフィス
37より噴射される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、インクジェットプリンタヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、圧力発生体として電気熱変換素子を用いたバブルジェット式や、電気機 械変換素子を用いた圧電式などの方式を採用したインクジェットプリンタが、イ ンパクト式プリンタに比べて低騒音であるなどの理由により注目されている。例 えば、圧電式インクジェットプリンタにおいては、インクジェットプリンタヘッ ドを構成している圧電アクチュエータの寸法変位によってインク流路の容積を変 化させることにより、その容積減少時にインク流路内のインクをオリフィスから 噴射し、容積増大時に他方の弁からインク流路内にインクを導入するようにした ものが知られており、ドロップオンデマンド方式と呼ばれている。そして、この ような噴射装置を多数互いに近接して配設し、所定の位置の噴射装置からインク を噴射させることにより、所望する文字や画像を形成するのである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のようなインクジェットプリンタヘッドでは、一つの噴射 装置に対して一つの圧電アクチュエータが用いられているため、高解像度で広い 範囲の印字を行うために多数の噴射装置を密集して配置しようとすると、その構 造が複雑で且つ製造工数が多くなり、その結果、製造コストが高価になるという 問題があった。
【0004】 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、構造が簡単 で製造が容易であり、製造コストが安く、そのうえ高い解像度で印字可能となる インクジェットプリンタヘッドを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するために本考案のインクジェットプリンタヘッドは、インク 室の容積を変化させることにより、そのインク室内のインクを噴射して印字を行 うインクジェットプリンタヘッドであって、前記インク室の壁の少なくとも一部 を形成している導電性部材と、その導電性部材に電流を流すための回路と、前記 導電性部材を流れる電流の方向とほぼ直交する方向に磁力線を有する磁界を発生 するための磁石とを有する。
【0006】
【作用】
上記の構成を有する本考案のインクジェットプリンタヘッドによれば、回路に よりインク室の壁の一部を形成している導電性部材に電流を流すと、導電性部材 はローレンツ力により変形するので、そのインク室内で圧力変化が生ずることに よりインクが噴射される。
【0007】
【実施例】
本考案を具体化した一実施例を、図1乃至図3を参照して詳細に説明する。
【0008】 図3に示すように、本考案を具体化した圧電式インクジェットプリンタヘッド を搭載するインクジェットプリンタにおいて、プラテン10は軸12を中心とし て構成されており、その軸12の一端はフレーム13に回転可能に取り付けらて いるので、プラテン10は軸12と一体となって回転可能である。また、その軸 12の他端は歯車を介してプラテンモータ14に接続されている。フレーム13 の底部には、二本のガイドロッド20が前記プラテン10の軸線と平行に配設さ れており、そのガイドロッド20にはキャリッジ18が摺動可能に支持されてい る。キャリッジ18上には後述する構成のインクジェットプリンタヘッド15と 、そのインクジェットプリンタヘッド15へインクを供給するためのインク供給 装置16とが載置されている。
【0009】 一方、キャリッジ18には一対のプーリ22a,22bに巻き掛けられたタイ ミングベルト24が結合させらている。そして、一方のプーリ22aはキャリッ ジモータ23に接続されており、そのキャリッジモータ23を駆動させることに よりプーリ22aが回転して、タイミングベルト24が送られる。それにより、 キャリッジ18はプラテン10と平行に移動させられる。
【0010】 次に、図1及び図2を参照して、前記インクジェットプリンタヘッド15の構 成を詳細に説明する。
【0011】 このインクジェットプリンタヘッド15において、導電性部材により半円形状 に形成された導電壁30と、上板45及び下板46と、導電壁30と向かい合う ように配置されておりインク滴39を噴射するオリフィス37を有するオリフィ スプレート36とからインク室33が構成されている。また、前記上板45の表 面にはN極に着磁された磁石40が、前記下板46の表面にはS極に着磁された 磁石41が、それぞれ配置されている。このように構成された部材を複数個組み 合わせることにより、本実施例のインクジェットプリンタヘッド15が構成され る。なお、前記導電壁30は、例えば銅、アルミ等の導電性を有し、厚さが0. 1mm程度の金属材料により形成されており、変形しやすくなっている。
【0012】 また、前記インク室33とインク供給装置16とは、図示しないインク供給弁 により連通しており、インク供給装置16内のインクがインク室33へ供給され る。
