JPH0518620Y2 - - Google Patents

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JPH0518620Y2
JPH0518620Y2 JP1986022926U JP2292686U JPH0518620Y2 JP H0518620 Y2 JPH0518620 Y2 JP H0518620Y2 JP 1986022926 U JP1986022926 U JP 1986022926U JP 2292686 U JP2292686 U JP 2292686U JP H0518620 Y2 JPH0518620 Y2 JP H0518620Y2
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heat exchanger
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は両端の管板と同各管板間に設けた伝熱
管群とを有する内胴と同内胴を取り囲む外胴とを
具えている熱交換器に関するものである。
(従来の技術) 従来の高速増殖炉原子力プラントの中間熱交換
器を第4,5図により説明すると、第4図の08
が中間熱交換器、09が原子炉容器、010が1
次側ナトリウム循環ポンプ、011が原子炉格納
室である。また上記中間熱交換器08を示す第5
図において、01が外胴で、同外胴01の直径
は、上部の方が下部よりも大きい。また03が同
外胴01により取り囲まれた内胴、03a1が同内
胴03の上部に設けた1次側ナトリウム(管外流
体)の入口孔、03a2が同内胴03の下部に設け
た1次側ナトリウム(管外流体)の出口孔、03
b,03cが同内胴03の上下両端部に取り付け
た管板、04が同管板03b,03c間に設けた
伝熱管群、02が中間熱交換器08外から上記外
胴01と上記内胴03との上部間に延びて同部分
に開口した1次側ナトリウム(管外流体)入口
管、05が上記外胴01と上記内胴03との下部
間から中間熱交換器08外へ延びた1次側ナトリ
ウム(管外流体)出口管、06が中間熱交換器0
8外から上記管板03b,03cを貫通して上記
内胴03の下部内に開口した2次側ナトリウム
(管内流体)入口管、07が上記内胴03の上部
内から中間熱交換器08外へ延びた2次側ナトリ
ウム(管内流体)出口管、012が中間熱交換器
支持板で、1次側ナトリウム(管外流体)が1次
側ナトリウム入口管02→入口孔03a1→内胴0
3の内部→出口孔03a2→内胴03と外胴01と
の下部間→1次側ナトリウム出口管05に流れる
一方、2次側ナトリウム(管内流体)が2次側ナ
トリウム入口管06→内胴03の下部→各伝熱管
04の内部→内胴03の上部→2次側ナトリウム
出口管07に流れ、内胴03内を流れる1次側ナ
トリウム(管外流体)と各伝熱管04内を流れる
2次側ナトリウム(管内流体)との間で熱交換が
行われて、2次側ナトリウム(管内流体)が1次
側ナトリウム(管外流体)で加熱されるようにな
つている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記第4,5図に示す従来の中間熱交換器08
では、外胴01上部の直径を外胴01下部の直径
よりも大きくして、1次側ナトリウム入口管02
と1次側ナトリウム出口管05とを内胴03の上
部外側に配置している。そのため、第4図に示す
ように中間熱交換器08と1次側ナトリウム循環
ポンプ010とを原子炉容器09の周りの原子炉
格納室011内に配置するときに、原子炉格納室
011の直径Daを大きくする必要があつて、据
え付けスペースを増大させる。また上記のように
外胴01上部の直径が外胴01下部の直径よりも
大きいので、第6図に示すように中間熱交換器0
8を支持部材013により運搬台車の荷台上に支
持して搬送するときに、不安定になり易いという
問題があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記の問題点に対処するもので、両端
の管板3b,3cと同各管板3b,3c間に設け
た伝熱管4群とを有する内胴3と同内胴3を取り
囲む外胴1とを具えた熱交換器において、前記内
筒3と前記外筒1とを円筒状に形成して互いの間
に前記各伝熱管4から出た管内流体を導く管内流
体流路14と、管外流体を前記内筒3内へ導く管
外流体入口管6と、同管外流体を熱交換器外へ導
く管外流体出口管7と、管内流体を前記各伝熱管
4内へ導く管内流体入口管2と、上記管内流体流
路14を流れる管内流体流路を熱交換器外へ導く
管内流体出口管5とを有し、前記管板3b上部側
の内筒4内に隔壁を介して上下2つの水室を設
け、管内流体入口管2を前記下部水室内に開口
し、前記管内流体流路14を前記内筒3に設けた
出口孔3dを介して前記上部水室に連通し、前記
管外流体入口管6と前記管外流体出口管7とを二
重管として、これを前記内胴3の上部内に配置し
たことを特徴とする熱交換器に係り、その目的と
する処は、据え付けスペースを減少できる。また
運搬を安定的に行うことができる改良された熱交
換器を供する点にある。
(作用) 本考案の熱交換器は前記のように管板3b上部
側の内筒4内に隔壁を介して上下2つの水室を設
け、管内流体入口管2を下部水室内に開口し、管
内流体流路14を内筒3に設けた出口孔3dを介
して上部水室に連通し、管外流体入口管6と前記
管外流体出口管7とを二重管として、これを前記
内胴3の上部内に配設しており、外胴上部の直径
を増大させる必要がなくて、外胴上部が外胴下部
と同径になる。従つて据え付けスペースの減少が
可能になり、運搬が安定的に行われる。
(実施例) 次に本考案の熱交換器を第1,2,3図に示す
一実施例により説明すると、第3図の8が中間熱
交換器、9が原子炉容器、10が1次側ナトリウ
ム循環ポンプ、11が原子炉格納室である。また
上記中間熱交換器8を示す第1図において、1が
外胴で、同外胴1の直径は、軸方向全域で同径に
なつている。また3が同外胴1により取り囲まれ
た内胴、3b,3cが同内胴3の上下両端部に取
