JPH05183783A - ビデオカメラ装置 - Google Patents

ビデオカメラ装置

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JPH05183783A
JPH05183783A JP3346141A JP34614191A JPH05183783A JP H05183783 A JPH05183783 A JP H05183783A JP 3346141 A JP3346141 A JP 3346141A JP 34614191 A JP34614191 A JP 34614191A JP H05183783 A JPH05183783 A JP H05183783A
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JP
Japan
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video camera
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installation member
lower case
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JP3346141A
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English (en)
Inventor
Tetsushi Yamashita
哲史 山下
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ビデオカメラ装置を持ち上げ式の設置用部材と
吊り下げ式の設置用部材のどちらにに取付けても、保
守、点検の行う場合にビデオカメラが落下することを防
止できるようにする。 【構成】ビデオカメラ装置20は、吊り下げ式の設置用
部材に取付ける場合に、上側ケース22の内側にカメラ
取付け具24を介してビデオカメラ25を取付けるよう
になっている。また、ビデオカメラ装置20は、持ち上
げ式の設置用部材に取付ける場合に、下側ケース23の
内側にカメラ取付け具24を介してビデオカメラ25を
取付けるようになっている。これにより、ビデオカメラ
装置20を持ち上げ式の設置用部材と吊り下げ式の設置
用部材のどちらにに取付けても、保守、点検の行う場合
にビデオカメラ25が落下することを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防犯カメラ等のように
ビデオカメラをケースに収納して用いるビデオカメラ装
置に係り、特に吊り下げ式の設置用部材と持ち上げ式の
設置用部材の双方に取付ける場合に好適なビデオカメラ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、防犯カメラ等の据付型のビデオカ
メラ装置が金融機関のみならず一般の小店舗にも普及し
てきている。このような据付型のビデオカメラ装置にお
いては、ビデオカメラを大気中の埃、塵等から保護する
ため、該ビデオカメラをケースに収納している。
【0003】図12及び図13はこのような従来のビデ
オカメラ装置を示し、図12は斜視図、図13は断面図
である。
【0004】図12において、ビデオカメラ装置1は、
方形筒状のケース2の前面にフロントガラス等の透光板
3を設け、ケース2の内部にビデオカメラ4を収納した
構造になっている。
【0005】ケース2は、図13に示すように、金属板
を正面から見てU字状に折り曲げて形成した上側ケース
2aと金属板を側面から見てU字状に折り曲げて形成し
た下側ケース2bとから構成されている。上側ケース2
aの前方には、ビデオカメラ4に照明光が入射するのを
防止する庇2cが設けられている。下側ケース2bの内
側には、カメラ取付け具5が取付けられ、このカメラ取
付け具5には、カメラねじ6によってビデオカメラ4が
取付けられている。
【0006】ビデオカメラ4は、ビデオカメラ制御部7
とカメラ光学部8とから構成される。また、ビデオカメ
ラ制御部7は内部に図示しないカメラ部と信号処理部を
有している。ビデオカメラ制御部7は、その前面にカメ
ラ光学部8を備え、背面側から電源コード9と撮像ケー
