JPH05165756A - マクロ処理機能付チャネル制御装置 - Google Patents

マクロ処理機能付チャネル制御装置

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JPH05165756A
JPH05165756A JP33096591A JP33096591A JPH05165756A JP H05165756 A JPH05165756 A JP H05165756A JP 33096591 A JP33096591 A JP 33096591A JP 33096591 A JP33096591 A JP 33096591A JP H05165756 A JPH05165756 A JP H05165756A
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JP
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macro
processing
file
channel controller
storage device
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Application number
JP33096591A
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English (en)
Inventor
Koji Yorita
浩司 寄田
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Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Facom Corp
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Publication date
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Priority to JP33096591A priority Critical patent/JPH05165756A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来、補助記憶装置11内のファイルオープン
処理を行う場合、演算制御装置1はチャネル制御装置7
に何回もリード,ライト指令を与えて索引テーブル13
や管理テーブル12を調べたうえ、目的のファイルデー
タを主記憶装置2に転送させており、目的のデータを得
る中間過程での演算制御装置1の処理は結局は資源の無
駄になる為、これをチャネル制御装置7に委ね、演算制
御装置1はマクロコマンドを発し結果のみを得る様にす
る。 【構成】ファイルオープン処理の場合、チャネル制御装
置7はコマンド受付領域8を調べ、ファイルオープンの
マクロコマンドの受信を知ると、プログラム領域9内に
おける当該マクロ処理のプログラムを実行させる。これ
によりチャネル制御装置7はバッファ領域10を利用し
乍ら索引テーブル13,管理テーブル12を調べ、ファ
イル検索の結果を主記憶装置2内の入出力領域3に書き
込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、中央処理装置(プロ
セッサ,演算制御装置ともいう)の指令に基づいて、補
助記憶装置(単に補助記憶ともいう)と主記憶装置(単
に主記憶ともいう)との間で中央処理装置の動作とは独
立に平行してデータ転送を行うチャネル制御装置であっ
て、特に中央処理装置からのマクロコマンドによりファ
イルアクセスに関わるマクロ処理を実行する機能を備え
たチャネル制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】補助記憶装置を備えた計算機システムに
おいては、或る括ったデータやプログラムをファイルに
し、それをアクセスするための情報とともに補助記憶装
置内に格納している。これを、一般的にファイルシステ
ムと呼んでいる。プロセッサからファイルシステム内の
ファイルをアクセスするには、プロセッサがチャネル制
御装置を介しそのファイルを検索するための索引テーブ
ルを補助記憶装置内から読みだして、その配置場所を探
さなければならない。そして、以降のファイルアクセス
を高速にするため、プロセッサは索引テーブルから捜し
出した、ファイルの属性テーブルを主記憶上のプログラ
ムに渡し、このプログラムを用いてチャネル制御装置を
介し補助記憶内のそのファイル領域の読み書きを行って
いる。これは、通常ファイルのオープン処理と呼ばれ
る。
【0003】ファイルのアクセスには、上述のオープン
処理のようにファイルデータのアクセス以外に補助記憶
装置内の検索テーブルや管理テーブルを複数回、リー
ド,ライトし、それらのデータに対し検索,登録処理を
施さなければならない。このような処理を実行する際に
プロセッサが補助記憶装置用のチャネル制御装置に要求
し得る処理は、単純なリード,ライトのみである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ファイルの
オープン処理などは、最終結果を示すデータのみが必要
で、途中で読みだしたデータは意味がない。これは、大
規模ファイルシステムにおけるファイルアクセスでは、
プロセッサ負荷増大の要因となっている。補助記憶アク
セスの高速化やプロセッサ負荷低減のためにとられる手
