JPH05178441A - プリント基板の搬送装置 - Google Patents

プリント基板の搬送装置

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JPH05178441A
JPH05178441A JP3315052A JP31505291A JPH05178441A JP H05178441 A JPH05178441 A JP H05178441A JP 3315052 A JP3315052 A JP 3315052A JP 31505291 A JP31505291 A JP 31505291A JP H05178441 A JPH05178441 A JP H05178441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printed circuit
circuit board
printed substrate
guide rails
printed
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3315052A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Tsuchida
昭夫 土田
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Komatsu Giken Co Ltd
Original Assignee
Komatsu Giken Co Ltd
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Publication date
Application filed by Komatsu Giken Co Ltd filed Critical Komatsu Giken Co Ltd
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Discharge By Other Means (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント基板をスムーズにかつ確実に搬送す
ることができるプリント基板の搬送装置を提供すること
を目的としている。 【構成】 ガイドレール10の延在方向に移動自在に設け
られてガイドレール10に沿って搬送されるプリント基板
Pの両側部下面を支持するチェーン22を、プリント基板
Pをアーム16によってガイドレール10に沿ってチェーン
22上を搬送する際に、プリント基板Pの両側部下面を摺
動しつつ回転移動させて、プリント基板Pから剥がれ落
ちたフラックスを運び出すことにより、ガイドレール10
とチェーン22の間へのフラックスの蓄積を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリント基板をその
製造工程において、搬送するプリント基板の搬送装置に
係わり、特に、プリント基板の裏面に、はんだ付け用の
フラックスを塗布した後のものを搬送するものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子機器に使用されるプリント
基板、予め該プリント基板を貫通して形成されたスルー
ホールに、該プリント基板上面に付設される電子部品の
リードが挿通され、該リードの挿通部分にプリント基板
の裏面側からはんだ付けが施されている。上記はんだ付
けが確実に行われていないと、電子部品に作動不良等が
生じるため、はんだ付け後、ブリッジ検査等の各種検査
が行われている。このような検査工程に、プリント基板
を前工程から搬入して、検査後、次の工程に搬出するプ
リント基板の搬送装置の一例として、従来、図6に示す
ものが知られている。
【0003】この図において符号1,1はガイドレール
を示す。このガイドレール1,1は、プリント基板Pの
搬送方向に平行に設けられたものであり、その互いに対
向する内側の側面にはガイドレール1,1の長手方向に
延びる凹溝2,2が形成され、該凹溝2,2に沿ってプ
リント基板Pが搬送されるようになっている。また、上
記一方のガイドレール1の外側には該ガイドレール1の
長手方向にシリンダ3aによって往復動する移動体3が
設けられている。この移動体3には上記ガイドレール1
と平行な回転軸4が軸回りに回転自在に設けられてお
り、この回転軸4には該回転軸4に直交する一対のアー
ム5,5の基端部が所定間隔で固定されている。これら
アーム5,5はシリンダ4aによって回転軸4を正逆に
回転させることにより、回転軸4回りに回動してその先
端部がプリント基板Pの後端部側に位置するとともに、
該後端部から上方に離間するようになっている。
【0004】そして、上記構成のプリント基板の搬送装
置では、上記アーム5,5をプリント基板側に回動させ
て、その先端部をプリント基板P,Pの後端側に位置さ
せた後、移動体3を前進させることによって、アーム
2,2の先端部でプリント基板P,Pを前方に押して搬
送し、その後、アーム2,2を上方に回動させて、その
先端部をプリント基板P,Pから離間させて、移動体3
を後退させる操作を順次繰り返して行うことによって、
プリント基板Pを前工程から検査工程に搬入して、検査
後、次の工程に搬出するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記アーム
2,2でプリント基板Pを移動させる際においては、該
