JPH05187598A - 真空断熱容器 - Google Patents
真空断熱容器Info
- Publication number
- JPH05187598A JPH05187598A JP4024495A JP2449592A JPH05187598A JP H05187598 A JPH05187598 A JP H05187598A JP 4024495 A JP4024495 A JP 4024495A JP 2449592 A JP2449592 A JP 2449592A JP H05187598 A JPH05187598 A JP H05187598A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- wall
- temperature
- double wall
- heat insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F17—STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
- F17C—VESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
- F17C3/00—Vessels not under pressure
- F17C3/02—Vessels not under pressure with provision for thermal insulation
- F17C3/08—Vessels not under pressure with provision for thermal insulation by vacuum spaces, e.g. Dewar flask
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F17—STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
- F17C—VESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
- F17C13/00—Details of vessels or of the filling or discharging of vessels
- F17C13/005—Details of vessels or of the filling or discharging of vessels for medium-size and small storage vessels not under pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F17—STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
- F17C—VESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
- F17C2203/00—Vessel construction, in particular walls or details thereof
- F17C2203/03—Thermal insulations
- F17C2203/0304—Thermal insulations by solid means
- F17C2203/0337—Granular
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F17—STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
- F17C—VESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
- F17C2203/00—Vessel construction, in particular walls or details thereof
- F17C2203/06—Materials for walls or layers thereof; Properties or structures of walls or their materials
- F17C2203/0602—Wall structures; Special features thereof
- F17C2203/0612—Wall structures
- F17C2203/0626—Multiple walls
- F17C2203/0629—Two walls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Packages (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 二重壁より構成された断熱容器の内壁の伸縮
による応力緩和を目的とする。 【構成】 一方が開口する容器１の周壁が二重壁２とさ
れ、二重壁２内部に無機粉末３を密充填して密閉真空化
してなる断熱容器において、前記二重壁２の内壁密閉空
間側面に、高温時には容器底面方向に傾斜し、低温時に
は前記と逆方向へ傾斜するバイメタル製爪体４を多数突
設して構成され、高温及び低温への温度変化の場合の内
壁の伸びの方向を容器底面方向となるように制御する。
による応力緩和を目的とする。 【構成】 一方が開口する容器１の周壁が二重壁２とさ
れ、二重壁２内部に無機粉末３を密充填して密閉真空化
してなる断熱容器において、前記二重壁２の内壁密閉空
間側面に、高温時には容器底面方向に傾斜し、低温時に
は前記と逆方向へ傾斜するバイメタル製爪体４を多数突
設して構成され、高温及び低温への温度変化の場合の内
壁の伸びの方向を容器底面方向となるように制御する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、真空断熱容器の改良
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、大型の断熱容器などで高次の断熱
を行う必要のある断熱容器として、図４に示すように一
方に開口する容器の壁を二重壁Ａとし、この二重壁内部
に断熱効果に優れる無機質粉末を充填し密閉真空化して
なる断熱容器が知られている。
を行う必要のある断熱容器として、図４に示すように一
方に開口する容器の壁を二重壁Ａとし、この二重壁内部
に断熱効果に優れる無機質粉末を充填し密閉真空化して
なる断熱容器が知られている。
【０００３】
【従来の技術の問題点】ところで、上記断熱容器におい
て、容器を構成する二重壁の内壁部分Ａ１は、かなりの
高温又は低温にさらされるので図に点線で示すように熱
による変形が無視できず、例えば深さ1,500mm の断熱容
器の場合、加熱温度が320 ℃とすると、常温時より約8m
m の伸長する。このうち4mm の伸縮が開口側にせり出し
てくる。従って、この伸縮により断熱壁の端部Ａ３に繰
り返し曲げ応力が生じ長時間の繰り返し応力によってつ
いには破断して真空度が失われ、断熱が達成されなくな
る問題があった。
て、容器を構成する二重壁の内壁部分Ａ１は、かなりの
高温又は低温にさらされるので図に点線で示すように熱
による変形が無視できず、例えば深さ1,500mm の断熱容
器の場合、加熱温度が320 ℃とすると、常温時より約8m
m の伸長する。このうち4mm の伸縮が開口側にせり出し
てくる。従って、この伸縮により断熱壁の端部Ａ３に繰
り返し曲げ応力が生じ長時間の繰り返し応力によってつ
いには破断して真空度が失われ、断熱が達成されなくな
