JPH05166677A - 電解コンデンサ及びその連結構造 - Google Patents
電解コンデンサ及びその連結構造Info
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- JPH05166677A JPH05166677A JP35278591A JP35278591A JPH05166677A JP H05166677 A JPH05166677 A JP H05166677A JP 35278591 A JP35278591 A JP 35278591A JP 35278591 A JP35278591 A JP 35278591A JP H05166677 A JPH05166677 A JP H05166677A
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- Japan
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- electrolytic capacitor
- external terminals
- standing wall
- electrolytic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の電解コンデンサを容易に連結させると
ともに実装効率の向上を図る。 【構成】 外装ケースを密閉する封口部材の外表面に、
封口部材に備えた陽極と陰極の外部端子を囲む立壁部を
形成するとともに、この立壁部の上面に溝部を形成した
複数の電解コンデンサと、外部端子との接続部を備える
陽極側と陰極側との長板状の連結部材とからなり、それ
ぞれの連結部材を封口部材の溝部に嵌合させるととも
に、連結部材の接続部を陽極及び陰極の互いに共通する
極性の外部端子に接続した。連結部材は溝部に嵌合され
て連結されるので、容易に複数の電解コンデンサを連結
させることができる。
ともに実装効率の向上を図る。 【構成】 外装ケースを密閉する封口部材の外表面に、
封口部材に備えた陽極と陰極の外部端子を囲む立壁部を
形成するとともに、この立壁部の上面に溝部を形成した
複数の電解コンデンサと、外部端子との接続部を備える
陽極側と陰極側との長板状の連結部材とからなり、それ
ぞれの連結部材を封口部材の溝部に嵌合させるととも
に、連結部材の接続部を陽極及び陰極の互いに共通する
極性の外部端子に接続した。連結部材は溝部に嵌合され
て連結されるので、容易に複数の電解コンデンサを連結
させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電解コンデンサ及び
その連結構造にかかり、特に連結構造に適する電解コン
デンサと、複数の前記電解コンデンサを電気的に一体化
して利用する電解コンデンサの連結構造に関する。
その連結構造にかかり、特に連結構造に適する電解コン
デンサと、複数の前記電解コンデンサを電気的に一体化
して利用する電解コンデンサの連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大容量の電解コンデンサを得よう
とする場合、複数個の電解コンデンサを電気的に連結さ
せて実現している。一般には、個々の電解コンデンサを
金属からなる取付装置で基板上に固定させるとともに、
電解コンデンサの外部端子の共通する同極端子同士を、
ブスバーと呼ばれる導電性部材に連結させていた。
とする場合、複数個の電解コンデンサを電気的に連結さ
せて実現している。一般には、個々の電解コンデンサを
金属からなる取付装置で基板上に固定させるとともに、
電解コンデンサの外部端子の共通する同極端子同士を、
ブスバーと呼ばれる導電性部材に連結させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電解コ
ンデンサを固定する取付装置は、電解コンデンサを保持
するためのバンド部と基板に取付るための2〜3点の取
付足からなり、このバンド部とそれぞれの取付足が備え
るネジを締めることで、一つ一つの電解コンデンサを取
付固定している。このため、複数箇所をネジ締めしなけ
ればならず、取付作業が煩雑であった。また、この取付
作業の他に電解コンデンサを金属からなるブスバーで連
