JPH05172678A - 流体機器 - Google Patents
流体機器Info
- Publication number
- JPH05172678A JPH05172678A JP35775491A JP35775491A JPH05172678A JP H05172678 A JPH05172678 A JP H05172678A JP 35775491 A JP35775491 A JP 35775491A JP 35775491 A JP35775491 A JP 35775491A JP H05172678 A JPH05172678 A JP H05172678A
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- JP
- Japan
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- pressure gauge
- fluid
- ball
- flow path
- pressure
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 化学プラント等における配管に使用されてい
る圧力計を、配管内の流体の漏洩を防止しながら、容易
に且つ効率良く交換することのできる流体機器を提供す
ることにある。 【構成】 流体の流路(5) と圧力計(2) との間にアダプ
タ(3) が介在されてなる流体機器(1) であって、このア
ダプタ(3) は略筒状で内縁上部には狭絞部(31)が、また
内縁下部には突片(32)が形成され、これら狭絞部(31)と
突片(32)との空間内にはボール(4) が配されており、こ
のボール(4) は流路からの所定の圧力によって移動され
て狭絞部(31)を閉塞するとともに、この上部には指示棒
(41)が取り付けられている。
る圧力計を、配管内の流体の漏洩を防止しながら、容易
に且つ効率良く交換することのできる流体機器を提供す
ることにある。 【構成】 流体の流路(5) と圧力計(2) との間にアダプ
タ(3) が介在されてなる流体機器(1) であって、このア
ダプタ(3) は略筒状で内縁上部には狭絞部(31)が、また
内縁下部には突片(32)が形成され、これら狭絞部(31)と
突片(32)との空間内にはボール(4) が配されており、こ
のボール(4) は流路からの所定の圧力によって移動され
て狭絞部(31)を閉塞するとともに、この上部には指示棒
(41)が取り付けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は流体機器に係り、その
目的は配管に使用されている圧力計を交換したり、取り
外したりする際に、内部の流体を漏洩させることなくし
かも簡便にその作業を行なうことができる流体機器の提
供にある。
目的は配管に使用されている圧力計を交換したり、取り
外したりする際に、内部の流体を漏洩させることなくし
かも簡便にその作業を行なうことができる流体機器の提
供にある。
【0002】
【従来の技術】化学プラントにおいては、原料や燃料の
流量、圧力の大きさ、液面の高さ、温度などを測定し、
常に一定の値に制御するため各箇所に適切な計測器と制
御器が設けられている。この化学プラントにおける流
量、圧力等の調節はすべて流体の流量によって調節され
ており、その一例を挙げると、図8に示すようなブルド
ン管式圧力計(A)や図9に示すダイアフラム式圧力計(G)
が例示される。ブルドン管式圧力計(A) は、図示する
ようにC型の管(c) で、断面は平面又は楕円形を呈して
おり、固定端(b) に圧力が加えられると、自由端(d) は
その圧力に比例して直線的に動き、拡大機構(e) を通じ
て指針(f) が動かされ、圧力を指示する構造とされてい
る。
流量、圧力の大きさ、液面の高さ、温度などを測定し、
常に一定の値に制御するため各箇所に適切な計測器と制
御器が設けられている。この化学プラントにおける流
量、圧力等の調節はすべて流体の流量によって調節され
ており、その一例を挙げると、図8に示すようなブルド
ン管式圧力計(A)や図9に示すダイアフラム式圧力計(G)
が例示される。ブルドン管式圧力計(A) は、図示する
ようにC型の管(c) で、断面は平面又は楕円形を呈して
おり、固定端(b) に圧力が加えられると、自由端(d) は
その圧力に比例して直線的に動き、拡大機構(e) を通じ
て指針(f) が動かされ、圧力を指示する構造とされてい
る。
【0003】このような、ブルドン管式圧力計(A) をは
じめとする圧力計を定期・不定期で交換する場合、或い
は圧力計を一時的に取り外すことが必要になった場合に
は、その配管内を流れる流体の圧力を降下させる必要が
あった。この配管内の流体の圧力を降下させる手段とし
ては、配管ライン全体の設備を停止させ、配管内の流体
を抜き取ったり、或いは圧力計に圧力計元弁を設置し、
この圧力計元弁を閉鎖して、圧力計と圧力計元弁との間
隙の流体を排出させて行う手段等が用いられていた。
じめとする圧力計を定期・不定期で交換する場合、或い
