JPH05184138A - アクティブ力率改善型電源の入力電圧検出回路 - Google Patents

アクティブ力率改善型電源の入力電圧検出回路

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JPH05184138A
JPH05184138A JP34708491A JP34708491A JPH05184138A JP H05184138 A JPH05184138 A JP H05184138A JP 34708491 A JP34708491 A JP 34708491A JP 34708491 A JP34708491 A JP 34708491A JP H05184138 A JPH05184138 A JP H05184138A
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JP
Japan
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input voltage
circuit
voltage
switching
input
Prior art date
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Application number
JP34708491A
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Inventor
Yuichi Suzuki
優一 鈴木
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 交流入力電圧が低下しても電力変換素子の熱
破壊を防止できるアクティブ力率改善型電源の入力電圧
検出回路を提供すること 【構成】 整流された交流電流をインダクタ(L1)を
介して入力し、スイッチング素子(Q2)によりオンオ
フして、ダイオード(D2)を介してコンデンサ(C
5)に蓄電する昇圧コンバータ部10と、当該交流電流
に比べて高いスイッチング周波数で当該スイッチング素
子をオンオフして、当該昇圧コンバータ部の出力電圧を
安定化するスイッチング制御部20とを有するアクティ
ブ力率改善型電源において、この昇圧コンバータ部に給
電される入力電圧を検出する回路30と、この入力電圧
検出回路の出力信号をしきい値電圧と比較して、当該入
力電圧が定格の入力電圧下限に比較して低いあいだは前
記スイッチング制御部の動作を抑止する起動停止信号回
路50とを設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアクティブ力率改善型電
源の入力電圧検出回路に係り、特に適正な入力電圧の範
囲内でのみ動作を許容する起動・停止電圧を検出する用
途に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者は特願平3−7314号明細書
等でアクティブ力率改善型のスイッチング電源を提案し
ている。この場合、制御用のICには型式名ML481
2等の専用素子が用いられている。この制御用ICで
は、供給電圧により起動と停止を判定している。制御用
ICの電源供給は、一般にはRCC(リンギング・チョ
ーク・コンバータ)補助電源回路用いる例が多い。また
起動時は、整流された供給電圧を抵抗と定電圧ダイオー
ドにより給電し、起動後は昇圧インダクタのフライバッ
ク電圧で給電している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、RCC
補助電源の起動・停止電圧はトランジスタのエミッタ接
地静順方向電流増幅率hFEのバラツキや負荷依存性によ
り、一定にならないという課題があった。抵抗と定電圧
ダイオードによる方式では、制御用ICの起動電圧を越
す電圧となるのが入力の交流電圧換算で15VACと低く
なっている。他方、入力電流は入力電圧に反比例し、低
入力電圧では過大電流となって電力変換素子に過大な損
失を発生させ、熱破壊を招来する課題があった
【0004】本発明はこのような課題を解決したもの
で、交流入力電圧が低下しても電力変換素子の熱破壊を
防止できるアクティブ力率改善型電源の入力電圧検出回
路を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明は、整流された交流電流をインダクタ(L1)
を介して入力し、スイッチング素子(Q2)によりオン
オフして、ダイオード(D2)を介してコンデンサ(C
5)に蓄電する昇圧コンバータ部10と、当該交流電流
に比べて高いスイッチング周波数で当該スイッチング素