結するには、それぞれの電解コンデンサの外部端子を基
板上に一定の方向に整列させなければならない。特に円
筒型の電解コンデンサでは、取付装置のバンド部に締め
つける際に、電解コンデンサ本体がバンド内で回転し易
くなっているので、電解コンデンサの外部端子を整列さ
せる工程作業が煩雑になることがあった。この工程作業
は、連結する電解コンデンサの数が多くなるにつれて困
難さを増すものである。
ンデンサを固定する取付装置は、電解コンデンサを保持
するためのバンド部と基板に取付るための2〜3点の取
付足からなり、このバンド部とそれぞれの取付足が備え
るネジを締めることで、一つ一つの電解コンデンサを取
付固定している。このため、複数箇所をネジ締めしなけ
ればならず、取付作業が煩雑であった。また、この取付
作業の他に電解コンデンサを金属からなるブスバーで連
結するには、それぞれの電解コンデンサの外部端子を基
板上に一定の方向に整列させなければならない。特に円
筒型の電解コンデンサでは、取付装置のバンド部に締め
つける際に、電解コンデンサ本体がバンド内で回転し易
くなっているので、電解コンデンサの外部端子を整列さ
せる工程作業が煩雑になることがあった。この工程作業
は、連結する電解コンデンサの数が多くなるにつれて困
難さを増すものである。
【0004】さらに、取付装置のバンド部は、電解コン
デンサ本体の側面に突出するうえに、そのネジ締め作業
の空間を必要とするため、基板上の電解コンデンサの実
装効率を悪化させてしまった。
デンサ本体の側面に突出するうえに、そのネジ締め作業
の空間を必要とするため、基板上の電解コンデンサの実
装効率を悪化させてしまった。
【0005】この発明の目的は、連結して使用される複
数の電解コンデンサを容易に連結させるとともに、実装
効率を向上させることにある。
数の電解コンデンサを容易に連結させるとともに、実装
効率を向上させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、外装ケース
を密閉する封口部材の外表面に、封口部材に備えた陽極
と陰極の外部端子を囲む立壁部を形成するとともに、こ
の立壁部の上面に溝部を形成したことを特徴としてい
る。また、複数個の前記電解コンデンサと、外部端子と
の接続部を備える陽極側と陰極側との長板状の連結部材
とからなり、個々の電解コンデンサについて、それぞれ
の連結部材を封口部材の溝部に嵌合させるとともに、連
結部材の接続部を陽極及び陰極の互いに共通する極性の
外部端子に接続したことを特徴としている。
を密閉する封口部材の外表面に、封口部材に備えた陽極
と陰極の外部端子を囲む立壁部を形成するとともに、こ
の立壁部の上面に溝部を形成したことを特徴としてい
る。また、複数個の前記電解コンデンサと、外部端子と
の接続部を備える陽極側と陰極側との長板状の連結部材
とからなり、個々の電解コンデンサについて、それぞれ
の連結部材を封口部材の溝部に嵌合させるとともに、連
結部材の接続部を陽極及び陰極の互いに共通する極性の
外部端子に接続したことを特徴としている。
【0007】
【作用】この発明による電解コンデンサは、封口部材5
の立壁部10の上面に形成された溝部11a〜11dを
形成しているので、この電解コンデンサ16を連結する
場合、連結部材等を嵌合させることができる。
の立壁部10の上面に形成された溝部11a〜11dを
形成しているので、この電解コンデンサ16を連結する
場合、連結部材等を嵌合させることができる。
【0007】また、この発明による電解コンデンサの連
結構造では、複数個の前記電解コンデンサの封口部材5
の立壁部10の上面に形成された溝部11a〜11dに
連結部材12a、12bを嵌合させるとともに、連結部
材12の接続部13を陽極及び陰極の互いに共通する極
性の外部端子6、7に接続して、それぞれの電解コンデ
ンサ16を連結している。このため、連結部材12を溝
部11に嵌合させた場合、連結部材12は外部端子に当
接する。したがって、個々の電解コンデンサ16の外部
端子6、7を所定の方向に整列させる必要がなくなり、
複数個の電解コンデンサ16を容易に連結できる。
結構造では、複数個の前記電解コンデンサの封口部材5
の立壁部10の上面に形成された溝部11a〜11dに
