JPH05169549A - 被覆ステーションを持つ立体的イメージング装置および方法 - Google Patents

被覆ステーションを持つ立体的イメージング装置および方法

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JPH05169549A
JPH05169549A JP3055655A JP5565591A JPH05169549A JP H05169549 A JPH05169549 A JP H05169549A JP 3055655 A JP3055655 A JP 3055655A JP 5565591 A JP5565591 A JP 5565591A JP H05169549 A JPH05169549 A JP H05169549A
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クリスチヤン・ヘニング・クローゼン
Jieimuzu Mikitsushiyu Danieru
ダニエル・ジエイムズ・ミキツシユ
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    • B29K2995/0037Other properties
    • B29K2995/0072Roughness, e.g. anti-slip
    • B29K2995/0073Roughness, e.g. anti-slip smooth

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】物体の多数の横断面部分から一体的な3次元物
体を作るための立体イメージング法と装置を提供する。 【構成】立体イメージング用の装置と方法は、光成形性
液体組成物40の引き続く層を活性放射線に対して選択
的に露光することにより、物体の多数の横断面部分から
一体的な3次元物体を作成する。この装置は自由表面が
存在するように組成物40を収納するための容器44
と、この自由表面46下の容器44内に配置されている
可動プラットホーム41とを含んでいる。このプラット
ホーム41から離れた所定位置に配置されている給液器
43を上げ下げすることにより、組成物40の一部が自
由表面46の上に移送される。ドクタブレード73,7
3′がこの自由表面46上に移送された組成物40に接
触し、そして組成物40の実質的に均一な層を形成する
ためにプラットホーム41上を移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は物体の多数の横断面部分から一体
的な3次元物体を作るための、立体イメージング法と装
置とに関する。さらに詳しくは、この横断面各部分は光
成形性組成物の連続する層の固形化した各部分に相当す
るものである。この方法と装置では被覆ステーション中
で給液器(dispenser)を使用し、これはドクタブレー
ドで均一な液体層を作ることができるように、組成物の
自由表面上に光成形性組成物の一部を供給する。
【0002】
【従来技術】光成形により3次元モデルを作成する多数
のシステムが提案されている。1987年6月6日にサ
イテックス社により出願された欧州特許出願第250,
121号は、固形化しうる液体を用いる3次元モデル化
装置が説明され、またこの技術に関する文献の良い要約
が示されている。1986年3月11日付でC.W. Hull
氏に発行された米国特許第4,575,330号では、放
射線の照射、粒子線の衝撃または化学反応などによる適
切な共同的刺激に応じて、その物理的状態を変化しうる
液体媒体の選定された表面に形成される物体の1つの横
断面パターンを作ることにより、3次元物体を発生させ
るシステムを説明している。引き続き隣接する物体の横
断面に相当した、引き続き隣接する薄層が自動的に形成
され、そして所要の物体の段階的な薄層の積み重ねとす
るため互に一体化され、これにより3次元物体が成形中
は液体の実質的に平らな表面から形成されかつもたらさ
れる。
【0003】1988年6月21日付でE.V. Fudim氏に
発行された、米国特許第4,752,498号では3次元
物体を形成する1改良方法を述べており、これは未硬化
の液状ホトポリマーに接触している放射線伝達材料を通
じて、効果的量のホトポリマー硬化性放射線を伝達する
ことにより、未硬化ホトポリマーを照射することから構
成されている。この伝達材料はさらに架橋結合しうる照
射された面をそのままとしておくような材料であり、次
の層が形成されるときこれはそこに付着する。この方法
を用いて、多層物体を作ることができる。
【0004】Hideo Kodama氏による、“光硬化性ポリマ
ーにより3次元プラスチックモデルを作製する自動的方
法”と題した論文、Rev. Sci. Instrum., 52(1
1),1770−1773,(1981)では、3次元
プラスチックモデルを自動的に作製する方法を述べてい
る。立体的モデルは液状の光成形性ポリマーを紫外線に
露光し、横断面状に固化した各層を積み重ねることによ
り作製された。
【0005】Alan J. Herbert氏による、“立体的物体
の生産”と題した論文、Journal ofApplied Photograph
ic Engineering, 8(4),185−188,(19
82)では、立体的または3次元物体のレプリカを、複
写機が2次元のものについて同じ仕事をするみたいに、
多量に作ることのできる装置を説明している。この装置
は簡単な3次元物体をコンピュータメモリ中に蓄積され
た情報からホトポリマー中に作ることができる。種々の
方法についての良い解説がA.J. Herbert氏による、“3
D立体的物体作成の解説”と題した最近の論文、Journa
l ofImaging Technology 15:186−190(19
89)により与えられている。
【0006】これらの試みの大部分は立体化をしようと
する区域または体積を順次照射する手順で、3次元物体
の立体的区画を形成することに関連している。レーザの
直接描画法、すなわち所要のパターンに従ってレーザビ
ームで光成形性組成物を露光し、そして層と層とを3次
元物体に積み重ねるという方法の利用だけでなく各種の
マスキング方法が述べられている。各種の露光方法に加
えて、うすい液層を生成するいくつかの方法が述べら
れ、これは初めにプラットホームに塗布することと、以
前に露光され固化された層に引き続いて塗布することの
両方をなしうるものである。
【0007】しかしながら、以前に述べられた塗布方法
は平坦で均一な層の厚みまたはこのような層を迅速に作
ることを保証するものではなく、またこれらは引き続く
塗布工程中に前に形成された層を損傷したり歪ませたり
するのを効果的に予防するものではなく、そしてこれら
は好ましく低粘度の液体処方の塗布だけを含むものであ
る。さらに、これらはうすい液体層の生成に際して存在
する固体と液体の両区域が有する各種の効果、液の流れ
と液体のレオロジ的特性の効果、光成形されたうすい層
が塗布に際しての液の流れにより容易に歪まされる傾
