JPH05187205A - 蒸気タービン装置の水分分離方式 - Google Patents

蒸気タービン装置の水分分離方式

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JPH05187205A
JPH05187205A JP16155292A JP16155292A JPH05187205A JP H05187205 A JPH05187205 A JP H05187205A JP 16155292 A JP16155292 A JP 16155292A JP 16155292 A JP16155292 A JP 16155292A JP H05187205 A JPH05187205 A JP H05187205A
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housing
flow
moisture
separator
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JP16155292A
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James Charles Black
ジェームス・チャールズ・ブラック
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    • F22B37/02Component parts or details of steam boilers applicable to more than one kind or type of steam boiler
    • F22B37/26Steam-separating arrangements
    • F22B37/32Steam-separating arrangements using centrifugal force
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
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    • F01K7/22Steam engine plants characterised by the use of specific types of engine; Plants or engines characterised by their use of special steam systems, cycles or processes; Control means specially adapted for such systems, cycles or processes; Use of withdrawn or exhaust steam for feed-water heating the engines being only of turbine type the turbines having inter-stage steam heating
    • F01K7/223Inter-stage moisture separation

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】高圧蒸気タービン装置から低圧蒸気タービン装
置に排水される蒸気の流れに存在する水分を除くための
改良された高速水分分離器を提供する。 【構成】分離器30は、その入口で、ベーン40が蒸気
の流れを渦状に旋回させて、その中にある水分が遠心力
によって分離器30のハウジング32の内壁面にぶつけ
られ、そこから流れの方向に運ばれて、ハウジング32
の両端の中間でハウジング32の壁に設けられたすくい
出し溝孔46を介して、ハウジング32から出て行く。
水分を分離した蒸気の流れは、ハウジング32の出口端
を通過するが、出て行く前に、くせ取りベーン50を通
過し、このくせ取りベーン50が流れを渦状の旋回状態
から縦方向に直線的に進行する状態へと向きを戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】この発明は高圧タービン装置から低圧タ
ービン装置に排出される蒸気の流れに存在する水分を除
去すること、更に具体的に云えば、不必要に一層かさば