は圧力計を一時的に取り外すことが必要になった場合に
は、その配管内を流れる流体の圧力を降下させる必要が
あった。この配管内の流体の圧力を降下させる手段とし
ては、配管ライン全体の設備を停止させ、配管内の流体
を抜き取ったり、或いは圧力計に圧力計元弁を設置し、
この圧力計元弁を閉鎖して、圧力計と圧力計元弁との間
隙の流体を排出させて行う手段等が用いられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た配管ライン全体の設備を停止させ、配管内の流体を抜
き取る作業には大変な労力を要し、特に大規模な石油化
学プラントにおいては実用的ではなかった。また、圧力
計に圧力計元弁を設置する手段も、前記配管ライン全体
を停止させる手段に比べると作業性のロスは減少するも
のの、個々の圧力計に元弁を取り付けることには多大な
手間と煩雑性が生じるとともに、配管そのものが複雑に
なる、或いは取り付けた圧力計元弁のメンテナンス作業
等が要されるなど容易に実施できる手段ではなかった。
た配管ライン全体の設備を停止させ、配管内の流体を抜
き取る作業には大変な労力を要し、特に大規模な石油化
学プラントにおいては実用的ではなかった。また、圧力
計に圧力計元弁を設置する手段も、前記配管ライン全体
を停止させる手段に比べると作業性のロスは減少するも
のの、個々の圧力計に元弁を取り付けることには多大な
手間と煩雑性が生じるとともに、配管そのものが複雑に
なる、或いは取り付けた圧力計元弁のメンテナンス作業
等が要されるなど容易に実施できる手段ではなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明では、流体の流
路と圧力計との間にアダプタが介在されてなる流体機器
であって、このアダプタは略筒状で内縁上部には狭絞部
が形成されるとともに内縁下部には突片が形成されてな
り、これら狭絞部と突片との空間内には前記狭絞部およ
び突片によって形成される流路の径より径大のボールが
配されて、流路からの所定の圧力によって移動されて前
記狭絞部を閉塞するとともにこのボールの上部には指示
棒が取り付けられてなることを特徴とする流体機器を提
供することにより上記従来の課題を悉く解消する。
路と圧力計との間にアダプタが介在されてなる流体機器
であって、このアダプタは略筒状で内縁上部には狭絞部
が形成されるとともに内縁下部には突片が形成されてな
り、これら狭絞部と突片との空間内には前記狭絞部およ
び突片によって形成される流路の径より径大のボールが
配されて、流路からの所定の圧力によって移動されて前
記狭絞部を閉塞するとともにこのボールの上部には指示
棒が取り付けられてなることを特徴とする流体機器を提
供することにより上記従来の課題を悉く解消する。
【0006】
【作用】化学プラント等の配管に使用されている圧力計
を交換する際において、圧力計を取り外すと、この圧力
計と流体の流路との間に介在されているアダプタの空間
内に配されているボールが上方へ移動し、アダプタ内の
空隙を閉塞して外部への流体の漏洩を防止させる。従っ
て大規模な設備停止を行ったり、圧力計元弁を設置しな
くても、流体の漏洩を生じさせることなく容易に圧力計
が交換できるとともに、新しい圧力計を取り付けると、
アダプタ内の空隙を閉塞させていたボールが指示棒を介
して元の下方へ移動されるので、容易にしかも効率良く
圧力計を交換することができる。
を交換する際において、圧力計を取り外すと、この圧力
計と流体の流路との間に介在されているアダプタの空間
内に配されているボールが上方へ移動し、アダプタ内の
空隙を閉塞して外部への流体の漏洩を防止させる。従っ
て大規模な設備停止を行ったり、圧力計元弁を設置しな
くても、流体の漏洩を生じさせることなく容易に圧力計
が交換できるとともに、新しい圧力計を取り付けると、
アダプタ内の空隙を閉塞させていたボールが指示棒を介
して元の下方へ移動されるので、容易にしかも効率良く
圧力計を交換することができる。
【0007】
【実施例】以下、この発明に係る流体機器の実施例を図
面に基づき説明する。図1にはこの発明に係る流体機器
(1) の一実施例を示す部分断面模式図であり、図中(2)
はブルドン管式圧力計、(21)は前記圧力計の取付部、
(3) はアダプタ、(4) はボールで(41)は指示棒である。
(5) はガス等が流通する流路であって、この流路(5) の
途中から分岐した部分には既設アダプタ(6) が流路(5)
と圧力計(2) とを連接させるために取付けられている。
面に基づき説明する。図1にはこの発明に係る流体機器
(1) の一実施例を示す部分断面模式図であり、図中(2)
はブルドン管式圧力計、(21)は前記圧力計の取付部、
(3) はアダプタ、(4) はボールで(41)は指示棒である。
(5) はガス等が流通する流路であって、この流路(5) の
途中から分岐した部分には既設アダプタ(6) が流路(5)
と圧力計(2) とを連接させるために取付けられている。
【0008】図示するように、この発明においては、流