り付けた管板、3dが同内胴3の上部に設けた1
次側ナトリウム(管外流体)出口孔、4が上記管
板3b,3c間に設けた伝熱管群、2が中間熱交
換器8外から上記内胴2の上部内に延びて同部分
に開口した1次側ナトリウム(管内流体)入口
管、5が上記外胴1と上記内胴3の上部内から中
間熱交換器8外へ延びた1次側ナトリウム(管内
流体)出口管、6が中間熱交換器8外から上記管
板3b,3cを貫通して上記内胴3の下部内に開
口した2次側ナトリウム(管外流体)入口管、7
が上記内胴3の上部内から上記2次側ナトリウム
入口管6の周りを中間熱交換器8外へ延びた2次
側ナトリウム(管外流体)出口管、12が中間熱
交換器支持板、14が外胴1と内胴3との間に形
成した管内流体流路である。
次に前記第1図に示す中間熱交換器8の作用を
具体的に説明する。1次側ナトリウム(管内流
体)が1次側ナトリウム入口管2→内胴3の上部
→各伝熱管4の内部→外胴1の下部→外胴1と内
胴3との間の管内流体流路14→1次側ナトリウ
ム出口孔3d→1次側ナトリウム出口管5に流れ
る一方、2次側ナトリウム(管外流体)が2次側
ナトリウム入口管6→内胴3の下部→内胴3の上
部→2次側ナトリウム出口管7に流れ、内胴3内
を流れる2次側ナトリウム(管外流体)と各伝熱
管4内を流れる1次側ナトリウム(管内流体)と
の間で熱交換が行われて、2次側ナトリウム(管
外流体)が1次側ナトリウム(管内流体)で加熱
される。
外胴1(中間熱交換器8)は、上記のように構
成されて、軸方向の全域が同径の円筒状であり、
これを据え付け場所まで運搬するとき、第2図に
示すように支持部材13を介して運搬台車の荷台
上に安定的に支持できる。また第3図に示すよう
に同中間熱交換器8と1次側ナトリウム循環ポン
プ10とを原子炉容器9の周りの原子炉格納室1
1内に配置するとき、中間熱交換器8は上記のよ
うに軸方向の全域が同径の円筒状なので、原子炉
格納室11の直径Dbを従来のDa(第4図参照)
よりも小さくできる。
(考案の効果) 本考案の熱交換器は前記のように両端の管板3
b,3cと同各管板3b,3c間に設けた伝熱管
4群とを有する内胴3と同内胴3を取り囲む外胴
1とを具えた熱交換器において、前記内筒3と前
記外筒1とを円筒状に形成して互いの間に前記各
伝熱管4から出た管内流体を導く管内流体流路1
4と、管外流体を前記内筒3内へ導く管外流体入
口管6と、同管外流体を熱交換器外へ導く管外流
体出口管7と、管内流体を前記各伝熱管4内へ導
く管内流体入口管2と、上記管内流体流路14を
流れる管内流体流路を熱交換器外へ導く管内流体
出口管5とを有し、前記管板3b上部側の内筒4
内に隔壁を介して上下2つの水室を設け、管内流
体入口管2を前記下部水室内に開口し、前記管内
流体流路14を前記内筒3に設けた出口孔3dを
介して前記上部水室に連通し、前記管外流体入口
管6と前記管外流体出口管7とを二重管として、
これを前記内胴3の上部内に配置しており、外胴
上部の直径を増大させる必要がなくて、外胴上部
を外胴下部と同径にできて、運搬を安定的に行う
ことができる上に、据え付けスペースを減少でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる熱交換器の一実施例を
示す縦断側面図、第2図は同熱交換器の運搬状態
を示す側面図、第3図は同熱交換器の配置例を示
す平面図、第4図は従来の熱交換器の配置例を示
す平面図、第5図は従来の熱交換器を示す縦断側
面図、第6図は同熱交換器の運搬状態を示す側面
図である。 1……外胴、3……内筒、3b,3c……管
板、3d……出口孔、4……伝熱管群、5……管
内流体出口管、6……管外流体入口管、7……管
外流体出口管、14……管内流体流路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端の管板3b,3cと同各管板3b,3c間
    に設けた伝熱管4群とを有する内胴3と同内胴3
    を取り囲む外胴1とを具えた熱交換器において、
    前記内筒3と前記外筒1とを円筒状に形成して互
    いの間に前記各伝熱管4から出た管内流体を導く
    管内流体流路14と、管外流体を前記内筒3内へ
    導く管外流体入口管6と、同管外流体を熱交換器
    外へ導く管外流体出口管7と、管内流体を前記各
    伝熱管4内へ導く管内流体入口管2と、上記管内
    流体流路14を流れる管内流体流路を熱交換器外
    へ導く管内流体出口管5とを有し、前記管板3b
    上部側の内筒3内に隔壁を介して上下2つの水室
    を設け、管内流体入口管2を前記下部水室内に開
    口し、前記管内流体流路14を前記内筒3に設け
    た出口孔3dを介して前記上部水室に連通し、前
    記管外流体入口管6と前記管外流体出口管7とを
    二重管として、これを前記内胴3の上部内に配置
    したことを特徴とする熱交換器。
JP1986022926U 1986-02-21 1986-02-21 Expired - Lifetime JPH0518620Y2 (ja)

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JPS62136772U JPS62136772U (ja) 1987-08-28
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49122055A (ja) * 1973-03-31 1974-11-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54163355U (ja) * 1978-05-09 1979-11-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS49122055A (ja) * 1973-03-31 1974-11-21

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