って重量の重い従来使われていた低速分離器の代りに、
高速水分分離器をその目的の為に用いることに関する。
【0002】高圧蒸気タービンの排出蒸気が低圧又は中
間圧蒸気タービンに送出される前に、この排出蒸気内に
存在している様な水分を除去することが知られており、
これは、乾いた高圧蒸気から熱を(タービンを駆動する
有効な仕事として)抽出するのに伴って発生される水分
によって、タービン羽根が損傷を受ける惧れを防止する
為に行なわれる。この水分が存在する問題の取扱いとし
て、高圧タービンの出口を出た後の蒸気を、低圧タービ
ン装置に入る前に、機械的な水分分離器、例えば、山形
ブレード分離器に通すことが出来る。こゝで、約97%
もの水分除去水準を達成することが出来る。随意選択に
より、この様にして処理した蒸気を、後続のタービン段
に入れる前に、再熱熱交換器の1段又は更に多くの段に
通すことが出来る。
【0003】従来使われていた水分分離器は、非常に低
い蒸気速度で動作し、その為、分離器の構造は非常に大
形にしなければならない。今述べた点の例が原子力発電
所に於ける装置である。この場合、SBWR形原子炉装
置に使う為、2台の水分分離器が使われる。その各々は
一般的に直径が11呎で、長さが60呎の円筒形構造で
ある。更に、こう云う構造が運転用の床に設けられてい
て、相当の床面積を必要とし、更にコンクリートで遮蔽
されていて、全部をこみで考えると、失われる場所がか
なりになり、装置内にそれを用いるには特別の補強され
た構造的な取付けの関心を払う必要がある。
【0004】高い蒸気速度で分離を扱う形式の水分分離
器は公知であり、例えば装置の部品の中を流れる蒸気の
流れに関連する部品の侵食及び腐食を防止する為に、蒸
気から水分を除去することに関連して、エレクトリシテ
・ドゥ・フランスにより使われている。
【0005】
【発明の目的と要約】従って、この発明の目的は、高圧
タービン装置から排出されて低圧タービン装置に送られ
る蒸気の流れに存在する水分を除去する為の、従来の欠
点を克服した改良された水分分離器を持つ蒸気タービン
装置を提供することである。この発明の別の目的は、同
じ目的の為に従来使われていた水分分離器よりも寸法が
ずっと小さく、重量が一層軽い水分分離器手段を提供す
ることである。
【0006】この発明の別の目的は、従来使われていた
分離器よりも寸法が一層小さく且つ重量が軽い為に、タ
ービン装置を運転する空間の外側に配置して、運転用空
間内での場所の利用が一層経済的に出来る様にした、特
に原子力装置に使うのに適した水分分離器手段を提供す
ることである。簡単に云うと、高圧タービンから出て来
る蒸気の流れが、低圧タービンの入口に入る前に、それ
から水分を除去する。この為、流れを高速水分分離器に
通す。この分離器は、分離器の入口の場所にあるベーン
によって、蒸気の流れを渦状に旋回して、水分を遠心力
によって変位させて、分離器のハウジングの内壁に衝突
させ、水分がこの内壁に沿って運ばれて、ハウジングの
壁に形成されたすくい出し溝孔を介してハウジングから
出て行く様にする。ハウジングを出て行く前に、それか
ら水分を分離した蒸気の流れは、くせ取りベーンを通
り、このくせ取りベーンが蒸気の流れを縦方向の直線的
な流れに再び向け直す。
【0007】この発明の上記並びにその他の目的に従っ
て、蒸気タービン装置を提供する。この蒸気タービン装
置は、高圧タービン回転子を回転駆動する乾いた高圧蒸
気の流れを入口に受取り、該蒸気の圧力がタービンを通
過する間に減圧して、出口では低圧になる高圧蒸気ター
ビンと、この低圧蒸気を受取って、低圧タービン回転子
を駆動する様に通過させて、この蒸気から更に有効な仕
事を抽出する低圧タービンと、高圧タービンの蒸気出口
及び低圧タービンの入口の間に設けられていて、高圧及
び低圧タービンの間の蒸気の流れに存在し得る様なあら
ゆる水分の略全部を除去する様に作用し得る少なくとも
1つの水分分離器とを有する。この分離器は入口側の端
及び吐出側の端を持つ細長いハウジングを有する。ハウ
ジングの入口側の端に接近して設けたベーンが、水分を
含む蒸気の入って来る直線的な流れに渦作用を加えて旋
回する流れにし、こうして流れの中に遠心力を誘起し
て、この遠心力により水分を流れの進路に対して半径方
向に変位させて、ハウジングの内壁面と衝突させ、ハウ
ジング内で水分がこの内壁面に沿って運ばれて、ハウジ