向、および水素結合のような弱い力と機械的な結合のよ
うな実質上より強い力との諸効果、そしてこれらのうす
い層と形成される部分とに及ぼされる真空もしくは圧力
差の力などのような、塗布工程中に含まれている非常に
重要な因子についての認識を欠いていた。
【0008】例えば、Hull氏の特許ではプラットホーム
が皿の中に1層の厚さ以下に沈められ、ついで光成形性
液体表面の1層の厚さ以内までに引き上げられるデイッ
プ法を述べている。Hull氏はさらに粘度の低い液体が好
ましいと提案しているが、実用上の他の理由のため、光
成形性の液体は一般に高粘度液体なのである。液体中に
カンチレバーまたはビームの部分をもつプラットホーム
と部品の動きは層中に歪みを生じさせ、完成した部品の
許容性を失わさせることになる。その上、この方法は速
さがいくらかおそい。
【0009】サイテックス社の出願で、1956年12
月25日付でO.J. Munz氏に発行された米国特許第2,7
75,758号では、光成形性液体の新しい液体レベル
面が以前に露光された層の上に1層の厚さに形成される
ように、光成形性液体がポンプまたは類似の装置により
皿の中に導入される方法を述べている。この方法は、塗
布に際しての層の歪みが減少する点を除いて、前述のHu
ll氏の方法の各欠点を有している。
【0010】Fudim氏に発行された特許では所要の形、
多分平面にホトポリマー液体の表面を固着させる伝達材
料の利用を述べており、これにより所要の厚さのホトポ
リマーが固形化される。この伝達材料は通常剛性のもの
であり、そして固化したホトポリマーが塗布されるかま
たは元来非付着性であるかのいずれかのものである。Fu
dim氏により述べられた方法では、伝達材料の表面に密
着して形成されたホトポリマーから、このような伝達材
料を分離するという固有の問題を説明していない。化学
的な接着は適当なコーティングまたは適当なフィルムに
より著るしく減少させることもできるが、水素結合に伴
う機械的の接着、真空の力、その他などはなお存在して
おり、そしてある場合には伝達材料面からとり除く際ホ
トポリマーに損傷または歪みを十分に生じさせる。
【0011】ドクタブレードおよび/または材料の供給
機構などを利用する方法が、日本特許出願公開第61−
114817号、第61−114818号、および第6
1−116322号のような刊行物で提案されている。
しかしながら、これらの方法では、層が形成されるその
たび容器中に正確な分量の材料または光成形性組成物が
加えられることが必要である。これらではまた適切な作
業をするために容器の幅に等しい長さをもつドクタブレ
ードまたは平滑化ブレードを必要とする。このことのた
めに、これらの特許中で述べられたシステムは、ドクタ
ブレードと容器の部分との間にいつも感光性材料を必ず
閉じ込めておくという限定を有している。従って、ドク
タブレードの1回の通過で、その末期に材料の過不足を
来たさずに、均一な層を形成することは極めて困難であ
る。別のいい方では、掻取りされた層はドクタ操作の末
期に材料のない部分を生ずるか材料を余らすかのいずれ
かであり、これを適切な厚みと均一性を達成させるため
に再分布させることは装置の密閉性のため困難である。
【0012】そこで、本発明の目的の1つは物体の多数
の横断面部分、この横断面各部分は光成形性の液体組成
物の連続する各層の固化した部分に相当するものから、
一体的な3次元物体を迅速かつ均一に作成する装置と方
法とを提供することである。本発明のいま1つの目的
は、光成形性組成物の表面上のドクタブレードの前に、
前記組成物の一部を上昇させるおだやかな手段を提供す
ることである。立体イメージングまたは立体リソグラフ
に用いられる性質の液体を循環させるためのポンプの使
用は、このような組成物の粘度と、そして配管をつまら
せたりポンプの作動不能をしばしば生じたりすることの
ため、実行可能な解決策を与えない。ポンプの高剪断力
的の部分内での早すぎる重合化がこの問題の最大原因と
思われる。
【0013】
【発明の要点】本発明は、光形成性の液体組成物の引き
続く層(succesive layers)を活性放射線に対して選択
的に露光することにより一体的な3次元物体を作成する
ための立体イメージング装置と方法とからなるものであ
る。この装置は自由表面を存在させるように組成物を収
納するための容器と、自由表面下の容器内に配置された
可動プラットホームとを含んでいる。このプラットホー
ムから離れた所定位置に配置された給液器を上げ下げす
ることにより、この自由表面上に組成物の一部が移送さ
れる。この自由表面上に移送された組成物にドクタブレ
ードが接触し、ついで組成物の実質的に均一な層を作る
ためドクタブレードはプラットホーム上を移動する。
【0014】
【発明の具体的説明】本発明は物体の多数の横断面部分
から一体的な3次元物体を作成するための立体イメージ
ング方法と装置とに向けられたものである。さらに詳し
くはこの横断面部分は光成形性組成物の引き続く層の固
形化された各部に相当するものである。この方法と装置
は被覆ステーション中で給液器を使用し、これは光成形
性組成物の自由表面上に組成物の一部を移送し、ドクタ
ブレードに均一な液体層を作らせる。
【0015】図1は放射線源10、変調器14、コンピ
ュータ34および好ましくスキャナのような形式の偏向
手段16などを含んだイメージング部または手段70を
示している。ここにはまた被覆ステーション71も示さ
れている。放射線源10は好ましくレーザであり、放射
線ビーム12を射出する。高速度で立体的の物体を作る
ため、イメージング部70では、可視、赤外または紫外
部領域に多くのバンドをもつ高出力レーザのような、比
較的に高出力の放射線源10が好ましく用いられる。現
在の感光性の光成形性組成物に対し高出力とは、放射線
ビーム12の強度で測定して20mW以上好ましくは10
0mW以上の出力であると考えられる。しかしながら、感
光性がより高い組成物が得られるようになるにつれ、組
成物の感光性と放射線ビームの強度とは同じ結果を達成
するためには互に反比例するから、ビーム強度の20mW
〜100mWの値も低くなるだろう。
【0016】レーザの形式の選定は、レーザの放出する
波長と光成形性組成物の感光性とが合理的に良く一致す
るように、光成形性組成物の選定と同調させるべきであ
る。電子線ビーム、X−線、その他のような他のタイプ
の放射線も、それらのエネルギのタイプが光成形性組成
物の感光性と一致し、ビームが得られ、そしてそれらを
取り扱うための適切な条件が周知の確立した技術で認め
られる限り利用することができよう。ビーム断面の形状
をどのような所望の形にも変えることができるが、通常
は円形であり、ビーム断面の強度は円の中心を最高とす
るガウス型のものである。
【0017】放射線ビーム12は好ましく音響−光変換
器である変調器14を通過する。変調された放射線ビー
ム12′はついで偏向手段16またはスキャナを通過す
る、この手段は2つのミラー20と22とからなり、各
ミラーは軸(図示せず)をもち自由表面46に向けXと
Y方向にビームを反射させ、このXとY方向は自由表面
