JPH05176314A - 画像の動き検出装置 - Google Patents

画像の動き検出装置

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JPH05176314A
JPH05176314A JP34094491A JP34094491A JPH05176314A JP H05176314 A JPH05176314 A JP H05176314A JP 34094491 A JP34094491 A JP 34094491A JP 34094491 A JP34094491 A JP 34094491A JP H05176314 A JPH05176314 A JP H05176314A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP34094491A
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English (en)
Inventor
Aoi Kitaura
あおい 北浦
Naoyuki Fukuda
尚行 福田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Publication of JPH05176314A publication Critical patent/JPH05176314A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像の動きベクトルの計算を高速で行うこと
ができる画像の動き検出装置を提供する。 【構成】 動き検出をするときに用いる動きベクトルを
計算するために、現フレームの画素ブロックXと前フレ
ームの画素ブロックYを格納するバッファ・メモリ11
と、その累積誤差1を演算して格納するプロセサ・エレ
メント12と、プロセサ・エレメント12に格納されている
累積誤差1を昇順にK個選ぶ比較回路13と、比較回路13
で得たK個の累積誤差1の値と空間位置を格納するRA
M14と、その後再びプロセサ・エレメント12に戻ってR
AM14に保存されているK個の空間位置に対応する現フ
レームの画素Xと前フレームの画素Yについて累積誤差
2を演算し記憶した後に、プロセサ・エレメント12に保
存されている累積誤差1とRAM14に保存されている累
積誤差2との和をそれぞれについて演算して格納する加
算回路15と、加算回路14に格納されているK個の総累積
誤差の最小値を求めてそのときの空間位置を動きベクト
ルとする比較回路16とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画像圧縮技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、動きベクトルの探索には、ブロ
ック単位のパターン・マッチング法が広く実用的に検討
されている。
【0003】パターン・マッチング法は、2次元画像の
2フレーム間のM×N画素に対して、2つの画素の信号
強度Xm,n ,Ym,n の間で、探索範囲の各座標(i,
j)に対して式(1)により累積誤差Di,j を求める。
【0004】
【数1】
【0005】そして、図5に示すように累積誤差Di,j
の最小値を選び、動きベクトル(空間的位置と値)とし
て出力する。
【0006】ここで、図6に示すように検索対象のブロ
ックをM×N、探索範囲をLとして、(M,N)画素に
ついて被探索ブロックとの絶対値差分の算出を{(M×
N)×L}回行なっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、動きベクト
ルを求める際に上記式(1)の絶対値差の総和の回数を
減少する方法を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、演算高速化係
数を用いて1ブロックの部分累積誤差の計算回数を(M
×N)/Aにする手段と、特定数の候補座標に関して
{1−(1/A)}×M×N回の累積誤差計算をして部
分累積誤差との和である総累積誤差を格納する手段と、
格納された総累積誤差から最小の総累積誤差を求めて最
小総累積誤差及び最小総累積誤差に対応する位置座標を
出力する手段とを備えており、画像のフレーム間の複数
の画素の動きベクトルを求めるために探索範囲から被探
索ブロックに対応する画素値を逐次比較して最小累積誤
差を有する位置座標を動きベクトルとする画像の動き検
出装置によって達成される。
【0009】
【作用】本発明の動き検出装置は、演算高速化係数を用
いて1ブロックの部分累積誤差の計算回数を(M×N)
/Aにし、特定数の候補座標に関して{1−(1/
A)}×M×N回の累積誤差計算をして部分累積誤差と
の和である総累積誤差を格納し、格納された総累積誤差
から最小の総累積誤差を求めて最小総累積誤差及び最小
総累積誤差に対応する位置座標を出力して、画像のフレ
ーム間の複数の画素の動きベクトルを求めるために探索
範囲から被探索ブロックに対応する画素値を逐次比較し
て最小累積誤差を有する位置座標を動きベクトルとす
る。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の画像の動き検
出装置の実施例を説明する。
【0011】図1は、本発明の画像の動き検出装置の一
実施例の構成を示す。
【0012】図1の画像の動き検出装置は、バッファ・
メモリ11、バッファ・メモリ11に接続されたプロセサ・
エレメント12、プロセサ・エレメント12に接続された比
較回路13、比較回路13及びプロセサ・エレメント12に接
続されたランダム・アクセス・メモリ(RAM)14、プ
ロセサ・エレメント12及びRAM14に接続された加算回
路15、加算回路15に接続された比較回路16、比較回路16
に接続された出力回路17によって構成されている。
【0013】次に、上記各構成部分の動作を説明する。
【0014】バッファ・メモリ11は、現フレームの画素
ブロックXと前フレームの画素ブロックYを蓄える。
【0015】プロセサ・エレメント12は、図2に示すよ
うにバッファ・メモリ11に蓄えられた現フレームの画素
ブロックX及び前フレームの画素ブロックYを入力し、
その累積誤差1を演算して記憶する。また、プロセサ・
エレメント12は、RAM14に保存されているK個の空間
位置に対応する現フレームの画素Xと前フレームの画素
Yについて累積誤差2を演算し記憶する。
【0016】比較回路13は、プロセサ・エレメント12に
保存されている累積誤差1を昇順にK個選ぶ。
【0017】RAM14は、比較回路13で得たK個の累積
誤差1の値と空間位置を格納する。加算回路15は、プロ
セサ・エレメント12に保存されている累積誤差1とRA
M14に保存されている累積誤差2との和をそれぞれにつ
いて演算して内蔵のRAM(図示省略)に格納する。
【0018】比較回路16は、加算回路15に保存されてい
るK個の総累積誤差の最小値を求め、出力回路17は、そ
のときの空間位置を動きベクトルとして出力する。
