JPH05170860A - 高分子液晶ポリウレタンおよびその製造方法 - Google Patents

高分子液晶ポリウレタンおよびその製造方法

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JPH05170860A JP3342917A JP34291791A JPH05170860A JP H05170860 A JPH05170860 A JP H05170860A JP 3342917 A JP3342917 A JP 3342917A JP 34291791 A JP34291791 A JP 34291791A JP H05170860 A JPH05170860 A JP H05170860A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 下記式で表される繰り返し単位からなる高分
子液晶ポリウレタン。 (式中、mは3〜20の整数を表す。) 【構成】 ビス(ω−ヒドロキシアルキレンオキシ)ビ
フェニルと1,4-フェニレンジイソシアナートを反応させ
た高分子液晶ポリウレタン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なサーモトロピック
液晶ポリウレタン(以下液晶ポリウレタンと略す)に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶性高分子材料は産業用材料としてさ
まざまな分野で使用できることから、近年、高強度高弾
性率などの高機能性を付与する試みが数多くなされてい
る。サーモトロピック液晶高分子は高度に配向しうる高
分子材料として注目を浴びているが、大きく二つに分類
することができる。一つは高強度高弾性率を目的とした
主鎖型液晶高分子であり、一つは記録材料への応用が考
えられる側鎖型液晶高分子である。その多くはポリアミ
ド、ポリエステル、ビニルポリマーに関するものであ
り、液晶ポリウレタンについての研究は非常に少ない。
例えば、高分子論文集,Vol.43,No.5,p.311-314(198
6). やMacromolecules, 22,1467 (1989). などに液晶
ポリウレタンに関する研究が記載されている。
【0003】及びに記載の液晶ポリウレタンはいず
れも剛直な構造を持つメソーゲンと柔軟なスペーサーを
主鎖に含む重縮合型のポリマーである。では比較的低
分子量のサーモトロピック液晶ポリウレタンが例示され
ており、そのポリマーの固有粘度は、0.2 dl/g程度であ
り、満足できるような値ではなかった。特に4,4'- ジ(2
- ヒドロキシエトキシ) ビフェニルと1,4-フェニレンジ
イソシアナートとの反応は、反応途中から生成物が沈澱
として生じ、これは有機溶媒に不溶であったと報告され
ている。また、では初めて高分子液晶ポリウレタンに
ついて記載している。具体的には中心核としてビフェニ
ル基、スペーサーとして、-O-(CH2)m -鎖を、それぞれ
含む、4,4'- ビス(6- ヒドロキシヘキシロキシ) ビフェ
ニルをジオール成分として用い、2,4-トルエンジイソシ
アナートとの重付加反応によって、液晶ポリウレタンを
合成している。しかし、固有粘度が0.32 dl/g を示すポ
リウレタンでは液晶性が見られるが、固有粘度が0.57 d
l/g 程度の高分子領域のポリウレタンでは、明瞭な液晶
性が見られなくなると報告されている。これらの現象
は、ポリマーの分子量が増加してくるとポリウレタン分
子の主鎖が曲がってくるため、メソーゲン基の相互作用
による分子間配列性が弱まる為と解釈することによって
説明することができる。
【0004】なお、ポリウレタンはウレタン結合 -NHCO
O-を繰り返し単位として含むポリマーで、一般的にはジ
オール成分とジイソシアネート成分との重付加反応によ
って生成し、フォーム、塗料、接着剤、エラストマー、
合成皮革などの材料として用いられる重要な工業材料で
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、ジオール成分とジイソシアナート成分との
重付加反応によって得られるポリウレタンについて、一
定以上の高分子領域においてもサーモトロピックな液晶
性を有し、熱的機械的特性に優れた高分子液晶ポリウレ
