JPH05186124A - シート排出部材及び画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】長尺状のシート材を安全かつ確実に排出して収
容すると共に、シート排出部材の製造コストを低減する
こと。 【構成】長尺状のシート材を排出する場合、シート材の
長さに応じて駆動モータ16ｄを作動させて収納部16ａを
外壁16ｂを引き出す方向に移動させてシート材の長さに
応じた排出トレイ16を形成する。このとき排出口15より
排出されたシート材は滑り台用トレイ16ｃにガイドされ
て収納部16ａに排出され収容される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は複写機，ファクシミリ装
置等の画像形成装置に適用される記録後のシート材を排
出するためのシート排出部材に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、複写機，ファクシミリ装置等の画
像形成装置においては、画像記録後のシート材を排出積
載するための排出トレイを装置本体に形成された排出口
近傍に装着し、排出されてくるシート材を積載してい
た。上記排出トレイとしては、例えば箱形の固定された
用紙受けにその装置によって画像形成可能なシート材の
全てを排出して積載したり、或いはロール紙の端部を固
定して巻き取る等の方法が提案されていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の排出トレイにおいては、通常用いられているカット
シート等に画像を形成して排出する場合には収納可能で
あるが、ロール紙等の長尺物に画像形成を行う場合、シ
ート材が排出トレイより垂れ流しにされて汚れたり破損
するおそれがあり、或いは使用者が直接手で受け取らな
ければならないため作業に煩わしさがあった。また上記
排出トレイは装置本体に別部品として装着されているた
め、装置未使用時の収納場所を要し、しかもコスト高に
なるといった課題があった。

【０００４】本発明の目的は上記従来技術の課題を解決
し、長尺状のシート材を安全・確実に排出して収容する
と共に、製造コストを低減したシート排出部材を提供す
ることにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明に係る代表的な手段は、画像形成後のシート材
を排出して積載するシート排出部材において、排出され
るシート材の長さに応じて排出部材が長さ方向に移動可
能であり、前記排出部材の一部は装置本体の外装体を兼
用することを特徴とする。

【０００６】

【作用】上記手段によれば、シート材として長尺状のロ
ール紙等を用いて画像形成を行う場合、画像形成後のシ
ート材の排出速度に同期させて長さ方向に移動させるこ
とにより、シート材を汚れたり破損することなく、安全
確実に排出して積載することができる。またシート排出
部材の一部は装置本体の外装体を兼用することで、設置
面積や製造コストを削減することができる。

【０００７】

【実施例】次に前記手段をシリアル型のインクジェット
記録方式を採用した画像形成装置に適用した場合につい
て図面を参照して説明する。図１は排出トレイの構成を
示す断面説明図、図２は排出トレイの使用状態を示す説
明図、図３は排出トレイの収納状態を示す説明図、図４
は画像形成装置の概略構成を示す斜視説明図である。

【０００８】先ず本発明を適用した画像形成装置の概略
構成について、図４を参照して説明する。１はカットシ
ートＣＳを積載収納するカセットデッキであり、後述す
るように排出トレイ16と共に引き出し可能に装着されて
いる。ＲＰはロール状に巻き回されたロール紙であり、
回転軸ＲＰＡを中心に回転可能にロール紙ホルダー１ａ
に保持されている。ＰＣ，ＰＲ，及びＰＩは、夫々カッ
トシートＣＳ，ロール紙ＲＰ，及び手差し口２より挿入
されたシート材の搬送路であり、搬送ローラ対３の挟持
位置近傍で合流している。

【０００９】上記搬送路ＰＣからは、ピックアップロー
ラ４及び、分離爪等の図示しない分離部材との協働によ
りカセットデッキ１より分離されたカットシートＣＳが
給送され、搬送路ＰＣに設けた各部中間搬送ローラ対
５，６，７に挟持されながら搬送ローラ対３に導かれ
る。

【００１５】上記搬送路ＰＲからは、ロール紙ＲＰより
先端を引き出して搬送路にセットするためのセットロー
ラ対８、中間搬送ローラ対９を経て所定寸法にロール紙
ＲＰを裁断するカッター10を経て搬送ローラ対３に導か
れる。

【００１６】上記各搬送路ＰＣ，ＰＲ，及びＰＩを経て
搬送ローラ対３に搬送されたシート材は、該搬送ローラ
対３によって搬送路Ｐに配置された画像形成手段に導か
れる。上記搬送ローラ対３によって搬送されたシート材
は、プラテン11を介して上下方向に配置された上部，下
部搬送ローラ対12，13によって挟持されて搬送される。
上記シート材はプラテン11に設けた吸引穴より空気を吸
引させることによってシート材をプラテン11上に固定さ
れる。この時上記プラテン11に対向させて配置した記録
ヘッド14によって画像情報に応じて記録が行われ、記録
後のシート材は排出口15より排出部材である排出トレイ
16に排出される。