ブル10が導出されている。電源コード9と撮像ケーブ
ル10はそれぞれブッシング11,12介してケース1
の外部に延出している。
【0007】このようなビデオカメラ装置は、一般的に
持ち上げ式の設置用部材に取れられる。
【0008】図14は図12のビデオカメラ装置を設置
用部材に取付けた状態を示す側面図である。
【0009】図14において、下側ケース2bが実線に
示す持ち上げ式の設置用部材13に取付けられることに
より、ビデオカメラ装置1が設置用部材13に取付けら
れる。
【0010】ここで、上側ケース2aを破線に示す吊り
下げ式の設置用部材14に取付けることにより、ビデオ
カメラ装置1を吊り下げ式の設置用部材14に取付ける
ことも考えられるが、図13に示したビデオカメラ4は
カメラ取付け具5を介して下側ケース2bに取付けられ
ているので、上側ケース2aが設置用部材に取付けられ
た状態で、保守、点検の行う場合は、下側ケース2bを
上側ケース2aから外した瞬間に、下側ケース2bとと
もにビデオカメラ4が落下して、ビデオカメラ4を破損
する危険がある。このこと対応して、ビデオカメラ装置
を上下逆にして吊り下げ式の設置用部材14に取付ける
ことも考えられるが、これでは上側ケース2aの庇2c
が下に来てしまうので不都合である。このことは、上側
ケースにビデオカメラを取付けた状態で吊り下げ式の設
置用部材に取付けられるビデオカメラ装置においても同
様である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来のビデオ
カメラ装置は、設置用部材に取付けられた状態で保守、
点検の行う場合にビデオカメラが落下することを防止す
るために、持ち上げ式の設置用部材と吊り下げ式の設置
用部材の内一方の設置用部材にしか取付けることができ
なかった。
【0012】そこで、本発明は、前記の問題点を除去
し、ビデオカメラ装置を持ち上げ式の設置用部材と吊り
下げ式の設置用部材のどちらにに取付けても、保守、点
検の行う場合にビデオカメラが落下することを防止する
ことができるビデオカメラ装置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、光学部と制御
部とから成るビデオカメラと、このビデオカメラに照明
光が入射するのを防止する庇を設けるとともに、吊り下
げ式の設置用部材に取付けるための取付け部を上面に設
けた上側ケースと、この上側ケースと組み立てられると
ともに、持ち上げ式の設置用部材に取付けるための取付
け部を下面に設けた下側ケースと、前記ビデオカメラを
保持し、前記上側ケースと下側ケースどちらでも取付け
られるように取付け部を設けたカメラ取付け具とを具備
したことを特徴とする。
【0014】
【作用】この様な構成によれば、ビデオカメラ装置を吊
り下げ式の設置用部材に取付ける場合には、ビデオカメ
ラを保持したカメラ取付け具を上側ケースに取付け、こ
の上側ケースを吊り下げ式の設置用部材に取り付ける。
また、ビデオカメラ装置を持ち上げ式の設置用部材に取
付ける場合には、ビデオカメラを保持したカメラ取付け
具を下側ケースに取付け、この下側ケースを持ち上げ式
の設置用部材に取り付けることにより、ビデオカメラ装
置を持ち上げ式の設置用部材と吊り下げ式の設置用部材
のどちらにに取付けても、保守、点検の行う場合にビデ
オカメラが落下することを防止することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0016】図1ないし図3は本発明に係るビデオカメ
ラ装置の一実施例を示し、図1は装置を吊り下げ式の設
置用部材に取付ける場合の右下から見た分解斜視図、図
2は装置を吊り下げ式の設置用部材に取付ける場合の左
下から見た分解斜視図である。
【0017】図1において、符号21はビデオカメラ装
置20のケースであり、ケース21は、一端が閉塞され
た方形筒状に部材を上下に分割した形状の上側ケース2
2と下側ケース23から構成されている。ビデオカメラ
装置20を吊り下げ式の設置用部材に取付ける場合に
は、ビデオカメラ25がカメラ取付け具24を介して上
側ケース22の内側に取付けられ、ビデオカメラ装置2
0を持ち上げ式の設置用部材に取付ける場合には、ビデ
オカメラ25がカメラ取付け具24を介して下側ケース
23の内側に取付けられるようになっている。
