JPH051724A - クラツチペダルの踏力軽減装置 - Google Patents

クラツチペダルの踏力軽減装置

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Publication number
JPH051724A
JPH051724A JP14626291A JP14626291A JPH051724A JP H051724 A JPH051724 A JP H051724A JP 14626291 A JP14626291 A JP 14626291A JP 14626291 A JP14626291 A JP 14626291A JP H051724 A JPH051724 A JP H051724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch pedal
link
pedal
clutch
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP14626291A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Miyake
裕而 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP14626291A priority Critical patent/JPH051724A/ja
Publication of JPH051724A publication Critical patent/JPH051724A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 踏込初期にあってはクラッチペダルを戻し方
向に付勢し、踏込途中にクラッチペダルを踏込方向に付
勢するクラッチペダルの軽減装置を提供するに際し、簡
単な構成のものであって且つ確実に作用させるのに設計
的考慮の少ない製作容易なものを提供する。 【構成】 上端部がペダル軸21に枢支されたクラッチ
ペダル18の前方の隔壁16に第1 リンク35の一端を枢支す
る。この第1 リンク35は後方に延出状とされると共に他
端に第2 リンク37の一端を枢支連結する。第2 リンク37
の他端はクラッチペダル18に、第2 リンク37の一端の枢
支部よりペダル軸21寄りに枢支連結する。ペダル軸21
と、第2 リンク37の一端側枢支部とに引張コイルバネ41
の端部を掛止する。そして、第2 リンク37の他端側枢支
部は、クラッチペダル18の踏込初期にあっては、ペダル
軸21と第2 リンク37の一端側枢支部とを結ぶ線分Aより
クラッチペダル18の戻し方向側に位置し、且つクラッチ
ペダル18の踏込途中で、前記線分Aよりクラッチペダル
18の踏込方向側に位置するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種車輌等に設けたク
ラッチを断接操作するクラッチペダルの踏力軽減装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、トラクタ等のメインクラッチ
は、バネ圧でクラッチ板を挟持して接続状態に維持し、
バネ圧に抗してクラッチ板の挟持を解除することで切断
されるようになっており、該クラッチを操作するクラッ
チペダルは、車体側に固定のペダル軸に枢支すると共
に、戻しバネで所定の戻し位置に弾支されるようになっ
ており、クラッチを切断すべく、クラッチペダルを踏込
むと、戻しバネに抗して踏込むので、それがクラッチペ
ダルの操作荷重として増大して行くと共に、クラッチ側
のバネ圧もそれに加算されて次第に増大して行くことに
なる。
【0003】そこで、固定側に揺動自在に取付けられた
カムのカム溝にクラッチペダルに設けたカムローラを嵌
合し、クラッチペダルの踏込操作によって、カムローラ
がカム構内を摺動し、これによって、カムと固定側との
間に介装した引張バネの付勢力を、踏込初期にあっては
クラッチペダルを戻す方向に、踏込途中でクラッチペダ
ルを踏込む方向に作用させるようにしてクラッチペダル
の踏力を軽減するように企図したものがある(実願昭63
-95820号参照) 。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のものにあっ
ては、装置が良好且つ確実に作用するように、カム溝の
形状及び引張バネの掛止位置等を決定するのに設計的な
考慮大で、製作が困難なものであった。そこで本発明
は、簡単な構成で確実に作用するクラッチペダルの踏力
軽減装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明が前記目的を達成
するために講じた技術的手段は、クラッチペダル18の一
端側をペダル軸21に踏込自在に支持し、該クラッチペダ
ル18の踏込方向前方の固定側に第1 リンク35の一端側を
枢支し、該第1 リンク35はクラッチペダル18に向けて延
出状とされると共に前記ペダル軸21側に回動するように
付勢され、且つ第1 リンク35の他端側に第2 リンク37の
一端側を枢支連結し、該第2 リンク37の他端側をクラッ
チペダル18に、一端側の枢支部よりペダル軸21寄りに枢
支連結すると共に、該第2 リンク37の他端側枢支部は、
クラッチペダル18の踏込初期にあっては、ペダル軸21と
第2 リンク37の一端側枢支部とを結ぶ線分Aよりクラッ
チペダル18の戻し方向側に位置し、且つクラッチペダル
18の踏込途中で、前記線分Aよりクラッチペダル18の踏
込方向側に位置するように構成されている点にある。
【0006】
【作用】クラッチペダル18の踏込初期にあっては、第2
リンク37の他端側枢支部はペダル軸21と第2 リンク37の
一端側枢支部とを結ぶ線分Aよりクラッチペダル18の戻
し方向側に位置されていて、第1 リンク35をペダル軸21
側に回動するように付勢する付勢力はクラッチペダル18
を戻す方向に作用し、クラッチペダル18の踏込途中で、
第2 リンク37の他端側枢支部は前記線分Aよりクラッチ
ペダル18の踏込方向側に位置されていて、前記第1 リン
ク35に作用する付勢力はクラッチペダル18を踏込む方向
に作用する。そして、製作するにあたっては、第1 、2
リンク35,37 の枢支連結位置を考慮すればよく、また、
第1 リンク35を付勢する付勢バネは、第1 リンク35をペ
ダル軸21側に回動するように設ければ良く、設計的考慮
があまり必要とされない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図3において、1 はトラクタ車体で、エンジン2
、ミッションケース3 により主構成されている。エン
ジン2 はその後上方に位置する燃料タンク4 、図外のラ
