JPH05170467A - ガラス板曲げ装置 - Google Patents

ガラス板曲げ装置

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Publication number
JPH05170467A
JPH05170467A JP3340542A JP34054291A JPH05170467A JP H05170467 A JPH05170467 A JP H05170467A JP 3340542 A JP3340542 A JP 3340542A JP 34054291 A JP34054291 A JP 34054291A JP H05170467 A JPH05170467 A JP H05170467A
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JP
Japan
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fixture
glass sheet
surface segment
support
hinge axis
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JP3340542A
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English (en)
Inventor
George A Koss
アレックス コス ジョージ
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Ford Motor Co
Original Assignee
Ford Motor Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/025Re-forming glass sheets by bending by gravity
    • C03B23/027Re-forming glass sheets by bending by gravity with moulds having at least two upward pivotable mould sections

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば自動車の風防ガラスを生産するための
1つ又は複数のガラス板を重力曲げするための曲げ取付
具を提供する。 【構成】 曲げ取付具は一対の取付具部分(12及び1
4)を有し、各取付具部分は2つの端(18,20等)
を有する造形表面セグメントを有する。取付具部分は単
一のヒンジ軸線(46)を画成するようにそれらの端に
おいて互いにヒンジ結合されている。ヒンジ軸線は造形
表面セグメントの端において支持表面に直ぐ隣接してあ
り且つ取付具中で概ね横方向に中心合せされている。曲
げ取付具はヒンジ領域において及びヒンジ領域から横方
向に遠方の点(70,72)において平らな常温のガラ
ス板を支持する。曲げ後閉鎖位置において支持セグメン
トはガラス板の連続した支持表面を一緒に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガラス曲げ取付具に関
し、且つ特に自動車の風防ガラスのようなガラス製品を
加工するために使用されるガラス曲げ取付具に関する。
【0002】
【従来の技術】曲げ取付具は平らなガラス板からガラス
製品を加工する際に永年にわたって使用されており、非
常に多くの種類の曲げ取付具がガラス産業でよく知られ
ている。典型的には、曲げ取付具は概ね水平な平面にリ
ング又は類似物を形成する幅狭い支持表面を提供する。
平らなガラス板は支持表面上に置かれ、支持表面はガラ
スの底部表面と外方周辺において又はその近くにおいて
接触し、通常はガラスの縁から約5〜15mmにおいて
接触する。それ故、ガラス板の主領域は通常は曲げ加工
中に接触されない。このために、高品質の表面が作られ
ることができる。自動車の風防ガラスは通常は風防ガラ
スに対する当産業の高品質条件の故に曲げ取付具用いて
加工される。対照的に、側部及び後部窓ガラスは曲げ取
付具が使用されることができるがしばしばプレス成形装
置を用いて作られる。
【0003】薄い平らなガラス板を自動車の風防ガラス
のような湾曲した形状に重力曲げする伝統的な方法で
は、常温の予め切断された単一の又は多重のガラス板が
曲げ取付具の堅い予め造形された周辺金属支持表面上に
置かれる。曲げに先立って、ガラスは典型的には二三の
接触点においてだけ支持される。ガラスは通常は炉中で
高められた温度に露呈することによって加熱され、該炉
はガラスを軟化させ、重力がガラスを周辺支持表面と一
致する状態に垂下され又は沈み込ませることを許す。支
持表面のほぼ全体が一般的には次にガラスの周辺と接触
状態になる。周辺に沿った偶然の僅かな班紋はその後ガ
