JPH05179605A - 弾性舗装の施工法および弾性舗装構造体 - Google Patents
弾性舗装の施工法および弾性舗装構造体Info
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- JPH05179605A JPH05179605A JP3358622A JP35862291A JPH05179605A JP H05179605 A JPH05179605 A JP H05179605A JP 3358622 A JP3358622 A JP 3358622A JP 35862291 A JP35862291 A JP 35862291A JP H05179605 A JPH05179605 A JP H05179605A
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- E01—CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
- E01C—CONSTRUCTION OF, OR SURFACES FOR, ROADS, SPORTS GROUNDS, OR THE LIKE; MACHINES OR AUXILIARY TOOLS FOR CONSTRUCTION OR REPAIR
- E01C7/00—Coherent pavings made in situ
- E01C7/08—Coherent pavings made in situ made of road-metal and binders
- E01C7/18—Coherent pavings made in situ made of road-metal and binders of road-metal and bituminous binders
- E01C7/26—Coherent pavings made in situ made of road-metal and binders of road-metal and bituminous binders mixed with other materials, e.g. cement, rubber, leather, fibre
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Abstract
層の端部を確実に固定する。 【構成】 アスファルト舗装層4と縁石2,3との境界
部間に隙間11を設け、この隙間11に弾性舗装層5の
端部6を埋設する。これにより弾性舗装層5の縁石2,
3に沿う端部6にはアンカー効果が生じ、弾性舗装層5
の膨張や収縮による応力により弾性舗装層5の端部6か
ら亀裂が入り持ち上がることを防止することができる。
Description
径路あるいはジョギングコース等に最適な弾性舗装構造
に関し、特に詳しく言うと、一対の相対する縁石間に所
定の厚さに設けられた下地層の上にゴムや弾性合成樹脂
のチップ材等をバインダーで固めた弾性舗装層が施工さ
れた弾性舗装構造の施工方法およびその弾性舗装構造体
に関する。
スセメント、ウレタン樹脂等で作られたいわゆる硬い床
上での運動は、足関節や膝関節等下肢障害が起こり得る
ため、天然芝や土あるいは板張り等のいわゆる弾性床が
見直されている。しかしながら、これら弾性床は施工コ
ストが高くかつ保守も大変である。そこで、ゴムやコル
クあるいは弾性合成樹脂等を小塊あるいは粒状にし、こ
れらをバインダ樹脂で結合した弾性舗装層を用いたいわ
ゆる弾性舗装体が提供されている。この弾性舗装体を下
地層であるアスファルト舗装層上にバインダ樹脂と同じ
種類の樹脂で作られたプライマにより貼着固定してい
る。このような弾性舗装体で歩道、ゴルフ場の歩径路あ
るいはジョギングコース等を構成する場合、延在方向に
直交する幅方向の両端に縁石を設け、その間に弾性舗装
を施工することが行なわれている。
図4により説明すると、弾性舗装を施工する場所には、
延在方向に沿い砕石を所定の幅と厚みをもって砕石層1
を敷き詰め、この砕石層1上に一対の縁石2,3をその
延在方向にかつその上面が弾性舗装体と同じレベルにな
るように敷設する。次いで、これら縁石2,3に例えば
アスファルトコンクリートを展延してアスファルト舗装
層4を施工し、このアスファルト舗装層4上にゴムやコ
ルクあるいは弾性合成樹脂等を小塊あるいは粒状にし、
これらをバインダ樹脂で結合した弾性舗装層5を施工す
る。弾性舗装層5はバインダ樹脂と同じ種類の樹脂で作
られたプライマによりアスファルト舗装層4に貼着固定
されている。
ゴルフ場の歩径路あるいはジョギングコース等比較的幅
の短い場所にアスファルト舗装層4を施工する場合、ア
スファルト舗装層4に充分な転圧がかけられなかった
り、アスファルト舗装層4の厚みが十分でなかったり、
