JPH0518372A - 密閉形スクロール圧縮機の旋回スクロールシーリング装置 - Google Patents

密閉形スクロール圧縮機の旋回スクロールシーリング装置

Info

Publication number
JPH0518372A
JPH0518372A JP3337877A JP33787791A JPH0518372A JP H0518372 A JPH0518372 A JP H0518372A JP 3337877 A JP3337877 A JP 3337877A JP 33787791 A JP33787791 A JP 33787791A JP H0518372 A JPH0518372 A JP H0518372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scroll
orbiting scroll
hole
gas
compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3337877A
Other languages
English (en)
Inventor
Chang-Ho Lee
昌 浩 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LG Electronics Inc
Original Assignee
Gold Star Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gold Star Co Ltd filed Critical Gold Star Co Ltd
Publication of JPH0518372A publication Critical patent/JPH0518372A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 旋回スクロール(3)の軸方向に沿って形成
された貫通孔(3a)と、前記貫通孔(3a)を通じて
流入された圧縮ガスによって、旋回スクロール(3)と
固定スクロール(10)との間のシーリングが形成され
るような前記旋回スクロール(3)の下端面と偏心ブッ
シュ(2)の底面部の間に形成された圧力空間部(4)
とを有する密閉形スクロール圧縮機の旋回スクロールシ
ーリング装置である。 【効果】 圧縮機の旋回スクロールと固定スクロールと
の間の軸方向の隙間の漏洩を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は対向する一対のスクロー
ルの作動に伴って吸入される冷媒ガスを圧縮し排出する
密閉形スクロール圧縮機の旋回スクロールシーリング装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、密閉形スクロール圧縮機は添付
図面の図3に示すように、インボリュート曲線形状を有
する渦巻き形の固定スクロール(10)と旋回スクロー
ル(3)とを互いに噛み合わせて対向するように設け、
旋回スクロール(3)の下方の電動機部(11)に結合
されたクランク軸(1)を通じて回転させることによっ
て、旋回スクロール(3)と固定スクロール(10)と
の間に形成される三日月形状の圧縮室が順次容積変化を
起こしながら圧縮機に吸入されるガスを圧縮し排出する
ようになっている。
【0003】かかる密閉形スクロール圧縮機において
は、旋回スクロール(3)と固定スクロール(10)と
の相対的位置が一定しなく、これらの部品の加工公差や
組立公差と、ガス圧力等によって部品間に隙間を生じる
ので、この隙間を通じてガスが漏れて圧縮機の効率が低
下する要因となっていた。この場合、このような隙間を
通じた漏洩をおおよそ2種類に分けると、旋回スクロー
ルと固定スクロールとの間の軸方向の隙間を通じた半径
方向の漏洩と半径方向の隙間を通じた横方向の漏洩とが
ある。
【0004】従来、このような隙間の漏洩において軸方
向の隙間を通じた半径方向の漏洩を防ぐために、図5に
示すように旋回スクロール(3)のスクロールラップ
(12)の上端部にシーリング溝(12a)を形成し、
該シーリング溝(12a)にシーリング部材を挿入して
シーリング部材の自体弾性力で旋回スクロール(3)と
固定スクロール(10)との間の隙間を無くすことによ
ってガスの漏洩を防ぐようにした。この種のシーリング
部材によるガス漏洩防止に対する技術は米国特許第4,
415,317号に詳しく記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たようなシーリング部材による従来装置は、渦巻き形の
スクロールラップの上部にシーリング溝を加工する工程
が複雑であるだけでなく、別の加工工程を要するので作
業生産性低下と共に原価上昇の要因となり、シーリング
部材が高温、高圧ガスの漏洩を防ぐためには耐熱性及び
耐温性を有すると共にガスとの化学反応を防ぐべきもの
であるので、シーリング部材の材料の選択が大変困難で
あり、さらに自体弾性力を有する弾性部材をシーリング
溝に挿入する組立作業にも困難が伴った。従って、本発
明は前記従来の問題に鑑みてなされたもので、別のシー
リング部材を使用せずに簡単な構造の改善により自体の
高圧ガスの力を用いて固定スクロールと旋回スクロール
との間に起こるガス漏洩を防ぐことをその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、旋回スクロールの軸方向に沿って形成された
貫通孔と、前記貫通孔を通じて流入された圧縮ガスによ
って、旋回スクロールと固定スクロールとの間のシーリ
ングが形成されるような前記旋回スクロールの下端面と
偏心ブッシュの底面部との間に形成された圧力空間部と
を有する密閉形スクロール圧縮機の旋回スクロールシー
リング装置を提供する。
【0007】
【実 施 例】以下、このように構成された本発明を添
付図面に基づいてより詳しく説明する。図1は本発明に
よる旋回スクロール(3)の断面図であり、旋回スクロ
ール(3)を除いた圧縮機の構成及びその基本的な圧縮
作動の過程は従来と同じであるので、従来と同一の部品
に対しては同一符号で示す。本発明にあって、旋回スク
ロール(3)の中央部に圧縮ガスが通過する貫通孔(3
a)を形成し、該貫通孔(3a)を通じて圧縮機の圧縮
作用時生じる高圧ガスが旋回スクロール(3)の下端面
とクランク軸(1)との間に形成される圧力空間部
(4)に流入されるようにする。圧力空間部(4)に流
入される高圧ガスは矢印方向の作用によって旋回スクロ
ール(3)を上方に上昇させる役割を行う。併せて、符
号(2)は偏心ブッシュを示す。
【0008】従って、旋回スクロール(3)が上昇して
対向する固定スクロールに密接な接続状態を維持しなが
ら回転運動するので、この部品の間に別のシーリング部
材を設けなくてもこの間の隙間を無くすことができる。
又、かかる旋回スクロールと固定スクロールとの密接な
接続によって軸方向の隙間を減らせることの他にも旋回
スクロールに作用する推力を相殺することができる。
【0009】これを手短かに説明すると、シーリングと
推力を支持する力Fは、圧力空間の面積をAとし、ガス
力をFgとすると、F=A×Fgとなるので、Fがスク
ロール圧縮室から発生した推力より大きく圧力空間の面
積を設計すべきである。従って、回転スクロールの下方
の圧力空間部(4)に高圧ガスが循環しながら高圧ガス
力を旋回スクロール(3)に伝えるから、軸方向に発生
する隙間の漏洩を防止すると共に圧縮途中発生する軸方
向の推力を支持する役割を行う。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は簡単な構
造変更によって、従来のように隙間の漏洩を防ぐために
別のシーリング部材を使用しなくても隙間のシーリング
を行うのでシーリング部材の切削やシーリング部材の挿
入のための機械加工作業や挿入作業を行う必要がなく、
原価が低下され作業生産性が向上される効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の横断面図である。
【図2】図1のB−B線の断面図である。
【図3】一般の密閉形スクロール圧縮機のスクロール部
を示す一部断面図である。
【図4】従来の旋回スクロール部とクランク軸の分解斜
視図である。
【図5】従来装置のシーリング部の構成状態図である。
【符号の説明】
1…クランク軸、2…偏心ブッシュ、3…旋回スクロー
ル、3a…貫通孔、4…圧力空間部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 旋回スクロールの軸方向に沿って形成さ
    れた貫通孔と、前記貫通孔を通じて流入された圧縮ガス
    によって、旋回スクロールと固定スクロールとの間のシ
    ーリングが形成されるような前記旋回スクロールの下端
    面と偏心ブッシュの底面部の間に形成された圧力空気部
    とを有することを特徴とする密閉形スクロール圧縮機の
    旋回スクロールシーリング装置。
JP3337877A 1990-12-06 1991-11-28 密閉形スクロール圧縮機の旋回スクロールシーリング装置 Pending JPH0518372A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1990P20000 1990-12-06
KR1019900020000A KR920007619B1 (ko) 1990-12-06 1990-12-06 밀폐형 스크롤 압축기의 선회스크롤 실링장치

