JPH0520488A - ナンバープレート文字認識装置 - Google Patents
ナンバープレート文字認識装置Info
- Publication number
- JPH0520488A JPH0520488A JP3175099A JP17509991A JPH0520488A JP H0520488 A JPH0520488 A JP H0520488A JP 3175099 A JP3175099 A JP 3175099A JP 17509991 A JP17509991 A JP 17509991A JP H0520488 A JPH0520488 A JP H0520488A
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- JP
- Japan
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- character
- circuit
- pattern matching
- candidate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 撮像された画像の中からナンバープレートの
文字領域を切り出し、切り出された文字を自動的に認識
させる。 【構成】 カメラ1に画像メモリ2、2値化処理回路
3、文字領域切り出し回路4、パターン照合比較回路
5、パターン候補選択回路6を順次接続する。更にその
後に第1判定回路7及び第2判定回路8を接続させ、両
判定結果を第1・第2判定結果判断回路10に接続す
る。そして、第1、第2判定結果判断回路10の結果に
応じて特徴量検出前処理回路11と特徴量検出回路12
を通った後文字認識回路13で処理されるか、或は第1
・第2判定結果判断回路10から直接文字認識回路13
で処理される。
文字領域を切り出し、切り出された文字を自動的に認識
させる。 【構成】 カメラ1に画像メモリ2、2値化処理回路
3、文字領域切り出し回路4、パターン照合比較回路
5、パターン候補選択回路6を順次接続する。更にその
後に第1判定回路7及び第2判定回路8を接続させ、両
判定結果を第1・第2判定結果判断回路10に接続す
る。そして、第1、第2判定結果判断回路10の結果に
応じて特徴量検出前処理回路11と特徴量検出回路12
を通った後文字認識回路13で処理されるか、或は第1
・第2判定結果判断回路10から直接文字認識回路13
で処理される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラにより車両を撮
像して、撮像された画像の中からナンバープレートの文
字領域を切り出し、切り出された文字領域に対して、文
字認識を行うナンバープレート文字認識装置に関するも
のである。
像して、撮像された画像の中からナンバープレートの文
字領域を切り出し、切り出された文字領域に対して、文
字認識を行うナンバープレート文字認識装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、ナンバープレート認識装置におい
ては、撮像された車両画像に対して2値化処理を行い、
この2値画像に対してラベリング処理により領域分割処
理を行う。さらに車両ナンバー文字領域を囲む外接枠の
縦寸法、横寸法等の既知の情報を用いて、すでに分割さ
れた領域の中から車両ナンバー文字領域を選択する。
ては、撮像された車両画像に対して2値化処理を行い、
この2値画像に対してラベリング処理により領域分割処
理を行う。さらに車両ナンバー文字領域を囲む外接枠の
縦寸法、横寸法等の既知の情報を用いて、すでに分割さ
れた領域の中から車両ナンバー文字領域を選択する。
【0003】次に選択された車両ナンバー文字領域に対
してパターンマッチングを行いパターン照合比較手段の
結果からパターン一致度がもっとも高い第1文字候補と
2番目に高い第2文字候補を選択する。さらに第1判定
条件であるところの第1文字候補のパターン一致度が所
定値より大であるかどうか及び第2判定条件であるとこ
ろの第1文字候補のパターン一致度と上記第2の文字候
補のパターン一致度の差が所定値より大であるかを判定
する。
してパターンマッチングを行いパターン照合比較手段の
結果からパターン一致度がもっとも高い第1文字候補と
2番目に高い第2文字候補を選択する。さらに第1判定
条件であるところの第1文字候補のパターン一致度が所
定値より大であるかどうか及び第2判定条件であるとこ
ろの第1文字候補のパターン一致度と上記第2の文字候
補のパターン一致度の差が所定値より大であるかを判定
する。
【0004】そして上記第1及び第2判定条件が成立し
