JPH0517780Y2 - - Google Patents

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JPH0517780Y2
JPH0517780Y2 JP8133988U JP8133988U JPH0517780Y2 JP H0517780 Y2 JPH0517780 Y2 JP H0517780Y2 JP 8133988 U JP8133988 U JP 8133988U JP 8133988 U JP8133988 U JP 8133988U JP H0517780 Y2 JPH0517780 Y2 JP H0517780Y2
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float
liquid level
electrode rods
tank
coil spring
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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はエンジンの燃料タンクや潤滑油タン
クなどに用いられる液量検出スイツチに関するも
ので、特に、タンク内の燃料や潤滑油が消費さ
れ、残量の所定量以下になつた状態を検出し報知
するのに用いられる液量検出スイツチに関する。
〔従来の技術〕
前記燃料タンクや潤滑油タンク内の液量が消費
の結果、所定以下になりエンジンを損傷すること
がないよう、これを検出して信号を発する液量検
出スイツチは周知慣用の技術に属する(例えば、
特開昭59−198322号公報など)。
〔考案によつて解決されるべき課題〕 然しながら、従来の液量検出スイツチは液量が
少なくなつた状態で油面に波立ちがあると、無用
に警告信号を発したり、信号が断続し易くなる不
具合があり、液量検出スイツチによつて作動する
電気回路の構成を複雑にしていた。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は浮子に改良を加えることによりその
ような不具合を簡単に解消せんとすることを目的
とするもので、タンク側壁に固定される絶縁蓋3
からタンク内へ伸びる少なくとも2本の電極棒
4,4を備え、それらの遊端4aを外方を屈曲さ
せた上、他の絶縁連結子5によつて連結すると共
に、前記2本の電極棒の外面に絶縁体からなる浮
子6を遊合させ、その浮子の下部内面にコイルバ
ネ7を圧縮嵌合させた点に特徴がある。
〔作用〕
絶縁体からなる浮子6は液面の昇降に応じて浮
力により上昇し、重力によつて下降する。すなわ
ち、2本の電極棒4,4の外面を上下方向に摺動
する。
液面が低下すると浮子6は下降し、浮子6の下
部に設けたコイルバネ7が2本の電極棒の外方へ
屈曲させた遊端部4aに当接し、それらの間の通
電を許容する。
この状態で液面に波立ちを生じると、それに伴
われて浮子6が一旦上昇し次いで落下するので、
その運動量によつてコイルバネ7が2本の電極棒
の外面に比較的強く嵌着するので、以後は給油を
行つた場合を除き、多少の波立ちによつては回路
が遮断されることがない。
〔実施例〕
以下、図示の実施例によつてこの考案を説明す
ると、図中、1はこの考案に係る液量検出スイツ
チであり、第5図で示すように潤滑油タンク2の
上側をなす側板に嵌着される。すなわち、液量検
出スイツチ1はタンク側壁に設けた開口部に弾性
的に嵌着されるゴム状の合成樹脂性絶縁蓋3と、
そこからタンク内へ伸びる少なくとも2本の電極
棒4,4とを備えている。これら各電極棒4,4
の遊端部4aはそれぞれ外方、すなわち、離隔す
る方向へ屈曲されており、互いに他の絶縁連結子
5によつて連結され、上端部4b,4bは前記絶
縁蓋3を貫いて上部へ突出し、警報回路8をなす
電線へ接続される。なお、9は警報用の電球、1
0はエンジン用の発電機からなる電源である。ま
た、4cは後述する浮子6の上昇限を規制するス
トツパで電極棒4をなす板材の一部をプレスで打
ち出し折り曲げてある。2aは給油口を開閉する
ゴム状キヤツプである。
前記2本の電極棒は断面が半円状の円弧をなし
ており、2本が略円形に対向して配置されて、そ
の外面には絶縁体からなる浮子6が上下方向に昇
降自在にゆるく遊合している。その浮子6の下部
にはやゝ大径の取付け穴6aが穿設され、そこに
はコイルバネ7が弾性的に嵌着されている。コイ
ルバネ7は一端を比較的大径に、他の一旦を比較
的小径に巻回してあり、その大径部において取付
け穴6aに固定されると共に、小径の部分7aは
浮子6から下方へ突出させてある。
よつて、この実施例によれば、タンク2内の液
面が低下すると浮子6も下降し、その下部に設け
たコイルバネ7が2本の電極棒の外方へ屈曲させ
た遊端部4aに当接し、それらの間の通電を許容
する。よつて、第4図で示す電気回路8が閉成さ
れ警報用の電球9が点灯し、液量の減少を作業者
に伝える。すなわち、液面が低下した状態で液面
に波立ちを生じると、それに伴われて浮子6もそ
れに伴われて昇降し、2本の電極棒4,4の外面
に比較的強く嵌着する。斯くて、その運動量によ
つてコイルバネ7は給油を行つた場合を除き、多
少の波立ちによつては回路が遮断されることがな
い。
〔考案の効果〕
この考案は以上のように、タンク側壁からタン
ク内へ伸びる少なくとも2本の電極棒4,4の遊
端部4aを外方を屈曲させた上、その外面に絶縁
体からなる浮子6を遊合させ、その浮子の下部内
面にコイルバネ7を圧縮嵌合させたものであるか
ら、浮子6は液面の昇降に応じて上下し、液面が
低下すると下部に設けたコイルバネ7が2本の電
極棒の外方へ屈曲させた遊端部4aに当接し、そ
れらの間の通電を許容する。
そのとき、コイルバネ7は液位の変動により、
その運動エネルギーによつて電極棒の外面に比較
的緩く嵌着し、以後は給油を行つた場合を除き、
多少の波立ちによつては回路が遮断されることが
なく、誤作動が少なくなる。また、その構成も簡
単でそれ自体が廉価である上に、これに接続され
る電気回路を簡単にするなど、実用上の効果が大
きい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は中央栓で破断した一部破断側面図、第2図は
側面図、第3図はその要部の拡大断面図、第4図
は電気回路図、第5図は取付け状態を示す断面図
である。 1……液量検出スイツチ、4,4……電極棒、
4a,4a……遊端部、5……絶縁連結子、6a
……取付け穴、7……コイルバネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) タンク側壁に固定される絶縁蓋3からタンク
    内へ伸びる少なくとも2本の電極棒4,4を備
    え、それら2本の電極棒の遊端部4aを外方を
    屈曲させた上、他の絶縁連結子5によつて連結
    すると共に、前記2本の電極棒の外面に絶縁体
    からなる浮子6を遊合させ、その浮子の下部内
    面にコイルバネ7を圧縮嵌合させてなるタンク
    内の液量検出スイツチ。 (2) 前記コイルバネ7の一部は浮子6から下方へ
    突出し、その突出した部分7aは残余の部分に
    比し比較的小径に巻回されている実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のタンク内の液量検出ス
    イツチ。
JP8133988U 1988-06-20 1988-06-20 Expired - Lifetime JPH0517780Y2 (ja)

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JP8133988U JPH0517780Y2 (ja) 1988-06-20 1988-06-20

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JP8133988U JPH0517780Y2 (ja) 1988-06-20 1988-06-20

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JPH023628U JPH023628U (ja) 1990-01-11
JPH0517780Y2 true JPH0517780Y2 (ja) 1993-05-12

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