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0518372A true JPH0518372A (ja) 1993-01-26

Family

ID=19307112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3337877A Pending JPH0518372A (ja) 1990-12-06 1991-11-28 密閉形スクロール圧縮機の旋回スクロールシーリング装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH0518372A (ja)
KR (1) KR920007619B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101137135B1 (ko) * 2010-07-08 2012-04-19 김기혁 재생 코팅사 및 그의 제조 방법

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100769906B1 (ko) * 2006-06-20 2007-10-24 엘지전자 주식회사 리니어 압축기

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5032512A (ja) * 1973-06-11 1975-03-29
JPS6075790A (ja) * 1983-09-30 1985-04-30 Toshiba Corp スクロ−ル型圧縮装置
JPS60252185A (ja) * 1984-05-28 1985-12-12 Matsushita Refrig Co スクロ−ル型圧縮機
JPS62182484A (ja) * 1986-02-03 1987-08-10 Matsushita Refrig Co スクロ−ルコンプレツサ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5032512A (ja) * 1973-06-11 1975-03-29
JPS6075790A (ja) * 1983-09-30 1985-04-30 Toshiba Corp スクロ−ル型圧縮装置
JPS60252185A (ja) * 1984-05-28 1985-12-12 Matsushita Refrig Co スクロ−ル型圧縮機
JPS62182484A (ja) * 1986-02-03 1987-08-10 Matsushita Refrig Co スクロ−ルコンプレツサ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101137135B1 (ko) * 2010-07-08 2012-04-19 김기혁 재생 코팅사 및 그의 제조 방법

Also Published As

Publication number Publication date
KR920012746A (ko) 1992-07-27
KR920007619B1 (ko) 1992-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4548555A (en) Scroll type fluid displacement apparatus with nonuniform scroll height
JPH042799B2 (ja)
JPS6385277A (ja) スクロ−ル容積形機械
US5082432A (en) Axial sealing mechanism for a scroll type compressor
KR0162228B1 (ko) 스크롤 압축기
JPH0518372A (ja) 密閉形スクロール圧縮機の旋回スクロールシーリング装置
JPH07229481A (ja) 両回転式スクロール圧縮機
WO2017002967A1 (ja) スクロール型流体機械
JPH07332258A (ja) スクロール圧縮機
AU2003211203B2 (en) Rotating compressor
JPH09112450A (ja) スクロール圧縮機
JP3133112B2 (ja) スクロール式流体機械
JPH03149382A (ja) スクロール圧縮機
JP2871145B2 (ja) スクロール流体機械
JP3086497B2 (ja) 回転式スクロール圧縮機
JPS6334318B2 (ja)
JPS63223379A (ja) スクロ−ル容積形機械
JPH0615804B2 (ja) スクロ−ル形流体機械
JP2719013B2 (ja) スクロール圧縮機
JPH0726619B2 (ja) スクロール形圧縮機
JP2770630B2 (ja) スクロール圧縮機
KR100390421B1 (ko) 반경방향 순응구조를 갖는 고압식 스크롤 압축기
JPS63173874A (ja) スクロ−ル形流体機械
JPH05288167A (ja) スクロール圧縮機
JPH0457875B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950829