JPH05181421A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH05181421A
JPH05181421A JP34737991A JP34737991A JPH05181421A JP H05181421 A JPH05181421 A JP H05181421A JP 34737991 A JP34737991 A JP 34737991A JP 34737991 A JP34737991 A JP 34737991A JP H05181421 A JPH05181421 A JP H05181421A
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JP
Japan
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selective transparent
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Pending
Application number
JP34737991A
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English (en)
Inventor
Hidefumi Saito
英文 斎藤
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ショーウインドウの窓ガラス等の透明部材に
大面積の可変表示を行えるようにすること。 【構成】 情報が表示される表示面を有する光学的情報
表示手段Dと、前記光学的情報表示手段Dから出射した
情報表示光Lを前記所定の方向から前記方向選択性透明
部材1に入射させるとともに前記情報の実像を前記方向
選択性透明部材1上に結像させる光学部材Aとを備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前方の情景に重ねて情
報を表示することができる表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ショーウインドウの窓ガラス等の透明部
材に表示を行うことができれば、わざわざ表示面となる
部材を設ける必要がないので便利である。そこで従来、
窓ガラス等の透明部材に、直接絵や文字を描いたり、台
紙が透明な印刷物を張りつけたりしていた。また、透明
部材に彫刻した図形に光を照射して彫刻部を光の乱反射
により光らせて表示を行う方法等が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の表示方法で
は、固定表示は可能であるが、可変表示は困難であっ
た。なお、前記ショーウインドウの窓ガラス等の透明部
材の中に、液晶表示素子を埋め込んで可変表示を行うこ
とは可能であるが、緻密な表示を行う大面積の液晶表示
素子を作ることは難しい。ところで、最近、所定方向か
らの入射光を散乱させて透過させるとともに前記所定方
向とは異なる方向からの入射光をそのまま透過させる方
向選択性透明部材(商品名「アングル21」、日本板ガ
ラス社製)が市販されている。本発明者は、この方向選
択性透明部材を用いて表示を行う方法を思いついた。
【0004】本発明は前述の事情に鑑み、ショーウイン
ドウの窓ガラス等の透明部材に可変表示を行えるように
することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明の構成を説明するが、本発明の
構成要素には、後述の実施例の構成要素との対応を容易
にするため、実施例の構成要素の符号をカッコで囲んだ
ものを付記している。なお、本発明を後述の実施例の符
号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易に
するためであり、本発明の範囲を実施例に限定するため
ではない。
【0006】前記課題を解決するために、本発明の表示
装置は、所定方向からの入射光を散乱させて透過させる
とともに前記所定方向とは異なる方向からの入射光をそ
のまま透過させる方向選択性透明部材(1)と、情報が
表示される表示面を有する光学的情報表示手段(D)
と、前記光学的情報表示手段(D)から出射した情報表
示光(L)を前記所定の方向から前記方向選択性透明部
材(1)に入射させるとともに前記情報の実像を前記方
向選択性透明部材(1)上に結像させる光学部材(A)
とを備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】前述の特徴を備えた本発明の表示装置では、所
定方向からの入射光を散乱させて透過させるとともに前
記所定方向とは異なる方向からの入射光をそのまま透過
させる方向選択性透明部材(1)が用いられる。この方
向選択性透明部材(1)は、前記入射光が透過した側
(光の出射側)の所定の位置から方向選択性透明部材
(1)を見た場合に、前記所定方向とは異なる方向から
の入射光をそのまま見ることができる。一方、光学的情
報表示手段(D)には、その表示面に情報が表示され
る。前記光学的情報表示手段(D)から出射した情報表
示光(L)は、光学部材(A)により、前記所定の方向
から前記方向選択性透明部材(1)に入射する。また、
前記光学部材(A)は前記情報の実像を前記方向選択性
透明部材(1)上に結像させる。この方向選択性透明部
材(1)に結像した前記情報の実像は、散乱光となって
前記方向選択性透明部材(1)の入射側とは反対側の出
射側側面から出射する。したがって、前記出射側側面の
所定の位置から、方向選択性透明部材(1)を見た場
合、前記入射側の前記所定方向とは異なる方向の情景
に、前記表示情報を重ねて見ることができる。
【0008】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の実施例を
説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。
【0009】図1は本発明の表示装置の一実施例の説明
図である。図1において、1は、店舗等のショーウイン