連結部材12a、12bを嵌合させるとともに、連結部
材12の接続部13を陽極及び陰極の互いに共通する極
性の外部端子6、7に接続して、それぞれの電解コンデ
ンサ16を連結している。このため、連結部材12を溝
部11に嵌合させた場合、連結部材12は外部端子に当
接する。したがって、個々の電解コンデンサ16の外部
端子6、7を所定の方向に整列させる必要がなくなり、
複数個の電解コンデンサ16を容易に連結できる。
【0008】
【実施例】以下、この発明による実施例を詳細に説明す
る。図1は本発明の実施例による電解コンデンサの断面
図である。図2は本発明の実施例に使用される封口部材
の斜視図である。図3は本発明の実施例による電解コン
デンサの連結構造の斜視図。図4は本発明の実施例によ
る電解コンデンサの連結構造の上面図を示す。
る。図1は本発明の実施例による電解コンデンサの断面
図である。図2は本発明の実施例に使用される封口部材
の斜視図である。図3は本発明の実施例による電解コン
デンサの連結構造の斜視図。図4は本発明の実施例によ
る電解コンデンサの連結構造の上面図を示す。
【0009】図1に示したコンデンサ素子1は、アルミ
ニウム等の弁作用金属からなる陽極箔と陰極箔の間にセ
パレータを介在させ巻回して形成され、電解液が含浸さ
れている。そして、コンデンサ素子1の片側端面から
は、陽極箔と陰極箔に超音波溶接等により接続された電
極接続用タブ2、3を導出している。このコンデンサ素
子1は、アルミニウムからなる有底円筒状のケース4に
収納されており、ケース4の開口端側を絞り加工及びカ
ール加工により封口部材5で密閉する。
ニウム等の弁作用金属からなる陽極箔と陰極箔の間にセ
パレータを介在させ巻回して形成され、電解液が含浸さ
れている。そして、コンデンサ素子1の片側端面から
は、陽極箔と陰極箔に超音波溶接等により接続された電
極接続用タブ2、3を導出している。このコンデンサ素
子1は、アルミニウムからなる有底円筒状のケース4に
収納されており、ケース4の開口端側を絞り加工及びカ
ール加工により封口部材5で密閉する。
【0010】熱硬化性合成樹脂などからなる封口部材5
の中心部付近には、外部端子6、7をモールド成形によ
り埋設しており、ケース4の外側に突出している外部端
子6、7には、ネジ8を固定するための雌ネジ部を形成
するとともに、図2のようにネジ8a、8bを備えてい
る。また、ケース4の内側に突出している外部端子6、
7には、電極接続用タブ2、3を接続する。
の中心部付近には、外部端子6、7をモールド成形によ
り埋設しており、ケース4の外側に突出している外部端
子6、7には、ネジ8を固定するための雌ネジ部を形成
するとともに、図2のようにネジ8a、8bを備えてい
る。また、ケース4の内側に突出している外部端子6、
7には、電極接続用タブ2、3を接続する。
【0011】この封口部材5の外表面には、図2にも示
すように、外部端子6、7を囲む円形の立壁部10を、
外部端子6、7よりも僅かに高く形成しており、その上
面には凹状の溝部11を四つ形成している。これらの溝
部11は、外部端子6、7にそれぞれ対向し、かつ外部
端子6、7間を結ぶ直線に対し平行に形成されている。
本実施例では、四つの溝部11をすべて凹状に形成して
いるが、特にこの形状に限定されるものではなく、例え
ば陽極の外部端子に対向する溝部と陰極の外部端子に対
向する溝部との形状を変えて極性判別機能を持たせても
良い。また、溝部11は立壁部上面に四つ形成している
が、これは五つでも、六つでも本発明の実施に差し支え
ないものである。
すように、外部端子6、7を囲む円形の立壁部10を、
外部端子6、7よりも僅かに高く形成しており、その上
面には凹状の溝部11を四つ形成している。これらの溝
部11は、外部端子6、7にそれぞれ対向し、かつ外部
端子6、7間を結ぶ直線に対し平行に形成されている。
本実施例では、四つの溝部11をすべて凹状に形成して
いるが、特にこの形状に限定されるものではなく、例え
ば陽極の外部端子に対向する溝部と陰極の外部端子に対
向する溝部との形状を変えて極性判別機能を持たせても
良い。また、溝部11は立壁部上面に四つ形成している
が、これは五つでも、六つでも本発明の実施に差し支え
ないものである。
【0012】また、封口部材5の周縁部には、弾性を備