【0018】ビデオカメラ25は、ビデオカメラ制御部
27とカメラ光学部28とから構成される。ビデオカメ
ラ制御部27は内部に図示しないカメラ部と信号処理部
を有している。ビデオカメラ制御部27の背面には、電
源コード18と撮像ケーブル19とが延出されている。
ビデオカメラ制御部27はその前面にカメラ光学部28
を備えている。一方、カメラ取付け具24は、金属板を
正面から見てU字状に形成したものであり、U字部31
がビデオカメラ制御部27の下面及び側面と符合するよ
うになっている。U字部31の左右端部は外側に折り曲
げられて取付け部32,33が形成されている。U字部
31の下面には、前後方向にスリット34が形成されて
いる。カメラねじ26は、ビデオカメラ装置20を吊り
下げ式の設置用部材に取付ける場合に、スリット34に
挿入され、ビデオカメラ制御部27の下面に形成された
ねじ穴29に螺入されることにより、ビデオカメラ25
をカメラ取付け具24に取付けるようになっている。
【0019】上側ケース22の左内側中間には、突起部
61,62,63が形成されており、これら突起部6
1,62,63がカメラ取付け具24の左側の取付け部
32と嵌合するようになっている。上側ケース22の右
内側中間には、突起部64とねじ止め用突起部65が形
成されている。カメラ取付け具24の右側の取付け部3
3には、ねじ54が挿入される切り欠き40,41及び
突起部64が挿入される切り欠き42が形成されてい
る。上側ケース22の前方は、ビデオカメラ25に照明
光が入射するのを防止する庇67が形成されている。
【0020】下側ケース23は、内側前方が透光板50
と嵌合し、内側後方がブッシング板51と嵌合するよう
になっている。取付け板51は、縦横の切り込みを入れ
たゴム製のシート52を枠状板53に取付けた構造にな
っている。
【0021】下側ケース23の右内側中間には、上記突
起部61,62,63と同様の突起部91,92,93
が形成されている。下側ケース23の左内側中間には、
突起部64と同様の突起部94と、ねじ止め用突起部6
5と同様のねじ止め用突起部95が形成されている。
【0022】ねじ止め用突起部65は、図2に示すよう
に、突起部64の上側に突起部64よりも前後に長く形
成されている。また、このねじ止め用突起部65には、
ねじ孔66,66が形成されている。カメラ取付け具2
4は、ねじ54,54が前記切り欠き部40,41(図
1参照)に挿入されねじ孔66,66に螺入されること
によりねじ止め用突起部65にねじ止め固定される。
【0023】突起部61,64は、上側ケース22の下
方に突出し、下側ケース23と嵌合するようになってい
る。
【0024】上側ケース22の左右内側下方には、係止
部66,66,66,66が形成されている。上側ケー
ス22の前方における庇67より所定距離後方には、透
光板50のストッパとなる段部68が形成されている。
上側ケース22の内側後方には、ビデオカメラ25の電
源コード18と撮像ケーブル19を通すための切り欠き
69が形成されている。
【0025】下側ケース23の外側下面には持ち上げ式
の設置用部材に取付けるためのねじ孔部82が設けられ
ている。
【0026】図3は図1のビデオカメラ装置の持ち上げ
式の設置用部材に取付ける場合の右上から見た分解斜視
図である。
【0027】図3において、ビデオカメラ装置20を持
ち上げ式の設置用部材に取付ける場合には、カメラねじ
26がスリット34に挿入されビデオカメラ制御部27
の上面に形成されたねじ穴30に螺入されことにより、
ビデオカメラ25がカメラ取付け具24に取付けられ
る。カメラ取付け具24のねじ止め用突起部95には、
ねじ孔96,96が形成されている。カメラ取付け具2
4は、ねじ54,54が前記切り欠き部40,41(図
1参照)に挿入されねじ孔96,96に螺入されること
により、ねじ止め用突起部95にねじ止め固定される。
突起部91,94は、下側ケース23の上方に突出し、
上側ケース22と嵌合するようになっている。下側ケー
ス23の左右内側下方には、図3に示すように、段部7
0,70,70,70が形成され、これら段部70にガ
イド溝71が形成されている。このガイド溝71には、
上側ケース22の係止部66が係止するようになってい
る。下側ケース23の内側前方には段部72が形成さ
れ、この段部72に透光板50と嵌合する溝部73が形
