JPH05169562A - 動力伝達ベルト補強用芳香族ポリアミド繊維の加工方法 - Google Patents

動力伝達ベルト補強用芳香族ポリアミド繊維の加工方法

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JPH05169562A
JPH05169562A JP3341216A JP34121691A JPH05169562A JP H05169562 A JPH05169562 A JP H05169562A JP 3341216 A JP3341216 A JP 3341216A JP 34121691 A JP34121691 A JP 34121691A JP H05169562 A JPH05169562 A JP H05169562A
Authority
JP
Japan
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cord
aromatic polyamide
power transmission
transmission belt
polyamide fiber
Prior art date
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Pending
Application number
JP3341216A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Kato
三雄 加藤
Masamichi Okada
正道 岡田
Shiro Sakamoto
史郎 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Du Pont Toray Kevlar Co Ltd
Original Assignee
Toray Industries Inc
Du Pont Toray Kevlar Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toray Industries Inc, Du Pont Toray Kevlar Co Ltd filed Critical Toray Industries Inc
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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 芳香族ポリアミド繊維に特有のフィブリル
化、圧縮疲労性、糸−糸摩耗性等並びに動力伝達ベルト
のほつれ等に起因する耐久性や耐疲労性の低下等の従来
の問題点を解消した動力伝達ベルトを得るための加工方
法を提供する。 【構成】 動力伝達ベルト補強用芳香族ポリアミド繊維
の加工方法において、実質的に芳香族ポリアミド繊維か
らなるマルチフィラメントを撚糸してコードとなした
後、該コードにウレタン系樹脂を含有する有機溶媒溶液
からなる処理剤をコード重量に対し3〜35重量%付与
し、次いで乾燥および熱処理した後、接着剤を付与す
る。 【効果】 本発明によると、芳香族ポリアミド繊維の強
力を低下することなく接着性、単糸ほつれおよび単糸の
ばらけを改良し、動力伝達ベルトに用いた場合、該動力
伝達ベルトの耐久性ならびに疲労性を向上させるととも
に動力伝達ベルトの側面からの単糸のほつれ、および単
糸の飛び出しを減少させ、ベルトの高品位・高品位を長
期に亘り維持しうる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動力伝達ベルト補強用
芳香族ポリアミド繊維の加工方法に関するものであり、
特に歯付きベルト、Vベルト、平ベルトなどの、動力伝
達ベルトを補強する芯体として用いられる動力伝達ベル
ト補強用芳香族ポリアミド繊維の加工方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】芳香族ポリアミド繊維をゴム補強材とし
て用いる際の接着処理技術としては、芳香族ポリアミド
繊維をエポキシ処理し、次いでレゾルシン・ホルマリン
・ラテックス処理をする技術が、特開昭62−1411
74公報に記載されている。また、動力伝達ベルトに補
強材として用いられる芳香族ポリアミド繊維の処理方法
として芳香族ポリアミド繊維を撚糸あるいは撚糸するこ
となく引き揃えゴム糊またはレゾルシン・ホルマリン・
ラテックス(以下RFLと記す)溶液に浸漬し、次いで
乾燥させた後、これらの繊維を複数本集めて撚をかけ
て、更にゴム糊またはRFL溶液に浸漬し、次いで乾燥
させて得られた処理コードを未加硫ゴムと密着加硫され
る技術が特公平2−52931号公報に記載されてい
る。
【0003】特開昭62−141174号公報ならびに
特公平2−52931号公報に記載された方法を用いて
処理された芳香族ポリアミド繊維を、歯付きベルト、V
ベルト、平ベルトなどの動力伝達ベルトに用いた場合、