【0013】 前記導電壁30の一端は接地されており、他端は直流電源61の陽極に接続さ れている。このとき、直流電源61の陽極と各導電壁30との間には図示しない コントローラにより開閉を制御されるスイッチ62がそれぞれ設けられており、 このスイッチ62を閉じると、導電壁30には矢印i方向に電流が流れてローレ ンツ力により導電壁30が変形する。それにより、対応したインク室33内の圧 力が変化し、オリフィスプレート36のオリフィス37からからインク滴39が 噴射されることになる。
【0014】 また、磁石40,41による磁界の磁力線の方向は、図1にBで表すように、 N極からS極へ向かう方向であり、導電壁30を矢印i方向に流れる電流の方向 とほぼ直交している。
【0015】 続いて、以上のように構成されたインクジェットプリンタの動作について説明 する。
【0016】 図示しない端末装置から印字データが入力されると、図3に示すように、プラ テンモータ14が駆動されて用紙11がプラテン10の表面へ搬送される。そし て、キャリッジモータ23が駆動されてプーリ22aが回転し、キャリッジ18 はタイミングベルト24によりガイドロッド20上をホームポジションへ移動す る。すると、コントローラが前記印字データに応じてスイッチ62の開閉を制御 する。ここで、図1に示すように、コントローラがあるスイッチ62を閉じると 、そのスイッチ62が接続されている導電壁30に矢印i方向の電流が流れる。 すると、磁石40,41から発せられる磁界の影響を受けて導電壁30がローレ ンツ力により矢印F方向に変形し、インク室33の容積を減少させる。この容積 減少に伴って、インク室33内のインクが加圧され、オリフィスプレート36の オリフィス37からインク滴39となって噴射される。
【0017】 そして、コントローラがスイッチ62を解放して電流を遮断すると、弾性力に より導電壁30が元の位置まで戻されて、インク室33の容積が増加する。それ に伴って、インク供給装置16内のインクがインク供給弁を通ってインク室33 へ補充される。そして、印字データに応じてキャリッジ18がガイドロッド20 上を移動しつつ、上述の動作が繰り返されることにより、印字データに基づいた 文字や図形等が用紙11に印字されるのである。
【0018】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範 囲において数々の変形を加えることもできる。
【0019】 例えば、インク室33の容積を増加させる際に、導電壁30の弾性力を使用す るだけではなく、導電壁30を流れる電流の方向を切り換えて、反矢印i方向へ 電流を流すことができるように回路を構成することにより、反矢印F方向へロー レンツ力を発生させてインク室30の容積を更に増加させることも可能である。 それによりインク室30の容積の変化率が増大するので、インクの射出量を増加 させることができる。
【0020】 また、導電壁30の形状及び材質も本実施例の構成に何ら限定されるものでは ない。
【0021】
【考案の効果】
以上詳述したことから明らかなように、本考案のインクジェットプリンタヘッ ドによれば、簡単な構造でありながら高い解像度を得ることができ、また、安価 に製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を具体化したインクジェットプリンタヘ
ッドの構成を示す概略説明図である。
【図2】本考案を具体化したインクジェットプリンタヘ
ッドの正面図である。
【図3】本実施例のインクジェットプリンタヘッドを搭
載するインクジェットプリンタの要部を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
15 インクジェットプリンタヘッド 30 導電壁 33 インク室 39 インク滴 40 磁石 41 磁石 61 直流電源

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク室の容積を変化させることによ
    り、そのインク室内のインクを噴射して印字を行うイン
    クジェットプリンタヘッドにおいて、 前記インク室の壁の少なくとも一部を形成している導電
    性部材と、 その導電性部材に電流を流すための回路と、 前記導電性部材を流れる電流の方向とほぼ直交する方向
    に磁力線を有する磁界を発生するための磁石と を有することを特徴とするインクジェットプリンタヘッ
    ド。
JP1991069064U 1991-08-29 1991-08-29 インクジェットプリンタヘッド Expired - Lifetime JP2576509Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991069064U JP2576509Y2 (ja) 1991-08-29 1991-08-29 インクジェットプリンタヘッド

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JPH0518836U true JPH0518836U (ja) 1993-03-09
JP2576509Y2 JP2576509Y2 (ja) 1998-07-16

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