ラス枠組装置によって隠されることができ、又は班紋は
それらが視界範囲のまさに縁に配置されるので些細なこ
ととして許容されることができる。
【0004】当産業で曲げアイロン又はスケルトン型と
しても知られる曲げ取付具は種々の設計に従って構成さ
れ且つかなり多数の材料で構成されることができる。例
示的な曲げ取付具はブラックに対する米国特許第3,0
68,672号、ゴライトリーに対する米国特許第3,
161,493号及びゴライトリーに対する米国特許第
3,356,480号に開示されている。現在当産業で
使用されている曲げ取付具は設計が同一ではないが、数
個の共通の設計特徴がある。全てのしかし適度の又は浅
い曲りのために、周辺支持表面はしばしば比較的平らな
中央部分と2つの通常は対称的なより深く湾曲した
「翼」とに分割されている。曲げ取付具の翼部分はしば
しばヒンジによって中央部分へ連結され、連続した周辺
支持を完成する。ヒンジ結合された翼部分は、支持フレ
ームの最終形状が懸垂曲線に近似しないならば重力が単
独で高温ガラスを所望の形状又は形に成形しないことの
考えで設けられている。厳密に言えば、ヒンジ結合され
た翼はガラス板を最も鋭い曲り線に沿って曲げることを
加速するために曲げ力を加えるために使用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】若干の曲げ取付具設計
では、「翼曲げ作用力」は一定の又は調節可能な長さの
釣合重りの追加によって増強され又は倍加される。釣合
重りは曲げ加工中に翼をヒンジ軸線の周りに(曲げ取付
具の中央部分に対して)上方へ閉鎖位置まで回転させる
ことを助ける。他の設計では、翼曲げ作用力は中央領域
が垂下する間翼を上方に支えるために懸垂リンク及びヒ
ンジの種々の装置を追加することによって増加され、そ
れにより中央ガラス部分の重量は翼曲げ作用のためのて
こ作用又は原動力を提供する。曲げ取付具が平らなガラ
ス板を支持する開放位置において、翼は一般的には取付
具の中央部分と共に水平面内にある。この位置におい
て、平らなガラス板は典型的には支持表面がヒンジ結合
された4つの点において、即ち曲げ取付具の中央部分が
2つの翼にヒンジ結合された4つの点において支持され
る。また、ガラスはヒンジ点の横方向外方の点において
支持され、厳密に言えば翼上の外方点によって支持され
る。しかしながら、ガラス板はヒンジ点の間では支持さ
れず、即ち大きな中央部分にわたって支持されない。
【0006】例えば対称的な風防ガラスを作るために用
いられる最近知られた取付具では、支持表面及び翼曲げ
作用のために採用されたヒンジ又はピボットの数は4つ
位の少ない数から12位の多い数まで変化している。使
用中にある時、曲げ取付具は室温に近い温度から650
℃に達することがある温度まで連続的に循環される。こ
の循環の故に、大部分の取付具ヒンジは潤滑すること及
び維持することが困難である。それ故、曲げ取付具で使
用されるヒンジ等の数を減らすことは有利である。
【0007】大部分の支持フレームは周辺支持「分割
線」を定め、即ち翼及び中央支持レールの間で最も緊密
な曲線のまさに上又はその近傍において、即ち最も短い
曲りレールを有する曲りに沿って延在するヒンジ軸線を
定める。仮定はヒンジ結合された翼のレバー又は支点作
用がガラスを最も緊密な曲りの軸線に沿って前進させる
ために最も有利であるということである。実際に、もし
造形されるガラスが比較的厚く、その垂直方向高さが大
きすぎず且つ設置角度(例えば車での風防ガラスの所謂
「おろし角度」)が厳密すぎなければ、これはかなりう
まく働く。そのときでさえ、翼ヒンジ軸線に沿った光学
ゆがみ曲りは一般的であり、特に深い曲りを有する風防
ガラスでは好ましくない。加えて、曲げ段階中湾曲した
支持表面の「ヒンジ接点」(翼及び中央部分の間の)が
「高い点」、即ち全ガラス重量の大部分が乗る点を示す
ので、厄介な「ヒンジキンク」がこれらの点において頻
繁に発生する。それらの穏やかな形態では、ヒンジキン
クは局部化されたゆがみを「反射された外観」又は「シ
ョールーム美」に生じる。それらのより厳密な形態で
は、それらは「縁貫通」の頻繁な原因であり、究極的に
は完成された製品を廃品にさせることがある。
【0008】新しい自動車設計では、風防ガラス曲げ条
件は変更されている。積層された風防ガラスは従前の曲
り風防ガラスでの3.2mm厚さのガラスと対照的にし
ばしば1.8mm位薄いより薄いガラスから現在しばし
ば作られている。また、風防ガラス設置角度は垂直方向
から62度位又はそれ以上に大きく増加している。それ
故、新しい風防ガラスはより大きな表面積を有し且つ減
少された幅対高さのアスペクト比を有する。また、増加
された角度は風防ガラス内により長い光経路を生じ、ガ
ラス中の乱れ又はゆがみの屈折率はそれに応じてより大
きい。
【0009】増加された幅対高さのアスペクト比のため
に、薄い常温のガラスは曲げ取付具上へ装填された時に