【００１７】上記記録ヘッド14は上部，下部搬送ローラ
対12，13によって搬送されたシート材にインク像を記録
するものである。この装置における画像形成手段として
は、記録ヘッドからインクを吐出して記録するインクジ
ェット記録方式を用いている。即ち、この記録ヘッドは
微細な液体吐出口（オリフィス）、液路及びこの液路の
一部に設けられるエネルギー作用部と、該作用部にある
液体に作用させる液滴形成エネルギーを発生するエネル
ギー発生手段を備えている。

【００１８】このようなエネルギーを発生するエネルギ
ー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用
いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射して発熱さ
せ、該発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー発
生手段を用いた記録方法、あるいは発熱抵抗体を有する
発熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体
を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等が
ある。

【００１９】その中でも熱エネルギーによって液体を吐
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口（オリフィス）を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録をすることが可能であ
る。その中でも電気熱変換体をエネルギー発生手段とし
て用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、且
つ最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上
が著しいＩＣ技術やマイクロ加工技術の長所を十二分に
活用出来、高密度実装化が容易で、製造コストも安価な
ことから有利である。

【００２０】前記記録ヘッド14には図示しないインクタ
ンクよりインク供給チューブ14ａを介してインクが供給
される。また上記記録ヘッド14は、搬送体であるキャリ
ッジ17に搭載されており、図示しない駆動手段によって
ガイドレール17ａに沿って図面に垂直方向手前側から奥
側に走査するものである。

【００２１】また前記記録ヘッド14は、記録範囲外にお
いて記録ヘッド14と対向するキャップ（図示せず）に結
合してインク吐出口付近を清掃して回復処理がなされ
る。

【００２２】次に図１乃至図３を参照して画像形成後の
シート材を排出する排出トレイ16の構成について説明す
る。図１において、16ａは排出されるシート材を先端部
より挿入して収納する収納部である。この収納部16ａの
外壁16ｂは装置本体の外装体を兼用しており、前記シー
ト材を収納したカセットデッキ１と共に装置外方に向か
ってに引き出し可能に取り付けられている。16ｃは上記
収納部16ａを引き出した際に排出されるシート材をガイ
ドする滑り台用トレイであり、上記収納部16ａと装置本
体を連結しており収納時にヒンジ機構により折り畳み可
能に構成されている。尚、上記収納部16ａは、通常はカ
ットシートＣＳに用いる最低長のシート材を排出可能な
位置に停止している。

【００２３】また上記排出トレイ16は、図１に示すよう
に、コピーモードによるシート材の長さに同期させて装
置本体内に配置した駆動モータ16ｄを駆動させることに
より、例えばラックとピニオンの噛合により装置外に押
し出されるように構成されている。これによって、カッ
トシートＣＳを排出する場合と、長尺状のシート材を排
出する場合とで、排出トレイ16の形状を変更させて、夫
々のシート材の長さに適合したトレイ形状を形成する。

【００２４】次に上記排出トレイ16の使用状態について
説明すると、通常長尺物のシート材に画像形成を行う場
合には、図２に示すように、カセットデッキ１内のシー
ト材は使用せずロール紙ＲＰが使用される。このときコ
ピーモードによるシート材の長さに応じて駆動モータ16
ｄを作動させて収納部16ａを外壁16ｂ方向に引き出して
シート材の長さに対応させた排出トレイ16を構成する。
このとき、装置内に折り畳まれていた滑り台用トレイ16
ｃは、所定角度に開いて、排出口15より排出されたシー
ト材を収納部16ａに導く。

【００２５】また上記排出トレイ16を使用しない場合に
は、前記駆動モータ16ｄを逆転駆動させて再度収納部16
ａを装置本体方向に移動させて滑り台用トレイ16ｃを折
り畳み、図３に示すように外壁16ｂ及び収納部16ａを装
置本体に近接する元の位置まで戻す。

【００２６】上記構成によれば、従来折り目やしわがつ
いたり、汚れや破損が生ずるおそれがあった長尺状のシ
ート材を安全かつ確実に排出することができる。また排
出トレイ16の一部を装置本体の外装体と兼用することに
より、製造コストを低減することができる。

【００２７】〔他の実施例〕次に図５乃至図７を参照し
て排出トレイ16の他の構成について説明する。図５にお
いて、排出トレイ18は、装置本体の側壁の一部を構成し
ており、装置本体に支点18ａを中心に回動可能に取り付
けられている。上記排出トレイ18の先端部近傍に設けた
アーム18ｂには、排出されるシート材をガイドするため
の滑り台用シート18ｃの一端が連結されている。この滑
り台用シート18ｃの他端は装置内に設けられた巻き上げ
機構19に連結されており、この巻き上げ機構19を作動さ
せるたとにより、排出トレイ18を支点18ａを中心に回動
させることができる。上記排出トレイ18と装置本体前カ
バー20との開き角を調整することにより、シート材の長
さに応じて排出させて積載することができる。尚、上記
アーム18ｂは排出トレイ18を装置本体側に回動させて収
納する場合に、最低排出用のスペースを確保するもので
ある。