ジエータ、エアクリーナ等とともにボンネット5 で覆わ
れており、車体1 後部上には独立キャビン6 がブラケッ
ト、防振材等を介して搭載されている。また、エンジン
2 の回転動力はクラッチ7 を介してミッションケース3
内のミッションに断続自在に伝達される。クラッチ7
は、図1に示すようにに、ダイヤフラムスプリング8(又
はコイルスプリンダ) の付勢力によりプレッシャープレ
ート9 を介してミッションの主軸10上に取付けたクラッ
チディスク11をフライホイール12に押付けることで、エ
ンジン2 の出力軸13と前記主軸10とを接続し、主軸10上
に支持されたレリーズバブ14を前方移動させてレリーズ
ベアリング15をダイヤフラムスプリング8 に押付けるこ
とでクラッチディスク11がフライホイール12から離反し
てエンジン2 動力を遮断するようになっている。
【0008】前記キャビン6 の前端下部中央にはボンネ
ット5 内部とキャビン6 内部とを区画する隔壁16が設け
られ、該隔壁16はボンネット5 後端の外形状と略一致す
る形状に形成される共に、左右方向中央側が後方にふく
らみ状に形成されている。この隔壁16にはステアリング
装置17、クラッチペダル18、ブレーキペダル、各種レバ
ー等が支持され、隔壁16上部は計器パネルを備えるカバ
ー体19により覆われている。
【0009】図1及び図2に示すように、前記クラッチ
ペダル18は隔壁16のふくらみ部16aの左側方に位置し、
上端部にはボス部22を備え、該ボス部22は前記ふくらみ
部16a に固着された支持板20から左側方に突設されたペ
ダル軸21に軸心廻り回動自在に支持され、クラッチペダ
ル18の下端部は踏部23とされている。クラッチペダル18
のボス部22には前上方に向けてアーム24が突設され、該
アーム24の先端側にはロッド25の上端がニ股継手26及び
ピン27を介して枢支連結され、該ロッド25は隔壁16の左
側部を貫通してボンネット5 内に挿入され、ロッド25の
下端はニ股継手28及びピン29を介してクラッチレバー30
の後端部に枢支連結されている。クラッチレバー30の後
端部にはレバー軸31が固定され、該レバー軸31はミッシ
ョンケース3 を貫通すると共に該ケース3 に軸心廻り回
動自在に支持され且つレリーズハブ14を移動操作するレ
リーズフォーク32が取付固定されている。したがって、
図1に示すクラッチ接続状態からクラッチペダル18を前
方に踏込むと、アーム24がペダル軸21廻りに後方に回動
してロッド25を引上げ、これにより、クラッチレバー30
の前端が引上げられてレバー軸31が回動され、レリーズ
フォーク32がレバー軸31廻りに前方に回動してレリーズ
ハブ14が前方移動され、クラッチ7 が切断される。そし
て、クラッチペダル18から踏力を解放するとダイヤフラ
ムスプリング8 及びレリーズハブ用戻しバネ33によりレ
リーズハブ14が元の位置に復帰され、レリーズフォーク
32、クラッチレバー30、ロッド25、クラッチペダル18も
元の位置に復帰されるようになっている。図中38はクラ
ッチペダル18の戻り位置を決定するストッパーで、39は
踏込位置を決定するストッパーである。
【0010】クラッチペダル18の上下方向中途部前方に
は、隔壁16左側部に固着されたブラケット34に第1 リン
ク35の一端部が枢支連結されている。この第1 リンク35
は後方に延出状とされていて他端部には連結ピン36を介
して第2 リンク37の一端部が枢支連結され、第2 リンク
37の他端部は連結ピン40を介してクラッチペダル18に、
第1 リンク35より上方側に枢支連結されている。また、
ペダル軸21と、第1 リンク35と第2 リンク37とを連結す
る連結ピン36とに引張コイルバネ41の端部が掛止されて
いて、第1 リンク35がペダル軸21側に回動するように付
勢されている。そして、第2 リンク37とクラッチペダル
18とを連結する連結ピン40は、図1に示すクラッチペダ
ル18の踏込前( 及び踏込初期) においては、ペダル軸21
と連結ピン36とを結ぶ線分Aよりクラッチペダル18の戻
し方向側(後方側)に位置していて、引張コイルバネ41
の付勢力がクラッチペダル18の戻し方向に作用してい
る。また、クラッチペダル18を踏込んだ際、その踏込途
中において、連結ピン40は線分Aより踏込方向側( 前方
側) に位置するように移動して、引張コイルバネ41の付
勢がクラッチペダル18の踏込方向に作用し、クラッチペ
ダル18の踏力を軽減するようになっている。
【0011】前記ロッド25下端のニ股継手28には支軸42
が突設され、該支軸42にオイルダンパ43の下端部が枢支
連結され、オイルダンパ43の上部は、車体1 及びキャビ
ン6に支持された燃料タンク4 支持用の支柱44に支持ス
テー45を介して支持されている。このダンパ43は軸心方
向に伸縮自在とされていると共に伸縮いずれの場合にも
オイルが抵抗として作用するようになっている。そし
て、クラッチ7 を半クラッチ状態にする際、ダイヤフラ
ムスプイング8 の付勢力によりクラッチペダル18に大き
な戻し方向の力が作用し、半クラッチが困難であるの
を、前記オイルダンパ43によってクラッチペダル18の戻
し力を吸収して、半クラッチ時のフィーリングを良好な
ものとしている。
【0012】なお、前記引張コイルバネ41の掛止位置は
前記実施例の位置に限ることなく、第1 リンク35をペダ
ル軸21側に回動するように付勢できる位置であればよ
い。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、クラッチペダルの踏力
軽減装置は、クラッチペダル18の踏入方向前方の固定側
に枢支されると共にクラッチペダル18側に向けて延出状
とされ且つペダル軸21側に回動するように付勢された第
1 リンク35と、一端側が第1 リンク35の他端側に枢支連
結されると共に、他端側をクラッチペダル18に、一端側
の枢支部よりペダル軸21寄りに枢支連結された第2 リン
ク37とを備えて成り、第2 リンク37の他端側枢支部は、
クラッチペダル18の踏入初期にあっては、ペダル軸21と
第2 リンク37の一端側枢支部とを結ぶ線分Aよりクラッ
チペダル18の戻し方向側に位置し、クラッチペダル18の
踏込途中で、前記線分Aよりクラッチペダル18踏込方向
側に位置するように構成されていることから、簡単な構
成であって且つ確実に作用させるのに設計的考慮が少な
くてすみ製作が容易であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】クラッチペダルの踏込前の状態を示す側面図で
ある。
【図2】クラッチペダルの踏込状態を示す側面図であ
る。
【図3】トラクタの側面図である。
【符号の説明】
18 クラッチペダル 21 ペダル軸 35 第1リンク 37 第2リンク