より大きい頂部から底部までの距離にまたがらねばなら
ない。大体積の風防ガラスのための「常温」支持点間の
距離は近年では係数2位まで大きく増加している。上述
したように、開放位置で典型的な曲げ取付具上に位置決
めされた平らなガラス板は翼におけるヒンジ点間で曲げ
取付具の大きな中央部分にわたって支持されない。これ
ははるかに大きなビームたわみを生じるので、ガラス内
の引張応力を増加する。これは加熱前のガラスの破損の
ために生産損失を増す。それ故、曲げ取付具上で平らな
板がまたがる距離を減らすことは有利である。
【0010】特に新しい形式の自動車での若干の風防ガ
ラス設計は「A柱」に近い短い縁に近接して比較的緊密
な翼曲り半径を要求する。これらの曲りは既知の曲げ取
付具設計を用いる若干の場合に作ることが困難であるこ
とが判明している。即ち、翼「レバー腕」はしばしば短
すぎてガラスを有効に曲げることができないことが判明
している。これは、曲げ加工中深い曲線の一部分を「橋
絡」し従って所望の形又は形状を得ることができない傾
向を有するガラスを生じる。それ故、曲げ加工中ガラス
板を所望の形状に良好に一致させることを提供する支持
表面を有する曲げ取付具を採用することが有利である。
【0011】本発明の前述した及び他の目的、特徴、観
点及び利点は、添付図面と関連してみた時、本発明の若
干の好適な実施例の以下の開示及び詳細な説明から一層
明らかになろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、ガラス
板を湾曲した形状に重力曲げする間ガラス板を支持する
ための装置が提供される。より詳しくは、一対の曲げ取
付具を有し、それぞれが湾曲した上方造形表面セグメン
トを有する曲げ取付具が提供される。曲げ取付具のそれ
ぞれの造形表面セグメントは2つの端を有する湾曲した
嶺又は狭い細長い表面である。一方の取付具部分の造形
表面セグメントの2つの端のそれぞれは他方の取付具部
分の造形表面セグメントの2つの端の対応する1つに取
付けられている。端はヒンジによって取付けられ、単一
の概ね水平に延びるヒンジ軸線又はピボット軸線を画成
する。取付具部分は開放位置から閉鎖位置までヒンジ手
段の周りに移動することができる。開放位置において、
造形表面セグメントは一緒に平らなガラス板のための不
連続な概ね水平な支持を形成する。より詳しくは、平ら
なガラス板は開放位置において、(i)造形表面セグメ
ントの端において、即ちヒンジ軸線の両端が造形表面セ
グメントの端と交差する2つのヒンジに近位して、及び
(ii)ヒンジ軸線から遠方の各取付具部分の造形表面
セグメントの一点又は一部分において、支持される。従
って、例えば底部から頂部までよりも右から左までの寸
法(およそ風防ガラスが車両に装着された時に垂直方向
に配向された風防ガラスに関した方向で)が大きい典型
的な自動車両の風防ガラスの場合、本発明の曲げ取付具
上に支持された重力曲げ加工により該風防ガラスに成形
される平らなガラス板は、右側及び左側に位置決めされ
た周辺点において支持され且つ右側及び左側周辺支持点
の間で概ね中心合せされた頂部及び底部周辺点において
支持される。
【0013】周辺支持点の配置から生じる本発明の重要
な利点は薄い常温の平らなガラス板が一般的にはその全
寸法の半分よりも大きい横方向距離にまたがることを必
要としないことは理解されよう。これは、2つのヒンジ
結合された翼部分を有する大きな中央部分を有し、常温
の平らなガラス板が中央取付具部分の幅に等しい横方向
寸法にまたがり、即ち右側ヒンジ軸線から左側ヒンジ軸
線までまたがる種類の既知の技術の曲げ取付具と対照的
である。
【0014】本発明の曲げ装置の取付具部分の造形表面
セグメントは閉鎖位置において、ガラス板の意図した湾
曲した形状でのほぼ連続的な周辺支持を形成するように
互いに協働する。これに関して、完成されたガラス製品
は中央部分及びそれにヒンジ結合された2つの翼部分を
有するより伝統的な曲げ取付具を用いて得られた製品と
ほぼ同じである。事実、この点で全く驚くべきことは、
最大の曲率又は曲りの領域に位置決めされた一対の翼部
分ヒンジ軸線よりはむしろ最小の曲率の領域で横方向に
中心合せされた単一のヒンジ軸線を有する本発明の曲げ
取付具が別の通常の重力曲げ技術による鋭く湾曲した車
両風防ガラス及び他の曲線のガラス製品をうまく且つ有
効に生産することができることである。本発明の追加の
目的、特徴観点及び利点と一緒にこれが達成される様態
は、添付図面と関連した本発明の若干の好適な実施例の
以下の詳細な説明からより良く理解されよう。
【0015】添付図面は本発明の現在好適とされる実施
例を例示しており、そこで同様な符号は種々の観点で同
様な要素を示す。
【0016】
【実施例】本発明の装置は平らなガラス板から湾曲した
ガラス製品を製造するための高温度重力曲げ加工で用い
るために適当である。それは自動車両風防ガラスの製造
で用いるために特に適する。このために及び便利な例示