段にディスクバッファがある。これは一旦補助記憶装置
から取り出したデータを再利用可能なように一時的に格
納におくための主記憶内のバッファ領域である。ところ
が、このディスクバッファは、一度アクセスしたデータ
が再利用される時に高速のアクセスができるという機構
なので、ファイルアクセスのように読んできたデータに
検索を行わなければならない処理を高速にすることはで
きない。
【0005】また、ファイルアクセスでの索引テーブル
や管理テーブルのアクセスは、補助記憶内の広範囲のア
クセスを行うことになるため、データの再利用率も高く
なく、プロセッサの負荷の低減や高速化の効果はあまり
望めない。そこで本発明は上記の問題を解消し、ファイ
ルアクセスを行う上で補助記憶装置内の索引テーブルや
管理テーブルへの検索処理,登録処理をプロセッサの処
理から取り除くことができるマクロ処理機能付チャネル
制御装置を提供する課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1のマクロ処理機能付チャネル制御装置
は、中央処理装置(演算制御装置1など)、主記憶装置
(2など)、補助記憶装置(11など)、前記中央処理
装置と補助記憶装置との間にあってこの補助記憶装置を
制御するチャネル制御装置(7など)を備えたシステム
において、前記中央処理装置から(コマンド受付領域8
などに)入力した所定のマクロコマンド(ファイルオー
プンなど)に基づいて、前記補助記憶装置内のフアイル
の検索,フアイルの読み書き等のフアイルアクセスに関
わる所定のマクロ処理を実行するようにする。
【0007】また請求項2のマクロ処理機能付チャネル
制御装置は、請求項1に記載のマクロ処理機能付チャネ
ル制御装置において、前記マクロ処理に必要な入力デー
タを前記主記憶装置から読み込み、かつ前記マクロ処理
の最終の処理結果を前記主記憶装置(の入出力領域3な
ど)に書き込むものであるようにする。
【0008】また請求項3のマクロ処理機能付チャネル
制御装は、請求項2に記載のマクロ処理機能付チャネル
制御装置において、前記マクロ処理の中間の処理結果の
読み書きを自身内の所定のバッファ領域(10など)に
対して行うものであるようにする。
【0009】そしてまた、請求項4のマクロ処理機能付
チャネル制御装置は、請求項1ないし請求項3に記載の
マクロ処理機能付チャネル制御装置において、前記マク
ロ処理を実行するためのプログラム(ファイルアクセス
ルーチン4−3など)を予め前記主記憶装置から(プロ
グラム領域9などに)読み込むものであるようにする。
【0010】
【作用】補助記憶装置用のチャネル制御装置内にファイ
ルのオープン,クローズといったマクロ処理を実行する
手段としてのプログラム等を配置する。チャネル制御装
置内に配置されたファイルアクセスに関するマクロ処理
プログラムは、プロセッサからの要求を受け、補助記憶
とチャネル制御装置内のバッファの間でファイルアクセ
スに伴う索引テーブルや管理テーブルのリード,ライト
処理、および検索,登録処理を行う。そして、最終結果
のみ(主記憶に転送して)プロセッサに返す。従ってこ
の間、プロセッサが実行する要求元のプログラムは、フ
ァイルアクセスの終了待ちをしているものの、プロセッ
サ資源を他の用途に使うことができる。
【0011】
【実施例】以下図1ないし図3に基づいて本発明の実施
例を説明する。図1は本発明の実施例としてのシステム
の要部の機構図である。同図において、1は中央処理装
置としての演算制御装置(プロセッサ)、2は主記憶装
置(主記憶)、11は補助記憶装置(補助記憶)、7は
演算制御装置1と補助記憶11との間にあって補助記憶
11を制御するチャネル制御装置、6は演算制御装置
1,主記憶2,チャネル制御装置7を結合するシステム
バス、また12,13,14は夫々補助記憶11内の管
理テーブル,索引テーブル,ファイル本体である。
【0012】次に3,5は夫々主記憶2内の入出力領
域,マクロ有効フラグ領域であり、4(4−1,4−
2,4−3)は同じく主記憶2内のファイルアクセスプ
ログラムルーチンである。ここで4−1はファイルアク
セスの皮ルーチン,4−2は従来のファイルアクセスル
ーチン,4−3は本発明の核心となるマクロコマンドに
基づくファイルアクセスのルーチンである。また8,
9,10は夫々、チャネル制御装置7内に設けられたコ
マンド受付領域,プログラム領域,バッファ領域である
【0013】次に先ず図1の初期設定の動作を述べる。
システムが立ち上がるまでは、主記憶装置2内に配置さ
れたファイルアクセスプログラム4−1,4−2にてフ
ァイルアクセスを行うが、一旦、システムが立ち上がる
と、ファイルアクセスプログラム4−3をチャネル制御
装置7内のチャネル制御プログラム領域9へロードす
る。ここでチャネル制御装置7は、ファイルアクセスを
行うマクロ処理が可能になったことを示す割り込みを演
算制御装置1にあげ、該装置1のほうでは、その情報
(フラグ)をファイルアクセスの皮ルーチン4−1から
参照可能な主記憶上のマクロ有効フラグ領域5にセット
する。そこで、以降のファイルアクセス処理はチャネル
制御装置7の側で行われるようになる。
【0014】次は、ファイルアクセス時の動きをファイ
ルオープンの処理を例にして説明する。図2は主記憶2
内の皮ルーチン4−1のフローチャートである。まずこ
の図2を説明する。なお以下S1〜S7の符号は同図中
のステップを示す。主記憶2上のプログラムが出したフ
ァイルオープンの要求は、主記憶上のファイルアクセス
の皮ルーチン4−1が受ける。皮ルーチン4−1は、マ