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 クラッチペダル(18)の一端側をペダル軸
    (21)に踏込自在に支持し、該クラッチペダル(18)の踏込
    方向前方の固定側に第1 リンク(35)の一端側を枢支し、
    該第1 リンク(35)はクラッチペダル(18)に向けて延出状
    とされると共に前記ペダル軸(21)側に回動するように付
    勢され、且つ第1 リンク(35)の他端側に第2 リンク(37)
    の一端側を枢支連結し、該第2 リンク(37)の他端側をク
    ラッチペダル(18)に、一端側の枢支部よりペダル軸(21)
    寄りに枢支連結すると共に、該第2 リンク(37)の他端側
    枢支部は、クラッチペダル(18)の踏込初期にあっては、
    ペダル軸(21)と第2 リンク(37)の一端側枢支部とを結ぶ
    線分(A)よりクラッチペダル(18)の戻し方向側に位置
    し、且つクラッチペダル(18)の踏込途中で、前記線分
    (A)よりクラッチペダル(18)の踏込方向側に位置する
    ように構成されていることを特徴とするクラッチペダル
    の踏力軽減装置。
JP14626291A 1991-06-18 1991-06-18 クラツチペダルの踏力軽減装置 Pending JPH051724A (ja)

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ID=15403767

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4595075B2 (ja) * 2000-12-13 2010-12-08 ヤンマー株式会社 クラッチ操作機構
US10788083B1 (en) 2019-08-09 2020-09-29 Kubota Corporation Work vehicle
CN113147387A (zh) * 2020-01-23 2021-07-23 丰田自动车株式会社 车辆用踏板装置
EP3904718A1 (en) 2020-04-28 2021-11-03 Kubota Corporation Working vehicle

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