JPH05187720A - 排気端末装置 - Google Patents
排気端末装置Info
- Publication number
- JPH05187720A JPH05187720A JP530492A JP530492A JPH05187720A JP H05187720 A JPH05187720 A JP H05187720A JP 530492 A JP530492 A JP 530492A JP 530492 A JP530492 A JP 530492A JP H05187720 A JPH05187720 A JP H05187720A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hood
- exhaust
- discharge
- pipe
- guide pipe
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 家屋に近接した位置でも排気による家屋側へ
の悪影響をなくす。 【構成】 燃焼機２の天部に上向きに開口する排気パイ
プ１に基部を接続し、排気パイプ１を上方に延長させる
直管状の排気案内管３に、その上端の排気口９を隙間を
保って覆う下方の開放したカップ型のフード４と、フー
ド４の下方における排気案内管３の胴部にフード４と対
向して半径方向に突出する排気案内板５とを設け、フー
ド４内にはその下方の開口部分の背後側のほぼ半分を塞
ぐ仕切部材１１を設ける。 【効果】 排気がフードに設けた仕切部材により前方に
向かってのみ行なわれ、、家屋の外壁が汚れたり、熱で
劣化したりしないような排気が可能になる。
の悪影響をなくす。 【構成】 燃焼機２の天部に上向きに開口する排気パイ
プ１に基部を接続し、排気パイプ１を上方に延長させる
直管状の排気案内管３に、その上端の排気口９を隙間を
保って覆う下方の開放したカップ型のフード４と、フー
ド４の下方における排気案内管３の胴部にフード４と対
向して半径方向に突出する排気案内板５とを設け、フー
ド４内にはその下方の開口部分の背後側のほぼ半分を塞
ぐ仕切部材１１を設ける。 【効果】 排気がフードに設けた仕切部材により前方に
向かってのみ行なわれ、、家屋の外壁が汚れたり、熱で
劣化したりしないような排気が可能になる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は燃焼装置を備えた給湯
機等に使用する排気端末装置に関するものである。
機等に使用する排気端末装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来における給湯機における排気端末装
置は、例えば実開昭６０ー１１３４１５号公報や実開昭
６０ー１０６０６５号公報に示されているような構成で
ある。即ち、図３及び図４によって示すように、給湯機
等の燃焼機２の天部に上に延び出した排気パイプ１に基
部を嵌め込み、排気パイプ１を上方に延長させる直管状
の排気案内管２０の上端の排気口２１を隙間を保って覆
う傘型のフード２２を設け、このフード２２の下の排気
案内管の胴部にフード２２と対向するスカート状の案内
板２３を取り付けた構成である。
置は、例えば実開昭６０ー１１３４１５号公報や実開昭
６０ー１０６０６５号公報に示されているような構成で
ある。即ち、図３及び図４によって示すように、給湯機
等の燃焼機２の天部に上に延び出した排気パイプ１に基
部を嵌め込み、排気パイプ１を上方に延長させる直管状
の排気案内管２０の上端の排気口２１を隙間を保って覆
う傘型のフード２２を設け、このフード２２の下の排気
案内管の胴部にフード２２と対向するスカート状の案内
板２３を取り付けた構成である。
【０００３】上記構成の排気端末装置では、排気パイプ
１から排気される燃焼廃ガスは排気案内管２０に導か
れ、排気案内管２０の上端の排気口２１からフード２２
により半径方向に拡散される。この後、さらにフード２
２により一旦下方向に向きを変えられたのち、案内板２
３とフード２２との間から全周方向に放出されることに
なる。
１から排気される燃焼廃ガスは排気案内管２０に導か
れ、排気案内管２０の上端の排気口２１からフード２２
により半径方向に拡散される。この後、さらにフード２
２により一旦下方向に向きを変えられたのち、案内板２
３とフード２２との間から全周方向に放出されることに
なる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】給湯機等の燃焼機は家
庭用では風雨に直接晒されることが少ない家屋の軒下な
どに設置されることが多い。こうした設置場所では家屋
と近接するため排気端末装置から放射状に排気される従
来品では、燃焼廃ガスの一部が家屋の外壁などにあた
り、壁面を熱くしたり汚したりして壁面の劣化を速めて
いる。
庭用では風雨に直接晒されることが少ない家屋の軒下な
どに設置されることが多い。こうした設置場所では家屋
と近接するため排気端末装置から放射状に排気される従
来品では、燃焼廃ガスの一部が家屋の外壁などにあた
り、壁面を熱くしたり汚したりして壁面の劣化を速めて
いる。
【０００５】この発明は上記した従来の課題を解決する
ためになされたもので、家屋に近接した位置でも排気に
よる家屋側への悪影響は回避される実用性の高い排気端
末装置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、家屋に近接した位置でも排気に