体の流路(5) と圧力計(2) との間には既設アダプタ(6)
を介してアダプタ(3) が介在されている。このアダプタ
(3) は、上部(3a)が下部(3b)より径大の略円筒状であっ
て、内縁上部には狭絞部(31)が形成されて、流路(5) が
狭くされているるとともに内縁下部には平面視C形の突
片(32)が形成されている。これら狭絞部(31)と突片(32)
との空間内には前記狭絞部(31)および突片(32)によって
形成される流路(5) の径より径大のボール(4) が配され
ている。また、このボール(4) 上部には指示棒(41)が取
り付けられている。
体の流路(5) と圧力計(2) との間には既設アダプタ(6)
を介してアダプタ(3) が介在されている。このアダプタ
(3) は、上部(3a)が下部(3b)より径大の略円筒状であっ
て、内縁上部には狭絞部(31)が形成されて、流路(5) が
狭くされているるとともに内縁下部には平面視C形の突
片(32)が形成されている。これら狭絞部(31)と突片(32)
との空間内には前記狭絞部(31)および突片(32)によって
形成される流路(5) の径より径大のボール(4) が配され
ている。また、このボール(4) 上部には指示棒(41)が取
り付けられている。
【0009】このように構成からなるこの発明に係る流
体機器(1) では、流路(5) を流れる流体の一部はアダプ
タ(3) を経て圧力計(2) 内の流体経路に流入し、前記流
路(5) 内の圧力が測定される。この場合には、図2に示
すように、アダプタ内縁上部に形成されている狭絞部(3
1)と突片(32)との間の空間(S) が所定以下の圧力である
から、前記空間(S) 内に配されているボール(4) は流路
(5) からの流体圧を受けないため、その自重により突片
(32)上に載置状態となっている。この際、平面視C形の
突片(32)の開口部(32a)から流体が流入され、アダプタ
(3)を経て圧力計(2) へと流体が流入される。
体機器(1) では、流路(5) を流れる流体の一部はアダプ
タ(3) を経て圧力計(2) 内の流体経路に流入し、前記流
路(5) 内の圧力が測定される。この場合には、図2に示
すように、アダプタ内縁上部に形成されている狭絞部(3
1)と突片(32)との間の空間(S) が所定以下の圧力である
から、前記空間(S) 内に配されているボール(4) は流路
(5) からの流体圧を受けないため、その自重により突片
(32)上に載置状態となっている。この際、平面視C形の
突片(32)の開口部(32a)から流体が流入され、アダプタ
(3)を経て圧力計(2) へと流体が流入される。
【0010】ところが、圧力計(2) を交換するため、こ
の圧力計(2) を取り外すと、空間(S) 内の流速が増し、
図3に示すように、突片(32)上に載置されていたボール
(4)がこの流体圧によって上方へ移動される。上方へ移
動されたボール(4)はアダプタ(3) の内周縁上部の狭絞
部(31)に突接して流路(5) を閉塞する。従って、圧力計
(2) 外部への流体の漏洩が停止されるとともに、この状
態で容易に圧力計(2)を交換することができる。
の圧力計(2) を取り外すと、空間(S) 内の流速が増し、
図3に示すように、突片(32)上に載置されていたボール
(4)がこの流体圧によって上方へ移動される。上方へ移
動されたボール(4)はアダプタ(3) の内周縁上部の狭絞
部(31)に突接して流路(5) を閉塞する。従って、圧力計
(2) 外部への流体の漏洩が停止されるとともに、この状
態で容易に圧力計(2)を交換することができる。
【0011】圧力計(2) の交換終了後、新しい圧力計
(2) をアダプタ(3) 内へ取り付けると、この圧力計(2)
の取付部(21)底部(21a) が図4に示すようにボール(4)
の指示棒(41)先端部(41a) と当接し、取付部(21)の下方
向への付勢により、また、空間(S) 内での流体の流速が
通常状態となるため、ボール(4) は狭絞部から離されて
下方向へ移動し、その自重により再び突片(32)上へ載置
される。
(2) をアダプタ(3) 内へ取り付けると、この圧力計(2)
の取付部(21)底部(21a) が図4に示すようにボール(4)
の指示棒(41)先端部(41a) と当接し、取付部(21)の下方
向への付勢により、また、空間(S) 内での流体の流速が
通常状態となるため、ボール(4) は狭絞部から離されて
下方向へ移動し、その自重により再び突片(32)上へ載置
される。
【0012】図5はこの発明に係る流体機器(1) の変更
例を示す部分断面模式図である。この図示する変更例で
は、流体の流路(5) に直接アダプタ(3) が取り付けられ
ている。通常、圧力計(2) によって流路(5) 内の流体圧
を測定している状態では、図6に示すようにボール(4)
は、圧力計(2) 取付部(21)の底部空間(21a) 内に取り付
けられているメッシュ(21b) によって指示棒(41)を介し
て突片(32)上に押圧、固定されている。
例を示す部分断面模式図である。この図示する変更例で