【0019】次に、図1の画像の動き検出装置の動作を
図3のフローチャートを参照して説明する。
【0020】動作の説明の一例として、検索対象画像を
図4に示すように2×2の4画素を1単位とする小ブロ
ックに分割し、この小ブロックに対して計算対象とする
画素を決めて、計算回数を低減する規則を考える。
【0021】まず、高速演算化係数αをα=2と設定す
る。高速演算化係数αは、距離計算をする対象を次のよ
うに決める。
【0022】 1)α=1 … 画素1 (A=4) 2)α=2 … 画素1,2(A=2) 3)α=3 … 画素1,3(A=2) 4)α=4 … 画素1,4(A=2) ここで高速演算化係数αをα=2としたので、高速演算
係数AはA=2と設定される。
【0023】入力画面(現フレーム)の画素ブロックX
m,n と探索範囲の参照画面(1つ前のフレーム)の画素
ブロックYm,n を入力する(ステップS1)。
【0024】その累積誤差1D′i,j を、次式(2)
【0025】
【数2】
【0026】により演算する(ステップS2)。ここで
A=2を代入すると、ブロック内の偶数行に対して演算
することになる。
【0027】プロセサ・エレメント12に内蔵のRAM18
に記憶されている上記ステップS2の累積誤差1を昇順
にK個選び、K個の動きベクトルの候補座標を求める
(ステップS3)。
【0028】RAM14に記憶されている上記ステップS
3の候補座標について、その累積誤差”D″i,j を、次
式(3)
【0029】
【数3】
【0030】により演算する(ステップS4)。ここで
A=2を代入すると、上記ステップS2で演算しなかっ
た部分、即ち、ブロック内の奇数行に対して演算するこ
とになる。
【0031】RAM14に記憶されている上記ステップS
3の累積誤差1と上記ステップS4でプロセサ・エレメ
ント12に内蔵のRAM18に記憶されている累積誤差2を
各座標について、次式(4)
【0032】
【数4】
【0033】により演算する(ステップS5)。
【0034】加算回路15に内蔵のRAM(図示省略)に
記憶されている上記ステップS5のK個の候補座標に関
する総累積誤差の最小値とそのときの空間座標を求める
(ステップS6)。
【0035】上記ステップS6で得た空間座標を動きベ
クトルとして出力する(ステップS7)。
【0036】従って、入力画素ブロックをM×N画素、
探索範囲をL、演算高速係数をA、1度目の累積誤差計
算による動きベクトルの候補座標数をK個としたとき、
その計算量は、 {L×(1/A)×M×N}+[(A−1)×K×{1−(1/A)}×M× N]=(M×N)/A×{L+K×(A−1)2 } であり、従来の方法による計算量のL×M×Nに比べて
減少している。
【0037】例えば、M×Nを8×8、Lを16×16、A
を2、Kを10とした場合、本発明の画像の動き検出装置
によれば8、512回、従来の方式によれば16、38
4回の計算量となり、約半分の計算量で画像の動き検出
が実現できる。
【0038】
【発明の効果】本発明の動き検出装置は、演算高速化係
数を用いて1ブロックの部分累積誤差の計算回数を(M
×N)/Aにし、特定数の候補座標に関して{1−(1
/A)}×M×N回の累積誤差計算をして部分累積誤差
との和である総累積誤差を格納し、格納された総累積誤
差から最小の総累積誤差を求めて最小総累積誤差及び最
小総累積誤差に対応する位置座標を出力して、画像のフ
レーム間の複数の画素の動きベクトルを求めるために探
索範囲から被探索ブロックに対応する画素値を逐次比較
して最小累積誤差を有する位置座標を動きベクトルとす
るので、計算量を減少して、効率よく画像の動きベクト
ルを検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像の動き検出装置の一実施例の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1のプロセサ・エレメントの一構成例を示す
ブロック図である。
【図3】図1の画像の動き検出装置の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図4】高速演算仮係数により決まる4画素のブロック
図である。
【図5】従来の画像の動き検出方法による動き検出の処
理の説明図である。
【図6】従来の画像の動き検出方法による検索範囲の説
明図である。
【符号の説明】 11 バッファ・メモリ 12 プロセサ・エレメント 13 比較回路 14 ランダム・アクセス・メモリ(RAM) 15 加算回路 16 比較回路 17 出力回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演算高速化係数を用いて1ブロックの部
    分累積誤差の計算回数を(M×N)/Aにする手段と、
    特定数の候補座標に関して{1−(1/A)}×M×N
    回の累積誤差計算をして前記部分累積誤差との和である
    総累積誤差を格納する手段と、前記格納された総累積誤
    差から最小の総累積誤差を求めて当該最小総累積誤差及
    び当該最小総累積誤差に対応する位置座標を出力する手
    段とを備えており、画像のフレーム間の複数の画素の動
    きベクトルを求めるために探索範囲から被探索ブロック
    に対応する画素値を逐次比較して前記最小累積誤差を有
    する位置座標を動きベクトルとすることを特徴とする画
    像の動き検出装置。
JP34094491A 1991-12-24 1991-12-24 画像の動き検出装置 Pending JPH05176314A (ja)

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JP34094491A JPH05176314A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 画像の動き検出装置
US08/273,906 US5477278A (en) 1991-12-24 1994-07-12 Apparatus for detecting motion of moving picture

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Cited By (4)

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US5510856A (en) * 1994-12-30 1996-04-23 Daewoo Electronics Co., Ltd. Apparatus for determining motion vectors
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CN1115865C (zh) * 1995-01-16 2003-07-23 株式会社大宇电子 通过使用自适应中值滤波技术确定运动矢量的装置
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