JPH05182025A - 文字認識装置 - Google Patents

文字認識装置

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Publication number
JPH05182025A
JPH05182025A JP4018276A JP1827692A JPH05182025A JP H05182025 A JPH05182025 A JP H05182025A JP 4018276 A JP4018276 A JP 4018276A JP 1827692 A JP1827692 A JP 1827692A JP H05182025 A JPH05182025 A JP H05182025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
character
image
recognition
cpu
cut
Prior art date
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Pending
Application number
JP4018276A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimasa Asougawa
佳誠 麻生川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP4018276A priority Critical patent/JPH05182025A/ja
Publication of JPH05182025A publication Critical patent/JPH05182025A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字切り出し・認識処理の性能と処理速度の
向上を図る。 【構成】 CPU1は、切り出し制御プログラムROM
6の切り出し制御プログラムに従い、入力文字列画像の
状態を判定する。CPU1は判定の結果が「標準画像」
か「接触画像」かにより、文字列画像に対し、所定の、
文字の切り出し位置候補の抽出および文字認識処理を行
なって、文字の切り出し位置・認識結果を確定する。C
PU1は文字の切り出し位置・認識結果を確定したら、
次の文字の切り出し・認識処理へ進む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的文字認識装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の文字認識装置では、一般の文書画
像(不定文字ピッチの文書画像)を認識する場合に、一
文字を切り出すとき、複数の切り出し位置候補を抽出
し、それぞれの切り出し位置候補について文字認識処理
を行ない、それぞれの認識結果を比較し、最も良好な認
識結果が得られた切り出し位置候補を文字切り出し位置
として決定し、文字切り出し・認識処理を進める方法が
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た方法では、一般の欧文の文書に多い、文字と文字が接
触して印刷されている文書画像や、スキャナやカメラで
取り込む時の条件が悪く、文字がとぎれてしまった文書
画像など、様々な状態の画像を認識さる場合に、正確な
切り出し位置候補が抽出できなかったり、処理速度が遅
くなるという問題点がある。
【0004】本発明の目的は、このような従来の問題点
に鑑み、入力文書画像を認識する場合に、1文字を切り
出すとき、正確な切り出し位置候補を抽出でき、文字切
り出し・文字認識の性能と処理速度の向上を図るように
した文字認識装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の文字認識装置
は、状態判定手段としてのCPU1および切り出し制御
プログラムROM6と、文字の切り出し・認識処理手段
としてのCPU1、切り出し制御プログラムROM6、
認識プログラムROM7および辞書記憶ROM8とを備
えることを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成の文字認識装置においては、CPU1
は切り出し制御プログラムROM6の切り出し制御プロ
グラムに従って入力された1行分の文字列画像に対し、
画像に含まれる文字列が文字接触の多い文字列である
か、とぎれた文字が多い文字列であるかというように入
力画像の状態(品質)を判定する(評価する)。次に、
CPU1は前記切り出し制御プログラムに従い、その判
定の結果(評価結果)、例えば標準画像か接触画像かに
より前記文字列画像に対し所定の文字の切り出し位置候
補の抽出を行ない、また、認識プログラムROM7の認
識プログラムに従い、かつ辞書記憶ROM8の辞書を用
いて、抽出した前記切り出し位置候補に対する認識処理
を行なって、文字の切り出し位置・認識結果を確定す
る。CPU1は、文字の切り出し位置・認識結果が確定
したら、次の文字の切り出し・認識処理へ進む。
【0007】このように入力された1行分の文字列画像
に対し、状態(品質)を判定し(評価し)、その判定の
結果(評価結果)に対応した所定の文字の切り出し位置
候補の抽出を行なうことにより、文字切り出し・認識性
