JPH0517444A - 4−t−アミノ−2,2,6,6−テトラアルキルピペリジン類 - Google Patents

4−t−アミノ−2,2,6,6−テトラアルキルピペリジン類

Info

Publication number
JPH0517444A
JPH0517444A JP3339528A JP33952891A JPH0517444A JP H0517444 A JPH0517444 A JP H0517444A JP 3339528 A JP3339528 A JP 3339528A JP 33952891 A JP33952891 A JP 33952891A JP H0517444 A JPH0517444 A JP H0517444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
epoxy
stabilizer
forming system
amino
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3339528A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiang-Jen Lin
ジイアン−ジエン・リン
Harold George Waddill
ハロルド・ジヨージ・ワツデイル
Michael Cuscurida
マイケル・カスカリダ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Huntsman Corp
Original Assignee
Texaco Chemical Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Texaco Chemical Co filed Critical Texaco Chemical Co
Publication of JPH0517444A publication Critical patent/JPH0517444A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D211/00Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings
    • C07D211/04Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D211/06Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D211/36Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D211/56Nitrogen atoms
    • C07D211/58Nitrogen atoms attached in position 4
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/34Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
    • C08K5/3412Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having one nitrogen atom in the ring
    • C08K5/3432Six-membered rings
    • C08K5/3435Piperidines

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Polyethers (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)
  • Hydrogenated Pyridines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 式(X)[式中、Rは、それぞれ、炭素原子
数1〜4のアルキル基であり、R1 は、式(A)〜
(D)(ここで、Xは2〜10である)の1つである]
で示されるピペリジン類、該化合物を活性水素成分とし
て含むポリ尿素エラストマー系及び該化合物を光、熱ま
たは酸化に対する安定剤として含むエポキシ樹脂形成
系。 【化16】 【化17】 【効果】 上記ピペリジン化合物は、ポリ尿素、エポキ
シおよびウレタン系での光、熱または酸化により生ずる
劣化、褪色などに対する安定化特性を示した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規のアミノ置換テト
ラアルキルピペリジン類に関する。また、本発明は、例
えばエポキシ樹脂、並びにポリ尿素、ポリウレタンおよ
びポリウレタン- 尿素のエラストマー系での前記テトラ
アルキルピペリジン類の光、熱、および酸化に対する安
定剤としての使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】エポ
キシ樹脂、およびポリ尿素やポリウレタンのエラストマ
ーには広範囲の商業的用途がある。例えば、エポキシ樹