ている場合には、上記第1文字候補をナンバープレート
文字として認識し、上記第1判定条件のみが成立してい
る場合には、上記第1、第2の両文字候補の特徴量を抽
出し、その特徴からどちらかの候補をナンバープレート
文字として認識している。
ている場合には、上記第1文字候補をナンバープレート
文字として認識し、上記第1判定条件のみが成立してい
る場合には、上記第1、第2の両文字候補の特徴量を抽
出し、その特徴からどちらかの候補をナンバープレート
文字として認識している。
【0005】以下図面を参照しながら、上述した従来の
ナンバープレート認識装置の一例について説明する。
ナンバープレート認識装置の一例について説明する。
【0006】図3は従来のナンバープレート文字認識装
置の概略ブロック図である。図3において、1はカメラ
で、車両画像の1フレームデータを出力する。2は画像
メモリでカメラからのアナログ画像データをA/D変換
し、ディジタル画像データとして記憶する。3は2値化
処理回路で、画像メモリ2から出力された画像データを
2値画像データに変換する。4は文字領域切り出し回路
で、2値画像データに対して領域分割処理を行い、更に
ナンバープレート文字の形状特徴から文字領域を切り出
す。5はパターン照合比較回路で、文字領域切り出し回
路4において切り出された文字領域に対して辞書パター
ンとパターンマッチングを行い、パターン一致度を出力
する。6は候補選択回路で、上記パターン照合比較回路
5の結果からパターン一致度がもっとも高い第1文字候
補と2番目に高い第2文字候補を選択する。7は第1判
定回路で、第1判定条件であるところの第1文字候補の
パターン一致度が所定値より大きいかどうかを判定す
る。8は第2判定回路で、第2判定条件であるところの
上記第1文字候補のパターン一致度と上記第2文字候補
のパターン一致度の差が所定値より大きいかを判定す
る。9は文字認識回路で、上記第1及び第2判定回路に
おいて両判定条件が成立する場合には、上記第1文字候
補をナンバープレート文字として認識し、上記第1判定
条件のみが成立する場合には、上記第1、第2の両文字
候補の構造的特徴から、どちらかの文字候補をナンバー
プレート文字として認識する。
置の概略ブロック図である。図3において、1はカメラ
で、車両画像の1フレームデータを出力する。2は画像
メモリでカメラからのアナログ画像データをA/D変換
し、ディジタル画像データとして記憶する。3は2値化
処理回路で、画像メモリ2から出力された画像データを
2値画像データに変換する。4は文字領域切り出し回路
で、2値画像データに対して領域分割処理を行い、更に
ナンバープレート文字の形状特徴から文字領域を切り出
す。5はパターン照合比較回路で、文字領域切り出し回
路4において切り出された文字領域に対して辞書パター
ンとパターンマッチングを行い、パターン一致度を出力
する。6は候補選択回路で、上記パターン照合比較回路
5の結果からパターン一致度がもっとも高い第1文字候
補と2番目に高い第2文字候補を選択する。7は第1判
定回路で、第1判定条件であるところの第1文字候補の
パターン一致度が所定値より大きいかどうかを判定す
る。8は第2判定回路で、第2判定条件であるところの
上記第1文字候補のパターン一致度と上記第2文字候補
のパターン一致度の差が所定値より大きいかを判定す
る。9は文字認識回路で、上記第1及び第2判定回路に
おいて両判定条件が成立する場合には、上記第1文字候
補をナンバープレート文字として認識し、上記第1判定
条件のみが成立する場合には、上記第1、第2の両文字
候補の構造的特徴から、どちらかの文字候補をナンバー
プレート文字として認識する。
【0007】次に上記実施例の動作について説明する。
カメラ1により入力された車両多値画像は画像メモリ2
に記憶される。2値化処理回路3では、この多値画像デ
ータに対して、ラプラシアン・ヒストグラム法により、
2次微分値の絶対値が大きい画素についてのみ濃度ヒス
トグラムを作成し、この濃度ヒストグラムから判別しき
い値選定法を用いてしきい値を求め、2値化処理回路3
において2値画像に変換する。この2値画像データは文
字領域切り出し回路4において、ラベリング処理を行っ
て領域分割を行った後、この領域を囲む外接枠の縦横の
長さは既知である縦横の長さと比較され、その値に近い
縦横の長さを持つ領域をナンバープレート文字領域とし
て選択する。ナンバープレート文字領域を選択後はパタ
ーン照合比較回路5において、辞書に格納されている参
照文字パターンと文字領域の中心位置を一致させて重ね
合わせ、パターン一致度を求める。パターン一致度は、
参照文字パターン全体の画素数と参照文字パターンと一
致した画素数との割合を計算して求めている。