繊維を形成する単糸の収束性が悪く、ゴムとの接着性が
不充分であり、芳香族ポリアミド繊維にみられる特有な
フイブリル化に起因する繊維層破壊や接着破壊を起し、
動力伝達ベルトを補強した補強材は芳香族ポリアミド繊
維の有する有効な特性を十分発揮させるまでに至ってい
ない。
【0004】また、従来の処方で処理したコードは単糸
の収束性が悪いのみでなく、接着剤の付着が不均一であ
り加硫処理時の強力低下が大きく、芳香族ポリアミド繊
維の弱点である圧縮疲労性、糸−糸磨耗性については全
く改良されていない。さらに、動力伝達ベルトは幅方向
の端部が切断されて一定の幅に形成されており、該切断
された側面に露出した芳香族ポリアミド繊維の各単糸は
ほつれてベルトの側面から突出し、ベルトの品質が不良
となるばかりでなく、前記の各単糸のほつれが更に進
み、場合によっては芳香族ポリアミド繊維とゴムの界面
を破壊させることがある。
【0005】前記の突出したほつれはプーリーとの接触
により切断されて飛散し近設する精密機器などなどに接
触し、これらの機器の故障原因となることがある。これ
らの障害を減少するためにベルトを生産する工程および
使用する工程では前記の突出した各単糸を切断除去する
作業を行う必要があり、生産性を著しく低下させるとい
う問題点を有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来の技術における問題点を解消した動力伝達ベルトを
得るためのベルト補強用芳香族ポリアミド繊維の加工方
法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、(1)
動力伝達ベルト補強用芳香族ポリアミド繊維の加工方法
において、該ベルト用芯体の補強コード実質的に芳香族
ポリアミド繊維からなるマルチフィラメントを撚糸して
コードとなした後、該コードにウレタン系樹脂を含有す
る有機溶媒溶液からなる処理剤をコード重量100に対
し3〜35重量%付与し、次いで乾燥および熱処理した
後、接着剤を付与することを特徴とする動力伝達ベルト
の補強用芳香族ポリアミド繊維の加工方法にあり、
(2)コードが下撚をかけて得られた下撚コードを複数
本合わせて上撚を施された諸撚コードであることを特徴
とする前記(1)に記載の動力伝達ベルトの補強用芳香
族ポリアミド繊維の加工方法にあり、(3)コードが片
撚であることを特徴とする前記(1)に記載の動力伝達
ベルトの補強用芳香族ポリアミド繊維の加工方法にあ
る。
【0008】本発明における芳香族ポリアミド繊維は、
例えば、ポリ−p−フェニレンテレフタルアミド、ポリ
−p−ベンズアミド、ポリ−m−ベンズアミド、ポリ−
m−フェニレンイソフタルアミド、ポリ−p−フェニレ
ン・3, 4ジフェニルエーテル・テレフタルアミド、ま
たはこれらを主成分とする共重合芳香族ポリアミド繊維
である。
【0009】本発明の方法で用いられる樹脂成分として
は耐磨耗性、耐熱性、強度および柔軟性の良好なポリウ
レタン系が最も好ましく、必要に応じて他の化合物、例
えばポリイソシアネートなどを含んでも良い。前記ポリ
ウレタン系樹脂においては、例えば、商品名“ニッポラ
ン" 2301, 2304, 3110, 136(日本ポリ
ウレタン社製)、商品名“エラストラン" S80A(武
田バーディシェウレタン工業社製)が好ましく用いら
れ、これらのポリウレタン系樹脂は有機溶媒、例えばメ
チルエチルケン、トルエン、テトラヒドロフラン、メチ
レンホルアミドに溶解して使用される。
【0010】前記ポリウレタン系樹脂の溶媒として有機
溶媒を用いることによってポリウレタン系樹脂成分を芳
香族ポリアミド繊維束の内部まで均一に、かつ多量に含
浸させることによって単糸間同志を接着させ一体化しう
る作用を有し、さらに一体化した各単糸がばらけなく一
体化を保持させることができる。前記の有機溶媒に代え
て、水系の樹脂溶液(例えばRFL、ウレタン水溶液)
を用いた場合は、該水系の樹脂溶液が芳香族ポリアミド
繊維束の内部まで浸透しにくく、樹脂は表面のみに偏在
する。また濡れ性が悪いために芳香族ポリアミド繊維束
内部への樹脂の侵入および付着状態が不均一になり、単
糸の収束性は十分満足しうるものとならない。
【0011】本発明に係る方法に用いられる樹脂成分の
付着量はコード重量に対し3〜35重量%が良好であ
り、好ましくは10〜20重量%が良い。付着量が3重
量%より少ないと単糸の収束性が悪くなり強力も低下す
る。また、35重量%を越えると強力が低下し、接着剤
の付着斑が発生し、ゴムとの接着が不均一になる。接着
剤として用いられる化合物は動力伝達ベルトがゴムの場
合にはゴムと芳香族ポリアミド繊維とを接着することが
可能な、RFLを主体とした接着剤が好ましく用いら
れ、該RFLを付与する前に、ポリイソシアネート系の
化合物などを付与する場合もある。
【0012】また、RFLを付与する前に合成および天
然ゴムエラストマーを含むゴム糊を使用することもあ
る。前記ポリイソシアネート系化合物としては、ポリメ