える円環状のゴム9を接着剤で張りつけている。これに
より、ケース4をカール加工した場合、ケース4の開口
端がゴム9に食い込み、電解コンデンサ16に充分な気
密性を与える。また、封口部材5には貫通孔14を設け
ており、この貫通孔14には、台形錐状のシリコンゴム
などからなる安全弁15が挿入されている。
える円環状のゴム9を接着剤で張りつけている。これに
より、ケース4をカール加工した場合、ケース4の開口
端がゴム9に食い込み、電解コンデンサ16に充分な気
密性を与える。また、封口部材5には貫通孔14を設け
ており、この貫通孔14には、台形錐状のシリコンゴム
などからなる安全弁15が挿入されている。
【0013】図3は本発明による第1の実施例の電解コ
ンデンサ16の連結構造を示す。銅板からなる連結部材
12は、凹状の溝部11a〜11dに嵌合される幅に形
成されている。連結部材12に一定の間隔で設けられて
いる接続部13は、ネジ8が挿入可能な径の孔になって
いる。そして、連結部材12aをそれぞれの電解コンデ
ンサ16の溝部11a、11bに嵌合させるとともに、
互いに共通する外部端子6に接続部13を当接させ、ネ
ジ8aを締めつける。同様にして、もう一方の連結部材
12bもそれぞれの電解コンデンサ16の溝部11c、
11dに嵌合させるとともに、互いに共通する外部端子
7に接続部13を当接させ、ネジ8bを締めつけて電解
コンデンサ16は連結される。
ンデンサ16の連結構造を示す。銅板からなる連結部材
12は、凹状の溝部11a〜11dに嵌合される幅に形
成されている。連結部材12に一定の間隔で設けられて
いる接続部13は、ネジ8が挿入可能な径の孔になって
いる。そして、連結部材12aをそれぞれの電解コンデ
ンサ16の溝部11a、11bに嵌合させるとともに、
互いに共通する外部端子6に接続部13を当接させ、ネ
ジ8aを締めつける。同様にして、もう一方の連結部材
12bもそれぞれの電解コンデンサ16の溝部11c、
11dに嵌合させるとともに、互いに共通する外部端子
7に接続部13を当接させ、ネジ8bを締めつけて電解
コンデンサ16は連結される。
【0014】この実施例による電解コンデンサは、封口
部材5の立壁部10の上面に形成された溝部11a〜1
1dを形成しているので、この電解コンデンサ16を連
結する場合、連結部材12を嵌合させることができる。
また本実施例の電解コンデンサ16は、封口部材5に立
壁部10や溝部11を形成しているが、通常の電解コン
デンサと全く同様の使用が可能である。
部材5の立壁部10の上面に形成された溝部11a〜1
1dを形成しているので、この電解コンデンサ16を連
結する場合、連結部材12を嵌合させることができる。
また本実施例の電解コンデンサ16は、封口部材5に立
壁部10や溝部11を形成しているが、通常の電解コン
デンサと全く同様の使用が可能である。
【0015】また、この実施例による電解コンデンサの
実施例では、複数個の前記電解コンデンサ16の封口部
材5の立壁部10の上面に形成された溝部11a〜11
dに連結部材12a、12bを嵌合させるとともに、連
結部材12の接続部13を陽極及び陰極の互いに共通す
る極性の外部端子6、7に接続して、それぞれの電解コ
ンデンサ16を連結している。このため、連結部材12
を溝部11に嵌合させた場合、連結部材12は外部端子
6、7に当接する。したがって、個々の電解コンデンサ
16の外部端子6、7を所定の方向に整列させる必要が
なくなり、複数個の電解コンデンサ16を容易に連結で
きる。
実施例では、複数個の前記電解コンデンサ16の封口部
材5の立壁部10の上面に形成された溝部11a〜11
dに連結部材12a、12bを嵌合させるとともに、連
結部材12の接続部13を陽極及び陰極の互いに共通す
る極性の外部端子6、7に接続して、それぞれの電解コ
ンデンサ16を連結している。このため、連結部材12
を溝部11に嵌合させた場合、連結部材12は外部端子
6、7に当接する。したがって、個々の電解コンデンサ
16の外部端子6、7を所定の方向に整列させる必要が
なくなり、複数個の電解コンデンサ16を容易に連結で
きる。
【0016】図4は本発明による第2の実施例を示す。
電解コンデンサ16aは溝部11をを外部端子6、7に
対してそれぞれ非対称に形成している。そして、第1の