46に対し平行で互に直角である。ミラー20と22と
は、それぞれビームを被覆ステーション71の容器44
中に収納されている光成形性組成物40の所定位置に向
けて、ベクトル走査方式でXとY方向に制御可能に偏向
させるためモータ24と26とにより対応するその軸の
まわりに回動される。ビームが偏向手段16により偏向
されるとき、加速はゼロレベルから最高加速に、また速
度はゼロレベルから最高の一定速度に達すると考えられ
る。ビームの速度と強度とは互に比例するため露光は実
質上一定に保たれる。ビーム12″は以下に述べるよう
に実質上一定の深さの組成物の所定部分を露光する。
【0018】本発明の目的のため、放射線ビーム12″
はレーザからの集光されたビームばかりでなく、種々の
方法で変調した他の光源からの光であっても良い。例え
ば、これは液晶ディスプレイ、ハロゲン化銀フィルム、
電着マスク、などのような可変光学濃度のホトマスクを
透過させたり、または反射液晶セルのような可変光学濃
度デバイスで反射させたりすることができる。また、偏
向手段も、例えばラスタスキャナのような他の形式の走
査器とすることができる。
【0019】被覆ステーション71は光成形性液体組成
物40を収納するための容器44から構成される。実質
的に平らなプラットホーム41が容器44の中に配置さ
れ、組成物40の自由表面46の下に位置するようにさ
れている。プラットホーム44は、左側Lと右側Rのよ
うな側部を有している。組成物40の自由表面46とプ
ラットホーム41との間の距離を、支持アーム42′に
より制御可能に変えるため配置手段42が設けられてい
る。配置手段42は図1において組成物40中に完全に
没したものとして示されているが、好ましくは容器の外
側に配置し、そしてプラットホーム41に対しては容器
44の底でシールを通じて貫通している支持アーム4
2′によるか、またさらに好ましくはプラットホームに
連結しかつこれを支えるため自由表面46を通って容器
の周囲に行く曲がった支持アームを用いるかのいずれか
とすることができると理解すべきである。
【0020】本発明の1つの重要なパーツはプラットホ
ーム41の一方の側で、任意のタイプの層形成手段の
前、好ましくは2つのドクタブレード73と73′との
間に配置された特別の給液器43である。給液器43は
組成物40の自由表面46の下に浸され、そして自由表
面46の上に組成物40の一部を直接に移送することが
できるようにされている。この組成物の移送された部分
は、プラットホーム41の上面にまたは前に光成形され
た層の上に、液体層48を作るためドクタブレード73
と73′により利用される。図1中で見られるように、
指令配線52、50、54、60、62および63が、
それぞれ放射線源10、変調器14、偏向手段16、配
置手段42、ドクタブレード73と73′および給液器
43を制御するためコンピュータ34に対して設けられ
ている。
【0021】本発明の好ましい具体例の操作に際して、
放射線源10は前述のような強度をもつ放射線ビーム1
2を放出する。放射線ビーム12は変調器14を通過
し、ここでその強度はゼロ強度レベルから、未変調ビー
ムの強度よりもエネルギ損失に起因する分だけ小さいレ
ベルの最高強度までに変調をされる。この損失による若
干減少した強度をもつ変調された放射線ビーム12′
は、つぎに2つのミラー20と22との組み立て体をも
つ偏向手段を通過し、この各ミラーはそれぞれ別のモー
タ24と26とにより独立的に駆動されている。ミラー
20はX方向にビームを偏向し、同時にミラー22はY
方向にビームを偏向し、X方向はY方向に対して直角の
向きとされている。ミラー20と22との相対的な動き
についての電気的なフィードバックが、配線54を通じ
てコンピュータ34に対して偏向手段16により与えら
れる。うすい液体層48の所定部分上のビーム12″の
平均滞留時間と速度とに関連するこのフィードバックは
コンピュータ34により処理され、そして放射線ビーム
12の強度を変調するために配線50を通じコントロー
ル指令として変調器14に与えられ、そのため層48の
所定部分の各部での平均滞留時間とビーム12″の強度
との積は実質上一定に保たれる。従って、これら2つの
パラメータの積で定義される露光レベルは実質上一定に
保たれるのである。
【0022】引き続くそれぞれの薄層の所定部分につい
て露光レベルを一定に保つことにより、各層の厚みもま
た実質上一定に保たれる。この補正または補償は特に薄
層の支持されていない部分で非常に重要であり、これら
の場所はベクトル走査の端部での低い初期速度による露
光過度の結果端部の増大が出現する。ビーム12″の強
度がより大きくなり、または光成形性組成物の感光性が
より高くなると、露光レベルを一定に保つ手段を欠く場
合この問題はさらに重要なものになる。このような露光
コントロールは、画像の端部が隣りの未露光域からの影
響で露光が足りなくなることによる露光不足が生ずる、
ラスタ走査法またはオーバースキャンベクトル方式を取
り入れたシステムなどにおいて必要である。これらのケ
ースにおいて、変調手段は画像の端部が非端部と同じ露
光を実質上受けるために用いられる。いずれにしても、
放射線ビーム12″は光成形性組成物40に対し制御可
能に指向される。
【0023】プラットホーム41は実質上平らな上面4
1′を有し、最初はこの平らな上面41′が組成物40
の自由表面46の中に含まれるように容器44の中に配
置される。次に、プラットホーム41は層48の厚みだ
け組成物40中に下げられる。作動をしないときは光成
形性組成物40の自由表面46の下に、好ましく少なく
とも1部分浸して保持されている給液器43が上昇させ
られ、ドクタブレード73と73′との間に液体組成物
40の供給を開始する。ついでドクタブレード73はプ
ラットホーム41の実質的に平らな面41′の上に均一
な液体層48を形成する。
【0024】図1中で、給液器43はプラットホーム4
1の右側Rに隣接する組成物40中に部分的に浸して示
されている。ドクタブレード73と73′および給液器
43がプラットホーム41の左側Lに達したとき、これ
らは停止しそして給液器43は自由表面46の下の組成
物40中に好ましく少なくとも1部分浸される。好まし
く、給液器43はこの段階で完全に浸したままとされ
る。必要なれば、自由表面46が平衡となり望ましい均
一性となるまで、短時間放置される。ついで液体層48
の少なくとも1部を、好ましくレーザビーム12″の形
の活性放射線により画像状に露光する。
【0025】この最初のイメージング工程後に、プラッ
トホーム41は再度層48の厚さだけ下げられる。プラ
ットホームの左側Lで組成物40の自由表面46の下に
現在部分的に浸してある給液器43が上昇させられ、そ
してドクタブレード73と73′との間に液体組成物4
0の供給を開始する。ついで、ブレード73と73′お
よび給液器43との組み立て体がプラットホーム41の
右側Rに向けて動くとき、ドクタブレード73′がプラ
ットホーム41と以前に光成形をされた層との上に均一
な液体層48を形成する。ドクタブレード73と73′