ドウ窓ガラスである。前記ショーウインドウ窓ガラス1
は、所定方向からの入射光を散乱させて透過させるとと
もに前記所定方向とは異なる方向からの入射光をそのま
ま透過させる方向選択性透明部材によって構成されてい
る。このショーウインドウ窓ガラス1の図1中左側がシ
ョーウインドウ内部であり、図1中右側がショーウイン
ドウ外部である。ショーウインドウ外部は通行人Pが通
行する場所であり、ショーウインドウ内部はマネキンM
等の展示物が置かれる場所である。したがって、前記所
定方向とは異なる方向に対応する位置にマネキンMを配
置すると、マネキンMから出射してショーウインドウ窓
ガラス1に入射した光はそのまま外部に透過する。この
場合、ショーウインドウ窓ガラス1の外部の通行人P
は、ショーウインドウ窓ガラス1を通してショーウイン
ドウ内のマネキンMを見ることができる。
【0010】前記ショーウインドウ窓ガラス1内側のシ
ョーウインドウの天井(図1中、左方)には、情報投光
装置Kが配置されている。情報投光装置Kは、光学的情
報表示手段としての液晶表示ディスプレイDと、この液
晶表示ディスプレイDの表示面に表示された情報表示光
Lをショーウインドウ窓ガラス1に投光する光学部材A
とから構成されている。前記液晶表示ディスプレイDは
液晶表示パネルD1とその背面に配置された照明用光源
D2とから構成されている。また、前記光学部材Aは、
正の光学的パワーを有するレンズ系から構成されてい
る。前記光学部材Aは、前記所定方向から前記ショーウ
インドウ窓ガラス1に情報表示光Lを入射させるととも
に、前記液晶表示パネルD1に表示された情報をショー
ウインドウ窓ガラス1に結像させるように構成されてい
る。前記ショーウインドウ窓ガラス1に結像された液晶
表示パネルD1の表示情報は散乱光となってショーウイ
ンドウ窓ガラス1を透過する。したがって、ショーウイ
ンドウ窓ガラス1の外側からは、前記散乱光により表示
情報を見ることができる。
【0011】(実施例の作用)次に前記実施例の作用を
説明する。前述の構成を備えた本実施例の表示装置は、
ショーウインドウ窓ガラス1に対して前記所定方向とは
異なる方向に配置されたマネキンM等の展示物から出射
した情景光Jはショーウインドウ窓ガラス1をそのまま
透過する。このため、ショーウインドウ窓ガラス1外側
の通行人Pは前記マネキンM等をそのまま見ることがで
きる。また、ショーウインドウ窓ガラス1に対して所定
方向に配置された液晶表示パネルD1の表示情報はショ
ーウインドウ窓ガラス1に結像し、散乱光となってショ
ーウインドウ窓ガラス1を透過する。このため、ショー
ウインドウ窓ガラス1外側の通行人Pは前記散乱光によ
り、前記表示情報を見ることができる。前記表示情報は
液晶表示パネルD1の表示を変化させることにより変化
させることができる。したがって、通行人Pは、前記方
向選択性透明部材によって構成されたショーウインドウ
窓ガラス1を通して、ショーウインドウ窓ガラス1内側
の情景に前記可変表示情報を重ねて見ることができる。
【0012】〔変更例〕以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の小設計変更を行うことが可能である。例え
ば、本発明はショーウインドウ窓ガラス1以外の透明部
材の使用位置において散乱光による情報表示を行うこと
ができる。前記情報投光装置Kの配置位置は、ショーウ
インドウ窓ガラス1内側の天井とする代わりに、床また
は、横方向の外側部の適当な位置とすることが可能であ
る。また、光学的情報表示手段Dとしては、液晶表示デ
ィスプレイの代わりにCRTディスプレイ、プラズマデ
ィスプレイ等の他の適当なディスプレイを採用すること
が可能である。
【0013】
【発明の効果】前述の本発明によれば、透明部材に大面
積の可変表示を行うことができる。また、前記方向選択
性透明部材上に結像される表示情報の散乱光は、様々の
方向に出射するので、広い範囲から見ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の表示装置の一実施例の説明図
である。
【符号の説明】
A…光学部材(レンズ系)、D…光学的情報表示手段
(液晶ディスプレイ)、L…情報表示光、M…マネキ
ン、P…通行人、1…方向選択性透明部材(ショーウイ
ンドウ窓ガラス)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定方向からの入射光を散乱させて透過
    させるとともに前記所定方向とは異なる方向からの入射
    光をそのまま透過させる方向選択性透明部材と、 情報が表示される表示面を有する光学的情報表示手段
    と、 前記光学的情報表示手段から出射した情報表示光を前記
    所定の方向から前記方向選択性透明部材に入射させると
    ともに前記情報の実像を前記方向選択性透明部材上に結
    像させる光学部材とを備えた表示装置。
JP34737991A 1991-12-27 1991-12-27 表示装置 Pending JPH05181421A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34737991A JPH05181421A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34737991A JPH05181421A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05181421A true JPH05181421A (ja) 1993-07-23

Family

ID=18389831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34737991A Pending JPH05181421A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 表示装置

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