のために、以下の検討は本発明に従う曲げ装置を採用す
る自動車両風防ガラスの製造に主として向けられる。こ
れに関して、風防ガラスの横方向寸法及びそれに対応す
る曲げ取付具自体の横方向寸法についての言及は風防ガ
ラスが自動車両に装着された時の風防ガラスの右から左
への寸法に関するものであることは理解されるべきであ
る。同様に、風防ガラスの頂及び底部及びそれに対応す
る曲げ取付具の頂部及び底部の言及は装着された風防ガ
ラスの頂部−底部の寸法に関する。また、以下の検討の
ために、風防ガラスはそれが高いよりもやや幅広く、即
ち頂部から底部までの寸法よりも右から左までの寸法が
長いと仮定する。従って、横方向寸法は風防ガラスの高
さよりも大きい。
【0017】ここでガラス板を曲げることの説明は多重
ガラス板が同時に曲げられる本発明の応用をも含むこと
を意味することを理解されるべきである。事実、上述し
たように、本発明の曲げ取付具は、典型的には2つのガ
ラス板が取付具上に一緒に堆積されて同時に曲げられる
自動車両の風防ガラスのためのガラス板を曲げるために
特に良く適する。
【0018】以下の検討からより良く理解されるよう
に、開放位置で曲げ取付具上に支持された平らなガラス
板の横方向に延びる中心線は一般的に曲げ取付具の2つ
のヒンジ結合された取付具部分の間のヒンジ軸線又はピ
ボット軸線とほぼ同じ水平面にあり且つ該ヒンジ軸線又
はピボット軸線に対してほぼ直角をなす。また、参照さ
れる周辺支持点はガラス板が曲げ取付具上に乗る時に曲
げ取付具の支持表面とガラス板の底部表面との間の接触
点であることは以下の検討から理解されよう。支持点は
それらがより中心に位置決めされるよりはむしろガラス
板の外方縁に概ね近位する状態で周辺にある。それに対
応して、周辺支持点としての曲げ取付具の支持点に関し
ては、支持表面が広い平らな支持表面よりはむしろ薄い
嶺又は幅狭い細長い支持表面であることを意味すること
が理解されよう。本発明の曲げ取付具の周辺支持表面と
ガラス板の底部表面との間の接触はガラスが平らである
時に多数の離間した点で起こり、少なくとも好適な実施
例ではガラスが支持表面と一致して重力垂下された時に
支持表面のほぼ連続した回路に沿って起こる。従って、
曲げ後、好適な実施例では、曲線のガラス板がほぼ連続
した無端の曲線支持表面によって周辺で支持される。
【0019】次に図1を参照すると、本発明に従うガラ
スを重力曲げするための例示的なフレーム装置10が図
示されている。フレーム10は好ましくは軽量の剛固な
金属材料で構成される。フレームは一対の対称的な取付
具部分12及び14からなり、そのそれぞれは概ねU字
形状にされているが、種々の形状が可能である。取付具
部分12及び14のU字形状の支持表面セグメントはそ
れぞれが2つの自由端を有し、即ちそれぞれ近位端18
及び20とそれぞれ遠位端22及び24とを有する。近
位端18及び20はフレーム装置上で成形される風防ガ
ラスの中央底部分に概ね対応するフレーム装置の部分に
ある。遠位端22及び24は風防ガラスの頂部中央に概
ね対応する部分にある。U字形状の取付具部分12及び
14はそれぞれが3つの領域を画成しており、即ちそれ
ぞれ遠位領域30及び32と、それぞれ近位領域38及
び40と、取付具の遠位領域及び近位領域に介在された
それぞれ橋絡領域34及び36とを画成している。多く
の取付具設計では、これらの異なる領域は明確ではな
く、むしろ1つの領域から次の領域へ滑らかに遷移して
いる。それらはここでは主として検討を容易にするため
及び本発明の理解をより良くするために区別されてい
る。橋絡領域34及び36は自由端18,20,22及
び24から横方向へ遠方にある。橋絡領域34及び36
は遠位領域30及び32を近位領域38及び40とそれ
ぞれ連結する。橋絡領域34は風防ガラスが装着される
自動車両の乗客室から見て風防ガラスの左側に対応す
る。それに対応して、橋絡領域36は風防ガラスの右側
に対応する。図示を容易にするために、橋絡34及び3
6は図面では本質的に真直ぐであるように図示されてい
る。しかしながら、多くの現代的な設計に従って風防ガ
ラスを生産するために、橋絡領域は実際には近位及び遠
位領域との接続部に高い点を有する一層U字形状にされ
ている。
【0020】取付具部分12及び14はそれぞれが上方
縁16及び18をそれぞれ有し、該上方縁はガラス板4
8の底部表面が乗る湾曲した造形表面セグメントを画成
する。取付具部分12及び14の遠位、中央及び近位領
域は一体に形成されることができ、又は溶接によるよう
に適当な方法で結合されることができる。図示した本発
明の好適な実施例の取付具部分の重要な特徴は、各取付
具部分によって画成された湾曲した造形表面セグメント
がほぼ連続した曲線であることである。即ち、湾曲した
造形表面は好ましくは風防ガラス(重力曲げ後)の底部
表面セグメントの周辺と実質的に中断されない接触を形
成する曲線の線である。この制約によってさえ、湾曲し