および給液器43との組み立て体がプラットホーム41
の右側Rに達したとき、それらは再び停止しそして給液
器43は自由表面46の下の組成物40中に浸される。
必要ならば、自由表面46を平衡となり望ましい均一性
となるまで再び短時間放置する。前に画像状に露光をさ
れた層の上に現在存在している液体層48の少なくとも
1部分を、レーザビーム12″に対して画像状に露光す
る。以上の工程が、すべての引き続く各層が作られ3次
元物体が完成されるまでくり返される。以上のすべての
工程は通常の方式でコンピュータ34により制御されて
行われる。
【0026】図2は給液器43の有用性を示している。
プラットホーム41が層48の厚さだけ下げられたと
き、組成物40は前に固化した層11の上で完全な層を
形成しない。すなわち、3次元物体が非常に限定された
大きさをもつものでない限り、最近固化をした層表面の
小部分だけが液体層48により被覆され、表面の残りの
部分48′は未被覆のままに残るのである。給液器43
を所定位置と時期に上げ下げするためには、どのような
手段でも用いることができる。このような手段にはカム
状のレールと組み合わせたモータ、電磁石、その他が含
まれるが、これらに限定はされない。1つの例が図23
に示されている。図23の具体例で、レールカム239
3が光成形性組成物2340の自由表面2346の上下
に給液器2343を上昇および下降させるために用いら
れている。給液器2343はプラットホーム2341に
隣接する右側R′では破線で示されており、ここではレ
ールカム2393の形状とカムホロワ2394により追
従される経路により下に下げられている。給液器はまた
隣接する左側L′でも下に下げられ、また中間位置では
実線で示したように上昇されることが理解されよう。
【0027】図1と図2とを再び参照して、操作に際し
給液器43は光成形性組成物40中に浸され、そしてつ
いで組成物40の自由表面上に上昇させられる。給液器
43が組成物40の自由表面46上に上昇されると、組
成物40が直ちに給液器43からドクタブレード73の
前に、好ましく動力により供給され始める。完全な層4
8が形成されるためには、ドクタブレード73の前に組
成物40の充分量74があることが非常に重要である。
ドクタブレード73前面の組成物40の充分量74中
に、空気の泡を形成する空気の巻き込みを防ぐために、
給液器43は光成形性組成物40の自由表面46上にご
く僅かだけ上昇させることが重要である。給液器43に
よりカーテンまたは押出しシート状で供給される液体の
連続性は、給液器43と自由表面46との間の距離が大
きいときは、中断されそして破壊されることが認められ
た。しかしながら、これは光成形性組成物のレオロジ的
特性、給液器43の特性、およびその他の各因子などに
関係する。従って、一般に給液器43は組成物40の自
由表面46上5mm以下、さらに好ましくは2mm以下、そ
してもっと好ましくは0.5〜1mmとするのが良い。し
かしながら、液の供給中組成物40の自由表面46と給
液器43との間の距離は、同じ自由表面46と対応する
ドクタブレード73との間の距離と同等またはそれより
大きくしなければならない。
【0028】給液器43が上昇された後、給液器43と
ドクタブレード73との両者は、給液器43を先にそし
てドクタブレードがつづいて移動をする。ドクタブレー
ド73が固化した層11の上を通過するとき、ドクタブ
レード73と以前に固化した層11との間の距離は、層
48の厚さにほぼ相当する一定距離に維持される。完全
に通過後、組成物40の表面46を安定化するため短時
間まち、その後画像状露光が行われる。給液器43とド
クタブレード73の組み立て体の移動速度は、気泡の形
で空気がまき込まれるのをさけるためにある限度以下と
すべきである。この限度は光成形性組成物40のレオロ
ジ的および気泡生成特性に依存している。出願人が使用
した光成形性組成物では毎秒1インチ(25.4mm)以
下、好ましくは毎秒約0.5インチ(12.7mm)の速度
が空気のまき込みを最小にするため適切であった。
【0029】給液器43は図3、4aおよび4bで示さ
れるようにトラフ状の形にすることができる。これは液
体が自由に通れるように底部にスロット80を有してい
る。組成物40の粘度に関連して、スロット80はドク
タブレード73の前面に組成物40の適切な充分量74
を運ぶため、せまくもまた広くもすることができる。ま
たこれは互に接近した複数の開口とすることもできる。
沈める操作の際、特に高粘度の組成物のとき空気のまき
込みをさけるために、組成物40がスロット80を通っ
て、あるいは一般的にどんな形であれ底部の開口を通じ
て給液器43に進入し、また上部をのりこえさせないた
め、給液器43は組成物40の自由表面46の下に完全
に沈めないことが好ましい。上げ下げの速度も空気のま
き込みを防止するためにまた重要であり、粘度、表面張
力および一般的に組成物40の発泡性などに応じて調整
しなければならない。
【0030】図5と図6で見られるように、組成物40
の所望の供給速度に従ってスロット80をコントロール
するため、バルブ82を給液器43の設計に加えること
ができる。図5と6で示されたこの特定の実例でバルブ
82は棒状のものからなり、所望の速度で材料を通過さ
せるためスロット80に近づいたり遠ざかったり動くよ
うにされている。
【0031】図7で示される本発明の別の具体例におい
て、給液器743はヒンジ775を通じて連結されてお
り、そのため給液器743が浸されたときこれは直立し
てその空所に光成形性液体組成物40を収容する;これ
が上昇され液体組成物を供与するときには図7で示され
るようにヒンジ775の周囲で回動し傾斜される。
【0032】図10は本発明の別の具体例を示してお
り、ここでドクタブレード1073の前の給液器104
3は単に1枚の板である。この配置は組成物の粘度が充
分に高く適切量の材料がブレード1043に付着するよ
うなときに特に有用である。材料はついで重力によりド
クタブレード1073の前に供給される。
【0033】さらに別の具体例が図11で示され、ここ
で給液器1143は頂部で結合されている複数の平行な
板から構成されている。この配置の給液器1143は組
成物中に浸されるとき空気はシステムから逃れることが
でき、組成物が処分されるときは平行な板が連結されて
いる頂部にあけられた穴1183を通じて空気がシステ
ム内に入ってくる。
【0034】図12に示される別の具体例中の給液器1
243はブラシ状の形を有し、このためさらに多くの液
体を収容することができる。
【0035】さらに別の形の給液器1343が図13中
に示してある。この場合の給液器1343は複数のポケ
ット1384をもつ板状の形をもち、各ポケット138
4の底部には好ましく穴1385を有している。
【0036】図8a〜8eは本発明のさらに別の具体例
を示している。この具体例では2枚の板885と886
とがあり、最初は互に実質上平行となっている。図8a
で見られるように、板885と886とは始めは液の外
部にいる。ついで(図8b)板885と886は液中に