能と処理速度の向上を実現することができる。
【0008】
【実施例】次に本発明の実施例につき図面を用いて説明
する。図1は、本発明による文字認識装置の一実施例を
示す構成図である。同図において、1はCPUであっ
て、このCPU1はバス2を介して通信制御装置3、画
像保存用RAM4、演算用RAM5、切り出し制御プロ
グラムROM6、認識プログラムROM7および辞書記
憶ROM8に接続されている。ここに、通信制御装置3
は図示しない画像入力手段により入力された文書画像、
ここでは1行分の文字列画像が供給され、かつ認識結果
を出力するものである。画像保存用RAM4は、通信制
御装置3を介して入力された文字列画像を記憶しておく
ものである。切り出し制御プログラムROM6は、文字
列画像より文字を切り出すための切り出し制御プログラ
ムが格納されたROMである。認識プログラムROM7
は、文字認識処理を行なうための認識プログラムが格納
されたROMである。辞書記憶ROM8は、文字認識処
理を行なう際に必要とされる辞書が格納されたROMで
ある。
【0009】CPU1は、通信制御装置3が受けた文書
画像、ここでは1行分の文字列の画像を画像保存用RA
M4に格納する。CPU1は、切り出し制御プログラム
ROM6に格納された切り出し制御プログラムに従っ
て、画像保存用RAM4より取り込んだ文字列画像に対
し、文字列画像に含まれる文字列が文字接触の多い文字
列であるか、とぎれた文字が多い文字列であるかという
ように入力画像の状態(品質)を判定する(評価す
る)。次にCPU1は、前記切り出し制御プログラムに
従い、その判定の結果(評価結果)、例えば標準画像か
接触画像かにより前記文字列画像に対し所定の文字の切
り出し位置候補の抽出を行ない、また、認識プログラム
ROM7の認識プログラムに従い、かつ辞書記憶ROM
8の辞書を用いて、抽出した前記切り出し位置候補に対
する認識処理を行なって、文字の切り出し位置・認識結
果を確定する。CPU1は、文字の切り出し位置・認識
結果が確定したら、次の文字の切り出し・認識処理へ進
む。
【0010】次に具体的な動作について図2のフローチ
ャートに従い、図3〜図6を用いて以下説明する。な
お、図2は本発明による文字認識装置の一実施例を示す
動作フローチャート、図3は文書画像、特に標準画像の
一例を示す図、図4は文書画像、特に接触画像の一例を
示す図、図5は図3の一部分を示す図、図6は図4の一
部分を示す図である。また、図3、図4において、「L
H」は行の高さ、「投影」は入力された画像を垂直方向
に投影処理を行なった結果である。また、ここでは、入
力画像の状態判定(品質評価)の結果を切り出し制御プ
ログラムROM6に格納された切り出し制御プログラム
に従って「標準画像」か「接触画像」かに分類するよう
になっている。また、ここでは文字の切り出し位置候補
を前記切り出し制御プログラムに従って、「投影の切れ
目」、「白画素の追跡による切れ目」、「濃度投影値の
谷」を探すことにより抽出するようになってる。
【0011】図示しない画像入力手段により文書画像、
ここでは1行分の文字列画像が通信制御装置3に入力さ
れる(ステップS1)。CPU1は、通信制御装置3よ
り1行分の文字列画像を取り込み、画像保存用RAM4
に格納する。CPU1は、切り出し制御プログラムRO
M6の切り出し制御プログラムに従い、画像保存用RA
M4より取り込んだ文書画像、ここでは1行分の文字列
画像に対し、その投影処理の結果から状態を判定する
(品質評価する)(ステップS2)。この場合、CPU
1は、まず投影により抽出された各ブロックの平均幅を
演算用RAM5を用いて計算する。そして、CPU1は
文字と文字が接触している場合はブロックの平均幅が大
きくなるので、行高さLHに対するブロックの平均幅が
所定値より大きい場合を「接触画像」、そうでない場合
を「標準画像」として判定する(評価する)。
【0012】例えば、入力文字列画像が図3のような文
字列画像の場合は、CPU1はその文字列画像を「標準
画像」と判定する(評価する)。CPU1は、まず投影
の切れ目を切り出し位置候補として抽出する。そこで図
5の如く図3の一部分を例にとると、切り出し位置候補
としてA、C、Eの3つの候補が抽出される。従って、
CPU1は、図5の3文字については、投影の切れ目を
切り出し候補として抽出し、認識プログラムROM7の
認識プログラムに従って、かつ辞書記憶ROM8の辞書
を用いて、認識処理を行なうだけで、切り出し位置・認
識結果を確定する。しかし、図3のfromのfのよう
に、切り出し候補として投影の切れ目を抽出しただけで
は切り出せない場合には、CPU1は第2段階として白
画素の追跡による切れ目の抽出により、文字の切り出し
・認識処理を行なう。更に、CPU1は第2段階の処理
が終了しても、文字の切り出し位置・認識結果が確定し
ない場合には、第3段階として濃度投影値の谷を切り出
し位置候補として抽出し、文字の切り出し・認識処理を
行なう(以上、ステップS3、S4)。以上のようにし
て、入力された1行分の文字列画像に対して文字認識処
理を行なう。CPU1は、文字認識処理した認識結果を
通信制御装置3を介して出力する(ステップS6)。
【0013】また、例えば入力文字列画像が図4のよう
な文字列画像の場合は、CPU1はその文字列画像を
「接触画像」と判定する(評価する)。CPU1は、切