アスファルト材料の温度管理が正確に行なえないことが
あり、アスファルト舗装層4の強度や厚み、密度等にバ
ラツキが多く発生することがある。一方、弾性舗装層5
は熱膨張や収縮、または降雨等による吸水で膨潤や乾燥
収縮が繰返し行なわれるため、アスファルト舗装層4と
の接着部に大きな応力が作用する。したがって、上述し
たような不安定な状態のアスファルト舗装層4上に弾性
舗装層5を施工すると、弾性舗装層5の端部6から亀裂
が入って、アスファルト舗装層4の骨材を付着させなが
ら持ち上がってしまう。このような現象は弾性舗装を透
水性にして、水濡れによるスリップを防止するようにし
た場合、アスファルト舗装層4も透水アスファルトコン
クリートにするため、密粒アスファルトコンクリートに
比べてアスファルト量も少なく、その密度も低いため特
に顕著に発生する。
程により、下地層に弾性舗装層を確実に固定することが
できる施工法を提供することである。
ら剥離することがない弾性舗装構造体を提供することで
ある。
する縁石間に所定の厚さに設けられた下地層の上にゴム
や弾性合成樹脂のチップ材等をバインダーで固めた弾性
舗装層を施工する弾性舗装の施工法において、下地層と
縁石との境界部に下地層の上面より低い凹部を設け、こ
の凹部に弾性舗装層を埋設したことを特徴とするもので
ある。
石との境界部に設けられ、下地層の上面より低い凹部を
有し、弾性舗装層は凹部内にも埋設されていることを特
徴とするものである。
に延在する部分ができ、この部分にアンカー効果が生
じ、弾性舗装層の膨張や収縮による応力により弾性舗装
層の端部から亀裂が入り持ち上がることを防止すること
ができる。したがって、転圧不足等により下地層の強度
が不足する場合や、透水アスファルトコンクリートのよ
うに透水性を持たせるためアスファルト量やその密度が
低い場合でも、弾性舗装層の端部の持ち上がりを確実に
防止することができる。
に下方に延在する部分ができ、この部分でアンカー効果
を持たせることができ、弾性舗装層の膨張や収縮による
端部の持ち上がりを確実に防止することができ、弾性舗
装構造体に透水性を持たせるため透水アスファルトコン
クリートのような密度の低い下地層を使用しても、確実
に弾性舗装層の端部を保持することができる。
について説明する。なお、上述従来例と実質的に同じ構
成要素は同一参照番号を付して重複する説明は省略す
る。
で、アスファルト舗装層4を縁石2,3間にこれら縁石
2,3側の両端部が、縁石2,3の側面との間に砕石層
1が露呈する隙間11を形成するように施工する。この
ような隙間11は、縁石2,3の相対する側面部にその
一面が当接するように砕石層1上に例えば幅が25mm
で高さが40mmの角材をその上面が縁石2,3の上面
と略一致するように設置し、これら角材間にアスファル
ト材を敷均し、角材をガイドにして転圧仕上げを行なっ
てアスファルト舗装層4を形成した後、角材を撤去す
る。これにより幅が25mm、深さが40mmの隙間1
1が形成される。弾性舗装層5は、アスファルト舗装層
4に例えば20mmの厚さに施工するとともに、これら
隙間11内にも施工するようにして弾性舗装層5の端部
6も一体的に施工する。この場合端部6が幅が幅が25
mm、長さが40mmになる。
字状になり、その先端部は砕石層1方向に垂れ下がった
形になり、アンカー効果を奏することができ、上述した
ような膨張収縮による応力に対抗することができる。し
たがって、透水性の弾性舗装構造にするため、密粒アス
ファルトコンクリートに比べてアスファルト量も少な
く、密度も低い透水アスファルトコンクリートでアスフ
ァルト舗装層4を構成しても、弾性舗装層5の端部6は
持ち上がるようなことはない。
ァルト舗装層4が厚い場合の一例であり、アスファルト
舗装層4の縁石2,3側の両端縁部内に略L字状の後述
した隙間11に対応する凹部12を形成し、これら凹部
12内にも弾性舗装層5の端部6を一体的に施工したも
のである。凹部12の形成は上述第1実施例と同様に適
度な大きさの角材を用いればよい。
端部6は弾性舗装層5と同一材料で一体的に形成してい
るが、図3に示す第3実施例においては凹部12の底部
には多数の小石13とゴムチップ14とをバインダーを
用いて混合した充填材をある程度の深さまで入れてお
き、その後弾性舗装層5を施工するようにしている。
果を確実にするには、図3に示すように弾性舗装層5の
厚みをAとし、端部6の深さをBとし、端部6の幅をC
とすると、A<B≦Cという関係にすることが好まし
い。
工法は、下地層と縁石との境界部に下地層の上面より低
い凹部を設け、この凹部に弾性舗装層を埋設するという
極めて簡単な工程であり、これにより弾性舗装層の縁石
に沿う端部にはアンカー効果が生じ、弾性舗装層の膨張
や収縮による応力により弾性舗装層の端部から亀裂が入
