JPH05172674A - 検出装置 - Google Patents

検出装置

Info

Publication number
JPH05172674A
JPH05172674A JP31045291A JP31045291A JPH05172674A JP H05172674 A JPH05172674 A JP H05172674A JP 31045291 A JP31045291 A JP 31045291A JP 31045291 A JP31045291 A JP 31045291A JP H05172674 A JPH05172674 A JP H05172674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
lead frame
frame base
sensitive portion
pressure sensitive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31045291A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Suzuki
俊幸 鈴木
Hitoshi Ishikawa
人志 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Priority to JP31045291A priority Critical patent/JPH05172674A/ja
Publication of JPH05172674A publication Critical patent/JPH05172674A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、半導体歪みゲージ感圧部パッ
ケージ内のリードフレームの一部を変形させリードフレ
ームベースとし、このベース上へ感圧部チップを付ける
ことにより、良好な耐電波障害性を得ることにある。 【構成】感圧部を保護するパッケージ中にモールドされ
ているリードフレームの一部を感圧部チップと同等以上
の大きさとし、このベース上へ感圧部チップを付ける。 【効果】プリント基板に実装するモールドパッケージタ
イプの圧力センサにおいて、金属ケースなどによる耐電
波障害構造を採用した単体型センサと同等の耐電波障害
性を有する効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体歪みゲージ式圧
力センサに係り、特にプリント基板に実装する圧力セン
サの耐電波障害構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の感圧部におけるパッケージは、モ
ールドにより感圧素子をおおう構造であり、電波障害に
対する対策としては、この感圧部モールドパッケージの
外部に金属板等を設けこれにより電波を遮るのが主な方
法であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体歪みゲー
ジ式圧力センサの感圧部における電波障害対策は、この
感圧部を有するモールド外部へ金属のシールド板を設
け、感圧部の接地端子とこの金属板とをNi等のワイヤ
により接続し行なっていた。しかし、この方法ではシー
ルド板と感圧部間に余分な距離が生じてしまうことと、
接続に要するワイヤ長により良好な電波遮断が得られな
かった。また、外部に引出したワイヤが電波を拾い、良
好な特性を得ることができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する手段
として、モールド内のリードフレームの一部をベース状
に変形させ、このリードフレームベース上へ感圧部チッ
プを取付けることにより達成される。
【0005】
【作用】本発明による感圧部のパッケージ構造によれ
ば、外的な電波の遮断方法によらず、感圧部を保護する
パッケージのみにより、耐電波障害特性を得ることがで
きる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図2を用いて説明す
る。(図1は、上面より見た構成図)圧力を検出する半
導体歪みゲージを有する感圧部2は、半田接合、もしく
はガラスによる接合、もしくは樹脂接着剤による接着な
どの方法により鍍金処理されたリードフレームベース3
に接合されている。また、感圧部2とリードフレームベ
ース3とは、一定の圧力下による接合により圧力基準室
7を有する構造になっている。又、パッケージ1にモー
ルディングされているリードフレームベース3とリード
フレーム4へ感圧部2よりワイヤ6により接続させるこ
とにより、感圧部2により検出された信号を外部へ取出
すようになっている。
【0007】本実施例によれば、従来、感圧部2で検出
した信号を外部へ取出すための中継の役割だけであった
リードフレームの一部を感圧部2を乗せることができる
ような形状とし、他のリードフレーム4と同様にモール
ド1へ一体成形されている。感圧部2は、半田接着5な
どの方法によりリードフレームベース3へ強固に接合さ
れ、接合時の圧力条件を変化させることにより圧力基準
室7を有している。又、感圧部2の下部をリードフレー
ムベース3が被う構造になっているため、電波に影響さ
れず良好な圧力特性を得ることができる。
【0008】図3は図2と同様であるが、基準圧力室7
を感圧部2と台座8により形成し、台座8を接着剤5に
よりリードフレームベース3へ接合した構造である。こ
の結果、圧力基準室の形成が容易で上記と同様に耐電波
障害に優れた効果がある。
【0009】図4は図3と同様であるが、リードフレー
ムベース3をL字形に成形することにより、感圧部2と
リードフレーム4とを同一の高さとすることができ、こ
れによりワイヤ6にボンデイング作業を容易とすること
ができ、かつ、上記と同様に耐電波障害に効果がある。
【0010】図6は図4と同様であるが、リードフレー
ムベースを凹形とすることにより、パッケージ1と感圧
部2間のX方向(図中矢印)へ働く、例えば熱などによ
る変形を防ぎワイヤ6にかかる応力を低減することがで
き、かつ、上記と同様に耐電波障害に効果がある。
【0011】図7は図2と同様であるが、感圧部2を有
するチップのリム部9をp+ とし、半田接着5によりリ
ードフレームベース3へ取付けることにより、ワイヤに
よる接続が不要となり、かつ、上記と同様に耐電波障害
に効果がある。
【0012】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので以下に記載されるような効果を奏する。
【0013】パッケージにモールドされているリードフ
レームの形状をベース状とし、そのベース上へ半導体歪
みゲージを有する感圧部チップを接着することにより、
従来金属のシールドケースで被っていたのと同等の耐電
波障害性をえられる。また、リードフレームベースの形
状を凹字形とすることにより、モールドとリードフレー
ム間で熱等により発生する応力を緩和することができ、
耐久性及び品質の向上がはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体図である。
【図2】本発明の一実施例の説明図である。
【図3】本発明の他の実施例の説明図である。
【図4】本発明の他の実施例の説明図である。
【図5】本発明の他の実施例の全体図である。
【図6】本発明の他の実施例の説明図である。
【図7】本発明の他の実施例の説明図である。
【符号の説明】
1…パッケージ、2…感圧部、3…リードフレームベー
ス、4…リードフレーム、5…接着剤、6…ワイヤ、7
…基準圧力室、8…台座、9…p+ 層。
フロントページの続き (72)発明者 石川 人志 茨城県勝田市大字高場字鹿島谷津2477番地 3 日立オートモティブエンジニアリング 株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体歪みゲージ式圧力検出装置におい
    て、この感圧部を有するシリコンチップを熱膨張係数が
    近似したリードフレームベース上へ取付けたことを特徴
    とする耐電波障害性を向上させた圧力検出装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、外部との接続用ピンが
    少なくとも1端子以上リードフレームベースと接続され
    ていることを特徴とする圧力検出装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、感圧回路部の少なくと
    も一点以上の接地端子とリードフレームベース間が接続
    され、同電位とすることにより電波障害に対し優れた特
    性を有することを特徴とする圧力検出装置。
  4. 【請求項4】請求項2において、感圧部を有するシリコ
    ンチップがリードフレームベースへ金属的、もしくは接
    着などの手段により接合されたことを特徴とする圧力検
    出装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、感圧部チップとリード
    フレームベース間に、基準圧力室を有していることを特
    徴とする圧力検出装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、感圧部を有するチップ
    と熱膨張係数が近似している台座間で基準圧力室を形成
    し、その台座がリードフレームベース上に接着されてい
    ることを特徴とする圧力検出装置。
  7. 【請求項7】請求項1において、感圧部を有する例えば
    Siチップのリム部をp+ とし、ワイヤ接続によらずリ
    ードフレームベースと感圧部を同一の電位とすることを
    特徴とする圧力検出装置。
JP31045291A 1991-11-26 1991-11-26 検出装置 Pending JPH05172674A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31045291A JPH05172674A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31045291A JPH05172674A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05172674A true JPH05172674A (ja) 1993-07-09

