JPH05185870A - ランドリー車 - Google Patents

ランドリー車

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JPH05185870A
JPH05185870A JP2205492A JP2205492A JPH05185870A JP H05185870 A JPH05185870 A JP H05185870A JP 2205492 A JP2205492 A JP 2205492A JP 2205492 A JP2205492 A JP 2205492A JP H05185870 A JPH05185870 A JP H05185870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dryer
curtain
truck
curtains
load
Prior art date
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Pending
Application number
JP2205492A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromitsu Ikeda
博光 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MINAWA SOSHOKU KK
Original Assignee
MINAWA SOSHOKU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by MINAWA SOSHOKU KK filed Critical MINAWA SOSHOKU KK
Priority to JP2205492A priority Critical patent/JPH05185870A/ja
Publication of JPH05185870A publication Critical patent/JPH05185870A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明はカーテンの取外し、洗濯及びカーテン
の元の位置への取り付けの一連の作業をほぼ2時間以内
でできるようにして、在庫を全く必要としないカーテン
のメンテナンスを可能とするためになされたランドリー
車に関するものであって、トラックの荷台に洗濯機と乾
燥機と作業台とを具えて成ることを特徴とする。 【効果】病院やホテルでは、従来のようにカーテンの在
庫を保有し、その管理を行う必要もなく、カーテンを効
率的に且つ経済的にメンテナンスすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【産業上の利用分野】本発明は荷台の一部を改良した自
動車に関する。
【0002】
【発明の背景】病院やホテル等で使用されるカーテン
は、長い間放置されてしまうことが多く、見た目よりも
汚れているのが現状である。しかしカーテンのクリーニ
ングを通常のクリーニング店で行おうとすれば、カーテ
ンの洗濯には一週間程度の期間を要することから、洗濯
中に使用するカーテンの在庫を用意しておかなければな
らず、費用面や在庫管理のスペースの点で問題がある。
【0003】そのため近年カーテンに変えてブラインド
を採用する場合もあるが、長年使用すると羽根が折れた
り、羽根の上にほこりが積もって却って不衛生であるな
どの理由から、最近ではカーテンの良さが再認識され、
再びカーテンに切り替えることも少なくない。そこで病
院やホテルでは、人手不足の中、カーテンのメンテナン
スをいかに効率的に且つ経済的に行うかが一つの課題と
なっていた。
【0004】
【開発を試みた技術的事項】本発明はこのような背景に
鑑みなされたものであって、カーテンの取外し、洗濯及
びカーテンの元の位置への取り付けの一連の作業をほぼ
2時間以内でできるようにして、在庫を全く必要としな
いカーテンのメンテナンスを可能としたランドリー車の
開発を試みたものである。
【0005】
【発明の構成】
【目的達成の手段】即ち本出願に係る発明たるランドリ
ー車は、トラックの荷台に洗濯機と乾燥機と作業台とを
具えて成ることを特徴として成り、もって前記目的を達
成せんとするものである。
【0006】
【発明の作用】本発明ではトラックの荷台に洗濯機と乾
燥機と作業台とを具えるから、病院やホテルまでトラッ
クで移動し、そこで短時間の作業でクリーニングを行う
ことができる。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的
に説明する。図1中、符号1は本発明たるランドリー車
であって、このものはトラック2の荷台3に四台の洗濯
機4と二台の乾燥機5と作業台6とを具えて成る。
【0008】まずトラック2の構造について簡単に説明
する。このものは荷台3の上に側壁7と天板8と観音開
き式のバックドア9とを設けて、これらによって囲まれ