浸されるが、これらはまだ互に実質上平行のままでい
る。この平行に配置する理由は給液器が浸けられるとき
に組成物840内に空気をまき込むこととかく乱を生じ
るのをさけるためである。板885と886とが組成物
840中に浸された後、これらはV字形となるように回
動され(図8c)、そのためその底部は合体するが、板
885と886の頂部はまだ開いたままである。図8d
は板885と886とがV字形のまま液体組成物840
の外側に出た状態を示している。これはつぎにせまいス
ロットを形成するために各板の底部がわずかに開き、そ
してこのスロットを通じて組成物を供給させる(図8
e)。
【0037】これらの2枚の板885と886との配置
は図9aと9bとでさらに良く示されている。板885
はその頂部に2つのピン888と888′とを有してい
る。板886は2つの側壁887と887′とをもちそ
の上端には穴889と889′とがありピン888と8
88′とに係合するようにされている。そこで、板88
5のピン888と888′とをそれぞれ穴889と88
9′とに係合させて回動するように、板885と886
とを給液器の形に組み立てることができる。板885は
側壁887と887′とに密着させることにより給液器
を密封することができる。この配置において、必要なら
ばスロットを各板の底部に形成させることもでき、また
は各板を互に実質上平行となるよう配置することもで
き、あるいは全体の装置を各板の底部が接触したとき
に、液が通過できないように密閉された位置とすること
もできる。板885の両側と板886の側壁とを通じる
小量の液のもれは多くの場合重要ではない。板885の
両側と底部、および/または板886の側壁と底部に、
必要なれば良く密閉するために密封材料を使用すること
ができる。
【0038】側壁889と889′とは実質的に耐−液
体性に板の両側と係接するために可撓性または柔軟な材
料に置き代えることもできる。板を開閉するためには通
常のどのようなメカニズムも使用することができる。か
かるメカニズムには、1つの板の位置を他のものとの関
係で制御可能に変化させるために、板885に取り付け
られたバー、ワイヤ、その他などが含まれるがこれらに
限定するものではない。
【0039】図14aと14bとは本発明の追加的な具
体例を示し、ここで給液器1443は板状の形態であ
る。ワイパー1492と1492′とがもち上げられた
組成物を下の方にワイプすることにより、組成物を制御
可能に供給するために備えられている。そこで、板14
43がドクタブレード(図14aでは簡略のためドクタ
ブレードは示していない)の前で浸されそして上昇され
たとき、ワイパー1492と1492′とは所要の速度
で好ましくはコンピュータ34に制御されて下の方に動
きだす。組成物40の自由表面46から一定の距離にワ
イパー1492と1492′を保持し、そして給液器の
板1443を所要の速さで上昇させることにより、同様
の結果を達成することができる。もちろん、この速さは
それぞれの場合の供給条件に良く合うように変えること
ができる。図14bは1個のワイパー1492′と組み
合わせた形の板状の給液器1443の斜視図を示してい
る。
【0040】図15aと15bとで示すように、ドクタ
ブレード自体1573を給液器として用いることもでき
る。ドクタブレード1573を組成物1540中に浸
し、つぎに図15aに示すように光成形性組成物の自由
表面上のもとの位置にまで上昇させる。ドクタブレード
は矢印Aの方向に動くことにより被膜を形成するため進
行するから、ドクタブレード1573の背面にたまった
余分の組成物を下にかき去るように動くワイパー159
2をもつことが好ましい。これはドクタブレード157
3背後の材料のひきずりを防止し得られる層の均一性が
損われることも防止する。図15aはワイパー1592
が余分の組成物をとり去る所を示している。図15bは
同じドクタブレード1573が光成形性組成物1540
の層1548をドクタしかつ平坦化するため出発した後
を示しており、ワイパー1592は下に下げられ光成形
性組成物1540の自由表面付近に位置しているのが示
されている。
【0041】ドクタブレード1573の背面に組成物の
余分量の蓄積を最小とするための別の方法は、ブレード
を好ましく90°以下の角度で動かしながら浸すことで
あり、この角度は時間とともに大きくし、最終的にはド
クタブレードが光形成された層の上に移動をする前には
実質的に90°の値となるようにする。この角度はドク
タブレードの前面を実質的に含む面と、光成形性組成物
の自由表面(図1)を実質的に含む面との間に形成され
る角のことである。
【0042】図16aと16bとで示される給液器16
43はドクタブレード1673の一部であり、ドクタブ
レード1673の前部に位置している。ワイパー169
2は以前の具体例中で述べたのと同じ動きをする。図1
6bはドクタブレードがその初めの位置から移動した後
を示しており、またワイパー1692も下の位置に示さ
れている。
【0043】図17aと17b中に示されるようにドク
タブレード1743の前部には、図13aと13b中の
給液器1343で示されたものと類似のポケットを有し
ている。この具体例によれば、ドクタブレード1743
は組成物中に浸けられついで上昇されるが、ワイパー1
792は光成形性組成物の自由表面付近に固定されてお
りそのためブレード1743背部の余分な材料は直ちに
ワイプされる。既に説明をした各具体例または以下に説
明するものも、部分的にもしくは全体的に組み合わせら
れることを理解すべきである。例えば、これら各具体例
のどれかで、ワイパーは固定または可動性のいずれであ
っても良い。
【0044】図18中に示される別の具体例で、給液器
1843はドクタブレード1873の一部でその前側に
配置され、同時にワイパー1892は固定的で、ブレー
ド1873が初期位置にあるときドクタブレード187
3の下部に配置されている。
【0045】図19中に示されるさらに別の具体例で、
給液器1943とドクタブレード1973とは一体的に
組み合わされ、その底部に共通の供給用チップ1995
を有している。図19において、この組み合わせ装置が
層を与えている所が示されているが、ワイパー1992
は装置の背面をすでにワイプし下の位置に下げられてい
る。
【0046】図20はさらに別の具体例を示し、ここで
給液器2043は板の形であり常に組成物2040中に
沈められている。給液器2043には軸2075が備え
られており、この板が回動するよう上向きのパルスを与
えることができる。層を形成するためにはドクタブレー
ド2073がその動きを開始する直前に、給液器204
3には上向きのパルスが与えられ、ドクタブレード20
73の前面に波の形で材料の充分量2074を生成す
る。しばしばこの分量の材料で完全な層を形成させるた
めに充分である。この具体例はプラットホームおよび形
成される3次元物体が余り大きくないときに最良に作動
する。
【0047】図21に示されるように、給液器2143
のそれぞれの側に1つの2枚のドクタブレード2173
と2173′とを用いることができ、このためドクタブ