た造形表面セグメントは垂直方向及び水平方向の両方に
かなり多数の輪郭を有することができる。図1を参照す
ると、図示した実施例は対称的な造形表面セグメントを
画成しており、そのそれぞれはその遠位領域30及び3
2において並びにその近位領域38及び40において概
ね凹面を有する。勿論、湾曲した造形表面の形状の変更
がなされることができ、各曲げ取付具の特別の形状及び
表面輪郭は成形される最終製品に依存する。
【0021】対応する近位端18及び20は対応する遠
位端22及び24のように一緒にヒンジ結合され、2つ
のヒンジ点26及び28をそれぞれ画成する。ヒンジ点
26及び28は取付具10中で横方向に中心合わせされ
た単一のヒンジ軸線又は周辺支持「分割線」46を画成
する。1つだけのヒンジ軸線46を有する曲げ取付具は
多数のヒンジ軸線を有する従来の曲げ取付具よりも潤滑
及び維持が容易である。また、ヒンジ軸線46は最小の
曲げがガラスの重力曲げ中に起こる点において周辺支持
表面と交差するように横方向に中心合せされていること
は図示した好適な実施例の重要な特徴である。2つのヒ
ンジ点26及び28だけが作られているので、且つヒン
ジ軸線が最小の曲げが起こる位置に位置決めされている
ので、完成されたガラス製品でのヒンジキンク及びヒン
ジゆがみの機会は減らされる。
【0022】次に図2を参照すると、図1のフレーム装
置は本発明の好適な実施例の追加の重要な特徴を具現化
する支持装置を有して図示されている。常温の平らなガ
ラス板48は開放位置で取付具10によって支持されて
図示されている。ガラス48はその周辺に近位して取付
具部分12及び14の橋絡領域34及び36に沿って支
持されている。より詳しくは、ガラス48は高い点70
及び72において取付具部分12及び14と接触する。
それぞれ橋絡領域36及び43によってガラスの右及び
左横方向最遠端に設けられた支持は線接触又は点接触の
状態であることができることは認識されよう。上述した
ように、多くの現代的な自動車両設計のための風防ガラ
スを生産するようになっている本発明に従う曲げ取付具
は橋絡領域と近位及び遠位領域との間の接続部に高い点
を有する。そのような場合、平らなガラス板は各取付具
部分上の2つの離間した横方向に外側の接触点において
曲げ取付具によって支持される。加えて、ガラス48は
自由端18,20,22及び24においてヒンジ点26
及び28で支持される。ヒンジ軸線46はガラス48の
底部表面に近位しており、即ちそれに直ぐ隣接してい
る。即ち、ヒンジ軸線は取付具部分の上方縁16及び1
8によって画成された造形表面セグメントによって形成
された湾曲した造形表面と交差し又はそれに非常に近づ
いて交差する。このため、取付具部分はヒンジ点におい
て頂部開放よりはむしろ底部開放である。
【0023】図面に示した好適な実施例は各ヒンジ点2
6及び28に単一のヒンジを有し、ヒンジのそれぞれは
取付具部分の上方縁16及び18によって画成された曲
線の支持線とほぼ一致して位置決めされている。代替的
な実施例はより複雑なヒンジ機構を含むことができ、曲
げ取付具が開放位置にある時及び曲げ取付具がその閉鎖
位置へ移動する曲げ加工中、上方縁16及び18によっ
て形成された曲線の支持線がヒンジ点において実質的に
折れないことは図示した曲げ取付具の重要な特徴であ
る。このように本発明の曲げ取付具は、上述したように
曲げ加工中曲げ取付具をその閉鎖位置へ移動する間ガラ
スの表面を損なうことがあるはさみ点を回避する。曲げ
加工中、点26及び28の間のガラスの支持されない中
央部分はヒンジ軸線より下方のレベルまで垂下する。し
かしながら、周辺支持表面、即ち取付具部分の上方縁1
6及び18によって画成された曲線の線は一般的には曲
げ後に全部の点においてガラスと接触状態にある。この
ため、曲げ後でさえ、ヒンジ軸線46はヒンジ点26及
び28において周辺支持表面(即ちガラスの底部表面)
に直ぐ隣接して残る。
【0024】図2を再び参照すると、そこではフレーム
は曲げに先立って開放位置にあり、取付具部分12及び
14はガラス板48の不連続な支持を形成し、取付具部
分12及び14は取付具部分12及び14(各対の1つ
の支持部材だけが図示されている)から概ね垂直方向へ
下方へ延在する支持部材対50及び52(各対の1つの
支持部材だけが図示されている)によって支持されるよ
うに図示されている。対50及び52の各支持部材は脚
部材54と、足部材56と、ローラ58とからなる。脚
部材54は細長く且つフレームと同じ金属材料から作ら
れることができる。それは溶接のような適当な手段によ
って取付具部分12へ固定取付けされている。好ましく
は、脚部材54は脚部材54が連結される点において取
付具部分12によって画成された平面に対して直角に近
い角度をなしている。
【0025】足部材56は細長く、上方端74及び下方
端76を有し、且つフレーム及び脚部材54と同じ材料
で構成されることができる。足部材56はナット及びボ