カメラ1により入力された車両多値画像は画像メモリ2
に記憶される。2値化処理回路3では、この多値画像デ
ータに対して、ラプラシアン・ヒストグラム法により、
2次微分値の絶対値が大きい画素についてのみ濃度ヒス
トグラムを作成し、この濃度ヒストグラムから判別しき
い値選定法を用いてしきい値を求め、2値化処理回路3
において2値画像に変換する。この2値画像データは文
字領域切り出し回路4において、ラベリング処理を行っ
て領域分割を行った後、この領域を囲む外接枠の縦横の
長さは既知である縦横の長さと比較され、その値に近い
縦横の長さを持つ領域をナンバープレート文字領域とし
て選択する。ナンバープレート文字領域を選択後はパタ
ーン照合比較回路5において、辞書に格納されている参
照文字パターンと文字領域の中心位置を一致させて重ね
合わせ、パターン一致度を求める。パターン一致度は、
参照文字パターン全体の画素数と参照文字パターンと一
致した画素数との割合を計算して求めている。
【0008】次に各参照文字パターンに対するパターン
一致度は候補選択回路6に入力され、パターン一致度が
もっとも高い第1文字候補と2番目に高い第2文字候補
が選択される。さらにこれらの両文字候補のパターン一
致度は、第1判定回路及び第2判定回路に入力される。
第1判定回路では、第1文字候補のパターン一致度が所
定値より大きいかどうかの判定が行われ、第2判定回路
では、第1文字候補のパターン一致度と上記第2文字候
補のパターン一致度の差が所定値より大きいかどうかの
判定を行う。
一致度は候補選択回路6に入力され、パターン一致度が
もっとも高い第1文字候補と2番目に高い第2文字候補
が選択される。さらにこれらの両文字候補のパターン一
致度は、第1判定回路及び第2判定回路に入力される。
第1判定回路では、第1文字候補のパターン一致度が所
定値より大きいかどうかの判定が行われ、第2判定回路
では、第1文字候補のパターン一致度と上記第2文字候
補のパターン一致度の差が所定値より大きいかどうかの
判定を行う。
【0009】次に上記第1、第2判定回路の判定結果
は、文字認識回路9に入力され、上記第1及び第2の両
判定回路において判定内容が成立している場合には、上
記第1文字候補をナンバープレート文字として認識す
る。
は、文字認識回路9に入力され、上記第1及び第2の両
判定回路において判定内容が成立している場合には、上
記第1文字候補をナンバープレート文字として認識す
る。
【0010】また、上記第1判定手段の判定内容のみが
成立した場合には、上記第1、第2の両文字候補におけ
るオイラー数、端点数等の特徴量を抽出し、その特徴か
らナンバープレート文字が認識される。
成立した場合には、上記第1、第2の両文字候補におけ
るオイラー数、端点数等の特徴量を抽出し、その特徴か
らナンバープレート文字が認識される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のナンバープレート文字認識装置では、パターンマ
ッチングにより文字候補を選択しても入力画像に含まれ
るノイズ等により、特徴量が意図した様に得られないと
いう問題があった。
来例のナンバープレート文字認識装置では、パターンマ
ッチングにより文字候補を選択しても入力画像に含まれ
るノイズ等により、特徴量が意図した様に得られないと
いう問題があった。
【0012】本発明はこの様な従来の問題を解決するも
のであり、上記パターンマッチングと特徴量によるによ
る文字認識の問題点を解決し、良好な文字認識を行うこ
とができる優れたナンバープレート文字認識装置を提供
することを目的とするものである。
のであり、上記パターンマッチングと特徴量によるによ
る文字認識の問題点を解決し、良好な文字認識を行うこ
とができる優れたナンバープレート文字認識装置を提供
することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
する為に、特徴量が意図どおりに求まる為の前処理手段
と、画像データに含まれるノイズ等の雑音を具備して特
徴量を検出する手段を設け、候補選択回路によって選ば
れた第1文字候補、第2文字候補の特徴量とを比較する
ようにしたものである。
する為に、特徴量が意図どおりに求まる為の前処理手段
と、画像データに含まれるノイズ等の雑音を具備して特
徴量を検出する手段を設け、候補選択回路によって選ば
れた第1文字候補、第2文字候補の特徴量とを比較する
ようにしたものである。
【0014】
【作用】したがって、本発明によれば、第1、第2判定
条件によって両方とも成立しない場合、特徴量検出の前
処理段階であらかじめ特徴量を検出するのに不要となる