実施例と同様の連結部材12に折曲部を設け、この連結
部材12を溝部11に嵌合させるとともにそれぞれのネ
ジ8a、8bを締めつけて複数個の電解コンデンサ16
を連結している。この場合、電解コンデンサ16aを連
結構造に用いているので、直線方向以外にも配置させる
ことが可能になり、基板上の所望の実装効率に適した電
解コンデンサの連結構造を提供できる。
電解コンデンサ16aは溝部11をを外部端子6、7に
対してそれぞれ非対称に形成している。そして、第1の
実施例と同様の連結部材12に折曲部を設け、この連結
部材12を溝部11に嵌合させるとともにそれぞれのネ
ジ8a、8bを締めつけて複数個の電解コンデンサ16
を連結している。この場合、電解コンデンサ16aを連
結構造に用いているので、直線方向以外にも配置させる
ことが可能になり、基板上の所望の実装効率に適した電
解コンデンサの連結構造を提供できる。
【0017】なお、本実施の電解コンデンサの連結構造
では、直線上、あるいは直角方向にに整列させている
が、これに限定されるものではなく連結部材を任意の形
状に成形加工すれば所望の連結構造が可能になる。たと
えば、コの字状に電解コンデンサを連結する場合、二つ
の連結部材をコの字状に成形すれば良い。
では、直線上、あるいは直角方向にに整列させている
が、これに限定されるものではなく連結部材を任意の形
状に成形加工すれば所望の連結構造が可能になる。たと
えば、コの字状に電解コンデンサを連結する場合、二つ
の連結部材をコの字状に成形すれば良い。
【0018】また本実施例による電解コンデンサの連結
構造では、個々の電解コンデンサは連結部材に強固に連
結されているので、連結部材12の端部の接続部13を
基板や電気機器内に強固に接続すれば、複数個の電解コ
ンデンサを取付装置を使用せずに基板上等に配置でき
る。
構造では、個々の電解コンデンサは連結部材に強固に連
結されているので、連結部材12の端部の接続部13を
基板や電気機器内に強固に接続すれば、複数個の電解コ
ンデンサを取付装置を使用せずに基板上等に配置でき
る。
【0019】
【発明の効果】以上のようにこの発明は、外装ケースを
密閉する封口部材の外表面に、封口部材に備えた陽極と
陰極の外部端子を囲む立壁部を形成するとともに、この
立壁部の上面に溝部を形成したことを特徴としている。
また、複数個の前記電解コンデンサと、外部端子との接
続部を備える陽極側と陰極側との長板状の連結部材とか
らなり、個々の電解コンデンサについて、それぞれの連
結部材を封口部材の溝部に嵌合させるとともに、連結部
材の接続部を陽極及び陰極の互いに共通する極性の外部
端子に接続している。このため、電解コンデンサの溝部
に連結部材を嵌合して、接続部に外部端子を接続するだ
けで、容易に複数の電解コンデンサを連結させることが
できる。
密閉する封口部材の外表面に、封口部材に備えた陽極と
陰極の外部端子を囲む立壁部を形成するとともに、この
立壁部の上面に溝部を形成したことを特徴としている。
また、複数個の前記電解コンデンサと、外部端子との接
続部を備える陽極側と陰極側との長板状の連結部材とか
らなり、個々の電解コンデンサについて、それぞれの連
結部材を封口部材の溝部に嵌合させるとともに、連結部
材の接続部を陽極及び陰極の互いに共通する極性の外部
端子に接続している。このため、電解コンデンサの溝部
に連結部材を嵌合して、接続部に外部端子を接続するだ
けで、容易に複数の電解コンデンサを連結させることが
できる。
【0020】そして、連結部材を溝部に嵌合させるだけ
で、連結部材の接続部と外部端子との接続が容易になる
ので、従来のように煩雑になることがあった個々の電解
コンデンサの外部端子を一定の方向に整列させる工程が
なくなり、工程作業の簡易化を図れる。
で、連結部材の接続部と外部端子との接続が容易になる
ので、従来のように煩雑になることがあった個々の電解
コンデンサの外部端子を一定の方向に整列させる工程が
なくなり、工程作業の簡易化を図れる。
【0021】さらに、連結部材の接続部と外部端子を接
続する工程作業では、連結部材は溝部に嵌合されている
ので、たとえば、外部端子と接続部をネジ締めで固定す
る場合などに、連結部材に不慮の応力が加わっても、連
結部材と接続部との当接位置がズレることを防止でき工