ルトのような固定手段によって脚部材54に取外し可能
に取付けられている。加えて、足部材56はそれが脚部
材54に取付けられる位置において調節を許すようにそ
の長さに沿って多数の取付穴60を有する。足部材56
は脚部材54に取外し可能に取付けられ、且つ一連の取
付穴60を有するので、足部材56の有効な長さは以下
で検討される理由のために必要とされるように短くされ
又は長くされることができる。ローラ58は車軸及び軸
受装置のような適当な方法で下方端76近くで足部材5
6に取付けられている。
【0026】フレーム10及び支持部材対50及び52
は取付具支持基部62によって更に支持されている。支
持部材は重量支え点において支持基部62と回転可能に
接触している。取付具支持基部設計は当業者に知られて
おり、本発明で用いる支持基部62の適当な設計はこの
説明を考慮して当業者に明らかであろう。図2及び図3
では、重量支え点66及び68は2つの図示した支持部
材のために図示されている。好ましくは、支持部材対の
車輪上に乗る曲げ取付具の上方部分が支持基部62から
離れて転動するのを防止する拘束装置が設けられる。例
えば、ローラ58の移動範囲を画成するように支持基部
62の上方表面上の適当な位置に唇部が設けられること
ができる。しかしながら、好ましくは、曲げ取付具の閉
鎖の程度を制御するため及び支持基部上での曲げ取付具
の位置を制御するための適当な装置が設けられる。例え
ば締めつけストッパのような移動制限装置がフレーム閉
鎖移動を制限するために基部62からヒンジ点の方へ上
方へ延びる垂直な案内柱に取付けられることができる。
好適な移動制限装置は図4及び図5に示されている。よ
り詳しくは、軸82上に垂直方向に滑動可能に取付けら
れた案内軸受80からなる案内装置が図示されている。
対応する軸及び案内軸受構成が2つの取付具部分の間の
上方及び下方ヒンジの両方に設けられていることは理解
されよう。軸82は支持基部62から垂直上方へ延在し
ている。移動制限ストッパ又は軸カラー84は軸受の下
方への移動を制限するために設けられている。2つの取
付具部分12及び14のそれぞれは対称的な腕86によ
って案内軸受80へリンク結合されている。図4は開放
位置にある曲げ取付具を示しており、案内軸受80は軸
82の頂部近くにある。図5は、ガラス48が曲げ取付
具の周辺支持表面と一致した状態に垂下し且つ案内軸受
80が軸カラー84と接触状態に下方へ変位した後の閉
鎖位置における曲げ取付具を示している。案内装置は、
曲げ取付具を開放位置から閉鎖位置まで互いに対称的に
移動させることによって曲げ動作の均等性を高めるよう
に動作する。案内装置は当業者によく知られた原理に従
って擦傷しない材料で構成されるべきである。代替的な
適当な案内装置はこの開示を考慮して当業者に明らかで
あろう。
【0027】取付具支持基部62は既知の設計に従って
底部又は側部取付ローラを設けることができ、その上で
組立体がガラス炉を通して移動されることができる。取
付具支持基部62は積重ね腕として作用する垂直な柱を
隅部に有する概ね矩形の形状を有することができる。取
付具支持基部は剛固であり且つ耐久性があるべきであ
る。また、基部は好ましくはそれが別のフレームと共に
使用されることができるように標準的な寸法を有する。
取付具支持基部の使用は当業界で決まりきったことであ
り、本発明の若干の実施例のどの部分をも構成しないこ
とは理解されよう。
【0028】次に図3を参照すると、フレーム10及び
支持部材対50及び52はガラスが加熱され且つ曲げら
れた後の閉鎖位置に図示されている。容易に明らかなよ
うに、取付具部分12及び14は図2のそれらのそれ以
前の位置から変位されている。閉鎖位置において、曲げ
取付具部分12及び14の支持表面セグメントはガラス
板48のためのほぼ連続した湾曲した周辺支持を形成す
るように協働する。ヒンジ軸線46はガラスの底部表面
に直ぐ隣接しており、そこでガラスはヒンジ場所26及
び28において連続した湾曲した周辺支持と接触してい
る。更に、ヒンジ軸線46は最終の曲げられたガラス板
48の最小曲率の領域64に位置決めされている。自動
車両の風防ガラスのためのガラスを曲げることに関連し
て、横方向に中心合せされたヒンジ軸線は重力が独力が
風防ガラスの重要な運転者及び乗客部分においてガラス
を曲げ且つ伸ばすという非常に重要な利点を提供する。
それ故、運転者及び乗客に対する風防ガラスの主視界領
域でゆがみが減少されている。
【0029】動作中、フレーム10は図2に示したよう
に開放位置において支持基部62上に配置される。曲げ
られるガラス板48は次にフレーム10上に配置され
る。フレーム10はガラス板48及びフレーム10の重
量の相互作用のために開放位置にとどまる。常温のガラ
ス板48は理想的な均一に負荷されたビームに近い。こ
の位置で、ガラス48の重量はフレームの高い点70及
び72並びにヒンジ点26及び28上においてだけ集中
され且つ支えられる。ガラス板の重量は図2に示した2