レード/給液器組み立て体の移動方向と関係なく新しい
層が作られる。この組み立て体が矢印Aの方向に移動す
るとき、充分量の材料はブレード2173の前方に主と
して集まり、新しい層はブレード2173の後方に生成
される。同様に、組み立て体が矢印Aと反対方向に移動
するとき、充分量の材料はブレード2173′の前方に
主として集まり、新しい層はブレード2173′の後方
に生成される。この組み立て体がプラットホームのいず
れかの側で停止したとき、給液器は反対方向の次のサイ
クルのために、光成形性組成物2140の新規量を再準
備するため液体組成物2140中に浸されることが大切
である。
【0048】図22で示される具体例も図21で示した
ものと同様に2重のドクタブレード配置(2273と2
273′)を含んでおり、この場合給液器2243′が
光成形性の液体組成物2240中にいつも配置されてい
る点が相違している。プラットホームの一方の側に1つ
の給液器2243′があり、プラットホームの他方の側
にも1つの給液器2243(図示せず)がある。これら
の位置はプラットホームのいずれかの側のドクタブレー
ドが“停止”する位置の下の組成物2240の中に配置
されている。ドクタブレードがその移動を開始する直前
に、それぞれの給液器は速やかに上方に動き、2つのド
クタブレードの間に充分量の液体を集めるように作用す
る。その他の作動は他の具体化例と実質的に同じであ
る。
【0049】給液器とドクタブレードとが別個のユニッ
トである場合、特定の方式で給液器を浸すことがしばし
ば望まれることがある。例えば、図2に示した場合位置
P2で給液器43を浸すことがしばしば好ましいが、ド
クタブレード73の初期位置はプラットホームの反対側
の位置P1である。これによると、給液器43は位置P
2まで移動され、組成物の適当量を受け入れるためこの
位置で浸され、ついで上昇されて位置P1のドクタブレ
ード73の前に戻ってくる。この移動の間に、給液器4
3はプラットホーム区域上に材料を供給しつづける。図
5、6、7または8中に示した各具体例のように、材料
の供給を制御できる他の場合には、給液器は位置P1の
ドクタブレード73の前で、ドクタブレード73が層を
形成するのと同じ時に、組成物の供給を始めるのが望ま
しい。この操作のやり方は、位置P2で給液器43によ
りとり入れられた材料がドクタブレード73により復帰
してくるので、より高い速度と精度とが必要とされると
きに望ましい。
【0050】多くの場合に、給液器43は層の露光中に
浸した位置のままにおくことが望ましく給液器が容器中
にあることにより材料は静かに保たれ、そして組成物の
自由表面および層のレベルは変化しない。前記したよう
に、供給される液体は液のとびはねと気泡を形成する空
気のまき込みとを防ぐため、組成物の自由表面に非常に
近接して行うことが重要である。もちろん真空下で作業
をすることもでき、これにより給液器の高さが大きくな
ることは作業上問題ではない。
【0051】これらのすべての装置はコンピュータによ
り制御することができるから、最高の効率と均一性とを
得るために、液の供給サイクルと同じくその操作速度と
を調整できる。光成形性液体組成物の粘度とその他の特
性に応じて、最適の結果を得るためには多少異なる条件
が必要である。ドクタブレードの前に築かれるものおよ
び前記機構を通じて送られるものの規制に関して、コン
ピュータにフィードバックを与えるために超音波、赤外
線、その他のようなセンサを使用することができる。
【0052】本発明の実施の際に用いることのできる光
成形性組成物は、活性放射線に対する露光の下に固化す
る組成物のどれでも良い。このような組成物は普通必ら
ずではないが感光性の材料と光開始剤とから構成されて
いる。ここで用いた“光”という語は、光ばかりではな
く他のタイプの活性放射線をも意味するものであり、こ
の放射線は好ましくは液体の変形性の組成物をかかる放
射線に当てることにより固体に変化しうるものである。
カチオンまたはアニオン重合、同じく縮合とフリーラジ
カル重合およびこれらの組み合わせなどがこれらの例で
ある。カチオン重合が好ましく、フリーラジカル重合が
さらに好ましい。熱的に凝集しうる材料を含む光成形性
の組成物がもっとも好ましいものである。
【0053】熱的に凝集しうる光成形性の液体組成物
は、活性放射線に対する露光に際してその物理的諸特
性、特にそれらの付着性と凝集特性に関して、その最終
的なものに必然的に達することなく固化するような組成
物である。しかしながら、これらはその後の処理をされ
るときまで、取り扱うのに適当な一体的なものを出現す
る。この組成物は分散された状態の粒子状材料を含むと
きに凝集性のものと考えられ、この粒子状の材料は例え
ば高められた温度のようなある種の条件下に凝集をする
ものである。凝集は分散相が連続的な固体相に凝結する
転換のことである。
【0054】光成形性組成物は熱的に凝集しうるポリマ
ー性凝集材料、光成形性モノマー、および光開始剤から
好ましく構成される。光成形性材料は好ましくエチレン
性の不飽和モノマーである。活性放射線に対する露光の
際、光成形性組成物の露光された区域は、未露光区域が
とり除かれた後も熱的に凝集性のままでいなければなら
ない。このことは一体的な多層3次元物体に対し、各層
間の面を結び付ける際の接着性と各層内の凝集性の両方
を改良するために重要である。事実、凝集結合が熱的に
凝集しうる材料により接合面に生成され、最終的の3次
元物体の構造に優れた各特性を与える。以下で述べるよ
うに、下方に位置する面(interposed surfaces)の育
ち過ぎを防止することも非常に重要である。
【0055】凝集性材料にもとづかない光成形性材料の
場合、露光工程後の後処理は必要ではない。凝集性材料
が処方の主要成分である場合には、最終的の強度を得る
ためさらに熱処理することが必要である。かかる場合に
は、3次元物体のすべての層が前述の方法により形成さ
れたとき、組成物の未露光部分は、物体をふり動かした
り、物体に向けてガスを吹き付けたり、またはその他の
通常の手段によりとり除かれる。さらにとり除くために
は物体を非凝集性の不良溶剤ですすぐことにより達成さ
れる。水、アルコール、および一般に極性溶剤が非極性
の組成物に対する不良溶剤でありそしてこの逆も同じで
ある。問題とする溶剤が露光された区域から余分な量の
材料を抽出することなく、またはすすがれている物体を
その間に膨潤することのない限り、この溶剤は非凝集性
の不良溶剤であると見做される。物体はつぎに高度の凝
集および接着強度を出現させるために熱的に凝集化され
る。この工程は通気、IRまたはマイクロウェーブ炉の
ような炉中で行われる。最適の温度と時間は個々の組成
物に関係している。代表的に温度範囲は100°〜25
0℃であり、時間は5〜30分の範囲である。しかしな
がら、この範囲外の温度と時間を使用することもでき
る。
【0056】熱的に凝集しうる材料の重要なグループは
プラスチゾルである。プラスチゾルは流動性の液体から
こい糊状までの粘度範囲の液体混合物で、非揮発性の液
体熱可塑剤中に微細粒子サイズのポリマー性樹脂を分散