データを除去し、さらに特徴量の検出手段で特徴量を検
出した後、第1文字候補、第2文字候補の特徴量と比較
して、ナンバープレート文字を認識するものなので、ノ
イズなどの雑音を具備した文字であっても良好な文字認
識ができるという作用を有する。
条件によって両方とも成立しない場合、特徴量検出の前
処理段階であらかじめ特徴量を検出するのに不要となる
データを除去し、さらに特徴量の検出手段で特徴量を検
出した後、第1文字候補、第2文字候補の特徴量と比較
して、ナンバープレート文字を認識するものなので、ノ
イズなどの雑音を具備した文字であっても良好な文字認
識ができるという作用を有する。
【0015】
【実施例】以下本発明の一実施例のナンバープレート文
字認識装置について、図面を参照しながら説明する。
字認識装置について、図面を参照しながら説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例を示すものであ
る。図1において、従来例と同一の番号は、同一名称、
同一特性を示すものであり、構成の説明を省略する。1
0は第1・第2判定結果判断回路で、第1及び第2条件
の両方が成立したか、それとも第1条件または第2条件
のいずれか一つのみしか成立しなかったか、或は第1及
び第2条件の両方とも成立しなかったかを判断する。1
1は特徴量検出前処理回路で、特徴量を検出するのに不
要となるデータを除去する。12は特徴量検出回路で、
上記候補選択回路6から選ばれた第1文字候補と第2文
字候補の特徴量を画像データに含まれるノイズ等の雑音
を具備して求める。13は文字認識回路で、上記第1及
び第2判定回路において両判定条件が成立する場合に
は、上記第1文字候補をナンバープレート文字として認
識し、上記第1または第2判定条件の何れか或は両方が
成立しない場合には、上記特徴量検出回路12の結果
と、文字候補の特徴量とを比較し、一致するほうをナン
バープレート文字として認識する。
る。図1において、従来例と同一の番号は、同一名称、
同一特性を示すものであり、構成の説明を省略する。1
0は第1・第2判定結果判断回路で、第1及び第2条件
の両方が成立したか、それとも第1条件または第2条件
のいずれか一つのみしか成立しなかったか、或は第1及
び第2条件の両方とも成立しなかったかを判断する。1
1は特徴量検出前処理回路で、特徴量を検出するのに不
要となるデータを除去する。12は特徴量検出回路で、
上記候補選択回路6から選ばれた第1文字候補と第2文
字候補の特徴量を画像データに含まれるノイズ等の雑音
を具備して求める。13は文字認識回路で、上記第1及
び第2判定回路において両判定条件が成立する場合に
は、上記第1文字候補をナンバープレート文字として認
識し、上記第1または第2判定条件の何れか或は両方が
成立しない場合には、上記特徴量検出回路12の結果
と、文字候補の特徴量とを比較し、一致するほうをナン
バープレート文字として認識する。
【0017】次に上記実施例の動作について説明する。
カメラ1により入力された車両多値画像は画像メモリ2
に記憶される。2値化処理回路3では、この多値画像デ
ータに対して、ラプラシアン・ヒストグラム法により、
2次微分値の絶対値が大きい画素についてのみ濃度ヒス
トグラムを作成し、この濃度ヒストグラムから判別しき
い値選定法を用いてしきい値を求め、2値化処理回路3
において2値画像に変換する。この2値画像データは文
字領域切り出し回路4において、ラベリング処理を行っ
て領域分割を行った後、この領域を囲む外接枠の縦横の
長さは既知である縦横の長さと比較され、その値に近い
縦横の長さを持つ領域をナンバープレート文字領域とし
て選択する。ナンバープレート文字領域を選択後はパタ
ーン照合比較回路5において、辞書に格納されている参
照文字パターンと文字領域の中心位置を一致させて重ね
合わせ、パターン一致度を求める。パターン一致度は、
参照文字パターン全体の画素数と参照文字パターンと一
致した画素数との割合を計算して求めている。
カメラ1により入力された車両多値画像は画像メモリ2
に記憶される。2値化処理回路3では、この多値画像デ
ータに対して、ラプラシアン・ヒストグラム法により、
2次微分値の絶対値が大きい画素についてのみ濃度ヒス
トグラムを作成し、この濃度ヒストグラムから判別しき
い値選定法を用いてしきい値を求め、2値化処理回路3
において2値画像に変換する。この2値画像データは文
字領域切り出し回路4において、ラベリング処理を行っ
て領域分割を行った後、この領域を囲む外接枠の縦横の
長さは既知である縦横の長さと比較され、その値に近い
縦横の長さを持つ領域をナンバープレート文字領域とし
て選択する。ナンバープレート文字領域を選択後はパタ