成されている。下側ケース23の内側後方には、背面7
4から所定距離離れて隔壁75が形成されており、この
下側ケース23の隔壁75と背面の間にブッシング板5
1が嵌合するようになっている。下側ケース23の隔壁
75と背面74には、電源コード18と撮像ケーブル1
9を通すための切り欠き76,77が形成されている。
【0028】上側ケース22の係止部66は、側面が所
定角度前方に向くように形成されており、に下側ケース
23に上側ケース22を取付ける際には、上側ケース2
2を前方へスライドさせることにより、係止部66が段
部70を越えてガイド溝71に係止するようになってい
る。下側ケース23の左右外側のガイド溝71に対応す
る位置には滑り止め78が形成されている。上側ケース
22の左右外側の係止部66に対応する位置には滑り止
め80が形成されている。
【0029】上側ケース22の外側上面には吊り下げ式
の設置用部材に取付けるためのねじ孔部81が設けられ
ている。
【0030】図4は図1の上側ケースにビデオカメラを
取付けた状態の分解斜視図である。
【0031】図4において、ビデオカメラ25は、カメ
ラねじ26によってカメラ取付け具24に取付けられた
状態で、上側ケース22の内側に取付けられている。
【0032】一方、下側ケース23の内側前方には、透
光板50が取付けられ、下側ケース23の内側後方に
は、ブッシング板51が取付けられている。下側ケース
23を上側ケース22へ取付ける際には、下側ケース2
3の後方へのスライドを行うが、上側ケース22の内側
前方の段部68と、上側ケース22の背面が、透光板5
0とブッシング板51に対するストッパーの役目をし
て、下側ケース23が組み立て位置から後方にスライド
しないようになっている。
【0033】図5は図1の下側ケースにビデオカメラを
取付けた状態の分解斜視図である。
【0034】図5において、ビデオカメラ25は、カメ
ラねじ26によってカメラ取付け具24に取付けられた
状態で、下側ケース23の内側に取付けられている。
【0035】一方、下側ケース23の内側前方には、透
光板50が取付けられ、下側ケース23の内側後方に
は、ブッシング板51が取付けられている。上側ケース
22を下側ケースへ取付ける際には、上側ケース22の
前方へのスライドを行う。
【0036】図6は図1のビデオカメラ装置を組み立て
設置用部材に取付けた状態を示す右下から見た斜視図で
ある。
【0037】図6において、下側ケース23と上側ケー
ス22は組たてれられることにより、後方が閉塞された
方形筒状のケース21になっている。ケース21は、前
面に透光板50が設けられる。ビデオカメラ装置20を
吊り下げ式の設置用部材に取付ける場合には、上側ケー
ス22のねじ孔部81が実線に示す棒状の吊り下げ式の
設置用部材83に取付けられる。ビデオカメラ装置20
を持ち上げ式の設置用部材に取付ける場合には、下側ケ
ース23のねじ孔部82が破線に示す棒状の持ち上げ式
の設置用部材84に取付けられる。
【0038】以下、本実施例の要部となるカメラ取付け
具24及びその周辺部について更に詳細に説明する。
【0039】図7は図1のビデオカメラ装置を組み立て
た状態の下方から見た断面図である。
【0040】図7において、上側ケース22の左内側中
間の突起部61と突起部62,63の間には、カメラ取
付け具24の左側の取付け部32が嵌合している。カメ
ラ取付け具24の右側の取付け部33は、突起部65に
ねじ54によってねじ止め固定されている。この状態で
は、電源コード18と撮像ケーブル19はブッシング板
51のプレート52を介してケース21の外部に延出し
ている。この状態でカメラ光学部28の先端がは透光板
50の直前に位置するように、ビデオカメラ25の位置
はねじ26とスリット26を用いて調整されている。
【0041】図8は図1のビデオカメラ装置を組み立て
た状態を示す説明図であり、図8(a)は上側ケースに
ビデオカメラを取付けた状態の左側から見た断面図、図
8(b)は下側ケースにビデオカメラを取付けた状態の
左側から見た断面図である。
【0042】図8(a)において、上側ケース22に取
付けられた状態のビデオカメラ25は、カメラ取付け具
24のU字部31に下方から保持される。この場合、ス
リット35に挿入されたカメラねじ26が下側のねじ穴