プリント基板Pがガイドレール1,1の凹溝2,2内を
摺動するが、このプリント基板Pの裏面には、図7に示
すように、はんだ付け用のフラックスLが塗布されてい
るので、上記摺動によって該フラックスLが若干ではあ
るが、プリント基板Pの裏面から剥がれ落ちてしまう。
このため、プリント基板の搬送回数の増大に伴って、上
記剥がれ落ちたフラックスLが上記凹溝2,2内に蓄積
され、プリント基板Pの搬送がスムーズに行われなくな
るばかりか、最悪の場合、フラックスLが上記凹溝2,
2とプリント基板Pとの間にかみこんで、プリント基板
Pの搬送を不能にしていた。この発明は上記事情に鑑み
てなされたものであり、搬送回数が増大してもプリント
基板をスムーズにかつ確実に搬送することができるプリ
ント基板の搬送装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のプリント基板の搬送装置は、プリント基
板の搬送方向に延在して該プリント基板の搬送方向と平
行な両側部を摺動自在に支持する一対のガイドレール
と、上記プリント基板の搬送方向に往復動するととも
に、該プリント基板の後端部に係脱自在に係合する複数
本のアームと、上記ガイドレールの延在方向に移動自在
に設けられて、上記プリント基板の上記両側部の下面を
摺動自在に支持する移動支持部材とを具備してなるもの
である。
【0007】
【作用】この発明のプリント基板の搬送装置にあって
は、プリント基板をアームによってガイドレールに沿っ
て移動支持部材上を搬送する際に、該移動支持部材がプ
リント基板の両側部下面を摺動しつつガイドレールの延
在方向に移動するので、プリント基板の下面に塗布され
ているフラックスが移動支持部材上を摺動することによ
って剥がれ落ちても、このフラックスは移動支持部材の
移動によって運び出され、移動支持部材とガイドレール
の間に蓄積されることがない。
【0008】
【実施例】以下、図1ないし図5を参照してこの発明の
プリント基板の搬送装置の一実施例を説明する。これら
の図において、符号10,10はガイドレールを示す。
このガイドレール10,10はプリント基板Pの搬送方
向に互いに平行に延在する断面L字状のものであり、は
んだ付けの検査工程を構成するフレーム(図示略)に設
けられている。そして、上記ガイドレール10,10で
は、その互いに対向する内側面側が搬送路11,11と
され、この搬送路11,11内をプリント基板Pが搬送
されるようになっている。
【0009】また、上記一方のガイドレール10の外側
には移動体13がガイドレール10の長手方向に移動自
在に設けられている。この移動体13には、上記フレー
ムに取り付けられたシリンダ14のピストンロッド14
aが連結されており、このシリンダ14を作動させるこ
とによって、移動体13がガイドレール10の長手方向
に往復動せしめられるようになっている。
【0010】また、上記移動体13には上記ガイドレー
ル10と平行な回転軸15が軸回りに回転自在に設けら
れており、この回転軸15には該回転軸15に直交する
一対のアーム16,16の基端部が所定間隔で固定され
ている。これらアーム16,16の間隔は搬送ライン上
の互いに隣接するプリント基板P,Pの後端部間の距離
と等しく設定されている。上記回転軸15の一端部側に
は、該回転軸15と直交するロッド17が配設されてお
り、該ロッド17の先端部は回転軸15に固定状態で連
結されている。一方、上記移動体13にはシリンダ18
が取り付けられており、このシリンダ18のピストンロ
ッド18aの先端部が上記ロッド17の基端部にピン結
合されている。そして、上記回転軸15は、シリンダ1
8のピストンロッド18aを往復動させることによって
ロッド17を介して正逆に回転し、これによってアーム
16,16が回動してその先端部がプリント基板P,P
の後端部側に位置するとともに、該後端部から上方に離
間するようになっている。
【0011】また、上記ガイドレール10,10の両端
内側には、プリント基板Pの搬送方向と直交する回転軸
20…が設けられており、各回転軸21にはそれぞれス
プロケット21が取り付けられている。プリント基板P
の搬送に対向するスプロケット21…にはそれぞれ無端
状のチェーン22,22が巻回されており、これらチェ
ーン(移動支持部材)22,22は、上記回転軸20を
図示しない駆動源により回転駆動させることによって、
矢印A方向に回転するようになっている。上記チェーン
22,22は、図5に示すように、その上面が上記ガイ
ドレール10,10の内側において上記プリント基板P
の両側部の下面に当接して該プリント基板Pを下方から
支持するように配設されており、チェーン22,22が
回転することによりプリント基板Pの両側部の下面を摺
動するようになっている。
【0012】なお、上記実施例では、互いに対向するガ
イドレール10,10が、プリント基板Pの搬送方向に
3組設けられており、これら3組のガイドレール10…
上をプリント基板Pが搬送されるようになっている。
【0013】次に、上記構成のプリント基板の搬送装置
の作用・効果について説明する。図1は中央と右側の2
組のガイドレール10…上にプリント基板Pが搬送され
てきた状態を示す。この状態において、アーム16,1
6をシリンダ18によってプリント基板P側に回動させ
てその先端部をプリント基板P,Pの後端側に位置させ
た後、移動体3をシリンダ14によって所定距離前進さ
せる。すると、図2に示すように、プリント基板P,P
がアーム16,16によって同時に前方に押し出され、