脂は、表面被覆剤や接着剤として、また、硬質フォーム
類の製造に、その他各種の用途に、商業的に使用されて
いる。ポリ尿素やポリウレタンのエラストマーもまた被
覆剤として用いられ、密閉金型での射出成形、あるいは
開放金型での吹き付けにより、部材の製造に使用され
る。いずれにせよ、エポキシ類、ポリ尿素類、あるいは
ポリウレタン類が含まれるエラストマー系は、熱及び/
または光に暴露された場合には、貧弱な安定性しか示さ
ない。その結果生じる系の劣化は、典型的には変色、製
品の全一性の全般的欠如、例えばクラックの発生など、
および諸特性、例えばその数例に限っても、引張強度、
剪断強度、伸び率などの不都合な低下となって現れる。
そのため、熟練した技術者は、熱及び/または光に暴露
された場合に安定性を示す系の実現に絶えず努力してい
るのである。
【0003】ピペリジン化合物、およびそれらのある種
の誘導体を光、熱、または酸化に対する安定剤に用いる
ことは、例えば、米国特許第4,315,859 号明細書、同第
4,469,829 号明細書、同第4,528,374 号明細書、同第4,
670,488 号明細書、同第4,670,489 号明細書、同第4,69
5,599 号明細書、同第4,695,600 号明細書、同第4,716,
187 号明細書、および同第4,719,037 号明細書から公知
である。
【0004】米国特許第4,526,971 号明細書には、ある
種の二官能性アルコールを用いてある種のアルキル化4
−アミノピペリジンを還元的にアルキル化することによ
る、ポリアルキルピペリジルアミンの製造方法が記載さ
れている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式(X)
【0006】
【化3】
【0007】[式中、Rは、それぞれ炭素原子数1〜4
のアルキル基であり、R’は、次式(A) 〜(D)
【0008】
【化4】
【0009】(ここで、Xは2〜10である)の1つで
ある]で示される化合物である。最も好ましくは、Rが
メチル基のものである。
【0010】発明者らは、本発明の化合物は、ポリ尿
素、ポリウレタン、もしくはポリウレタン- 尿素のエラ
ストマー、またはポキシ系に用いた場合に、光、熱、及
び/または酸化に対する改善された安定性を提供するこ
とを発見した。
【0011】本発明の一実施態様においては、R’が式
(A)
【0012】
【化5】
【0013】の場合の本化合物を、二段階反応で製造す
ることができる。これを詳述すると、第1段階では、
2,2,6,6−テトラアルキル−4−アミノピペリジ
ン(TAAP)と酸化プロピレンとを反応させて、式
(I)
【0014】
【化6】
【0015】で示される酸化プロピレン付加物を形成さ
せる。
【0016】本発明の上記に代わる実施態様において
は、第1段階に、TAAPと酸化1,2−ブチレンと反
応させる工程を含めることができ、式(II)
【0017】
【化7】
【0018】で示される酸化ブチレン付加物を形成させ
る。
【0019】TAAPのアルキル基は、炭素原子数1〜
4のアルキル基であり、メチル基が最も好適である。上
記の反応は、100〜180℃の温度で行わせることが
できる。好適な実施態様においては、125〜150℃
の温度で反応混合物に真空または窒素によるストリッピ
ングを施し、未反応の酸化プロピレンをすべて除去す
る。
【0020】好都合なことに、第1段階の反応は、触媒
の助けなしに進行する。
【0021】二段階反応の第2段階(アミノ化工程) で
は、上記に式(I) として特定される酸化プロピレン付
加物と、触媒組成物の存在下でアンモニアとを反応させ
て、式(III)
【0022】
【化8】
【0023】で示されるポリオキシアルキレンアミン化
合物を生成させる。
【0024】同様にして、このアミノ化工程に、上記に
式(II)として特定される酸化ブチレン付加物と、上記と
同一の条件下で、アンモニアとを反応させる工程を含め
ることもでき、式(IV)
【0025】
【化9】
【0026】で示されるポリオキシアルキレンアミン化
合物を生成させる。
【0027】上記に第2段階として述べた還元的アミノ
化反応においては、式(I) の酸化プロピレン付加物、
または式(II)の酸化ブチレン付加物と、過剰モルのアン
モニア、例えば25〜60重量%のアンモニアとを反応
させて、OHからNH2 へ転化させるのが好ましい。また、
過剰モルのアンモニアを用いることによって、副反応、
例えば第二級アミンの形成などの進行が最小限に抑えら
れる。典型的には、水素の存在下で反応を進めて、触媒
の失活を防止する。
【0028】上記に第2段階として述べた還元的アミノ
化反応に用いる触媒としては、いかなるアミノ化触媒を
も用いることができる。ニッケル触媒が好ましく、ラネ
ーニッケル(商品名、米国特許第4,766,245 号明細書参
照)、ニッケル- 銅- クロム、またはニッケル- 銅- ク
ロム- モリブデンが特に好適である。
【0029】第2段階では、一般に180〜250℃の
温度、および3.5〜28MPa(500〜4000psi)の
圧力下で、式(I) の酸化プロピレン付加物、または式
(II)の酸化ブチレン付加物とアンモニアおよび水素とを