29に螺入されることにより、ビデオカメラ25がカメ
ラ取付け具24に取付けられた状態になっている。ま
た、下側ケース23のガイド溝71には上側ケース22
の係止部66が係止しており、これにより、下側ケース
23は上側ケース22に取付け固定される。
【0043】図8(b)において、下側ケース23に取
付けられた状態のビデオカメラ25は、カメラ取付け具
24のU字部31に上方から保持される。この場合、ス
リット35に挿入されたカメラねじ26が上側のねじ穴
30に螺入されることにより、ビデオカメラ25の上下
を図8(a)の場合と同じにして、ビデオカメラ25が
カメラ取付け具24に取付けられた状態になっている。
【0044】図9は図1のビデオカメラ装置を組み立て
た状態を示す説明図であり、図9(a)は上側ケースに
ビデオカメラを取付けた状態の正面側から見た断面図、
図9(b)は下側ケースにビデオカメラを取付けた状態
の正面側から見た断面図である。
【0045】上側ケース22にビデオカメラ25を取付
けた場合には、図9(a)に示すように、上側ケース2
2の左内側中間の突起部61と突起部62,63の間
に、カメラ取付け具24の左側の取付け部32が挟みこ
まれて嵌合し、カメラ取付け具24の右側の取付け部3
3は、突起部65にねじ54によってねじ止め固定され
ている。これにより、ビデオカメラ25を取付けたカメ
ラ取付け具24は、上側ケース22に安定した状態で取
付けられる。
【0046】下側ケース23にビデオカメラ25を取付
けた場合には、図9(b)に示すように、下側ケース2
3の右内側中間の突起部91と突起部92,93の間
に、図9(a)に対して上下反転されたカメラ取付け具
24の取付け部32が挟みこまれて嵌合し、カメラ取付
け具24の取付け部33は、突起部95にねじ54によ
ってねじ止め固定される。これにより、ビデオカメラ2
5を取付けたカメラ取付け具24は、下側ケース23に
安定した状態で取付けられる。
【0047】図10は上側ケース22が吊り下げ式の設
置用部材83に取付けられた状態と下側ケース23が持
ち上げ式の設置用部材84に取付けられた状態で下側ケ
ース23と上側ケース22を組み立てる方法を説明する
説明図であり、図10(a)は下側ケース23とを上側
ケース22とを組み立てる準備を示し、図10(b)は
下側ケース23と上側ケース22とを嵌合させた状態を
示し、図10(c)は下側ケース23と上側ケース22
とに完全に組み立てた状態を示している。
【0048】最初にまず上側ケース22が実線に示す吊
り下げ式の設置用部材83に取付けられた状態における
組み立てを説明する。図10(a)に示すように、電源
コード18と撮像ケーブル19とを下側ケース23に取
付けられたブッシング板51に通して、下側ケース23
を実線の矢印Aの方向に持ち上げことによりに、図10
(b)に示すように、下側ケース23を上側ケース22
の下側から所定距離前方にずらした状態で嵌合させる。
次に、下側ケース23を後方(実線の矢印B方向)にス
ライドさせることにより、図10(c)に示すように、
下側ケース23のガイド溝71(図8参照)に上側ケー
ス22の係止部66(図8参照)を係止させ、下側ケー
ス23を上側ケース22に取付け固定する。また、図1
0(c)の状態から下側ケース23を取り外す場合は、
上側ケース22の滑り止め80を押すことにより、係止
部66のガイド溝71に対する係止を解除し、上側ケー
ス22から下側ケース23を取り外す。
【0049】次に上側ケース22が実線に示す持ち上げ
式の設置用部材84に取付けられた状態における組み立
てを説明する。図10(a)に示すように、電源コード
18と撮像ケーブル19とを下側ケース23に取付けら
れたブッシング板51に通して、上側ケース22を破線
の矢印Cの方向に下げることによりに、図10(b)に
示すように、上側ケース22を下側ケース23の上側か
ら所定距離後方にずらした状態で嵌合させる。次に、上
側ケース22を前方(破線の矢印D方向)にスライドす
ることにより、図10(c)に示すように、下側ケース
23のガイド溝71に上側ケース22の係止部66(図
8参照)を係止させ、上側ケース22を下側ケース23
に取付け固定する。また、図10(c)の状態から上側
ケース22を取り外す場合は、上側ケース22の滑り止
め80を押すことにより、下側ケース23から上側ケー