ーン照合比較回路5において、辞書に格納されている参
照文字パターンと文字領域の中心位置を一致させて重ね
合わせ、パターン一致度を求める。パターン一致度は、
参照文字パターン全体の画素数と参照文字パターンと一
致した画素数との割合を計算して求めている。
【0018】そして、各参照文字パターンに対するパタ
ーン一致度は候補選択回路6に入力され、パターン一致
度がもっとも高い第1文字候補と2番目に高い第2文字
候補が選択される。さらにこれらの両文字候補のパター
ン一致度は、第1判定回路及び第2判定回路に入力され
る。第1判定回路では、第1文字候補のパターン一致度
が所定値より大きいかどうかの判定が行われ、第2判定
回路では、第1文字候補のパターン一致度と上記第2文
字候補のパターン一致度の差が所定値より大きいかどう
かの判定を行う。
ーン一致度は候補選択回路6に入力され、パターン一致
度がもっとも高い第1文字候補と2番目に高い第2文字
候補が選択される。さらにこれらの両文字候補のパター
ン一致度は、第1判定回路及び第2判定回路に入力され
る。第1判定回路では、第1文字候補のパターン一致度
が所定値より大きいかどうかの判定が行われ、第2判定
回路では、第1文字候補のパターン一致度と上記第2文
字候補のパターン一致度の差が所定値より大きいかどう
かの判定を行う。
【0019】次に上記第1、第2判定回路の判定結果
は、第1・第2判定結果判断回路10に入力され、上記
第1及び第2の両判定回路において判定内容が成立して
いる場合には、文字認識回路13において上記第1文字
候補をナンバープレート文字として認識する。
は、第1・第2判定結果判断回路10に入力され、上記
第1及び第2の両判定回路において判定内容が成立して
いる場合には、文字認識回路13において上記第1文字
候補をナンバープレート文字として認識する。
【0020】また、上記第1または第2判定条件の何れ
か或は両方が成立しない場合には、特徴量検出前処理回
路11において、特徴量がより正確に求まる様に端点等
の特徴量を求めるために行う細線化処理等によって生じ
る不要なヒゲを除去する等の前処理を行う。特徴量検出
回路12では、上記前処理後の画像データの特徴量を検
出する。そして、文字認識回路13において、これらの
特徴量と文字候補の特徴量とを比較し、ナンバープレー
トの文字として認識する。
か或は両方が成立しない場合には、特徴量検出前処理回
路11において、特徴量がより正確に求まる様に端点等
の特徴量を求めるために行う細線化処理等によって生じ
る不要なヒゲを除去する等の前処理を行う。特徴量検出
回路12では、上記前処理後の画像データの特徴量を検
出する。そして、文字認識回路13において、これらの
特徴量と文字候補の特徴量とを比較し、ナンバープレー
トの文字として認識する。
【0021】次にノイズ等の雑音を具備して検出した特
徴量について図面を参照しながら説明する。図4に従来
の特徴量の一例をしめす。また、図2に本発明の特徴量
の一例を示す。
徴量について図面を参照しながら説明する。図4に従来
の特徴量の一例をしめす。また、図2に本発明の特徴量
の一例を示す。
【0022】図4において、文字例「2」における特徴
量の一つである端点の位置を示している。この図によれ
ば、上記文字「2」の特徴量の一つである端点数は、2
つとなる。しかし、画像データに含まれるノイズ等の影
響によって、端点を求めるのに必要な細線化処理の結果
が図4の様にならず、図2の様になることもありえる。
この場合、図2に示されているように端点数は、4つと
なるから、こうした場合は、特徴量検出前処理回路11
によりノイズ分を除去するので、図4の端点のみならず
図2の端点においても上記文字「2」の特徴量と見なす
ことができる。
量の一つである端点の位置を示している。この図によれ
ば、上記文字「2」の特徴量の一つである端点数は、2
つとなる。しかし、画像データに含まれるノイズ等の影
響によって、端点を求めるのに必要な細線化処理の結果
が図4の様にならず、図2の様になることもありえる。
この場合、図2に示されているように端点数は、4つと
なるから、こうした場合は、特徴量検出前処理回路11
によりノイズ分を除去するので、図4の端点のみならず
図2の端点においても上記文字「2」の特徴量と見なす
ことができる。
【0023】このように上記実施例によれば、特徴量検
出前処理回路11および特徴量検出回路12によって特
徴量を抽出し、文字候補の特徴量と比較させることによ
り、ノイズ等により特徴量が正しく求まらない場合にも
良好な文字認識を行うことができるという利点を有す
る。
出前処理回路11および特徴量検出回路12によって特
徴量を抽出し、文字候補の特徴量と比較させることによ