ングの壁に設けたすくい出し溝孔から出て行く様にす
る。すくい出し溝孔の近くには別のベーンが設けられて
いて、このベーンは実質的に水分のない蒸気の流れを分
離器の吐出側の端からの直線的な流れに変換する様に配
向されている。
【0008】この発明の他の特徴として、少なくとも1
つの追加の水分分離器を最初に述べた分離器と一直線上
に用いて、水分の分離が達成される程度を高めることが
出来る。更に、水分分離器は、長さ対幅比を約2にし、
嵩及び重量は従来使われていた低速度分離器より大幅に
小さくなる。全体的に円筒形の分離器では、ハウジング
の直径は約6呎、長さは約12呎にすることが出来る。
【0009】この発明は、段間の蒸気の流れをハウジン
グに通して、その中に渦状の旋回流を誘起して、水分を
ハウジングに投げつけ又は衝突させ、そこからこの内壁
に沿って運ばれて、ハウジングから出て行く様にする方
法をも提供する。この時「乾いた」蒸気は、ハウジング
を出て行く前に、その流れが直線に向きを再び変えられ
る。
【0010】この発明の上記並びにその他の目的、特徴
及び利点は、以下図面について説明する所から明らかに
なろう。図面全体では、同じ様な要素には同じ参照数字
を用いている。
【0011】
【好ましい実施例の詳しい説明】この発明を沸騰水形原
子力発電所のタービン装置に於ける蒸気の流れから水分
を分離する場合について説明する。この発明は、装置の
水分分離器の点で重量をかなり減少することが出来、作
業用の外被内の有用な空間をあけることが出来、且つ基
礎の加重を減少する点で、この原子力発電所の用途に特
に適している。然し、この発明は、高圧及び低圧タービ
ンの間の段間の「湿った蒸気」の流れが、低圧タービン
に入る前に、それから水分を除去することによって「乾
かす」べきである様な任意の蒸気原動所設備に於ける水
分の分離にも応用し得る。
【0012】図1及び2は、SBWRに使われる従来の
水分分離装置及び部品を示す。高圧タービン10及びそ
れと整合した低圧タービン12を用いて、SBWRで発
生される高圧(例えば1200 psig)の蒸気から熱エ
ネルギを抽出し、それを例えば公知の様にタービンに駆
動結合された発電機13によって発生される電力の形
で、有用なエネルギに変換する。
【0013】蒸気が本管14によって高圧タービン10
に供給され、タービン10でエネルギを放出する。蒸気
の圧力が下がるが、その中に水分が存在し得る程度に応
じて、それが高圧タービンを出て低圧タービンに入る前
に、水分をこの蒸気から取去らなければならない。低圧
タービンで、水分が十分大きいと、低圧回転子の羽根等
を損傷する惧れがある。
【0014】そう云う事態を避ける為、従来云われる様
に、タービン10を出た蒸気はタービン出口トランク1
7から配管16,18を介して2つの水分分離器20,
22の夫々に送られる。これらの分離器は比較的大形の
構造(直径が約11呎で長さが約60呎)であり、こゝ
で低速の蒸気の流れに対して水分の分離が行なわれる。
分離器は山形羽根の形をした分離器である。蒸気は水分
の分離を経た後、配管24を介して低圧タービン12の
入口トランク19に運ばれる。
【0015】分離器20,22の嵩の為、それを運転用
の床26に取付けることが必要になる。分離器はこの床
でかなりの場所を占めるが、この場所は、分離器がなけ
れば他の目的に使える場所である。更に、こう云う装置
は運転用の床の上にあるので、重いコンクリート遮蔽構
造28の中に設置しなければならない。これから説明す
る様に、必要な水分分離器を余分の運転用の床スペース
に場所変えすることが、この発明の重要な利点である。
【0016】次にこの発明について詳しく説明すると、
最初に図5で、蒸気から水分を除去する為に用いられる
形式の水分分離器30が、従来フランスでエレクトリシ
テ・ドゥ・フランスによって使われていた部品である。
分離器30が全体的に円筒形の細長いハウジング32を
持ち、その入口端及び吐出端34,36が朝顔形又は鐘
形になっている。この朝顔形の部分が、分離器を蒸気伝
達配管に結合する渡り末端部材(図に示してない)には
まる。
【0017】ハウジングの中では、その入口の近くに長
いハブ42に固定された円状に配列されたベーン40で
構成される旋回ベーン集成体38がある。こう云うベー
ンは、入って来る直線的な蒸気の流れが、ハブ42の周
りの渦状又はサイクロン状の旋回通路の形で流れの進路