程作業の容易化を図れる。
続する工程作業では、連結部材は溝部に嵌合されている
ので、たとえば、外部端子と接続部をネジ締めで固定す
る場合などに、連結部材に不慮の応力が加わっても、連
結部材と接続部との当接位置がズレることを防止でき工
程作業の容易化を図れる。
【0022】また、複数個の電解コンデンサを連結部材
だけで連結できるので、連結部材の接続部を任意の間隔
で形成した場合、所望の実装効率で電解コンデンサを連
結することができる。
だけで連結できるので、連結部材の接続部を任意の間隔
で形成した場合、所望の実装効率で電解コンデンサを連
結することができる。
【図1】本発明の実施例による電解コンデンサの断面
図。
図。
【図2】本発明の実施例に使用する封口部材の斜視図。
【図3】本発明の第1の実施例による電解コンデンサの
連結構造の斜視図。
連結構造の斜視図。
【図4】本発明の第2の実施例による電解コンデンサの
連結構造の上面図。
連結構造の上面図。
1 コンデンサ素子 2 電極接続用タブ 3 電極接続用タブ 4 ケース 5 封口部材 6 外部端子 7 外部端子 8 ネジ 9 ゴム 10 立壁部 11 溝部 12 連結部材 13 接続部 14 貫通孔 15 安全弁 16 電解コンデンサ
Claims (2)
- 【請求項1】 外装ケースを密閉する封口部材の外表面
に、封口部材に備えた陽極と陰極の外部端子を囲む立壁
部を形成するとともに、この立壁部の上面に溝部を形成
したことを特徴とする電解コンデンサ。 - 【請求項2】 複数個の請求項1記載の電解コンデンサ
と、外部端子との接続部を備える陽極側と陰極側との長
板状の連結部材とからなり、個々の電解コンデンサにつ
いて、それぞれの連結部材を封口部材の溝部に嵌合させ
るとともに、連結部材の接続部を陽極及び陰極の互いに
共通する極性の外部端子に接続したことを特徴とする電
解コンデンサの連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35278591A JPH05166677A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 電解コンデンサ及びその連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35278591A JPH05166677A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 電解コンデンサ及びその連結構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05166677A true JPH05166677A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18426423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35278591A Pending JPH05166677A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 電解コンデンサ及びその連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05166677A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009124773A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Yaskawa Electric Corp | モータ制御装置 |
-
1991
- 1991-12-16 JP JP35278591A patent/JPH05166677A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009124773A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Yaskawa Electric Corp | モータ制御装置 |
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