よる家屋側への悪影響は回避される実用性の高い排気端
末装置を得ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る排気端末
装置は、燃焼機の天部に上向きに開口する排気パイプに
基部を接続し、該排気パイプを上方に延長させる直管状
の排気案内管に、その上端の排気口を隙間を保って覆う
下方の開放したカップ型のフードと、フードの下方にお
ける上記排気案内管の胴部にフードと対向して半径方向
に突出する排気案内部材とを設け、フードにはフードの
下方の開口部分の背後側のほぼ半分を塞ぐ仕切部材を設
けたものである。
装置は、燃焼機の天部に上向きに開口する排気パイプに
基部を接続し、該排気パイプを上方に延長させる直管状
の排気案内管に、その上端の排気口を隙間を保って覆う
下方の開放したカップ型のフードと、フードの下方にお
ける上記排気案内管の胴部にフードと対向して半径方向
に突出する排気案内部材とを設け、フードにはフードの
下方の開口部分の背後側のほぼ半分を塞ぐ仕切部材を設
けたものである。
【０００７】
【作用】この発明における排気端末装置においては、排
気パイプから排気案内管に流入した燃焼廃ガスは、排気
口からフード内に排出される。フード内は前側のみ下方
が開放し外部に通じているので、排気はフードの前側か
ら排気案内部材により外部に放出されることになる。
気パイプから排気案内管に流入した燃焼廃ガスは、排気
口からフード内に排出される。フード内は前側のみ下方
が開放し外部に通じているので、排気はフードの前側か
ら排気案内部材により外部に放出されることになる。
【０００８】
【実施例】図１はこの発明の一実施例を示す燃焼機用の
排気端末装置の縦断側面図であり、図２は同じくその平
面図である。
排気端末装置の縦断側面図であり、図２は同じくその平
面図である。
【０００９】図例の排気端末装置の適用相手は、屋外設
置型の給湯機など、天部に排気パイプ１が上向きに開口
している燃焼機２であり、その構成は、燃焼機２の排気
パイプ１に接続し、排気パイプ１を上方に延長させる直
管状の排気案内管３に、排気様式を決めるフード４と排
気案内板５とを設けたものである。排気案内管３の基部
端には接続構造とともにスカート状に拡開したカバー６
が取り付けられ、嵌め込部には排気パイプ１の嵌合深さ
を規定する位置決め用の段部７と固定用のねじ８を嵌め
込むねじ孔がそれぞれ形成されている。フード４は、下
部の開放したカップ型の容器状に形成され、排気案内管
３の上端の排気口９を門型の取付部材１０により排気案
内管３との間に適当な間隔が全体に渡ってできるように
覆蓋している。排気案内管３の排気口９はフード４内に
おいてフード４の天面に間隔をおいて対向している。フ
ード４内にはその背後側のほぼ半分の下方の開口部を塞
ぐ仕切部材１１が下端より少し入り込んだ位置に取り付
けられている。排気案内板５は、フード４の下方におけ
る排気案内管３の胴部にフード４と対向して半径方向に
突出している。
置型の給湯機など、天部に排気パイプ１が上向きに開口
している燃焼機２であり、その構成は、燃焼機２の排気
パイプ１に接続し、排気パイプ１を上方に延長させる直
管状の排気案内管３に、排気様式を決めるフード４と排
気案内板５とを設けたものである。排気案内管３の基部
端には接続構造とともにスカート状に拡開したカバー６
が取り付けられ、嵌め込部には排気パイプ１の嵌合深さ
を規定する位置決め用の段部７と固定用のねじ８を嵌め
込むねじ孔がそれぞれ形成されている。フード４は、下
部の開放したカップ型の容器状に形成され、排気案内管
３の上端の排気口９を門型の取付部材１０により排気案
内管３との間に適当な間隔が全体に渡ってできるように
覆蓋している。排気案内管３の排気口９はフード４内に
おいてフード４の天面に間隔をおいて対向している。フ
ード４内にはその背後側のほぼ半分の下方の開口部を塞
ぐ仕切部材１１が下端より少し入り込んだ位置に取り付
けられている。排気案内板５は、フード４の下方におけ
る排気案内管３の胴部にフード４と対向して半径方向に
突出している。
【００１０】上記構成の排気端末装置は燃焼機２の排気
パイプ１に基部を嵌合接続し、接続部を排気パイプ１に
ねじ締めすることにより取り付けられ排気パイプ１を上
方に延長させるとともに排気様式を決定する。即ち、排
気パイプ１から排気案内管３に流入する燃焼廃ガスは、
排気口９からフード４内の全体に排出される。しかしな
がらフード４内の空間は、前面側のみ外部に通じ背後側
は仕切部材１１で塞がれているので、排気は前方におい
てのみ行なわれる。従って、家屋の外壁に近接していて
も外壁から遠ざかる方向に排気されるので、外壁が汚れ
たり熱により劣化したりすることは事実上なくなる。
パイプ１に基部を嵌合接続し、接続部を排気パイプ１に
ねじ締めすることにより取り付けられ排気パイプ１を上
方に延長させるとともに排気様式を決定する。即ち、排
気パイプ１から排気案内管３に流入する燃焼廃ガスは、
排気口９からフード４内の全体に排出される。しかしな
がらフード４内の空間は、前面側のみ外部に通じ背後側
は仕切部材１１で塞がれているので、排気は前方におい
てのみ行なわれる。従って、家屋の外壁に近接していて
も外壁から遠ざかる方向に排気されるので、外壁が汚れ
たり熱により劣化したりすることは事実上なくなる。
【００１１】
【発明の効果】以上実施例による説明からも明らかなよ
うに、この発明によれば排気がフードに設けた仕切部材