ス22を取り外す。
【0050】このような実施例によれば、ビデオカメラ
装置20を吊り下げ式の設置用部材83に取付ける場合
には、ビデオカメラ25を保持したカメラ取付け具24
を上側ケース22に取付け、この上側ケース22を吊り
下げ式の設置用部材83に取り付ける。また、ビデオカ
メラ装置20を持ち上げ式の設置用部材84に取付ける
場合には、ビデオカメラ25を保持したカメラ取付け具
24を下側ケース23に取付け、この下側ケース23を
持ち上げ式の設置用部材84に取り付けることにより、
ビデオカメラ装置20を持ち上げ式の設置用部材84と
吊り下げ式の設置用部材83のどちらにに取付けても、
保守、点検の行う場合にビデオカメラ25が落下するこ
とを防止することができるので、持ち上げ式の設置用部
材と吊り下げ式の設置用部材の両方の設置用部材に取付
けることができ、非常に便利である。
【0051】ここで、図1の実施例では、カメラ取付け
具24を上側ケース22と下側ケース23のどちらに取
付けた場合にもビデオカメラ25の出力映像が上下逆に
ならないよう、前記ビデオカメラ25をねじ止め固定す
るためのねじ孔29,30をそれぞれにビデオカメラ2
5の上側と下側に設けて、ビデオカメラ25の上下が反
転しないようにたが、他の実施例として前記ビデオカメ
ラ25をねじ止め固定するためのねじ孔をビデオカメラ
25の上側と下側との一方にだけ設け、その代わりに、
ビデオカメラの出力映像を上下に反転させる映像反転回
路を設けるものも考えられる。
【0052】図11はこのような他の実施例の映像反転
回路を示す回路図である。
【0053】図11において、ビデオカメラの信号処理
部101からのアナログ映像信号aはアナログ/デジタ
ル変換回路(以下A/D変換回路)102に供給され
る。A/D変換回路102は、映像信号aを画素のデジ
タル信号bに変換してフィールドメモリ111,11
2,113,114に供給する。フイールドメモリ書き
込み制御回路121は、フィールドメモリ111,11
2,113,114に書き込み制御信号を供給して、そ
れぞれ奇数フールド、偶数フールド、次の奇数フール
ド、次の偶数フールドの画素のデジタル信号bを書き込
ませる。フイールドメモリ読み出し制御回路122は、
フィールドメモリ111,112,113,114に読
み出し制御信号を供給して、1垂直走査毎に一つのフィ
ールドメモリの読み出しを行なわせる。この場合のフィ
ールドメモリの読み出し順は、フィールドメモリ11
2,111,114,113の順番とし、フィールドメ
モリ113,114,111,112が着込まれていと
きにそれぞれフィールドメモリ112,111,11
4,113を読出すようにする。この読み出しの場合、
フイールドメモリ読み出し制御回路122は、フィール
ドメモリ112,111,114,113に対して記憶
した画素のデジタル信号bを、記憶された画素の順番と
は反対の順番で画素のデジタル信号cとして読出す。フ
ィールドメモリ111,112,113,114から読
み出されたデジタル信号cは、デジタル/アナログ変換
回路(以下にD/A変換回路)103に供給される。D
/A変換回路103は、デジタル信号cをアナログの映
像信号dに変換して出力端子104に導く。
【0054】このような映像反転回路の動作を説明する
と、フィールドメモリ111,112,113,114
にそれぞれ記憶させた奇数フールド、偶数フールド、次
の奇数フールド、次の偶数フールドの順に画素のデジタ
ル信号bが、偶数フールド、奇数フールド、次の偶数フ
ールド、次の奇数フールドの順番で、記憶された画素の
順番が反対になった状態で画素のデジタル信号cとして
読出されるので、アナログの映像信号dはアナログ映像
信号aに対して映像の上下が反転する。ここで、ビデオ
カメラは、切り換えスイッチの操作により、上下逆に取
付けられる場合に、アナログの映像信号dを撮像ケーブ
ルに導き、逆に取付けられなかった場合に、アナログの
映像信号aを撮像ケーブルに導ようにすればよい。ま
た、図では省略したが、アナログの映像信号dとアナロ
グの映像信号aとの水平及び垂直同期信号は、同時間で
双方で同じになるような回路を設けている。
【0055】このような他の実施例よよれば、図1の実
施例と同様の効果が得られるとともに、ビデオカメラ2
5をねじ止め固定するためのねじ孔をビデオカメラ25
