JPH05162491A - 認識カードシステム - Google Patents
認識カードシステムInfo
- Publication number
- JPH05162491A JPH05162491A JP3350642A JP35064291A JPH05162491A JP H05162491 A JPH05162491 A JP H05162491A JP 3350642 A JP3350642 A JP 3350642A JP 35064291 A JP35064291 A JP 35064291A JP H05162491 A JPH05162491 A JP H05162491A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- image processing
- camera
- card system
- pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像処理装置によって非接触型の安価長寿
命、かつセキュリティレベルの高いID管理システムを
得ること。 【構成】 画像処理装置と認識カードとにより構成し、
認識カードは台紙1に二次元の模様のパターン3を施
し、このパターン3の表面は可視光領域外の光線透過皮
膜で覆われている。その他画像処理装置にはカメラ複眼
装置、回転機構、AF機構等を備えている。
命、かつセキュリティレベルの高いID管理システムを
得ること。 【構成】 画像処理装置と認識カードとにより構成し、
認識カードは台紙1に二次元の模様のパターン3を施
し、このパターン3の表面は可視光領域外の光線透過皮
膜で覆われている。その他画像処理装置にはカメラ複眼
装置、回転機構、AF機構等を備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像処理により認識
カードを識別するシステムに関するものである。
カードを識別するシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】認識カードには接触型と非接触型とがあ
って、接触型では磁気カードが最も普及し、最近では非
接触型のマイクロ波中長波方式が普及し始めている。
って、接触型では磁気カードが最も普及し、最近では非
接触型のマイクロ波中長波方式が普及し始めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の方式はい
ずれも一長一短があって、磁気カードを用いるものでは
安価であるが処理スピードが遅く、接触部が消耗する。
また工場等における強電磁界の影響も大きく、改ざんも
容易であってセキュリティレベルが低い。
ずれも一長一短があって、磁気カードを用いるものでは
安価であるが処理スピードが遅く、接触部が消耗する。
また工場等における強電磁界の影響も大きく、改ざんも
容易であってセキュリティレベルが低い。
【0004】マイクロ波を使用するものにあってはセキ
ュリティレベルは高いが、カードにした場合カードの厚
みが厚く、かつ高価である。
ュリティレベルは高いが、カードにした場合カードの厚
みが厚く、かつ高価である。
【0005】またバーコードを用いることも考えられる
が、バーコードの表面に傷がつき易く短寿命である。
が、バーコードの表面に傷がつき易く短寿命である。
【0006】この発明は、画像処理装置とカードとを組
合せ用いることにより、非接触型で安価、長寿命、かつ
セキュリティレベルの高いシステムを提供するものであ
る。
合せ用いることにより、非接触型で安価、長寿命、かつ
セキュリティレベルの高いシステムを提供するものであ
る。
【課題を解決するための手段】この発明はすなわち(実
施例の図面参照)、画像処理装置とこの装置で撮像して
識別するカードにより構成し、カードは紙、合成樹脂、
あるいは金属薄板の台紙1ににそれぞれのカードが異な
るパターン3を施してあって、その表面を光線透過皮膜
2で覆われていることを特徴とする認識カードシステム
である。
施例の図面参照)、画像処理装置とこの装置で撮像して
識別するカードにより構成し、カードは紙、合成樹脂、
あるいは金属薄板の台紙1ににそれぞれのカードが異な
るパターン3を施してあって、その表面を光線透過皮膜
2で覆われていることを特徴とする認識カードシステム
である。
【0007】そして上述の発明に次の発明を加える。す
なわちカードに施すパターンは二次元の画像で構成する
模様である。またカードの光線透過皮膜2は例えば可視
光領域外の特定波長の赤外線透過皮膜である。またカー
ドにはパターン3を複数個互いに方向角度を変えて配置
してある。また画像処理装置のカメラは撮像時に自動的
に回転する。またカメラは複眼であって、その結像部は
互いに方向角度を変えて配置してある。またカメラは複
眼であって、互いに異なる距離のカードのパターンを結
像する装置である。またカメラにはAF機構を有しカー
ドとの距離を自動的に測定してパターンにピントを合わ
せる装置である。またカメラにはCRT、LCDの画像
モニターを備えている。
なわちカードに施すパターンは二次元の画像で構成する
模様である。またカードの光線透過皮膜2は例えば可視
光領域外の特定波長の赤外線透過皮膜である。またカー
ドにはパターン3を複数個互いに方向角度を変えて配置
してある。また画像処理装置のカメラは撮像時に自動的
に回転する。またカメラは複眼であって、その結像部は
互いに方向角度を変えて配置してある。またカメラは複
眼であって、互いに異なる距離のカードのパターンを結
像する装置である。またカメラにはAF機構を有しカー
ドとの距離を自動的に測定してパターンにピントを合わ
せる装置である。またカメラにはCRT、LCDの画像
モニターを備えている。
【0008】
【作用】各カードのパターンは二次元の模様で、その変
化数は無限に近い、画像処理装置にはあらかじめその各
カードのパターンが電気信号に変換されて登録されてい
る。このカード携帯者が画像処理装置のカメラにこのカ
ードを近付けると、カードのエッジがトリガーとなって
画像処理装置が働き、カメラはカードの光線透過皮膜を
透してパターンを撮像し、その像は画像処理により電気
信号に変換されて記憶されている各人の認識パターンと
検索、比較処理されて認識できる。画像処理装置のトリ
ガーはカメラのAF装置によってピントが合ったとき動
作するのでも良い。
化数は無限に近い、画像処理装置にはあらかじめその各
カードのパターンが電気信号に変換されて登録されてい
る。このカード携帯者が画像処理装置のカメラにこのカ
ードを近付けると、カードのエッジがトリガーとなって
画像処理装置が働き、カメラはカードの光線透過皮膜を
透してパターンを撮像し、その像は画像処理により電気
信号に変換されて記憶されている各人の認識パターンと
検索、比較処理されて認識できる。画像処理装置のトリ
ガーはカメラのAF装置によってピントが合ったとき動
作するのでも良い。
【0009】カードにパターンを複数個方向角度を変え
て施してあるとか、あるいはカメラが回転するとか、複
眼にする装置であるとか、あるいは自動的にパターンと
の距離を測定して結像するように装置されていれば、パ
ターンの認識がスムースに行われる。
て施してあるとか、あるいはカメラが回転するとか、複
眼にする装置であるとか、あるいは自動的にパターンと
の距離を測定して結像するように装置されていれば、パ
ターンの認識がスムースに行われる。
【0010】
【実施例】認識カードは図1のように台紙1にパターン
3を施してある。そのパターンは例えば点模様、曲線模
様であってもよく、いずれにしてもカメラで撮像できる
ことが必要がある。
3を施してある。そのパターンは例えば点模様、曲線模
様であってもよく、いずれにしてもカメラで撮像できる
ことが必要がある。
【0011】パターン3は皮膜2で密着して覆ってあ
る。皮膜2は赤外線透過皮膜を用いた場合、カメラの結
像部の受光素子にCCD素子を採用し、その透過領域は
0.8〜1.1マイクロメーターで目視不能である。そし
てパターンを撮像する際にこの皮膜2によってハレーシ
ョンを防ぐことができる。
る。皮膜2は赤外線透過皮膜を用いた場合、カメラの結
像部の受光素子にCCD素子を採用し、その透過領域は
0.8〜1.1マイクロメーターで目視不能である。そし
てパターンを撮像する際にこの皮膜2によってハレーシ
ョンを防ぐことができる。
【0012】カメラは光学系のカメラであってその結像
部にはCCD素子をパターンに合致するよう配置してあ
る。
部にはCCD素子をパターンに合致するよう配置してあ
る。
【0013】カードは図3のように、パターン3をこの
例では4個配置して各パターンは方向角度を変えてあ
る。そしてカメラを回転する装置あるいは、複数眼のカ
メラで撮像する際パターンの識別が容易に行われる。
例では4個配置して各パターンは方向角度を変えてあ
る。そしてカメラを回転する装置あるいは、複数眼のカ
メラで撮像する際パターンの識別が容易に行われる。
【0014】パターンは同一の模様であってもまた異な
る模様であってもよく、異なる場合には、カメラにおい
てパターンを識別する。
る模様であってもよく、異なる場合には、カメラにおい
てパターンを識別する。
【0015】カメラは複眼であって互いに異なる距離の
パターンにピントが合うようにしてある。これによって
カードとカメラの距離が一定していなくとも、いずれか
のレンズ系がパターンを捕らえることができる。
パターンにピントが合うようにしてある。これによって
カードとカメラの距離が一定していなくとも、いずれか
のレンズ系がパターンを捕らえることができる。
【発明の効果】この発明によれば、従来IDの管理用に
採用されているトランスポンダを用いるものに比べて、
薄いカードを採用できる。そしてカードに施されたパタ
ーンは透視できないのでセキュリティ万全で、価格も安
価、長寿命である。
採用されているトランスポンダを用いるものに比べて、
薄いカードを採用できる。そしてカードに施されたパタ
ーンは透視できないのでセキュリティ万全で、価格も安
価、長寿命である。
【図1】この発明による一実施例の認識カードの平面図
【図2】図1の認識カードの断面図
【図3】パターンの一実施例を示す認識カードの平面図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 19/07
Claims (9)
- 【請求項1】画像処理装置とこの装置で撮像して識別す
るカードとにより構成し、カードは紙、合成樹脂、ある
いは金属薄板にそれぞれのカードが異なるパターンを施
してあって、その表面を光線透過皮膜で覆われているこ
とを特徴とする認識カードシステム。 - 【請求項2】カードに施すパターンは二次元の画像で構
成する模様であることを特徴とする請求項1記載の認識
カードシステム。 - 【請求項3】カードの光線透過の皮膜は可視光領域外の
特定波長の光透過皮膜であることを特徴とする請求項1
記載の認識カードシステム。 - 【請求項4】カードにはパターンを複数個互いに方向角
度を変えて配置することを特徴とする請求項1記載の認
識カードシステム。 - 【請求項5】画像処理装置のカメラは撮像時に自動的に
回転することを特徴とする請求項1記載の認識カードシ
ステム。 - 【請求項6】画像処理装置のカメラは複眼であって、そ
の結像部を互いに方向角度を変えて配置することを特徴
とする請求項1記載の認識カードシステム。 - 【請求項7】画像処理装置のカメラは複眼であって、互
いに異なる距離のカードのパターンを結像することを特
徴とする請求項1記載の認識カードシステム。 - 【請求項8】画像処理装置のカメラにはAF機構を有
し、カードとの距離を自動的に測定してパターンにピン
トを合わせることを特徴とする請求項1記載の認識カー
ドシステム。 - 【請求項9】画像処理装置のカメラにはCRT、LCD
の画像モニターを備えることを特徴とする請求項1記載
の認識カードシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3350642A JPH05162491A (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 認識カードシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3350642A JPH05162491A (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 認識カードシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05162491A true JPH05162491A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18411866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3350642A Pending JPH05162491A (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 認識カードシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05162491A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013125362A (ja) * | 2011-12-13 | 2013-06-24 | Toshiba Corp | 券売機、自動改札機及び自動改札システム |
JP2015179543A (ja) * | 2015-06-09 | 2015-10-08 | 株式会社東芝 | 券売機 |
-
1991
- 1991-12-12 JP JP3350642A patent/JPH05162491A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013125362A (ja) * | 2011-12-13 | 2013-06-24 | Toshiba Corp | 券売機、自動改札機及び自動改札システム |
JP2015179543A (ja) * | 2015-06-09 | 2015-10-08 | 株式会社東芝 | 券売機 |
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