【００２８】次に上記排出トレイ18の使用状態について
説明すると、排出トレイ18は巻き上げ機構19によって、
通常最低長のシート材を収納可能な位置に開閉角度を調
整されて保持されている。そして図６に示すように、コ
ピーモードによるシート材の長さの違いに同期させて上
記巻き上げ機構19を作動させて排出トレイ18を支点18ａ
を中心に反時計回り方向に回動させることにより、シー
ト材の長さに対応させた排出トレイ18を構成する。この
とき、滑り台用シート18ｃは巻き上げ機構19より引き出
されて排出口17より排出されたシート材を排出トレイ18
上に導く。従って、排出口17より排出されたシート材
は、滑り台用シート18ｃに沿って排出トレイ18上に導か
れて積載される。

【００２９】また上記排出トレイ18を使用しない場合に
は、図７に示すように前記巻き上げ機構19を作動させて
滑り台用シート18ｃを巻き上げることにより排出トレイ
18を支点18ａを中心に時計回り方向に回動させてアーム
18ｂが装置本体前カバー20に突き当たるまで巻き上げて
停止する。

【００３０】上記構成によっても長尺状のシート材を安
全かつ確実に排出積載することができ、また排出トレイ
18を傾倒させることにより、排出後のシート材を取り出
し易くすることができる。

【００３１】また前述した実施例では画像形成手段とし
てインクジェット記録方式を用いたが、記録信号に応じ
て電気熱変換体に通電し、前記電気熱変換体によって印
加される熱エネルギーにより、インクに生ずる膜沸騰を
利用してインクに生ずる気泡の成長，収縮により、イン
クを吐出口より吐出して記録を行うように構成すると更
に好ましい。

【００３２】その代表的な構成や原理については、例え
ば米国特許第 4723129号明細書、同第 4740796号明細書
に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好ま
しい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュア
ス型の何れにも適用可能であるが、特にオンデマンド型
の場合には、液体（インク）が保持されているシートや
液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情
報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与え
る少なくとも１つの駆動信号を印加することによって、
電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッド
の熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信
号に一対一で対応した液体内の気泡を形成出来るので有
効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介
して液体を吐出させて、少なくとも１つの滴を形成す
る。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気
泡の成長収縮が行われるので、特に優れた液体の吐出が
達成出来、より好ましい。

【００３３】前記パルス形状の駆動信号としては、米国
特許第 4463359号明細書、同第 4345262号明細書に記載
されているようなものが適している。尚、前記熱作用面
の温度上昇率に関する発明の米国特許第 4313124号明細
書に記載されている条件を採用すると、更に優れた記録
を行うことが出来る。

【００３４】記録ヘッドの構成としては、前述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合せ構成（直線状液流路又は直角液流路）の他に熱
作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示する
米国特許第 4558333号明細書、同第 4459600号明細書を
用いた構成も本発明に含まれるものである。

【００３５】また複数の電気熱変換体に対して、共通す
るスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示す
る特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸
収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭
59−138461号公報に基づいた構成としても本発明の効果
は有効である。即ち、記録ヘッドの形態がどのようなも
のであっても、本発明によれば記録を確実に効率良く行
うことが出来るようになるからである。

【００３６】更に、画像形成装置が記録出来る記録媒体
の最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記
録ヘッドに対しても本発明は有効に適用出来る。そのよ
うな記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによ
って、その長さを満たす構成や、一体的に形成された１
個の記録ヘッドとしての構成のいずれでも良い。

【００３７】加えて、前述したシリアルタイプのもので
も、キャリッジに固定された記録ヘッド、或いはキャリ
ッジに装着されることで装置本体との電気的な接続や装
置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチッ
プタイプの記録ヘッド、或いは記録ヘッド自体に一体的
にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの記録
ヘッドを用いても良い。

【００３８】また本発明の画像形成装置の構成として設
けられる、記録ヘッドの回復手段、予備的な補助手段等
を付加することは本発明をの効果を一層安定出来るので
好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、記録
ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニング手
段、加圧或いは吸引手段、電気熱変換タイプ或いはこれ
とは別の加熱素子或いはこれらの組合せによる予備加熱
手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを行うこ
とも安定した記録を行うために有効である。