反応させる。
【0030】本発明の他の実施態様においては、R’が
式(C) または(D)
【0031】
【化10】
【0032】の場合の本発明の化合物が、上記に論じた
と同様の方法で製造される。より詳細には、式(I) の
酸化プロピレン付加物、または式(II)の酸化ブチレン付
加物が、同様の方法で製造される。ところが本実施態様
においては、アミノ化の反応を行う前に、式(I)また
は(II)の付加物と、追加量(例えば、Xモル)の酸化プ
ロピレンと、あるいは適切な場合は酸化ブチレンとを更
に反応させて、式(V)
【0033】
【化11】
【0034】あるいは酸化ブチレン付加物を用いた場合
は、式(VI)
【0035】
【化12】
【0036】[ここで、xは、酸化プロピレン付加物
(I) または酸化ブチレン付加物(II)と反応した酸化プ
ロピレンまたは酸化ブチレンのモル数である]示される
中間体を生成させる。
【0037】低分子量の、例えば、xが2〜10である
場合の生成物は、より良好な紫外線安定化特性を示すこ
とが見出された。
【0038】前記の反応においては、塩基性アルコキシ
化触媒を用いるのが望ましい。代表的なアルコキシ化触
媒としては、アルカリ金属のメトキシドまたは水酸化
物、例えば水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、カリウ
ムメトキシド、ナトリウムメトキシド、水酸化セシウム
などが挙げられる。
【0039】また、触媒の使用によって生じるアルカリ
金属イオンをすべて吸着するため、反応生成物には、そ
の回収前に化学的吸着剤または酸を加えることも望まし
い。かかる化学的吸着剤としては、ケイ酸マグネシウ
ム、活性アルミナ、および酸性白土を挙げることができ
る。使用できる酸を例示すると、シュウ酸、硫酸、リン
酸などを挙げることができる。抑制剤、例えばジ−t−
ブチル−p−クレゾール及び他のヒンダードフェノール
を加えて、反応中間体を安定化することもできる。
【0040】上記実施態様においては、反応中間体
(V) または(VI)と、触媒組成物の存在下でアンモニア
および水素とを反応させて(アミノ化して) 、反応中間
体(V)を用いた場合は、式(VII)
【0041】
【化13】
【0042】または、反応中間体(VI)を用いた場合は、
式(VIII)
【0043】
【化14】
【0044】で示されるポリオキシアルキレンアミン化
合物を生成させる。
【0045】このアミノ化反応は、酸化プロピレン付加
物(I) または酸化ブチレン付加物(II)のアミノ化につ
いて上記に記載したのと同一条件下で、かつ同一の方法
で行われる。
【0046】本発明によるこれら新規化合物は、一般的
には、総アセチル化可能体量は、1〜7.5meq/g であ
り、より特定的には、1.5〜7.5meq/g であるのを
特徴とする。前記化合物は、また、総アミン量が1〜1
5meq/g で、第一級アミン量が0.5〜7.35meq/g
、第三級アミン量が0.5〜3.7meq/g であり、か
つ分子量は270〜1500である。前述のとおり、よ
り低分子量の化合物、例えば分子量が270〜1000
のものは、優れた紫外線安定化特性を示す。
【0047】本発明の新規化合物は、ポリ尿素、エポキ
シ、およびポリウレタンの系に用いるのが好都合であ
り、光、熱及び/または酸化によって生じる劣化、褪色
などに対する好ましい安定化特性を示す。
【0048】ポリ尿素エラストマー系は、連鎖延長剤の
存在下で、イソシアネートと活性水素成分とを反応させ
ることによって一般的に製造されるが、それは当業者に
公知である。本発明の新規化合物は、非常に反応性に富
むアミン基が存在することから、重合体の網目構造の内
部に直接反応し、活性水素成分として充分機能し、さら
に好都合にも上記に論じた安定化特性を示す化合物であ
る。典型的には、イソシアネートと本発明の化合物と
は、化学量論量で反応させる。
【0049】一般に、エポキシ樹脂系は、未硬化のエポ
キシ樹脂と、1ないしそれ以上の硬化剤とを反応させる
ことによって製造される。本発明の実施には、広範囲の
各種エポキシ樹脂を用いることが可能である。これら
は、典型的には1分子あたり平均約1.8個の反応性
1,2−エポキシ基を有するポリエポキシドとして記述
される。これらポリエポキシドは、単量体または重合体
の、飽和または不飽和の、脂肪族、脂環族、芳香族、ま
たは複素環化合物であることができ、更にはヒドロキシ
ル基、エーテルラジカル、芳香族ハロゲン原子、および
その他で置換されていても良い。
【0050】好適なポリエポキシドは、グリシジルエー
テルまたはジグリシジルエーテル誘導体であって、対応
するアルキルエーテルをエポキシド化することによっ
て、あるいは、公知の方法によって、過剰モルのエピク
ロルヒドリンと、芳香族ポリヒドロキシ化合物、例えば
イソプロピレンビスフェノール、ノボラックなどを反応
させることによって製造される。メチレンまたはイソプ
ロピレンビスフェノールのエポキシ誘導体が好ましい。
後述の実施例においては、ビスフェノールのジグリシジ
ルエーテル(シェル化学より入手可能なイーポン(Epon)
880 :商品名)が用いられている。