がそらされる様に設定されている。この様に蒸気の流れ
の形状が変化することに伴なって、蒸気の流れの中に水
分がある場合、それを蒸気の流れの本体から半径方向外
側へ押退け又は遠心力によって押出して、ハウジングの
壁44の内面と衝突させることになり、この壁で流れの
運動量によってベーン集成体より下流側の場所まで運ば
れ、その場所でハウジングの壁44に形成されたすくい
出し溝孔46に届き、この溝孔を介して分離された水分
をハウジングから取出し、配管33を介して復水回収機
能へ送込むことが出来る。スリーブ35が分離器を取巻
いていて、すくい出し溝孔からの水分の出て来る流れを
局限し、それを配管33へ送る。
【0018】ハブ42には、すくい出し溝孔より下流側
でその近くに第2のベーン集成体50があり、この集成
体は、乾いた蒸気の旋回する流れをハウジング内の直線
的な又は縦方向の流れに変換し又は回復して、それがそ
の形でハウジングを出て行って、低圧タービンへ通過出
来る様にする様に定められた多数のベーン52を有す
る。
【0019】次に図3及び4について、この発明の別の
面を説明する。図3から容易に判る様に、2つの分離器
30a,30bが、高圧タービンの片側からの排出蒸気
に付設されており、別の2つの分離器30c,30dが
このタービン10の反対側からの排出蒸気に付設されて
いる。この様な分離器の対並びに関連した蒸気配管が、
タービン装置の整合した軸線の両側に対称的に配置され
ている。
【0020】4個の水分分離器を使うのは、図1及び2
に示した装置に使われた2個に代って、この様に用いら
れる分離器の数の例である。高速分離器30は、分離器
20,22ではかなり目立つ重量及び寸法より、重量及
び寸法を減少すると云う利点がある。その例として云う
と、図1及び2の装置の場合に較べて、図3及び4の装
置の高速分離器の構造は、容積が1/8近く減少する。
その為、分離器30に用いられる場所が少なくて済むの
で、図3に示す様に、運転用の床の下方に配置すること
が出来、運転用の床の上の遮蔽外被が省けるし、重量の
減少に伴って、基礎の加重もそれに対応して軽くなり、
必要な支持構造も縮小する。
【0021】特に有利な実施例では、分離器30の長さ
対幅比は約2である。図3及び4の分離器の直径は6
呎、長さは12呎である。図3及び4の構成は、高圧タ
ービンから出る段間蒸気の流れに含まれている水分の約
96%を除去するのに成功した。図面についてこの発明
の好ましい実施例を説明したが、この発明はこゝに示し
た通りの実施例に制限されるものではなく、特許請求の
範囲に定められたこの発明の範囲を逸脱せずに、当業者
であれば種々の変更を加えることが出来ることを承知さ
れたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の原子力装置のタービン装置の運転用の空
間を示す部分的な平面図であり、高圧及び低圧タービン
装置と、高圧タービンから低圧タービンへ排出蒸気が流
れる時、蒸気から水分を分離する為に使われる水分分離
器との配置を示す。
【図2】図1に示したのに対応する部分的な側面図であ
り、水分分離器を収容する為に、運転用の場所に設けな
ければならない重いコンクリート外被を示す。
【図3】この発明に従って、この発明で云う様な目的の
為に原子力装置に設けられる水分分離器設備の部分的な
側面図である。
【図4】図3の設備の簡略平面図である。
【図5】この発明に用いられる1個の高速水分分離器の
縦方向断面図であり、蒸気から水分を分離する態様を示
している。
【符号の説明】
10 高圧タービン 12 低圧タービン 30 水分分離器 32 ハウジング 34,36入口側及び吐出側の端 40,52 ベーン 46 すくい出し溝孔

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口に受取った乾いた高圧蒸気の流れが
    内部を通過する際に高圧蒸気タービン回転子を回転駆動
    すると共に減圧して、出口では、低圧の蒸気となる高圧
    蒸気タービン装置と、該高圧蒸気タービン装置の出口か
    らの蒸気を受取り、それを通すことによって低圧蒸気タ
    ービン回転子を回転駆動して、蒸気から更に有効な仕事
    を抽出する低圧蒸気タービン装置と、前記高圧蒸気ター
    ビン装置の出口及び前記低圧蒸気タービン装置の入口の