【００３９】またキャリッジに搭載される記録ヘッドの
種類ないし個数についても、例えば単色のインクに対応
して１個のみが設けられたものの他、記録色や濃度を異
にする複数のインクに対応して複数個数設けられるもの
であって良い。即ち、例えば画像形成装置の記録モード
としては黒色等の主流色のみの記録モードでなく、記録
ヘッドを一体的に構成する複数個の組合せによるかいず
れでも良いが、異なる色の複色カラー、または混色によ
るフルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも適用し
得る。

【００４０】更に加えて、前述した実施例に於いてはイ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化若しくは液化するも
の、或いはインクジェット記録方式ではインク自体を30
℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘
性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般
的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をな
すものであれば良い。加えて、積極的に熱エネルギーに
よる昇温をインクの固形状態から液体状態への状態変化
のエネルギーとして使用せしめることで防止するか、ま
たはインクの蒸発防止を目的として放置状態で固化する
インクを用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録シートに到達する時点で
はすでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギーに
よって初めて液化する性質のインクを使用する場合も適
用可能である。

【００４１】このような場合のインクは、特開昭54− 5
6847号公報或いは特開昭60− 71260号公報に記載される
ような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状又は固形
物として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向
するような形態としても良い。上述した各インクに対し
て最も有効なものは、前述した膜沸騰方式を実行するも
のである。

【００４２】更に、前述したインクジェット記録方式を
採用した画像形成装置の形態としては、コンピュータ等
の情報処理機器の画像出力端末のして用いられるものの
他、リーダ等と組み合わせた複写装置、更には送受信機
能を有するファクシミリ装置の形態をとるもの等であっ
ても良い。

【００４３】尚、前述した画像形成手段としてインクジ
ェット記録方式を用いた例を説明したが、本発明は記録
方式はインクジェット記録方式に限定する必要はなく、
他にも熱転写記録方式や感熱記録方式、更にはワイヤー
ドット記録方式等のインパクト記録方式以外の記録方式
であっても適用し得る。またシリアル記録方式に限定す
る必要もなく、所謂ライン記録方式を用いても良い。

【００４４】

【発明の効果】本発明は前述したように、シート材とし
て長尺状のロール紙等を用いて画像形成を行う場合、画
像形成後のシート材の排出速度に同期させて長さ方向に
移動させることにより、シート材を汚れたり破損するこ
となく、安全確実に排出して積載することができる。ま
たシート排出部材の一部は装置本体の外装体を兼用する
ことで、設置面積や製造コストを削減することができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】排出トレイの構成を示す断面説明図である。

【図２】排出トレイの使用状態を示す説明図である。

【図３】排出トレイの収納状態を示す説明図である。

【図４】画像形成装置の概略構成を示す斜視説明図であ
る。

【図５】他例にかかる排出トレイの構成を示す断面説明
図である。

【図６】他例にかかる排出トレイの使用状態を示す説明
図である。

【図７】他例にかかる排出トレイの収納状態を示す説明
図である。

【符号の説明】

ＣＳ…カットシート ＲＰ…ロール紙 ＲＰＡ…回転軸 ＰＣ，ＰＲ，ＰＩ…搬送路 １…カセットデッキ ２…手差し口 ３…搬送ローラ対 ４…ピックアップローラ ５，６，７，９…中間搬送ローラ対 ８…セットローラ対 10…カッター 11…プラテン 12…上部搬送ローラ対 13…下部搬送ローラ対 14…記録ヘッド 14ａ…インク供給チューブ 15…排出口 16，18…排出トレイ 16ａ…収納部 16ｂ…外壁 16ｃ…滑り台用トレイ 16ｄ…駆動モータ 17…キャリッジ 17ａ…ガイドレール 18ａ…支点 18ｂ…アーム 18ｃ…滑り台用シート 19…巻き上げ機構 20…装置本体前カバー

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 画像形成後のシート材を排出して収容す
   るシート排出部材において、 排出されるシート材の長さに応じて排出部材が長さ方向
   に移動可能であり、前記排出部材の一部は装置本体の外
   装体を兼用することを特徴とするシート排出部材。
2. 【請求項２】 画像情報に応じてシート材に像を記録す
   るための画像形成手段と、 記録後のシート材を排出するための請求項１記載のシー
   ト排出部材と、 を有する画像形成装置。
3. 【請求項３】 前記画像形成装置は、画像形成手段が信
   号に応じてインクを吐出して記録を行うインクジェット
   記録方式である請求項１記載の画像形成装置。
4. 【請求項４】 前記画像形成装置は、画像形成手段がイ
   ンク吐出用の熱エネルギーを発生するための電気熱変換
   体を備えていることを特徴とする請求項３記載の画像形
   成装置。
5. 【請求項５】 前記画像形成装置は、画像形成手段が前
   記電気熱変換体によって印加される熱エネルギーによ
   り、インクに生ずる膜沸騰を利用して吐出口よりインク
   を吐出させることを特徴とする請求項４記載の画像形成
   装置。