は、流体の流路(5) に直接アダプタ(3) が取り付けられ
ている。通常、圧力計(2) によって流路(5) 内の流体圧
を測定している状態では、図6に示すようにボール(4)
は、圧力計(2) 取付部(21)の底部空間(21a) 内に取り付
けられているメッシュ(21b) によって指示棒(41)を介し
て突片(32)上に押圧、固定されている。
【0013】ところが、圧力計(2) を交換するため、こ
の圧力計(2) を取り外すと、ボール(4) はメッシュ(21
b) による押圧が解除されるため、また図7に示すよう
に突片(32)上に設けられているバネ(32b) による上方向
への付勢により勢いよく上方向へ移動し、狭絞部(31)に
突接して流路(5) を閉塞する。従って、圧力計(2) 外部
への流体の漏洩が停止されるとともに、この状態で容易
に圧力計(2)を交換することができる。圧力計(2) の交
換終了後は、新しい圧力計(2) をアダプタ(3) 内へ取り
付けると、メッシュ(21b) によって指示棒(41)が下方向
へと押圧されるため再び元の突片(32)上へ移動され、固
定される。
の圧力計(2) を取り外すと、ボール(4) はメッシュ(21
b) による押圧が解除されるため、また図7に示すよう
に突片(32)上に設けられているバネ(32b) による上方向
への付勢により勢いよく上方向へ移動し、狭絞部(31)に
突接して流路(5) を閉塞する。従って、圧力計(2) 外部
への流体の漏洩が停止されるとともに、この状態で容易
に圧力計(2)を交換することができる。圧力計(2) の交
換終了後は、新しい圧力計(2) をアダプタ(3) 内へ取り
付けると、メッシュ(21b) によって指示棒(41)が下方向
へと押圧されるため再び元の突片(32)上へ移動され、固
定される。
【0014】このように、突片(32)から狭絞部(31)まで
の距離が長い場合には突片(32)上にバネ(32b) を設ける
ことによって、ボール(4) の上方向への移動が瞬時に行
え、狭絞部(31)の閉塞までの流体の漏洩ロスが少なくて
済むため非常に効率良く圧力計(2) の交換が行なえる。
また、圧力計(2) 取付部(21)の流路(21c) の径が指示棒
(41)先端部の径(41b)よりも大きい場合には、取付部(2
1)底部空間(21a) 内に金網等のメッシュ(21b)を設ける
ことによって、指示棒(41)をこの取付部(21)の流路(21
c) 内に侵入させることなく、容易に突片(32)上へ押
圧、固定させることができる。
の距離が長い場合には突片(32)上にバネ(32b) を設ける
ことによって、ボール(4) の上方向への移動が瞬時に行
え、狭絞部(31)の閉塞までの流体の漏洩ロスが少なくて
済むため非常に効率良く圧力計(2) の交換が行なえる。
また、圧力計(2) 取付部(21)の流路(21c) の径が指示棒
(41)先端部の径(41b)よりも大きい場合には、取付部(2
1)底部空間(21a) 内に金網等のメッシュ(21b)を設ける
ことによって、指示棒(41)をこの取付部(21)の流路(21
c) 内に侵入させることなく、容易に突片(32)上へ押
圧、固定させることができる。
【0016】以上述べたこの発明に係る流体機器(1)
は、図8に示すブルドン管式圧力計(A) 以外にも、図9
に示すようなダイアフラム式圧力計等種々の圧力計にも
適用できる。
は、図8に示すブルドン管式圧力計(A) 以外にも、図9
に示すようなダイアフラム式圧力計等種々の圧力計にも
適用できる。
【0017】
【発明の効果】以上詳述した如く、この発明は流体の流
路と圧力計との間にアダプタが介在されてなる流体機器
であって、このアダプタは略筒状で内縁上部には狭絞部
が形成されるとともに内縁下部には突片が形成されてな
り、これら狭絞部と突片との空間内には前記狭絞部およ
び突片によって形成される流路の径より径大のボールが
配されて、流路からの所定の圧力によって移動されて前
記狭絞部を閉塞するとともにこのボールの上部には指示
棒が取り付けられてなることを特徴とする流体機器であ
るから、化学プラントの配管に使用されている圧力計を
交換する際には、配管ライン全体を停止させなくとも、
配管内の流体の外部への漏洩を起こさず、簡便にしかも
効率良く圧力計の交換、取り外しが行なえるという優れ
た効果を奏する。
路と圧力計との間にアダプタが介在されてなる流体機器
であって、このアダプタは略筒状で内縁上部には狭絞部
が形成されるとともに内縁下部には突片が形成されてな
り、これら狭絞部と突片との空間内には前記狭絞部およ
び突片によって形成される流路の径より径大のボールが
配されて、流路からの所定の圧力によって移動されて前
記狭絞部を閉塞するとともにこのボールの上部には指示
棒が取り付けられてなることを特徴とする流体機器であ
るから、化学プラントの配管に使用されている圧力計を
交換する際には、配管ライン全体を停止させなくとも、
配管内の流体の外部への漏洩を起こさず、簡便にしかも
効率良く圧力計の交換、取り外しが行なえるという優れ
た効果を奏する。
【図1】この発明に係る流体機器の一実施例を示す部分