り持ち上がることを防止することができる。したがっ
て、転圧不測による下地層の強度が不足する場合や、透
水アスファルトコンクリートのように透水性を持たせる
ためアスファルト量やその密度が低い場合でも、弾性舗
装層の端部の持ち上がりを確実に防止することができ
る。このような凹部は例えば縁石に沿って木枠を配置す
るという簡単な作業で形成できる。
層と縁石との境界部に設けられ、下地層の上面より低い
凹部を有し、弾性舗装層は凹部内にも埋設したものであ
り、凹部内に弾性舗装層の側部を埋設するという簡単な
構成により、端部にアンカー効果を持たせることがで
き、弾性舗装層の膨張や収縮による端部の持ち上がりを
確実に防止することができ、弾性舗装構造体に透水性を
持たせるため、透水アスファルトコンクリートのような
密度の低い下地層を使用しても、確実に弾性舗装層の端
部を保持することができる。
体の第1実施例を示す縦断面図である。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 一対の相対する縁石間に所定の厚さに設
けられた下地層の上にゴムや弾性合成樹脂のチップ材等
をバインダーで固めた弾性舗装層を施工する弾性舗装の
施工法において、前記下地層と前記縁石との境界部に前
記下地層の上面より低い凹部を設け、この凹部に前記弾
性舗装層を埋設したことを特徴とする弾性舗装の施工
法。 - 【請求項2】 一対の相対する縁石間に所定の厚さに設
けられた下地層の上にゴムや弾性合成樹脂のチップ材等
をバインダーで固めた弾性舗装層が施工された弾性舗装
構造体において、前記下地層と前記縁石との境界部に設
けられ、前記下地層の上面より低い凹部を有し、前記弾
性舗装層は前記凹部内にも埋設されていることを特徴と
する弾性舗装構造体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3358622A JPH086281B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 弾性舗装の施工法および弾性舗装構造体 |
KR1019920021000A KR970007959B1 (ko) | 1991-12-27 | 1992-11-10 | 탄성포장시공법 및 탄성포장구조체 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3358622A JPH086281B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 弾性舗装の施工法および弾性舗装構造体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05179605A true JPH05179605A (ja) | 1993-07-20 |
JPH086281B2 JPH086281B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=18460270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3358622A Expired - Lifetime JPH086281B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 弾性舗装の施工法および弾性舗装構造体 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086281B2 (ja) |
KR (1) | KR970007959B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100606480B1 (ko) * | 2005-01-10 | 2006-08-01 | 백용호 | 탄성블록들을 이용한 탄성포장 구조체의 시공방법 및 이에따라 형성된 탄성포장 구조체 |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP3358622A patent/JPH086281B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-11-10 KR KR1019920021000A patent/KR970007959B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH086281B2 (ja) | 1996-01-24 |
KR930013385A (ko) | 1993-07-21 |
KR970007959B1 (ko) | 1997-05-19 |
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