JPH05166230A - 光記録媒体 - Google Patents

光記録媒体

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Publication number
JPH05166230A
JPH05166230A JP3351639A JP35163991A JPH05166230A JP H05166230 A JPH05166230 A JP H05166230A JP 3351639 A JP3351639 A JP 3351639A JP 35163991 A JP35163991 A JP 35163991A JP H05166230 A JPH05166230 A JP H05166230A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
track groove
spiral track
optical recording
recording medium
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP3351639A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoko Shiina
直子 椎名
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP3351639A priority Critical patent/JPH05166230A/ja
Publication of JPH05166230A publication Critical patent/JPH05166230A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正確なピックアップの位置把握と、ヘッドク
ラッシュの危険を防ぐ溝形状を設ける。 【構成】 光記録媒体1の記録部に順スパイラル状のト
ラック溝2を設け最外周のみ逆スパイラル状のトラック
溝3を設ける。光記録駆動装置により書込み、読み出し
動作を終えたピックアップは合流地点(★)を通過し逆
スパイラル状のトラック溝3に沿い進んで行くが点B−
A間より、順スパイラル状のトラック溝領域に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、光記録媒体に関する。
【0002】
【従来技術】従来の光ディスク媒体は、光ディスク媒体
の全面にスパイラル状のトラック溝が設けられ、回転数
一定でリード、ライトされるものが一般的であった。し
かし、このような光ディスクは媒体では外側のトラック
溝ほど記録密度を低くしなければならないため、媒体容
量を大きくすることが難しいという問題があった。ま
た、スパイラル状のトラック溝が設けられた光ディスク
媒体の記録面を複数のバンド状のゾーンに分割し、各ゾ
ーン毎に回転数を変えてリード、ライトを行なうように
した光ディスク媒体が提案されている。
【0003】しかし、リード、ライトが終了してから時
間がたつと、ピックアップは次のゾーンに入ってしま
い、回転数が合わなくなり、データのリードができなく
なるため、ピックアップがどのトラック上にあるのかを
認識することができなくなる。従って、ピックアップが
次のゾーンに入ってしまった後に、リード、ライトを行
なうには、データをリードできる状態になるまで、光デ
ィスク媒体の回転数を順次変更して現在のトラック位置
を得る必要があるため、アクセスに時間がかかる場合が
ある。この点を解決するために、例えば、特開平3−1
44936号公報に「光ディスク媒体」が提案されてい
る。この公報のものは、記録面を複数のバンド状のゾー
ンに分割し、各ゾーン毎に回転数を変えてリード、ライ
トする光ディスク媒体において、前記各ゾーンの終わり
を同心円状のトラック溝にすると共に、前記各ゾーンに
終端が自ゾーン内の前記同心円状のトラック溝に接続さ
れたスパイラル状のトラック溝を設けたものである。
【0004】図3は、上記公報に記載された光ディスク
媒体を示す図で、図中、10は光ディスク媒体、11,
12は複数のバンド状のゾーン、11−1〜11−2,
12−1〜12−2は同心円状のトラック溝、11−
3,12−3はスパイラル状のトラック溝である。各ゾ
ーン11,12,…の始め(外側)には同心円状のトラ
ック溝11−1,12−1,…が設けられ、終わりには
同心円状のトラック溝11−2,12−2,…が設けら
れている。また、各ゾーン11,12,…にはスパイラ
ス状のトラック溝11−3,12−3,…が設けられ、
スパイラル状のトラック溝11−3,12−3,…はA
点、C点、…に於いて始めの同心円状のトラック溝11
−1,12−1,…と接続され、B点、D点、…におい
て終わりの同心円状のトラック溝11−2,12−2,
…と接続されている。
【0005】このような構成により、或るトラックに対
するアクセスが終了し、トラックジャンプを行なわない
状態になっても、次のゾーンに入ることがなく、常にト
ラック位置を認識することが可能となるものである。し
かしながら、従来の光記録媒体の記録部に設けるスパイ
ラル状のトラック溝は、一方向にしか設けられておら
ず、しかも光記録駆動装置の書込み、読出し動作終了後
レーザ光による既記録データ破壊防止のため、トラック
ジャンプはせず、ピックアップをトラックに沿わせて移
動させる方法が一般的である。また、最外周の外側には
ピックアップを誘導すべき作用を持つ構造は何も無く、
いったんオーバーラン状態に入ってしまったら、正確な
ピックアップの位置も確認できず、又ヘッドクラッシュ