た部分に荷室10を形成して成る二トントラックであ
る。
【0009】このようなトラック2の進行方向左側の側
壁7には、中央よりもやや前寄りにスライド式のサイド
ドア11が設けられる。因みにこのサイドドア11は、
側壁7の外側後方へスライドして開けることができるよ
うになっている。またトラック2の進行方向右側の側壁
7の前方寄りの上部には、乾燥機5から出る排気ガスを
荷室10の外へ出すための排気口12が形成される。
尚、トラック2の形式は荷室を有するものに限られず、
単にフラットな荷台のみを具えるものや、ウイング形式
の荷台を具えるものなどを適用してもよい。
【0010】次に荷室10内の構造について説明する。
尚、以降の説明において「左」あるいは「右」という場
合には、トラックの進行方向を向いて左側あるいは右側
を意味する。まず荷室10の右側の側壁7に沿って、バ
ックドア9側から四台の洗濯機4が隣り合わせに配置さ
れる。
【0011】各洗濯機4の上部には、蛇口4aが設けら
れ、一方洗濯機4の下方には、洗濯機の排水ホース4b
から流れる排水を集めて荷室10外へ流し出すための排
水パイプ4cが設けられる。尚、排水パイプ4cは洗濯
機使用時に、その端部側をバックドア9から外へ出して
側溝等へ入れることが出来るように十分な長さを有す
る。尚、本実施例における洗濯機4は全自動式のもので
あるが、二槽式など他の種類のものを適用してもよい。
【0012】またこれら洗濯機4の向かい側のバックド
ア9寄りには、300リットル容量の貯留タンク13が
置かれ、その前方側には洗濯物を折り畳むための作業台
6が配置される。因みに貯留タンク13は、四台の洗濯
機4で使用する水を溜めておくためのものであって、タ
ンク内の水はこのものに設けられた加圧ポンプ14によ
って、荷室10内の配管15を介して前記蛇口4aから
洗濯機4へ供給できるようになっている。
【0013】次に荷室10内の最も前方には二台の乾燥
機5が並べて配置され、その手前には洗濯物を折り畳む
ための作業台16が配置される。尚、各乾燥機5から延
びる排気ホース17は、側壁7における排気口12に接
続される。また乾燥機5と左側の側壁7との間には石油
タンク18が設けられ、ここから各乾燥機5まで石油供
給パイプ19が延びる。
【0014】一方乾燥機5の手前側には、天板8に対し
て折り畳み補助装置20が設けられる。このものは図4
に示すように、天板8に固定した複数のL金具21に対
して互いに平行に二本のスライドレール22を設け、こ
れらスライドレール22にはその一端側に固定挾持杆2
3を設けるとともに、可動挾持杆24をスライドレール
22に対して摺動自在に設けたものである。
【0015】そして可動挾持杆24には、固定挾持杆2
3の反対側にスライドレール22を巻くようにしてコイ
ルバネ25がそれぞれ設けられ、この伸び傾向によって
可動挾持杆24が常に固定挾持杆23に圧接傾向にあ
る。また可動挾持杆24には連絡紐26が接続し、この
連絡紐26の端部は、滑車27を介して荷室10の床面
に設けた蝶番状の足踏み具28における可動片29に接
続される。
【0016】因みにこのような折り畳み補助装置20
は、洗濯が終了したカーテンを折り畳む時に、狭い荷室
10内で比較的大きなカーテンを一人で容易に折り畳む
ことができるようにしたものであって、使用に際して
は、足踏み具28における可動片29を足で踏み込むこ
とで可動挾持杆24を固定挾持杆23から離した状態と
し、可動挾持杆24と固定挾持杆23との間にカーテン
の端部を挟んだ状態で足踏み具28における可動片29
の足踏みを止めて、カーテンを保持させて折り畳み作業
を行う。
【0017】以上が荷室10内の構造であるが、洗濯機
4や乾燥機5及びその他の設備の配置や数量はこれに限
るものではなく、荷室10の広さや構造等に応じて適宜
荷室10内の構造を変えることができる。
【0018】本発明のランドリー車1は以上述べた構造
を有するものであり、以下このものを使用してカーテン
の洗濯を行う作業手順について説明する。 i)作業場所への移動 まずランドリー車1を病院やホテルの敷地内へ移動して
車を止め、そこで貯留タンク13への給水、電源との接
続、排水パイプ4cのセット、石油タンク18のバルブ
開放、排気口12の扉開放などの準備をする。尚、ラン
ドリー車1を駐車する場所は、貯留タンク13への水の
供給が可能であること、建物からの電気の供給が可能で
あること等を考慮して決定する。また尚、作業準備の一
環として、あらかじめ貯留タンク13に水を満タンにし
ておいたり、電気の供給が困難な場合を想定して発電機
を搭載しておいてもよい。
【0019】ii)カーテンの取外しとヒルカン処理 洗濯の準備が完了したら、病室等のカーテンをカーテン
レールから取外してランドリー車1に集める。また取り
外したカーテンは、そのままの状態で洗濯機にかけると
ヒルカンがカーテン生地や洗濯機を傷めることがあるた
め、ヒルカン同士をまとめて、これをネットで覆い、紐
等で縛っておくというヒルカン処理を行う。尚、ホテル
の窓のカーテンなど生地が厚くヒダの多いものでは、ヒ