    中間にあって、前記高圧及び低圧タービン装置の間の高
    速の蒸気の流れの中に存在し得る水分の略全部を除去す
    る様に作用する少なくとも1つの水分分離器とを有し、
    該分離器は入口側の端及び吐出側の端を持つ細長いハウ
    ジングを有し、前記ハウジングの入口側の端の近くに
    は、流入して来る水分を含む蒸気の直線形の流れを渦状
    の旋回する流れに変えて、該流れの中に遠心力を誘起す
    る旋回ベーンであって、該遠心力により水分を流れの進
    路の軸線から半径方向に変位して、ハウジングの内壁面
    と衝突させて、水分がハウジング内を内壁面に沿って運
    ばれてハウジングの壁に設けたすくい出し溝孔を介して
    出て行く様にする旋回ベーンが設けられており、更に、
    前記すくい出し溝孔に隣接して、実質的に水分のない蒸
    気の流れを分離器の吐出端からの直線的な流れに変換す
    る様に配向された他のベーンが設けられている蒸気ター
    ビン装置。
  2. 【請求項2】 水分分離器が高圧タービン装置の出口ト
    ランクを低圧タービン装置の入口トランクと接続する蒸
    気枝路内にある請求項1記載の蒸気タービン装置。
  3. 【請求項3】 前記蒸気枝路内に別の同じ様な水分分離
    器が設けられている請求項2記載の蒸気タービン装置。
  4. 【請求項4】 最初に述べた水分分離器及び別の水分分
    離器が、高圧及び低圧タービン装置がその上に配置され
    ている運転用の床の下方の空間内に配置されている請求
    項3記載の蒸気タービン装置。
  5. 【請求項5】 高圧タービン装置の出口トランクを低圧
    タービン装置の入口トランクと接続する第2の蒸気枝路
    を有し、該第2の蒸気枝路内に第1の水分分離器及び別
    の水分分離器が設けられている請求項4記載の蒸気ター
    ビン装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の枝路内の水分分離器が前記運
    転用の床の下方の空間内に配置されている請求項5記載
    の蒸気タービン装置。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2の蒸気枝路が、高圧タ
    ービン装置の縦軸線の両側に対称的に配置された進路を
    横切ると共に、前記高圧蒸気タービン装置の出口トラン
    クの両側に初期の進路の端を持ち、該進路が低圧タービ
    ン装置の入口トランクの対応する両側で終端する請求項
    6記載の蒸気タービン装置。
  8. 【請求項8】 ハウジングの長さ対幅比が約2である請
    求項1記載の蒸気タービン装置。
  9. 【請求項9】 ハウジングが円筒形の形であって、約6
    呎の直径を有する請求項8記載の蒸気タービン装置。
  10. 【請求項10】 水分分離器が、その中を流れる蒸気に
    存在する水分の少なくとも約96%までを除去する様に
    作用し得る請求項1記載の蒸気タービン装置。
  11. 【請求項11】 高圧タービンを出て低圧タービンに入
    る様になっている蒸気の水分を含む流れを運ぶ際に、前
    記流れ内に存在する水分の略全部を除去する様に蒸気を
    乾燥する方法に於て、(a)前記流れが細長いハウジン
    グ内に局限されている間に前記流れに渦状の旋回を誘起
    して、蒸気内の水分を遠心力によってその流れの方向に
    対して半径方向外向きに変位させて、ハウジングの内壁
    面と衝突させ、これにより水分が該内壁面に沿って運ば
    れて、すくい出し溝孔を介してハウジングから出て行く
    様にし、(b)蒸気がハウジングを出て行く前に、蒸気
    の旋回する流れを直線的な流れに再び向きを変える段階
    を含む方法。
JP16155292A 1991-06-24 1992-06-22 蒸気タービン装置の水分分離方式 Pending JPH05187205A (ja)

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US71940391A 1991-06-24 1991-06-24
US719403 1991-06-24

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