の危険もある。
【0006】
【目的】本発明は、上述のごとき実情に鑑みなされたも
ので、スパイラル状のトラック溝の最外周に逆方向のス
パイラル状のトラック溝を設け、オーバーラン状態に入
っても、一定時間経過後、スパイラル状のトラック溝の
領域へ戻るので、正確なピックアップの位置も把握で
き、ヘッドクラッシュの危険もない溝形状を設けるよう
にした光記録媒体を提供することを目的としてなされた
ものである。
【0007】
【構成】本発明は、上記目的を達成するために、(1)
光記録により情報を記録する媒体の記録部の最外周を除
くほぼ全面にスパイラル状のトラック溝を設け、該トラ
ック溝とは逆方向のスパイラル状のトラック溝を記録部
最外周のみに設けること、或いは、(2)前記(1)に
おいて、前記逆方向のスパイラル状のトラック溝の開始
位置と、ほぼ全面に渡って形成されている順方向のスパ
イラル状のトラック溝の終端位置とで形成される光記録
媒体の中心からの見込み角度が、30°以上になってい
ること、更には、(3)前記(1)において、前記順方
向のスパイラル状のトラック溝と、前記逆方向のスパイ
ラル状のトラック溝が合流する部分のトラックの幅が順
方向のスパイラル状のトラック溝のトラックピッチの2
倍以上3倍以下とし、順方向のスパイラル状のトラック
溝との合流地点を過ぎた逆スパイラル状のトラック溝
は、順方向のスパイラル状のトラック溝に対し、順方向
のスパイラル状のトラック溝のトラックピッチと等しく
なる様に除々に距離を縮めること、更には、(4)前記
(2)において、ディスク中心からの見込み角度が18
0°になっていること、更には、(5)前記(3)にお
いて、上記請求項3において、前記順方向のスパイラル
状のトラック溝と、前記逆方向のスパイラル状のトラッ
ク溝が合流する部分のトラックの幅が順方向のスパイラ
ル状のトラック溝のトラックピッチの2倍とすることを
特徴としたものである。以下、本発明の実施例に基づい
て説明する。
【0008】図1は、本発明による光記録媒体の一実施
例を説明するための構成図で、図中、1は光記録媒体
(メディア)、2は順方向のスパイラル状のトラック
溝、3は逆方向のスパイラル状のトラック溝(最外
周)、4は逆方向のスパイラル状のトラック溝(最内
周)、Aは順方向のスパイラル状のトラック溝の終端位
置、Bは逆方向のスパイラル状のトラック溝の開始位
置、Cは順方向のスパイラル状のトラック溝のトラック
ピッチ、Dは逆方向のスパイラル状のトラック溝のトラ
ックピッチ、Eは合流点のトラックピッチ、Fは合流点
を通過した直後のトラックピッチである。
【0009】光記録媒体1の記録部に順スパイラル状の
トラック溝2を設け最外周のみ逆スパイラル状のトラッ
ク溝3を設ける。光記録駆動装置により書込み、読み出
し動作を終えたピックアップは合流地点(★)を通過
し、逆スパイラル状のトラック溝3に沿い進んで行くが
点B−A間より順スパイラル状のトラック溝領域に戻る
(内周から外周へピックアップを移動させた場合)。ま
た、順方向スパイラル状のトラック溝の終端位置(A)
と逆方向スパイラル状のトラック溝の開始位置(B)が
ある程度離れているのと、終端位置(A)と開始位置
(B)を同心円上に平行に並べた時とを比較した時、平
行に並べた時よりも30°以上離した方がより滑らかに
トラッキングができることが確認されている(請求項4
より上記動作と同程度滑らかにトラッキングができ
る)。
【0010】また、順方向のスパイラル状のトラック溝
の終端位置(A)と逆方向スパイラル状のトラック溝の
開始位置(B)のトラックピッチ(C,D)は等しい。
合流地点(★)のトラックピッチ(E)は、終端位置
(A)と開始位置(B)のトラックピッチ(C,D)の
和と等しい。合流地点(★)を通過した直後のトラック
ピッチ(F)は合流点(★)のトラックピッチ(E)よ
りも大きくなってしまうが、両トラック間のトラックピ
ッチの距離が広くなりすぎないよう、逆方向のスパイラ
ル状のトラック溝を形成してあるので、合流地点(★)
を通過した直後のトラックピッチ(F)は、終端位置
(A)と開始位置(B)のトラックピッチ(C,D)の
2倍以上3倍以下になり安定なトラッキングができる。
【0011】図2は、本発明による光記録媒体の他の実
施例を示す図である。順方向のスパイラル状のトラック
溝の終端位置(A)と、逆方向のスパイラル状のトラッ
ク溝の開始位置(B)を180°離すことにより合流地
点(★)を通過した直後のトラックピッチ(F)も、合
流地点(★)のトラックピッチ(E)との距離を等しく
することができる。
【0012】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明による
と、以下のような効果がある。 (1)請求項1に対応する効果;逆方向のスパイラル状
のトラック溝を最外周に設けることにより、光記録駆動
装置のピックアップオーバーラン状態になっても、一定
の時間をおけばピックアップは順方向のスパイラル状の
トラック溝領域に戻るので、ピックアップの位置を常に
把握でき、かつヘッドクラッシュの危険もない。 (2)請求項2に対応する効果;光記録媒体の中心から
見込み角度が30°以上あることにより、合流地点通過
後のピックアップが滑らかに順方向のスパイラル状のト
ラック溝領域へ戻れる。 (3)請求項3,5に対応する効果;順方向のスパイラ
ル状のトラック溝と、逆方向のスパイラル状のトラック
溝とのトラックピッチを2倍以上3倍以下にしたことに
より、合流地点を通過しても安定なトラッキングができ
る(請求項5は2倍)。 (4)請求項4に対応する効果;光記録媒体の中心から
の見込み角度が180°にすることにより、順方向のス