ルカンも比較的高級なものを使用するが、このようなカ
ーテンではヒルカンをカーテンから取り外して洗濯を行
う。
【0020】iii)洗濯 ヒルカン処理したカーテンを洗濯機4の中に入れ、蛇口
4aから貯留タンク13内の水を洗濯機4に供給して洗
剤を入れて洗濯を行う。尚、本実施例の洗濯機4は全自
動式であるため、すすぎないし脱水までの工程を連続的
に行う。また洗濯排水は、各洗濯機4の排水ホース4b
を介して排水パイプ4cから近くの側溝等へ流す。
【0021】iv)乾燥 洗濯及び脱水の完了したカーテンを乾燥機5へ移して乾
燥を行う。尚、洗濯機5へ水を供給してから乾燥を終了
するまでの一連の工程に要する時間は55分程度であ
る。
【0022】v)折り畳み 乾燥が終了したら前記ヒルカン処理を解除して、作業台
6、16上でアイロンを掛け、次にこれを折り畳み補助
装置20における可動挾持杆24と固定挾持杆23との
間に挟んで折り畳み作業を行う。ある程度小さくカーテ
ンを折り畳んだら、再び折り畳まれたカーテンを作業台
6、16上に乗せ、仕上げのアイロン掛けを行いながら
最終的な折り畳み作業を行う。
【0023】vi)カーテンの取付けと作業終了 折り畳んだカーテンを元の病室等に搬入して、洗濯され
たカーテンをカーテンレールに取り付ける。一方荷室1
0内では貯留タンク13内の水抜きを行い、洗濯機4に
パッキンをかうとともに、乾燥機5のフィルターの清
掃、石油タンク18のバルブ締め、排気口12の閉鎖、
排水パイプ4cの巻き込みなどの終業作業を行う。尚、
カーテンの取外しと作業準備をしてから作業終了までの
所要時間は、1時間30分〜2時間程度である。
【0024】
【発明の効果】本発明たるランドリー車は、トラックの
荷台に洗濯機と乾燥機と作業台とを具えて成るから、病
院やホテルなどへランドリー車を移動し、その場で約2
時間以内でカーテンの洗濯を終了してカーテンの取付け
まで完了することができる。従って病院やホテルでは、
従来のようにカーテンの在庫を保有し、その管理を行う
必要もなく、カーテンを効率的に且つ経済的にメンテナ
ンスすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のランドリー車を示す透視斜視図であ
る。
【図2】同上天板を取り除いた状態を示す鳥瞰図であ
る。
【図3】同上洗濯機周辺の管路状態を示す正面図であ
る。
【図4】同上折り畳み補助装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ランドリー車 2 トラック 3 荷台 4 洗濯機 4a 蛇口 4b 排水ホース 4c 排水パイプ 5 乾燥機 6 作業台 7 側壁 8 天板 9 バックドア 10 荷室 11 サイドドア 12 排気口 13 貯留タンク 14 加圧ポンプ 15 配管 16 作業台 17 排気ホース 18 石油タンク 19 石油供給パイプ 20 折り畳み補助装置 21 L金具 22 スライドレール 23 固定挾持杆 24 可動挾持杆 25 ねじりコイルバネ 26 連絡紐 27 滑車 28 足踏み具 29 可動片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックの荷台に洗濯機と乾燥機と作業
    台とを具えて成ることを特徴とするランドリー車。
JP2205492A 1992-01-10 1992-01-10 ランドリー車 Pending JPH05185870A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2205492A JPH05185870A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 ランドリー車

Applications Claiming Priority (1)

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JP2205492A JPH05185870A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 ランドリー車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05185870A true JPH05185870A (ja) 1993-07-27

Family

ID=12072205

Family Applications (1)

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JP2205492A Pending JPH05185870A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 ランドリー車

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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