JPH051711A - ケース本体取付ねじの仮止め装置 - Google Patents
ケース本体取付ねじの仮止め装置Info
- Publication number
- JPH051711A JPH051711A JP15141891A JP15141891A JPH051711A JP H051711 A JPH051711 A JP H051711A JP 15141891 A JP15141891 A JP 15141891A JP 15141891 A JP15141891 A JP 15141891A JP H051711 A JPH051711 A JP H051711A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- hole
- plate
- case body
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 機器などのケース本体の着脱の際、常にねじ
が簡単に締結でき、脱落や紛失することのないケース本
体取付けねじの仮止め装置を提供する。 【構成】 胴径Ａより大きいねじ山寸法Ｂのねじ部１２
ｃをねじ本体１２ａの先端から略中間まで形成したねじ
１２と、一端部に胴径Ａより大きくねじ山寸法Ｂより小
さい寸法の貫通孔１４ｂと他端部に係止孔１４ａを有し
かつねじ山のピッチＰより小さい板厚のプレート１４
と、係止孔１４ａに係合してプレート１４の脱落を防止
する突起部１１ｃおよび貫通孔１４ｂに対向して設けら
れ、ねじ１２を自在に貫通する深さがねじ部１２ｃより
深い孔１１ｄを形成した取付板１１ａを有するケース本
体１１とを備え、プレート１４の係止孔１４ａをケース
本体１１の突起部１１ｃに係合し、かつ貫通孔１４ｂに
ねじ１２の胴部１２ｂを位置させてねじ部１２ｃを孔１
１ｄに臨ませて構成した。したがってねじは常にプレー
ト１４を介してケース本体１１に仮止めされているの
で、ケース本体１１の着脱の際、ねじ１２を紛失したり
することがない。
が簡単に締結でき、脱落や紛失することのないケース本
体取付けねじの仮止め装置を提供する。 【構成】 胴径Ａより大きいねじ山寸法Ｂのねじ部１２
ｃをねじ本体１２ａの先端から略中間まで形成したねじ
１２と、一端部に胴径Ａより大きくねじ山寸法Ｂより小
さい寸法の貫通孔１４ｂと他端部に係止孔１４ａを有し
かつねじ山のピッチＰより小さい板厚のプレート１４
と、係止孔１４ａに係合してプレート１４の脱落を防止
する突起部１１ｃおよび貫通孔１４ｂに対向して設けら
れ、ねじ１２を自在に貫通する深さがねじ部１２ｃより
深い孔１１ｄを形成した取付板１１ａを有するケース本
体１１とを備え、プレート１４の係止孔１４ａをケース
本体１１の突起部１１ｃに係合し、かつ貫通孔１４ｂに
ねじ１２の胴部１２ｂを位置させてねじ部１２ｃを孔１
１ｄに臨ませて構成した。したがってねじは常にプレー
ト１４を介してケース本体１１に仮止めされているの
で、ケース本体１１の着脱の際、ねじ１２を紛失したり
することがない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器などのケース
の取付部に備えたケース本体取付ねじの仮止め装置に関
する。
の取付部に備えたケース本体取付ねじの仮止め装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、電子機器などのケースの固定の際
には、図３に示すようにケース本体１の取付板１ａに設
けられた取付孔１ｂにねじ２のねじ本体２ａを挿入して
ベース部３にねじ締め固定するようにしていた。
には、図３に示すようにケース本体１の取付板１ａに設
けられた取付孔１ｂにねじ２のねじ本体２ａを挿入して
ベース部３にねじ締め固定するようにしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のねじ締結の構成では、ねじ２がケース本体１に保持
されていないため、取付部の構成により、ドライバー４
の先端部でねじ２を正しく取付孔１ｂに導入することが
難しく、たとえドライバー４に磁力を持たせても、ねじ
２の材質によって吸着力が左右され、また吸着しても周
辺に接触するとねじ２が脱落し、そのねじ２が機器内部
に入って故障の原因になることがあった。また、ケース