パイラル状のトラック溝を逆方向のスパイラル状のトラ
ック溝とのトラックピッチが2倍となることで請求項3
に示す効果よりもさらに安定なトラッキングができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による光記録媒体の一実施例を説明す
るための構成図である。
【図2】 本発明による光記録媒体の他の実施例を示す
図である。
【図3】 従来の光ディスクの媒体を示す図である。
【符号の説明】 1…光記録媒体(メディア)、2…順方向のスパイラル
状のトラック溝、3…逆方向のスパイラル状のトラック
溝(最外周)、4…逆方向のスパイラル状のトラック溝
(最内周)、A…順方向のスパイラル状のトラック溝の
終端位置、B…逆方向のスパイラル状のトラック溝の開
始位置、C…順方向のスパイラル状のトラック溝のトラ
ックピッチ、D…逆方向のスパイラル状のトラック溝の
トラックピッチ、E…合流点のトラックピッチ、F…合
流点を通過した直後のトラックピッチ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光記録により情報を記録する媒体の記録
    部の最外周を除くほぼ全面にスパイラル状のトラック溝
    を設け、該トラック溝とは逆方向のスパイラル状のトラ
    ック溝を記録部最外周のみに設けることを特徴とする光
    記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記逆方向のスパイラル状のトラック溝
    の開始位置と、ほぼ全面に渡って形成されている順方向
    のスパイラル状のトラック溝の終端位置とで形成される
    光記録媒体の中心からの見込み角度が、30°以上にな
    っていることを特徴とする請求項1記載の光記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記順方向のスパイラル状のトラック溝
    と、前記逆方向のスパイラル状のトラック溝が合流する
    部分のトラックの幅が順方向のスパイラル状のトラック
    溝のトラックピッチの2倍以上3倍以下とし、順方向の
    スパイラル状のトラック溝との合流地点を過ぎた逆スパ
    イラル状のトラック溝は、順方向のスパイラル状のトラ
    ック溝に対し、順方向のスパイラル状のトラック溝のト
    ラックピッチと等しくなる様に除々に距離を縮めること
    を特徴とする請求項1記載の光記録媒体。
  4. 【請求項4】 ディスク中心からの見込み角度が180
    °になっていることを特徴とする請求項2記載の光記録
    媒体。
  5. 【請求項5】 前記順方向のスパイラル状のトラック溝
    と、前記逆方向のスパイラル状のトラック溝が合流する
    部分のトラックの幅が順方向のスパイラル状のトラック
    溝のトラックピッチの2倍とすることを特徴とする請求
    項3記載の光記録媒体。
JP3351639A 1991-12-11 1991-12-11 光記録媒体 Pending JPH05166230A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3351639A JPH05166230A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 光記録媒体

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JP3351639A JPH05166230A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 光記録媒体

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Publication Number Publication Date
JPH05166230A true JPH05166230A (ja) 1993-07-02

Family

ID=18418615

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JP3351639A Pending JPH05166230A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 光記録媒体

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JP (1) JPH05166230A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7126906B2 (en) 2000-12-21 2006-10-24 Hitachi Maxell, Ltd. Optical record carrier, drive unit, data updating method and software version-up method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7126906B2 (en) 2000-12-21 2006-10-24 Hitachi Maxell, Ltd. Optical record carrier, drive unit, data updating method and software version-up method

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