JPH0518029Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0518029Y2 JPH0518029Y2 JP1987130847U JP13084787U JPH0518029Y2 JP H0518029 Y2 JPH0518029 Y2 JP H0518029Y2 JP 1987130847 U JP1987130847 U JP 1987130847U JP 13084787 U JP13084787 U JP 13084787U JP H0518029 Y2 JPH0518029 Y2 JP H0518029Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- static pressure
- covers
- aerostatic
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003068 static effect Effects 0.000 claims description 11
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 4
- 230000008595 infiltration Effects 0.000 description 2
- 238000001764 infiltration Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 239000002173 cutting fluid Substances 0.000 description 1
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
工作機械等の摺動案内面の改良された保護カバ
ーに関する。
ーに関する。
従来技術
工作機械の摺動案内面は切粉や切削液等の浸入
を防止するため保護カバーによつて覆う必要があ
る。従来からある保護カバーとしては巻取カバ
ー、アコデイオンカバー、テレスコカバー等が多
く使用され、これらの保護カバーはそれぞれ一長
一短があり機種、取付場所等により使い分けられ
ているいる。また実開昭60−103636号で公知のも
のはテレスコカバー内に低圧の空気を供給し継目
から空気を外気へ放出して防塵効果を高めたもの
がある。
を防止するため保護カバーによつて覆う必要があ
る。従来からある保護カバーとしては巻取カバ
ー、アコデイオンカバー、テレスコカバー等が多
く使用され、これらの保護カバーはそれぞれ一長
一短があり機種、取付場所等により使い分けられ
ているいる。また実開昭60−103636号で公知のも
のはテレスコカバー内に低圧の空気を供給し継目
から空気を外気へ放出して防塵効果を高めたもの
がある。
考案が解決しようとする問題点
実開昭60−103636号の方法を含むこれらの保護
カバーはカバーを取付けることによつて送り機構
の摺動抵抗の増大または変化が認められる。これ
は一般的な加工精度に対して問題となるほど大き
な値ではないが更に高密度を要求される超精密加
工機においては加工精度に悪影響を与えているこ
とが問題となつていた。
カバーはカバーを取付けることによつて送り機構
の摺動抵抗の増大または変化が認められる。これ
は一般的な加工精度に対して問題となるほど大き
な値ではないが更に高密度を要求される超精密加
工機においては加工精度に悪影響を与えているこ
とが問題となつていた。
問題点を解決するための手段
機械の摺動面の保護カバーにおいて、テレスコ
カバーのカバー３，４間に空気静圧軸受を設けた
ものである。
カバーのカバー３，４間に空気静圧軸受を設けた
ものである。
実施例
以下本考案の実施例を図面にもとづき説明す
る。上面に摺動案内面１ａを有するベツド１が床
上に設置され、摺動案内面１ａ上に移動体２が図
示しない駆動部材により移動可能に載置されてい
る。移動体２の移動方向側両端面２ａにテレスコ
カバーの本体カバー３が固着され、本体カバー内
にカバー４が隙間を有して移動可能且つばねによ
り常時引込勝手に付勢されている。そして本体カ
バー３の重なる両先端の内周全域即ち上面、左
側、右側、左右の下面に、カバーの外周との間に
静圧軸受用静圧ポケツト５ａを有する静圧ブロツ
ク５が取付けられ、対向する複数の静圧ポケツト
５ａにはそれぞれエアー源から管路６及び複数の
エルボ７を介して圧縮空気が供給される。
る。上面に摺動案内面１ａを有するベツド１が床
上に設置され、摺動案内面１ａ上に移動体２が図
示しない駆動部材により移動可能に載置されてい
る。移動体２の移動方向側両端面２ａにテレスコ
カバーの本体カバー３が固着され、本体カバー内
にカバー４が隙間を有して移動可能且つばねによ
り常時引込勝手に付勢されている。そして本体カ
バー３の重なる両先端の内周全域即ち上面、左
側、右側、左右の下面に、カバーの外周との間に