タンを開発することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を達成する為、鋭意検討した結果、ビス( ω- ヒドロ
キシアルキレンオキシ) ビフェニルと1,4-フェニレンジ
イソシアナート化合物を原料として得られるポリウレタ
ンが高分子領域においてもサーモトロピックな液晶性を
有することを見出した。また、特に本発明者らが先に特
開平3-103045で見出した2,5-トルエンジイソシアナート
を用いて得られるポリウレタンと比較して、熱的特性に
優れていることを見出した。すなわち、本発明は、下記
一般式〔I〕(化4)で表される繰り返し単位
【0007】
【化4】 (式中、mは3〜20の整数を示す。)からなる液晶性
を有する高分子液晶ポリウレタンに関するものである。
更には、下記式〔II〕(化5)
【0008】
【化5】 (式中、mは3〜20の整数を示す。)で示されるビス
(ω−ヒドロキシアルキレンオキシ)ビフェニルと下記
式[III](化6)で示される1,4-フェニレンジイソシア
ナート
【0009】
【化6】 を反応させる式〔I〕で表される液晶性を有する高分子
液晶ポリウレタンの製造方法に関するものである。
【0010】本発明で使用するジオール成分は、式〔I
I〕で示されるビス(ω- ヒドロキシアルキレンオキ
シ)ビフェニルで、4,4'- ビフェノールとω- ブロモ-1
- ヒドロキシアミルカン等との反応によって得られる化
合物である。式〔II〕で表される化合物は、具体的には
メチレン鎖のmが3〜20からなる化合物であり、4,4'
-ビス( ω- ヒドロキシプロピルオキシ) ビフェニル、
4,4'-ビス( ω- ヒドロキシブチルオキシ) ビフェニ
ル、4,4'-ビス( ω- ヒドロキシペンチルオキシ) ビフ
ェニル、4,4'-ビス( ω- ヒドロキシヘキシルオキシ)
ビフェニル、4,4'-ビス( ω- ヒドロキシヘプチルオキ
シ) ビフェニル、4,4'-ビス( ω- ヒドロキシオクチル
オキシ) ビフェニル、4,4'-ビス( ω- ヒドロキシノニ
ルオキシ) ビフェニル、4,4'-ビス( ω- ヒドロキシデ
シルオキシ) ビフェニル、4,4'-ビス( ω- ヒドロキシ
ウンデシルオキシ) ビフェニル、4,4'-ビス( ω- ヒド
ロキシドデシルオキシ) ビフェニル、4,4'-ビス( ω-
ヒドロキシトリデシルオキシ) ビフェニル、4,4'-ビス
( ω- ヒドロキシテトラデシルオキシ) ビフェニル、4,
4'-ビス( ω- ヒドロキシペンタデシルオキシ) ビフェ
ニル、4,4'-ビス( ω- ヒドロキシヘキサデシルオキシ)
ビフェニル、4,4'-ビス( ω- ヒドロキシヘプタデシル
オキシ) ビフェニル、4,4'-ビス( ω- ヒドロキシオク
タデシルオキシ) ビフェニル、4,4'-ビス( ω- ヒドロ
キシノナデシルオキシ) ビフェニル、4,4'-ビス( ω-
ヒドロキシエイコシルオキシ) ビフェニル等が挙げられ
る。
【0011】4,4'- ビス( ω- ヒドロキシアルキルオキ
シ) ビフェニル類の融点は、メチレン鎖の増加ととも
に、低下する傾向が見られるので、実用的には、mが3
〜15で示されるジオールを液晶ポリウレタンの原料とし
て使用することが好ましい。なお式〔II〕で示されるビ
ス( ω- ヒドロキシアルキレンオキシ)ビフェニルは必
ずしも一種類のみで反応させるとは限らず、必要に応じ
二種類以上のものを反応させてもよい。また、式〔II〕
で表される化合物の無置換のビフェニル基に-CH3基、-O
CH3 基、ハロゲンなどを導入して、目的物であるポリマ
ーの融点を下げる方法が考えられるが、本発明者らは、
式〔II〕で示されるメチレン鎖数を変えることによっ
て、その目的を達成することができた。これらは、サー
モトロピックポリエステルなどでも観察される一般的な
現象である。
【0012】また式〔II〕で示される、1,4-フェニレン
ジイソシアナートは、立体構造の観点から高配向性をと
りやすい化合物であり、耐熱性などの高機能性を付与で
きる化合物である。1,4-フェニレンジイソシアナート
は、Ann.,562,75(1948) に記載の方法に準じて製造する
ことができる。
【0013】本発明者らは、前記した液晶ポリウレタン
の問題点を解決する手段として、式〔II〕及び式[III]
で表される化合物を重付加反応することにより、高分子
領域でも、液晶性を示すポリウレタンの合成を可能にし