チレン−ポリフェニルイソシアネート、ジフェニルメタ
ン−ジイソシアネートなどが好ましく用いられ、これら
の化合物を含む溶液として具体的には、例えば、CHE
MLOK233(商品名ロード・ファーイースト・イン
コーポレイテッド社製)などもある。
【0013】また、合成ゴムおよび天然ゴムエラストマ
ーを含むゴム糊は天然ゴム、スチレン−ブタジエン系ゴ
ム、クロロプレンゴム、エチレンプロピレンゴム、クロ
ロスルホン化ポリエチレンゴム、アクリロニトリル−ブ
タジエン系ゴムなどを有する有機溶媒、例えばメチルエ
チルケトンあるいはトルエンなどで一度膨潤させた後、
攪拌機で溶解したものが用いられ、必要に応じて加硫
剤、加硫促進剤、老化防止剤等の添加剤が添加される。
【0014】動力伝達ベルトが樹脂ベルトの場合は樹脂
と芳香族ポリアミド繊維との接着が可能な例えばエポキ
シ化合物、または上記のポリイソシアネート化合物やウ
レタン系化合物などを主体とした接着剤が用いられる。
芳香族ポリアミド繊維への樹脂成分の付与は芳香族ポリ
アミド繊維に下撚をかけて得られた下撚コードを複数本
合わせて上撚を施した諸撚コードの状態、または片撚コ
ードの状態で行われる。◎もし、無撚りの状態で行なっ
た場合、各単糸への接着剤のバラツキが大きく、均一な
動力伝達ベルト補強用芳香族ポリアミドコードが得られ
ない。
【0015】実施例中に記載のコードおよびベルトの評
価方法は次の通りである。◎ (1)接着性 化学繊維タイヤコード試験法JIS−L1017接着力
A法に基づき測定。◎繊維を可燃してコードとなした
後、処理剤を付与し、動力ベルトの補強材として用いる
直前の状態にある処理コードを5mmの厚さのゴムシー
トに挟み、埋め込み長さ1cmの金型内で条件は150
℃×30分、ゲージ圧50kg/cm2 で加硫し、得ら
れたゴムブロックから処理コードを引き抜くのに要する
力を接着力とした。 (2)ベルト屈曲疲労指数 前記(1)における処理コードをネオプレンゴムの中に
16本/インチの間隔で並べた1プライの平ベルト(長
さ350mm×幅254mm×厚さ5mm)を作製し、
該平ベルトを150℃×30分、ゲージ圧50kg/c
2 で金型内で加熱加圧処理し得られた処理後の平ベル
トを化学繊維タイヤコード試験法JIS−L1017の
ファイアストン法に記載されている圧縮、曲げ試験機を
用いて、ローラー径2インチ、荷重60kg、圧縮曲げ
速さ250rpmの条件で6時間運転疲労させ、ゴム中
からコードを取り出しコードの残強力を測定した。実施
例における各値は対応試料である比較例−5で得られた
ものの強力を100とした時の指数で現した。
【0016】(3)単糸の飛び出し・ほつれ性 A法;前記(1)におけるRFLで処理したコードを厚
さ約2mmのネオプレンゴムシートの上に連続して平行
に並べ、該コードの上に厚さ約2mmのネオプレンゴム
シートを重ね合わせ、該ゴムシートの上に前記と同様の
処理コードを連続して平行に並べ、さらに前記と同様の
ゴムシートを重ね合せて多層シートを得た。この多層シ
ートを150℃で30分間50kg/cm2 で加熱加圧
して加硫し加硫ゴムシートを得た。該加硫ゴムシートを
カッターナイフを用いてゴム中に配列したコードの長さ
方向に対して約15度の角度に切断し、切断された端面
にコードの端部が現れるようにした。そして該端面をサ
ンドペーパー(#AA−800)で5回擦過し単糸のほ
つれ状態を観察した。ほつれ現象が全く見られないもの
を100と評価し、最も悪い現象のものを0と評価し、
その間については状態によって段階的に判定した。
【0017】B法;前記のRFLで処理した処理コード
の端部から10mmのと位置をピンセットの先端で強く
挟んだ状態で該ピンセットを端部に向かって移動させる
ことによってしごき、これを3回繰り返しコードを形成
するフィラメントの単糸の先端の拡がり状態を観察し
た。単糸の拡がり現象が全く見られないものを100と
評価し、最も悪い現象のものを0と評価し、その間につ
いては状態によって段階的に判定した。 (4)レゾルシンホルマリン(RF)およびRFL RF ・レゾルシン(100%) 30g ・ホルマリン( 37%) 17g ・苛性ソーダ( 1%) 30g ・水 380g RFL ・ネオプレンラテックス572(50%) (昭和電工デュポン社製) 200g ・ニッポール 2518FS(40.5%) (日本ゼオン社製) 62g ・RFL 457g 合 計 719g (5)ゴムの配合 ・クロロプレンゴム 100部 ・酸化亜鉛 8部 ・酸化マグネシウム 4部 ・加硫促進剤 2部 ・老化防止剤(PBN) 2部 ・イオウ 0.5部 ・オイル 6部
【0018】
【実施例】
〔実施例1〜7, 比較例1〜3〕芳香族ポリアミド繊維
(デュポン社製“ケブラー" タイプ956C)1500
デニールを用い、1500//2/3の構造で下撚16
T/10cm、上撚9T/10cmを施し撚糸コードを
得た。第1段目の処理として表1の組成からなる処理剤