静圧軸受用静圧ポケツト５ａを有する静圧ブロツ
ク５が取付けられ、対向する複数の静圧ポケツト
５ａにはそれぞれエアー源から管路６及び複数の
エルボ７を介して圧縮空気が供給される。
尚内側のカバー４は１個に限定されるものでは
なく複数のカバーを静圧軸受を介して重ね合わせ
ることができる。
なく複数のカバーを静圧軸受を介して重ね合わせ
ることができる。
作 用
エアー源から管路６、エルボ７を介して静圧ポ
ケツト５ａに供給される圧縮空気の圧力及び流量
の調整によつて本体カバー３内にカバー４が静圧
軸受により非接触状態を保つて支持され、本体カ
バー３とカバー４の隙間からエアーが流出し防
水、防塵効果が生ずる。図示しない駆動部材によ
り移動体２が右側へ移動されると本体カバー３が
ともに移動しカバー４は空気静圧軸受により接触
による摺動抵抗なく本体カバー内に納まる。そし
て上下、左右対向する軸受の静圧力によつて隙間
が均等になりカバーの接触は防止される。
ケツト５ａに供給される圧縮空気の圧力及び流量
の調整によつて本体カバー３内にカバー４が静圧
軸受により非接触状態を保つて支持され、本体カ
バー３とカバー４の隙間からエアーが流出し防
水、防塵効果が生ずる。図示しない駆動部材によ
り移動体２が右側へ移動されると本体カバー３が
ともに移動しカバー４は空気静圧軸受により接触
による摺動抵抗なく本体カバー内に納まる。そし
て上下、左右対向する軸受の静圧力によつて隙間
が均等になりカバーの接触は防止される。
効 果
以上詳述したように本考案はテレスコカバーの
カバー間に空気静圧軸受を設けたのでカバー同志
の接触がなくなり接触による摺動抵抗がなくなる
とともに流出するエアーによつて切粉や切削水の
浸入を防止することができる利点を有し超精密加
工機の加工精度に影響のない摺動抵抗の少ない保
護カバーを得ることのできる効果を有する。
カバー間に空気静圧軸受を設けたのでカバー同志
の接触がなくなり接触による摺動抵抗がなくなる
とともに流出するエアーによつて切粉や切削水の
浸入を防止することができる利点を有し超精密加
工機の加工精度に影響のない摺動抵抗の少ない保
護カバーを得ることのできる効果を有する。
第１図は本考案の正面説明図、第２図は第１図
のＡ−Ａ線切断図、第３図は第２図の一部拡大
図、第４図は空気静圧軸受部の一部拡大図であ
る。 １……ベツド、２……移動体、３……本体カバ
ー、４……カバー、５ａ……静圧ポケツト。
のＡ−Ａ線切断図、第３図は第２図の一部拡大
図、第４図は空気静圧軸受部の一部拡大図であ
る。 １……ベツド、２……移動体、３……本体カバ
ー、４……カバー、５ａ……静圧ポケツト。
Claims (1)
- 機械の摺動面の保護カバーにおいて、テレスコ
カバーのカバーの重なる面の前端全域の片面に圧
縮空気源と接続される静圧ポケツトを有する静圧
ブロツクを配置した空気静圧軸受を設けたことを
特徴とする空気静圧式摺動面保護カバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987130847U JPH0518029Y2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987130847U JPH0518029Y2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6438237U JPS6438237U (ja) | 1989-03-07 |
| JPH0518029Y2 true JPH0518029Y2 (ja) | 1993-05-13 |
Family
ID=31386377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987130847U Expired - Lifetime JPH0518029Y2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0518029Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4417012B2 (ja) | 2003-01-08 | 2010-02-17 | 三菱化学メディア株式会社 | 光情報記録媒体 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60103636U (ja) * | 1983-12-22 | 1985-07-15 | 遠州クロス株式会社 | 防塵カバ− |
-
1987
- 1987-08-27 JP JP1987130847U patent/JPH0518029Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6438237U (ja) | 1989-03-07 |
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