【0051】米国特許第4,316,991 号明細書に開示され
ているポリエポキシドは、特に好適である。具体的に
は、エピハロヒドリン、例えばエピクロルヒドリンと多
価フェノールまたは多価アルコールのいずれかとを反応
させて得られる樹脂性エポキシポリエーテル類が挙げら
れる。適当な二価フェノールを例示的に、しかし決して
網羅的でなく列挙すれば、下記のとおりである。4,
4’−イソプロピリデンビスフェノール、2,4’−ジ
ヒドロキシジフェニルエチルメタン、3,3’−ジヒド
ロキシジフェニルジエチルメタン、3,4’−ジヒドロ
キシジフェニルメチルプロピルメタン、2,3’−ジヒ
ドロキシジフェニルエチルフェニルメタン、4,4’−
ジヒドロキシジフェニルプロピルフェニルメタン、4,
4’−ジヒドロキシジフェニルブチルフェニルメタン、
2,2’−ジヒドロキシジフェニルジトリルメタン、お
よび4,4’−ジヒドロキシジフェニルトリルメチルメ
タン。
【0052】エピハロヒドリンと共反応して、上記のエ
ポキシポリエーテル類を形成できるその他の多価フェノ
ールは、レゾルシノール、ヒドロキノン、および置換ヒ
ドロキノン類、例えばメチルヒドロキノンである。
【0053】適当な硬化剤としては、アミン官能基数が
2ないしそれ以上の第一級脂肪族アミンを一般的に挙げ
ることができる。特に好適なのは、テキサコ・ケミカル
より入手可能なポリオキシアルキレンアミン類であるジ
ェファミン(Jeffamine) (商品名)系列であり、ジェフ
ァミンD-230 、ジェファミンT-403 、ジェファミンD-40
0 、ジェファミンD-200 番、およびそれらの混合物が挙
げられる。これらのポリオキシアルキレンアミン類は、
「 ジェファミン・ポリオキシアルキレンアミン類」 と題
する同社の製品案内書に記載されている。
【0054】所望により、本発明のエポキシ樹脂配合物
には、エポキシ樹脂のアミンでの硬化を、特に常温で加
速するための「加速剤」を含ませることが可能である。
若干例の用途においては、かかる加速が有益である。本
発明に従って利用し得る加速剤の多くは、当業界では公
知である。その例としては、フェノールの塩、サリチル
酸塩、米国特許第2,681,901 号明細書に開示されている
ような脂肪酸のアミン塩、および、米国特許第2,839,48
0 号明細書に開示されているような第三級アミンがあ
る。本発明に従い用いられる好適な加速剤は、米国特許
第3,875,072 号明細書に開示されており、ピペラジンと
ある種のアルカノールアミンとの重量比1:8ないし
1:1の組み合わせよりなる。
【0055】その他の成分、例えば充填剤、顔料、およ
び可塑剤を、本発明の配合物に、発明の効果を損なうこ
となく定型的に添加することができる。
【0056】本発明の一実施態様によれば、上記のエポ
キシ樹脂系には、更に1.5〜10重量%の本発明の置
換テトラアルキルピペリジンを含有させ、得られるエポ
キシ樹脂系の酸化と同様に熱および光による劣化に対す
る安定性を更に改善している。
【0057】
【実施例】以下、実施例1〜15において、本発明の詳細
な実施態様を例示する。
【0058】実施例1 本実施例では、上記に示し、かつ説明した式(I) に対
応する酸化プロピレン付加物を製造した。詳しくは、3
00g の2,2,6,6−テトラメチル−4−アミノピ
ペリジン(TMAP)を2リットル入り撹拌機付きオー
トクレーブに仕込み、次いで予め精製された窒素でパー
ジした。次いで、この反応炉を115℃に加熱し、酸化
プロピレン(PO)の添加を開始した。さらに、115
〜125℃にて3時間にわたり、全部で335g のPO
を添加した。平衡圧力となるまで反応した後、反応混合
物に、125〜135℃にて真空および窒素によるスト
リッピングを施し、未反応のPOを除去した。全部で1
10gの未反応POが回収され、TMAPは2モルのP
Oと反応していた。得られた生成物は、淡黄色の結晶性
物質であった。その特性を下記の表1に示した。
【0059】
【表1】
【0060】13C−NMRのスペクトルは、下記の構造
(IX)
【0061】
【化15】
【0062】のものと一致した。
【0063】実施例2 本実施例では、TMAPの酸化プロピレン付加物でヒド
ロキシル基数が115のものを製造した。詳しくは、1
00g のTMAPを2リットル入り撹拌機付きオートク
レーブに仕込み、次いで予め精製された窒素でパージし
た。次いで、この反応炉を125℃に加熱し、82g の
POを1時間にわたって添加した。さらに、反応混合物
を2時間反応させて平衡圧力に到達させ、次いで、真空
および窒素のもとでストリッピングを施して、低沸点物
質を除去した。次いで、反応炉に水酸化カリウム2.8
g を仕込み、これが溶解するまで30分間撹拌した。次
いで、115〜140℃、0.5〜0.6MPa (60〜
70psi )にて8.2時間にわたり、PO789g を反
応させた。POの添加を140℃で開始し、反応の進行
につれて温度を徐々に下げた。平衡圧力となるまで反応
した後、ケイ酸マグネシウム22.4g を水性スラリー
として加え、95℃で2時間撹拌することにより、生成
物を中和した。ジ−t−ブチル−p−クレゾール(1.