り出し制御プログラムROM6の切り出し制御プログラ
ムに従い、前記3種類の抽出法、即ち「投影の切れ目」
や「白画素の追跡による切れ目」や「濃度投影値の谷」
を切り出し位置候補とする各抽出法を用い、すべての切
り出し位置候補を抽出する。そこで、図6の如く図4の
一部分を例にとると、CPU1は、抽出された切り出し
位置候補A〜Fの中で、1文字の推定幅に最も近いもの
から順に前述したと同様にして認識処理を行ない、良好
な認識結果が得られた時点で次の文字の切り出し・認識
処理へ進む(以上、ステップS3、S5)。以上のよう
にして、入力された1行分の文字列画像に対して文字認
識処理を行なう。CPU1は、文字認識処理した認識結
果を通信制御装置3を介して出力する(ステップS
6)。
【0014】以上のようにして、「標準画像」の場合、
文字の食い込み、接触がない場所については高速に文字
の切り出し・認識処理を行なうことができ、また文字の
食い込み、接触がある場所でも効率よく文字の切り出し
・認識処理を行なうことができる。また、「接触画像」
の場合でも、認識率を下げることなく、従来よりも文字
の切り出し・認識処理の処理速度を速くすることができ
る。
【0015】本実施例においては、切り出し制御プログ
ラムが、文書画像の状態判定(品質評価)の結果を「標
準画像」と「接触画像」とに分類するようにしている
が、本発明はこれに限定されることなく、更に「とぎれ
画像」や「タイプライタ画像」等にも分類できるように
してもよい。
【0016】また、本実施例においては、入力文字列画
像の特徴量として、投影により抽出された各ブロックの
平均幅を利用している場合であるけれども、本発明はこ
れに限定されることなく上記ブロックの幅の分散などを
利用する場合でも適用することができる。
【0017】
【発明の効果】上述したように本発明の文字認識装置に
よれば、入力された1行分の文字列画像に対し、状態
(品質)を判定し(評価し)、その判定の結果(評価結
果)に対応した所定の文字の切り出し位置候補の抽出と
文字認識処理を行なうことにより、文字切り出し・文字
認識処理の性能と処理速度の向上を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による文字認識装置の一実施例を示す構
成図である。
【図2】本発明による文字認識装置の一実施例を示す動
作フローチャートである。
【図3】文書画像の一例を示す図である。
【図4】文書画像の他の例を示す図である。
【図5】図3の一部分を示す図である。
【図6】図4の一部分を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 4 画像保存用RAM 6 切り出し制御プログラムROM 7 認識プログラムROM 8 辞書記憶ROM

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像入力手段により入力された1行分の
    文字列画像の状態を判定する状態判定手段と、 前記状態判定手段により判定された状態にもとづき、前
    記文字列画像に対し所定の文字の切り出し位置候補の抽
    出と抽出した前記切り出し位置候補に対する認識処理と
    を行なって、文字の切り出し位置・認識結果を確定する
    文字の切り出し・認識処理手段とを備えたことを特徴と
    する文字認識装置。
JP4018276A 1992-01-06 1992-01-06 文字認識装置 Pending JPH05182025A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4018276A JPH05182025A (ja) 1992-01-06 1992-01-06 文字認識装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4018276A JPH05182025A (ja) 1992-01-06 1992-01-06 文字認識装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05182025A true JPH05182025A (ja) 1993-07-23

Family

ID=11967126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4018276A Pending JPH05182025A (ja) 1992-01-06 1992-01-06 文字認識装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010039615A (ja) * 2008-08-01 2010-02-18 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 文字認識方法及び文字認識装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60153574A (ja) * 1984-01-23 1985-08-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 文字読取方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980414