本体１を取外した際に、ねじ２を紛失する可能性もあっ
た。
来のねじ締結の構成では、ねじ２がケース本体１に保持
されていないため、取付部の構成により、ドライバー４
の先端部でねじ２を正しく取付孔１ｂに導入することが
難しく、たとえドライバー４に磁力を持たせても、ねじ
２の材質によって吸着力が左右され、また吸着しても周
辺に接触するとねじ２が脱落し、そのねじ２が機器内部
に入って故障の原因になることがあった。また、ケース
本体１を取外した際に、ねじ２を紛失する可能性もあっ
た。
【０００４】本発明は上記問題を解決するもので、ケー
ス本体の着脱の際、常にねじが簡単に締結でき、脱落や
紛失することのないケース本体取付ねじの仮止め装置を
提供することを目的としている。
ス本体の着脱の際、常にねじが簡単に締結でき、脱落や
紛失することのないケース本体取付ねじの仮止め装置を
提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、胴径より大きいねじ山寸法のねじ部をねじ
本体の先端から略中間まで形成したねじと、一端部に前
記胴径より大きくねじ山寸法より小さい寸法の貫通孔と
他端部に係止孔を有し、かつ前記ねじ山のピッチより小
さい板厚のプレートと、前記係止孔に係合して前記プレ
ートの脱落を防止する突起部および前記貫通孔に対向し
て設けられ、前記ねじを自在に貫通する深さが前記ねじ
部より深い孔を形成した取付板を有するケース本体とを
備え、前記プレートの係止孔を前記ケース本体の突起部
に係合し、かつ前記貫通孔に前記ねじの胴部を位置させ
て前記ねじ部を前記孔に臨ませて構成したものである。
するために、胴径より大きいねじ山寸法のねじ部をねじ
本体の先端から略中間まで形成したねじと、一端部に前
記胴径より大きくねじ山寸法より小さい寸法の貫通孔と
他端部に係止孔を有し、かつ前記ねじ山のピッチより小
さい板厚のプレートと、前記係止孔に係合して前記プレ
ートの脱落を防止する突起部および前記貫通孔に対向し
て設けられ、前記ねじを自在に貫通する深さが前記ねじ
部より深い孔を形成した取付板を有するケース本体とを
備え、前記プレートの係止孔を前記ケース本体の突起部
に係合し、かつ前記貫通孔に前記ねじの胴部を位置させ
て前記ねじ部を前記孔に臨ませて構成したものである。
【０００６】
【作用】本発明は上記した構成により、ケース本体の突
起部に係合したプレートの貫通孔に、ねじの胴部を位置
せるように篏合しているため、ねじは胴部で貫通孔を摺
動するがプレートから外れることはなく、しかもプレー
トを介してケース本体からも脱落することがない。そし
てねじ部をこのねじ部より深い孔に臨ませているので、
ねじ締めの開放時、ねじ部を確実にベース部から開放し
て孔内に保持させておくことができる。
起部に係合したプレートの貫通孔に、ねじの胴部を位置
せるように篏合しているため、ねじは胴部で貫通孔を摺
動するがプレートから外れることはなく、しかもプレー
トを介してケース本体からも脱落することがない。そし
てねじ部をこのねじ部より深い孔に臨ませているので、
ねじ締めの開放時、ねじ部を確実にベース部から開放し
て孔内に保持させておくことができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図１および
図２にもとづき説明する。
図２にもとづき説明する。
【０００８】図において、１１は機器などのケース本体
で、端部に固定用の取付板１１ａを有し、ねじ１２によ
ってプレート１４を介してベース部１３に締結するよう
にしている。ケース本体１１の取付板１１ａにはケース
カバー１１ｂを挟んで内側に突起部１１ｃと外側に孔１
１ｄを有し、ケースカバー１１ｂの下端にスリット１１
ｅを設けている。ねじ１２には、図２（ｃ）に示すよう
にねじ本体１２ａに胴径Ａの胴部１２ｂとベース部１３
のねじ孔１３ａに螺合する山径Ｂ，有効長Ｌのねじ部１
２ｃを有している。そしてねじ部１２ｃの有効長Ｌをケ
ース本体１１の孔１１ｄの深さより小さくするとともに
孔１１ｄにねじ部１２ｃが自在に篏合するようにしてい
る。また図２（ｂ）に示すようにプレート１４はスリッ
ト１１ｅを通る板厚ｔを有し、一端部に、ケース本体１
１の突起部１１ｃに遊びをもって篏合して係止する係止
孔１４ａと、他端部にケース本体１１の孔１１ｄと符合
する位置に孔径Ｃの貫通孔１４ｂを設けている。そし