り、ノイズ等により特徴量が正しく求まらない場合にも
良好な文字認識を行うことができるという利点を有す
る。
【0024】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明かなように、
特徴量検出前処理手段および特徴量検出手段によって特
徴量を抽出し、文字候補の特徴量と比較させることによ
り、ノイズ等により特徴量が正しく求まらない場合にも
良好な文字認識を行うことができるという効果を有す
る。
特徴量検出前処理手段および特徴量検出手段によって特
徴量を抽出し、文字候補の特徴量と比較させることによ
り、ノイズ等により特徴量が正しく求まらない場合にも
良好な文字認識を行うことができるという効果を有す
る。
【図1】本発明の一実施例におけるナンバープレート文
字認識装置の概略ブロック図
字認識装置の概略ブロック図
【図2】本発明の特徴量の一例を示す図
【図3】従来のナンバープレート文字認識装置の概略ブ
ロック図
ロック図
【図4】従来の構造的特徴量の一例を示す図
1 カメラ 2 画像メモリ 3 2値化処理回路 4 文字領域切り出し回路 5 パターン照合比較回路 6 候補選択回路 7 第1判定回路 8 第2判定回路 10 第1、第2判定結果判断回路 11 特徴量検出前処理回路 12 特徴量検出回路 13 文字認識回路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 車両を撮像するカメラと、このカメラに
より入力された画像データを記憶する画像データ記憶手
段と、上記画像データから文字領域を切り出す文字領域
切り出し手段と、上記切り出された文字領域データと参
照文字パターンとを照合比較しパターン一致度を出力す
るパターン照合比較手段と、上記パターン一致度がもっ
とも高い第1文字候補、2番目に高い第2文字候補を選
択する候補選択手段と、上記切り出された文字領域デー
タから文字の特徴を抽出する特徴量抽出手段と、上記第
1文字候補、上記第2文字候補の文字の特徴と上記特徴
量抽出手段によって得られたデータとを比較選択しナン
バープレート文字として認識する文字認識手段とから構
成されるナンバープレート文字認識装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3175099A JPH0520488A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | ナンバープレート文字認識装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3175099A JPH0520488A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | ナンバープレート文字認識装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0520488A true JPH0520488A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=15990242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3175099A Pending JPH0520488A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | ナンバープレート文字認識装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0520488A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018513495A (ja) * | 2015-04-20 | 2018-05-24 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | デュアル埋め込み型光学文字認識(ocr)エンジン |
-
1991
- 1991-07-16 JP JP3175099A patent/JPH0520488A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018513495A (ja) * | 2015-04-20 | 2018-05-24 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | デュアル埋め込み型光学文字認識(ocr)エンジン |
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