子をオンオフして、当該昇圧コンバータ部の出力電圧を
安定化するスイッチング制御部20とを有するアクティ
ブ力率改善型電源において、この昇圧コンバータ部に給
電される入力電圧を検出する回路30と、この入力電圧
検出回路の出力信号をしきい値電圧と比較して、当該入
力電圧が定格の入力電圧下限に比較して低いあいだは前
記スイッチング制御部の動作を抑止する起動停止信号回
路50とを設けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】スイッチング制御部は入力電圧が定格の下限よ
りもかなり低くても動作しうる。しかし、昇圧コンバー
タ部は一定の電力を負荷に供給する役割を有するから、
入力電圧が低い分入力電流を増大させることになり、他
方で許容される電流には上限が存在している。そこで、
入力電圧検出回路と起動停止信号回路を設けて、入力電
圧が定格よりも低いときはスイッチング制御部を強制的
に停止させ、昇圧コンバータ部に障害が生じるのを防止
している。
【0007】
【実施例】以下、図面を用いて本発明を詳細に説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す回路図である。図に
おいて、商用電源ACから供給される交流電流はダイオ
ードブリッジ等の整流回路D1により整流されて、昇圧
コンバータ部10に送られる。昇圧コンバータ部10
は、整流された交流電流が入力されるインダクタ(L
1)と、このインダクタを通過した電流をオンオフする
FET等のスイッチング素子(Q2)と、アノード端子
側がこのインダクタに接続されたダイオード(D2)
と、このダイオードのカソード側と接続されたコンデン
サ(C5)よりなる。スイッチング制御部20は型式名
UC3854等の専用ICであって、アクティブ力率改
善型のスイッチング動作を行うものであり、交流電源の
周波数に比較して遙かに高いスイッチング周波数でスイ
ッチング素子のオンオフ動作を制御している。交流電流
入力端子VACには、抵抗R15を介して整流回路D1の
出力が接続されている。出力電圧検出端子VOSNSには、
昇圧コンバータ部10のDC出力電圧を分圧抵抗R1
2,R13で分圧した信号が入力されている。駆動端子
DRVは、抵抗R14を介してスイッチング素子Q2の制
御端子と接続され、オンオフ制御信号を送っている。電
源電圧端子VCCからはロジック回路用の電源電圧が供給
されている。基準電圧端子VREFはしきい値電圧を発生
するもので、ここでは分圧抵抗R10,R11に送られ
ている。実効電圧端子rmsには、入力電圧の実効電圧
が供給される。抑止端子ENAはエネーブル信号の供給さ
れる端子で、スイッチング制御部20の動作を抑止させ
る信号を入力する。
【0008】入力電圧検出回路30は商用電源ACから
供給される交流電圧を検出するもので、ここでは受動型
ローパスフィルタを用いている。即ち、一端が整流回路
D1と接続された抵抗R1と、この抵抗R1の他端に一
端が接続されたコンデンサC1と、このコンデンサC1
と並列に接続された抵抗R2とコンデンサC2のCR回
路と、このコンデンサC2と並列に接続された抵抗R3
よりなる。抵抗R3に生ずる電圧は、実効電圧端子rm
sに送られている。リップル除去回路40は、入力電圧
検出回路30の後段に設けられたもので、能動型ローパ
スフィルタになっている。入力電圧検出回路30の出力
電圧は、抵抗R3に発生するもので、抵抗R4,R5を
介してバッファU2のプラス端子に送られると共に、コ
ンデンサC4を介して接地されている。
【0009】起動停止信号回路50は、リップル除去回
路40を介して入力電圧検出回路30から送られた入力
電圧信号を入力し、スイッチング制御部20の動作を抑
止させるか判断する回路である。バッファU2から送ら
れた入力電圧信号は、抵抗R6を介してオペアンプU3
のマイナス端子に送られる。オペアンプU3のプラス端
子は、分圧抵抗R10,R11で分圧された基準電圧端
子VREFのしきい値電圧が供給される。オペアンプU3
の出力信号は、抵抗R8を介してドライブトランジスタ
Q1の制御端子に送られる。トランジスタQ1のエミッ
タ端子は接地されているとともに、コレクタ端子は、プ
ルアップ抵抗R9を介して電源電圧端子VCCと接続され
ているとともに、抑止端子ENAともに接続されている。
抑止端子ENAは、抵抗R7を介してオペアンプU3のマ
イナス端子と接続されることにより、オペアンプU3の
動作にヒステリシス特性を持たせている。
【0010】このように構成された装置の動作を次に説
明する。図2は図1の回路の動作特性説明図で、(A)
は縦軸に入力電流IIN、(B)は縦軸に実効入力電圧V