2g)を加えて、生成物を安定させた。次いで、中和され
た生成物に、最低圧力での真空ストリッピングをおよ
び、窒素によるストリッピングを施したのち、濾過し
た。最終生成物の特性を下記の表2に示した。
【0064】
【表2】
【0065】実施例3 本実施例は、実施例2で製造した酸化プロピレン付加物
をアミノ化して、本発明の新規ポリオキシアルキレンア
ミン化合物を製造する例である。詳しくは、300ml入
り撹拌機付きオートクレーブに、実施例2で製造した付
加物150g 、アンモニア23.8g 、ラネーニッケル
触媒20g 、および4.25MPa (600psi)の水素を
仕込んだ。オートクレーブを1時間の反応時間にわたっ
て230〜242℃に加熱した。この間に、圧力は、1
6.3MPa (2350psi )から14.2MPa (205
0psi )まで低下した。この反応炉を室温まで冷却し、
排気し、次いで、内容物を濾過して、ストリッピングを
施した。本実施例で製造した化合物を分析して、結果を
下記の表3に示した。
【0066】
【表3】
【0067】実施例4 本実施例では、実質的に実施例3の方法に従い、本発明
の別のポリオキシアルキレンアミン化合物を製造した。
詳しくは、300ml入り撹拌機付きオートクレーブに、
実施例2で製造した付加物150g 、アンモニア34.
3g 、触媒(Ni/Cu/Cr/Mo/Al2O3) 、20g 、および4.
9MPa (700psi )の水素を仕込んだ。反応条件は、
230〜242℃で約3時間であった。この反応時間の
間に、圧力は、20.8MPa (3000psi )から1
6.3MPa (2350psi )まで低下した。この反応炉
を室温まで冷却し、排気し、次いで、濾過およびストリ
ッピングを施して生成物を得た。無色の生成混合物を分
析して、結果を下記の表4に示した。
【0068】
【表4】
【0069】実施例4で製造された生成物に関し、出発
ジオールが第一級アミン生成物に転化したと仮定する
と、転化率は64%(すなわち、1.26〜1.98)
と算定された。13C−NMRのスペクトルから、−CH
−NH2 (59%)、および−CH−OH(41%) の
存在が示された。したがって、約60%の転化率でアル
コールが、問題になる副反応もなく第一級アミンに転化
したものと結論した。
【0070】実施例5 本実施例では、実質的に実施例3の方法に従い、本発明
の更に別のポリオキシアルキレンアミン化合物を製造し
た。詳しくは、300ml入り撹拌機付きオートクレーブ
に、実施例2で製造した付加物150g 、アンモニア2
0g 、触媒(Ni-Cu-Cr) 20g 、および4.9MPa(7
00psi )の水素を仕込んだ。反応条件は、230〜2
48℃で2時間であった。得られた生成物は、ほぼ無色
の液体であった。これを分析して、結果を下記の表5に
示した。
【0071】
【表5】
【0072】実施例6 本実施例では、実質的に実施例3の方法に従い、本発明
のまた別のポリオキシアルキレンアミン化合物を製造し
た。詳しくは、300ml入り撹拌機付きオートクレーブ
に、実施例2で製造した付加物150g 、アンモニア3
3.3g 、ラネーニッケル触媒25g および約4.25
MPap(600psi )の水素を仕込んだ。反応条件は、2
3.5〜18.7MPa (3400〜2700psi )の圧
力下で、230〜257℃にて2時間であった。得られ
た生成物を分析して、結果を下記の表6に示した。
【0073】
【表6】
【0074】実施例7 本実施例では、実質的に実施例3の方法に従い、本発明
のまた更に別のポリオキシアルキレンアミン化合物を製
造した。詳しくは、300ml入り撹拌機付きオートクレ
ーブに、実施例2で製造した付加物120g 、アンモニ
ア40g 、ラネーニッケル触媒30g 、および約4.2
5MPa (600psi )の水素を仕込んだ。反応条件は、
230℃にて2時間であった。得られた生成物を分析し
て、結果を下記の表7に示した。
【0075】
【表7】
【0076】実施例8〜11 実施例8〜11では、それぞれ下記の表8に特定した成
分の組み合わせによって、硬化エポキシ樹脂配合物を製
造した。用いた各成分の相対量を、重量部で示した。実
施例9、10、および11において、用いたTMAPポ
リオキシアルキレンアミン化合物は、上記実施例7で製
造したものである。
【0077】
【表8】
【0078】実施例8〜11で製造された硬化エポキシ
樹脂配合物の各々について、初期の黄変指数(YI)、
および、屋外暴露から24時間後、48時間後、および
7日後のYIを測定した。YIは、プラスチックの黄色
指数(Yellowness Index)に関する米国材料試験協会(A
STM)標準試験方法に従い測定した。全試験例で、エ
ポキシ樹脂配合物は、白色タイル上の0.15mm(6ミ