つの重力質量中心「W」によって示されることができ
る。即ち、取付具部分12及び14のそれぞれによって
担持されたガラスの重量の部分は、開放、又は常温のガ
ラス位置において重力ベクトルがローラ支持点66及び
68の外側に落ちるように位置決めされた重心を有す
る。即ち、フレームが常温のガラス板で負荷された時に
重量支え点66及び68が重力質量中心「W」の横方向
内側にあることが図2及び図3に示した本発明の好適な
実施例の重要な動作上の特徴である。これは取付具部分
12及び14を開放位置に保持しようとする安定した配
置を生じる。足部材56の位置は上述したように重量支
え点を重力質量中心の横方向内側に位置決めするように
調節されることができる。従って、フレーム10の特別
の支持構造は、増加され又は減少された負荷がガラス板
の積重ねのために使用される時、又はガラスの形状又は
寸法が変更される時のように開放位置における安定性の
条件が変わる時に変更されることができる。
【0030】ガラス48が軟化し且つ垂下し始めると、
全ガラス重量はフレームの高い点70及び72並びにヒ
ンジ点26及び28上だけに当たることを終わる。その
結果として、重力質量中心「W」の焦点は高い点70及
び72からヒンジ軸線46の方へ離れるように横方向内
側へ漸進的に変位する。重力質量中心が重力支え点66
及び68の横方向内側へ変位すると、図3に示した横方
向力ベクトル「L」はローラ58上に作用し、このため
重量支え点66及び68を外側へ変位させる。これはフ
レーム10を閉鎖位置へ移動させ且つまたガラス48に
曲げ力を提供する。このため、閉鎖位置において、重量
支え点66及び68は図3に示したようにそのとき存在
する重力質量中心「W」の横方向外側にある。フレーム
10が閉鎖位置に達した時、曲げられたガラス48は取
付具部分12及び14の形状を獲得しており、2つの取
付具部分の支持表面セグメントからなる連続した周辺支
持表面によって支持されている。
【0031】本発明の現在好適とされる実施例を説明し
且つ図示したが、それは例示のためであり且つ例にすぎ
ないものであり、制限としてとられるべきでないことは
明らかに理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】支持基部を除いて概略的に示した本発明のガラ
ス曲げ取付具の斜視図。
【図2】加熱に先立って開放位置に概略的に示され且つ
常温の平らなガラス板で負荷されたガラス曲げ取付具及
び支持基部の側面図。
【図3】曲げ取付具の形状まで加熱によって湾曲された
ガラス板と共に閉鎖位置に示された図2のガラス曲げ取
付具及び支持基部の側面図。
【図4】常温の平らなガラス板と共に開放位置に概略的
に示されたガラス曲げ取付具及び支持基部の側面図。
【図5】曲げ取付具の形状まで加熱によって湾曲された
ガラス板と共に閉鎖位置に示された図4のガラス曲げ取
付具及び支持基部の側面図。
【符号の説明】
10 フレーム装置 12,14 取付具部分 16,18 上方縁 18,20 近位端 22,24 遠位端 26,28 ヒンジ点 30,32 遠位領域 34,36 橋絡領域 38,40 近位領域 46 ヒンジ軸線 48 ガラス板 50,52 支持部材対 54 脚部材 56 足部材 58 ローラ 60 取付穴 62 取付具支持基部 66,68 重量支え点 70,72 高い点 80 案内軸受 82 軸 84 軸カラー 86 腕

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス板を湾曲した形状に重力曲げする
    間ガラス板を支持する装置であって、一対の取付具部分
    を含み、各取付具部分が2つの端を有する湾曲した上方
    造形表面セグメントを有し、各端が取付具部分の間に水
    平方向に延びるヒンジ軸線を画成するように他方の取付
    具部分の対応する端にヒンジ結合され、取付具部分が、 取付具部分の造形表面が平らなガラス板の不連続な支持
    を形成するように互いに協働し、 不連続な支持が造形表面セグメントの端と、それから遠
    方の各造形表面セグメントの一部分とからなる開放位置
    から、 取付具部分の造形表面セグメントが前記湾曲した形状で
    ガラス板のほぼ連続した周辺支持を形成するように互い
    に協働する閉鎖位置まで、前記ヒンジ軸線の周りに移動
    することができ、ヒンジ軸線が造形表面セグメントの端
    において前記連続した支持に直ぐ隣接してあるガラス板
    支持装置。
  2. 【請求項2】 ヒンジ軸線はおよそ最小の曲率を有する
    湾曲した形状の領域にある請求項1に記載された装置。
  3. 【請求項3】 前記取付具部分のそれぞれの上方造形表
    面セグメントは概ねU字形状にされている請求項1に記
    載された装置。
  4. 【請求項4】 ガラス板を湾曲した形状に重力曲げする