rmsをとり、横軸は両者共に交流入力電圧をとってい
る。定電力出力の場合、入力電流は入力電圧に反比例す
るから、低入力電圧ほど電流定格が大きくなる。他方、
スイッチング素子のスイッチング損失は入力電流に比例
して増大し、オン抵抗損失は電流の2乗に比例するか
ら、低入力電圧ほど電源の効率が低下することになる。
このため、起動停止信号回路50のしきい値電圧を、電
流定格や損失定格を満足するように設定する。例えば、
入力電圧範囲が85VAC以上の場合、損失ディレーティ
ングが85VACで80%に設定すると、70VAC以下の
入力電圧で損失定格を越えて熱破壊する。そこで、起動
停止信号回路50のしきい値電圧を70〜85VACの間
に設定し、動作電圧範囲でディレーティングを確保す
る。尚、スイッチング制御部20が動作を停止するとア
クティブ力率改善回路が動作しなくなるので、コンデン
サ入力型となる。通常、次段にDC−DCコンバータが
接続されているが、起動停止信号回路50が停止信号を
出力する電圧ではDC−DCコンバータの動作電圧範囲
外と成ることが多く、従って後段のことは考慮しなくて
も差し支えない。
【0011】図3は本発明の他の実施例における回路図
である。図1と比較すると、リップル除去回路40と起
動停止信号回路50が簡略に成っている。すなわち、入
力電圧検出回路30の出力は、直ちにバッファ回路U2
に送られる。起動停止信号回路50では、オペアンプU
3とトランジスタQ1に代えてコンパレータU4が用い
られている。この場合、起動停止信号回路50に供給さ
れる入力電圧信号にはリップル成分が含まれているの
で、コンパレータU4のヒステリシス幅を拡大するのが
よい。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば入
力電圧検出回路と起動停止信号回路を設けて、低入力電
圧ではアクティブ力率改善回路の動作を停止させている
ので、昇圧コンバータ部の部品に電流容量の小さな定格
の素子を用いても熱破壊する虞れがなくなる。そこで部
品コストが低減されるとともに、信頼性も高くなるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】図1の回路の動作特性説明図である。
【図3】本発明の他の実施例における回路図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】整流された交流電流をインダクタ(L1)
    を介して入力し、スイッチング素子(Q2)によりオン
    オフして、ダイオード(D2)を介してコンデンサ(C
    5)に蓄電する昇圧コンバータ部10と、当該交流電流
    に比べて高いスイッチング周波数で当該スイッチング素
    子をオンオフして、当該昇圧コンバータ部の出力電圧を
    安定化するスイッチング制御部20とを有するアクティ
    ブ力率改善型電源において、 この昇圧コンバータ部に給電される入力電圧を検出する
    回路30と、 この入力電圧検出回路の出力信号をしきい値電圧と比較
    して、当該入力電圧が定格の入力電圧下限に比較して低
    いあいだは前記スイッチング制御部の動作を抑止する起
    動停止信号回路50と、 を設けたことを特徴するアクティブ力率改善型電源の入
    力電圧検出回路。
JP34708491A 1991-12-27 1991-12-27 アクティブ力率改善型電源の入力電圧検出回路 Pending JPH05184138A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100317357B1 (ko) * 1998-10-26 2002-02-28 구자홍 역률제어용승압형능동필터의구동제어회로및방법
KR100648680B1 (ko) * 2005-06-24 2006-11-23 삼성에스디아이 주식회사 역률 보상 회로 및 그 보호 방법
JP2007267540A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Sharp Corp スイッチング電源装置

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KR100317357B1 (ko) * 1998-10-26 2002-02-28 구자홍 역률제어용승압형능동필터의구동제어회로및방법
KR100648680B1 (ko) * 2005-06-24 2006-11-23 삼성에스디아이 주식회사 역률 보상 회로 및 그 보호 방법
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