たものである。本発明の高分子液晶ポリウレタンの合成
法としては、式[III] で示される1,4 フェニレンジイソ
シアナートと式〔II〕で示されるジオール成分を0.8:1
ないし 1.2:1 のNCO/OH当量比に相当する割合で、好ま
しくは0.9:1 ないし1.1:1 のNCO/OH当量比に相当する割
合で、より好ましくは当量の出発物を用いて反応させ
る。しかし、これらに限定されるものではない。重付加
反応の際には必要に応じて、ジブチルチンジラウレート
などの一般的なウレタン化触媒を添加することもでき
る。また、重合反応は、適当な溶媒、例えばジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリ
ドン、テトラメチル尿素、アニソール、ジオキサンなど
の極性溶媒又はこれらの溶媒の混合物の存在下で行うこ
とが好ましい。反応温度は20〜200℃、好ましくは
60〜160℃の温度である。反応は通常、4〜24時
間程度で完結する。
【0014】反応終了後、反応物を冷却した後、例えば
アセトンなどのケトン類、ジエチルエーテルなどのエー
テル類、またはメタノールなどの希釈溶剤を添加する方
法により反応を停止させるとともに、反応生成物を析出
させ、これを回収、分離することにより液晶ポリウレタ
ンが得られる。この液晶ポリウレタンは再沈澱法やカラ
ム分離などの精製法で精製することにより未反応物など
を分離する。その後、乾燥することにより本発明の高分
子液晶ポリウレタンが得られる。このようにして得られ
た溶媒可溶のポリウレタンの固有粘度〔η〕は、約 0.5
〜0.7 dl/gの範囲にある。
【0015】次に、ポリウレタンの物性を把握する目的
で、上述の方法に従って合成した重合体について、広角
X線回折、示差走査熱量分析などにより各種の検討を実
施した。その結果、上述の方法に従って合成したポリマ
ーを一度等方性流動体としたものを放冷して固体状態と
したのち、室温状態において広角X線回析を行うと、明
瞭なピークがみられ、かなり結晶性に富むポリマーであ
ることが判った。また、示差走査熱量分析(以下DSC と
略す)を行った結果、いずれのポリマーも昇温過程にお
いて、融解に相当する吸熱ピーク (Tm と略す)と、
等方性流動体相への転移に基づく吸熱ピーク(Ti と略
す) が現れるとともに、降温過程においては等方性流動
状態より結晶化する際に発熱ピークが現れることが判っ
た。これらの転移状況のうち融解、吸熱現象に関して
は、偏光顕微鏡によっても観測することが可能である。
これらの結果から、いずれのポリマーも中間相を示し、
サーモトロピックな液晶ポリウレタンであることが明ら
かとなった。また本発明の液晶ポリウレタンは固有粘度
〔η〕が、非常に高いことも驚くべきことである。
【0016】
【実施例】以下、本発明を参考例、実施例により、更に
具体的に説明する。しかし、本発明はこれらの具体例に
限定されるものではない。 参考例1 4,4'- ビス( ω−ヒドロキシアルキレンオキシ)ビフェ
ニル類の合成 メチレン基を3、5、6、8及び11個有する4,4'- ビ
ス( ω- ヒドロキシアルキレンオキシ) ビフェニル(D
HPRB,DHPEB,DHHB,DHOB及びDHU
B)は、式〔a〕( 化7) に示すように合成した。
【0017】
【化7】
【0018】代表的な合成例として、DHOBについて
説明する。水酸化ナトリウム(5.6g,0.140 mol) をエタ
ノール(80 ml) 中に溶解し、4,4'- ビフェノール (6.5
g,0.035 mol)を攪拌しながら添加した。1時間還流
後、滴下ロートより8-ブロモ-1- オクタノール(29.3 g,
0.140 mol) をゆっくり滴下し、反応混合物を24時間
攪拌しつつ還流させた。反応終了後、内容物を冷却し水
の中に入れ、沈澱を生成させ、沈澱物を濾過し水洗し
た。粗生成物は、DHPRB,DHPEBの場合は、イ
ソプロパノールから、DHHB,DHOB,DHUBの
場合は、エタノールとDMF(3:1)から3回再結晶
して精製した。合成結果を表−1(表1)に示した。
【0019】
【表1】
【0020】参考例2 4,4'- ビス(4- ヒドロキシブチレンオキシ) ビフェニル
(DHBB)の合成4,4'- ビス(4- ヒドロキシブチレン
オキシ) ビフェニル(DHBB)は4-クロロ-1- ブタノ
ールの水酸基を保護し、式〔b〕から〔d〕(化8)に