て、板厚ｔはねじ１２のねじ山ピッチＰより小さく、貫
通孔１４ｂの孔径Ｃはねじ１２の胴径Ａより大きく山径
Ｂより小さくしており、貫通孔１４ｂをねじ部１２ｃに
螺合して胴部１２ｂに位置させたとき、ねじ１２は胴部
１２ｂで貫通孔１４ｂを摺動するがねじ山に当ってプレ
ート１４から脱落することがないようにしている。
で、端部に固定用の取付板１１ａを有し、ねじ１２によ
ってプレート１４を介してベース部１３に締結するよう
にしている。ケース本体１１の取付板１１ａにはケース
カバー１１ｂを挟んで内側に突起部１１ｃと外側に孔１
１ｄを有し、ケースカバー１１ｂの下端にスリット１１
ｅを設けている。ねじ１２には、図２（ｃ）に示すよう
にねじ本体１２ａに胴径Ａの胴部１２ｂとベース部１３
のねじ孔１３ａに螺合する山径Ｂ，有効長Ｌのねじ部１
２ｃを有している。そしてねじ部１２ｃの有効長Ｌをケ
ース本体１１の孔１１ｄの深さより小さくするとともに
孔１１ｄにねじ部１２ｃが自在に篏合するようにしてい
る。また図２（ｂ）に示すようにプレート１４はスリッ
ト１１ｅを通る板厚ｔを有し、一端部に、ケース本体１
１の突起部１１ｃに遊びをもって篏合して係止する係止
孔１４ａと、他端部にケース本体１１の孔１１ｄと符合
する位置に孔径Ｃの貫通孔１４ｂを設けている。そし
て、板厚ｔはねじ１２のねじ山ピッチＰより小さく、貫
通孔１４ｂの孔径Ｃはねじ１２の胴径Ａより大きく山径
Ｂより小さくしており、貫通孔１４ｂをねじ部１２ｃに
螺合して胴部１２ｂに位置させたとき、ねじ１２は胴部
１２ｂで貫通孔１４ｂを摺動するがねじ山に当ってプレ
ート１４から脱落することがないようにしている。
【０００９】上記構成において、プレート１４をケース
カバー１１ｂのスリット１１ｅより通して、その係止孔
１４ａを突起部１１ｃに係止し、貫通孔１４ｂにねじ１
２をねじ込んで、一旦図２（ａ）に示すように、貫通孔
１４ｂを胴部１２ｂに位置させ、かつねじ部１２ｃを孔
１１ｄに臨ませてねじ１２をケース本体１１に仮止めす
る。すなわちこの状態にすることでねじ１２はプレート
１４の貫通孔１４ｂを自在に摺動するがケース本体１１
から脱落することがなくなる。そして、このベース本体
１１をベース部１３にセットしてねじ締めすればねじ部
１２ｃは孔１１ｄにガイドされてねじ孔１３ａに簡単に
螺合させることができる。またベース部１３よりケース
本体１１を離脱する場合には、ねじ部１２ｃの有効長Ｌ
を孔１１ｄの深さより小さくしているため、ねじ１２の
戻し時、ねじ山がプレート１４に当接する前にねじ部１
２ｃがねじ孔１３ａより開放され、したがってねじ１２
の胴部１２ｃをプレート１４の貫通孔１４ｂに保持した
状態でケース本体１１をベース部１３より離脱すること
ができる。このため、ねじ１２はケース本体１１に常に
仮止めされる状態となり、ねじ締め時にねじ１２を脱落
したり、紛失したりすることが皆無となる。
カバー１１ｂのスリット１１ｅより通して、その係止孔
１４ａを突起部１１ｃに係止し、貫通孔１４ｂにねじ１
２をねじ込んで、一旦図２（ａ）に示すように、貫通孔
１４ｂを胴部１２ｂに位置させ、かつねじ部１２ｃを孔
１１ｄに臨ませてねじ１２をケース本体１１に仮止めす
る。すなわちこの状態にすることでねじ１２はプレート
１４の貫通孔１４ｂを自在に摺動するがケース本体１１
から脱落することがなくなる。そして、このベース本体
１１をベース部１３にセットしてねじ締めすればねじ部
１２ｃは孔１１ｄにガイドされてねじ孔１３ａに簡単に
螺合させることができる。またベース部１３よりケース
本体１１を離脱する場合には、ねじ部１２ｃの有効長Ｌ
を孔１１ｄの深さより小さくしているため、ねじ１２の
戻し時、ねじ山がプレート１４に当接する前にねじ部１
２ｃがねじ孔１３ａより開放され、したがってねじ１２
の胴部１２ｃをプレート１４の貫通孔１４ｂに保持した
状態でケース本体１１をベース部１３より離脱すること
ができる。このため、ねじ１２はケース本体１１に常に
仮止めされる状態となり、ねじ締め時にねじ１２を脱落
したり、紛失したりすることが皆無となる。
【００１０】
【発明の効果】以上のように本発明のケース本体取付ね
じの仮止め装置によれば、ねじはプレートを介してケー
ス本体に常に仮止めされているので、ケース本体の着脱
の際、ねじを常に簡単に取外しでき、しかも取外しのと
き、落したり紛失したりすることがなくなる。