る問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記問題
点に鑑み、繰り返し応力が生じる環境下にあっても、そ
の応力による二重壁の劣化、破断を有効に防止すること
のできる真空断熱容器を提供することを目的としてなさ
れたものである。
点に鑑み、繰り返し応力が生じる環境下にあっても、そ
の応力による二重壁の劣化、破断を有効に防止すること
のできる真空断熱容器を提供することを目的としてなさ
れたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明の真空断
熱容器は一方が開口する容器の周壁が二重壁とされ、二
重壁内部に無機粉末を密充填して密閉真空化してなる断
熱容器において、前記二重壁の内壁密閉空間側面に、高
温時には容器底面方向に傾斜し、低温時には前記と逆方
向へ傾斜するバイメタル製爪体を多数突設してなること
を特徴とするものである。
熱容器は一方が開口する容器の周壁が二重壁とされ、二
重壁内部に無機粉末を密充填して密閉真空化してなる断
熱容器において、前記二重壁の内壁密閉空間側面に、高
温時には容器底面方向に傾斜し、低温時には前記と逆方
向へ傾斜するバイメタル製爪体を多数突設してなること
を特徴とするものである。
【０００６】
【実施例】次に、この発明の実施例を説明する。図１は
この発明の実施例の断面図、図２は実施例の要部拡大断
面図、図３は実施例の作用説明図である。
この発明の実施例の断面図、図２は実施例の要部拡大断
面図、図３は実施例の作用説明図である。
【０００７】この発明の真空断熱容器１は、一方が開口
する容器１の周壁が二重壁２とされ、二重壁内部に無機
粉末３を密充填して密閉真空化してなる断熱容器におい
て、二重壁２の内壁２Ａの密閉空間側面に、高温時には
容器１底面１Ａ方向に傾斜し、低温時には前記と逆方向
へ傾斜するバイメタル製爪体４…４を多数突設して構成
されている。なお、バイメタル製爪体４…４は図２に図
示するように支持体４Ａの両側に熱膨張率の異なる金属
４Ｂ、４Ｃを積層してなるバイメタル４Ｄを翼状に突設
した構造とされ、その積層状態が図示のように両側で逆
となるようにされている。
する容器１の周壁が二重壁２とされ、二重壁内部に無機
粉末３を密充填して密閉真空化してなる断熱容器におい
て、二重壁２の内壁２Ａの密閉空間側面に、高温時には
容器１底面１Ａ方向に傾斜し、低温時には前記と逆方向
へ傾斜するバイメタル製爪体４…４を多数突設して構成
されている。なお、バイメタル製爪体４…４は図２に図
示するように支持体４Ａの両側に熱膨張率の異なる金属
４Ｂ、４Ｃを積層してなるバイメタル４Ｄを翼状に突設
した構造とされ、その積層状態が図示のように両側で逆
となるようにされている。
【０００８】
【作用】この発明において、断熱容器１を密閉した後、
内部温度の上昇により断熱壁内壁２が熱膨張した場合、
その膨張は全周囲方向に均一に生じるが、図３の実線で
示すように容器底面側へ傾斜するバイメタル製爪体４
と、内部に充填された無機質粉体３との係合状態により
内壁２Ａの容器底面方向への伸びは許容されやすいが、
容器開口面方向への伸びに対しては抵抗となるように働
く。従って、バイメタル製爪体４…４が無い場合に比べ
て、内壁２Ａはより容器底面側へ伸びることとなり、容
器開口端部１Ｂでの内壁２Ａの伸びが防止されそれだけ
伸縮量が少なくされる。逆に、温度が低下し一定温度以
下となるとバイメタル製爪体４…４は図３の点線で示す
ように容器開口方向へ傾斜し、その結果前期と逆に容器
開口面１Ｂ方向への伸縮の抵抗となる。よって低温化の
場合も容器開口面１Ｂ側の伸縮量が少なくされる。以上
より、容器開口部分１Ｂにおける二重壁の伸縮に起因す
る曲げ応力、圧縮応力が少なくされる。
内部温度の上昇により断熱壁内壁２が熱膨張した場合、
その膨張は全周囲方向に均一に生じるが、図３の実線で
示すように容器底面側へ傾斜するバイメタル製爪体４
と、内部に充填された無機質粉体３との係合状態により
内壁２Ａの容器底面方向への伸びは許容されやすいが、
容器開口面方向への伸びに対しては抵抗となるように働
く。従って、バイメタル製爪体４…４が無い場合に比べ
て、内壁２Ａはより容器底面側へ伸びることとなり、容
器開口端部１Ｂでの内壁２Ａの伸びが防止されそれだけ
伸縮量が少なくされる。逆に、温度が低下し一定温度以
下となるとバイメタル製爪体４…４は図３の点線で示す
ように容器開口方向へ傾斜し、その結果前期と逆に容器
開口面１Ｂ方向への伸縮の抵抗となる。よって低温化の
場合も容器開口面１Ｂ側の伸縮量が少なくされる。以上
より、容器開口部分１Ｂにおける二重壁の伸縮に起因す
る曲げ応力、圧縮応力が少なくされる。
【０００９】
【発明の効果】この発明は以上のように構成されている
ので、高次の断熱を行う断熱容器であっても、容器内壁
の熱膨張等に起因する伸縮が、専ら強度の影響を受けに
くい容器底面方向へとされるので、容器開口部端部にお
ける劣化破断が有効に防止されるのである。
ので、高次の断熱を行う断熱容器であっても、容器内壁
の熱膨張等に起因する伸縮が、専ら強度の影響を受けに
くい容器底面方向へとされるので、容器開口部端部にお
ける劣化破断が有効に防止されるのである。
【図１】この発明の実施例の断面図である。
【図２】実施例の要部拡大断面図である。
【図３】実施例の作用説明図である。
【図４】従来例の断面図である。
１ 断熱容器 １Ａ 底面 ２ 二重壁 ２Ａ 内壁 ３ 無機粉末 ４ バイメタル製爪体
Claims (1)
- 【請求項１】 一方が開口する容器の周壁が二重壁とさ
れ、二重壁内部に無機粉末を密充填して密閉真空化して
なる断熱容器において、前記二重壁の内壁密閉空間側面
に、高温時には容器底面方向に傾斜し、低温時には前記
と逆方向へ傾斜するバイメタル製爪体を多数突設してな
ることを特徴とする真空断熱容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4024495A JPH05187598A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 真空断熱容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4024495A JPH05187598A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 真空断熱容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05187598A true JPH05187598A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=12139762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4024495A Pending JPH05187598A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 真空断熱容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05187598A (ja) |
-
1992
- 1992-01-14 JP JP4024495A patent/JPH05187598A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
| R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
| R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |