JPH05164541A - 移動位置校正装置 - Google Patents

移動位置校正装置

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JPH05164541A
JPH05164541A JP35187891A JP35187891A JPH05164541A JP H05164541 A JPH05164541 A JP H05164541A JP 35187891 A JP35187891 A JP 35187891A JP 35187891 A JP35187891 A JP 35187891A JP H05164541 A JPH05164541 A JP H05164541A
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JP
Japan
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moving mechanism
moving
reference position
limit switch
passage
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JP35187891A
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Inventor
Tamotsu Matsumoto
本 保 松
Mitsusachi Ruike
家 光 幸 類
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EITO DENSHI KK
Nireco Corp
Original Assignee
EITO DENSHI KK
Nireco Corp
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動機構の基準位置の設定、更新を容易に行
うようにする。 【構成】 移動用レール5上を移動する移動機構1と、
この移動用レール5のほぼ中央の所定位置に設けられ、
移動機構1の通過を検出する中央リミットスイッチ6
と、この中央リミットスイッチ6の中央接点信号Aによ
り移動機構1の基準位置を位置レジスタに設定し、この
基準位置に基づき移動機構1を所望の位置へ移動するよ
う位置設定データBを出力するコンピュータ8とを備
え、中央リミットスイッチ6を通過する際に位置レジス
タの値を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動機構において監視
位置等を自動的に校正する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラなどを搭載した移動機構がレール
上を移動して、生産ラインを監視する連続監視装置など
が広く用いられている。このような装置ではレール上を
移動して目的とする位置に正確に到着する必要がある。
このためには、自己の位置を正確に認識しなければなら
ない。位置を認識するために、アブソリュート形エンコ
ーダを用いれば位置が確認できるが、機構も複雑で高
価、大型になる。ポテンショメータ形位置発信器を用い
る場合には高精度が得難い。そこで、インクレメンタル
形エンコーダを用いて、運転開始ごとに基準点で校正す
ることにより、安価で高精度な位置決めができる。通常
はレール端にリミットスイッチを設け、作業開始時など
にレール端まで移動し、リミットスイッチを動作させ移
動機構の基準位置をこのリミットスイッチ動作位置に設
定し、この基準位置からの目的とする位置への距離や時
間を演算していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、通常は
リミットスイッチを移動範囲の端部に設定している。し
かし、移動範囲の中央付近での動作が多い場合などは、
再初期化(基準位置の確認)のためにわざわざ端部のリ
ミットスイッチ設定位置まで移動する必要があり、時間
が無駄になる。また、電源投入時などの1回だけの初期
化のみで再初期化を施さないとすると、ヒステリシス、
機械的なすべりなどの機構的誤差要因、および電気的雑
音などに起因する設定位置の誤差が蓄積され、位置精度
を保持できなくなる。
【0004】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、基準位置の設定およびその更新を容易に行うこ
とのできる移動位置校正装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、定められた軌道上を移動する移動機構と、この軌道
のほぼ中央の所定位置に設けられ前記移動機構の通過を
検出する通過検出部と、この通過検出部の通過検出信号
により前記移動機構の位置を確認して基準位置を設定
し、この基準位置に基づき前記移動機構を所望の位置へ
移動させる指令を出力する制御部とを備え、前記移動機
構が前記通過検出部を通過する際前記基準位置を再設定
するようにしたものである。
【0006】また、前記通過検出部をリミットスイッチ
とし、前記制御部があらかじめ定めた方向に前記移動機
構が移動していることを認識するとともに、前記リミッ
トスイッチが前記移動機構の通過を検出したとき前記基
準位置を設定または再設定するようにしたものである。
【0007】また、前記移動機構が前記通過検出部を通
過するが、この通過検出部より所定範囲内で停止する場
合は、前記基準位置の設定または再設定を行わないよう
にしたものである。
【0008】
【作用】定められた軌道のほぼ中央に通過検出部が設け
られているので、移動機構の基準位置の設定も少ない移
動距離で行うことができ、またこの基準位置の再設定
も、中央を通過するごとに行うので、誤差の蓄積も少な
く目標位置を精度よく演算することができる。
【0009】通過検出部をリミットスイッチとした場
合、移動機構が左からきて作動する場合と右からきて作
動する場合とでは、リミットスイッチが作動する移動機
構の位置が相違する。制御部では移動機構が軌道上を左
から右、または右から左のいずれの方向へ移動するか予
めわかるので、予め定めたいずれか一方の方向への移動
中に通過検出部を通過したときの検出データに基づての
み基準位置を設定または再設定する。これによりリミッ
トスイッチによる作動方向の違いによる誤差を防止する
ことができる。
【0010】また、移動機構が通過検出部を通過して
も、通過後、この通過検出部近傍で停止する時は、この
通過検出データで基準位置の設定や再設定をすると誤差
を生じる場合が多いので、通過検出部より所定範囲内で
停止した場合は基準位置の設定、再設定を行わない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本実施例として監視用カメラの移動装置の構成図
を図1に示す。移動機構1はモータ2によって移動用レ
ール5上を移動し、搭載した監視用カメラ3によって監
視対象の生産ラインなどを監視する。移動機構1にはエ
ンコーダ4が設けられ、モータ2の回転数とその回転方
向より、移動機構1の移動量と移動方向を検出し位置信
号Eとして出力する。移動用レール5のほぼ中央に中央
リミットスイッチ6が設けられ、また移動用レール5の
左端に左端リミットスイッチ7が設けられている。
【0012】コンピュータ8には移動機構1の制御プロ
グラムや制御データが格納され、中央リミットスイッチ
6よりの中央接点信号A、左端リミットスイッチ7の左
端接点信号Dを入力し移動機構1の位置設定データBを
出力する。モータ駆動回路9は位置設定データBを入力
し、モータ2へモータ駆動信号Cを出力する。
【0013】次に動作について説明する。コンピュータ
8により設定された位置設定データBによってモータ駆
動回路9はモータ駆動信号Cを出力し、モータ2を駆動
する。モータ2の回転運動はラックピニオンやボールね
じなどを有する駆動機構により直線運動に変換され監視
用カメラ3を搭載した移動機構1を左右に移動させて、
移動用レール5上の所定位置に移動させる。
【0014】次に移動機構1の基準位置設定(初期化)
について説明する。装置の電源投入時は移動機構1の移
動用レール5上の位置は不定であるため、電源投入時に
初期化を行う。
【0015】図2は電源投入時の初期化の動作フロー図
である。電源投入後(ステップ10)、まず移動機構1を
図1において左方向に移動させ(ステップ11)、左端リ
ミットスイッチ7が移動機構1により閉じられたことを
検出し(ステップ12)、閉じられたことを示す左端接点
信号Dがコンピュータ8に入力されたら停止し(ステッ
プ13)、次に右方向に移動させて(ス1ップ14) 、中央
リミットスイッチ6を通過するようにする。中央リミッ
トスイッチ6が閉じられたことを示す中央接点信号Aが
コンピュータ7に入力されたとき(ステップ15)、入力
されたときの位置を基準位置としてコンピュータ7の位
置レジスタを初期化する(ステップ16)。
【0016】次に初期化後の動作中の位置レジスタの更
新について図3を用いて説明する。まず、動作中に移動
機構1が中央リミットスイッチ6を通過するか否か(ス
テップ20)、ソフトウェアで予測する。ただし停止予定
位置が中央リミットスイッチ5に非常に近い所である
と、更新時に新たな誤差を生じる可能性があるので、こ
の場合は更新を行わない(ステップ21)。
【0017】リミットスイッチの動作は図4に示すよう
に左側から近づいてリミットスイッチをオンした場合
と、右側から近づいてきてリミットスイッチをオンした
場合では、スイッチオンする位置が異なるのが普通であ
り、かつ矢印で示すようにヒステリシスもあることが多
い。このため中央リミットスイッチ6を通過するときの
移動方向を限定する(ステップ22)。または移動方向に
より異なった初期化を行う必要がある。このように設定
した上で移動機構1が中央リミットスイッチ6を通過す
るのを待ち(ステップ23)、中央接点信号Aがコンピュ
ータ8に入力されたとき、コンピュータ8内部の位置レ
ジスタを更新する(ステップ24)。
【0018】図5は移動機構1の駆動用モータとしてパ
ルスモータを用いた場合を示す。パルスモータ2を用い
ることによりモータに与えたパルス数から移動機構1の
移動距離を算出し、パルスの位相から移動方向を知るこ
とができる。これにより、図1に示すようにコンピュー
タ8に位置信号Eをフィードバックする必要がないオー
プンループ方式を採用することができる。この場合で
も、移動機構の緩衝機構によるずれやノイズにより脱調
してモータ1回転以上のずれを生ずることがあるが、運
転中に中央付近で校正することにより誤差が防止でき
る。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、移動機構の基準位置を設定するに必要な通過検出部
を移動経路のほぼ中央に設けることにより、基準位置の
設定を容易にし、さらにこの通過検出部を通過するごと
にこの基準位置データを更新するので誤差の蓄積も少な
く、正しい位置を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図である。
【図2】電源投入時の基準位置の初期化のフロー図であ
る。
【図3】動作中の基準位置の更新フロー図である。
【図4】リミットスイッチの動作特性を説明する図であ
る。
【図5】移動機構の駆動モータにパルスモータを用いた
場合の実施例の構成図である。
【符号の説明】
1 移動機構 2 モータ、パルスモータ 3 監視用カメラ 4 エンコーダ 5 移動用レール 6 中央リミットスイッチ 7 左端リミットスイッチ 8 コンピュータ 9 モータ駆動回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定められた軌道上を移動する移動機構
    と、この軌道のほぼ中央の所定位置に設けられ前記移動
    機構の通過を検出する通過検出部と、この通過検出部の
    通過検出信号により前記移動機構の位置を確認して基準
    位置を設定し、この基準位置に基づき前記移動機構を所
    望の位置へ移動させる指令を出力する制御部とを備え、
    前記移動機構が前記通過検出部を通過する際前記基準位
    置を再設定するようにしたことを特徴とする移動位置校
    正装置。
  2. 【請求項2】 前記通過検出部をリミットスイッチと
    し、前記制御部があらかじめ定めた方向に前記移動機構
    が移動していることを認識するとともに、前記リミット
    スイッチが前記移動機構の通過を検出したとき前記基準
    位置を設定または再設定するようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の移動位置校正装置。
  3. 【請求項3】 前記移動機構が前記通過検出部を通過す
    るが、この通過検出部より所定範囲内で停止する場合
    は、前記基準位置の設定または再設定を行わないように
    したことを特徴とする請求項1または2記載の移動位置
    校正装置。
JP3351878A 1991-12-13 1991-12-13 移動位置校正装置 Expired - Lifetime JP2570039B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103019109A (zh) * 2012-08-10 2013-04-03 宝钢集团新疆八一钢铁有限公司 一种编码器和限位组合实现长距离位置检测的控制方法
JP2014507228A (ja) * 2011-02-08 2014-03-27 アキュレイ インコーポレイテッド 制御された可動範囲を伴うデバイスのための自動較正

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JP3070606U (ja) * 1999-10-27 2000-08-11 政雄 日水 車椅子のキャスタ―

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