じの仮止め装置によれば、ねじはプレートを介してケー
ス本体に常に仮止めされているので、ケース本体の着脱
の際、ねじを常に簡単に取外しでき、しかも取外しのと
き、落したり紛失したりすることがなくなる。
【図１】本発明の一実施例のケース本体取付ねじの仮止
め装置のねじ締め時の状態を示す要部断面図
め装置のねじ締め時の状態を示す要部断面図
【図２】（ａ）は同ケース本体取付ねじの仮止め装置の
ねじの戻し時の状態を示す要部断面図 （ｂ）は（ａ）のプレートの平面図 （ｃ）は（ａ）のねじの拡大側面図
ねじの戻し時の状態を示す要部断面図 （ｂ）は（ａ）のプレートの平面図 （ｃ）は（ａ）のねじの拡大側面図
【図３】従来のケース本体取付部の構成を示す要部断面
図
図
１１ ケース本体 １１ａ 取付板 １１ｃ 突起部 １１ｄ 孔 １２ ねじ １２ａ ねじ本体 １２ｂ 胴部（胴） １２ｃ ねじ部 １４ プレート １４ａ 係止孔 １４ｂ 貫通孔
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】胴径より大きいねじ山寸法のねじ部をねじ
本体の先端から略中間まで形成したねじと、一端部に前
記胴径より大きくねじ山寸法より小さい寸法の貫通孔と
他端部に係止孔を有しかつ前記ねじ山のピッチより小さ
い板厚のプレートと、前記係止孔に係合して前記プレー
トの脱落を防止する突起部および前記貫通孔に対向して
設けられ、前記ねじを自在に貫通する深さが前記ねじ部
より深い孔を形成した取付板を有するケース本体とを備
え、前記プレートの係止孔を前記ケース本体の突起部に
係合し、かつ前記貫通孔に前記ねじの胴部を位置させて
前記ねじ部を前記孔に臨ませたケース本体取付ねじの仮
止め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15141891A JPH051711A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | ケース本体取付ねじの仮止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15141891A JPH051711A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | ケース本体取付ねじの仮止め装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH051711A true JPH051711A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=15518185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15141891A Pending JPH051711A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | ケース本体取付ねじの仮止め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH051711A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100455830C (zh) * | 2004-08-23 | 2009-01-28 | 喜开理株式会社 | 螺栓脱落防止构造以及保持环 |
| TWI717223B (zh) * | 2020-03-06 | 2021-01-21 | 和碩聯合科技股份有限公司 | 扣合組件及應用有此扣合組件的電子裝置 |
-
1991
- 1991-06-24 JP JP15141891A patent/JPH051711A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100455830C (zh) * | 2004-08-23 | 2009-01-28 | 喜开理株式会社 | 螺栓脱落防止构造以及保持环 |
| TWI717223B (zh) * | 2020-03-06 | 2021-01-21 | 和碩聯合科技股份有限公司 | 扣合組件及應用有此扣合組件的電子裝置 |
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