示した経路で合成した。
【0021】
【化8】
【0022】3,4-ジヒドロ-2- ピラン(63 g, 0.78 mol)
を0℃に冷却した4-クロロ-1- ブタノール(50 g, 0.46
mol)と濃塩酸(0.5 ml)の混合物中に添加した後、室温で
20時間攪拌した。この反応溶液に炭酸ナトリウム(5 g)
を加え、中和後、濾過した。反応生成物は、減圧蒸留
(b.p. 108-109 ℃/8 Torr)により精製した。収率は63 %
(56.0 g)であった。4,4'-(テトラヒドロ-2- ピラニルオ
キシブチルオキシ) ビフェニルは4-( テトラヒドロ-2-
ピラニルオキシ)-1-クロロブタン(56.06 g, 0.29 mol)
と4,4'- ビフェニルジオール(27.1 g, 0.145mol) とを
用いDHOBの合成と同様の方法で行った。収率は45 %
(32.3 g)であった。この生成物(32.0 g, 0.064 mol) を
熱メタノールに溶解し、濃硫酸(5ml)を添加した後、還
流下で0.5 時間攪拌した。この反応物を冷却し、沈澱物
を濾過して、得られた粗生成物は、エタノールに続いて
水で洗浄し、最後にイソプロパノールから再結晶により
精製した。
【0023】実施例1 還流管を備えた100ml 三つ口丸底フラスコに、4,4'- ビ
ス( ω- ヒドロキシヘキシロキシ) ビフェニル(DHH
Bと略称する)1.415 g(3.663 mmol) と1,4-フェニレン
ジイソシアナート(1,4-PDI) 0.586 g(3.663 mmol) およ
び、溶媒として無水DMF 15 mlを入れ、窒素気流下、
80 ℃で20時間反応を行った。反応後、生成物にDMF
30 mlを加えメタノール 150 ml 中へ投入し沈澱物を得
た。得られた沈澱は、メタノールで充分に洗浄した後、
70℃で24時間減圧乾燥した。得られたポリマーの構造は
1H-NMR、赤外スペクトルで解析した結果、1,4-PDI
とDHHBとの反応生成物としての化学構造を有することを
認めた。熱的性質及び液晶性はDSCおよび偏光顕微鏡
によって調べた結果、昇温過程におけるポリマーの融点
( 以下、 Tm と略す) と等方性流動相への転移点( 以下
Ti と略す) がそれぞれ 237℃と251 ℃とにあることが
判った。また、降温過程では、結晶化に基づく発熱ピー
クが221 ℃に計測された。また、一度等方性流動体とし
たものを放冷して固体状態としたのち、室温状態におい
て、広角X線回折法により計測した結果、2θ=18.5
°, 22.5°, 25.5°に明確な回折ピークを認めた。また
結晶化度78%と、かなり結晶性に富む液晶ポリウレタン
であることが判った。
【0024】実施例2〜6 実施例1と同様にして、1,4-PDIと4,4'- ビス( ω-
ヒドロキシアルキレンオキシ)ビフェニル誘導体とを反
応させた。得られたポリウレタンについて、その合成条
件と、高分子液晶ポリウレタンとしての諸物性値を、そ
れぞれ、表−2(表2)および表−3(表3)に示し
た。
【0025】
【表2】
【0026】
【表3】
【0027】
【発明の効果】本発明で得られるポリウレタンは、配向
性の良好なメソーゲンを含む液晶性を有するポリウレタ
ンである。このことから、ポリウレタン樹脂の改質材料
以外にも、単独または組成物として、フィルム、繊維、
薄膜など各種形態に成形、加工することが容易である。
また共重合や他成分とのブレンドやアロイ化など高分子
物質に関する一般的な改質法を適用することにより幅広
い改質も可能である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式〔I〕(化1) 【化1】 (式中、mは3〜20の整数を表す。)で表される繰り
    返し単位からなる液晶性を示す高分子液晶ポリウレタ
    ン。
  2. 【請求項2】 下記式〔II〕(化2) 【化2】 (式中、mは3〜20の整数を表す。)で示されるビス
    (ω−ヒドロキシアルキレンオキシ)ビフェニルと下記
    式[III](化3) 【化3】 で示される1,4-フェニレンジイソシアナートを反応させ
    ることを特徴とする請求項1記載の液晶性を有する高分
    子液晶ポリウレタンの製造方法。
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