を夫々の付着量になるように付与し、120℃×2分間
乾燥処理した。◎ウレタン系の処理剤は“ニッポラン"
2301(日本ポリウレタン工業株式会社製)を使用し
た。次ぎに第2段目の処理剤としてポリイソシアネート
化合物PAPI−135(エム・ディー化成株式会社
製)のトルエン溶液を撚コードに対し4重量%付与し2
20℃で×2分加熱熱処理した。更に第3段目の処理剤
としてRFL(レゾルシン/ホルマリン=1/2モル
比、レゾルシン−ホルマリン/ゴムラテックス=1/6
重量比、ラテックス)を撚コードに対し4重量%付与し
た後、120℃×2分乾燥し、200℃×2分ベーキン
グ加熱処理した。◎ 得られたコードは表2に示す特性を有するものであっ
た。
【0019】
【0020】 表2中、A法はほつれ飛出し性,B法は擦過による単糸
先端の広がりを意味する。
【0021】〔比較例4〕実施例1〜7, 比較例1〜3
における各条件のうち、第1段目の処理剤を付与するこ
となく第2段目および第3段目に用いた処理剤を用いて
処理した。得られた処理コードは表3に示す特性を有す
るものであった。 〔比較例5〕実施例1〜7, 比較例1〜3における各条
件のうち、撚糸コードに付与する第1段目の処理剤とし
て、“デナコール" EX512(ナガセ化学工業株式会
社製)の水系エポキシを撚コードに対し0.2重量%付
与し、第1段目の処理剤付与後の熱処理条件を230℃
×2分間とした。得られたコードは表3に示す特性を有
するものであった。
【0022】〔比較例6〕1500デニールの芳香族ポ
リアミド繊維に実施例1と同様のRFL溶液を繊維重量
に対して、5重量%含浸させ、150℃で2分間乾燥熱
処理したのち、1500//2/3の構造で下撚16T
/10cm、上撚9T/10cmの撚を施し撚糸コード
とし、更に撚糸コードに対しRFLを4重量%付与し、
次いで120℃で2分間乾燥し、200℃で2分間ベー
キング加熱処理した。得られた処理コードは表3に示す
特性を有するものであった。
【0023】 表3中、A法はほつれ飛出し性,B法は擦過による単糸
先端の広がりを示す。
【0024】
【発明の効果】本発明によると、芳香族ポリアミド繊維
の強力を低下することなく接着性、単糸ほつれおよび単
糸のばらけを改良し、動力伝達ベルトに用いた場合、該
動力伝達ベルトの耐久性ならびに疲労性を向上させると
ともに動力伝達ベルトの側面からの単糸のほつれ、およ
び単糸の飛び出しを減少させ、ベルトの高品位・高品位
を長期に亘り維持しうる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06M 15/564 F16G 1/08 A 7366−3J // B29K 75:00 D06M 101:36 (72)発明者 坂本 史郎 東京都千代田区平河町2丁目7番1号 デ ュポン・東レ・ケブラー株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力伝達ベルト補強用芳香族ポリアミド
    繊維の加工方法において、実質的に芳香族ポリアミド繊
    維からなるマルチフィラメントを撚糸してコードとなし
    た後、該コードにウレタン系樹脂を含有する有機溶媒溶
    液からなる処理剤をコード重量に対し3〜35重量%付
    与し、次いで乾燥および熱処理した後、接着剤を付与す
    ることを特徴とする動力伝達ベルト補強用芳香族ポリア
    ミド繊維の加工方法。
  2. 【請求項2】 コードが下撚コードを複数本あわせて上
    撚を施された諸撚コードであることを特徴とする請求項
    1記載の動力伝達ベルトの補強用芳香族ポリアミド繊維
    の加工方法。
  3. 【請求項3】 コードが片撚であることを特徴とする請
    求項1記載の動力伝達ベルトの補強用芳香族ポリアミド
    繊維の加工方法。
JP3341216A 1991-12-24 1991-12-24 動力伝達ベルト補強用芳香族ポリアミド繊維の加工方法 Pending JPH05169562A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010095814A (ja) * 2008-10-15 2010-04-30 Teijin Techno Products Ltd 補強用芳香族ポリアミド繊維コードの製造方法
JP2013241697A (ja) * 2012-05-21 2013-12-05 Mitsuboshi Belting Ltd アラミド心線及び伝動ベルト

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JP2010095814A (ja) * 2008-10-15 2010-04-30 Teijin Techno Products Ltd 補強用芳香族ポリアミド繊維コードの製造方法
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