    間ガラス板を支持する装置であって、一対の取付具部分
    を含み、各取付具部分が(イ)2つの端を有する湾曲し
    た上方造形表面セグメントであって、1つの取付具部分
    の各端が取付具部分の間に水平方向に延びるヒンジ軸線
    を画成するように他方の取付具部分の対応する端にヒン
    ジ結合された湾曲した上方造形表面セグメントと、
    (ロ)取付具部分から重力支え点まで概ね垂直下方へ延
    在する少なくとも1つの支持部材とを有し、該装置が、 造形表面セグメントが平らなガラス板の不連続な支持を
    形成するように互いに協働し、 不連続な支持が造形表面セグメントの端と、ヒンジ軸線
    から横方向に遠方の各造形表面の一部分とからなる開放
    位置から、 取付具部分の造形表面セグメントが前記湾曲した形状で
    ガラス板のほぼ連続した周辺支持を形成するように互い
    に協働し、重力支え点が2つの取付具部分の重力質量中
    心の横方向外側にある閉鎖位置まで、移動することがで
    き、造形表面の端におけるヒンジ軸線が前記連続した支
    持に直ぐ隣接してあり且つ最小の曲率を有する湾曲した
    形状の領域中にあるガラス板支持装置。
  5. 【請求項5】 各取付具部分の造形表面セグメントが概
    ねU字形状にされている請求項4に記載された装置。
  6. 【請求項6】 ガラス板を湾曲した形状に重力曲げする
    方法であって、 一対の取付具部分を含む装置上にガラス板を装填し、各
    取付具部分が2つの端を有する湾曲した上方造形表面セ
    グメントを有し、1つの取付具部分の各端が取付具部分
    の間に水平方向に延びるヒンジ軸線を画成するように他
    方の取付具部分の対応する端にヒンジ結合され、該ヒン
    ジ軸線の周りに取付具部分が開放位置から閉鎖位置まで
    互いに相対的に移動することができ、前記ガラス板が造
    形表面セグメントの端によって及びヒンジ軸線から遠方
    の各造形表面セグメントの一部分によって前記開放位置
    において前記取付具部分によって支持されることと、 ガラス板を前記湾曲した形状に重力曲げするため及び造
    形表面セグメントが前記湾曲した形状でガラス板のほぼ
    連続した周辺支持を形成するように互いに協働する前記
    閉鎖位置まで取付具部分を移動するために充分な時間の
    間前記装置及びその上のガラス板を高められた温度に露
    呈し、ヒンジ軸線がおよそ最小の曲率を有する湾曲した
    形状の領域中で造形表面セグメントのヒンジ結合された
    端において前記連続した支持に直ぐ隣接してあることか
    らなるガラス板を重力曲げする方法。
  7. 【請求項7】 ガラス板を湾曲した形状に重力曲げする
    方法であって、 一対の取付具部分を含む装置上にガラス板を装填し、各
    取付具部分が(イ)2つの端を有する湾曲した上方造形
    表面セグメントであって、1つの取付具部分の各端が取
    付具部分の間に水平方向に延びるヒンジ軸線を画成する
    ように他方の取付具部分の対応する端にヒンジ結合され
    た湾曲した上方造形表面セグメントと、(ロ)取付具部
    分から重力支え点まで概ね垂直下方へ延在する少なくと
    も1つの支持部材とを有し、取付具部分が開放位置から
    閉鎖位置までヒンジ軸線の周りに互いに相対的に移動す
    ることができ、前記ガラス板が造形表面セグメントの端
    によって及びヒンジ軸線から遠方の各造形表面セグメン
    トの一部分によって前記開放位置において前記取付具部
    分によって支持されることと、 ガラス板を前記湾曲した形状に重力曲げするため及び造
    形表面セグメントが前記湾曲した形状でガラス板のほぼ
    連続した周辺支持を形成するように互いに協働する前記
    閉鎖位置まで取付具部分を移動するために充分な時間の
    間前記装置及びその上のガラス板を高められた温度に露
    呈し、ヒンジ軸線がおよそ最小の曲率を有する湾曲した
    形状の領域中で造形表面セグメントのヒンジ結合された
    端において前記連続した支持に直ぐ隣接してあり、且つ
    そこで重量支え点が取付具部分の重力質量中心の横方向
    外側にあることとからなるガラス板を重力曲げする方
    法。
JP3340542A 1990-12-24 1991-12-24 ガラス板曲げ装置 Pending JPH05170467A (ja)

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US07/633,741 US5129934A (en) 1990-12-24 1990-12-24 Method and apparatus for bending glass sheets
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