Family

ID=18005423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31045291A Pending JPH05172674A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05172674A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6521966B1 (en) 1999-04-14 2003-02-18 Denso Corporation Semiconductor strain sensor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6521966B1 (en) 1999-04-14 2003-02-18 Denso Corporation Semiconductor strain sensor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6388311B1 (en) Semiconductor device
US5625151A (en) Silicone oil-filled semiconductor pressure sensor
US5604363A (en) Semiconductor pressure sensor with package
US20050194685A1 (en) Method for mounting semiconductor chips and corresponding semiconductor chip system
US7763972B2 (en) Stacked package structure for reducing package volume of an acoustic micro-sensor
US5237202A (en) Lead frame and semiconductor device using same
US5291060A (en) Lead frame and semiconductor device using same
US20030159513A1 (en) Semiconductor acceleration sensor
US6049120A (en) Thermal-stress-resistant semiconductor sensor
US6313729B1 (en) Semiconductor device
US6313514B1 (en) Pressure sensor component
JPH05172674A (ja) 検出装置
US7089799B2 (en) Pressure sensor device and method of producing the same
US5157587A (en) Sealing arrangement
JP2745919B2 (ja) 加速度センサ
JPH0755614A (ja) 圧力センサ用パッケージ構造
JPH09243492A (ja) 圧力センサ
JP3166150B2 (ja) 圧力検出器
JP2625225B2 (ja) 半導体圧力センサ
JPH05113380A (ja) センサ装置
JPS6365655A (ja) 樹脂封止型半導体装置
JP3265488B2 (ja) 力・モーメント検出装置の製造方法
JP3307275B2 (ja) 半導体圧力センサ
JPS6327724A (ja) 半導体式圧力センサ
JP2994167B2 (ja) 半導体装置