クロ有効フラグ領域5の情報(フラグ)が無効であれば
(S1,分岐N)、ファイルアクセスプログラム4−2
を呼び出す(S7)。もし、ステップS1でフラグ領域
5のフラグが有効ならば(分岐Y)、主記憶2内のファ
イルアクセスの結果を返す入出力領域3を指定し、チャ
ネル制御装置7内のコマンド受付領域8にファイルオー
プンを行うマクロコマンドを設定する(S2)。その
際、要求を出したプログラムは、演算制御装置1の実行
権を放棄し、待ち状態に入る(S3,分岐Y→S3の繰
返し)。
【0015】チャネル制御装置7内のコマンド解析を行
うプログラムは、コマンド受付領域8に設定されたコマ
ンドがマクロ処理を行うコマンドであると認識すると、
プログラム領域9を検索し、該当エントリを呼び出す。
【0016】図3はここでチャネル制御装置7により実
行されるマクロ処理としてのファイルオープンのフロー
チャートである。次に同図を説明する。なお以下S11
〜S16の符号は同図のステップを示す。即ちプログラ
ム領域9にロードされたファイルアクセスプログラム4
−3は、まずバッファ領域10へ補助記憶11内にある
索引テーブル13を読み出して格納する(S11)。そ
して読んだデータをもとに該当するファイルを検索する
(S12)もし、その情報があれば(S13,分岐
Y)、該当ファイルの管理テーブル12内の管理データ
を読み出す(S14)。もし最初に読んだ索引テーブル
内にエントリがない場合は(S13,分岐N)、再度次
の索引テーブルを読み出す(S11)。
【0017】階層型のファイルシステムでは、指定段数
まで以上のようなテーブルのリードと検索処理を繰り返
す(S15,分岐Y→S11→…S15,分岐Yの繰り
返し)。最後は(S15,分岐N)、見つかった管理デ
ータよりファイルのオープンに必要なデータとしてのフ
ァイルディスクリプタを作成し(S16)、このデータ
を主記憶上のプログラムから要求のあった入出力領域3
に転送するとともに、終了の結果を該当プログラムに返
し、処理の終了を告げる割り込みを演算制御装置1にあ
げる。そこで、演算制御装置1は図2で述べたファイル
アクセスプログラム4−1の待ち状態を解除する(図2
のS4→S5)。
【0018】
【発明の効果】本発明によればプロセッサがチャネル制
御装置にマクロコマンドを発することにより、プロセッ
サがチャネル制御装置を介し行っていた補助記憶内の索
引テーブルや管理テーブルへの検索や登録処理をチャネ
ル制御装置内で実行可能としたので、上記処理に対する
プロセッサ負荷を低減することができる。また、無駄な
データがシステムバス上に流れないため、システムバス
負荷の低減と共に索引テーブルや管理テーブルへの検索
や登録処理を伴うファイルアクセスの性能も良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としてのシステムの要部構成を
示す図
【図2】主記憶にあるファイルアクセスの皮ルーチンの
フローチャート
【図3】チャネル制御装置が実行するファイルオープン
のフローチャート
【符号の説明】
1 演算制御装置 2 主記憶装置 3 入出力領域 4(4−1,4−2,4−3) ファイルアクセスルー
チン 4−1 皮ルーチン 5 マクロ有効フラグ領域 6 システムバス 7 チャネル制御装置 8 コマンド受付領域 9 プログラム領域 10 バッファ領域 11 補助記憶装置 12 管理テーブル 13 索引テーブル 14 ファイル本体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央処理装置、主記憶装置、補助記憶装
    置、前記中央処理装置と補助記憶装置との間にあってこ
    の補助記憶装置を制御するチャネル制御装置を備えたシ
    ステムにおいて、 前記中央処理装置から入力した所定のマクロコマンドに
    基づいて、前記補助記憶装置内のフアイルの検索,フア
    イルの読み書き等のフアイルアクセスに関わる所定のマ
    クロ処理を実行することを特徴とするマクロ処理機能付
    チャネル制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のマクロ処理機能付チャネ
    ル制御装置において、前記マクロ処理に必要な入力デー
    タを前記主記憶装置から読み込み、かつ前記マクロ処理
    の最終の処理結果を前記主記憶装置に書き込むものであ
    ることを特徴とするマクロ処理機能付チャネル制御装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のマクロ処理機能付チャネ
    ル制御装置において、前記マクロ処理の中間の処理結果
    の読み書きを自身内の所定のバッファ領域に対して行う
    ものであることを特徴とするマクロ処理機能付チャネル
    制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3に記載のマクロ処
    理機能付チャネル制御装置において、前記マクロ処理を
    実行するためのプログラムを予め前記主記憶装置から読
    み込むものであることを特徴とするマクロ処理機能付チ
    ャネル制御装置。
JP33096591A 1991-12-16 1991-12-16 マクロ処理機能付チャネル制御装置 Pending JPH05165756A (ja)

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