ガイドレール10,10に沿ってチェーン22,22上
を摺動しながら搬送される。
【0014】一方、上記操作の際、上記チェーン22,
22を回転させる。すると、チェーン22,22がプリ
ント基板P,Pの両側部下面を摺動しつつ回転移動する
ので、プリント基板P,Pの下面に塗布されているフラ
ックスがチェーン22,22を摺動することによって剥
がれ落ちても、このフラックスはチェーン22,22の
回転移動によって運び出され、チェーン22,22とガ
イドレール10,10の間に蓄積されることがない。な
お、チェーン22,22によって運び出されたフラック
スは、チェーン22,22が回転移動している間に自然
落下してチェーン22,22から除去される。
【0015】そして、プリント基板Pのはんだ付け検査
等の際には、図3に示すように、チェーン22,22の
回転を停止するとともに、アーム16,16を上方に回
動させてその先端部をプリント基板P,Pから離間させ
る。検査終了後、図4に示すように、上記移動体3を後
退させ、その後アーム16,16を下方に回動させるこ
とにより、前方のアーム16を検査済のプリント基板P
の後方に位置させるとともに、後方のアーム16を前工
程から搬送されてきたプリント基板Pの後方に位置させ
る。その後、移動体3を前進させて検査済のプリント基
板Pを前方のアーム16によって押し出して次の工程に
搬出するとともに、後方のアーム16によって次のプリ
ント基板Pをに搬入し、これと同時に上記と同様にして
チェーン22,22を回転移動させる。そして、この工
程を繰り返して行うことによってプリント基板Pを次々
に搬送する。
【0016】上述したように、この発明のプリント基板
の搬送装置によれば、プリント基板Pをアーム16,1
6によってガイドレール10,10に沿ってチェーン2
2,22上を搬送する際に、該チェーン22,22をプ
リント基板Pの両側部下面を摺動しつつ回転移動ささせ
るようにしたので、プリント基板Pの下面に塗布されて
いるフラックスがチェーン22,22上を摺動すること
によって剥がれ落ちても、このフラックスはチェーン2
2,22の回転移動によって運び出され、チェーン2
2,22とガイドレール10,10の間に蓄積されるこ
とがない。したがって、フラックスがガイドレール1
0,10の搬送路11とプリント基板Pとの間にかみこ
むことがないので、プリント基板Pをスムーズかつ確実
に搬送することができる。
【0017】なお、上記実施例では、チェーン22,2
2によって運び出されたフラックスを、チェーン22,
22が回転移動している間に自然落下させることによっ
て、チェーン22,22から除去するようにしたが、チ
ェーン22,22の中途部に例えばブラシを当てて該ブ
ラシによって除去したり、吸引によって除去するように
すれば、確実にフラックスをチェーン22,22から除
去することができ、プリント基板Pの搬送をよりスムー
ズかつ確実に行うことができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のプリン
ト基板の搬送装置によれば、プリント基板をアームによ
ってガイドレールに沿って移動支持部材上を搬送する際
に、該移動支持部材をプリント基板の両側部下面を摺動
しつつガイドレールの延在方向に移動させるようにした
ので、プリント基板の下面に塗布されているフラックス
が移動支持部材上を摺動することによって剥がれ落ちて
も、このフラックスは移動支持部材の移動によって運び
出され、移動支持部材とガイドレールの間に蓄積される
ことがない。したがって、フラックスがガイドレールと
プリント基板との間にかみこむことがないので、プリン
ト基板をスムーズかつ確実に搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリント基板の搬送装置の一実施例の
概略構成を示す斜視図である。
【図2】アームをプリント基板の後端部に位置させた状
態を示すプリント基板の搬送装置の斜視図である。
【図3】アームをプリント基板から離間させた状態を示
すプリント基板の搬送装置の斜視図である。
【図4】移動体を後退させた状態を示すプリント基板の
搬送装置の斜視図である。
【図5】ガイドレールとプリント基板の要部の断面図で
ある。
【図6】従来のプリント基板の搬送装置の一例の概略構
成を示す斜視図である。
【図7】従来のガイドレールとプリント基板の要部の断
面図である。
【符号の説明】
10 ガイドレール 13 移動体 16 アーム 22 チェーン(移動支持部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板の搬送方向に延在して該プ
    リント基板の搬送方向と平行な両側部を摺動自在に支持
    する一対のガイドレールと、上記プリント基板の搬送方
    向に往復動するとともに、該プリント基板の後端部に係
    脱自在に係合する複数本のアームと、上記ガイドレール
    の延在方向に移動自在に設けられて、上記プリント基板
    の上記両側部の下面を摺動自在に支持する移動支持部材
    とを具備してなることを特徴とするプリント基板の搬送
    装置。
JP3315052A 1991-11-28 1991-11-28 プリント基板の搬送装置 Withdrawn JPH05178441A (ja)

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Effective date: 19990204