ル)の透明塗膜として試験に供した。初期YIと、各暴
露時間経過後のそれとの差分(ΔYI) も測定した。上
記の評価結果を下記の表9に示した。
【0079】
【表9】
【0080】上記のデータが示すとおり、実施例8で製
造したTMAPポリオキシアルキレンアミンを含まない
エポキシ樹脂配合物は、短期間の屋外暴露により黄変し
た。TMAPポリオキシアルキレンアミンの添加量を増
大させると、黄変の程度は次第に低下した。
【0081】実施例12〜15 実施例12〜15では、それぞれ下記の表10に特定し
た成分の組み合わせによって、硬化エポキシ樹脂配合物
を製造した。用いた各成分の相対量を重量部で示した。
実施例13、14、および15において用いたTMAP
ポリオキシアルキレンアミン化合物は、上記実施例7で
製造したものである。
【0082】上記の実施例は、エポネックス1510(Epone
x 1510:シェル化学のビスフェノールAの水素化ジグリ
シジルエーテルの商品名) を基材とする非黄変耐候性配
合物に対するTMAPポリオキシアルキレンアミン化合
物の添加は、この系を更に一層改善することを示してい
る。
【0083】
【表10】
【0084】実施例12〜15で製造された硬化エポキ
シ樹脂配合物の各々について、下記に記載の促進耐候性
試験によって評価して、初期黄変指数(YI)、並び
に、屋外暴露から4時間後、8時間後、24時間後、お
よび48時間後のYIを測定した。YIは、上記と同様
に、プラスチックの黄色指数(Yellowness Index)に関す
るASTM標準試験法に従い測定した。ASTM試験法
G53−84に記載のQ−U−V促進試験装置を用いる
手順に従った。試験パネルを試験の継続期間中充分な紫
外線に暴露させることによって、黄変の急激な促進がな
された。試験期間中、試験器には一切の水を供給しなか
った。したがって、凝縮の影響は測定されなかった。初
期YIと、各暴露時間経過後のそれとの差分(ΔYI)
も測定した。上記の評価結果を下記の表11に示した。
【0085】
【表11】
【0086】実施例12で製造されたTMAPポリオキ
シアルキレンアミン化合物を欠くエポキシ樹脂配合物に
ついては、黄変がさらに急激であることが上記のデータ
から証明された。この光安定剤の添加が、塗膜の初期漂
白(負のYI値に注目のこと) をもたらすことは明白で
あるが、大量の光安定剤を含有する場合には、その値が
減少した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハロルド・ジヨージ・ワツデイル アメリカ合衆国、テキサス 78752、オー スチン、コロナド・ヒルズ・ドライブ 1607・シー (72)発明者 マイケル・カスカリダ アメリカ合衆国、テキサス 78731、オー スチン、スート・1056、グレイストーン 3543

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(X) 【化1】 [式中、Rは、それぞれ、炭素原子数1〜4のアルキル
    基であり、R’は、次式(A) 〜(D) 【化2】 (ここで、xは2〜10である)の1つである]で示さ
    れる4−t−アミノ−2,2,6,6−テトラアルキル
    ピペリジン類。
  2. 【請求項2】 Rが、メチル基である請求項1記載の4
    −t−アミノ−2,2,6,6−テトラアルキルピペリ
    ジン類。
  3. 【請求項3】 分子量が、270〜1,500である請
    求項1または2記載の4−t−アミノ−2,2,6,6
    −テトラアルキルピペリジン類。
  4. 【請求項4】 イソシアネート成分と、連鎖延長剤と、
    活性水素成分とからなるポリ尿素エラストマー系であっ
    て、前記活性水素成分が、請求項1ないし3のいずれか
    1項に記載の化合物であることを特徴とするエラストマ
    ー系。
  5. 【請求項5】 エポキシ化合物と、硬化剤と、安定剤と
    からなるエポキシ樹脂形成系であって、前記安定剤が、
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の化合物である
    ことを特徴とする樹脂形成系。
  6. 【請求項6】 エポキシ化合物が、1分子あたり平均約
    1.8 個の反応性1,2-エポキシ基を有するポリエポキシ化
    合物である請求項5記載の樹脂形成系。
  7. 【請求項7】 エポキシ化合物が、(a) グリシジルエ
    ーテル誘導体、(b) ジグリシジルエーテル誘導体、
    (c) メチレンビスフェノールのエポキシ誘導体、
    (d) イソプロピレンビスフェノールのエポキシ誘導
    体、(e) エピハロヒドリンと多価フェノールとの反応
    生成物、あるいは(f) エピハロヒドリンと多価アルコ
    ールとの反応生成物である請求項5または6記載の樹脂
    形成系。
  8. 【請求項8】 硬化剤には、アミン官能基数が2ないし
    それ以上である第一級脂肪族アミンが含まれる請求項5
    〜7のいずれか1項に記載の樹脂形成系。
  9. 【請求項9】 安定剤が、1.5〜10重量%の量で用
    いられる請求項5〜8のいずれか1項に記載の樹脂形成
    系。
  10. 【請求項10】 エポキシ樹脂、あるいはポリ尿素、ポ
    リウレタン、またはポリウレタン- 尿素のエラストマー
    用の、光、熱、または酸化に対する安定剤として請求項
    1〜3のいずれか1項に記載の4−t−アミノ−2,
    2,6,6−テトラアルキルピペリジン類を使用する方
    法。
JP3339528A 1990-11-29 1991-11-29 4−t−アミノ−2,2,6,6−テトラアルキルピペリジン類 Pending JPH0517444A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US619535 1990-11-29
US07/619,535 US5112979A (en) 1990-11-29 1990-11-29 Polyoxyalkyleneamines containing tetraalkylpiperidine functionality and their use as light, heat and oxidation stabilizers

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0517444A true JPH0517444A (ja) 1993-01-26

Family

ID=24482303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3339528A Pending JPH0517444A (ja) 1990-11-29 1991-11-29 4−t−アミノ−2,2,6,6−テトラアルキルピペリジン類

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5112979A (ja)
EP (1) EP0488502A1 (ja)
JP (1) JPH0517444A (ja)
CA (1) CA2052293A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016511777A (ja) * 2013-01-25 2016-04-21 ウーデ・インヴェンタ−フィッシャー・ゲーエムベーハー ポリアミドモールディングコンパウンド用添加剤およびその使用

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5326829A (en) * 1992-10-07 1994-07-05 Miles Inc. Process for the production of activated polyethers
US5874623A (en) * 1993-08-02 1999-02-23 Bayer Corporation Process for the production of polyether aminoalcohols
TW509683B (en) * 1997-05-27 2002-11-11 Ciba Sc Holding Ag Triazine derivatives containing 2,2,6,6-tetramethyl-4-piperidyl groups

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA654695A (en) * 1962-12-25 May And Baker Limited Heterocyclic compounds
DE2412750A1 (de) * 1974-03-16 1975-09-18 Bayer Ag Verfahren zur herstellung von 4-amino2,2,6,6-tetramethyl-piperidin
NL179392C (nl) * 1975-03-21 1986-09-01 Montefibre Spa Werkwijze voor het bereiden van gestabiliseerde polymere samenstellingen alsmede op een werkwijze voor het bereiden van als stabilisator geschikte polyaminen, en gevormde voortbrengselen daaruit vervaardigd.
DE2642386A1 (de) * 1976-09-21 1978-03-23 Bayer Ag Permanent stabilisierte polyurethane
JPS53144579A (en) * 1977-05-18 1978-12-15 Sankyo Co Ltd 4-aminopolyalkylpiperidine derivatives
US4298737A (en) * 1978-12-26 1981-11-03 The B. F. Goodrich Company Piperdinyl substituted 1,4-diaza-2-cycloalkanones and derivatives thereof
US4315859A (en) * 1979-01-15 1982-02-16 Ciba-Geigy Corporation 1,3,5-Triazines containing at least one piperidine radical
JPS56501681A (ja) * 1979-12-10 1981-11-19
IT1222394B (it) * 1987-07-30 1990-09-05 Ciba Geigy Spa Processo per la preparazione di 2,2,6,6 tetrametil 4 piperidilammine
DE3739480A1 (de) * 1987-11-21 1989-06-01 Huels Chemische Werke Ag Verfahren zur herstellung von blockierten harnstoffgruppenhaltigen polyisocyanaten sowie die danach hergestellten produkte

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016511777A (ja) * 2013-01-25 2016-04-21 ウーデ・インヴェンタ−フィッシャー・ゲーエムベーハー ポリアミドモールディングコンパウンド用添加剤およびその使用
US9908973B2 (en) 2013-01-25 2018-03-06 Uhde Inventa-Fischer Gmbh Additive for polyamide moulding compounds and use thereof

Also Published As

Publication number Publication date
EP0488502A1 (en) 1992-06-03
CA2052293A1 (en) 1992-05-30
US5112979A (en) 1992-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0554823B1 (en) Epoxy resins cured with mixed methylene bridged poly(cyclohexyl-aromatic)amine curing agents
EP1956034B1 (en) Alkylated polyalkyleneamines and uses thereof
EP3170849B1 (en) Nitrogen-containing heterocyclic epoxy curing agents, compositions and methods
US7897688B2 (en) Amino group-terminal viscosifiers, resultant products and uses thereof
EP3110870B1 (en) Furan-based amines as curing agents for epoxy resins in low voc applications
KR101919308B1 (ko) 경화성 수지 시스템용 수계 아민 경화제
EP2961784B1 (en) Composition and method of making water borne epoxy hardener for use in two-component epoxy self levelling compounds with long pot life, fast cure and low shrinkage characteristics
EP0022073A1 (de) Diglycidyläther von di-sekundären Alkoholen, ihre Herstellung und Verwendung
JPS599567B2 (ja) 改質アミノ・ポリオ−ルの製造方法
US4396754A (en) Rapid curing epoxy compositions
JPH08283384A (ja) 弾性エポキシ樹脂系の硬化剤
JP2022145636A (ja) 水性エポキシ硬化剤
JPH05209041A (ja) 硬化エポキシ樹脂の製造方法
JP3932404B2 (ja) グリシジル化合物,アミン系硬化剤及び複素環式硬化促進剤からなる硬化性混合物
EP0786481B1 (en) Reactive accelerators for amine cured epoxy resins
KR102120821B1 (ko) 분지형 아민계 경화제, 이를 포함하는 에폭시 수지 조성물 및 이의 경화물
EP0783010A2 (en) Methylamine adduct for cure of epony resins
JPH0517444A (ja) 4−t−アミノ−2,2,6,6−テトラアルキルピペリジン類
KR20120089367A (ko) 다이비닐아렌 옥사이드를 기제로 하는 부가제
DE2640408B2 (de) Verfahren zur Herstellung von Formkörpern und Überzügen
EP2341093B1 (en) Novel diamino-alcohol compounds, their manufacture and use in epoxy resins
DE3782575T2 (de) Phenylglycidylether modifizierte polyoxyalkylendiamine und damit hergestellte epoxydharzzusammensetzungen.
JPS5924717A (ja) エポキシ樹脂用潜在性硬化剤
US3697462A (en) Liquid curing agent for epoxy resins comprising a mixture of an imidazole and an aniline-formaldehyde condensate
KR20170139026A (ko) 시클릭 카르보네이트