の上側と下側との一方にだけ設けることになるので、ビ
デオカメラ装置の組立てを容易にすることができる。
【0056】
【発明の効果】以上述べた様にこの発明によれば、ビデ
オカメラ装置を持ち上げ式の設置用部材と吊り下げ式の
設置用部材のどちらにに取付けても、保守、点検の行う
場合にビデオカメラが落下することを防止することがで
きるので、持ち上げ式の設置用部材と吊り下げ式の設置
用部材の両方の設置用部材に取付けることができ、非常
に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るビデオカメラ装置の一実施例を示
す右下から見た分解斜視図。
【図2】図1のビデオカメラ装置の左下から見た分解斜
視図。
【図3】図1のビデオカメラ装置の右上から見た分解斜
視図。
【図4】図1の上側ケースにビデオカメラを取付けた状
態の分解斜視図。
【図5】図1の下側ケースにビデオカメラを取付けた状
態の分解斜視図。
【図6】図1のビデオカメラ装置を組み立てた状態を示
す右下から見た斜視図。
【図7】図1のビデオカメラ装置を組み立てた状態の下
方から見た断面図。
【図8】図1のビデオカメラ装置を組み立てた状態の右
側から見た断面を示す説明図。
【図9】図1のビデオカメラ装置を組み立てた状態の正
面から見た断面を示す説明図。
【図10】図1の下側ケース23と上側ケース22を組
み立てる方法を説明する説明図。
【図11】本発明に係る他の実施例の映像反転回路を示
す回路図。
【図12】従来のビデオカメラ装置を示す斜視図。
【図13】図12のビデオカメラ装置を示す断面図。
【図14】図12のビデオカメラ装置を設置用部材に取
付けた状態を示す側面図。
【符号の説明】
20 ビデオカメラ装置 21 ケース 22 上側ケース 23 下側ケース 24 カメラ取付け具 25 ビデオカメラ 27 ビデオカメラ制御部 28 カメラ光学部 32,33 取付け部 67 庇 65,95 突起部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学部と制御部とから成るビデオカメラ
    と、 このビデオカメラに照明光が入射するのを防止する庇を
    設けるとともに、吊り下げ式の設置用部材に取付けるた
    めの取付け部を上面に設けた上側ケースと、 この上側ケースと組み立てられるとともに、持ち上げ式
    の設置用部材に取付けるための取付け部を下面に設けた
    下側ケースと、 前記ビデオカメラを保持し、前記上側ケースと下側ケー
    スどちらでも取付けられるように取付け部を設けたカメ
    ラ取付け具とを具備したことを特徴とするビデオカメラ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記カメラ取付け具を前記上側ケースと
    下側ケースのどちらに取付けた場合にもビデオカメラの
    上下が反転しないように、前記ビデオカメラをねじ止め
    固定するためのねじ孔をビデオカメラの上側と下側に設
    けたことを特徴とする請求項1記載のビデオカメラ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記カメラ取付け具を前記上側ケースと
    下側ケースのどちらに取付けた場合にもビデオカメラの
    出力映像が上下逆にならないように、ビデオカメラの出
    力映像を上下に反転させる映像反転回路を設けたことを
    特徴とする請求項1記載のビデオカメラ装置。
JP3346141A 1991-12-27 1991-12-27 ビデオカメラ装置 Pending JPH05183783A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5966176A (en) * 1997-05-22 1999-10-12 Zero Corporation Camera housing
JP2009529232A (ja) * 2006-03-06 2009-08-13 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 発光ダイオードモジュール

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