により前方に向かってのみ行なわれるので、家屋の外壁
に近接していても家屋の外壁が汚れたり、熱で劣化した
りしないような排気が実現する。
うに、この発明によれば排気がフードに設けた仕切部材
により前方に向かってのみ行なわれるので、家屋の外壁
に近接していても家屋の外壁が汚れたり、熱で劣化した
りしないような排気が実現する。
【図１】この発明の一実施例を示す排気端末装置の縦断
側面図である。
側面図である。
【図２】この発明の一実施例を示す排気端末装置の平面
図である。
図である。
【図３】従来の排気端末装置の平面図である。
【図４】従来の排気端末装置の縦断側面図である。
【符号の説明】 １ 排気パイプ ２ 燃焼機 ３ 排気案内管 ４ フード ５ 排気案内板 ９ 排気口 １１ 仕切部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 欽三 岐阜県中津川市手賀野下巾３番40号 三菱 電機エンジニアリング株式会社名古屋事業 所中津川支所内
Claims (1)
- 【請求項１】 燃焼機の天部に上向きに開口する排気パ
イプに基部を接続し、該排気パイプを上方に延長させる
直管状の排気案内管の上端に開口した排気口を隙間を保
って覆う下方の開放したカップ型のフードと、このフー
ドの下方の開口部分の背後側のほぼ半分を塞ぐ仕切部材
と、上記フードの下方における上記排気案内管の胴部に
フードと対向して設けられた半径方向に突出する排気案
内部材とを備えた構成の排気端末装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP530492A JP2953167B2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 排気端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP530492A JP2953167B2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 排気端末装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05187720A true JPH05187720A (ja) | 1993-07-27 |
| JP2953167B2 JP2953167B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=11607531
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP530492A Expired - Fee Related JP2953167B2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 排気端末装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2953167B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2404240A (en) * | 2003-07-22 | 2005-01-26 | David Michael Mattinson | Water deflector for pipe |
| GB2396204B (en) * | 2002-12-10 | 2005-06-15 | Richard John Wragg | Pipe cowl fittings |
| GB2451084A (en) * | 2007-07-17 | 2009-01-21 | Andrew K Morley | Fluid outlet connection device |
-
1992
- 1992-01-16 JP JP530492A patent/JP2953167B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2396204B (en) * | 2002-12-10 | 2005-06-15 | Richard John Wragg | Pipe cowl fittings |
| GB2404240A (en) * | 2003-07-22 | 2005-01-26 | David Michael Mattinson | Water deflector for pipe |
| GB2451084A (en) * | 2007-07-17 | 2009-01-21 | Andrew K Morley | Fluid outlet connection device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2953167B2 (ja) | 1999-09-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070716 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080716 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090716 Year of fee payment: 10 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |