JPH05173641A - サーボループの自動調整装置 - Google Patents

サーボループの自動調整装置

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JPH05173641A
JPH05173641A JP34442991A JP34442991A JPH05173641A JP H05173641 A JPH05173641 A JP H05173641A JP 34442991 A JP34442991 A JP 34442991A JP 34442991 A JP34442991 A JP 34442991A JP H05173641 A JPH05173641 A JP H05173641A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーボループ中に信号の飽和が検出されたと
きには自動調整を中断することにより、サーボループ中
の信号の飽和による非線形状態が発生していないときの
み自動調整処理を行い、自動調整が誤動作してしまうこ
とを防止する。 【構成】 自動調整手段101は、誤差検出手段10
2,制御手段106,制御対象108からなるサーボル
ープのゲインなどの自動調整を行う。飽和検出手段10
9は、サーボループ中の信号の飽和を監視し、飽和が検
出されると自動調整手段101に対し、飽和検出信号1
10を送る。自動調整手段101は飽和検出信号を受け
取ると自動調整を中断する。これにより、信号の飽和に
よる自動調整の誤動作を防止することができ、サーボル
ープの動作を安定化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクの記録ある
いは再生の際に用いられる、トラッキングサーボやフォ
ーカスサーボなどのサーボループにおける、各パラメー
タの自動調整、特に、ゲインの自動調整を行うサーボル
ープの自動調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスクや光学式ビデオディ
スクの再生、あるいは、光磁気光ディスクや相変化型光
ディスクの記録再生などでは、フォーカスサーボやトラ
ッキングサーボなどのフィードバック制御系が用いられ
ている。このようなサーボループにおいては、半導体レ
ーザの発光特性のばらつきやディスクの反射率の違い、
あるいは、受光素子の特性の違いや取付誤差などにより
サーボループの安定性が変わってしまう。そこでサーボ
ループを安定に動作させるために、古くは人手によっ
て、最近では、マイクロプロセッサを用いて自動的にサ
ーボループ内の各種定数の調整がなされている。このよ
うな自動調整の例としては、例えば、特開平2−154
30号公報で開示されているトラッキングサーボループ
のゲイン調整や、特開平1−128237号公報で開示
されているトラッキングのDCオフセット調整などがあ
げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような自動調整では、サーボループ中のどこかで信号の
飽和が発生することにより、誤調整をしてしまう危険が
あった。これは特に、近年、サーボのインテリジェント
化や低コスト化のために進められているサーボのデジタ
ル化において大きな問題となっている。デジタル化する
ことにより量子化誤差が生じ、アナログサーボに比べて
駆動信号のノイズが増大する傾向にある。このような状
況の中で、従来のアナログサーボでは生じることのなか
った信号の飽和が発生している。この事象は、例えば、
高域補償のための高域通過フィルタをデジタルフィルタ
で構成した場合などに顕著に現れる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、サーボループ
中の信号の飽和を検出する飽和検出手段と、前記飽和検
出手段が前記信号の飽和を検出していない時には自動調
整を行い、飽和を検出した時には異常状態と判断し、自
動調整を中断する自動調整手段を備えたサーボループの
自動調整装置である。
【0005】
【作用】本発明は、上記の手段を具備することにより、
サーボループ中に信号の飽和による非線形状態が発生し
ていないときのみ自動調整処理を行い、自動調整が誤動
作してしまうことを防止することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0007】図1は本発明の第1の実施例におけるサー
ボループの自動調整装置のブロック図である。図1にお
いて、自動調整手段101によって調整されるサーボル
ープは、以下のような構成になっている。誤差検出手段
102は、目標値103と制御値104を入力し、両者
を比較し誤差信号105を出力する。制御手段106は
誤差信号105を入力し、誤差信号に見合うだけの駆動
信号107を制御対象108に対して出力する。制御対
象108は駆動信号107に応じて動作し、制御値10
4を出力する。ここで、出力された制御値104は誤差
検出手段102に入り、目標値103と比較され、誤差
が検出される。このようなサーボループに対して、自動
調整手段101は以下のような動作をする。自動調整手
段101は、サーボループの内部状態を検出し、制御手
段106の各定数を変更することにより、サーボループ
を安定に動作させるようにする。この際のサーボループ
の内部状態の検出及び各定数の変更については、従来例
で説明したようにこれまでに多数の提案がなされている
が、本発明の主旨には直接関係しないので、詳しい説明
は略する。さて、飽和検出手段109は、サーボループ
中の各信号(誤差信号105、駆動信号107、およ
び、制御手段106の内部処理で用いられる信号11
1)の何れか1つ以上の信号の飽和あるいはそれに準ず
る状態の検出を行う。飽和を検出すると、飽和検出信号
110を自動調整手段101に出力する。飽和検出信号
110を入力すると、自動調整手段101は自動調整を
中断し、各定数を現状のままに保持するように制御手段
106に指示を送る。これにより、飽和による自動調整
の誤動作を防ぐことができる。
【0008】以上のように本実施例によれば、飽和検出
手段によって、サーボループ中の信号の飽和を監視しな
がら自動調整手段がサーボループの自動調整を行い、飽
和が検出されると自動調整を中断することにより、信号
の飽和による自動調整の誤動作を防止することができ、
サーボループの動作を安定化することができる。
【0009】次に、第2の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図2は本発明の第2の実施例におけ
るサーボループの自動調整装置のブロック図である。本
実施例は、光ディスク再生におけるトラッキングサーボ
のゲインの自動調整に本発明を適用した場合の一例であ
る。以下、動作を説明する。
【0010】まず、はじめに本実施例におけるトラッキ
ングサーボループの動作を説明する。スピンドルモータ
201は光ディスク202を回転させる。トラッキング
アクチュエータ203はピックアップ204中の対物レ
ンズを移動させることにより、光ディスク202上の光
スポットの位置を移動させ、サーボループはこの光スポ
ットの位置がトラック上に乗るようにトラッキングアク
チュエータ203を制御する。ピックアップ204は受
光素子を内蔵し、光ディスク202からの反射光に応じ
た信号を誤差検出回路205に出力する。誤差検出回路
205では、ピックアップ204からの信号を基に、ト
ラック位置と光スポットの位置のずれを示すトラッキン
グ誤差信号206を出力する。誤差検出の方法は、例え
ばスリービーム法やファーフィールド法、位相差法など
がある。このようなトラッキング誤差検出方法はすでに
周知の技術となっているので説明を略する。誤差検出回
路205が出力したトラッキング誤差信号206は、ア
ナログデジタル変換回路207に入り、デジタルアナロ
グ変換され、デジタルフィルタ208に入る。デジタル
フィルタ208は、いわゆるループフィルタとして動作
する。すなわち、入力したトラッキング誤差信号が0に
なるように駆動値209を出力する。デジタルフィルタ
208から出力された駆動値209は、デジタルアナロ
グ変換回路210に入り、デジタルアナログ変換され、
駆動回路211に出力される。駆動回路211は、入力
した駆動信号に対して増幅や電圧−電流変換などの処理
を施し、駆動信号219をトラッキングアクチュエータ
203に出力する。この駆動によりピックアップ204
が光ディスク202に照射する光スポットは、トラック
を追従するように制御される。
【0011】このようなサーボループでは、受光素子の
感度やトラッキングアクチュエータ203の動作感度の
ばらつきによってループゲインが最適でなく、サーボが
不安定になりやすい。そこで、下記に示すような方法に
より、ゲインの自動調整を行う。212は本実施例にお
ける自動調整手段であり、外乱発生回路213、ゲイン
測定設定回路214からなる。まず、外乱発生回路21
3は所定の周波数、振幅の検査信号215を発生し、こ
の信号を加算器216を介して誤差信号に加算する。つ
いでゲイン測定設定回路214は検査信号215と測定
点217の信号を入力し、この2点での信号のレベル差
から検査信号215の圧縮率を求め、この圧縮率からサ
ーボループのゲインを得る。そして、現在のゲインと目
標とするゲインを比較し、現在のゲインが小さければゲ
インをあげ、現在のゲインが大きければゲインを下げる
ように、デジタルフィルタ208の定数を変更すること
により、サーボループのゲインの調整を行う。
【0012】アナログ飽和検出回路218は駆動信号2
19を入力し、この信号の飽和を監視する。駆動信号2
19はトラッキングアクチュエータ203に入る信号で
あり、この場合の制御対象である光スポットの挙動に一
番近い信号であるため、この信号を監視することがサー
ボループの飽和を監視するためには望ましい。図3に、
アナログ飽和検出回路218の構成図と信号波形図を示
す。図3において、駆動信号219は第1の比較器30
1に入り、第1の基準電圧302と比較される(波形3
06)。この第1の基準電圧302は通常駆動信号21
9が飽和レベルに近い、あるいは飽和レベルに達してい
るかどうかを調べるための電圧である。第1の比較器3
01の出力波形を307に示す。第1の比較器301か
らの出力信号は積分回路303を通り、第2の比較器3
04に入る。積分回路303の出力波形を308に示
す。第2の比較器304は入力した信号を第2の基準電
圧305と比較し、比較結果を飽和検出信号220とし
て出力する。309は、第2の比較器303の出力波形
である。このように構成することによって、飽和の頻度
に応じた飽和検出信号220の出力を得ることができ
る。さて、上記の動作により飽和が検出されると、飽和
検出信号220は外乱発生回路213とゲイン測定設定
回路214に入り、両方の動作を停止させる。これによ
り、検査信号215の注入は中断され、また、デジタル
フィルタ208のゲインは新たな定数変更が行われない
ため、飽和検出信号220が出力された時点の値にホー
ルドされる。
【0013】以上のように、本実施例によれば、サーボ
ループ中の信号、特に制御対象の実際の動作に近いトラ
ッキングアクチュエータを駆動する駆動信号の飽和を監
視対象にすることにより、精度良く飽和によるサーボル
ープの非線形化を検出でき、これによる自動調整の誤調
整を防止し、サーボの安定化を図ることができる。
【0014】さて、前述の第2の実施例では、飽和検出
の精度を良くするためにトラッキングアクチュエータに
入る駆動信号の飽和を監視していた。しかしながら、こ
の方法では、サーボ回路のLSI化には不向きな面を持
っている。図2の230に示す範囲、すなわち、アナロ
グデジタル変換回路207,デジタルフィルタ208,
デジタルアナログ変換回路210,外乱発生回路21
3,ゲイン測定設定回路214および加算器216はす
べてデジタル回路、あるいは、ソフトウエアで構成可能
であり、これらを1つのデジタルLSIにまとめること
ができる。そこで、これらを1つのLSIにすることを
想定した場合、LSIの入力としては、サーボをかける
ために最低必要な誤差信号を入力する端子と駆動回路へ
の出力端子の他に、飽和検出信号を入力するための制御
端子が必要となる。また、第2の実施例ではアナログ回
路を用いて飽和検出を行うアナログ飽和検出回路401
を用いたが、例えば、飽和検出のための回路をLSIの
中に取り込んだ場合には、アナログ信号である駆動信号
を入力するための第2のアナログデジタル変換回路を設
ける必要がでてくる。以下に述べる第3の実施例では、
この点に着目し、よりLSI化に向いた例について述べ
る。
【0015】図4は本発明の第3の実施例におけるサー
ボループの自動調整装置のブロック図である。
【0016】サーボループによるトラッキングアクチュ
エータの制御および、サーボループのゲイン自動調整の
動作は、第2の実施例で説明したものと同じである。す
なわち、誤差検出回路205,アナログデジタル変換回
路207,デジタルフィルタ208,デジタルアナログ
変換回路210,駆動回路211,トラッキングアクチ
ュエータ203などからなるサーボループを用いてトラ
ッキングサーボを行い、加算器216を介してサーボル
ープ中に検査信号215を注入し、測定点217での検
査信号の圧縮率をもとにサーボループのゲインの調整を
行う。ここで、サーボループの動作を詳細に考察する
と、以下のようなことがわかる。ゲイン測定設定回路2
14はデジタルフィルタ208の定数を変えることによ
り、サーボループのゲインを変化させている。また、デ
ジタルフィルタ208からの出力(駆動値209)は、
デジタルアナログ変換回路210によってデジタルアナ
ログ変換された後に駆動回路211に入り、駆動信号2
19に変換され、トラッキングアクチュエータ203を
駆動している。ここで、デジタルフィルタ208のゲイ
ンの変化によって、デジタルアナログ変換回路210の
出力のダイナミックレンジが駆動回路211の入力のダ
イナミックレンジを越えないように設定してある場合に
は、この2つの回路の間での駆動信号の飽和は起こらな
いといえる。あるいは、誤差検出回路205の出力する
誤差信号206のダイナミックレンジとそれを入力する
アナログデジタル変換回路207との間にも、同様のこ
とがいえる。そこで、上記の条件を満たしていれば、飽
和が生じる可能性があるのは、デジタルフィルタ208
のゲインが大きくなりすぎてデジタルフィルタ209の
出力が飽和した場合のみである、と考えることができ
る。すなわち、上記条件を満たしている場合、検出の監
視対象をデジタルフィルタ209の出力(駆動値20
9)にすることによって、サーボループ中の信号の飽和
が即時検出可能であるといえる。
【0017】以下、本実施例を詳細に説明する。デジタ
ル飽和検出回路401は駆動値209を入力し、以下に
示すような方法により、飽和を監視、検出する。例え
ば、制御値209が8ビットの2の補数表現された数値
であるとすれば、制御値209は−127から+128
までの値を取る。この場合、デジタルフィルタ208が
+128を数回連続して出力すると、これは飽和状態と
判断することができる。また、+128を連続しなくて
も、例えば、断続的に頻繁に+128になるような場合
には、制御値209は飽和寸前と判断できる。このよう
に、制御値209が飽和あるいは飽和に準ずる状態にな
ると、デジタル飽和検出回路401は、飽和検出信号4
02をゲイン測定設定回路214と外乱発生回路213
に送る。ゲイン測定設定回路214では飽和検出信号4
02を入力すると、現在のゲインに基づいたゲインの調
整を中断する。また、外乱発生回路213は飽和検出信
号220を入力すると、検査信号215の出力をやめ
る。これにより、サーボループ中には検査信号215が
なくなり、また、デジタルフィルタ208の定数の変更
が中断されるため、飽和が検出された時点のゲインがボ
ールドされる。
【0018】本実施例においては、403に示す範囲、
すなわち、デジタルアナログ変換回路207,デジタル
フィルタ208,デジタルアナログ変換回路210,外
乱発生回路213,加算器216,ゲイン測定設定回路
214、さらに、デジタル飽和検出回路401を1つの
デジタルLSIにまとめることが可能である。この場
合、飽和検出の対象をデジタルフィルタ208の出力で
ある制御値209にしているために、飽和時のゲイン調
整中断のための制御端子が不要になり、サーボ用のLS
Iとして最低限必要な、誤差信号の入力端子と、駆動信
号の制御端子のみを設ければ良くなる。
【0019】以上のように本実施例によれば、飽和検出
の検査対象としてデジタルフィルタ209からの出力で
ある制御値209を用いることにより、ゲイン調整中断
用の制御端子を廃止することができ、より端子数の少な
い、LSI化に向いたサーボループの自動調整装置が実
現可能になる。
【0020】なお、第1の実施例において、飽和検出信
号110を受けたときの自動調整手段101の動作とし
て、自動調整を中断し各定数を現状のままにホールドす
るという例を述べたが、例えば、ゲインの自動調整の実
施中に飽和が検出された場合には、自動調整を中断し現
在のゲインよりすこし低いゲインを制御手段106に設
定するなど、サーボループを安定に動作させるための処
理であれば、いかなる処理を実行しても良い。
【0021】また、第2の実施例中で、アナログ信号の
飽和検出手段の一例について説明したが、アナログ信号
の飽和を検出できる方法であればどのような方法であっ
ても良い。例えば、駆動信号をデジタルアナログ変換
し、デジタルデータと所定値を比較する、あるいは、単
位時間あたりの飽和回数を計測し、一定値以上になった
ら完全に飽和した、というように判断する方法なども考
えられる。
【0022】また、第2の実施例では、駆動回路211
が出力する駆動信号302の飽和を監視したが、デジタ
ルアナログ変換回路210が出力するアナログ信号の飽
和を検出しても良い。ここを監視することにより、アナ
ログデジタル変換回路202の不良による出力アナログ
信号の飽和などを検出することができる。
【0023】また、第2,第3の実施例では、ゲイン測
定設定回路214が飽和検出信号を受け取った場合の処
理として、デジタルフィルタ208の定数変更を停止す
るという例を述べたが、例えば、飽和検出信号220,
402が入ってきた時点の定数をそれ以降デジタルフィ
ルタ208に設定し続ける、あるいは、飽和検出信号2
20,402が入ってきた時点より少しゲインを下げる
ようにデジタルフィルタ208の定数を設定する、ある
いは、あらかじめ決められた値に設定するなど、その時
点以降でのゲイン測定結果を用いた定数設定を行わなけ
れば、どのような処理を行っても良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サーボループ中の信号の飽和を検出する飽和検出手段
と、飽和検出手段が第1の信号の飽和を検出していない
時には自動調整を行い、飽和を検出した時には異常状態
と判断し、自動調整を中断する自動調整手段を備えるこ
とにより、サーボループ中の信号の飽和が生じていない
安定な状態でのみ自動調整を行うため、自動調整の誤動
作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるサーボループの
自動調整装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施例におけるサーボループの
自動調整装置の構成を示すブロック図
【図3】図2における飽和検出回路218の構成例およ
び信号波形を示すブロック図および波形図
【図4】本発明の第3の実施例におけるサーボループの
自動調整装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
101,212 自動調整手段 109 飽和検出手段 208 デジタルフィルタ 218 アナログ飽和検出回路 401 デジタル飽和検出回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーボループの自動調整処理を行う自動
    調整手段と、 サーボループ中の信号の飽和を検出する飽和検出手段と
    を設け、 前記自動調整手段は、前記飽和検出手段がサーボループ
    中の信号の飽和を検出した場合に前記自動調整処理を中
    断することを特徴とするサーボループの自動調整装置。
  2. 【請求項2】 誤差信号をアナログデジタル変換するア
    ナログデジタル変換回路と、 アナログデジタル変換された誤差信号を入力、演算し、
    ドライブ値を算出するデジタルフィルタ回路と、 前記ドライブ値をデジタルアナログ変換し、第1のドラ
    イブ信号として出力するデジタルアナログ変換回路と、 前記第1のドライブ信号を入力し、第2のドライブ信号
    を出力するアナログ回路とをサーボループ中に備え、 飽和検出手段は前記第1あるいは第2のドライブ信号の
    飽和を監視し、自動調整手段は前記サーボループのゲイ
    ン調整をすることを特徴とする請求項1記載のサーボル
    ープの自動調整装置。
  3. 【請求項3】 誤差信号をアナログデジタル変換するア
    ナログデジタル変換回路と、 アナログデジタル変換された誤差信号を入力、演算し、
    ドライブ値を算出するデジタルフィルタ回路と、 前記ドライブ値をデジタルアナログ変換し、ドライブ信
    号として出力するデジタルアナログ変換回路とをサーボ
    ループ中に備え、 飽和検出手段は前記ドライブ値の飽和を監視し、自動調
    整手段は前記サーボループのゲイン調整をすることを特
    徴とする請求項1記載のサーボループの自動調整装置。
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