断面模式図である。
断面模式図である。
【図2】同上、流路内の圧力測定時を示す断面図であ
る。
る。
【図3】同上、圧力計を取り外した状態を示す断面図で
ある。
ある。
【図4】同上、新規な圧力計を取り付けた状態を示す断
面図である。
面図である。
【図5】この発明に係る流体機器の変更例を示す部分断
面模式図である。
面模式図である。
【図6】同上、流路内の圧力測定時を示す断面図であ
る。
る。
【図7】同上、圧力計を取り外した状態を示す断面図で
ある。
ある。
【図8】ブルドン管式圧力計を示す模式図である。
【図9】ダイアフラム式圧力計を示す模式図である。
1 流体機器 2 圧力計 3 アダプタ 31 狭絞部 32 突片 4 ボール 41 指示棒 5 流路
Claims (2)
- 【請求項1】 流体の流路と圧力計との間にアダプタが
介在されてなる流体機器であって、このアダプタは略筒
状で内縁上部には狭絞部が形成されるとともに内縁下部
には突片が形成されてなり、これら狭絞部と突片との空
間内には前記狭絞部および突片によって形成される流路
の径より径大のボールが配されて、流路からの所定の圧
力によって移動されて前記狭絞部を閉塞するとともにこ
のボールの上部には指示棒が取り付けられてなることを
特徴とする流体機器。 - 【請求項2】 前記所定の圧力の付与手段がバネである
ことを特徴とする請求項1に記載の流体機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03357754A JP3079213B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 流体機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03357754A JP3079213B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 流体機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05172678A true JPH05172678A (ja) | 1993-07-09 |
JP3079213B2 JP3079213B2 (ja) | 2000-08-21 |
Family
ID=18455757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03357754A Expired - Fee Related JP3079213B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 流体機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3079213B2 (ja) |
Cited By (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002372476A (ja) * | 2001-06-14 | 2002-12-26 | Kayaba Ind Co Ltd | 圧力センサ取付用アダプタ |
KR100378717B1 (ko) * | 2001-03-15 | 2003-04-03 | 주식회사 세아 | 압력계 연결용 어댑터 |
JP2012525957A (ja) * | 2009-05-07 | 2012-10-25 | サタ ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー | 圧力計測器可脱型スプレイガン |
US8925836B2 (en) | 2008-10-29 | 2015-01-06 | Sata Gmbh & Co. Kg | Gravity cup for a paint sprayer |
USD740393S1 (en) | 2013-09-27 | 2015-10-06 | Sata Gmbh & Co. Kg | Paint spray gun |
US9327301B2 (en) | 2008-03-12 | 2016-05-03 | Jeffrey D. Fox | Disposable spray gun cartridge |
USD758537S1 (en) | 2014-07-31 | 2016-06-07 | Sata Gmbh & Co. Kg | Paint spray gun rear portion |
US9409197B2 (en) | 2013-12-18 | 2016-08-09 | Sata Gmbh & Co. Kg | Air nozzle closure for a spray gun |
USD768820S1 (en) | 2014-09-03 | 2016-10-11 | Sata Gmbh & Co. Kg | Paint spray gun with pattern |
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