JPH05168734A - ゴルフティおよびその製造方法 - Google Patents

ゴルフティおよびその製造方法

Info

Publication number
JPH05168734A
JPH05168734A JP3355645A JP35564591A JPH05168734A JP H05168734 A JPH05168734 A JP H05168734A JP 3355645 A JP3355645 A JP 3355645A JP 35564591 A JP35564591 A JP 35564591A JP H05168734 A JPH05168734 A JP H05168734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
starch
golf tee
fine powder
natural organic
organic fertilizer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3355645A
Other languages
English (en)
Inventor
Kumao Mizusawa
久直男 水沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IKARI YAKUHAN KK
Original Assignee
IKARI YAKUHAN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IKARI YAKUHAN KK filed Critical IKARI YAKUHAN KK
Priority to JP3355645A priority Critical patent/JPH05168734A/ja
Publication of JPH05168734A publication Critical patent/JPH05168734A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fertilizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 天然有機肥料の微粉末を主成分とするゴルフ
ティに適切な強度特性を持たせることである。 【構成】 グアノなどの天然有機肥料の微粉末に水飴お
よび澱粉を加水しながら混合し、これらを原料としてゴ
ルフティ形状に圧縮成形している。ここで、水飴は、グ
アノの微粉末に対し折れ防止のためにねばり強度を持た
せ、また澱粉は、加水することによってアルファ化し、
微粉末の結合度合を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフティに関し、特
に天然有機肥料を主成分とするゴルフティの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】実公昭60−31749号公報や実開昭
62−186765号公報、実開平2−25270号公
報、実開平2−147151号公報などは、有機肥料や
木質の粉末を主原料としてゴルフティを成形することを
開示している。これらの技術によるゴルフティが既に実
用化されている。しかし、現在のものは、もろく折れや
すく、しかも圧縮強度も低いため、比較的硬い土中に差
し込むとき、折れたり破壊したりし、強度的に不足して
いる。
【0003】
【発明の目的】したがって、本発明の目的は、天然有機
肥料の微粉末を主成分とするゴルフティに適切な強度特
性を持たせることである。
【0004】
【発明の解決手段】上記目的の下に、本発明は、グアノ
などの天然有機肥料の微粉末に水飴および澱粉を加水し
ながら混合し、これらを原料としてゴルフティ形状に圧
縮成形している。ここで、水飴は、グアノの微粉末に対
し折れ防止のためにねばり強度を持たせ、また澱粉は、
加水することによってアルファ化し、微粉末の結合度合
を高める。これによって、ゴルフティは、必要な強度を
持つものとして圧縮成形により製品化される。
【0005】
【実施例】図1および図2は、本発明のゴルフティ1を
示している。このゴルフティ1は天然有機肥料の微粉末
2に水飴3および澱粉4、木くず5を微量を加水しなが
ら混合し、これらの混合物をゴルフティ形状に圧縮成形
することによって構成されている。主原料の天然有機肥
料は、例えばインドネシア産のリン酸質グアノもしくは
窒素質グアノまたはこれらのグアノの適当な配合比混合
物であり、直径5〔ミクロン〕程度まで粉砕し微粉末化
される。
【0006】水飴3は、例えば麦芽澱粉を加水分解した
ものであり、また澱粉4は、トウモロコシ、米、小麦の
澱粉などを用いる。澱粉4は、水と混合し、加熱される
過程で、アルファ化され、天然有機肥料の微粉末2を相
互に結合させる。ここで木くず5は、微粉末2の結合を
助ける。また水飴3は、澱粉4とともに天然有機肥料の
微粉末2の相互の間に介在し、それらを結合させるほ
か、圧縮成形時に、表面に光沢を与え、滑らかな表面と
なり、また表面の密度を高め、空気中水分に対しても安
定となる。
【0007】このようにして、圧縮成形後のゴルフティ
1は、天然有機肥料の微粉末2を主原料とし、水飴3お
よび澱粉を結合剤として含有しており、高い硬度のもと
に、必要な強度を備えたものとして成形される。特に、
水飴3は、ゴルフティ1に全体的な粘り強度を持たせ、
折れ防止に有効である。また澱粉4は、アルファ化され
る過程で、天然有機肥料の微粉末2を強固に結合させ、
水飴3単独よりも強度を高める。なお、成形後におい
て、水の一部は、ゴルフティ1の内部にとどまるが、ほ
とんどのものは、蒸発し、外部に放出される。
【0008】1本のゴルフティ1は、通常5〔g〕程度
であるが、この程度の重さのゴルフティ1を10本製作
する場合に、水飴13.4〔g〕、澱粉11.3
〔g〕、天然有機肥料の微粉末としてグアノ24.6
〔g〕、水0.7〔g〕程度の配合とする。
【0009】ティショット時に、ゴルフティ1が瞬時に
砕けるため、回収の必要がなく、芝刈り機のカッターの
障害となったり、競技場の不測の障害物となったりしな
い。特に、このゴルフティ1は、横や斜め方向からの衝
撃に対してもろいため、クラブフェースに対する抵抗が
なく、ショットの方向性が安定する。粉砕後のゴルフテ
ィ1は、雨水などの水分によって溶け、天然有機肥料2
の組成すなわちグアノが肥料として芝に有効な働きをす
る。また、当然、自然系特に川や地下水の汚染がない。
【0010】
【発明の効果】本発明では、長手方向の圧縮強度に対し
て水飴や澱粉が充分な強度を発揮するため、硬い土中に
対しての差し込みが容易であり、また斜めや横方向から
の衝撃に対して簡単に砕け、芝刈りの障害やゴルフボー
ルの障害物とならず、しかも主成分の天然有機肥料がや
がて水によって溶け、芝や土に対して肥料として作用す
るため、芝などの成長が促され、またこれによって川や
地下水の汚染がなく、環境保全の点からも有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゴルフティの一部破断側面図である。
【図2】混合物の模型的な拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ゴルフティ 2 天然有機肥料の微粉末 3 水飴 4 澱粉 5 木くず