することにより得られるものであり、すなわち、これは
ポリマーまたは樹脂と相溶性でかつその作業性と可撓性
とを増加するが、通常の保存条件(例えば、周囲温度)
の下でポリマーまたは樹脂に対して実質的な溶剤作用を
有しないような材料である。プラスチゾルを成形または
塗布などで所望の形状としたとき、ポリマー性樹脂粒子
と非揮発性の液体成分とを凝集させるため加熱すること
ができ、これにより一様な固体の塊りが形成される。
【0057】プラスチゾル分散物に対して、その粘度を
調整しそして塗布またはその他の成形作業の際の所望の
取り扱い性を得るために、揮発性の希釈剤を加えること
ができる。揮発性の希釈剤を10%以下含む分散物はプ
ラスチゾルと見做されている。プラスチゾルの場合に用
いられる可塑剤は、保存温度以上の温度においてのみポ
リマーを溶媒和する可塑剤として作用するので、これは
熱可塑剤とも呼ばれている。もっとも広く用いられてい
るプラスチゾルは、可塑剤中のポリビニルクロライドホ
モポリマーをベースとするものである。
【0058】以下の各成分を充分に混合することにより
光硬化性組成物が作られた: 1.エトキシレートトリメチロールプロパントリアクリレート 75.0g 2.ウレタンアクリレート樹脂 (サルトマー9610) 75.0g 3.2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン 6.0g 4.透明ケム−o−ゾル R 7557 (ウイットエーカ社製) 225.0g
【0059】この光硬化性組成物および前述の方法と装
置とを用いることにより、優れた品質の自動車用のディ
ストリビュータキャップが作られた。図21中で示した
給液器をもつ2重ドクタブレード装置を使用した。給液
器がプラットホームのいずれかの側の休止位置にいると
き、これは光硬化性組成物の自由表面下に完全に浸した
状態に維持した。上昇位置で供給をするとき、給液器は
組成物の自由表面の上1mmとした。スロット幅は約0.
190インチ(4.8mm)であり移動速度は0.5インチ
(12.7mm)/秒とした。組成物の自由表面上に最小
量の気泡が認められただけである。供給される液および
厚さ0.015インチ(0.38mm)の各層のいずれにも
中断個所は生じなかった。ディストリビュータキャップ
は光成形後、最終的の強度に達したパーツとするため1
65°F(73.8℃)の通風炉中で15分間の熱処理を
した。給液器を組成物の自由表面上に5mm以上に上昇さ
せたとき、カーテン状に供給される液体はその幅にそっ
て中断され、以前に光成形された層の被覆が不適切とな
ることが認められた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい1具体例を示す説明図であ
る。
【図2】本発明で用いられる給液器を含んだ被覆ステー
ションの部分を示す正面図である。
【図3】液体組成物を供給するための給液器を示す正面
図である。
【図4】aおよびbは図3の具体例を示す斜視図であ
る。
【図5】本発明の別の具体例を示す正面図である。
【図6】図5の具体例を示す斜視図である。
【図7】液体を供給するため軸機構を利用した別の給液
器を示す正面図である。
【図8】a〜eは本発明の別の具体例を示す正面図であ
る。
【図9】aおよびbは本発明の別の具体例を示す斜視図
である。
【図10】給液器が単一の板の形状である本発明の異な
る具体例を示す正面図である。
【図11】給液器が平行な板の形状の別の具体例の正面
図である。
【図12】ブラシ状の配置となるようにその面に複数の
毛を有する板である給液器を示す正面図である。
【図13】aは給液器が両側に複数のポケットをもつ板
の形態である、本発明のさらに別の具体例を示す正面図
であり、bはaの具体例を示す斜視図である。
【図14】aは板状の給液器からの光成形性組成物の供
給速度を調整するためのワイパーの使用を示す正面図で
あり、bはaの具体例を示す斜視図である。
【図15】aおよびbはドクタブレード自体が給液器と
して作動する本発明の別の具体例を示す正面図である。
【図16】aおよびbは給液器がドクタブレードの前側
に組み込まれている本発明の別の具体例を示す正面図で
ある。
【図17】aおよびbは給液器がドクタブレードの前側
に組み込まれている本発明の別の具体例を示す正面図で
ある。
【図18】給液器がドクタブレードの前側に組み込まれ
ている本発明の別の具体例を示す正面図である。
【図19】給液器とドクタブレードとが単一のユニット
中に組み合わされた、本発明のさらに異なる具体例を示
す正面図である。
【図20】給液器が液体中に常時配置されており、そし
てドクタブレードの前に波の形に液体を波立たせる別の
具体例を示す正面図である。
【図21】2枚のドクタブレードが利用されこの2つの
ドクタブレードの間に配置された給液器をもつ別の好ま
しい具体例を示す正面図である。
【図22】2枚のドクタブレードが利用されこの2つの
ブレードの間に配置された給液器をもつ別の具体例を示
す正面図である。
【図23】給液器を上げ下げするためにレールカムを利
用する別の具体例を示す正面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユースタシオス・バシリオウ アメリカ合衆国デラウエア州(19711)ニ ユーアーク.サウスタウンビユーレイン12

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光成形性液体組成物の引き続く層を、活
    性放射線に対し選択的に露光することにより、一体的な
    3次元物体を作るための装置において、この装置は自由
    表面が存在するように前記組成物を収納するための容器
    と、前記自由表面下の前記容器内に配置されている可動
    プラットホームとを含むものであり、前記装置における
    改良は:前記自由表面下に浸されそして前記組成物の一
    部を前記自由表面上に直接的に移送するようにされてい
    る給液器;前記プラットホームの横の所定位置において
    前記給液器を上げ下げするため前記給液器に取り付けら
    れた手段;および前記自由表面上に移送された組成物と
    接触し、そして前記組成物の層を形成させるため前記プ
    ラットホーム上を移動する層形成手段;からなるもので
    ある3次元物体の作成装置。
  2. 【請求項2】 給液器はその底部に設けられたスロット
    をもつトラフからなるものである請求項1に記載の装
    置。
  3. 【請求項3】 給液器は前記スロットを通る組成物の流
    れを制御するためのバルブをさらに含むものである請求
    項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 給液器はヒンジに軸支されたトラフから
    なるものである請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 給液器は複数枚の平行な板がその1端で
    結合されたものから構成される請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 給液器はV字型のポケットを形成するよ
    うに1組のピボットピンにより2枚の板が軸支されたも
    のから構成される請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】 給液器は1枚の板からなるものである請
    求項1に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記の板はその側面に沿って配置された
    複数のポケットをもち、各ポケットはその底部に穴を有
    するものである請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 給液器は組成物を前記の板からぬぐい去
    るためのワイパーをさらに含むものである請求項7に記
    載の装置。
  10. 【請求項10】 層形成手段はドクタブレードからなる
    ものである請求項1に記載の装置。
  11. 【請求項11】 給液器が前記ドクタブレードの一部と
    して組み込まれているものである請求項10に記載の装
    置。
  12. 【請求項12】 給液器は前記ドクタブレードの1側に
    取り付けられたトラフからなり、前記トラフは前記ブレ
    ードの底部と共通して給液端を形成するため、その底部
    に設けられたスロットを有するものである請求項11に
    記載の装置。
  13. 【請求項13】 給液器は前記組成物内に配置されてい
    る板を含み、そして前記ドクタブレード付近の前記組成
    物の一部を移送する上向きのパルスを与える手段に取り
    付けられるものである請求項10に記載の装置。
  14. 【請求項14】 層形成手段は2つのドクタブレードか
    らなり、前記給液器がこの両ブレード間に位置するよう
    に配置されているものである請求項1に記載の装置。
  15. 【請求項15】 給液器を上げ下げするための手段はレ
    ールカムで構成されるものである請求項1に記載の装
    置。
  16. 【請求項16】 光成形性の液体組成物の連続する層の
    固形化した各部分に相当する物体の多数の横断面各部分
    からの一体的な3次元物体を作るための装置で、この装
    置は:前記光成形性の液体組成物を収納し、前記組成物
    に自由表面を存在させるための容器;前記容器内に配置
    された実質的に平面のプラットホームで、前記プラット
    ホームは両側を有しかつ前記組成物の自由表面の下に位
    置するようにされており;前記組成物の自由表面と前記
    プラットホームとの間の距離を制御可能に変化するため
    の位置決め手段;前記組成物の自由表面下に浸されそし
    て前記組成物の一部を前記組成物の自由表面上に直接的
    に移送するようになっている給液器;所定の位置および
    時期に前記給液器を上げ下げするための手段;および前
    記組成物の移送された部分から層を作るための層形成手
    段;から構成される被覆ステーションと光成形性組成物
    の連続する各層のそれぞれを放射線に対し画像状に露光
    するためのイメージング手段との組み合わせからなる3
    次元物体を作るための装置。
  17. 【請求項17】 光成形性液体組成物の引き続く層を、
    活性放射線に対し選択的に露光することにより、一体的
    な3次元物体を作るための方法において、この方法は自
    由表面が存在するように容器内に前記組成物を収納し、
    そして前記自由表面下の前記容器内に配置されたプラッ
    トホームの運動とを含み、この方法における改良は:前
    記自由表面下に浸されるようにされた給液器を、前記プ
    ラットホームの横の所定位置において前記給液器を上げ
    下げすることにより、前記自由表面の上に前記組成物の
    一部を移送し;前記自由表面上に移送された組成物と層
    形成手段とを接触させ;そして前記の移送された組成物
    を平らにならすため、前記プラットホーム上で前記層形
    成手段を移動させて、前記組成物の実質的に均一な層を
    形成させるからなるものである3次元物体の作成方法。
  18. 【請求項18】 露光工程中に前記組成物の自由表面下
    に、前記給液器を少なくとも部分的に浸したままにして
    おくことからなる請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記の移動方法は前記組成物の自由表
    面上5mm以下の距離で、前記プラットホーム上に前記層
    形成手段を移動することにより行われるものである請求
    項17に記載の方法。
  20. 【請求項20】 層形成手段は2枚のドクタブレードか
    らなり、前記の組成物の移送工程はこの2枚のドクタブ
    レード間に位置する給液器によりなされるものである請
    求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 層形成手段は1つのドクタブレードか
    らなるものである請求項19に記載の方法。
  22. 【請求項22】 給液器は前記組成物内に配置されてい
    る板を含み、そして前記の組成物の移送方法は前記ドク
    タブレード付近の前記組成物の一部を移送するため、前
    記板に上向きのパルスを与えることにより行われるもの
    である請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 給液器を上げ下げする方法はこれに取
    り付けられたレールカムにより行われるものである請求
    項17に記載の方法。
  24. 【請求項24】 物体の多数の横断面各部分が、光成形
    性の液体組成物の連続する層の固形化した各部分に相当
    する、横断面の各部分から一体的な3次元物体を作るた
    めの方法で、この方法は:光成形性の液体組成物を容器
    中に入れ、前記組成物に自由表面を生じさせ;前記容器
    内の実質的に平らなプラットホームを、前記組成物の自
    由表面の下に配置されるよう位置決めし;前記プラット
    ホームを層の厚さだけ前記組成物中で低下させ;給液器
    を沈めそして上げる動作により前記自由表面の上に前記
    組成物の一部を供給し;前記プラットホーム上に供給さ
    れた一部の前記組成物を、光成形性組成物の実質的に均
    一な層を形成させるため平坦化し;物体のそれぞれの横
    断面部分を作るために、前記の均一な液体層の少なくと
    も一部分を活性放射線に対して画像状露光し;そして3
    次元物体が完成するまで前記の低下、供給、平坦化およ
    び露光の各ステップを引き続いてくり返すの各工程から
    なる3次元物体の作成方法。
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