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然有機肥料の微粉末を主原料とし、こ
    れに水飴および澱粉を結合剤として含有することを特徴
    とするゴルフティ。
  2. 【請求項2】 天然有機肥料の微粉末に水飴および澱粉
    を加水しながら混合し、これらの混合物をゴルフティ形
    状に加熱圧縮成形してなることを特徴とするゴルフティ
    の製造方法。
JP3355645A 1991-12-24 1991-12-24 ゴルフティおよびその製造方法 Pending JPH05168734A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3355645A JPH05168734A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 ゴルフティおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3355645A JPH05168734A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 ゴルフティおよびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05168734A true JPH05168734A (ja) 1993-07-02

Family

ID=18445038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3355645A Pending JPH05168734A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 ゴルフティおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05168734A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020034661A (ko) * 2000-11-03 2002-05-09 송정식 골프 티 및 그 제조방법
KR100632492B1 (ko) * 2005-06-03 2006-10-11 엄정욱 종이 소재를 이용한 골프 티의 성형재료 및 이를 이용한골프티

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020034661A (ko) * 2000-11-03 2002-05-09 송정식 골프 티 및 그 제조방법
KR100632492B1 (ko) * 2005-06-03 2006-10-11 엄정욱 종이 소재를 이용한 골프 티의 성형재료 및 이를 이용한골프티

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5014462A (en) Soil amendment with rubber particles
CN108441222A (zh) 一种茶园酸化土壤改良剂及其制备方法
JPS6150636A (ja) 吸収材料およびその製法
WO2001000543A3 (en) Plant growing media
US20220055959A1 (en) Materials suitable as substitutes for peat mosses and processes and apparatus therefor
CN107840721A (zh) 一种降低土壤重金属含量的生物有机肥料及其生产方法
CN104591842A (zh) 一种复合型保水复合肥料
JPH05168734A (ja) ゴルフティおよびその製造方法
CN101182251A (zh) 一种生物有机肥料
US4909508A (en) Golf tees
CN107588687A (zh) 一种飞碟射击用靶碟及其制备方法
CN102173918A (zh) 利用生物藻剂制备红层砂泥岩互层边坡创面人工土壤的方法
US5114457A (en) Soil amendment
GB2237012A (en) Growing medium
CN104591844A (zh) 一种复合型保水有机无机复合肥料
JPH0688074A (ja) 土壌改良材
JP2001090012A (ja) 雑草成育抑制機能を有する石炭灰を用いた舗装材
Johnson et al. Influence of N Fertilization on Wheat Milling and Baking Quality 1
EP0592502B1 (en) Hydrodegradable moulding materials
Malhi et al. Recovery of nitrogen by spring barley from ammonium nitrate, urea and sulphur-coated urea as affected by time and method of application
JPH04211307A (ja) 草質材破砕物および用途
CN1429796A (zh) 一种有机肥料
BALI et al. Irrigation schedule in producing quality basmati rice (Oryza sativa)
JP3847268B2 (ja) 植物育成用マットおよびその製造方法
JPS6346797Y2 (ja)